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ご当地もの

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福井、越前漆器の里の郷土スパイス「山うに」

March 26, 2016

山うに???
福井の郷土料理研究家・佐々木京美さんに案内いただいたdeep福井の旅!
そこで知った珍品です。
しかも、「山うに体験お願いしていますから(^o^)」と言われ、伺った先は
越前漆器伝統産業会館 うるしの里会館
この中にカフェが

キャッチコピーによると
「河和田 山うに
見た目は、雲丹、味は、さわやか柚子たっぷり
2時間ほど艶が出るまですります」
とあります!

↑HP内・軽喫茶椀椀よりお写真拝借。佐々木さんがメニューアドバイスを担当
HPより〜軽喫茶「椀椀」〜
「安心安全な産地の食材を使った軽食を漆の器でお楽しみいただけます。地元で生産された「桑茶」や「山うに」も販売しています。使用しているオリジナルデザインのコーヒーカップやカレー皿はうるしの里会館内ミュージアムショップでお買い求めいただけます」
運営:うるしの里いきいき協議会 営業日時 :午前9時30分~午後4時30分
毎週火曜日休日(第4火曜日のみ祝日の場合は翌日が休日)
電話 070-5145-8101
__________________
このここだけの山うに!体験をと

テーブルに、大きなすり鉢、すりこぎ、地元産の柚子と地元品種の唐辛子「福耳唐辛子」、鷹の爪、塩がセットされました。

レクチャー開始! すり鉢にどんどん材料を入れていきます。

そして、
ひたすら、ひたすら、
ひたすら、するのであります!
先生は超なめらかにスイスイするする〜〜〜〜スムーズ。
簡単そう!
…と、私もしましたが、3分ほどすったら、もう腕が痛くなり(情けないよっ)。
佐々木さんから「漆器会館見てきていいですよ〜」といわれ、途中抜け。
「越前漆器、その誕生と1500年の伝統」

40分ほどして、戻ってくると、もちろん
まだ、すってます!

超なめらかになっていました。
この量なら1時間でもいいそうです。この道ウン十年のベテランのすり方は、身体が微動だにせず!
すりこ木の先だけがくるくるとなめらかに回転しています。ベテランの1分間と、私の1分では10倍くらい出来上がりに差がありました・・・。

「山うに」こちらにも詳しく↓
山なのにウニ?伝統の里で育まれる地域の味
さて、この「山うに」購入してきました。
福井が誇る名人「へしこ」に合わせて楽しみたいと思います!

4月7日はOnJapanCafeで「へしこ×純米酒」の会を開催!deepな発酵を楽しみます

アブラギリの葉。この葉に、ごはんや寿司を包むのがこちらの定番。日持ちも持続するエコラッピング。皆なの庭に必ずあるそうです。
●永平寺町、町の木アブラギリ

展示してあった「酒器お月見SET」土直漆器さんの製品。
2008年に土直漆器さんの汁椀に一目惚れして購入したことがありました。
http://www.yohkoyama.com/archives/319
極薄の椀は、スタイリッシュで重ねても薄く機能的にもよかったですが、熱い汁を入れると熱かったです(笑)
*以下↓自分備忘録

●越前漆器伝統産業会館 うるしの里会館
鯖江市西袋町 37-6-1
電話 0778-65-0030
http://www.echizen.or.jp/

有明海の珍味・干しワラスボ

March 23, 2016

「佐賀のへんてこりん」大賞
を選べといわれたら、間違いなく!有明海の珍味「干しワラスボ」でしょう
今回初めて、「干しワラスボ」の調理法を知りました!
軽く叩いてから「素揚げ」→「甘辛く煮る」であります。
海の味が、噛むほどに滲みでて、いとうまし!日本酒の肴、特に純米のお燗酒に最高〜★

それにしても、なんとも歯が立派です。硬いものが好物だとか。
不思議な言葉「ワラスボ」の語源は、稲わらを束ねて作る筒の形に似ていることからで、漢字にすると「藁素坊」

最近、佐賀の居酒屋では、干しワラスボを焼いて熱燗を注ぐ「すぼ酒」が流行しているそうです。
なんでも、粉末は『もくさい』といって離乳食でご飯にかけたり、白菜漬けにもかけるそうです。次回探してみよっと!
ワラスボの楽しみ方は、まだまだコレから!始まったばかり〜日本には面白くて美味しい魚がいっぱいです!!!
◎こちらのワラスボwebサイト!力入ってます↓ http://www.saga-city.jp/wrsb/
ワラスボ=wrsb!(笑)

*「干しワラスボ」全長25cmくらい。道の駅でも売ってましたが、ポキッと壊れることを恐れて帰りの空港で購入。6本で1000円でした(一番上の写真)
●その他、ワラスボ情報
http://www.jf-sariake.or.jp/page/maeumimon_warasubo.html
http://www.jf-sariake.or.jp/page/recipe_hoshiwarasubo.html
http://www.kirishima.co.jp/aji/2011/summer/25/

●佐賀市観光協会公式ポータルサイト
http://www.sagabai.com/
↑これわかりやすい!佐賀はワラスボから何からwebが充実しています

4月7日は「へしこ×純米酒」deepな発酵を楽しみます!

March 22, 2016

https://www.facebook.com/events/580175325481441/

OnJapan CAFÉで開催する「地域食材と純米酒を合わせる会」烏賊→鮭→蟹→干物に続き、次回vol.6は「へ・し・こ」です!
先日の福井出張でも特撰を見つけてきました。

ぬかちゃんグループのへしこ
http://6-ch.jp/tatsujin/0041.html

へしこ博士こと小坂康之先生直伝・角野 正典さん&角野 高志父子謹製へしこ(ベリー美味★)
スーパー素晴らしい発酵へしこがズラリ登場!

〜へしこ地域の純米酒とマッチングを楽しみます〜
へしこといってもサバだけじゃありませんよ。
魚種は、サバ、イワシ、イカ、シイラなどなど、様々なへしこをご用意してdeepに楽しみます(写真はその一部)

◎日程決定!
4月7日木曜日の19時30分〜です
味で選んだとっておきのへしこばかりですから!
お酒はどうみても、お燗酒三昧になりそうな気配
https://www.facebook.com/events/580175325481441/
参加希望の方は↑fbイベントページにまずは参加表明ください。特に招待していませんが、誰でもOKです!
●blog「へしこの学校」
http://www.yohkoyama.com/archives/72436

佐賀唐津の彼岸花、だご花orだんごしば

March 21, 2016

お彼岸の花も様々だと知った今回の佐賀sake&craft tripです。
唐津の「道の駅」や、「呼子の朝市」で売っていた色鮮やかな不思議な花

初めて見ました!
これはいったい!??
名前を聞くと、だ・ん・ご・し・ば(・o・)だ・ん・ご・し・ば(o・ω・o)
だ・ん・ご・し・ば
お彼岸の時期だけの花だそうです。

この「だんごしば」
ところにより
「だご花」と、言うようです。
→ JAからつ直売所『唐津うまかもん市場』によると(以下↓コピペ)
唐津の一部地域では、お彼岸にこの『だご花』という花を供えます
綺麗な花ですけど・・何か変?
実はこの花、米粉などを練ってお花を作り、枝にくっつけたもの
団子の花 → だご花 というわけです
昔のこの地域では、流通も栽培技術も発達しておらず、
秋のお彼岸に生花を用意するのは困難でした
それでも仏様にお花をお供えしたい・・という思いから、
この『だご花』が作られるようになったんです・・いい話ですね
お花の一つ一つがとても丁寧に作られていて、
生産者の方の思いが伝わってくるようです

これは日持ちしますね!
呼子の朝市で、ちょうど製作しているところに出会いました。
材料は米粉。
ここに色粉を加えて、練り、花の形を作って「しば」に合体するそうです。触らせてもらったら、まだソフトでやわやわ。
*補足です。榊と「しば」、ホンサカキとヒサカキについて、こちらの「福岡の神棚屋さんブログ」に説明がありました。
http://kamidanaya.net/2011/06/22/post_720.html

シバ=ヒサカキのようです。

製作者のお名前は日高梅子さん。本業は背景の洋品店。
「梅子」ゆえ、梅干には特に力を入れて(本人談)、梅2種類を使って製造販売しているそうです

日田屋の梅干。左の小さい方は南高梅。右は地元品種。
どちらも350円(小さい方を購入!)

こちらは↑梅子さんの粕漬けです。
これはよくいう奈良漬ですが、これ以外にも、わさび漬けのように、酒粕に魚介類や野菜を入れた商品が、呼子の朝市ではいっぱい並んでいました。
「酒粕は、腐らないのよ」という言葉も聞きました。
こんなに熱心に酒粕を食べる地域は他にないかもです。

顔が見える手作り品。
佐賀にはそんな家庭的な手作り品がいっぱい!
●唐津・呼子情報
たびらい佐賀・呼子で朝市やイカの活きづくりを楽しむ
あそぼー佐賀・呼子の朝市
唐津・呼子の観光スポット
唐津佐賀花めぐり

佐賀「酒工芸」の旅へ

March 20, 2016

金丸裕子さんと佐賀県の「酒工芸(しゅこうげい)」を巡る旅へ来ています

その様子はこちらにUP中↓
SAGA 2016 sake&craft

小城市より。つづく

日経新聞で「いぶりがっこの楽しみ方」

March 9, 2016

↑日経新聞「暮らしのワンポイント」
いぶりがっこの楽しみ方 お酒の合うカルパッチョに

なにかと「いぶりがっこ」愛が強いワタクシです
「いぶりがっこ」は秋田県の県南地方で作られる”世界唯一のスモークたくあん”
残念ながら、今でもサッカリンや着色剤を使っている製品が結構あり、選ぶ時は、原材料のチェックが必要です。
とはいえ、大根の種まきから手がけた、無添加で出来た名人作の「いぶりがっこ」は、素晴らしい!
●blog 高橋篤子さんのいぶりがっこ「愛菜ものがたり」
世界唯一のスモークたくあん、もっと珍重されていい! しかも、嬉しいことにお酒によくあう。スモーキィな薫製風味、パリポリの小気味良い食感もたまりません。
そんなことを、頼まれもしないのにあちこちで話していたら、落語仲間の金丸裕子さんが面白がって取材してくれました。
撮影の時、銘柄名がハッキリわかる酒はNGとのことで、漢字名が入っていないボトルをチョイス(知ってる人にはすぐわかる!?しかも「改」とはマニアック自分)
思いますに、日本酒の茶瓶はラベルはがすとビール瓶に見えるし、こういう時のために、Myダミーボトル作りたい(笑)
写真左の、カルパッチョ仕立ての白いものは、小蕪の薄切り。直径が同じで楽しいからはさんでみました(写真に手が入っているのは、リアル重視で手入りがいいとのことから。新聞社さんによっていろいろなルールがありますね)
いぶりがっこをクリームチーズと合わせるのも居酒屋メニューによくありますが、自分は苦手。脂肪分がくどく(酒器、酒に脂が浮くのも苦手)、添加物が多い製品が殆どであることも難。そこで、今回、合わせたチーズは手に入りやすいモッツアレッラのチェリーサイズ。ローズマリーを頭に挿したら、オバQヘアみたいに。
いぶりがっこは本当に楽しいのです。金丸さんが↓書いてくれましたが、
”発酵食品なので旨みがあり、調味料や具材の代わりなどとしても使える。「尻尾の方が残ったら刻んでおき、チャーハンに入れたり、ポテトサラダや白あえに混ぜたりすると、いぶりがっこ特有の香りや食感が味わえる」(山本さん)。ポテトサラダに加える際は粗みじんに切る、白あえには千切りにするなど、切り方にバリエーションを持たせるとおいしく食べられる”
なのです! ニッポンの発酵食バンザイ
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO98088550V00C16A3NZ1P00/
(以下↓記事より)
・  ・  ・
いぶりがっこの楽しみ方 お酒の合うカルパッチョに
最近は居酒屋やしゃれたバーでも「つまみ」として出されるようになった「いぶりがっこ」。秋田の伝統的な漬物の一つで、薫製した「がっこ」(秋田では漬物をこう呼ぶ)を指す。

いぶりがっこのカルパッチョ(左)にブラックペッパーを加えると風味が増す

たくあん漬けにする大根は戸外で干すのが一般的だが、大根が旬となる冬場の秋田で干すと、凍ってしまう。そのため、いぶり小屋の天井につるし、ナラや桜などの木で5日程度、薫蒸してから、ぬか漬けにしたのが、いぶりがっこだ。
地域の発酵食品に詳しい酒食ジャーナリストの山本洋子さんによると、いぶりがっこは「スモーキーな香り、ぬか漬けの味わい、パリパリとした食感の3つの個性がある」。家庭料理にも幅広く使え、「ごはんやお弁当のお供になるのはもちろん、調味料や食材と組み合わせることでモダンな味になり、楽しみ方も広がる」(山本さん)という。
山本さん一番のお薦めは「いぶりがっこのカルパッチョ」。作り方は、いぶりがっこをできるだけ薄く(1~2ミリ程度)スライスして、粗びきのブラックペッパーと上質なオリーブオイルをかける。ブラックペッパーを加えることにより、洗練された味になる。「スモークフレーバーなので、日本酒をはじめウイスキーなど様々なお酒に合う」(山本さん)
チーズとの相性もいい。いぶりがっこを2~3ミリ程度にスライスし、その上にモッツァレラチーズやフェタチーズを載せ、上質なオリーブオイルやハーブ、ブラックペッパーを添えてカナッペ風にする。
発酵食品なので旨(うま)みがあり、調味料や具材の代わりなどとしても使える。「尻尾の方が残ったら刻んでおき、チャーハンに入れたり、ポテトサラダや白あえに混ぜたりすると、いぶりがっこ特有の香りや食感が味わえる」(山本さん)。ポテトサラダに加える際は粗みじんに切る、白あえには千切りにするなど、切り方にバリエーションを持たせるとおいしく食べられる。
(ライター 金丸 裕子)

福井・一乗ふるさと料理クラブ「朝倉膳」

March 2, 2016


↑郷土料理「黒豆ごはん」勿論、着色ナシ。自然の豆の色

佐々木京美さんが是非にと誘ってくれた「朝倉膳」

一乗谷五代城主、朝倉義景が、足利義昭を京より迎えてもてなしたとされた祝い膳を、文献を紐解き、再現したのだそうです。

↑郷土料理「ごまころ」超絶品☆☆☆ 参加者からため息が

↑郷土料理「呉汁」(佐々木さんいわく、呉汁のカプチーノ!)

こんなまろやかでクリーミィな呉汁は初めて
地元有志の料理上手の女性がユニットを組んだ「一乗ふるさと料理クラブ」が調理を担当。

伝承料理の技術の結集です!

それは、手間のかかる郷土料理ばかりで、時間をたっぷりかけ、丁寧に仕上げているのが特徴

↑郷土料理「麸の辛子あえ」いやもう、お見事!今まで食べた中でナンバー・ワン

この地では、白あえは豆腐ではなく、もどした大豆をスリ鉢で丁寧にあたったものだそうです。「呉汁」の時の戻し方、あたり方とはまた違うそうです。
とっても、なめらかでした。センスの良さにビックリ

打ちたての「越前おろしそば」

天ぷらには、春いちばんの「ふきのとう」も

手作りあられも!

お話を伺いながら、いただきました。話し言葉が皆さん、品よく美しいのです

一乗ふるさと料理クラブさん、凄い技術集団です!

「あえませ」なんて素敵な響きでしょう!

この日はめかぶで。煎り酒を使用

◎「朝倉膳」ご予約は、準備の都合上、10名以上のみ。かつ、1週間以上前に。
ただし、その価値充分あり!
http://www.fukuicity-navi.com/fukukita/050_spot/detail.php?id=38

◎一乗ふるさと料理クラブ
住所:〒910-2154 福井県福井市東新町1-21 一乗ふるさと交流館
電話番号:0776-41-2330(朝倉氏遺跡保存協会)
休館日:月曜日

左がリーダー。右が佐々木京美さんです
●一乗谷朝倉氏遺跡の周辺の観光地情報
●一般社団法人 朝倉氏遺跡保存協会 ホームページ

福井の一乗谷・蘭麝酒

March 1, 2016

福井県の郷土料理研究家・佐々木京美さんにガイドをお願いするという贅沢で頼もしい旅!
スタートは一乗谷から。そこに珍しい薬草酒があるという。「歴史ある蘭麝酒ですが、福井の人でも知らないんですよ」
一乗谷はタイムスリップしたような世界。聞こえてくるのは、水の流れと雪が樹々に積もる音。しんと静まり返り、ひんやりとした土地。壮大な時の流れを感じました。
●福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館
・遺跡について
・歴史のおさらい朝倉家

なんですか?蘭麝酒とは
なんでも、十数種の薬草を漬け込んだ健康酒で、一子相伝の家伝酒とか。

佐々木さんいわく、家を改修する前は、もっと趣があったとのこと。
看板がなければ、ここ一般のおうちです。

戸をガラリ。
ごめんください

玄関開けると、いきなりお店でした

商品が棚に。昔の看板にはコピーが(今は薬事法で言えない言葉)
蘭麝酒の歴史

蘭麝酒製造絵図

ご愛飲のすすめ
品のいい丁寧な言葉遣いの奥様が説明してくれました(その後に会ったこの地域の方、皆さん話し言葉が品よくきれいでした)
HPより↓
むかし、越前の國一乗谷が落城して間もない頃、ひとりの老僧が、中脇村の青木家に立ち寄ったそうです。その時、青木家には重病人がありました。それを知った老僧は、あれこれと懸命の介抱をしてくれたそうです。その甲斐あってか病人は危うく一命を取り留めました。老僧は、家人の奨めもあり、青木家に逗留しました。数ヶ月後、この老僧は当主を呼び、長い間お世話になったお礼にと朝倉氏の囲医から授けられた蘭麝酒の秘方を伝授したそうです。爾来、青木家では、一子相伝の家伝酒として堅くその秘法を受け継ぎ、今日に至っているのです。

おすすめの飲み方を教わりました

そのままでも良いけれど「熱湯で3〜5倍にうすめ、ハーブティーのように飲むのもよいです」。右は原液。
蘭麝酒のベースはみりんという。その餅米は自家栽培という

昔は、北海道にも送っていたそうです。こちらは当時の瓶、おしゃれです

こんなところがあるのですね。この蘭麝酒はネットでも注文できますが、是非とも、この地で奥様の話しを聞きながらの購入を! 値打ちがあります。
●青木蘭麝堂
〒910-2161
福井県福井市脇三ヶ町25-19
TEL:0776-41-0078
FAX:0776-41-0078
http://www.ranjyado.com

富山のさかな おもてなしフェア2016

February 11, 2016

「富山のさかな おもてなしフェア」

石井隆一知事が富山湾の海の幸を愛たっぷりで語るの図!
「富山のさかな おもてなしフェア」は
・おいしい魅力説明会
・実食懇談会
・・・の2部構成
●こちらにさっそくレポあり↓
http://netafull.net/report/052304.html

第一部では

熱血!魚の伝道師・ウエカツこと上田勝彦さんが登壇(というのでワクワクして参加したのでした)
●ウエカツこと上田勝彦さんのおかげで魚が食べたくなる人続出!
富山の魚がなぜおいしいか具体的な説明をバンババンと語りまくる!〜相変わらずの勇ましいウエカツ節に、会場全員「ほぉ〜〜〜」の連続でした。

その後、坂井宏行シェフと魚津漁業協同組合参事・濱住博之さんとトークタイム

●雑魚を”宝”に寒ハギ、ブランド化へ 富山県魚津市
●富山の冬の味ウマヅラハギを「魚津寒ハギ・如月王」としてブランド化

市場価値が高まるウマヅラハギ

なにしろ漁場まで10分!
漁場で「大漁やぞー」と、父ちゃんが船から叫べば、家で待つかあちゃんに聞こえて、船がつく頃、浜で待つという。
ゆえに、朝どれ魚介類がスーパーの開店時間に間に合う!鮮度の良さは抜群だと

尾山春枝会長!新湊漁協組合長であり、とやま食の匠 伝承の匠です。小学生の給食に蟹いっぱいプレゼントという素晴らしい活動を長年続けています。スーパー魚レディです♡
●新湊漁協が地元の小学校の給食に、1人一 杯のズワイガニを提供して「カニ給食」を実施、カニの食べ方も教える

新湊漁協の女性部の皆さん手作り

ゲンゲだし!お母さんの味

大好き!かぶら寿司
富山スタンダードが勢揃い

日本で一番、蒲鉾を食べる県民
旬のベニズワイガニも!

カワハギとキモ!

有名な「氷見ブリ」は不漁。海水が温かすぎて、こないということで「富山ブリ」でした。気候変動だけはどうしようもありません。

いろいろな魚介類が並ぶ中で、一番驚いたのが

巨大甘エビ!!!

朝どれの甘エビで、生臭み一切ナシ!甘く、卵もとろとろではなく、粒感がわかるぷりぷり

エビ剥き隊

むいたエビ(左)甘エビ、(右)トヤマエビ
そして!

独特のやさしい甘み!昆布じめ?と勘違いするようなうまみとコクたっぷり!

盛合せてみました。手前はまぐろのカルパッチョです。
素晴らしくおいしい〜〜となると、これに合うお酒とは?

繊細な甘みの魚介に、こちらの銘酒たちがそれは相性バッチリ★
特に、白エビと満寿泉の大吟醸は上品な甘みどうしがピッタリ!

蔵は、ほかにもたくさんありますが。
ただ、ひとつだけ惜しかったのが

それぞれのブースに置かれていた、こちらの醤油。
原材料が残念すぎます…。つけない方が美味しゅうございます。

そこで、わさびだけで食べていたら

ムスムスの佐藤俊博さんがわさびに酒を落として、溶くという!

素晴らしいアイディア☆

飲んだもの記録!右の純吟はイカに合わせ、左の純米はアジに

そんな「わさび酒だれ」で富山湾の刺身と酒のマッチングを玉田泉さんたちと楽しんでいたら知事登場。今、写真をよく見たら、富山のゴッドマザー大谷洋子さんったら知事に腕組み。「泣く子と大谷ヨーコには勝てない」by知事(たぶん) 撮影は佐藤俊博さん。勉強しすぎて真っ赤です自分

乃村工藝社ブラザーズに、UDI赤池学先生、富山の魚女子(廻る富山湾寿司担当からアンテナショップ担当になったという)にも久しぶりに会えて、プチ同窓会みたいでした。新アンテナショップのオープン楽しみにしています。

●blog 2014富山のさかなおもてなしフェア
___________________
●会詳細 備忘録
http://www.pref.toyama.jp/cms_pr…/2016/20160208/00019058.pdf
「富山のさかな」おもてなしフェアの開催について
本県のセールスポイントである「富山のさかな」をPRするため、「富山のさかな」おもてなしフェアを下記のとおり開催しますので、お知らせします。
1 日 時 平成28年2月10日(水)
2 場 所 ザ・キャピトルホテル 東急(東京都千代田区永田町 2-10-3)
1階宴会場「桐」・「鳳凰」・「ホワイエ」
3 主 催 富山県 JFグループ富山 富山県漁業協同組合連合会
富山県水産加工業協同組合連合会
4 参 加 者 291名(招待者数)
・在京及び北陸新幹線沿線のメディア・旅行業・飲食関係者
・本県ゆかりの有識者等
5 内 容
【第一部】15:30~16:45 会場:「桐」
「富山のさかな」おいしい魅力説明会(218 名 メディア・旅行業関係者)
①富山県の観光紹介
②「富山のさかな」の魅力紹介(上田勝彦氏 ㈱ウエカツ水産代表、元水産庁職員)
③「富山のおさかなトーク」(坂井宏行氏、浜住博之氏 魚津漁業協同組合参事)
【第二部】17:00~18:30 会場:「鳳凰」・「ホワイエ」
「富山のさかな」実食懇談会(291 名 説明会参加者、有識者等)
①料理等の提供 ・富山のさかなPRコーナー ・浜の料理コーナー
・「天然の生け簀 富山湾鮨」コーナー
・東急ホテルズの料理コーナー
・富山の水産加工品・蒲鉾・特産品、地酒等
②ステージ企画 ・宇奈月温泉PR(宇奈月温泉女将の会「かたがご会」)
・富山の特産品抽選会
③ホワイエ展示 ・富山県の観光・物産等ブース
・「全国豊かな海づくり大会」写真パネル展示等

福井・へしこの学校

February 10, 2016

写真は第三回へしこの学校より
佐々木京美さんにお声がけいただき参加した福井県アンテナショップ開催「へしこの学校」

http://www.yohkoyama.com/archives/72436
●第一回目の模様→http://www.nikkei.co.jp/category/offtime/tabeb/article.aspx?id=MMGEzq000020042015
最終回は2月27〜28日 ”現地で仕込む” 実地体験です!
小坂康之へしこ博士の実地指導が楽しみ
その「へしこの学校」に関して、先日、福井新聞さんから電話インタビューがありました。最近の「へしこ」でちょっと残念に思うのが、アミノ酸を添加した商品があること
魚がいいのは勿論のこと、糠と塩がなければ成り立たないへしこ!
福井といえばコシヒカリの発祥県。
そこで、無農薬栽培された米の糠で、自然塩で発酵させた ”プレミアムなへしこ” が、増えれば!と思うのです。いい肴と純米酒が日本の未来を明るく
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/89144.html

●へしこについて記事より引用→【へしこ】サバなどの魚を塩漬けにした後、ぬかに漬け込んでつくる福井県沿岸部に伝わる保存食。魚をたるに漬け込むことを「へしこむ」と言ったことが語源との説がある。サバが最も生産量が多く有名だが、県内にはイワシ、フグ、イカなどのへしこもある。軽くあぶったり、刺し身にしたりして食べるのが一般的。

●コシヒカリの名は「越の国に光輝く」
「コシヒカリ」は、福井生まれ。昭和三十一年、福井県農業試験場で、農学博士・故石墨慶一郎氏を中心に、品種育成されました。農林登録番号100番をもらい、「越の国に光輝く」と願いを込めて「コシヒカリ」と命名

●その他、福井の米情報

●へしこのおいしさを科学で解明したのが小坂康之へしこ博士!(博士はアダ名ではなく、へしこで博士号をとった本物のへしこ博士なのです)

http://kani.fukuishimbun.co.jp/news/814.html
↑この記事より以下、抜粋↓
へしこは背開きにしたサバを1週間塩漬けした後、「すえ(塩水)」を張って約7カ月ぬか漬けにする。小坂教諭は、この過程で魚の主成分タンパク質がペプチドとアミノ酸に分解され「酸味や甘み、苦みなど、さまざまな味が生まれておいしくなる」と解説。「ひと夏越すのは色と味をよくするため」「すえを張るのは乳酸菌を増殖させるため」と、各工程に科学的な理由があることを教えた。
へしこに血圧抑制効果があることも紹介。「古くから受け継がれている食には、相応の理由がある」と強調し、食を科学的に解明する魅力や意義を伝えた。
_________
へしこでおいしい科学を学びます!

福井県は尊敬する石塚左玄先生(マクロビオティックの祖的存在)の生まれ故郷。そして永平寺あり、+美酒あり!上質なへしこに合う酒を見つけるのが課題です やっぱりソコか!

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