ご当地もの
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February 5, 2016佐賀県庁東京事務所さんにて
名物の嬉野茶(JAさが・うれしの茶)、(嬉野市商工会・うれしの茶)が有田焼・深川製磁の茶器で登場。
その煎茶が、丁寧に淹れてあり美味しくて驚きました(お茶県の皆さん、その一杯!がんばってください。出されたほうは、ハッとします)
久しぶりに深川製磁のHPを見ると「キレイ」「軽い」「丈夫」の実用面も意識とか。最近はしなやかにデザインを変えている感があります。
茶器は原材料、形とも色々あります。ほうじ茶や番茶は熱湯でいれるため熱いので土物の茶器が良いものの、玉露や上級煎茶は微妙な水色加減を見たい!
と、なりますと、白磁の方が水色を美しく映えて見えます。また、薄手の茶碗の方が美味しさも敏感に感じられます。また、においもつきにくいと利点多し。繊細な日本茶は白磁に軍配ありですね。
有田焼といえば香蘭社も有名。また、県内には土物の唐津焼もあって、同じ県でここまで異なる焼き物が産業として根付いている県も珍しいのでは?と思いました。
深川製磁には、こんな↓モダンなデザインも●自分備忘録
やっぱり日本人は松!
シロクロ
高台が黒と潔い。
さて、●佐賀県 とは?
県のHPより↓
「佐賀県は九州の北西部に位置し、東は福岡県、西は長崎県に接し、北は玄界灘、南は有明海に面しています。東京まで直線距離で約900キロメートル、大阪まで約500キロメートルであるのに対し、朝鮮半島までは約200キロメートル足らずと近接しており、大陸文化の窓口として歴史的、文化的に重要な役割を果たしてきました」
朝鮮半島までは約200キロメートル足らず!
佐賀県の面積は約2,400平方キロメートル、10市10町で構成され、人口は約85万人
なるほど鳥取県より人口が多いと…。
佐賀の観光情報はこちら↓
◎あそぼーさが
北限育ちの「にかほいちじく」
February 3, 20161月29日(金曜日)は、秋田県にかほ市「にかほ市いちじく振興会」からのご依頼で、にかほいちじく・ブランドづくりセミナーを行いました(ワタクシのもうひとつの顔は、地域食ブランド・アドバイザーでございます。日本酒と紅茶と蟹!?だけではありません〜)
北限だからこそできる「いちじく」の魅力づけ。
そして売れ続けるためにどうすれば良いか、にかほ地域発「いちじく」ブランド化について、生産〜加工〜販売の皆さんに集まってもらっての2時間半!
↑会長の挨拶をパチリ☆
地域発プレミアム食ブランドは、関わる人たち全員の思いを共有することが重要!
いちじくの価値をどう魅力づけしていくか。だれに、どこで、どういつ売るか、優先順位のつけ方で何もかも変わります。
お座敷でセミナーは珍しい。正座です
最後の15分試食会も。「いちじくにチーズが合う」といってもプロセスチーズではありませんので、4種類のチーズを試食したり、海外産いちじくワインを飲んだり、世界のいちじく商品を皆さんで味わいました。
熱い皆さんの地域一丸となっての取組のスタート!
夜は「いちじくフルコース・ディナー」もあり、いちじくの可能性を大いに感じた1日でした。
↑現在のいちじく畑。ふかふか雪でお休み中
↑雪の中、いろいろな準備を進めています。
とはいえ、1月29日=いちじくの日…という設定は、勿体ない感多々あり。というのも、あの爽やか甘い青系いちじく(ホワイトゼノア)の、フレッシュ生および、とろけるような完熟が味わえないからです。
「にかほいちじく」の醍醐味が、紹介できないのは勿体ない限り。早生で(ハウス栽培)など、少量で良いので「豊作前の前のり感謝祭!」ができるといいなあと思います\(^o^)/
今後に大期待!!!
●勘六商店・佐藤 玲さんのブログ
↑秋田魁新報で紹介も。玲さんの写真を拝借
●ブログ2015年7月14日「にかほ」初訪問
●にかほ地域のいちじく2013の畑の様子
境港のお宝・権田陶器店
January 26, 2016境港のおすすめ情報を先日、UPしましたが、権田陶器店の写真がスッポリ抜けておりました。
どこの町にも古い陶器店はあると思いますが、博物館的に!?残っているのが権田陶器店。創業160年。ご高齢店主の先代、先々代が購入したという陶器が残っております。
いわば時代がわかる陶器店。仏壇仏具用品アイテムが多いのも時代の名残。ノリタケのティーカップや皿もあり、いわばオールドノリタケ製品がその当時の価格のまま残っています。
干支の酒器。瀬戸物のセットもの(よせ)
酒器が多いのが楽しい!青い柿、モダンです。その隣は「ここ掘れ、ワンワン」でしょうか
これは珍しい!片手ハンドルつきのストライプ柄徳利&セットぐい呑み
1ケ100円チョコ籠。掘り出し物も多数 酒造メーカーさんの名前入り、戦争記念ものも。
昔のチョコは容量少ないです。大さじ1くらいの感じですね。だから、差しつ差されつが可能! もっとも、昔の酒はアルコール度数も低かったですし。容量が少ないから熱燗もその温度でツイーっといける!今は度数高すぎです。身体壊しますよ。度数が高いと思ったら割り水を(話がそれました)
さて、こちらは鍋道具のコーナー。ビッグ徳利は蓋付きの「出し汁入れ」ですね。
天井には急須と大皿がガラン、ゴロン
大人数のゴチソウを盛り付ける大皿、派手です!お刺身映えを考えてのデザインでしょうか。漁港ですから派手好み?
レトロな灰皿も。鶴も灰皿だそうです。
お話好きのご主人、タバコも好き
今回購入したのは、この河童柄!酒器セット。OnJapanCafeにおいてあります。
「いつ頃のものでしょう?」と店主に聞くと、「自分は買ってないから父親の頃だと思うな」それって30年で、ききますか?
早く行かないと「店を閉める」と言ってます。気になる方はお早めに〜どうぞ!
怪しいものが勢揃い。
●権田陶器店は、蕎麦みやべの隣の喫茶クロの隣です。「いろは寿司」との間にあります。
みやべで「釜揚げ蕎麦」を食べ、クロでコーヒーを飲み(イカメニューもあり)、権田陶器店に寄り、いろは寿司で仕上げの寿司を食べる移動が殆ど無い、一直線の観光ラインおすすめします!
●境港情報
http://www.yohkoyama.com/archives/77034
北村物産さん「ひじきの鉄分量」
January 19, 2016海藻好き、ひじき好きです。
ひじきは油揚げと煮るのもいいですが、好きな食べ方は、冷製ひじきサラダ。柑橘果汁とオリーブ油、塩、ゆず胡椒少々の味付けです。細切りにしたフレッシュ野菜とあえて、サラダ風にさっぱり爽やかにワシワシ食べるのが好き!
また、もどしたひじきをごま油で炒め、酒と醤油少々で軽く下味をつけたひじきを、餃子の皮で包んで揚げるのも最高!というくらい海藻好き、ひじき好きなのであります。
昨年末に日本食品標準成分表の改訂版が公表されました。するとなんと今までと「桁違い」の少ない鉄分量に…。http://www.agingstyle.com/2015/12/25000816.html
これについて、ひじきの老舗・北村物産・北村裕司さんから意見あり!
私は北村さんに直接、ひじきのイロハを教えてもらいました。北村さんが自慢する三重ブランドのひじきはそれは上質品。ひじきなんてどれも同じ〜と思っている人、北村物産さんの伊勢志摩産をぜひともお試しください!
http://www.yohkoyama.com/archives/37792
ひとくちに「ひじき」と言っても、様々。地域の違い、部位違い、加工製法も本当に異なります。
国内流通のなんと!87%が海外品なのです。
●北村物産
ひじきについて詳しくはこちらを→ ひじきを学ぶ
http://www.ise-kitamura.co.jp/main.htm
http://www.ise-kitamura.co.jp/main.htm
http://www.ise-kitamura.co.jp/main.htm
●国産と輸入品の違い
・
北村物産さんの意見
↓↓↓
ひじきの鉄分について
平成27年12月25日に文部科学省は日本食品標準成分表の改訂版を公表しました。様々なメディアでは、
表示が大きく変わったのが「鉄分の王様」とも呼ばれるヒジキ。100グラムあたり55ミリグラムあった鉄分が6.2ミリグラムと、9分の1になった。ステンレス製の釜が普及し、以前より鉄分が少ないものが流通していることが理由。
などと報道されていますが、今回の文部科学省の発表や報道では一部現状に則していないと思われる部分もありますので、ひじき業者として説明させていただき、弊社の方向性を明記させていただきます。
国内流通のひじきの98%以上(※1)は蒸乾(※2)(蒸して干した)ひじきです。
伊勢志摩で明治時代には行われていた蒸乾法は、良質なひじき製品を大量加工することに向いていることからひじき加工の専門業者の間に広まり、韓国でも昭和中期に、更に中国でも平成に入ってからは蒸乾法で加工されるようになり、今でも韓国・中国ではほぼ100%蒸乾法です。
蒸乾法は、昭和前期までは鉄釜でお湯を沸かしていましたが、あくまでも蒸気を使用して蒸し上げております。
蒸乾加工では、釜の材質が製品の鉄分に与える影響は軽微であると想像しています
文部科学省の発表では、加工の際の釜の素材がステンレスと鉄釜によって鉄分に差異が出るとの見解ですが、蒸乾する加工では、古くより鉄釜で蒸す様なことは行っておりません。古くは樽(木製)、コンクリート、FRP(繊維強化プラスチック)そして躯体は様々ながらひじきとの接触部分はステンレスを使用するようになりました。
たとえば弊社では、一辺1.5メートル角、深さ1.5メートル程度のステンレス釜で、乾燥後の製品約300㎏になる量のひじきを蒸し上げます。実際に、釜に接触するひじきはごく少量なのです。
業界団体が産地別に鉄分を計測した研究データは、下記の数値(※3)です。(100g中)
国内産ひじき(52検体)は 7.7mg
韓国産ひじき(14検体)は47.6mg
中国産ひじき(12検体)は47.7mg
上記の検体は全て蒸乾加工したひじきです。
釜の材質は国内産ひじき:ステンレス、コンクリート、FRP 韓国産ひじき・中国産ひじき:ステンレス
国内流通量の約87%(※1)は海外産
現在、国内に流通しているひじきは、中国産約46%、韓国産約41%、国内産約13%(※1)です。
上記の産地別の鉄分を、シェア平均して国内流通ひじきの平均値を求めますと
国内産(7.7mg ?0.13%)+韓国産(47.6mg ?0.41%)+中国産(47.7mg ?0.46%)=42.46mg/100g
弊社の方針
今回の文部科学省発表の数値の詳細は不明ですし、備考欄に記載されている「煮熟後乾燥したもの」が、蒸乾法も含むかどうかも不明です。弊社商品の現状に則した数値を使用してまりたいと考えております。
商品への成分表示は、最新の日本食品標準成分表を使う義務は無く、独自の分析結果や古い日本食品標準成分表でも、引用元が明記してあれば良いので、業界標準が明らかになるまで、日本食品標準成分表2010に基づいて表示いたします。
日本ひじき協議会の研究を待ち、産地別に成分表記を行っていく方向です。
業界としての標準成分数値の策定のため、日本ひじき協議会をはじめとする業界団体に協力してまいります。
以上、諸事情ご理解いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
※1:数値は弊社の推計値です
※2:明治三十年、当時の農商務省が使用している単語です(「蒸乾法」と「煮乾法」として区別されています)
※3:数値は日本ひじき協議会の研究データです
●北村物産 ひじきを学ぶ
海苔の栄養も素晴らしいのです
http://www.zennori.or.jp/chisiki3.html
http://www.onigiri-japan.com/archives/1880
もっともっと食べたい海藻なのです!
境港のおすすめ情報
January 15, 2016蟹シーズンのせいか、我が故郷「境港」おいしい情報教えて〜依頼が増えました!
↑ベニちゃんです
境港駅からプラプラするだけで、妖怪さんだらけで、もうもう楽しいですから。
境線もご乗車ください!http://www.yohkoyama.com/archives/57766
みんなで行こう!境港ギョギョギョ蟹ツアー!
http://www.yohkoyama.com/archives/72015
http://www.yohkoyama.com/archives/72044
魚介類がおいしくて安いのは「あったりまえ〜〜〜〜」ですが
意外なことに、蕎麦文化圏なのです。
人口がたいしていないのに、蕎麦屋の数多し!
http://www.yohkoyama.com/archives/505
境港駅近くでは、「新見」、「みやべ」、「しばた」があります。
●蕎麦店dateはここに→ http://tabelog.com/tottori/C31204/rstLst/soba/
温かな「釜あげ蕎麦」があるのは、山陰だけです。ぜひ!
「平田屋」さん、ここは潔く3メニューのみ
http://www.yohkoyama.com/archives/24103
店のたたずまいに風情あり。冷たいもり蕎麦と温かい釜あげ蕎麦を1人で両方注文ください。かるく食べられますから。ただし、空港から近いものの、境港駅からは遠く、車がないと難しい
さて、お寿司!
駅前に回転寿司「大漁丸」あり http://www.tairyoumaru.com/
今年の2月に待望の宿泊施設がOPEN!
「御宿野乃」http://www.hotespa.net/hotels/sakaiminato/
今までお勧めできる宿が皆無だったので嬉しい。市民の悲願達成!
その他の宿情報 http://www.sakaiminato.net/site2/page/point/stay/sakaiminato/nearthestation/
実家で寿司といえば、子供の頃からこの店一筋「いろは寿司」!
http://www.sakaiminato.net/site2/page/point/gourmet/sushi/sushi1/iroha/
静まり返った店内に臆することなくどうぞ。
無口に見える店主でも、ひとたびサカナのことを聞くと、熱いかも。魚の知識凄し!
そのすぐ近くに老舗の喫茶店「喫茶クロ」あり
http://www.sakaiminato.net/site2/page/point/gourmet/keisyoku/kuro/
蕎麦の「みやべ」と「いろは寿司」の間。その近くに、これまた化石のような!創業160年の権田陶器店が。ぜひ覗いてほしい!)
休憩するなら、BOOKCAFE「1月と6月」も
http://ichigatsutorokugatsu.com/access/
そして”膝かっくん”になるパンカフェ「神戸ベーカリー 水木ロード店」です。
妖怪たちが、ぬる〜〜い顔して菓子パンになってます。笑えます!
http://www.yohkoyama.com/archives/495
http://www.sakaiminato.net/site2/page/point/shopping/kashi/kobe_b/
境港唯一の酒蔵「千代むすび酒造」
喫茶室あり、飲めます。試せます。酒蔵見学は予約を
http://www.chiyomusubi.co.jp/
その他情報。魚・港・妖怪in境港
(昔書いたブログですが、あまり情報に変化ナシ!?)
http://www.yohkoyama.com/archives/343
http://www.yohkoyama.com/archives/59130
___________________
というわけで、おすすめプラン!
お昼「いろは寿司」で、にぎり寿司を食べる(熟成のガリうまし)味噌汁も注文を
↓
創業160年の権田陶器店を覗く
↓
隣の隣の隣の「喫茶クロ」で珈琲(または、ブックカフェ「1月と6月」で珈琲orお茶)
↓
妖怪ブロンズ像を見てなごむ。写真を撮る
http://www.sakaiminato.net/site2/page/roadmap/map/
http://www.sakaiminato.net/site2/page/youkai_news/thanksbronz/
水木先生の記念館へいく。しみじみする http://mizuki.sakaiminato.net/
その間、歩きまわって小腹をすかせ
合間に「蕎麦」を食べる!
「新見」、「みやべ」、「しばた」、車があれば「平田屋」へGO
↓
神戸ベーカリーで、膝かっくんの「妖怪パン」を見て笑う、買う。千代むすびで飲む。
↓
夜は、「味処 美佐」で蟹三昧!
美佐は予約必須!季節の「おまかせ」もいいですが、「ベニズワイガニコース」を!リーズナブルでおいしくてゴメンナサイ〜状態になるような、いやもう良心的なお店です。
http://www.sakaiminato-misa.server-shared.com/
http://www.sakaiminato-misa.server-shared.com/benizuwaiganiliao-li/
●お土産の魚介類はここで↓買いましょう!境港水産物直売センターです!楽しいですよ。食事処も併設
http://www.sanmaki-direct.jp/
センター内に、従姉妹のミッちゃんが嫁いだ浜橋水産あり。ここのエテカレイの干物は抜群ですから、おすすめ! ミッちゃんのひとり息子、独身です。店にいます。独女さん是非checkください
●最新情報は境港市観光協会HPを
http://www.sakaiminato.net/
境港を楽しんでくださいね〜〜!
境港の実家に帰ると魚三昧 http://www.yohkoyama.com/archives/57719
蟹の食べ方 http://www.yohkoyama.com/archives/57701
透き通る真っ紅な身体が特徴の紅ズワイガニ!
近藤けいこさんのカラフル切干し大根
January 7, 2016農薬と化学肥料は使わず、自然栽培でカラフル楽しい野菜を育てる三重県鈴鹿の近藤ファーム・近藤けいこさん。この時期限定で登場するのが、カラフルなソフトタイプの干し大根♡
まるで春のブーケみたいです!
以下の7種類を混合
黒大根・・もっちりした食感の辛味黒大根
青首大根・・すっきりとした甘口大根
赤サラダ大根・・赤色のさわやかな甘口大根
カザフ辛味大根・・ソフトな辛味でワサビ味
ビタミン緑大根・・ビタミン豊富な緑大根
紅時雨・・アントシアニン含有量が多く紫色
紅芯大根・・綺麗なピンク色の甘口大根
●blog 2008年12月カラフル切干し大根
↑この時から、8年が過ぎました〜。
甘みが凝縮しています。すぐもどって便利。このままでマリネによし、スープによし、少しもどしてオリーブオイルで炒めてよし、豆と合わせても楽しい
皮ごと使う干し大根だからこそ、皮ごと安心安全な野菜が嬉しいのです。安全安心に「楽しい」が加わったけいこさんの野菜たち。
東京はNarisawa、mus mus、しち十二候で食べられます!
●blog
近藤さんと獺祭・桜井社長がmus musで会った時のこと
http://www.yohkoyama.com/archives/19603
__________________
『近藤けいこ*ナチュラルベジタブル』
●blog 2009年 5月の畑
●blog 2009年12月の野菜
●blog 2010年8月の野菜
●blog 2011年1月の紅芯大根
●blog 2011年6月の赤空豆
●blog 2011年8月の畑
●blog 2012年5月の野菜
●blog 2012年12月の野菜
●blog 2013年7月の野菜
●blog 2014年8月の野菜
●blog 2014年12月の野菜
日本一辛い(たぶん!)熊野の超ド級辛口どぶろく
December 10, 2015先日熊野に行った時、写真↑は久保智さんの香酸柑橘「新姫」畑。寒くなり、果皮が、ややオレンジ色に色づき始めました。
熊野のといえば、以前から気になっていた熊野市ふるさと振興公社のどぶろく蔵を見学させてもらいました!
山道を車に揺られて到着したのは小学校。「ここです」と言われて口ぽかーん。建物はどっから見ても学校。なんでも、廃校になった学校の給食室を改造したとか
ミニサーマルタンク2台!
特区をとったのは熊野市長
右のタンクです!
左のタンク!こちらは仕込んだばかり。おしゃもじで混ぜてます。
こちらのどぶろくが、とてもなめらか、クリーミィで辛いクリアーな味。ここまでクリーミィなのはどうやって?と尋ねたら、出てきたのが、家庭用の小さなミキサー!
「えっ、こんな小さいミキサーで攪拌しているのですか?」
「そうなんです。買ってもらえないんですよ」
あわわ。手間かかってます。
酵母を尋ねたら、三重県の清酒酵母 MK-1とのこと。三重県工業研究所で分けてもらっているそうです。
冷蔵室もあり。設備バッチリ!
三段仕込みで、アルコール度数が17度と高い、漉してないだけで、強い日本酒ですわ。
設備的に、四季醸造できるそうですが、夏場は造っていないそうです。勿体ない。
分けてもらい、津市で開催された会議へ出席。その後の懇親会に持参しました!
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コチラの商品「なめらかどぶろく千枚田」
と、人の良さそうな名をしてますが
日本一辛い(たぶん!)熊野の超ド級辛口どぶろく★
もともと近くの大森神社で毎年11月23日におこなわれる「大森神社例大祭(どぶろく祭)」でふるまうお神酒がルーツ。
お祭では地元のコシヒカリを使用。商品のどぶろくは熊野の千枚田で栽培されたあきたこまち。
いろいろ試した結果、あきたこまちが、この地に向いていたとか。
どぶろくの醸造技術は、大森神社の総代3名で、代々受け継いでいるそうです。
商品担当のどぶろく杜氏は、その伝統の技術を受け継いだひとりで、今は熊野市ふるさと振興公社に勤務中。
というわけで年内最後の出張は11月26〜27日の三重県。
熊野で新姫の視察、そして津へ。懇親会で「なめらかどぶろく千枚田」を持ち込むの図。
皆さん、初体験という
そこで
「危険なほど、ガツン系のド辛口どぶろくですから!」とおことわりを
そうしたら、ひとくち飲んだ皆さん口々に
「本当だ!危険だっ!」と、楽しく味わってくれました
そこに、香酸柑橘・新姫を絞って飲んでもらいました〜。
どぶろくというと、なめらかで甘く、酸味があり、アルコール度数も低いものが大多数。そして、なんというか、日に焼けた古い畳のようなイメージ!?があります。
ですが、熊野のどぶろくは、ド辛く、酔ってしまう危険信号がバンバンの超辛口です。
日本で間違いなく最高に辛いどぶろくだと思いますね。
古い畳のイメージは皆無。きれいな味でド級です。アルコール度数が17度、いわば、どぶろく界のパンチ系です!
http://www.kumano-furusato.com/shop/doburoku.html
懇親会では、三重県の「作」「Z」「義左衛門」などが用意されていました。
そして、私の他にも持ち込んだ人が!
県庁職員で、神主の資格を有する山戸竜基さんが持ってきたのは
三重県の神社でしか飲めない「三重の新嘗」でした。
製造は宮崎本店さん、焼酎が有名ですが、清酒もあり(杜氏さん)。
ライトでクリーミィな白い純米酒「これはやさしい味がします」と言った人が。人間、何と比べるかですね。
それにしても、本当に危険なほど辛いですから。熊野のどぶろく。
●熊野のなめらかどぶろく千枚田
●熊野市ふるさと振興公社
●大森神社例大祭(どぶろく祭)
http://www.rurubu.com/event/detail.aspx?ID=10621
LOVE尾鷲お魚市場「おとと」
December 8, 2015今回の三重県熊野出張で、県庁の李さんに教えてもらい大ファンになったのが
尾鷲お魚市場「おとと」!
左)熊野はミカン産地、豪快にバケツで販売
右)水槽にはサザエが生きたまま
「酢さんま」これ便利! カマスフライにカマス塩焼き
おととは、水産会社・尾鷲物産の直営店
ありとあらゆる地元の魚介類がい〜〜っぱい!
生魚だけでなく、加工品も勢揃い!
干物も魚種いろいろ
熊野名物「さんま寿司」も!
「シイラみりん」に「梶賀のあぶり」も〜
その他に、野菜あり、菓子あり、パンあり、河村こうじ屋さんの味噌・塩麹など調味料、様々な加工品が勢揃い!
郷土菓子「おさすり」
地場産品満載の楽しいお店なのです
そして一番の感動はおわせ魚食堂!
好きなおかずを自分で選ぶカフェテリア方式。朝どれの刺身、煮魚、焼き魚、フライがズラリ★
「まぐろ大根」に「黒むつ煮つけ」「がさエビの唐揚げ」
ハゲの煮つけ!
しかもどれも、リーズナブルで目移りしまくり!
ひとの好み様々です!みんなが何を選んでいるのかキョロキョロしちゃいました。毎日日替わりの魚介カレーもありました。お昼は激混みですが、時間を外せば大丈夫(ただし、アイテムは減ります。ですが、それでも充分にあり)
↑こちらが私が選んだおかずとご飯。トビウオの刺身と、ハゲの煮つけ、タイの炊き込みご飯、あおさの味噌汁、白菜のおひたしなど。
今回は、行きと帰りの2回寄らせてもらいました(笑)
_______________________
●追記
そして今回の発見は熊野の自然茶!
「鬼ヶ城」で生産者さんお二人の貴重な自然茶が販売されていました。
今、日本のお茶は「やぶきた」が約85%しめており、その製茶方法は「蒸し」がほとんど。
なのですが、もともとの在来種で地域の製茶法で、お茶作りされているのです。
これが熊野の当たり前!
郷土に伝わるお茶は、釜炒りの半発酵茶!しかもお安い…。
以前、長栄丸の濱中さん宅で出されたお茶が、なんともクリアーで香りよく超美味!「これは東方美人にそっくり!どうして???」と驚き、濱中さんに根掘り葉掘り聞いたところ、手作りだと。
しかも、岩石近くに植わっている茶樹で、勿論、無農薬、手つみによる自家製茶!(親戚一同でまとめて作っているのだと)。
これが熊野では当たり前なのだそうです。なんと豊かなことでしょう!
こういう文化を大事にしたいですね。
そして、この2種類を購入。今度、お茶好きを集めて、熊野の自然茶会を開催予定。楽しみです♡
興津川のモクズガニ
November 25, 2015ひとつ前の続き、豊好園のゴチソウのひとつが興津川のモクズガニ!
鮮やかな紅色です。
石をよけて、手でつかんだそうですが、目の前の川で獲れちゃうのが凄い★さすが清流の里、両河内
そのオモテウラです!
https://ja.wikipedia.org/wiki/
モクズガニを検索したら、wikiでこんな「別伝」を発見
その部分↓
「また、さるかに合戦の別伝で、カニがサルから奪ったカキを持って巣穴に逃げ込む話がある。サルが怒って「それでは巣穴に糞をひり込んでやる」と言って尻を向けたので、蟹がサルの尻の毛を鋏でむしった。それ以来、サルの尻から毛がなくなり、蟹の鋏には毛が生えるようになったという。」
ホンマですか・・・(・∀・)
両河内のランドマーク!徳利と豊好園
November 24, 201511月23日はオッカケをしている茶農家「豊好園」さんの「お茶飲み会」へ。
豊好園・片平豊さんが、近所の皆さんに出品茶を飲んでもらおうと
自宅で始めたもので、2015年で24回目。
品評会に出品した最上級手摘みかぶせ茶、その名は「燦」!
「きらら」と読みます。まさにキラキラネーム★
名物の栗の渋皮煮。もちろん、栗も豊好園が栽培したもの。千代ばあちゃんご自慢の品です。
●豊好園初訪問は2008年
http://www.yohkoyama.com/archives/342
●2009年
http://www.yohkoyama.com/archives/4492
そして、ほぼ毎年伺うオッカケです(URLをclick please↓)
●2013年
http://www.yohkoyama.com/archives/52249
http://www.yohkoyama.com/archives/52342
豊さんに、新しい品種を見せてもらいました。豊さんは20種類もの品種を植えています。やぶきた一辺倒でないところが素敵です!
_____________
豊好園がある清水区布沢は、町村合併され、今は静岡市ですが、「市?」という感じの、とっても田舎でいいところ。「清流の里」が町のキャッチフレーズ。
その両河内(今、地名にはナシ)に入ると、見えてくるのが!
ランドマークの巨大!徳利
これを見ると、ああ両河内に入ったな〜を実感します。車からパチリ★
正式名称は「愛泉蔵(あいせんぞう)」。平和と永遠と愛情を象徴した”貯水槽とっくり”なのだとか!
http://r-cha.jp/stroll_map/map_winter.html
写真HPより
以下HPよりコピペ↓
●貯水池とっくり
静岡市水道局の貯水槽で高さ約42m、周囲約80mの大きな建物です。
正式名称は「愛泉蔵」平和と永遠と愛情を象徴しています。
地元では「とっくり」と呼ばれ親しまれています。
なんでも、徳利左の建物は、おつまみをのせる台という噂
●両河内・冬の散策マップ
この地図の右下にあります↑
いろんな水道局があるもんですわ。いきなり現れたときの驚きったら!
ぜひ体験してほしいです。その時は、
●「茶工房 豊好園」
にも、お立ち寄りくださいませ。
https://www.facebook.com/%E8%8C%B6%E3%81%AB%E5%BF%83%E3%82…/
〒424-0415
静岡県静岡市清水区布沢270
TEL 054-396-3336
FAX 0120-263-726
◉blog 豊好園さんの新茶2016
◉blog 豊好園さんのお茶飲み会