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香酸柑橘・熊野の新姫

November 19, 2015

熊野にしかない柑橘「新姫(にいひめ)」が届きました!
久保 智さんが育てたもので、農薬化学肥料は不使用。

久保さんいわく、今年はいろいろ忙しくて(!?)小さくなってしまったそうです。
ですが、なかなかドッコイ!
小粒でキリリとしたスパイシーな香り。まさに香酸柑橘の名の通り!青いきれいな酸が、鼻の中をスルーっと、カキーンと通りぬけて、突き抜けるような清涼感あるフレッシュ感が楽しめます。

「私は全く農薬使っていません。今年は有機肥料を2度ほど施肥しただけですので、安心してお使いください。ちなみに、近くに農薬使う畑もありませんので、もらい農薬もないと思います。
生果のまま使うことが多いので、よほどのことがない限り農薬は使いません。
ちなみに私の住んでる所は標高300mくらいです。海から直線距離で数キロですが、冬には氷点下の朝が続きます」

昨晩はまず、気になっていたAB認証・ディオニーの箱ワイン「マス・ド・ジャニーニ」をオープン!想像以上においしくて(普段飲みにgood)嬉しくなってジャージャーとグラスに注いで楽しんでしまい(箱ワインはそこが楽しい!)、頭はすっかりワインモード

そこで、冷凍庫にあった「伊勢まだい」を解凍(フィレなのですぐに解凍できて超ベンリ! )

オリーブオイル、ハーブ塩、ケッパー、にんにく薄切り+最後に新姫スライスで簡単調理。焼き目をつけてあとは蒸し煮する感じに。
いやはやワインの肴にピッタリ〜でした。その後、日本酒・日高見「弥助」を合わせたくなりトライ、極めて相性良し! 日高見「弥助」オソルベシ。ひね知らず。

この伊勢まだいは脂肪分が豊富なので、焼いてもふっくら。グリルやしゃぶしゃぶにピッタリ

冷凍庫に伊勢まだいがいる幸せを噛み締めました〜(文字通り!)
新姫も贅沢に使えて嬉しい

果汁に使ったら、残った皮は入浴剤にするつもり!
◎新姫のお取り寄せは熊野市ふるさと振興公社が便利↓
http://www.kumano-furusato.com/shop/niihime.html
たくさんあるので、これで塩レモンならぬ、塩新姫を試します!●塩レモンについてはコチラ↓を参考にしようかと。http://m3q.jp/t/2152

有機栽培の玉ねぎスライスには、杜の蔵特製「塩麹」と塩ふき昆布であえて、最後に新姫をギュッ!

↑「塩麹」はこれが一番好き!さすが酒蔵、クオリティが違います。よくある塩麹の、ひねた、なんといいましょうか、日に焼けたような古い畳の味と香りは皆無です(って畳を食べたことあるんかいな)
◎塩麹→ http://www.yohkoyama.com/archives/53359
新姫をギュッとするだけで、辛味と旨味がバランスよくなり、good★
うどんにも新姫をギュッ★

香酸柑橘・新姫があるだけでレストラン仕様になりました〜。久保さんありがとうございます!

◎三重県の伊勢まだい
http://osakana-mie.com/home/madai/
http://genki3.net/?p=18139

富山湾のブリとパチリ

November 18, 2015

11月17日、富山県庁さんへ。
ブリを持たせていただきました

「富山のさかな」ブランド化推進協議会に参加(この会も3年目)
「うまさ一番、富山のさかな」
新幹線開通でキャッチコピーが、このたび、変更 ↓
「一年中が、旬。「うまさ、すぐそこ」さかなは富山。」
なのだそうです。

東京まで、たったの2時間8分! すぐそこ!

富山の海を代表する2人に、持ってもらいました。
左)JF新湊の尾山春枝さんは「食の語り部」、「とやま食の匠」として、漁業と魚食普及に力を注いで55年の地産地消の仕事人です。右)四十物(あいもの)昆布の四十物 直之さん!

種明かししますと、こんな感じ↑立川連峰と海の垂れ幕とブリのセット。
なんでも、海なし県、長野(新幹線沿線)軽井沢で「富山のさかな」魅力発信イベントを開催した時、作成したそうです。ブリは3kg で子供でも持てます。
SNS効果を狙ったブリ・ビジュアルを思いついた富山県農林水産部・担当者さん、やりますね!産物を出張(出前)販売する時、価値付けに必要なのは、リアル現場の情報。一瞬でイメージできる伝達方法が大事。楽しいこと、笑えることも重要。「撮影したい」と思ってもらえないことには、始まりません。

それにしても、オモシロイ!

シールにしたくなりました(笑)
↓富山県庁舎本館の歴史ある建物

登録有形文化財です。
県庁のお隣にあるのが富山県民会館

今年、北陸新幹線開通と共にリニューアル!
相当古かった地味~な印象の富山県民会館でしたが、人であふれていました。

1階にあった化石のような喫茶室(失礼)が、

d&dに!
おしゃれでかっこ良く、お客さん多し。デザインの力は素晴らしい

koffeさんのコーヒーが飲めて、買えます!
http://www.yohkoyama.com/archives/48896

満寿泉さんの日本酒各種、氷見のワイナリー・セイズファームさんのワインも飲めて、買えます!

d&dのメニューは、読み応えあり。
(左)満寿泉の桝田さんの紹介ページ。
販売している日本酒、ワインは抜栓料1000円でカフェに持ち込めます!
なのですが、夜営業していないのは、ちょっと残念 。

会議の前後にd&dへ寄りました。

koffeさんのコーヒーと、紅茶を2種類をティスティング

手摘み紅茶の「あさひ紅茶」はバランスよくgood!紅茶らしさが楽しめます。やっぱり手摘みは違う〜を実感。

サンドイッチは、富山湾の白身魚のフライ入り。

こちらは、レジ横の巨大なおりん!
(おりんだけ撮影したら、大きさがわからず並んでパチリ)

フォトジェニックな富山アイコンは、お魚以外にも、たくさんあります。
それをどう選んで、見せて、生かすかですね!

d&d壁面に大きく描かれた絵。富山にまつわるアレコレがさり気なくギッシリ、盛り込まれています。

d&dで購入したもの↑
氷見寒ブリを使った魚醤「鰤醤」
素干し糸するめ、しろえび素干し
ノートブックに、メモリが刻印されたステンレスのお猪口的器!

d&d 富山店 blog
〒930-0006
富山県富山市新総曲輪4-18  富山県民会館1F
電話   :076-471-7791
営業時間 :10:00〜19:00(LO 18:00)
無休
d&d
d&d みんなのブログ

静岡・伊東の魚と誉富士純米ツアー2014

November 13, 2015

photo by ai tokioka
思い出しブログ。facebookに言われて気が付きました。静岡県経済産業部農林業局 茶業農産課 水田農業班の平形裕子さんと静岡JF・川口照恵さんの熱い思いで企画がスタートした、1年前の「魚&酒」のモニターツアー。
あれからもう1年!?あっと言う間の365日。
打ち合わせ中→ http://www.yohkoyama.com/archives/68854

会場となったいとう漁協さん、そして静岡県酒造組合さん、JA伊豆の国さん、みんなでタッグを組んで実現した「静岡・伊東の魚と誉富士純米ツアー」でした。

首都圏のお客様を伊東へお連れし、静岡の魚と酒を味わってもらい静岡ならではの個性ある美味しさを知ってもらう!

いとう漁協直営の漁師めしや波魚波 (はとば)
https://www.facebook.com/itohatoba

当日は、それは見事な魚介類が勢揃い。

いとう漁協スタッフの解説つき!

もちろん、お米(御殿場産コシヒカリ)、野菜、山葵(名人作のプレミアム山葵「いらか」)、醤油、〆のお茶もすべて静岡県産で!

上質の魚と県産米の酒を組み合わせることで、農業と漁業、発酵業が強く連携!イベントをきっかけに横のつながりも強固できます

わさびはすりたてが肝心ゆえ、県庁のオジサマたち有志が多数参加し「ワサビすりおろし隊」を結成。目に涙をためながらすりおろしていた光景は忘れられません。
「ウオイチBAR」と名付けた本物の「魚市場」会場は、臨場感満点でした。

↑ photo by tsugihiko takumi

大漁旗を飾って雰囲気を出し、JA&JFさんのお宝、椎茸やイカトンビ、サザエなど炭火焼きでじゅうじゅう焼きたてを提供。

会場はホテルや施設を考えがちですが、現場こそがオモシロイ!

漁師さんが船で現れ、とれたての金目鯛を持って登場し、即、刺身にも!

とれたて!
切りたて!
焼きたて!
注ぎたて!
神沢川酒造の望月正隆さん、富士錦酒造の清 信一さん、高嶋酒造の高嶋一孝さんにお越しいただき、特設ブースで「誉富士」純米酒の振る舞い!お酒は全部で6蔵を飲み比べました。

そして、いとう漁協直営の漁師めしや波魚波 (はとば)に戻り、いとう漁協オリジナルの魚料理、お燗酒もいただきました!

「誉富士」の学びの時間も!

燗酒が大人気!

こちらのブログに詳しく↓○blog「マイ日本酒探し」
http://syukoukai.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-8e70.html

photo by tsugihiko takumi
静岡県さん、また企画してほしいです (^.^)
今度は、いち客として参加したい(と、切に願った一年前!)
○静岡新聞 http://www.at-s.com/news/article/local/east/17464.html
●いとう漁協
http://www.soitoshigyokyo.jf-net.ne.jp/
https://www.facebook.com/itogyokyo

●静岡県酒造組合
http://www.shizuoka-sake.jp/

●JA伊豆の国
ワサビ http://www.ja-izunokuni.or.jp/products/2_02wasabi.html
シイタケ http://www.ja-izunokuni.or.jp/products/2_03shitake.html

_______________________

〜「サカナとサケ」は境漁港生まれの私のテーマであります!〜
次回の朝日カルチャー「純米酒を識る」講座は
11月21日(土曜)
「漁港の酒蔵の純米酒」
石巻、焼津、沼津、境港、安芸津など…日本で有数の漁港に、銘酒あり!魚がうまいと酒もうまい!?を検証します。太平洋、日本海、瀬戸内海でどう違うのか。海が近いと仕込み水への影響は? とれる魚と肴、酒の関係を、全国から選りすぐりの8港の銘酒で楽しむ予定です。
https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/924c9ce4-15d3-dd4d-662b-55bc654a5f2a

奈良・奥吉野の坂利製麺所

November 11, 2015

以前から訪れてみたかった奥吉野にある坂利製麺所

坂利製麺所の皆さん、左端が常務の坂口利勝さん。 ↑写真HPより許可得て拝借

「おいしい」は誰がどこで、どんな思いで作るのかが何より重要と感じています。

坂利製麺所さんは、杉山をいくつも越えた奥吉野にあります。
この地を見守るように、樹齢1,000年をこえる見事な大杉が!

紅葉の樹々に囲まれた、美しい土地。

ここの手延べ葛そうめん、手延べ葛うどん、生姜麺が大好き!我が家の常備品です。

生地を包丁で切るのではなく、丁寧に、よって作る麺

茹でたときにツルツルと艶やかな食感が素晴らしいのです。
小麦粉は以前より、国産小麦を使用

工場内は床、壁、天井と山のヒノキ、杉材が使われており、足のあたりがやわらかで心地いい空間に。
もとは、林業。
山守さんの冬の収入源をと、お母さまの良子さんが、三輪素麺に修行に出たことからスタート。
地元の「葛」を麺に使えば、体にもよく、おいしくなると開発したそうです。
この夏の新製品は、火を使わない「そうめんで冷や汁」!水でもどるそうめん。停電でも食べられるとあって、もしもの時用に購入する人も多いそうです。
自然栽培の梅干で有名な王隠堂さん、そして日本酒「花巴」さんはご親戚です。

これは↑伊勢まだいを使った「鯛にゅうめん」。良子さんのアイディアは止まることがありません。
産地とのコラボや暮らしに便利な商品が続々登場!
地域内で完結する自然農、自然食品。
肥料はもちろん、燃料までも地域でまかなえることを目指して行動。

坂利製麺所さんの壁に貼ってあった言葉 ↑
おいしい+人の体に良い+環境を良くする+地域の雇用を促進する=みんなが幸せ
これからも、そんなすべてが幸せにつながる、日本の食を紹介していきます!

奈良・大和高原の健一自然農園へ

November 10, 2015

20151105(木)
奈良・大和高原にある健一自然農園へ

神野山(こうのやま・標高618.8m)山頂に位置する健一自然農園の在来種の茶畑。実生から育てた在来種で、刈ってからまる5年がたち、健一さんの姿が見えないくらいに丈が伸びています。健一さんに、一瞬ジャンプしてもらってパチリ☆
健一さんは、ここ大和高原で、農薬や化学肥料に頼らない自然栽培によるお茶づくりをしています。

その中でも、冬に手掛ける「薪火晩茶」は、幹を根元からバッサリと刈り、葉と枝に分け、薪火で焙煎。

冬の晩茶づくりは、通年雇用、里山再生にもつながっています。

薪火を使って、鉄の釜で時間をかけ、香ばしく煎りあげます。
使用する薪は、お茶畑と同じ山から切りだされた薪です。

お茶に使うエネルギー源も、同じ山だということです。
地元の山の薪を買うことで、環境を改善し、雇用をうみ、森の再生にもつながります。

煎り上げ途中の茶葉、水分が抜けてきました。

これが、香ばしく煎りあがった薪火晩茶の茶葉。
半年寝かせて、出荷前にもう一度煎って完成です。

飲めば体がポカポカ温まる、香ばしくて、体にやさしい冬の薪火晩茶。
枝ごと使う「一物全体」なマクロビオティック・ティーで、茶の木、丸ごとを活かします。
地域内で完結する自然農を目指し、肥料はもちろん、燃料までも、地域でまかなえるお茶づくりに励む、伊川健一さんの行動力、実行力。
心から応援したくなります!

おいしい+体にやさしい+里山の環境を改善+地域の雇用を促進=みんなが幸せ!

正しい食品のありようです。

「茶畑が荒れている限界集落はおまかせください!(笑)」と健一さん。
_______________________
原稿UPしたら、またしっかりご紹介します!
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●健一さんの薪火晩茶はオーサワジャパンで販売中。
●健一さんは、紅茶や生姜紅茶も手がけており、編集した本「紅茶手帖」でも紹介させてもらいました。

木戸泉といすみの食材を楽しむ会

November 9, 2015

葉石かおりさんと行ってきました!
千葉県いすみの木戸泉&いすみの食材を楽しむイベント

photo by 金関亜紀さん
木戸泉さんは全量、高温山廃もとの酒造りです。

photo by 金関亜紀さん
独特の酸味が特徴。長期熟成酒afs(アフス)になると、強い酸味が濃く甘く、まるでカカオのようなコクある味わいに。鰻や中華、デザートにも抜群の相性。

酒蔵見学、セミナー終了後、待ってましたのお酒と食のマッチング。お料理には、いすみの自然の幸がたっぷりと使われていました。

熟成豆腐の味噌漬け

お料理担当は「蔵精」さん KURA showと読みます。
今が旬の「おおまさり落花生」は大粒で味が濃く、素晴らしかった!

(写真左)右から、キヨミさん、ごなごなキッチンクラブ・きくちあきこさん、蔵精・横山陽子さん。(写真中)右が木戸泉の庄司社長、(写真右)あきこさん手作りの絶品!柚子胡椒も登場
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翌日はキヨミさんの案内で、いすみtripへ。

いすみブランドの「器械根イセエビ」聞き慣れない「器械根」とは、漁場の名前。なんでも北緯35度12分・東経140度25分と北緯35度18分・東経140度28分を結んだ線より沖で漁獲され、重さが200g以上のものを認定しているとか。

全国一の漁獲量というイセエビを漁協直営の食堂「いさばや」でいただきました。

おつくり。盛り付けもなかなかきれいです。

おつくりの後はお味噌汁に。はまぐりもぷりぷり〜!タコも絶品でした。

いすみはブランズフィールドもあり、自然志向の方のメッカとも。
しかも、いすみ鉄道もあり、鉄の方たちが全国から集まる地。
東京からも近いとあって、キヨミさんのように移住を考える人が多いのも、なるほど!うなずけました。
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先日乗車した「越乃Shu*Kura」号が千葉いすみへ遠征!
木戸泉さん×いすみ鉄道(使用列車:キハ40・48 3両編成 ※ディーゼル機関車)による「ちば乃Shu*Kura」が運行!チケットは一瞬でsoldout(涙)乗りたかった〜!●デジタルパンフレット→ http://www.jreast.co.jp/chiba/view/magazine/05450/index.html#page=3
◎いすみ鉄道
「ローカル線で地域を元気にする方法: いすみ鉄道公募社長の昭和流ビジネス論」

本の内容 晶文社より拝借
↓ ↓ ↓
廃線の瀬戸際にあった赤字ローカル線に公募でやってきた社長は、筋金入りの鉄道ファンにして、元外資系航空会社の運行部長。陸も空も知り尽くした「よそ者 社長」の斬新なアイデアで、お荷物だった赤字路線は活気を取り戻し、またたく間に地域の観光シンボルに。はたしてそのビジネスモデルの秘密とは?「乗らな くてもよいです」「来ていただいても何もありません」など意表をつくキャッチフレーズと、鉄道ファンの心をくすぐる抜群の企画力、さらに長年外資系航空会社で鍛えられた合理的ビジネスマインドで、その手腕にいま全国から注目が集まる著者の、体験的地域ビジネス論。地域とひとを元気にするヒントがここに!
目次
第1章 いすみ鉄道は「乗らなくてもよい」鉄道です
第2章 ローカル線で地域を元気にする方法
第3章 いすみ鉄道式昭和流ビジネス理論
第4章 空と陸ではこうもちがう
第5章 ムーミン谷から世間を見れば
「ローカル線で地域を元気にする方法: いすみ鉄道公募社長の昭和流ビジネス論」

地域を元気にするのは圧倒的な企画力!そして実行力だとわかります。

笑えます!いすみ鉄道web shop
http://rail.shop-pro.jp/
___________________
いすみの翌日、奈良県の大和高原・健一自然農園へ

神野山、山頂の自然仕立ての茶畑。健一さんにジャンプしてもらってパチリ☆
つづく

越乃シュクラ号に乗車

October 26, 2015

photo by daisuke takasawa
秋晴れの週末、越乃シュクラ号に2日間乗車!

↑越乃シュクラ号!新潟5蔵の純米酒が楽しめます。10〜11月は鶴齢、根知男山、北雪、真野鶴、菊水。すべて新潟県産米を使用

「酒蔵さんに教わる 甘×辛地酒教室」を開催しました。
23日は鶴齢醸造元・青木酒造の目崎祐子さん

25日は菊水酒造の髙澤大介社長、番頭・西村茂幸さん
皆様、大変御世話になりました!

↑日本海に一番近い駅「青海川」でお出しするサプライズ酒待機中
この越乃シュクラ号に、米の酒と蔵人さんを乗せて、日本全国どんどん走らせたいです!

レポートはコチラ
http://www.yohkoyama.com/archives/75179

取り急ぎ。それにしても汽車内↑の嬉しそうなワタクシ
http://www.yohkoyama.com/archives/74899
http://jrniigata.co.jp/koshinoshukura/carriage/index.html
http://jrniigata.co.jp/koshinoshukura/view/index.html

静岡のお茶を有楽町で頂く

October 17, 2015

日本茶のリーフ(茶葉)が売れないと言われています。

「荒茶」での取引価格で最高値がつくのは、なんといっても新茶「一番茶」。その後、二番茶、三番茶、四番茶、秋冬番茶と、茶期を重ねるごとに、単価は下がる傾向にあります。
お茶の平均価格は近年、低迷が続いており、生産量が増えても茶農家さんの収入は厳しく、ゆえに生産量は全国的に減少傾向。
そして、とうとう今年、2015年の一番茶は、過去5年で最も低値! 一番茶が低ければ、それに続く二番茶以降も、推して知るべし。日本茶ピンチ!
以前より、日本酒と日本茶は状況が似ている…ことを痛感しておりましたが、とうとう一番茶さえ価格低迷に
__________________
原因はいろいろあります。
昔と違い、飲みものの種類が増えました。
珈琲店が増えれば増えるほど、他の飲み物を飲む機会は減るわけです。
また、今どきの若い子は「日本茶は液体で買うもの」と思っている。とある家庭科の授業で先生がお茶を淹れたら「えっ!?お茶って自分で淹れられるんですか?」と聞いた学生がいたとか。お茶を急須で淹れないお母さんが増え、お茶というとペットボトルというご時世。茶葉を見たことがない若い人が増えました。
お茶は液体で買う時代になったということです。
ですが
昔は「宵越しの茶は飲むな」と言われたもんです。香りは失われ、酸化して色が濁り、味が激まず。
お茶は淹れたてこそ命!
いつ淹れたのかわからないようなお茶は、飲む気にもなれません。ペットのお茶は、味がなんといいますか、「モニャッ」としているのが気になります。
とはいえ、急須がない家が増えたのも事実。
お茶も紅茶もドリップ珈琲も、ガラスの珈琲用サーバーで淹れることが多いようです。
ですが、これを嘆いてもしょうがありません。茶葉で淹れた香り、甘み、うまみ、渋み!その豊かな美味しさに気づく機会をつくること。
お茶の生産量日本一の静岡県さんが、素敵な取り組みを初めています。

有楽町の交通会館地下にある静岡県東京観光案内所では、呈茶timeが12:00からあり、静岡茶が安価で気軽に楽しめるようになっています。

静岡茶の各地の茶葉が勢揃い!
今回は山のお茶で浅蒸しの「天竜茶」をチョイス。

すると、「渋いのがお好みですか? それとも渋くなく、甘いのがお好みですか?」とスタッフの女性の方が尋ねてくれました。好みで温度を変えてくれるというわけです。なんという親切さ! 温度ひとつで味わいが変わることがわかり、日本茶に興味がわきますよね。

天竜といえば、名人・太田昌孝さんの茶葉を使ったロイヤルブルーティーさんの「MASA」も有名です☆

おかわりの差し湯もタイミングを見計らって淹れてくださいました。
日本茶は、きちんとおいしく飲ませてくれる場が非常に少ないので、お茶を誇る静岡県のこういう試みは大歓迎です!

まずは、おいしいお茶を目の前で、淹れて飲ませることから!
お茶はどれも300円。銘菓がつくと400円と良心的価格。
差し湯をのせる木製コースターにも静岡のメッセージあり。

お茶の説明書きです。裏面は「お茶体験施設」紹介あり・
静岡の観光案内も係の方が、親身になって教えてくれます。

お茶はもちろん、野菜もお米もお酒も同じです。売り方は、生産地が一丸になってこそ!
お茶県の皆さま。現地で他所で、リアルな出会いの場をぜひ創出してほしいです。

県境のイカ干し!

August 31, 2015

8月28日は「美酒王国・秋田」清酒マイスター講座で
秋田へビューン!
今回も素敵な人、食、蔵酒との出会いがたくさんあり。秋田県酒造協同組合の東海林剛一さんはじめ、皆様に感謝!
さてこの光景は、日本海の幸・イカのカーテンです! 日本海を背景に海風に吹かれ、気持ちよさそうにプラプラ。
上の写真は高い橋から見下ろしたスギ、ヒノキ、ヒバ。高い樹のてっぺんを見ることは中々できないので、新鮮でした!
下の写真、イカ干しは、日本海と空を背景にすると不思議なテキスタイルの柄のよう
日本の風景バンザイ!
________________
場所は、天洋酒店・浅野貞博さんが行きつけの店で、秋田と青森の県境、海鮮食堂・福寿草さんのイカ干し風景です
●福寿草 青森県西津軽郡深浦町大間越字筧69-3
________________
●天洋酒店さん2009年の訪問blog
懐かしい〜銘柄も!すべて↓
http://www.yohkoyama.com/archives/12753
能代の思い出blog
●能代駅前市場はアイテム含めて今もそう変化ナシ!?
●2009年の川どこべらぼう 能代の宿泊はココ!目の前は雄大な河
●2009年のべらぼう ギバサ、鍋、いぶりがっこ〜
●2008年のべらぼう うわわ、懐かしい
今回も再訪!夏のべらぼうは初体験!最高でした☆☆☆

種から育てるパン屋を目指す「&BREAD」

August 20, 2015

池田里和子さん&直志さんの店にようやく訪問!
2人は「種から始まるパン屋」を目指しています。
http://tyketyke.exblog.jp/
以下、赤字文字はリンクをはっています。クリック! 

暖簾は染色作家の加納容子さん作!
●コロカル取材記事
http://colocal.jp/topics/think-japan/local-design/20120307_4795.html
●ひのき草木染Gallery

小さいお店ながら、御前酒の酒と、ヴィナイオータのワイン、アサクラのオリーブオイルなど自然食品も揃っています。

2人が無農薬栽培で挑戦した小麦!初収穫は農林61号です。
もちろん、パンにするには量が足らないので、信頼できる生産者さんの小麦を取り寄せてパン作りしています。
●&BREAD 主な原材料は
小麦:北海道平譯さんのハルヨコイ・滋賀県廣瀬さんの古代小麦スペルト
酵母:自家製レーズン酵母
水:笹尾山系流紋岩伏流水・奥大山の原水
塩:カンホアの天日塩
可能な限りオーガニック又は昔ながらの造りのものを厳選!

食パンはバター不使用なのですが、モチモチ! 今回、実験的に冷蔵庫で10日おいた食パンをいただきました。やわらかで自然な小麦の甘み。1o日たってもOKだねえ…と(マネしなくて結構です)

「こちらの生産者さんと、ドンドンつながりができてきたんです〜」と嬉しそうに話す里和子さん。レモンは広島の生産者さんに分けてもらったもの。スライスをソーダで満たすだけで超美味☆

直志さんが作る季節のジャム

スモモの水分を抜いて、ラベンダーと合わせたというジャム。不思議な風味!

2人へのお土産は純米酒にしました。1本は、里和子さんが大好きな森谷杜氏の天の戸。絶対飲んだことがないであろう新発売の「こま美」にしました\(^o^)/ じつは、里和子さんがGAIA代々木上原店の店長時代、森谷杜氏の会を主催したことがあるのです。人の縁は大事ですね。&BREADはお取り寄せもできますヽ(^。^)ノ

http://www.gaia-ochanomizu.co.jp/shop/g/g1500001SC/
https://www.facebook.com/andbread720
https://instagram.com/andbread720/

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