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週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・土田 No.139

November 26, 2019

【Number 139】
土田(TSUCHIDA)/群馬県利根郡川場村

全ての酒を生酛造り、
群馬の飯米90%で挑む無添加純米蔵

群馬県川場村の土田酒造さんを紹介しています。

元は沼田市に酒蔵がありましたが、都市再開発計画に伴い、27年前に5代目の土田洋三さんが水の良い川場村に移転し、観光蔵に。↑食堂です。

明治40年(1907年)創業

土田酒造の礎を築いた土田國太郎さん
昔の賞状

誉國光という名前は、
「我が国が、誉れ高く、光輝きますように」という創業者の思いから

珍しい木の賞状!?
HP より以下、引用
「関東で唯一の名誉賞を受賞した酒蔵です。名誉賞とは、戦前に行われていた日本酒の品評会(現在の新酒鑑評会)に連続で入賞した蔵だけに与えられる名誉ある賞です。当時は輸送手段も今のように発達しておらず、そういった悪条件の中でも酒の品質が劣化しないような強さと旨さがなければならなかったのです。また、その当時の日本酒の酒蔵の数は今の倍以上あり、 その激戦を連続で勝ち抜いた蔵だけ『名誉賞』が贈られます」

全量、山廃造りの純米酒で「した」。
令和元年の今季からは、全量を生酛造りへチャレンジ✨

見学可の酒蔵の廊下には、ダイナミックな書が!
蔵の一部もガラス窓越しに、見学することができます。
●酒蔵見学

お酒の原料のお米を洗米中!
↓精米60%と90%

🌾 粒が大きいです

杜氏の星野 元希(ほしの げんき)さん!
星野さんの→  Twitter

豪快に麹菌をふっていました

今季のお酒も楽しみです✨

食堂から見た売店です。昔の蔵を移築しています。
木々ともども、風情あります。

元はギャラリーで、天井が高く、広々した空間

酒質向上に伴い、大人気になったという酒粕

酒粕嫌いが、あまりのおいしさに爆買いして帰るという奇跡の酒粕
私も購入!

蔵の内部は、どこもとても清潔!

菩提酛✖️山廃酛
イニシャルM
イニシャルMの説明をHPより引用↓
シンプルを極めるとピュアになる。
酵母無添加、副原料不使用の生酛造り。 醸造アルコール無添加の純米酒。 精米歩合90%の低精白米。酒米ではなく、群馬県産の食用米を使用。 現在主流の造りとは真逆を行く造り。 シンプルの裏付けは、確実な醸造技術と、酒造りへの情熱。 シンプルに造られた酒はピュアに旨い。 開栓後も冷蔵庫に入れる必要はございません。 状態の変化を楽しんで欲しいお酒です。
変わり種の個性豊かなユニークなお酒が見つかります

蔵元の土田佑士さん
Policy は「菌と人との 酒造り」
どうして「土田」と名付けたのか、その真意と覚悟は、取材記事をお読みくださいね

令和1年の「はつしぼり」誕生!
スペックは

醸造年度:令和1酒造年度
・原料米 : 飯米(群馬県産)
・精米歩合 : 90%
・使用酵母:協会601号
・酒母製法:生酛

◉土田酒造
https://twitter.com/tsuchida_shuzo
〒378-0102
群馬県利根郡川場村川場湯原2691
______________________________
川場村といったら、「田園プラザ川場」は必見です!

2019年11月30日号

冬の大ご馳走!境港の松葉がに

November 25, 2019

境港商工会議所さんから境港の冬を知らせる大ご馳走!
松葉がにが✨

松葉がには「ズワイガニ」の雄のこと
お宝!日本の「郷土」食 18[鳥取県境港市]
資源保護から11月から3月までの5ヶ月間だけ操業が認められています。
そして漁獲量も厳しく制限されています。

選ばれた松葉がには、ひとつひとつタグがついています!

昨年の鳥取県の発表では→平成30年漁期1月末現在のズワイガニの水揚げ状況
抜粋→「12月末時点で本県のTAC(漁獲可能量)870トンの94%を消化したため、鳥取県沖合底曳網漁業協会は1月4日以降漁獲規制を強化」

資源保護がうまくいっているという証なのでしょうか、12月中で漁獲可能量の94%がとれてしまったそうです。
平成30年漁期ズワイガニ漁の水揚げ結果 によりますと→「漁獲量は、前漁期と比較して、松葉がには22%、親がには17%上回り、若松葉は44%まで下回ったが、全体としては9%上回る899トン(TAC消化率97%)となった」

◉TAC(漁獲可能量)、漁獲状況及び自主規制
今漁期は、本県のズワイガニTACが前漁期の1,019トンから870トンに削減された上、海況に恵まれ好漁が続いたため、12月末時点で漁獲量が820トン、TACの消化率が94%に達し、残りの漁獲枠が50トンになった。

こうした状況を受け、漁業者は自主規制により、1月以降はTACの26トンを留保した上で、残りの漁獲上限を24トン(48,000枚)とし、全船で1隻に1トン(松葉と若松葉を合わせて2,000枚)の漁獲割り当てによる操業に切り替えた。なお、12月以降の公休日(3日以上/月)、松葉がにの甲幅規制等は継続し、若松葉がにの一航海当たりの漁獲上限は前漁期の半分に削減した。

1月17日、A 海域(富山県から島根県)のTAC協議の結果、本県のTACは55トンの追加配分を受け925トンになったことから、漁業者は1月以降の漁獲上限をそれまでの24トンから、追加配分55トンと留保分5トンを合わせた60トンを加算して、84トン(168,000枚)とし、1隻の漁獲割当て量を1トンから3.5トン(7,000枚)に引き上げた。

平成30年漁期ズワイガニ漁の水揚げ結果 PDF

↑以上、引用終わり・・・なのだそうです!

厳冬期の危険な海での蟹とり漁、漁獲制限
ご努力の数々、ありがたいことでございます。

とっとり松葉がに
タグはキチンキトサンを利用した和紙製です

紅ズワイガニと違うのは、裏を返すとボディは白いということ。
(紅ズワイガニは両面真っ赤です)
さっそく!🦀  いただきました!

ほんのり温かいほうが美味なので、ボイル松葉がにですが、大きな蒸し器に湯を沸かし、脚と甲羅を分けてから、ちょっとだけ蒸して温めていただきました。
その方が、ぐ〜〜んと甘みがアップ!
甲羅をはずし、身をいれて、蟹味噌をつけながらいただきました。
超美味★

身がしっかりつまっています。悶絶する甘い味!
このままで、このままがおいしい!!!

と、思いましたが最後に余裕もでき、上等なオーガニックのEXVオリーブオイルをふってみました。リッチな味になりました!

そして、赤峰勝人さんの農場産の「なずな」のカボスをじゅ〜っと搾って。
香り抜群。一気に爽快感!

柑橘果汁とオイルの組み合わせも抜群です!
上品な甘みがたっぷりの松葉がにをたっぷりと堪能しました〜

そして
まだまだ、試します!
最後はオーガニックの黒胡椒をガリガリとひいて

ふりかけて香ばしくピリッといただいてみました。
松葉がに+EXVオリーブオイル+カボス果汁+黒胡椒の粗挽き
これがまた・・・・
シャンパンや純米吟醸酒にもぴたりと合いました!
上等なもの同士、幸せな時間を過ごさせていただきました。
感謝感激です。境港の皆様!ありがとうございました。
さて
鳥取県はこの時期「蟹取県」と改名します。
どうして「蟹取県」なのかはこちらを↓クリック

https://www.kanitoriken.jp
平成27年度からプレミアム松葉がにを五輝星(いつきぼし)として認定
「特選とっとり松葉がに五輝星」
●基準は
大きさ 甲幅13.5 センチ以上
重さ  1.2kg以上(重量は市場での販売時点に生で計測)
形状  脚が全てそろっているもの
色合い 鮮やかな色合い
身入り 身が詰まっていること
この5つの基準に基づき、10人の目利き人が厳しい目でトップブランドを選別します。

※重さの基準については、市場での販売時点(生)のもの

●トップブランド希少性
厳しい基準をクリアし、トップブランドとして販売されるカニは、全体の1.5%に満たない貴重なもの!
特選とっとり松葉がに五輝星

昨年は初セリで1匹200万円の値が付き、
今年はさらにその上をいったそうです!
カニ1匹が500万円!!!
(これくらいの値がついたら、蟹の漁師になってもいいかなと思いますよね。ファイトマネーは重要)

境港商工会議所の庄司亨さんの話によると
昨年の200万円のカニは、今も水槽で生きているそうです
今年の500万円のカニは東京・銀座の料理屋さんに送られたそうです。

「特選とっとり松葉がに五輝星」は、まだ出会ったことがありませんが、深い海の主みたいな存在なのでしょう。いったい蟹は、何歳まで生きるのでしょうか。

皆さん、冬の境港へぜひ!!!
参考ガイド↓
●境港市観光ガイド
●境港の蟹を買うなら
●境港水産物直売センター
酒蔵の千代むすびさんが駅前にあります(立ち飲みBarカウンター併設)
じつは、境港はお蕎麦もおいしいのです。隠れた蕎麦どころ
#境港の蟹情報
http://www.sakaiminato.net/c817/sakana_news/n239/

#松葉がに
https://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=178131

#鳥取市あおや和紙工房
http://www.tbz.or.jp/aoya-washi/guide/insyu/

#因州和紙かみんぐさじ
https://www.coming-saji.com/hpgen/HPB/categories/4587.html

___________________
◉おまけ
今さら聞けない、おいしいお燗をつけるための3ステップ
お酒はぬるめの燗がいい。日本酒取材のプロに教わるHOTで楽しむ酒器おすすめ5選
純米酒を1升造るのに必要な玄米と田んぼの面積を知っていますか?
日本酒ラベル、ジャケ買いコレクション

晩秋の富山県へ

November 20, 2019

11月15日は富山出張
「富山のさかな」ブランド化推進協議会に出席のため、富山へ!
大通りの樹木が冬仕度の準備中。晩秋です。
会議終了後
委員の政所利子先生と駅に向かって歩いていたら、先生のお気に入りというお店に行列ができていました。
「あら!」と先生
人数を数えると18人が並んでいます。時刻は16時50分です。17時開店とか
「ちょっと寄りませんか?」と提案があり頷く私

「危なかったわ〜。残り二席だったもの」と先生
あっというまに満員!!

超新鮮な魚介のお刺身!これで570円。
仲良く2切れずつ付いてます。

お酒は富山の若鶴さんが4種類と他1種。
お通しの小鉢が2種類もついて(しかも200円!?写真ナシ)

きのこの煮びたし

ホウレンソウのおひたし(茹で方がドンピシャで感動)

治部煮

そして、お隣さんが頼んでいた「カレイのフライ」自家製タルタルソースがけ

政所先生とカレイのフライ♡
メニューを見たら

安い・・・安すぎます
そして、おいしい!!!
作りたてです。こりゃ〜並ぶでしょう
最後に

お味噌汁と焼きおむすび
味噌汁も具沢山で、焼きおむすびもしっかりサイズ!

ドンッ
おむすびが届いた瞬間に「ホイルを貸してください〜」と先生。
包んで持ち帰ると。
私も習いました・・・お腹がいっぱいになったのでございます。

お漬物は市販品ではなく、旬の野菜を(白菜、蕪)を店で漬けたものです。嬉しい爽やかさ!
「ホイルの端を一度折ってたたむの。そこに漬物を入れて。おむすびに汁がつかないわよ」と先生。
従いました。
そして、きれいに折りたたんだビニール袋をポシェットから出して
「さあ、これに包んで」と
なんという準備の良さ。なんでも仕事で試食が多いので、これで掴んだり持ち帰ったり、何かと重宝するそうです。

お店の前の店には「うまさ一番 富山のさかな」のノボリが。
先生が撮影用にピンとはって待機してくれました。パチリ📸

駅前の物産館で先生とお別れし、お買い物タイム
まずは日本酒売り場へ

冷蔵庫完備

なかなか充実しています

そして富山と言ったら、薬売り!
昔のパッケージのデザインが秀悦です

分包も各種!
薬もバラエティに富んでいます。
分包は買いやすいし、お土産にするひとが多いでしょうね

あいもの昆布さんの「焼ラウス昆布」
おやつに良いカリカリしたタイプ

肉厚の昆布のおやつ。原材料は昆布だけ!
昆布製品といってもアミノ酸が添加されている製品も多いのでしっかりチェックします。

「おやつ煮干し」柿太水産製

原材料はイワシと塩だけ
家で乾煎りしていただきました

初めて見つけた「とうふやさんのおでん」
原材料を見て、試したくなって購入

鮮やかな人参も!
などなど

工芸品も販売しています!
そして、富山駅内のお店では

これを前回購入し、ちょっと感動
ヘルシーおやつとして認定!

「荒磯育ち 株ヅメおやつ昆布」

道正昆布製
原材料は、昆布と酢だけ
もちろん昆布は富山ではなく北海道産です。
富山は昆布大好き県民で、それはいろいろな種類が揃っているんです。おやつにも!
こちらの製品は、しっかり、かみごたえがありのうまみ長持ちタイプ

お酒はこちらの「白萩」にしました
新幹線で飲むのはちょっとなあと思いましたが、

長野あたりで、お隣の方が寝たので
車内販売で水を買い、紙コップをもらって開栓!
幸せな時間を過ごしました。
おいしい日本酒があれば素敵空間!
________________
帰宅後

例のおでんを土鍋で温めました。
こんなに入っていて、300円とちょっととは、驚き。しかも砂糖くどさもなく、濃すぎず、なかなか美味〜!

白萩は県内産の「富の香」を使ったお酒

というわけで、日帰り富山でしたが
車中も帰宅後も、富山のおいしいで過ごし
良い一日が終わりました〜!
とさ
◉以上、富山で買ったもの記録でした

週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・奥田酒造店 No.137

November 14, 2019

秋田はかなり通っているつもりの私ですが、まだまだ知らないところが多いと実感した今回の秋田の旅

2019年11月16日号 の週刊ダイヤモンド

特集は↑整骨院の裏側
この号では秋田県大仙市の奥田酒造店さんを紹介しています!

週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの【Number 137】
千代緑(CHIYOMIDORI)/秋田県大仙市協和

52歳で杜氏に!
地元の米で、酵母の力を生かす酒造り

(本文より)
UT-1、R-5、No.12など、暗号のような銘柄の日本酒で話題になった奥田酒造店。杜氏は19代目蔵元の奥田重徳さんで、6年前に52歳で杜氏になった。
〜この続きは誌面で!〜

蔵の中です。仕込み蔵
壁の柱がなんとも密です。

蔵元杜氏の奥田重徳さん!
6年前に52歳で杜氏になりました。

こちらはタンクの中の醪(もろみ)を冷やす道具。金属製です。中に氷を詰めて使うそうです。
中身の氷は万が一、もろみの中に入ってもいいよう、食品用の氷をコンビニで購入してくるとか。「出費ですが、安全にはかえられないです」と奥田さん。

お酒は蔵の事務所でも販売しています。知らない銘柄が多数ありました。
そのひとつが、蔵の近所にある唐松神社ゆかりのお酒、「純米吟醸 天日宮(あめのひのみや)」です。授子安産や縁吉で有名な唐松神社の本宮『天日宮』でお祓いを受けたお酒とか。

蔵付き酵母仕込みの美郷錦

MS3 !!!

蔵人でもある加藤弘栄さんの「吟の精」で醸したお酒。
酵母はこちらも「MS3」です

う〜っ、いったいナニ?
エムエススリーって!ですよね
ヒントは蔵付き酵母ということ

こちらは新品種の酒米「秋田120号」で仕込んだ純米大吟醸です。とてもきれいで飲みごたえもある美酒

奥田さんから、唐松神社の素晴らしさを聞いて、蔵の後に訪問しました。
・・・驚きました!

◉奥田酒造店 秋田県大仙市協和境字境113番地

というわけで、行ってきました唐松神社

案内看板

樹齢300年以上の杉が並ぶ、杉の参道

木の案内板

寄って読みました。そして唐松神社へ

鳥居をくぐると、階段が見え

本当!
聞いた通りです。世にも珍しい降りていく神社さんです。
普通、階段を上がっていく神社がほとんどですが

鈴もたくさん!

周囲は杉の木がたくさん

天然記念物

見上げると高いところに杉の頭が〜見えない〜っ

唐松神社の本宮『天日宮』へ

厳かです。
そして

ストーンサークル!??

無数の石に囲まれた同心円の形状のお宮さんです!

◉唐松神社の記事↓
http://www.monobe.co.jp/early_life/秋田物部氏のルーツと私/
https://nanmoda.jp/2018/07/3219/
https://wondertrip.jp/1056513/
http://home.s01.itscom.net/sahara/stone/s_tohoku/aki_karamatu/karamatu.htm
https://www.travel.co.jp/guide/article/20453/

まだまだ知らないところとことが、たくさんあります!

さて、奥田さんの奥さん(右)と妹さん(左)美人姉妹です♡ 「秋田醸し祭り」にてパチリ📸

ぜひ読んでほしいと思う記事

November 13, 2019

●16歳男子高校生が「種」を売る何とも壮大な理由 🌱
↑素晴らしい記事です。高校生の小林宙氏がなぜ種苗会社をつくったのか。阿古真理さんの取材記事です。思いに泣けてきます。種を守る!今すぐ動かねば・・・。私も出来ることを、もっと現実で動かねばと思いました。

●50万円で山を購入、ひとりで開墾して蕎麦店を作った男【景色と一緒に食べる蕎麦】
↑そしてもう1本!たまげました!こんな凄い方がいらっしゃったとは! 書いた人は横田ちえさんです。
「お金じゃない、人儲け」など名言がたっぷり。行ってみたい〜〜〜🌝

そして
●明日のNHKで放送予定  \SAKE特集/
日本酒が「世界酒」に!~SAKE革命~

↑2019年11月14日(木)22時 〜  NHK クローズアップ現代+
あの人もこの人も・・・知ってる人がたくさん登場予定です🌾

森谷杜氏の「せば なんとす」

October 30, 2019

森谷康市杜氏の「せば なんとす」

2019年8月24日の「森谷杜氏の思ひ出を語る会」で配られた
進行表の裏面を飾ったのが、この書でした。
杜氏の直筆を印刷したものだそうです。
オリジナルは蔵に貼ってあります。
書の横に解説がありました。

何かあった時、「できない」ではなく
前向きにどうするかを考えよう
「なら、どうする」の方言。
森谷杜氏が蔵人、従業員に向けて掲げたテーマ

これを、家に飾っています。
何かあった時、何もない時も
読んで、声に出して勇気をもらっています!

森谷杜氏が残した
「せば なんとす」
残されたものたちへの
杜氏からのメッセージかもしれません

だったら、あなたはどうするの?

森谷杜氏の「亀の尾」の田んぼです。
「亀の尾」は芒(のぎ)があるのが特徴。

芒があるので、遠くからでも上部がシルバー色に輝いているのですぐわかります。
蔵人の鈴木清吾さんが杜氏にかわって稲刈りを↓
「夏田冬蔵」blogより↓

http://www.natsutafuyuzo.com/blog/?p=1892

杜氏の「美山錦」
育てた本人が、きれいだな〜〜と感動しているのがわかる1枚です。

「せば なんとす」

↑私が撮影した森谷杜氏の顔写真。
杜氏も気に入ってくれてよく使ってくれました。

さっ、今日も一日がんばろうっと!


●20190731 杜氏のことを綴ったblog
http://www.yohkoyama.com/archives/93649
http://www.yohkoyama.com/archives/93675
http://www.yohkoyama.com/archives/93756

秋田県清酒品評会・秋田県産米の部で、森谷杜氏の最後のお酒が県知事賞「首席」に!

October 28, 2019

10月25日金曜日に開催された秋田県清酒品評会の発表会で、「天の戸」醸造元浅舞酒造・森谷康市杜氏の名前が呼ばれました。

https://www.osake.or.jp/info/191025.html

秋田県産米の部(首席)
秋田県総合食品研究センター
醸造試験場長賞

『天の戸 浅舞酒造株式会社 森谷康市』

●秋田魁新聞の記事より↓

最後の「天の戸」は“首席” 杜氏・故森谷さんに試験場長賞
2019年10月26日 掲載(以下、記事より引用)
秋田県清酒品評会の秋田県産米の部で県知事賞首席に選ばれた「天の戸」(浅舞酒造、横手市)は、今年7月に61歳で亡くなった森谷康市さんが仕込んだ。森谷さんは優れた杜氏に贈られる県総合食品研究センター醸造試験場長賞を初めて受け、関係者からは感謝や祝福の声が聞かれた。
審査長を務めた渡辺誠衛場長は「天の戸」を「やや若めの熟度ながらまろやかさがあり、後味の上品さが飛び抜けていた」と評価。森谷さんについては「県産米で酒を造るという信念を持ち、全国でも金賞を取れることを証明してくれた」と語った。 浅舞酒造の柿崎常樹社長は「本人が表彰式にいないことが残念で、いまだに信じられない。後輩を指導し、いろいろなことに挑戦した人だった。素晴らしい酒で受賞できたこと、38年間働いてくれたことに、ありがとうと伝えたい」と話した。

秋田県酒造協同組合の事務局長、東海林剛一さんかたいただいた写真↑
副杜氏の菅原さんが、森谷杜氏の代わりに表彰状を受け取りました。

杜氏の真髄である、秋田県産米の部で、初の県知事賞の「首席」です。
生きてこの場にいたら、どんなに喜んだでしょう。
無念でなりません

それはそれは美しく、やさしく、バランスのとれた最高の天の戸でした。
染み入りました。

森谷杜氏に、心から
「おめでとうございます!」をお伝えしました。
教えていただいたことを皆さんにお伝えしていきます。
杜氏の「せばなんとす」を胸に。
この言葉を繰り返しています。

そのほかの結果はこちらを↓
◉令和元年度 秋田県清酒品評会の結果

______________________

◉森谷杜氏が遺したもの

読売新聞さんで短期集中連載された桜井記者の記事です。
読者会員限定記事ですが、会員の方はぜひお読みください↓
喜ばせ、心に寄り添う酒
2019/10/04
酒造りを通じた交流はジャンルを超えた。「浅舞酒造」(横手市)の名杜氏、森谷康市さんと20年近くにわたって技術交流を続け、新しい味わいを世に送り出した「大海(たいかい)酒造」(鹿児島県鹿屋市)の杜氏、大牟礼(おおむれ)良…

萩谷英之さんのシャインマスカット&泡

October 2, 2019

ちょっと宇宙的になった感あり!

萩谷 英之 さんが育てたシャインマスカットで

フレッシュさ倍増の✨
スパークリングワイン🍾

俯瞰でパチリ

ちょっと神秘的な宇宙空間のようにも見えました!

マスカットの断面に
泡がいっぱいくっついて、浮かび上がっては下がり、
生き物のようなアクションが続きます。

泡のお酒は楽しいな~✨
見ていて飽きません!

そして最後に食べる
泡がしみこんだ、マスカットが最高に美味

グラスは 木村硝子店のベッロです

萩谷さんのマスカットは皮の感じと爽やかさのバランスがgood

萩谷 英之 さんの葡萄園→ 葡萄のある風景

HPより引用
この地「茨城県東海村」にて祖父の代よりぶどうを栽培して約50年、さまざまな品種を栽培してまいりました
園主の納得できる品種のみを、少量多品種で栽培しておりますので、来店していただいて試食しませんか?
きっと、お好みのぶどうが見つかるはずです

当園は直売のみ行っております、通信販売は行っておりません
是非、東海村へお越しくださいますよう、お願い申し上げます

ぶどう栽培されている農家さんは、地元に結構あります。
茨城県内では、ぶどう連合会に登録されている農家だけでも、250件あります。
全国規模では、何件あるのかわかりませんが、
是非地元のぶどう屋さんに出向いていただいて、園主のこだわりや、
その土地でしか味わえないぶどうをお楽しみください。


なんですよ!

米粉の花カリント

September 11, 2019

ひと目見てビックリのフォルム‼️

米粉と片栗粉を使った「花カリント」です🌼

米粉をなんとか活用しようと各地で研究開発されています。米粉を使ったお菓子は、団子や大福、カステラやシフォンケーキなど、すでに市販品がありますが、このカリントは見たことありませんでした。

発想の豊かさに感動!

発見したのは、青森県十和田市のスーパーの地域産品コーナーです。
レジに持って行ったら、「こんなのあるの?」とレジの方も驚いてました
えっ新商品!??

こちらの花カリントの原材料は、米粉、片栗粉、塩、砂糖、卵、ごま、油
製造者は 市内の「タイ料理チェンマイ」 寺沢さんと記載があります。

タイ🇹🇭 カービングに凝るお国柄だからかも?
いやはや、すごい造形美です。

感動したのでInstagramとfacebookでUPしたら、facebookで情報が集まりました。
↓ ↓ ↓

加藤 美奈江さん 「伊賀市のあたりでも売ってますよ。シナモン風味とかあったような」

森喜 るみ子さん 「伊賀にもあります。やっぱりタイ出身の奥様作で、JALの機内誌のショッピング欄にも出てます」

佐々木 京美さん 「これ、バリ島の伝統的なお菓子です。バリ島の山奥の奥の奥で、おばあちゃんに習った事あります。バリは、ココナッツミルク味でした」

なんと、佐々木京美さんが、バリ島で習っていたとは!驚きでした
「タイじゃなくてバリ島!? これはどうやって作るのですか?」と質問すると

「タイもあるかもしれないですね。バリではお祭りとかお祝い事の時に作るお菓子だそうです。
専用の型があって(花の形)それをぶら下げる棒がついてるんです。
液に浸して、油の中へ。自然と型から外れてこの形に。型で抜くというより、緩い液に型を浸すかんじです。
私このお菓子が大好きで、今はあまり若い人は作らないということだったので、お願いして実家のお母さんの所まで押しかけて習ったんです」

ということがわかりました。

これを作る専用の型がある。
ぶらさげる棒を使って広げる。
現地では ”キャッサバ粉” かもしれない

というわけで、この正体は、タイやバリの伝統的な「お花」の形をしたカリントウでした。

米粉を使ったレシピは、各地で開発が進んでいるようですが、無理に小麦加工品のマネなどせず(小麦に近づけようと、添加物を入れるの反対!)

世界各国の郷土料理にヒントがありそうです!

能代の翁飴本舗 桔梗屋さん

September 10, 2019

翁飴本舗 桔梗屋さんの「翁飴(おきなあめ)」
原料はもち米と大麦です。

砂糖や添加物は一切使用せず、自家製の麦芽糖化水飴から作っています。
一子相伝で代々、全て手造りで、職人を使わず一人で作る誠実で素朴な飴。

滋味で地味で、ひっそり静かに販売しているという印象でした。
それが最近、異変が!全国から注文殺到という!

「秋田魁新報」によりますと↓
https://www.sakigake.jp/news/article/20190613AK0005/

「秋田県能代市畠町の老舗和菓子店「桔梗(ききょう)屋」の名物「翁飴(おきなあめ)」に、全国から注文が相次いでいる。人気ロックグループ「X JAPAN」のToshl(トシ)さんが、フィギュアスケート男子の羽生結弦選手から差し入れられたとブログで紹介し、注目が集まった。桔梗屋の20代目店主武田成史(のりひと)さん(43)は「翁飴がきっかけで秋田に注目が集まりうれしい」と話す。」

なんと、羽生結弦選手が愛好していたとは!
https://ameblo.jp/toshl-official/entry-12465559361.html

翁飴は水あめと寒天を混ぜ、型に入れて固めたお菓子。麦芽由来のやさしい甘さが特徴です。麦芽飴というと、液状になったものが多いですが、こちらは固形。やわらかでちょっぴりお餅のようにソフト。口に入れると、とろ〜〜と溶けて、やさしい甘さが続きます。200年以上前から作られている逸品。

基本は店頭販売のみ。

しかも今は・・・そんな理由で予約でいっぱい!

能代在住の小澤さんご夫妻が、8月24日の天の戸さんの稲の穂波見学会で、私と再会するのを見込んで、注文しておいてくれたのです!
感激の涙に涙。
稲の穂波会は、森谷杜氏のお別れ会に変更となり・・・・
翁飴を、口に入れるたびに、また森谷杜氏を思い出し、何度もじわっとうるっときてしまいます。
◉夏田冬蔵blog
◉森谷杜氏の「恋する秋田弁」

●翁飴本舗 桔梗屋さんお店のHPより引用します↓
https://www2.chuokai-akita.or.jp/okasi/okinaame/index.htm

当店は文禄元年(1592)饅頭の製造で創業致しました。
文化9年(1812)に長寿銘菓【翁飴】を創製し、以来一筋に全工程手造りの製法を頑なに伝統の味を守り続けております。
「翁飴」は文禄元年創業の桔梗屋十四代目吉太郎が創製したもの。以来店主は「吉太郎」を襲名し、一子相伝で代々、全て手造りで、しかも職人を使わず一人で作ってきました。

◆味は淡泊ながら滋養に富み、餅のようにやわらかなゼリー状の透明な淡黄色で、一種独特な風味とほどよい甘さがあり口の中でとろりと溶けます。

◆原料はもち米と大麦。砂糖・添加物など一切使用せず、自家製の麦芽糖化水飴に特別な原料を配合して固形化します。仕込みから完成まで五段階の工程で、出来上がるまで一週間もかかります。このため、量産は出来ません。

◆「翁飴」は四季の気候と温度に応じて多少変化致します。製造当初は硬く日数を経るに従い軟らかく食べ良くなります。寒冷期間は多少乾燥しがちですから火にかざし適当に軟らかくしてお召し上がり下さい。又夏季は湿気に多少御注意下されば長く保存できます。

◆旧藩時代は佐竹公に毎年調達を命ぜられ、藩主を通じて全国に知られるようになりました。また、おみやげ等でたまたま口にした人が『おいしいから』と注文するなど、現在も全国から注文が相次いでいます。若い人たちにも好まれているようです。

◆伝統と上品な格調高い風格と端正な趣があり、健康食品として、特に高齢者にも食べ易く、長寿を願う意味からも「翁飴」と命名されたもの。現在も当時の製法を頑なに守り続けています。まさに郷土を代表する最高級銘菓の逸品です。

◆『翁飴』は四年毎に行われる全国菓子大博覧会に於て過去八回授賞しており、1998年岩手菓子博に於ては最高賞・名誉総裁賞を頂きました。

まさに「お宝」というべき飴でございます。

#翁飴本舗 #桔梗屋
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