ご当地もの
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August 8, 2014三重県鈴鹿で農薬不使用で野菜作りに励む近藤けいこさんから夏野菜が到着!
露地野菜専門のけいこさん。季節感でいっぱいです。
今回も珍しい品種がギッシリ☆
ひもなす ガンジア
【ネットワーク東海6月4週号】で取材を受けたそうです→野菜本来の力引き出す
現在500品種! スタッフ15名!
始めた頃は、夜中までひとりで孤軍奮闘していましたが、共感し、助けてくれる仲間がどんどん増え、無農薬栽培のファームをここまで成長させました。誠実な努力家です。
一瞬ギョッとしたロッサビアンカ 白&黄緑色の茄子
唐辛子MIX、小さいものは激辛! バナナうり
ズッキーニのかぼちゃ形 ズッキーニのうり形
バターナッツ!形大好き ささげ
カラフルミニトマト〜〜。マイクロミニサイズや電球形もあり
みょうがにバジルは夏そのもの★
小さなほおづき。中の実は黄色です。夏人参! 塩麹につけちゃおうっと
アレ作ろう、コレ作ろうと頭の中でグルグル状態です!
2013年の夏野菜はこんなラインナップでした
2013近藤けいこさんの夏野菜
今年もこれから海外へ農業視察に行くそうです!
どんどん頼もしくなる近藤けいこさんです
福井の黄金梅で梅干作り
July 28, 2014福井・樹状完熟「黄金の梅」
梅酒の時も思いましたが、そのものズバリが美味しいものを加工すれば、最高においしいということ!
20140712福井県アンテナショップで佐々木京美さんから食イベントのお誘いあり。福井の野菜やフルーツ、木田ちそなど珍しい品を色々紹介してもらいました。
その中で、樹上完熟の「黄金の梅」これに大感動!
なにしろ杏のような甘〜い香り! このまま食べても美味★
梅干が良いという。
↑佐々木京美さん。福井の食の応援団長です。
イベントのブログ http://blog.ishigama.com/archives/5198
この日の素材は
*福井の伝統野菜 吉川ナス
*福井の伝統野菜 木田ちそのサイダー
*今が旬の JA花咲さんの メロン
*ワトム農園 アメイジングガスパチョ
*今庄 地粉蕎麦パスタ
*越廼漁協 ぬかちゃんグループ イカへしこオイル漬け
*ワトム農園 カラートマト
*黄金の梅
*福井の伝統野菜 吉川ナス
*福井の伝統野菜 木田ちそのサイダー
*今が旬の JA花咲ふくいのメロン
*ワトム農園 アメイジングガスパチョ
*今庄 地粉蕎麦パスタ
*越廼漁協 ぬかちゃんグループ イカへしこオイル漬け
*ワトム農園 カラートマト まほうのトマト
*黄金の梅
吉川ナス。なんでも加茂茄子のルーツだとか。やわらか〜で独特の甘みもあり。ステーキで。
左)地粉蕎麦パスタにワトム農園のトマト、越廼漁協 ぬかちゃんグループのイカへしこオイル漬けあえ! 右)ワトム農園のカラフルピーマン
そして福井市木田地区特産の珍しい縮緬のようにちぢれた紫蘇、葉が肉厚で香りも強し!
木田ちそを使った新製品・木田ちそサイダーのお披露目も。
そして!
見た目カラフル★味もバラエティに富んでいるアメィジング・ガスパチョ!
amazing gazpacho
5種類のカラートマト、それぞれにあう素材を加えてハッキリ個性を生かした仕上がりに!美味しい!
こんなの初めて! ちょっとお値段がいいので、ギフトに良いですね。冷凍品。
県地図を指して生産場所を語り、プロジェクターで現場の紹介する京美さん。説明がわかりやすくとっても楽しい!
今回、いろいろ教わった中で、黄金梅にゾッコン★
最近流行りのファスナー付きビニール袋で漬ける簡単梅干作りです。
完熟梅なら超簡単なわけなのですね。材料良ければ手間いらず!しかも超美味しい=言うことナシ。
梅300gに塩50g。
1日めから、じょじょに水分(梅酢)が出てきます。黄金梅は、なんといっても香りがたまりません〜。部屋中に幸せないい匂いが広がります。
京美さんは「香りがいいので、何度も袋を開けて匂いをかいじゃいます〜(笑)」
二日目。どんどん梅酢が出てきます。
果肉がぷにぷにやわらか〜
だんだん浸かってきました。
そして16日後の27日に干し始めました。
いい感じです! 梅仕事+太陽。なんとも幸せを感じてしまいます!
だんだん
それらしくなってきました!
仕上がりが楽しみです。
青梅が市場に出回るのは、流通の都合なのだと思います。
紫蘇を入れなくても。どんどん赤く色づいてきます。京美さんいわく、「青梅を赤くしたいから紫蘇を入れたのではないかと思うほどです」と。
結論=梅酒も梅干も、梅は完熟に限ります!
カリョーさんにはプロ向け製菓材料として「黄金の梅のピューレー」を販売しているそうです。
樹状完熟の黄金梅。来年はたくさん漬けることを誓います
梅林が欲しい〜!
こんな感じに!
梅酢にもどし、半年間このままで待ちます。
ひとついただいてみました。果肉がトロットロ! 食べられますが、塩がまだとがっているので、熟成させるのであります。
さくらんぼ+泡の続き☆
July 11, 2014日本の果物はレベルが高い! 本当にそう思います。
手の掛け方が違うのだと。というわけで、ひとつ前にUPしたサクランボの続き。
「恋人」という言葉がピタリと合うフルーツ♡
↑茎を短く切ると、小さな林檎ふう
秋場尚弘さんの「紅秀峰」をorganicスパークリングワインで楽しむの図。
作り手の秋場さんは、JAさがえ西村山 さくらんぼ部会・部会長の大ベテラン。大粒で色ツヤ甘み、モチモチの果肉!
山形は老舗ならではの高い技術力を感じます。さすが、新幹線の駅名に「さくらんぼ」をつけるだけのことあります!
さて、「泡ワイン+サクランボ」。以前、玉田 泉さんに教わった楽しみ方。
飲み方というよりも食べ方!?
「サクランボにプチプチ爪楊枝で穴を開けて、シャンパンを注ぐの。サクランボに小さな泡がついてきれいなのよ。その、シャンパンがしみたサクランボが美味しいの。サクランボをおいしく食べるための方法かな(笑)」と。
それ以来、サクランボがあると試したくなるのです!
泡がついてクルクルまわります。動きがあるので見てて楽しい☆
とはいえ、香りは殆どなく、皮に味があるわけじゃないので、カクテルのような味の変化はありません。
ですが、サクランボがこのように輝いて美しく、なんとも贅沢な気分に。
こういう形で楽しめるのも、サクランボが美しいから!
チョコレートの「アポロ」をシャンパングラスに入れて、注ぐと上下運動するのは有名です。こと泡の酒には、見せ場を考える人がたくさんいます。
日本酒も何か互いを高め合う組み合わせ、見せ場はないかな〜と日々思うのでありました。
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●その他のサクランボ情報
●月山トラヤワイナリーでは、サワーチェリー(モンモランシー)を使った「さくらんぼわいん」に「ジュース」「ジャム」もあります。http://wine.chiyokotobuki.com/business_d.html
●秋田・鈴木圭さんのサクランボも真っ盛りなのでしょう〜!
なっているところ。見てるだけで幸せになります!
さくらんぼ+泡☆
July 10, 2014さくらんぼのシーズン真っ盛り!
様々な品種があるのに驚きです。これはJAさがえ西村山・さくらんぼ部会・部会長、大ベテランの秋場尚弘さんの紅秀峰。大粒でモチモチの果肉で甘さがきれい。奥行きをささえるほのかな酸味とバランスgood!
そして、なぜ「泡」なのかは…つづく
津・春光で地酒と地魚
July 3, 2014三重県にきています。県庁さんで打ち合わせ後、地酒と地魚が楽しめるという「春光」さんへ。
お酒をたくさんご用意してくださいました。冷蔵庫から並べてくれたのをパチリ!女将の倉田玲子さんのセレクトで、ぜ〜んぶ三重県のお酒!
こんなお店があったなんて…。
津は美味しいお店が極端に!?少なく、随分寂しい夜を過ごしたもんです。県庁所在地なのに、歓楽街ほとんどナシです。
地元素材を中心に!とお願いしたといいます。さすが三重県農林水産部水産資源課! 三重の海のお宝たちがテーブルに次々登場
「伊勢まだい」です。餌に三重県産のヒジキと柑橘、お茶をブレンドし育てたという力が入った養殖鯛。
「餌に柑橘が入ってますから、すだちがあうんです。ぽん酢でどうぞ」と女将さん
こちら「伊勢まだい」の湯引き。山葵、醤油で。
三重県海水養魚協議会HPは、いろんなコンテンツあり
「鯛辞典」
「GAME養殖への道」なんてのも・・・
それにしても…知らない銘柄が多かったです。こちら女将さんのイチオシ酒!名張・澤佐酒造「参宮」の純米大吟醸「宝殿」と特別純米「月夜見」
不思議女子イラストラベルの「みのわ」。東京で人気の而今、作。キレイな今系です★
(左)こちら「田光」と書いて「たびか」だそうです。菰野町の早川酒造さんの米違い純米吟醸二種類。
(右)水産資源課・漁業調整班の技師・逵原幸奈さん。「スナメリ」さんとか呼ばれていたので??と思ったらクジラ・イルカが大好き。「好きな男性はナガスクジラのような方」で、「見るのも、食べるのも、解剖するのも大好きです!」と。シャツの柄もクジラでした。the サカナgirl
水産資源課の皆さん、いろんな魚みたいに楽しい方ばかり。生き物相手だから!?
(左)瀧自慢酒造「滝水流」と書いて「はやせ」食中酒に良!(右)早川酒造の別ブランド「早春」このお蔵さん、面白い!心にメモ
旬のイサキは塩焼きで
香ばしく、塩加減がお酒にあいます。そえられた胡瓜茗荷もみが爽やか
瀧自慢さんは安定感あり。いつでもホッとして飲める美酒。赤目四十八滝のお蔵さんです。
お刺身のアラで潮汁。こちらも塩加減と柑橘加減がよくきいて〆にふさわしい汁でした!
お酒のアテには出汁のきいた汁が最高です。お出汁は白身からとった出汁が好き。
こじんまりとした春光さん。この日は貸し切りで対応してくれました。
女将さんは日本酒とワインが大好き。その好きが高じて始めた店なのだそう。地元のいいお酒を発掘し、愛情こめて説明して提供。地を愛する情熱を感じた地酒と地魚三昧ナイトでした。人は人に感動する!をあらためて
お酒は三重県産のお米を使った純米酒が多いのも嬉しかったです! 旅先で飲みたいのは、地の酒・地の米の酒。水産資源課の皆さん+三重ブランド農林水産部フードイノベーション課の皆さんありがとうございました
●小料理 春光
三重県津市大谷町228 長島ビル2 1F
電話 059-224-8525
お酒メニュー。これ以外にも各種ありなのでした。
撮影 iPhone5
境港で列車と言えば!
July 1, 2014今回、岡山・勝山へは、米子鬼太郎空港から行ってみることにしたのです。というわけで、境線乗車。何度乗っても楽しい妖怪列車です。今回は目玉おやじバージョン! ●JR境線
目玉おやじ列車外観。なお、妖怪列車は「電車」ではなく、ディーゼル機関車ですので「列車」!
子供の頃は「汽車」と呼んでいました。境線は蒸気機関車が走ってましたし(いったいイクツよ)
東京に上京した時、地下鉄のホームで「次の汽車はいつかなあ」と言っては、同級生に「き、汽車って!?」と驚かれたもんです。当時は、それがちょっと恥ずかしかったです
線路を走る乗り物はすべて「汽車」と呼んでましたから。
ですが、今は胸をはって、電車じゃないことを自慢してます!
松田聖子さんの「赤いスイートピー」で ♪春色の汽車に乗って〜♪の「汽車」はナルホドでした。さすが作詞家・松本隆先生です。汽車といえば、のんびり度+ローカル路線+乗車時間までもが聴き手の我々の頭に描かれます。登場人物の気持ちが「汽車」で表現!・・・思えば松田聖子さんは同じ学年。汽車世代!?
というわけで、今でも山陰は、ほとんどがディーゼル車。電車は走っておりません。ゆえに屋根がシンプルですよ!ぜひとも、ご乗車していただきたいもんです。
境線に乗りますと、この乗り慣れているはずのワタクシまでもが、オノボリサンよろしく写真をパチパチ。車窓からは葱畑、芋畑も見えて、飽きません〜。
すれ違ったのは猫娘列車!
境線の駅名はそれぞれに妖怪名があります。富士見町駅は「ざしきわらし」駅。それにしても、この顔、親近感覚えますわ〜
そんなこんなでトロトロ走る境線ですが、飽きることなくあっという間に終着駅です。
米子駅到着後、よく見たら、ネズミ男が連結されていました・・・
どこに、この顔を描くか悩み工夫したことでしょう。
境線、米子駅のホームは「0」番線、通称「霊」番線乗り場から発車します!
撮影 iPhone5
真庭・勝山文化往来館ひしお
June 30, 2014岡山県真庭市勝山はどこから行ってもアクセスがちょいと不便。なのですが! その分、昔ながらのいいところがいい形で残っています。
のれんの町としても有名!
町中から石段を上がり、見下ろすの図。いつもここにくると、深〜く息を吸い込んでしまいます。夕暮れや雨上がりは、さらに美しい。日常がこの景色っていいなあ
階段をトコトコと上がったところにある
「勝山文化往来館ひしお」
なぜ、「ひしお」かといいますと元は、清友醤油の醤油蔵だった建物を改築したからです。
HPの理念によりますと ”「ひしお」という名は、文化を醸造する、‘はぐくむ’という意味をこめて” とも
オープンスペースに醤油桶が鎮座。その奥の扉が蔵を改造した「cafeうえのだん」
こうして、歴史がつまった建物を壊さず、活かして使うのは、町の歴史を受け継ぐこと。
更地にして建てた方が、簡単で安上がりのご時世ですが、情熱を傾けて町民&観光客ともに集える形で残すのは素晴らしい選択 。
土地を語り継ぐ建物。町の宝物のような存在です!
訪れる人が皆、たずねます。
「立派な蔵ですねえ。ここは元は? 」
cafeうえのだんから門を望むの図。フリーに使えるスペースがあり、あれもできるこれもできる
どこを見ても、落ち着きます。有機的な空間
この日の夜、真庭で発酵と野菜に関わるメンバーでミーティング
試作品を持ち寄りました。真庭★始動
この町の面白いのは発酵に関わるメンバーが勢揃いしていること! 御前酒さん、ひるぜんワインさん、河野酢味噌製造工場さん、チーズやさんに、パンやさん、そして頼もしい野菜生産者の皆さん
夜遅くまでワイワイ話がはずみました。この建物がそうさせる!?
「将来的にAll Maniwaの調味料を創造し、真庭の皆が真庭の調味料で日常を迎える日を夢見て…」と辻総一朗さん。
素晴らしきつくり手が勢揃いするチーム真庭。おおいなる第一歩の幕開けです。
勝山ガイドマップ。散策が楽しい町並みですよ
旭川は鮎釣りシーズン真っ最中! 詳しくは江田釣具店まで(笑)
●blog2013・11月
岡山・真庭へ1
岡山・真庭へ2
●blog 2013・5月
勝山・御前酒さんの町へ
おまけ↓
●境港の秋
撮影 iPhone5
ラッテバンビーノ川合省吾さん
June 27, 201420140625 岡山県真庭・蒜山高原へ。このあたり一帯は発酵が集うエリア。酒、ワイン、酢味噌醤油にパン、そしてチーズあり!
黒川愛さんの運転、ひるぜんワインの植木さんの道案内で、チーズ屋さんへ。
蒜山高原で生まれ育ち、この地で牛を飼い、その乳でおいしいチーズを作る川合省吾さんをたずねました。県内外からお客さんが訪れるという噂のチーズやさんです。
蒜山ラッテバンビーノ
試食させてもらいました。
マウステール系、フォンタル、フォンタルをワインで漬けた「酔っぱらいチーズ」、チェダーetc.
川合省吾さん(昭和29年生まれ)語録
「もともとチーズが好きだった。難しいから競争相手が少ないじゃない。だから、あえて難しいところへ挑んだ。安易なんですよ(笑)」
スイスへは酪農の勉強に。ではチーズはどこで?
「チーズの作り方は本とYouTube! そういうと、みんな笑うけど本当さ!」
ジャージー牛、90頭を飼育
「腕は二流、素材は一流。素材の良さに助けられているな」
「吉田牧場の吉田さんに聞いたんだ。おいしいチーズを作るには?って。答えはシンプル ”素材です” ってね」
「うちのチーズは塩気が薄いと言われる。塩で誤魔化したくないからね」
「ジャージー牛の脂肪分、うちのは4.88〜5.3%ある。上質なたんぱく質も多い」
「うちのスティルトンがうまい? 当たり前だよ。脂肪で青カビが繁殖するからね。向いているんだ」
「餌は北欧生まれのチモシー。嗜好性がよくて、栄養価が高い。微量成分が少ないからそこは調整。ここ蒜山は、チモシーの南限と言われている。アルファルファも作ったなあ」
販売はこの蒜山の工場隣の小さな売店のみ。一部チーズはひるぜんワインでも販売。
「TVにはぜったい出ないし、卸にも出さない」
「商売ヘタだけどね。来てほしいんだよ。蒜山に。そうすれば周りの波及効果もあるし、それが長続きする商売だと思うから」
それにしても、ラッテバンビーノって可愛すぎる名前。
名前がカワイだから…だそうです。オヤジギャグも炸裂!
蒜山ラッテバンビーノ
川合省吾さんを紹介してくれたひるぜんワインの植木さんも蒜山育ち。川合さんのチーズに惚れ込んで、チーズとワインのセット500円を提供(ワインとチーズの組み合わせは各種あり)
ひるぜんワインは、当地の山ぶどうでワインを醸造。一部、島根ワインのベリーAとのブレンドもあり。最近は山ぶどうのグラッパも!
植木さんは農学博士。お話が楽しい!
ワイン以外にも、山ぶどうジュースにコンフィチュール、酢、日本みつばちの蜂蜜も販売。蒜山産の蕎麦粉を使ったガレットなど、軽い食事も楽しめます。
美味しい発酵人同士が地域を熱く、その地+熱が人を呼ぶのだと思いました。
撮影 iPhone5
鈴木圭さんのサクランボ
June 21, 2014天の戸の蔵人さんは夏田冬蔵。
夏は田んぼで酒米づくり、冬はそのお米で酒づくり。
ですが、お米以外のものを育てている方もいらっしゃいます。
蔵人の鈴木圭さんは、この時期サクランボの収穫で大忙し。
サクランボ園を見せていただきました。
ピジョンブラッドのルビーのようなサクランボは、「ジャポレ」という品種。これからまだまだ黒くなるそうです。
この時期は来年のことを考え、剪定も同時に行うそうです。
どこをどう選んでカットするか腕の見せ所
↑佐藤錦
たわわに赤く実ったサクランボは、幸せを感じてしまう美しさ!
ピカピカつやつや! フルーツ界のまさにジュエリー★
東京にも桜はたくさん植えられ、お花見は楽しめますが、ソメイヨシノはクローンなので、花は咲いても実はなりません。
こんな実は決して、見ることができないのです。
冬、お蔵でお会いするときとまた、別人の鈴木さんです
幸せいっぱいの鈴木さんのサクランボ園! 森谷杜氏ご案内ありがとうございました
半径5kmの米と水で仕込む天の戸の純米酒。
おいしい作物がそれは豊かな土地なのです。
●夏田冬蔵blog
酒米田んぼのタニシ
June 19, 2014先日、blogで
「羽後町さなぶりもてなし料理」
http://youtu.be/q95L501a-s4
をUPしましたが、見た人から「タニシを見たことがありません」と。いったいどこに棲息し、どんな形の貝で、どんな味なのか、何も想像もつかないという。そこでタニシをご紹介!
まずは羽後町でいただいた「タニシの味噌煮」珍味でした!
タニシは、水がきれいな田んぼに生息。農薬が多いとタニシはいなくなります。
この田んぼは天の戸・森谷杜氏が育てる酒米「美山錦」。倒れやすい品種なので、杜氏が担当
田植えは5月23日。撮影日は6月8日です。
水路の扉をさわる森谷杜氏
水の中に手を入れて
おぉっ!!
タニシ!!!
仕切板に棲んでいるようです。
・ウィキペディア→タニシ
・タニシ本も発見→ 農文協「田んぼの生きものたち タニシ」
目次より 1.昔、タニシは貴重な食べ物だった
鳥取県用瀬町のひな祭り行事。タニシが欠かせなかった
(魯山人に限らず、昔、タニシは貴重な食べ物だったようです)
鳥取県用瀬町のひな祭り行事を読むと、お雛様にもタニシが欠かせなかった
http://www.colle-vill.com/chigo/monthly/c_mon_200807.html
http://www.geocities.jp/seijiishizawa/NewFiles/hina-okuri.html#Anchor-11481
http://allabout.co.jp/gm/gc/408726/3/
貴重なタンパク源! 藻類を食べるので、田んぼをきれいにしてくれるそうです。
・水底のそうじ屋 タニシ
・タニシ――滋味豊かな掃除人
田んぼの効果は
貯水効果あり
CO2の削減
暑くなりにくい
生き物ができる環境が復活
↓
生態として強くなる
環境が保たれる
環境に優しい農地、人と自然が共生していける
連続性ある農地が、水田
田んぼには、いろんな仲間が集まります。
ミジンコ、イトミミズ、メダカ、ホタル、ドジョウ、トンボ、サギ、ツバメ・・・
タニシが戻ってきた元気な田んぼで育つ、そんなお米で醸された純米酒が飲んでみたいじゃありませんか。
田んぼから、お米そしてお酒。&おつまみも育つ!? 田んぼって豊か!
写真はすくすく成長中の稲。分けつが盛ん。
実りの秋が楽しみです!