ご当地もの
« Previous Entries Next Entries »滑川のホタルイカ4料理は酢味噌だけじゃないっ
May 3, 2011ホタルイカといいますと、酢味噌で食べるのが定番です。もちろんそれもおいしい。でも、それだけじゃモッタイナイ!ことがよくわかりました。おろし生姜と醤油も最高。
意外なおいしさホタルイカ餃子。
ご指導いただいたのは富山県滑川市・滑川漁協女性部・倉本禮子さん。ほがらかで仕事テキパキ。アイディアあふれるホタルイカ料理を次々と開発するスーパーホタルイカwomanです!
(左)この日の朝4時。久保副市長と倉本さん。ホタルイカを自ら選びにいらしたところをパチリ。(右)調理中の倉本さん。エプロンもホタルイカ柄!
まろやかなおいしさ海鮮・ホタルイカ餃子
お刺身。もちろん竜宮スタイル!
富山の郷土料理といったら「昆布〆」ですが、こちら倉本流ホタルイカバージョン。
ホタルイカ春巻も〜!
ホタルイカ巻。おぼろ昆布でくるり。
絶品、ホタルイカ炊き込みご飯!
ホタルイカの丸ごと素干し! あぶれば香ばしく、かむほどに味がしみでて酒肴に最適。ふぐのヒレ酒ならぬ、ホタルイカ酒として、味わいたっぷりのお燗酒で楽しむ人もいるそうです。
お孫ちゃん16人に、ひ孫ちゃんも5人おられるそうです。一同集ると30人!!だそうです。料理が手早いのも納得。30人が集る時は何を料理するのかお聞きすると「よく作るのは炊き込みご飯。2回炊かなきゃ間に合いませんけどね。あと作るのは海鮮丼かしら。お刺身をのせて甘辛く炊いたものをコラボしたり」
コラボ…。
ホタルイカ餃子、お孫ちゃんのボーイフレンドが30個ペロリと食べたそうです(餃子は大判でかなりのボリュームあり)それくらいおいしいってことですね。わかります。
倉本さんは「丸ごとおいしく生かす」が信条。刺身で内臓、骨をはずしても、それらを集めておいしく料理。ビックリしました「エコも考えて」なのだそうです。
そして、ホタルイカの部位を解説してもらいました。ホタルイカの解剖!? はなかなか見る機会がないので、白皿の上にのせて撮影。自分ではこんなに美しく取り出せません。
目玉、ボディ、内臓、骨、卵、足、これがホタルイカのメス、全容です。初めてパーツを意識して見ました!! これが、それぞれのおいしさがあるのです(目玉はのぞく。さすがに目玉は堅くて難しいと倉本さん。滑川には目玉飛ばし大会というのもあるそうです)
つづく
滑川のホタルイカ3ほたるいかミュージアム
May 2, 2011着物の柄は滑川市の紋章ならぬ市章。それは誰かといいますと、キラリン☆
後ろ姿もなんだかキュート!
正面を向いたキラリン!みんなで記念撮影。深夜というか朝3時のパチリ。なぜ、この時間かといいますと、ホタルイカ漁を見学する海上観光船に乗る!はずだったのです…が、強風のため、出航できなかったのです(観光船は片側に人が集中するため、乗船定員は半分、万が一に備え、強風は欠航)。しかし、ガッカリィと肩を落としていたら、ほたるいかミュージアムで生のホタルイカ(生というか=生きてるホタルイカ)体験ツアーを開始してくれるという。
ホタルイカの水槽を前にスタッフが説明。なんとこの水槽、半円ですが、じつは円形でこの2倍あり。ホタルイカがくたびれると!?ので、半円ずつ くるりと入れ替わるようになっているそうです。回り舞台ですね。なにからなにまでよくできています。
まずは、ミュージアムスタッフの紹介ムービー。始まり始まり!水槽の上の壁面に映し出されます。ちょこっと紹介。
スタッフの朝は超早い!漁師さんと一緒なのです。ミュージアムの主役、ホタルイカをお迎えに。
ホタルイカは、つかまった危機に対し、スミを相当量吐くのだそうです。「なんだよっ、プハッ、離せよオイコラッ」て感じですかね(たぶん)
そして、ホタルイカ。つかまえたあとのケアが非常に重要なのだそうです。
生き物相手のミュージアムならではの苦労がいっぱいですね。
滑川名物! 清浄で冷たい海洋深層水がおおいに役に立つそうです!
ホタルイカがどんどん選抜されていくそうです。
海中のホタルイカの説明
(右)これくらい光輝くそうです。↑実物はもっと幻想的でしょうね!
この日は強風で断念、残念だったのでありますが、ほたるいか海上観光は5月5日まで毎日出航。”夜明け前に繰り広げられる海での光のページェント”だそうです。急いでご予約を。
シアター上映のあと、室内を真っ暗にして、ホタルイカさんに光ってもらうこととなりました。スタッフから「真っ暗にならないと光りませんので、フラッシュは厳禁です」と注意あり。もちろん了解!合点承知の助。普段からフラッシュたきませんから。そして買ったばかりのリコーGXRを取り出し、撮影に挑んだところ、ピカ〜ッ。誰なにやってんの!と思ったらオイラ。ピントを合わすために出る赤外線がそれは強力な輝きでホタルイカへ直射。超大ひんしゅく。どうもすみませんでした…とあわててカメラを引っ込めるの巻。シカシアンナニカガヤクトハ…。
そして、こちらのミュージアムでは、ホタルイカとのふれあいも自慢!
水槽へ移動します。
元気よく泳ぐホタルイカが間近! これはなかなか体験できません。
泳いでいる時はこんな色してるんですね。
キュンキュン、ピュッと動きます。
そうっと触ってもOKとのことで、手の上に。「ホタルイカは噛みますので」とスタッフの方のアナウンスが。本当に噛まれました。結構、痛かったです。ゴメンなさいと謝りながら、水へもどってもらいました。イテテ
しかし、あのまま、すくったホタルイカを食べちゃう人もいるのではなかろうかと、スタッフに聞いたら「そのような人は…」とのこと。証拠隠滅だから、わからないだけかも(ってそんな人はおらんって)
売店には
もちろんホタルイカが!
刺身(竜宮スタイル)で、丸ごとで、ボイルで
試食販売もあり。カネツル砂子商店さんはネット販売もあります。
富山県庁・櫻井課長、岡野主幹もお買い物。ふくらぎの漬けを大人買い!?
ふくらぎの漬け、解凍するだけ。
真鯛、かわはぎ、ひらめなど富山湾でとれた魚介類を昆布〆に。お土産に買いましたが、そうとう美味です。特に「しろえび」最高!きれいな純米大吟醸にあわせたくなる味。
富山名物の昆布〆や一夜干しも売ってます。ミュージアムshopも海産物がいっぱいです。
そのあと、久保副市長の案内で漁港へ。
遠くから船がもどってくる気配が!漁港に行って良かったです。ぴちぴちの大量のホタルイカを見る事ができました。
朝4時、おおいににぎわう漁港でありました。
滑川のホタルイカ2定置網は藁の網
April 29, 2011地震後は出張もキャンセル続き、また、出かける気にもならずでひきこもっていましたが、4月7日は地震前から決まっていた滑川市のホタルイカ漁見学でGO☆GO富山県。久しぶりの飛行機、立山連峰はワイドだな〜。
知ってるようで知らない、ホタルイカのことを勉強しに行きました。
富山はどこからでも立山連峰が背景に見えます。駅からもよく見えました。そして今回は大谷洋子さん=通称、ゴッド大谷と珍道中のホタルイカ滑川巡り。富山駅で待ち合わせ、JRに乗ってゴトゴトと滑川駅へ。はじめて降り立つ滑川駅前の前で「ようこそ滑川へ〜!」とゴッド。
市役所へ表敬訪問。クラシックな滑川市長室です。
滑川市長の上田昌孝さん。食育に力を注いでいます。(右)滑川のキャラクター☆キラリン。もちろんボディはホタルイカですわ。着ぐるみも完成!
そして、夜、上田市長と久保副市長&ゴッドと名物ホタルイカをいただくことに(市長は途中で次の仕事へ)。会食会場は、市内(唯一)のホテル、サンルート滑川レストラン「有磯」。
今回、滑川訪問の目的はホタルイカともうひとつ。「恵田(エデン)」を醸す千代鶴酒造さんを見たい事でした。滑川唯一の酒蔵の千代鶴さん。写真の恵田は、滑川市内で栽培した雄山錦を使った純米酒です。じつは去年の11月3日に初めて出会い、そのおだやかな味わいに感心したのでした。しかもご本人の雰囲気がそっくりそのまま!(お酒とそのご本人はよく似ていると思うことがあります)。そしてHPもお人柄、センスそのまま出ています→千代鶴酒造
ただし本当の少量生産
なんと、90石!
この「恵田」もとっくに売り切れで蔵に在庫ナシ。なのですが、そこを2本も確保してきてくださった副市長の久保さんに感謝!
みずはたさんで購入されたそうです。
貴重な「恵田」じっくり味わわせていただきました!ありがとうございました。
そして、いよいよ滑川産ホタルイカが登場!
お刺身で。わさびではなくおろし生姜です。
ホタルイカを刺身にするときは背骨を抜いて、内臓をとって、水洗いし、頭と足に分けて提供。この刺身になった足は「竜宮そうめん」と呼ばれています。これが本場・滑川のホタルイカのお刺身です。
ホタルイカの足がどういうふうになっているか、↑きれいにのばしてみましたとさ。長い足2本は本当にずば抜けて長いのです。短くて黒いマニキュアをしている足先は発光部です。水のようなきれいな味です。
そして、こちらのホタルイカ。ぷっくりまんまるボディ!立派です。シャブシャブ用です。
昆布が入ったお風呂で、シャブシャブッと
シャブシャブッとしてポン酢醤油へチャポン。
きれいな桜色だと感激していたら、「ちょっと火通しが足りないですよ」と横からゴッド。
次のホタルイカはそのアドバイスをうけ、数秒増やすと内臓がぷしゅ〜っとはみ出てきました。「そう、これですよ!」とゴッド。内臓が出てくると、生臭みもすっかり消え、身はぷるん。一体感が出てきます。旨味複雑美味増。確かに! ホタルイカの加熱はこれが目安と知りました。
東京でもホタルイカの生は売ってはいますが、このぷりぷり鮮度で購入するのはかなり難しいと思います。しかし、立派なホタルイカがあるもんだ〜(驚)
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富山県のホタルイカは定置網漁業により獲られています。定置網漁業は氷見が元祖。 「資源に優しい漁業」 「自然共生型漁業」 と評価が高く、「東南アジアから研修生もきています」と久保副市長。
ところが、 1984年から、 山陰・若狭(わかさ)沖で、 「底曳網(そこびきあみ)漁業」 によってホタルイカが獲られるようになった。 その漁獲量も、 最近では3,000トンから4,500トンに達し、 富山県の漁獲量を大きく上回っている。 県別にみても、 1996〜1998年は、 兵庫県が富山県を突き放し、 首位の座にある(県資料より)
と、他県の一網打尽の底引網漁業を問題視する声も。
定置網はホタルイカを追って獲る方法ではないため、効率は悪いけれど、乱獲にはつながりにくい。しかもホタルイカが「船に引き上げられるまで生きているので、富山湾産のホタルイカは鮮度が抜群」と、味のうえでもgood。滑川は漁場が15〜20分と近く、鮮度保持に関しても抜群!というわけで滑川産がブランドなのには理由があり。
しかも、網は ”わら” で編んで作られ、ホタルイカを傷めない工夫も。かつ、海を汚さない+エコ。
漁網が、藁=わらですよ、わら!! ご存知でしたか?
私は今回初めて知りました。おいしいものには、さまざまな持続可能な技術面での工夫があり! 今回は見る事が出来ませんでしたが、北日本新聞に取材記事がありました。
●北日本新聞→「先人のこだわり守る」 漁後は豊かな海育て わら網
千代鶴さんの滑川海洋深層水を使った純米吟醸酒。
蔵元の黒田さんいわく「深層水仕込みのお酒は、お米が五百万石で精米歩合50%。H19酒造年度に醸造し、瓶貯蔵で5℃以下の冷蔵庫で貯蔵しています。ホタルイカにあう様なお酒を目指して若干濃い目で考えています。深層水は脱塩水を使用」このお酒に対して、名水で仕込んだ山田錦の純米吟醸は「雑味が少なくきれいな感じです」
滑川の深層水分水は安全で格安。相当量を被災地へ運んだそうです。
ホタルイカと千代鶴さんで乾杯! ガツンと飲みたい気持ちをグッと抑えました。なぜならこの数時間後の朝2時集合でホタルイカ漁を見学する船に乗る事になっていたからです。
ホタルイカといえば、オリジナルネクタイも!
ホテルサンルート滑川のフロントで販売している『ホタルイカ・ネクタイ』全部ホタルイカ柄!
ここでも買えます →Desicaとやま または カラーズ
つづく
滑川のホタルイカ1
April 29, 20114月8日。滑川・朝4時
大にぎわいの漁港
ホタルイカ大漁!
とれたてキトキトのホタルイカ
猛スピードで仕分け中
そしてバスケットへ
ホタルイカの生とは、この色。透明感ある赤。ホタルイカのメスです。
お風呂あがりはこんな状態。やわらかで、爽やかな香りでプリップリ! カネツル砂子商店さんにて。
バルタン星人のような目玉! フォ〜ッ、フォ〜フォフォフォ
本当のホタルイカの実力を知った滑川市の出来事を連載します。
つづく
三重ブランドアカデミー2
April 25, 2011昨日のつづき
三重県亀山市関町にあるお茶の小売り店、かねき伊藤彦市商店さんです。亀山は今、観光客が増えつつある町→おみやげ。ギャラリー&カフェの而今禾も有名です。
「よい子、つよい子、お茶のむ子」は昔から伝わるコピーだそうです。
伊藤さんがご自身で作成した、メッセージたっぷりのお茶パッケージ 百年乃茶。
↑「百年乃茶:樹齢百年を超える茶の樹から出来たお茶です。一粒のお茶の種から育てられた「在来種」茶葉100%。野性味ある「むかし」の茶、自然のエネルギーが詰まった長寿の茶です」(右)伊藤さんご夫妻。茶師であるご主人は、 全国茶審査技術競技大会・三重県大会で昨年に引き続き優勝。全国大会へ出場。
あさりの荒木海産さん荒木さんご夫妻。”手掘りのあさり”にこだわります。法被とのぼりも出来てツールも着々。→ あさり堀を見に行った!blog
河村こうじ屋さんのおいしい甘酒。ゆきのぶさんは東京農業大学醸造学科卒業。こうじも味噌も金山寺味噌もお上手。
チーム畔蛸の皆さん。近藤けいこさん(けいこさんその日のブログ)。お二方ともHPのホの字もなかった皆さんです。
66事業者さんにもなりますと全員紹介できませんが、地域の特性を生かした魅力ある商品ばかり。これからもますますがんばってください!
チーム長の玉沖仁美さん、三重県農水商工部マーケティング室の高崎有美子さん(自称漁師のアイドル。魚の技師)、遠藤和さん。同室の山戸竜基さん↑皆さんお世話になりました。
マーケティング室の宮崎達哉さん。バイオトレジャー発見事業でもお世話になりました。三重の食応援ブログを立ち上げたミヤタツ
このたびnedoへ移動。この精神↑で新天地でもがんばってください。モーレツ紅茶も連れて行ってくれてありがとう!
会場は三重県津市の総合文化センター。毎月のように通っていたのが懐かしい。カフェも併設。お昼によく行ったのはモクモクファームの経営のバイキングレストラン「農場レストラン 風にふかれて」。夜、お世話になったのがワインバー壱。るみ子の酒をおいている「虎とさくら」はいつもいっぱいでほとんど入れませんでした、とさ(安田さんへ)。
三重ブランドアカデミー1
April 24, 2011
三重ブランドアカデミー は ”地域の農林水産資源を活用し、魅力的な産品づくりを行うノウハウを学ぶ” 4ヵ年事業。コーディネーターとして参加させていただきました。この度、事業が終了。終わってみると4年間は長いようで、あっという間。たくさんの出会いがあり、多くの感動をいただきました。2月には修了した66事業者が集い『三重ブランドアカデミー成果発表会〜伝えたい66のストーリー〜』が開催。
(左)県農水商工部の渡辺信一郎部長の挨拶。(右)山戸竜基さんから事業説明。4年間の軌跡を振り返りました。
(左)コーディネーターの玉沖仁美さんが4年間分のストーリーを紹介。(右)”真鯛三兄弟”の長男、大下さんの取組み発表。南伊勢町で真鯛の養殖、そして加工から小売りを手がける漁師・大下水産の大下弘和さんの発表です。自分で育てた鯛で西京漬を商品化し、南伊勢ブランドにも認定。
美しいです!写真は南伊勢町より拝借
(左)”真鯛三兄弟”の次男と呼ばれた岡水産の岡弘矢さん。真鯛の燻製を手がけています。こちらも南伊勢ブランドに認定。
(右)三男と呼ばれた勝代丸の三浦清成さん。三浦さんブログ→津波その後
海の上でともに鯛の養殖に励んでいた3兄弟ですが、0311地震の津波で養殖筏が流されてしまい、ほぼ全滅状態なのだそうです。せっかく軌道に乗り始めた商品が、製造できないという辛い状況。東北の被害があまりにひどいため、この地の被害はまったく知られていませんが、海はつながっており、爪痕は深いです。なんとか3兄弟で力を合わせ、難を乗り越えてほしいと願っています。のびのび育てたあのおいしい真鯛を再び。待ってます!
イケメン3兄弟。スーツ姿も決まってます。
成果発表の後は、作品=商品披露会へ。
名張の醍醐さんです。地域食材を使い、素晴らしいお料理を手がける和食店。ノウハウをつめた「味噌粕漬けの素」を商品化。魚の切身を数時間漬けるだけで醍醐の味になるという。試したらホントにおいしかったです!塗って焼くだけでも美味。漬けたあとの味噌粕は煮物にちょっと入れてもよく、最後までいろいろ使える重宝味噌粕。→醍醐さん訪問記
神島であらめ巻を作る小久保園江さん(右)。現役の海女さんで、自らとったあらめで、郷土料理あらめ巻に仕上げています。あらめは大変な貴重品。なぜかというと「神島は、あらめが採れるのが、1年で、1日だけ。しかも2時間だけって決まっとるん。大変な2時間やで(笑)」→詳しくは三重の食応援ブログ
そのあらめ巻は伊勢神宮・おかげ横丁でも販売中。
極太苗の伊賀コシヒカリ特別栽培米「真米」を売る山中さん。発芽玄米を混ぜたくのいちブレンドや、真空忍者など企画。
パッケージもご本人の力作!HPでは栽培説明もしっかりあってお米の魅力がわかります。
長栄丸の濱中朋美さん。がんばりやの漁師の妻!三重ブランドアカデミーに入る前はまったくの奥さんでした。濱中家に伝わるさんまの丸干しがおいしいから、ご主人がとってきたさんまを干して商品化。ちゃかちゃかと商品リーフレットを作り、HPを開設し、旬の時期はさんまを干して発送。いまや実業家!? 自分が売れば、自分で値段が決められるんです!→冬が旬!熊野灘朝漁れサンマの丸干し
(左)ずっしり、どっしり、ふっくら、ぽっちゃりと次々に新製品が登場する横山食品さん。新ブランドの会社は「伊勢のかねこの金揚げ」です。
(右)冷燻専門の大松屋の三村洋介さん。サバ、鯛にイカソーセージ!?も。魚介類なんでも冷燻する社長です。バイオトレジャーに認定された伊勢海老塩燻製も老塩
夢倶楽部の林和弘さん。地元、浦村産の牡蠣、志摩産の蛸、バタ貝を原料に、香ばしい温燻加工で最初から最後までひとりで仕上げています。
この「かきくん」がおいしくて、梅原真さんは1人で2パックくらい食べてしまうという。私も帰りの新幹線でこれとビールを楽しませていただきました。それは極楽タイム。林さんに感謝。 素材がよく、技術が丁寧ならホントにうまい商品ができるを実感。志摩乃衆で購入できます。新製品、かき燻製オリーブオイル漬けも企画中。
小麦の丸ごとを生かす全粒うどんに命をかける男、堀製麺の堀哲次さんです。こだわりの麺いろいろ。
鈴鹿の黒墨土を生かして絶品のにんにく作りに励む、チームBlackにんに9(勝手に命名)。頼もしい9人が結集してこれから本格生産に入ります。
つづく
山口県・上関町祝島ひじき
April 20, 2011山口県・上関町祝島ひじきを買いました。黒々したひじきは、若芽を鉄の鍋と薪で炊き上げて天日干ししたというもの。→ひじきのできるまで
そうです、あの島です。 上関原子力発電所ウィキペディアより
原発を”安全”と信じて、島の未来を思い、推進した人たちもいたと思います。深くて重い選択です。
島に豊かな経済活動があれば、はなから原発に頼ることはなかったはずです。
さっそく味わってみました。
ひじきは水につけてさっともどし、ざるにあげて水切りします(そこでも、もどります)。玉ねぎを薄く切り、塩少々ふってごま油で炒めます。そこへ水切りしたひじきを入れて炒め、日本酒をふって蓋をし、炒め蒸しにします。火を止めてしばらくそのままに。味がなじみます。玉ねぎは炒めるとかなり甘くなるので甘味料不要。生姜を加えると爽やか。仕上げに炒りゴマをぱらり。味が濃いひじきなのでこれだけで充分おいしい。歯ごたえがあるので、柑橘果汁とオリーブオイル、野菜とあえてもおいしい。若芽部分だけなのですぐもどります。
この海の恵みたっぷりのひじきは、祝島市場の製品です。
webからも注文できたようですが今は中止。説明の中にこう↓ありました。
「普段、生協やオーガニックショップ等で祝島のひじきや寒干し大根、びわ茶をご購入されている方は、ぜひ産地と協力して良い品を取り揃える努力をされているところを買い支えていただければ、産地にとっても幸いです。どうかご理解のほど、お願いいたします。」とのことです。
私はこだわり市場 ISP店 で購入。(池袋駅からすぐの池袋ショッピングパークISP内にある、こだわりやで一番古い店舗。昨日久しぶりに見たら大きくきれいにリニューアルしてました。時代ですね)
他
自然食料店コタン → blog
大地を守る会 → 祝島ヒジキ狩りツアー報告
(大地さんでは義援金つきの商品も販売中)
●GAIAでは祝島のびわ茶を販売!
・
●祝島島民の会blog
●No Nukes One Love. ←いしだ壱成さんの20110304ブログ
伊勢神宮に奉納畔蛸の岩がき&新政貴醸酒
April 18, 2011初物の岩がき100個を伊勢神宮内宮に奉納している的矢湾あだこ岩がき協同組合。2011年は3月16日に奉納。3月22日にその岩がきのお裾分けが到着しました。
箱をあけると海のミネラルの香りがあたり一面。清々しい潮の香りです。岩がき、大きいです!
的矢湾あだこ岩がき協同組合は、北川聡さんが率いる5組の漁師チーム。今年の奉納は、大地震直後だっただけに、感慨深いものがありました。
↑こちらは蒸した岩がき。
三重県の畔蛸でも、津波の影響をうけ、養殖ブイから牡蠣が落下したり被害も。海はつながっています。採苗に使うホタテの貝殻は三陸から購入していました。
去年と同様に奉納できたことを、特別な思いで感謝したというチームあだこの皆さん。
「今年も無事に奉納できました。津波で被害にあわれた同業者の皆さんの早い復興と、海の安全を祈りました」と北川さん。
●2009 March 31 伊勢神宮奉納に参加一緒に参列させてもらいました。
ぷるぷるジューシィ、レモンを搾っていただく新鮮な岩がきと一緒に味わったのは、同時期に入手したこのお酒。新政の貴醸酒。秋田県能代の天洋酒店さんに頼んでいたお酒です。
貴醸酒、しかも再仕込み。詳しくは裏面ラベルを↓
という。その名も『紫八咫=むらさきやた』
そして『茜孔雀=あかねくじゃく』
というお酒をお酒でつくる。しかも原材料に純米吟醸酒をつかったというすごさ。
海の幸。
田の幸。
感動のおいしさとは、健やかな自然があってこそ成り立ちます。こうしていただけることは本当にありがたいこと。
・おまけ↓北川さんと上野さんご夫妻。海にいると思ったら、突如、新丸ビルに現れるの図。驚いた〜。まったくやんちゃなチームあだこです。
●『臭いがキレイ三重セミナー』
・
食べて応援!東北6県のアンテナショップへ
April 16, 20114月14日の朝日新聞BON MARCHE(webページができました)
最終紙面は毎号Travel特集ですが、今号は、東京に住む私たちにすぐできること!として ”東北6県のアンテナショップガイド”特集。その本文原稿を書きました。
今、都内でもっとも簡単にできる応援。しかもおいしくて楽しく長期的にできること。それは各県のアンテナショップに行って、お買物すること! 東北6県は販売店があります。
ダイナミックな自然背景の東北は、海山川田畑を有し、素晴らしい米どころでもあります。
追記「食べて、飲んで、守ること」
ぜひ日本酒も買ってくださいませ。アンテナショップへGO!
『青森県特産品センター』
『いわて銀河プラザ』
『あきた美彩館』
『宮城ふるさとプラザ』
『おいしい山形プラザ』
『ふくしま市場』
・
八木澤商店 さんの八代目日記「それが僕の生きる道だ」
支援も引き続き
そして
『東京で味わうふるさとの美味』いつもの連載では、「上州育ち おっ切こみ」うどんを紹介しました。
群馬県は小麦文化圏。有名な郷土料理が「おっきりこみ」です。この麺はそれに欠かせない平麺で、群馬県産小麦100%使用。200円。
「おっきりこみ」の作り方は野菜をいろいろゆでた鍋に、平麺を直接入れて煮込み、味噌や醤油で調味する、というもの。
鍋1個で済み、野菜の栄養がそっくりとれる合理的な家庭料理です。直煮してもへこたれない食感抜群の麺は、非常時にも心強い麺となります。
●ぐんまちゃん家
*ひとり言。いきなりスペースが足りなくなったとかで文字数が大幅カット。ブツブツ途切れた文章に。間違いじゃないけれど、なんだかねえ。電報みたいですわ。
ホタルイカ県!富山Fairスタート
April 14, 20114月7〜8日は富山県滑川市へ。ホタルイカの勉強に行って参りました! 写真は朝4時。船から降ろされたばかりのまさに新鮮キトキト、生きてるホタルイカ!
ホタルイカ船が到着するやいなや、猛スピードで仕分け。
じゃんじゃん運び込まれるホタルイカのバスケット。
東京で売られているホタルイカとは何が違うのか。 県が違えば漁法も違い、その”なに”を優先するかで、最終的な味が決まることがわかりました。今回、ホタルイカのとびきりレシピをたくさん教わって帰ってきたので後日ご紹介します。本当に旨いホタルイカは酢味噌だけじゃもったいない。はい!
その旬!真っ盛りのホタルイカが丸の内で食べられます。昨日の13日。
『富山たっぷり!丸の内とりっぷ 』と題して催された富山フェア。今年で2回目、新丸ビル7階 丸の内ハウスで24 日までの開催です。富山直送の魚介類、野菜、ハーブなど、フロア全店で富山の産物を使ったメニューが登場。挨拶する石井知事。
富山の名水を使った「海の酒」と「山の酒」。千代鶴、満寿泉、勝駒、三笑楽がふるまわれました。
各店舗から自慢の一品が持ち寄られて。期間中の限定メニュー
いざ、味見!
ソバキチのホタルイカとうどの串天、つぶ貝と菜の花の串天。
RIGOLETTO WINE AND BARのホタルイカと芽キャベツのプランチャ。
mus musの富山の山菜とつみれの小鍋。
来夢来人の富山チーズの蜂蜜がけ。SO TIREDのミニコロッケ
SO TIREDの富山の味盛り合わせ。
(右)欧風小皿料理 沢村のとやまポークと春野菜のペンネ。
(右)SO TIREDのシロエビとホタルイカの炒飯 etc.
とやま特産大使のかわいいピンク・チューリップ嬢です。寺井幹男さん、大谷洋子さんと、私もパチリ。
櫻井課長やイケメン射水市長の夏野元志さん、田崎博勝さん、いきいき富山館・山口館長など富山軍団集合! 比留間深雪さんも。
ゴッド大谷&石井知事。富山パンフレットの目印はチューリップです。
4月13日〜24日まで。イベントもいろいろ。
〆の挨拶をするフロアマネージャーの玉田泉さん。
チューリップもお待ちしています。
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●過去の富山event
20110119 富山のさかなキトキトフェア
20101103 富山の酒とかまぼこフェア
20100413 キトキトとやま 丸の内クルージング