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ご当地もの

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ラテアートはカエルの着ぐるみ!

April 7, 2011

2月18日。平和な話。
ラバール・本の学校店に父と行ったときのこと。こちらはラテアートに力を入れた店(全店で)。
父82歳はラテアートなんて知りませんから、お店の人にオーダーするさい「ちょっと驚くようなのお願いします!」とリクエスト。
すると!
テーブルにやってきたのがこの
”二重の着ぐるみカエル”
びっくりする父。「こりゃすごいデコだ!」(父は島根の美保関町七類出身で、絵のことを「デコ」という。初めて聞いたとき英語かと)
そして私の顔を見て
「知合いなのか?」

ちゃいまっせー。
LA BARのウチさんの作です。ウチさんとは、この日初めて会いました(笑)
「飲めんがな」(=キャンノット ドリンクの意)といいながら、楽しそうに飲み干した父。とっておきの親孝行になりました。ウチさんありがとう。
嬉しい心づかいと、その技に感謝!

翌日、フライトの前に寄った米子空港店のスタッフに、このラテアート写真を見せたら「わ〜っ! ウチさんですね。着ぐるみ好きなんです!」ほ〜〜、社内でも有名なキグルミズキなんだ。でも、着ぐるみといっても、二重の着ぐるみですからねえ。しかも私が好きなカエルで。
というわけで、携帯で撮った写真をあちこちで見せ自慢しまくり(これはRICHO GR)

そんな楽しい一杯。笑顔が生まれる一杯。
一杯の飲み物で、こんなに人の心をなごませることができるんだと。
外で飲食する喜びは、そこに
”ひとの技とココロ” を感じるから。
と、写真を見てあらためて思うのでした。

*ラテアート見るのは大好きですが、私自身はミルクが得意じゃないのです(残念)。ミルク以外でアートな飲み物あったら最高なのですが!

2月の思い出 安藤醸造+今日思うこと

April 3, 2011

久々に思い出しブログ。1月31日夜の横手市「はせ川」続きです。”だだみ”と日本酒三昧を楽しんだ翌日、仙北市角館町の安藤醸造本店へ。その昔、『おいしい東北』というムック本の取材で伺って以来。10数年前ぶりの再訪です。

この朝は前夜から引き続き寒波の影響で大雪。
店内にまで雪がちらついていたのを見たような…晴れていてもキーンという寒い朝。

窓辺には!お餅がぶらぶら。なんともかわいい!

白くて丸いお餅が藁で束ねられ、寒い国の知恵ですね。

安藤醸造さんのさまざまな味噌が売られています。製法のこだわり

定番商品である「家伝つぶみそ」は、地元仙北産の大豆と北浦郷あきたこまちを使用。その他にも色々なみそが揃っています。試飲もあり。温かい味噌汁はホッとします〜!

お漬物いろいろ。試食もいろいろ。試してから買えるのが嬉しい。
お買い物の一部

全部無添加。

囲炉裏端でおチャッコいただきました。

お茶請けは自慢の味噌漬け、いぶりがっこをはじめとするお漬物各種!

囲炉裏に置いてあった見事な桜柄の薬缶。普通の家庭にはまず、ないですね。実用の工芸品。

四国から嫁いできた若女将の安藤雅子さん。(右)安藤醸造オリジナル醤油味のマカロン!

囲炉裏風景になじむ梅原真さん。

どこの家の前にも貼ってあった「落雪注意」の張り紙。屋根を見て、自己判断です。
安藤さんお世話になりました。

雪、青空に映えるレンガ造りの蔵。明治時代中期の建築で、角館町指定文化財です。

除雪車が通ります。今回、いろいろな除雪車を見ました。中でも歩道用の小さいのを見た時はビックリしました。

武家屋敷通りは雪でまぶしいほど真っ白。
近くには樺細工伝承館があり。

樺細工(かばざいく)といっても白樺ではなく、ヤマザクラ類の樹皮を使う工芸品。独特の技法で、ヤマザクラ樹皮の光沢を生かし、茶筒などお茶道具などに仕立てられます。

皮もさまざま。樺の語源↓

ほぉ。でも気になるのはそんなに剥いてしまっていいの?ということ。

持続可能な採取方法ありという。

制作風景を見る事もできます。

窓からふと見た光景。つららがご立派! 子供の頃は2本とって、鬼の牙のマネしたもんだ。
帰り、佐々木一生さんお薦めの道の駅「協和」へ。

りんごの富士子。安っ。
秋田のりんごはおいしい。今、りんごNo.1は、果樹技師・加藤はなゑさんに教わった”サンふじ スーパーキング”です。甘みと酸味、堅さ、食べた時の果汁の出方ともに抜群! しかも、切り口が褐変しにくい。りんごの最高峰now →以前、はなゑさんに教わったうまいりんごについて

(左)懐かしいつくだに満載。(右)高菜の酒粕漬け。

(左)大根の醤油漬け。(右)シソの実の味噌漬け。

(左)なべすりもち。(右)ニョサク!能代で「エニョ」っていってたあの山菜!?

鬼ぐるみ100円!

古代米入のおむすび100円。
寒い冬を生きる知恵がたっぷりつまった東北の伝統食には知恵がいっぱい。素晴らしい!
伝えていきます!

当然、空港も銀世界なのでした。

秋田空港で飲める日本酒。
●南部美人・五代目蔵元 久慈浩介さんの緊急メッセージ
click please→「米と麹だけでつくる日本酒は明日の活力です。お酒は人々を元気にする、癒しを与える、料理をおいしくし豊かな時間を与えてくれます。日本酒を飲んでいただくことで応援してほしい! 岩手を元気にするためにも、お花見はしてもらうほうが嬉しい! みなぎった活力を少しでいいから被災地へまわしてほしい。今まで以上においしい日本酒をつくり続けていきます。飲む事で支援をお願いします!」

●陸前高田への支援のひとつ

日向夏とどく

March 21, 2011

「花粉と灰の降る宮崎から春のご挨拶」と宮崎の松下亮子さんから日向夏が。地震前に準備してくださったフルーツです。
灰といえば、宮崎と鹿児島両県境にある霧島連山・新燃岳火山灰は大変でした。燃え上がる真っ赤な炎と黒い灰、それをかぶった野菜の姿…ついこのあいだの出来事です。
ですが、その後の災害があまりに大きくて。
各地それぞれに与えられた試練は甚大ですが、春の便り、新しい命を感じる農産物に、大きな喜びを感じます。

20110311東日本大震災

March 14, 2011

ご連絡いただいた皆様、ありがとうございます。電池温存でお返事ままなりませんでした。昨夜、東京に戻ってきました。
3月10~11日は秋田県産地視察で出張。11日は最終日でした。
地震の瞬間は信号待ちの車内。はじめ、ドライバーの落合さんが遊んでる!?と思ったら、隣の車もブルブル。看板類もブルブル震えているではありませんか。
揺れは強く長く、まさに船に乗っている感じ。直後に信号機が停電しました。
頼もしい加藤はなゑさんがいたので、困ることはありませんでしたが(毛布がもらえたり、 反射式のストーブを持っている店や家にご縁があったり、さまざまなラッキーが続きました!)
停電だったので直後はテレビが見られませんでした。その後、テレビで大津波後の画像を見て言葉を失いました。
被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、犠牲になられた方々とそのご遺族の皆様、深くお悔みを申し上げます。
一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
________________

旅行や仕事で地震にあった人は悲惨です。
現地に知合いがないと泊まるところがありません(ホテル閉鎖)、飛行機+新幹線+高速道路がストップ、再開の見通しもなく…。
11日夜は雪がじゃんじゃん降ってとても寒く、電池がなくなり、食料も乏しく…そうなると気落ちの塊。
地震の夜、店を開けていた奇跡の居酒屋「おもろ」さんに感謝。おもろさんなら開けていると信じて行った私も(爆)。おいしいセリのおひたしとお酒、暖房、笑いにいやされました。
「珍しくっ、予約でいっぱいだったので誰か来たら困ると思って、準備して待っていたら、予約の人は誰もこないし連絡もこない。来てくれたのは予想外の人ばかり!洋子さんとか(笑)」

頭にライトを巻いてクッキング中のおもろご主人!釣りや登山のときのヘッドライトですね。両手が使えないと話にならないと。なるほどでした。
反射式ストーブ、仏事の太ろうそくも大活躍。ストーブは2台あったので1台は知合いに貸したそうです。「こんな古いストーブ、どうして持ってるんでしょうね(笑)」

↑普段使うことのない、テーブルの真ん中にあけた炭火コーナー。ろうそくが倒れても大丈夫なスペースで「初めて、役にたちました(笑)」
明るいときの → おもろ

余震があるたびに火を消しました。
翌日

美郷町の中野さん宅に寄せさせてもらいました。頼もしかった中野トヨさん80歳。ろうそくの灯りで簡易コンロとストーブの火で手早く調理中。がっこもたっぷりあって農家強し!

中野宅の仏様の立派な燭台。仏事用のろうそくは煙が少なく、匂いがなく、長時間保ち、よく出来ています。実用ろうそくの実力を知りました。
暖房がなくてもたくさん着込めば温かい(って当たり前ですが! 夜、ダウン着たまま寝ました。昼も夜も一日中、同じカッコ)

翌朝の太陽。太陽はどの地でも同じようにのぼります。夜明けのこない夜はない!
東京から関越自動車道で酒田まで迎えにきてくれた博樹さんに感謝。泊めていただいたうえ、酒田まで送ってくれた中野さんと加藤さんに大感謝。そしてガラガラの関越道で東京へ戻りました。
いまだ余震が続く地震ですが、いろいろ考えさせられました。
電気に頼る生活に猛省です。
ろうそくの灯火に慣れてしまうと、電気がついたとき、痛いような明るさを感じました。
昨日、お店に行ったらある棚だけがガラガラ。菓子パン、インスタントラーメンのコーナーでした。野菜はたっぷりあるというのに…。こういう時こそ、味噌、塩、梅干し、沢庵や味噌漬けなどの漬物です! 火がなくても、これらがあればキャベツや大根など、野菜がおいしくなります。腐りませんし、お湯を注げば汁になります。
しかも、なにより体を丈夫にする食材!重宝します。

横手「はせ川」で地酒とだだみ

March 9, 2011

1月31日の夜です。横手の夜は横手のお酒で…というわけで横手ナイトはまんさくの花の佐藤さんお薦めの「はせ川」さんへ。

阿櫻さん!

秋田酵母N0.12。阿櫻の稲上さんです ↑

天の戸さんの「発泡にごり酒・シュワトロ」!

吟の精で醸した「夏田冬蔵」。

まんさくの花「亀寿」その名の通り、米は亀の尾を使用。

はせ川さんのお料理、きれいです。

日本酒にあう肴が続々登場。

飲み比べもいろいろ。シュワトロの上と下。

まんさくの花のsake spoon.ひと振りかけると味わいアップという日本酒エッセンスです。山同敦子さんが新聞に記事を。

たらの白子に蟹。ごちそうづくし。

最後はやっぱりいぶりがっこで〆! はせ川さん↑オーナー料理長です。ここを開く前は東京でお仕事されていたそうです。
「だだみ」を食べた事がないと話したら、天の戸の柿崎さん&まんさくの佐藤さんが「今しか食べられないんですよ。それじゃ、だだみを食べなくちゃ、できるかな〜?」と料理長に注文。
すると「できます!」と返事あり。別注の「だだみ」が料理長とともに登場とあいなりました。
だだみ〜

だだみ〜っ

だだみっ!
なんでも、このだだみ、にんにくのすりおろしで食べるという。初体験!

お醤油をかけ、おそるおそるいただくと、おやっ匂いがまったくありません。
魚とは思えない清潔な味! これが本来の味なのだと知りました。産地で〆め方がよくないとこの状態は難しいと思います。
しかもにんにくでね。ほ〜っ。その土地土地でスタンダードな食べ方があるもんだと。

はせ川さんの日本酒ラインナップ。

わいわい記念撮影。梅原真さんとご一緒

帰りは大雪。運転代行さんの車で宿まで送ってもらいました。印象的だったのは、代行さんチームは店につくやいなや、両手に除雪モップで、車の屋根の雪卸し作業に。運転はそれからです。
雪国です。

横手の朝6時。ひと晩中、除雪車が動いていたようでした。雪国です。

まんさくの花 日の丸醸造さん

March 8, 2011

1月31日。天の戸さんを見学した後、大雪の中、まんさくの花醸造元、日の丸醸造さんを訪問。

今年の雪はたいそう激しく、除雪費用に200万円以上かかったそうですっ。たいへん!

おちゃっこをよばれました。お菓子ではなく、ナタ漬けなどお漬物いろいろ。ほっこりします。地元の梅を使った「梅まんさく」も。

蔵見学。あちこちにしめ縄が。

酒米見本。美郷錦、美山錦、亀の尾、ひのまるetc.

精米所にて社長の佐藤譲治さん。削ったあとの米粉↑

削られた米粉はパサリとした白いパウダー状。全量自家精米です。

精米された酒造好適米。まわりを削って丸くなっています。ベビーパールのよう。

蔵の奥へ進むと酒母室が。酒母(しゅぼ)=お酒のお母さん!

ぷくぷく発酵の真っ最中!

酒母の状態、香りをチェックする佐藤さん。

蔵内はお湯がしゅんしゅん湧くエリアがあれば、もろみタンクが何本も鎮座するエリアも。

醸造経過を記録したグラフ↑

泡あわするもろみタンク!そのまますくって食べられそうです。

タンク上部。ここに鼻をくっつけて吸い込むとっ、たいへんなことに!

お米が真っ白く、美しく変身!

スノーホワイトな麹がどんどん出来てきます。

口にふくんで噛みしめるとほんのり甘く、ほのかな酸味があります。

製麹室
お米が姿形を変えて、最後に透明な液体のお酒になる!
すごいなあと見る度に思います。
そして

きき酒タイム。蔵見学の醍醐味です!
その後

蔵人の聖地をのぞく

まかない所。ストーブにお燗酒がたくさん!ついていました。

この日の蔵人さんのご飯はフライに煮物。それにお燗酒。

蔵人が集まる食堂は幸せの光景。ストーブ燗がなにしろおいしそう(笑)
●まんさくの花 日の丸醸造
まんさくの花さんは、通常のお酒以外にも「酒蔵の味噌」など、楽しい商品がいろいろ!
ほかにも↓などがあります。
大吟醸酒粕焼酎マンサクノハナ
吟造りあま酒 麹’s <コージーズ>

天の戸、森谷杜氏に教わる一品

March 6, 2011

1月31日、天の戸さんを訪問。その時、杜氏の森谷康市さんにとっておきの一品を教わりました。
●半径5km以内の米と水!
秋田の酒蔵・浅舞酒造の杜氏、森谷康市さんは、夏は田んぼで米作り、冬は蔵で酒造りに励むことから自身を「夏田冬蔵(なつだふゆぞう)」と名乗ります。
酒の味もさることながら、自ら腕をふるう酒粕料理が評判。

天の戸さんの仕込み水。

「美しい稲」と書いて「うましね」と読みます。この「美稲」には玄米を2割しか磨かない、低精白の80%のお酒があります。
天の戸さんが造る日本酒は、醸造用アルコールや糖類を加えない純米酒のみ!
しかも蔵から半径5kmの田んぼの米だけ!
「目で見える、手で触れる米だけで酒造り」が信条。同級生の蔵元、柿﨑秀衛さんに誘われ、蔵入りして30年。自身が農家だけに米はムダにしたくない、そんな思いから80%精米の純米酒に力を注ぎます。 これは1升瓶2000円と安価。味もうまいとあって大人気の1本。

もやしをふるところを見せていただきました。

麹をつくる大事な工程です。

静まりかえった蔵内。

仕込み途中のもろみタンクをチェックする杜氏。

モロモロぷくぷく発酵中!
そして”賄い”に潜入!

酒粕で酒の肴!!

「酒粕はうまいし、栄養もたっぷり。もっと料理に使ってほしいな。カスじゃもったいないからうちの蔵じゃ”酒香寿”という字を当ててます」。
その”酒香寿”で酒肴が 簡単にできると力説する杜氏。
酒粕と味噌を”1対1”で合わせた漬け床で漬ける酒粕味噌豆腐は、クリームチーズのようにまろやかな食感、味噌がほどよくしみこんでなるほど美味!
漬け込み中
酒粕技はまだまだ!

↓ いぶりがっこの酒粕あえ。細切りにしたがっこをわさびまたは和辛子を加えた酒粕であえると美味。

国宝級!

蔵の賄いはご飯に味噌汁、漬物、デザートの餅まで、酒同様、半径5kmの材料が中心です。
中でも「国宝もの!」と杜氏がいうのは、お母さんが漬けた10年 ものの黒い奈良漬。シャリッとした食感に黒糖のような甘みがじんわり。
「酒粕の甘みだけだから自然でしょ」。瓜がおいしく10年持つ。これぞ酒粕の底力!

秋田名物ハタハタの麹漬け。麹の甘酸っぱさと魚のうまみが発酵で複雑にからまってたまらない一品!

「疲れて家戻って、料理がまずかったら悲しくなるべ。昔の人は知恵者だったな。甘酒や麹、酒を使うと複雑な味がからむんだす。焼いても、蒸しても、柔らかくなる、味にふくらみがでる」。

夏は田んぼ、冬は蔵という人生。
「天候の恩恵を受けたと思えば、その逆もある。ある年うまくいっても次の年は保証がない。神頼みしたくなることばかり。人のできることなんてほんのわずか、だから精一杯やるんだす」
人智を尽くして米を育て、酒を醸し、副産物の酒香寿からうまいおかずと肴を作る。「つかれも吹っ飛ぶおいしい食卓」の源は田んぼにあり。
夏田冬蔵の名の通り、全てのおいしさは夏の田から始まります。季節を経る毎、様々に形と味を変化。時間を重ねてうまさの幅を広げ、深みを増して食卓に。たった5km四方の土地で出来るものだけなのに、その味わいは無限に広い宇宙のごとく。

天の戸の皆さま、ありがとうございました。
詳しくはaffを

aff3月号

お宝!日本の「郷土」食 9 [秋田県横手市]
『夏田冬蔵杜氏に教わる  酒粕味噌豆腐』

●天の戸 浅舞酒造
秋田県横手市平鹿町浅舞字浅舞388
TEL.0182-24-1030
http://www.amanoto.co.jp/

酒庵 田なかで秋田美酒NIGHT

March 1, 2011

1月30日の夜。小玉醸造さん見学のあと、秋田市内の酒庵 田なかで日本酒を楽しむ宴。お店につくと、テーブルにはジャン!秋田の美酒がずらり勢揃い!飲みたいお酒だらけで目が泳ぎました。いったいどこから、どうやってどんな順番で飲むべきか! 楽しい計画が頭をくるくる。器がひとつじゃ足りませんぜ。体もひとつじゃ足らない〜っでしょ。どうしようリンダ!

忙しい最中に集まってくださった秋田の日本酒イケメンズの皆さん。左から小玉醸造の小玉さん、新政の佐藤さん、秋田清酒の伊藤さん、秋田県酒造協同組合の東海林さんです。お酒参加が春霞さん、一白水成さん、白瀑さん、ゆきの美人さん!皆さんのお顔が浮かびます〜。

小玉さんの「純米大吟醸 天巧」です。天巧の名の由来は ”自然天然に咲かしめられた天巧の妙味”  からという。(右)秋田の冬の魚といえばハタハタ。ぶりこがはちきれんほどのぶりぶりで登場。

秋田の人はぶりこが大好きですね。

秋田醸造の「ゆきの美人」さん。純米吟醸 活性にごり酒。かろやかな味わいは乾杯酒から食中酒にも!

渡邊こーえいさんの一白水成。澄んだ味わいが人気のシリーズ!

秋田清酒さんの「やまとしずく純米吟醸」。お正月に「謹賀新年」をいただいて、そのジューシィなうるおい感に感動しましたが、じつはこのお酒なのだそうです。

↑お正月にいただいた「謹賀新年」
「やまとしずく」ラベルにある家のイラストは歴史あるご実家。素晴らしい建物と聞いてますが、冬は寒いそうです。
お正月に飲んだもの記録

山本友文さんが醸す「山本」です。裏ラベルは友文さんの横顔シルエット。メッセージが入っています。友文さんは昨年、埼玉県出身・海無し県生まれの奥さまのために、日本海が一望できる新居を崖の上に建てたとか。
「だから、”ガケのうえのトモ”って呼ばれてます(笑)」
そんなことを昨年の会で、聞きましたな〜。

「ヤマユ」です。佐藤祐輔さんのシモヤケ話は読むだけでコチラまで痛くなりそうに。分厚い靴下か、羊毛の底敷きを貼った長靴、はたまた優れた軟膏を送ってあげよう!と、その時は思いましたとさ。→赤ヤマユと85

酒庵 田なかさんのお料理です。(右)は秋田名物の鍋。体ぽかぽかに。

いぶりがっこをはじめとするお漬物が。すわっ白い飯かというと、名物!手打ち蕎麦が。きれいな味でした。〆においしい炭水化物が出るとホント嬉しいです。

もう一度、この夜お世話になった皆さんです! お酒の話を直接聞きながら飲めるというのはなんて幸せなことでしょう。ありがとうございました。
●酒庵 田なか
秋田県秋田市泉中央2-6-14
電話 018-864-3220

田なかさん、お世話になりました!

太平山・小玉醸造さん

February 28, 2011

1月30日。秋田県太平山・小玉醸造さんを訪問。創業は明治12年。秋田流きもとづくりの日本酒が有名ですが、じつは「ヤマキウ」ブランドで味噌、醤油も醸造しています。特選味噌は新宿伊勢丹で販売も。写真は醤油蔵!

あたり一面、香ばしい、いいにおい!ここに豆腐があれば…と思ったり。

歴史を感じる築130年の蔵、秋田杉の六尺桶がずらりと並ぶ様は壮観。3年間かけてゆっくり熟成させる古式醸造の醤油です。

レンガがふんだんに使われ、通称「レンガ蔵」

醤油をしぼったあと。もったいないです。

検査室のドア、味のある投書箱。

こちらは日本酒蔵。

ピカピカに磨き上げられた室(むろ)。

シーンと静まりかえった蔵内ですが、耳をすますと、ぷちぷちシュワシュワという音が聞こえてきます。

まだ始まったばかりのもろみタンク。お米が見えますね。

こちらは活発!プチプチサワサワシュワ〜な状態。

1月30日はとんでもない寒さでした。体が凍って折れるかと思いました…。

それはそれは、すごい極太ツララ。

社長の小玉真一郎さんです!全然寒くなさそうです。ブルーのマフラーは酒蔵を改造したブルーホールに合わせて? じつは小玉さん、似顔絵イラストがうまいんです(笑)
酒、味噌、醤油と3つの醸造が揃った小玉醸造さん。歴史あるレンガ蔵は見応えあります! 蔵見学も受け付けています。
●小玉醸造株式会社
3月2日は秋田県酒造協同組合主催「秋田の酒を楽しむ会」が開催されます。って、チケットはとっくに完売ですが。
同日開催「秋田の酒きき酒会」あり↓流通、飲食のプロ対象。

藤川さんの炭谷ごぼうから葉

February 27, 2011

先日いただいた藤川さんの炭谷ごぼう。愛おしくて、先端を切って水につけていたところ、どんどんきれいなグリーンの葉がはえてきました(上の写真が届いた状態)

生きてるっ!

というわけで、爽やかなごぼうのグリーンライフを楽しんでいます。
藤川正雄さんの炭谷ごぼう
藤川正雄さんの炭谷ごぼう2

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