セミナー
« Previous Entries Next Entries »松田美智子先生と
February 3, 2016松田美智子先生にお声がけいただき、先生のお料理とセッションする形で、純米酒を紹介する6回講座を仰せつかりました。
先生からは、料理とお酒の相性を「方程式」で示してほしいと依頼あり…。
食材から調理道具、調理法まで、徹底して厳しく選び抜く先生ですので、冷や汗かきながら、昨日打ち合わせしてまいりました。
先生のお言葉ひとつひとつが勉強になります。2016年、様々なチャレンジyearとなりそうです
*お教室はすでに満席、締め切りです。
http://www.m-cooking.com/
「搾り方違いの純米酒」今年も朝カル新宿教室で開催!
January 12, 20162016年1月16日土曜日は、朝日カルチャー新宿教室「純米酒を識る、日本を味わう」講座です。
「この時期だけの限定酒!搾り方違いで味わう新酒 荒ばしり、中取、責め etc.」お酒は搾るタイミングで香りも味も異なりますが、別に搾り分けるとなると非常に手間がかかるため、一般的な酒は搾ってから、すべてをブレンドして瓶詰めしています。それを超限定で!同じ純米酒を搾りのタイミング違いで味わうスペシャル企画です。
この時期しかできないのが「搾り方違いの純米酒」ティスティング!
「同じお酒でも、搾り方のタイミングでこんなに違う〜!?」を楽しみます。最初と真ん中、最後でどう違う!を味わう新酒体験なのです
毎年限定の超人気商品!「厳選日本酒手帖」でも紹介した
●秋田県の日の丸醸造さんの純米大吟醸「荒」「中」「責」
↑2015の案内より。2016はこれから発売!只今、予約受付中(超限定品)
予約申し込みは日の丸醸造さんまで
日の丸醸造さんは、秋田県清酒品評会純米酒部門で首席県知事賞、東北清酒鑑評会吟醸酒・純米酒両部門で優等賞を受賞。
26酒造年度に出品した鑑評会4つ全てで金賞以上を受賞する実力蔵(秋田県清酒品評会と山内杜氏自醸鑑評会は第一位ですから凄い!)
また、ズバリそのお酒の酒粕も!いただきます。液体から固体まで、丸ごと!!!でのお楽しみです ●蔵訪問 http://www.yohkoyama.com/archives/29958
そして
●栃木県の仙禽さんの亀ノ尾で醸した「荒」「中」「責」
プラス
両蔵のスタンダード酒も、じっくりと味わいます。
ひとつのお酒の搾りタイミング違いで3種類、 同じお酒を、味わい比べるスペシャル企画。1月のこの時季しかできない飲み比べです★
今回もおつまみと一緒に楽しみますよ〜。トータルで9種類きき酒します。
1回のみの受講もOK
◎お申込みは→https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/51ebeba4-99b6-8b4b-cfcb-56284f4f147e
___________
●朝カル新宿教室情報
1月=「この時期だけの限定酒!搾り方違いで味わう新酒 荒ばしり、中取、責め etc.」お酒は搾るタイミングで香りも味も異なりますが、別に搾り分けるとなると非常に手間がかかるため、一般的な酒は搾ってから、すべてをブレンドして瓶詰めしています。それを超限定で!同じ純米酒を搾りのタイミング違いで味わうスペシャル企画です。https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/556d8630-311b-23b2-4f98-562850d1ff272月=「九州の米と水で醸した銘醸純米酒」有名な焼酎蔵が集中する九州は、どっぷり焼酎文化圏と思いがちですが、じつは九州は、日本酒もしっかり根づいた土地なのです。IWC世界チャンピオンになった佐賀の蔵や、昔からの銘醸地・福岡の地酒蔵。熊本県は有名な9号酵母の発祥地でもあります。今、注目の日本西南端の酒蔵など、バラエティ豊かに8蔵を紹介します。「九州の純米酒ってこんなに美味しいの?」と思うはず。各県の珍味も揃えて、九州を純米でトリップ!https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/1b4f0b66-7729-5f3f-0894-5628502537e2☆3月12日「川西屋酒造店探訪」キャンセル待ち受付中https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/a994683b-5da0-11fc-935c-5628514057cc
OnJapanCafeで居酒屋English
January 8, 2016OnJapan CAFÉの新企画!
https://www.facebook.com/events/172894733069584/
●1月21日(木曜日) 19時30分〜
原田有紀子(左「ゆきの美人」銘柄名がお気に入り)と山本洋子の
ユッコとヨーコ YY(ワイワイ)コンビがおくるOnJapanの夜カフェです!
テーマは「THE ニッポンの居酒屋」
日本人にとっては当たり前の
「ひややっこ」
でも、それが「豆腐」というのがワカラナイ
おろし生姜やネギの薬味は、どうしていいのかワカラナイ
訪日外国人が、どう注文していいかわからない、食べ方もわからないディープなゾーンが居酒屋のおしながき。
そんな「当たり前」な居酒屋メニューを頂きながら、外国人と交流を深めたいなと企画ができました。
「あたりめ」ってなに?
「板わさ」ってなに?
「もろキュー」ってなに?
「ひや」「かん」ってなに?
日本人には、当たり前すぎるこの言葉、では、なぜそういうのか「語源」を聞かれたら、どう答えますか?
特に
「あたりめ」はなぜ「あたりめ」なのか。
どうして「するめ」ではダメだったのか…などなど
そんな居酒屋メニューの語源を紐解きながら(英語OK)
気軽にワイワイ、日本酒を飲みながら、つまみながら楽しもうという夜企画です。
居酒屋で役立つ英会話も楽しく学べます!
トラディナルな居酒屋おつまみを、10種類+日本酒(もちろん、純米酒)ご用意。
原宿で赤提灯気分を味わいに、気軽にいらしてくださいね!
予約制(先着順。限定人数15名様程度)
当日、空きがあればOKです。
会費 2,500円(税込)
●おしながき
板わさ
あたりめ
ししゃも
メザシ
ちくわ
ひややっこ
塩辛
油揚げ
もろきゅう
ぬか漬け
お飲み物:純米酒 ひやとかん(各1合ずつ)
https://www.facebook.com/events/172894733069584/
↑境港の権田陶器店で見つけた、河童がモチーフの30年ぐらい前の酒器セット
居酒屋メニューに書いてある「ひや」と「かん」
それが「日本酒」を意味することなど、海外の人(いや、今の日本人も!?)わからないことだらけ。
「めざし」や「あたりめ」をストレートに訳したら大変なことになります(痛そう!)
まずそれが「魚」であることを知ってもらわなくちゃ!
居酒屋言葉を楽しく、掘り下げ、米の酒とそれにあう日本の正統派つまみを考えます!
●鳥取県境港市情報・権田陶器店チラッと写真あり→http://www.yohkoyama.com/archives/343
今年のwork
December 30, 2015今年は意義ある仕事やセミナー、取材をたくさんさせてもらいました。
思い出深いのは、JR東日本さんの越乃Shu*Kura。おつまみ監修とお酒セレクトを担当。列車内の日本酒が、すべて新潟県産の酒米を使った純米酒になりました!
http://www.yohkoyama.com/archives/74899
http://www.yohkoyama.com/archives/75134
JR東日本、新潟支社、jeki、NREの皆々様、酒蔵様、ありがとうございました。 車内で開催のイベント「酒蔵さんに教わる 甘×辛地酒教室」も最高、楽しかったです!
チーズと日本酒の取材も
・
そしてセミナー!
朝日カルチャーセンター新宿教室「純米酒を識る 日本を味わう」、On Japan Cafe「はじめての純米酒」講座を月に1回開催。
12月22日に開催した特別講座は天の戸 浅舞酒造の森谷康市杜氏に教わる「稲の種で、酒を醸す」勉強会。
これについては後日UPしますが、杜氏がまとめた以下の「酒米の系譜」は興味深いので先にUP
「この年末年始、お酒の飲む機会も多いと思います。ぜひ、この「酒米の系譜・天の戸ー改定版」を肴にどうぞ。脈々と流れる米の血脈。その稲の姿がそうであると同じように、味わいもしかり。「この辺はひいばあちゃん似だ」とか、「へーこの米は亀の尾。そしてこれは雄町がご先祖さんなんだ」などなど」
大きな画像はfacebookページを。↑クリック
日本酒は米の酒
森谷杜氏から教わったこと
「米は人間から見たら、食べる、飲むための「米」と捉えがちですが、稲からすれば「種」なのです」
ゆえに、「稲の種で、酒は醸されている」ということ
これも初めて知りました!! ↑ photo by akiko shibata ↓
発酵珍味がぴったりあう純米酒。杜氏のお母様が漬けた5年物のカリフラワー粕漬け。豆腐もゆで卵も酒粕漬け。万能酒粕はあえ衣にも、絶品!
米作りが環境汚染源になることなく、米作り、酒造りこそが、環境再生につながるような純米酒を応援していきたいのです。
素晴らしい地域のお宝である日本酒。そこに、地球の反対側から届く醸造用アルコールは混ぜたくありません。
日本酒は単純な甘い辛いを超えた存在だと思っています。
またUPします〜!
______________
ただ今、実家断捨離中!指紋が無くなりそう
地域をつなぐ純米酒
December 24, 2015最新号の週刊ダイヤモンドに寄稿しました。
ここで紹介した本田商店・龍力(たつりき)さん
12月19日(土曜)朝日カルチャー「純米酒を識る」講座でも登場!
「龍力 純米しぼりたて」と「蔵出し新酒」、通称「金」と「銀」。
どちらもお米は、兵庫県産「コウノトリ育む米」の五百万石です。
右の「銀」は「醸造アルコール」が添加。そのアルコールは蔵で醸造したもので、他の酒で使った山田錦の粉が原料。すべて兵庫県産です。この2タイプを飲み比べました。
お酒を飲むことで、環境の貢献活動になったら素敵です!
●豊岡市・本気の取組み「環境創造型農業」
http://www.city.toyooka.lg.jp/hp/genre/agriculture/farming/guide.html
http://www.city.toyooka.lg.jp/hp/genre/agriculture/index.html
http://www.city.toyooka.lg.jp/hp/genre/project/index.html
龍力の「金」「銀「は、できたてホヤホヤの生酒。
12月19日講座に参加の高嶋成豪さんが以下の写真と言葉をアップしてくれました。
photo by takashima
地方再生の勉強
「米作りや水がその土地と結びついていて、目を閉じると、未だ訪れたことのない田園風景が浮かびます。昨夜は年末スペシャルで14種も勉強しました。写真はその一部です」
講座では、皆さんに田んぼや米の作り手、そして酒造りの現場写真を見てもらい、地域を感じてもらうようにしています。
兵庫県産「コウノトリ育む米」は田治米酒造さんでも酒造りに使っています。
http://www.chikusen-1702.com/original5.html
「コウノトリ育む農法」は、田圃でお米を作るだけでなく、コウノトリのえさとなる生き物も一緒に育てる米作りです。
「お酒一升、1.8Lで6平方メートルの田圃が無農薬に保たれます」
http://www.chikusen-1702.com/app/Blogarticlelist/index/ArticleCatgId/6
http://www.chikusen-1702.com/app/Blogarticlelist/index/ArticleCatgId/7
講座では「山田錦の純米酒」に漬けた梅酒・竹泉さんの「梅酒」も登場。
梅酒の原材料は純米酒、地元産の梅(玉英・南高)、氷砂糖のみの「地」梅酒です。
「こんな甘すぎないおいしい梅酒はじめて!」とお替わりする方も。米の酒の醸造酒で漬けた梅酒はアルコール分も低く、やわらかいおいしさなのです。
http://www.chikusen-1702.com/…/Bloga…/index/ArticleCatgId/10
http://www.yohkoyama.com/archives/65180
神亀酒造の「小鳥のさえずり」は、鳥取県の熱血農家・田中農場田中正保さんの山田錦を使用。
「純米大吟醸酒がこんなに安くていいんですか?」と皆なが驚いた天の戸さんの純米大吟醸45は酒米・吟の精を使用。
そしてキリッと深いクエン酸がきいた黒麹を使った「天黒」特にお燗酒が大好評でした!
天黒は黒麹仕込の純米酒で、鹿児島の焼酎蔵「大海酒造」さんとのコラボ。2年熟成のまろやかさと焼酎用黒麹のクエン酸のすっきりした後味が特徴です。
天の戸さんは全量純米酒。一番安いお酒から高いお酒まで、すべて純米酒。全量限定吸水。
そして、全量古式槽しぼりです!
↑写真は天の戸HPより
使用するお米は、全量が、農薬をグンと減らした農薬に頼らないで栽培したお米なのです。
その結果は田んぼにあらわれていて
http://www.yohkoyama.com/archives/69135
田んぼに蜘蛛の巣がなぜはるか?ということなのです。
この田んぼには「タニシ」も復活しています!
http://www.yohkoyama.com/archives/66523
どのお酒も、深い意味があるものばかり!
お米の酒、特に酒米は、健全な環境があってこそ成り立ちます。
photo by kouichi moriya amanoto「美山錦」の田んぼ
こうして、まともなお米の酒が、丁寧にお燗して飲めることがなんとも、ありがたいのです。
これからも、お酒ができる、向こう側にある大きな意味を、皆さんに伝えていきたいと思っております
photo by kouichi moriya amanoto「美山錦」の花
その土地、蔵ならではの味わいを、深く思い感じていきたい。米に価値をもっともたせたい。
酒蔵さんにお願いしたいのは、大本の水源地、田んぼの環境など、酒づくりの土台となる自然環境について、想像できるような「背景」について、もっと教えてもらいたい。そして、リアルな現場写真など見せてもらえると、さらに理解が深まり良いと思うのです。
奈良県久保本家・加藤克則杜氏が醸す気合の酒「睡龍」
平成27年12月出荷のこの酒は、平成21年が醸造年度の古酒。長期熟成でしか生まれない複雑な美味しさが特徴。65℃のお燗酒がキレイに決まります!
新政の「貴醸酒粕」、「高級純米酒粕」とお酒をティスティング。「酒粕は嫌いでしたが、このおいしさは? びっくり、まるでデザートですね!」と。クリーミィ、まろやか、ちょっぴり酸味のきいた甘酸っぱい味。搾る前の固体と液体。
おいしい酒の酒粕はおいしい!
酒粕と酒粕DIP、チーズ、ひたし豆
松前漬け、黒豆、焼きのしイカとキノコ煮、焼きみかん
時計9時の位置から。鈴廣の熟成塩辛(超美味です!)、いぶりがっこのカルパッチョ風、鮭トバ焼き、磯くるみ、えのき茸佃煮、わさび三杯漬け、カツオの塩辛。真ん中は新潟・弥右エ門農園の干大根に包んだ「からし巻」と「するめ巻」
お燗酒をおいしくする発酵珍味!
酒づくりの環境を含んだ、日本そのものを味わう酒、日本酒!
これらを大切に味わい、守るためにも、考え伝えていきたいと思っています。
神亀酒造さん小鳥のさえずり
December 23, 2015日本酒に目覚めるきっかけとなった酒蔵は、埼玉県蓮田の神亀酒造さんです。全量純米蔵の先駆け蔵で、並大抵ではない苦労をされた蔵。詳しくは「闘う純米酒」に記録があります。
その本の筆者・上野敏彦さんに話しを聞いた
blog→ 闘う純米酒・上野敏彦さん
ページを一部紹介 ↑
「小鳥のさえずり」に使う酒米は堆肥だけで育成した山田錦を使用。
鳥取県の篤農家、田中農場田中正保さんが手がけた酒米です。小鳥の「鳥」は鳥取県の鳥説も!
◎田中農場の酒米を使った酒 http://www.farm-tanaka.jp/products_sake.html
製造年月日は2009年5月
ラベルには「瓶詰め時を製造年月日としてありますが、マイナス10度の低温熟成(1〜3年間)をし、飲み頃をまって出荷しております。」ということは、2009年+1〜3年。
精米歩合50%。抜群の安定感をもつ、キレのよい、品あるおいしさが特徴。
先日、神亀の小川原専務に、”大吟醸2と小鳥のさえずり8”のブレンド燗を飲ませていただきましたが、その燗酒がすこぶる美味。目の前の和食がおいしくなりました。
12月19日の朝日カルチャー新宿教室「純米酒を識る 日本を味わう」講座に参加してくれた工藤恵美子さん。神奈川県山北町にある川西屋酒造店で蔵人をつとめます。
以下は恵美子さんのSNSより
「私が抱えているのは弊蔵のお酒ではなく、神亀酒造様の「小鳥のさえずり」です。
ご存じの方もいらっしゃいますが、実は弊蔵酒造部の要だった社員蔵人がこの10月下旬に急逝しました。
酒造期スタートまで10日足らずの時期に欠員、それでも川西屋のお酒を造り続けるため、いつもお世話になっている神亀酒造様の本当にありがたいご理解とご配慮をいただいて、ベテラン蔵人のHさんを期間限定で派遣していただいき、いまは酒造りをしています。
どこの蔵だって人手不足なのに、自蔵のベテランさんをお貸しくださる神亀の皆様の心持ちが本当にありがたく、そしてHさんご自身の目配り気配りしつつ、かつ骨身を惜しまず働いて下さる姿勢には学ぶところがとても多くて、ありがたい気持ちでいっぱいです。
。。。というわけで、昨夜は「小鳥のさえずり」の優しいお燗をいただいた後に、心からの敬意と感謝を込めての記念撮影。」
酒造りには様々な出来事が起こります。酒の味、すべては人の力でなりたっていることを痛感。元気で平和で、おいしく飲めることに感謝でいっぱいです!
全海水さん
December 11, 20152015年は色々な仕事をさせてもらいましたが、思い出に残るひとつが、全海水(ぜんかいすい)こと、全国海水養魚協会さんからの講演依頼です。
きっかけは、ご担当の方が、2014年3月6日のセミナー
「静岡県漁業協同組合・女性部大会
魚で肴★ブランドのつくりかた」
を聴いてくださったことから。
常々、魚がサカナで肴であり、ALL国産の上質な純米酒との組み合わせが国力を上げる!と思っている私は、喜んでお引き受けしました。漁業の方も、いい米の酒を飲んでほしい。そうでなければ、上質な加工品など出来ないと思うのです。
2月18日(水曜)会場は静岡県沼津の沼津リバーサイドホテル
フランスのワインがどんな戦略で売られているのか。三重・長栄丸さん、秋田・ひより会さん、富山・柿太水産さんの取り組み、特定名称酒の酒、その組み合わせ次第で魚の価値向上につながるのではないかなど、お話させてもらいました。その講話が冊子になりました。
さて、読ませてもらうと様々な記事があります。
まず、特集はタイムリーなTPP関連!
TPP条約発効後の関税率の紹介。切実な問題です。とはいえ自分、今までどれくらいの関税率だったのか、意識しておりませんでした……。
そして、カタクチイワシ・サバの水揚げ推移!
イワシにサバとありますが、これらは人間ではなく、お魚サマの口に入るものであります。勉強になりました。
●養殖魚を知る
http://www.yoshoku.or.jp/siru/
●全海水HP
http://www.yoshoku.or.jp/
モディ首相がエリザベス女王に贈ったマカイバリ紅茶!がよくわかるセミナーを開催します
November 30, 2015インドのモディ首相のTwitterです。
モディ首相が、英国のエリザベス女王にプレゼントした紅茶とは?
なんと、マカイバリ紅茶なのです。
Also presented to Her Majesty some award-winning Darjeeling tea from Makaibari tea estate in West Bengal & fine organic honey from J&K.
マカイバリインド駐在員blog↓より
「イギリスを訪問中のモディ首相が英国王室への贈り物に世界最高値をつけた「マカイバリ茶園シルバーティップス・インペリアル」を献上いたしました。紅茶の他には蜂蜜や華やかなストールなど、女王が54年前にインド訪問された時の思い出の品々が。インドの首相が訪英するのは2006年以降初めてのことです」
http://www.ndtv.com/india-news/among-pm-modis-gifts-to-the-queen-memories-of-her-first-india-visit-1243176
私が愛してやまないマカイバリ紅茶が、どんな紅茶なのか、よくわかるタイムリーな!セミナーを開催します
『厳選紅茶手帖 知ればもっとおいしい!食通の常識』世界文化社
http://www.news-postseven.com/archives/20150724_337989.html?PAGE=1
●12月3日(木曜)下北沢B&Bで
BOOK「厳選紅茶手帖」記念!
「もっと識りたいダージリン紅茶の世界!マカイバリ茶園の旬の紅茶を飲み比べて楽しむ」
・オーガニック歴40年のマカイバリ茶園主・ラジャさんが最も大事にしていることとは?
・サスティナブルとは?
・真に美味しい紅茶のありようとは?
・そもそも紅茶の四季って何?
・ラジャさんの飲み方は陰陽五行
この秋紅茶と、同じ、2015年摘みの春、夏の紅茶と飲み比べて、シーズンによる味の違いを、じっくりと飲んで楽しみます。また、同じ秋摘みでも、畑違いを特別に飲み比べます。
「紅茶の味はひとつではない」を体験できるチャンス!
http://www.yohkoyama.com/archives/75127
http://bookandbeer.com/event/20151203_makaibarikoucha/
そして
●12月10日(木曜)On Japan Cafeでは
「クリスマス・シーズンの紅茶を味わう!世界中で唯一の真冬摘みのダージリン紅茶・クリスタルフラッシュ&スパイスたっぷりの豆乳チャイ の楽しみ方、淹れ方、作り方を識る」
http://cafe.onjapan.tokyo/event/20151210tea/
クリスマスに味わいたい、とっておきの紅茶を学んでみませんか? インド・ダージリン紅茶の旬は、春、夏、秋と、年に3回ありますが、じつは、真冬摘みの紅茶があるのです。その名も「クリスタル・フラッシュ」アイスワインにヒントを得て作られたというウィンターシーズンに相応しい世界でも珍しい紅茶です。紅茶はワインと同様、生産者が仕上げまで行う農産物。環境すべてが一枚の葉に凝縮します。オーガニック栽培歴40年というダージリンの中でも老舗茶園マカイバリ。この茶園の紅茶に惚れ込んで一家で商社を立ち上げたのが石井ファミリーです。今回は専務の石井道子さんに、その特別な真冬摘みのダージリンと、秋摘みダージリンの味わい方、楽しみ方を学びます。 そして、スパイスたっぷりで心身ともに温まる「スパイシー豆乳チャイ」の作り方も教わります。スイーツつき
と12月に2回開催します!
●B&Bは2015年の3シーズンの飲み比べ。2015年摘みの春、夏の紅茶と飲み比べて、シーズンによる味違い、秋摘みでも、畑違い
●OnJapanCafeでは、クリスマスにぴったりな真「冬」摘み紅茶”クリスタルフラッシュ”+オーガニック豆乳チャイ
お楽しみに!
茶園主のラジャさん 工場長のニルさん
◎それぞれ予約が必要です
http://bookandbeer.com/event/20151203_makaibarikoucha/
http://cafe.onjapan.tokyo/event/20151210tea/
2016年1月〜朝日カルチャー新学期
November 29, 20152016年1月から新学期!
https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/51ebeba4-99b6-8b4b-cfcb-56284f4f147e
◎1月16日(土曜)=「この時期だけの限定酒!搾り方違いで味わう新酒 荒ばしり、中取、責め etc.」お酒は搾るタイミングで香りも味も異なりますが、別に搾り分けるとなると手間がかかるため、一般的なお酒は搾ってから、すべてをブレンドして瓶詰めしています。
それを超限定で!同じ純米酒を「搾りのタイミング違いで味わう」というスペシャル企画!同じタンクでも搾り方が違うだけで、こんなに違う!?を実感できる貴重な飲み比べです。
https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/556d8630-311b-23b2-4f98-562850d1ff27◎2月20日(土曜)=「九州の米と水で醸した銘醸純米酒」有名な焼酎蔵が集中する九州は、どっぷり焼酎文化圏と思いがちですが、じつは九州は、日本酒もしっかり根づいた土地なのです。IWC世界チャンピオンになった佐賀の蔵や、昔からの銘醸地・福岡の地酒蔵。熊本県は有名な9号酵母の発祥地でもあります。今、注目の日本西南端の酒蔵など、バラエティ豊かに8蔵を紹介します。「九州の純米酒ってこんなに美味しいの?」と思うはず。各県の珍味も揃えて、九州を純米でトリップ!https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/1b4f0b66-7729-5f3f-0894-5628502537e2◎3月12日(土曜)「川西屋酒造店探訪」
田んぼや米を大切に思い、丁寧に米の酒を醸す誠実な酒蔵の酒を追いかけている「純米酒を識る」講座が、外に飛び出します。神奈川県山北駅から徒歩15分。山間の小さな蔵、丹沢山・隆醸造元、川西屋酒造店の蔵見学を行います。リアルな酒造りの現場は、醸しを間近で見られるチャンス!今回は蔵見学のみならず、「燗酒の神様」と呼ばれる米山工場長から「おいしい酒、燗酒とはナンゾや」を直々に教わります。さらに、燗酒にあう酒、あわない酒、「ぐっとおいしくなる燗酒のつけかた」をリアルな現場でご指導賜ります。その奥義とは何か?割り水燗酒など、知らないテクニックが目白押し。純米酒のいろはが現場でおいしく学べます。おつまみつき
↑米山工場長https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/a994683b-5da0-11fc-935c-5628514057cc
http://www.yohkoyama.com/archives/60980
OJC「酒と鮭〜新潟村上の知恵に学ぶ」レポ
November 29, 201511月25日は OnJapan CAFÉで地域食材×純米酒セミナーのイカに続く第二弾「日本酒セミナー 酒と鮭〜新潟の知恵に学ぶ、通な酒の味わい方」でした!ご参加の皆様、ありがとうございました
越後村上・伝統の鮭料理、鮭珍味の老舗「味匠 喜っ川(きっかわ)」さんの
「塩引き鮭」
そして!素晴らしい技である「鮭の酒びたし」などを取寄せました。「塩引き鮭」をさらに、一年かけて生まれる村上の珍味
乾燥発酵させるのに1年がかり。冬の寒さで乾燥させて、春の風で旨味を醸成。梅雨を越し、初夏を待って完熟という珍なる逸品。ご当地の祭りには欠かせない品という。
そのまま食べて良しですが、食べる前に日本酒をかけて食べるのが、地元村上の風習。
その食べ方から「鮭の酒びたし」と!
大人でよかった〜〜!という鮭の深い味わい方です
村上の郷土料理ですが、こちらの製品は村上一、美しいと思っています(たぶん)。喜っ川さんだけだとわかりにくいので、違うメーカー製品も見てもらいました
喜っ川さんは、江戸の寛永3年(1626年)に米問屋として創業。2016年で創業390周年。なんでも米問屋の後、味噌・醤油、造り酒屋と商いを変遷。つねに「発酵」を軸として経営されてきたそうです。
製品はALL無添加。そこも気に入ってます。
そして珍なる味の「皮」も!!!
シート状になっているのです。
焼くとクルリンします。
そして、味匠喜っ川さんにしかない「鮭の生ハム」
スモークサーモンとは一味も二味も違います。
それから超珍味である「からすみ風 白子」
スタンダードな「昆布巻き」
など取寄せました。
加えて、新潟県アンテナショップネスパスで購入した「鮭の焼き漬け」や「鮭とば」
「からし巻」(新潟県西蒲原地方の郷土料理。乾燥大根と辛子はあう!)、菊花「おもいのほか」甘酢漬け
そして新潟が誇る辛〜い調味料!「かんずり」の新しいものと6年ものとの食べ比べなど、新潟の発酵食を盛りだくさんに味わいました。
そして「北海道のルイベ漬け」も取寄せ、鮭を巡る背景や、食文化の違いなど、新潟の純米酒とともに!
お酒は、新酒も登場!想天坊と緑川「ゆららか」は出来立てのホヤホヤ
純米にごり生酒
同じ酒蔵でも、表情が違います!
佐渡島より
「願人」その意味たるや!もご紹介しました
地元根知谷に自蔵田をもつ根知男山
最後に菊水酒造の元禄時代のレシピで醸したsweetなお酒「節五郎元禄酒」精米歩合90%。これには皆さんビックリ 「アリですね〜!」と。塩辛系にもgood
また、酒粕味噌DIP・冬バージョン柚子風味も披露(原材料は、泉橋酒造さんの味噌+新政さんの高級酒粕+柚子!)
*今回、偶然、「味匠喜っ川」さんの親戚の方が参加されていて、いやビックリ。呼ぶもんですね〜。親戚さんに質問されましたが、味匠喜っ川さんからは一円もいただいておりません(笑)ただただ、製品のファンなのであります。
おすすめはベスト・セレクション(回し者ではありませんっ)
ご参加の皆さま、ありがとうございました
Myお燗ポットご持参の方も!
●「味匠喜っ川」
*写真はHPから許可得て掲載しています
http://www1.enekoshop.jp/shop/murakamisake/