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季節もの

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6月家で食べたもの記録

July 6, 2010

自分で種から育てたバジルを収穫。成長過程をずっと見ているだけにおいしさ格別。

にほんばし島根館で購入したミニトマト「フルティカ」、そして刺身用のするめいかが安かったのでボディと足に分け、塩をしっかりふっておく。さっと落として使わない分は冷凍。

足ちゃん。やわらか。

とそんなイカを生かしてバジルをプラス!玉ねぎとイカのマリネにON。イカとトマトのパスタにON。爽やかな香りを味わいました。ハーブはその場で摘むと最高。

その時の白ワイン。さっぱり系ギュギュッとした酸のミュスカデ。
↓へこたれない日本酒シリーズ。お酒は冷蔵庫保存で開けたらすぐ飲むがモットーですが、どっこいヘコタレナイ、いえ、かえってうまくなる!? 純米酒もあり。時々状態を試しては驚いたりしています。しっかりつくったお酒は違うということなのでしょう。
とある杜氏が「最近は電力会社を儲けさすような酒が増えたのぉ」確かに。

このあたりのフルボディタイプのお酒は、ゆっくりと楽しむことができます。料理にひとさじ加えると豊かな甘みとコクが出ます。

そして

以前、名古屋の小島さんに 送ってもらった義侠。これにもビックリ。味が面白かったので開栓してから数ヶ月おく。

ヘタレなし。why? なほど味しっかり。フルボディながらキレ味もあり。酒米はボカシ堆肥使用。除草剤不使用の特A地区、山田錦。小島さんが選んでくるのはいつも面白い。
おおさかやさんのHPで蔵元の紹介あり。

長野県木島平の浦山きのこサプライの「株とりなめこ」。水で洗ってないので風味がそのままという。確かに味が濃い。純米酒たっぷり+醤油で煮て天鷹酒造の辛みもろみを少々加えて仕上げ、お豆腐にのせていただきました。とろみ感があるので豆腐と相性抜群。キノコはそのものが出汁なので簡単でおいしくなる優秀素材。いつもなにかしらの種類を常備しています。

山芋をすり、よく混ぜた納豆を加え、味噌で味つけ。ご飯がなん杯でもおかわりできるおいしさ! 日本人だな〜と思う。

近藤けいこさんのカラフルポテト。色がかわいい! 品種により味がまるで違うのが面白い。ローズマリーと炒め揚げ的に調理。表面カリッと、中身ふんわり仕上げ。塩が決めて!
大根もカラフル。冬が楽しみ!

赤峰勝人さんのえんどう。冷蔵庫にしばらく入れていたら発芽。すごい生命力。味も力強い。

塩ゆでして、卵をふわりとからめました。おいしい〜。

松下明弘さんのお米をアンコメさんからお取り寄せ。作り手が味に反映されると感じる。ワイルドな感じは松下さんそのもの…。

豆乳チャイ。アロハさとみさんにもらったフェアトレードのオーガニックマサラティーで作りました。香ばしいスパイスはジンジャー、カルダモン、シナモン、ベイリーフのミックス! ネパール製。ネパリ・バザーロ
グラスは最近気に入っている持ち手つきのインドネシア製。120ml容量のひとくちサイズで、ぽってり感が楽しい。ビールを飲むとまるでミニチュアジョッキ風で、これまたかわいいのです。
このグラスの値段は150円!十分楽しませてもらっています。

ワイルドストロベリー初収穫

June 23, 2010

初収穫!ワイルドストロベリー、ようやく1粒が真っ赤に完熟。
去年はどうだったかと思ってブログを見たら、5月初旬にたわわじゃありませんか。

今年は寒かった〜っ ということですね。

静岡では新茶収穫前に霜がかぶって枯れたといいます。気候だけはどうしようもできないことだけに、農家さんは大変…と小さなプランターから思います。
アブラムシも発生。ひゃーっ。

↑晴れた昨日の画像。

今朝は早くから雨がしとしと。
2008年9月の粒はやけに尖った三角錐。だんだん丸くなりつつあるよう。これはいったい…。
記録●2009年4月
記録●2008年8月

organicマンゴーとモヒート

June 22, 2010

毎朝飲んでるマカイバリ紅茶。そのマカイバリジャパンの石井さんがオーガニックマンゴーの取扱いを初めて2年目になります。
「マカイバリ茶園主ラジャ・バナジーさんの夢はインド80%を占めるファーマーが、マカイバリ茶園のようにオーガニック農法に切り替え、豊かになっていくこと。マカイバリジャパンは微力ですが、インドの小さなファーマーたち支えていきたいと思っています」

インドから届いたケーサー(Kesar)種。アルフォンソとならび、インドを代表するマンゴーのひとつとか。「芳醇な香りと甘み、絹のようななめらかな食感が特徴です」。マハラシュトラ州の小さなファーマーによるオーガニック栽培で触るとすべすべなめらか〜。気持ちいいお尻みたい!

全体が黄色くなったら冷蔵庫に入れて冷やしてどうぞとのこと。しばしのウエィティング!
●マカイバリのマンゴー

19日土曜日。リッツカールトン東京のバーへ。

モヒート祭り!!!というくらいモヒートのバリエーションが。普段冷たいものはまったく飲みませんが(とたんに具合が悪くなるぅ)、マンゴーがどのような形で登場するのか見てみたいというわけでマンゴーモヒートをオーダー。

ジャズのスタンダードが流れて。大人な時間、1・2・3♩
おつまみが

ハーブオイル仕上げのオリーブ各種と「わさび豆」。このわさび豆が青色系着色剤に黄色系も加えたね!という人工的な緑色。当然、味も色にふさわしいもので、ちょっとガッカリ。海外の人を驚かせたいのかもしれないけれど、もうちょっとマシなわさび豆でお願いします。添加物ものはいけませんぜ…と、いいながら食べる。

到着!マンゴーモヒート

グラスの径に比べてみればわかりますが、小ぶりのマンゴーです。その半分を亀の甲カットにして飾ってありました。残り半分はカットされミントと一緒にグラスの中へ。

ほ〜ぉこれがマンゴーモヒート。パフェのような立体的デザイン。

右は白ワインモヒート。初めていただきました!バランスよく爽やか。こちらに一票! 暑い国の暑い午後、海かプールサイドで汗だくのところで飲んだらさぞやおいしいでございましょう。リッツのバーは冷房きき過ぎ、長袖ジャケット着ててもベリーコールド for me。この温度では飲みほしては身体を壊します。というわけで飲みきれないロングカクテルなのでした。

カクテル内の果肉はそこに見えているものの食べにくいのが難。とはいえなるほどな!という一杯でした。私が20台の頃はフレッシュミントが売っていなかったんですよ。モヒートを作りたいバーの人は自家栽培している時代でした。それがこんなに潤沢にミントがねえ…と。懐古録のおばあさんやまよ。
スタンダードカクテルも、季節のバリエーションで解釈さまざまに発展できるのは発見。

リッツではノンアルコールのモヒートも3種、揃えているのが心憎い。
そして
ようやく家のマカイバリ・ケサー種マンゴーのbody全体がオレンジがかった黄色になりました。

皮に包丁を入れたら、果肉がクリーミィでトロトロ状態。オーガニックなので皮ごとでも安全で嬉しい。皮はほろ苦。根性ある人ならマーマレード作ったらいいかもです。
キリリとした白ワインに合いそう!
ふと、蟹の甲羅酒よろしく、マンゴーに純米酒を注いでみました。スプーンで果肉ごとすくって飲んでみたら!危険すぎるほどよかったです(笑)。吟醸でおすすめ。
ふむ。
ジャパニーズ・モヒートもいいかもしれませんよ。リッツさん。
●2009年organicマンゴー日記 チョウサ種

千葉県三里塚・石井さんの田んぼと畑3

June 19, 2010

石井恒司さんの畑へ。石井さんの車の後について行きます。

荷台に乗っていたのはコンバイン。米と麦兼用でスイッチひとつで切り替えられるとか。

怒ってる石井さんちのワンちゃん。

散歩に連れて行ってもらえないらしく、ウーウーほえてました。

収穫寸前の黄金色の小麦。

ところどころ緑色の小麦が残っています。これらがすべて黄金色になると刈り時。

カサカサカサと風に揺れる小麦。畑の奥中央に見える樹が少ないところから成田空港です。こんなに近いのかとあらためて。
千葉県成田・三里塚の重い30年。
農家は農業だけ出来たらどんなにシンプルかと思ってしまいます。

さて、これはキジがいたずらでほじくり出したピーナッツ。

ぶぅぶぅ2とう飼ってます。石井さんちの野菜をたっぷり食べてます。

このヒモはカラスよけなんだそう。キラキラ光るものがカラスは苦手とか。カラスは頭が良く学習するので困っちゃうそうです。

今まさに玉ねぎの季節!

「今年は小粒」とちょっと残念そうな石井さんでした。

愛知万博のモリゾーそっくりの樹が1本。隣の畑との境界線に植えているもの。柵を作ったりするよりもスマートですね。「なんて樹ですか?」「境の樹だよ」「……。」

自然の恵みもいっぱい。春は孟宗竹のタケノコで今は「真だけ」↑緑の奥が真だけエリア。手でポキンと折ってプレゼントしてくれました。アクがないのが特徴。

皮の剥き方を教わりました。皮に1本ナイフを入れてはずし、先端は鉛筆削りに。食べる大きさで茹でたら簡単とのこと。

ゆでた蛸とオリーブオイルとハーブ(バジルとイタリアンパセリの若い葉)、塩、レモン果汁であえたらいい感じ!

これが茹でただけの真だけ。これだけを食べてもポクポクしておいしい。あっさり味でエグミまるでなし。ついこの間までタケノコだったのに。季節は季節の味が登場。自然の恵みは少しずつ重なりながら確実に変化しスライドしていくのだなあと。

おまけ。くずれた姫皮の部分や堅い部分は薄く切って、塩茹でした豆苗と太白ごま油でナムル風に。さくっ、シャキッ、じんわり。
掘って2時間以内、どう食べてもおいしい!真だけでした。

わらびと日本酒

May 7, 2010

「季節のものを食べる。旬のものは意味があって、その時季に育つ。旬を食べれば一番健康によく、かつ安い」
身土不二=身体と土(環境)は分けるべきではない…と、昔からよく言われることです。それをもっとも感じるのは八百屋さんの店先。こちらは絵に描いたようなかわいい八百屋さん。

お店の前を通ったら、わらびが初お目見え。(撮影は4月5日の出来事。ふるっ)
あれ? 茹でてある?

灰を入れて茹でるのは大変だからねえ。最近はJAで茹でてから出荷なのか、やるな〜っ。JAかしまなだ(直売所なだろう)
…と思ったら、この八百屋さんが茹でて売っているそう。出荷のJAテープを貼ったままで。

お話を聞いた手前、購入して帰りましたとさ。ちょっとドス黒いわらびさん。ちょっと茹だりすぎてふにゃりんこ気味。大量に茹でたのであらうか。それとも好みなのか。

純米酒+うす醤油などで味つけた調味液に漬けました。ぬるっとした春の味。こういう味は日本酒を呼びます。旬の野菜、とくに山菜系は日本酒があうとつくづく!思います。調理にお酒をたっぷり使うので、よけいそうかもしれませんが(笑)。

自分で茹でたわらび。4月中旬

油揚げと煮浸しに。細うどんにもあいました〜。

料理にこそ、おいしい純米酒を使っています。淡麗辛口と言われる日本酒は料理酒には不向き。香りのありすぎる日本酒は大不向き。大さじちょっとのことだから、いい日本酒が大事だと。いい純米酒を使うと、料理上手になったかな!? と、素敵な勘違いを味わわせてくれます。

純米酒はそのままで良し、燗酒でさらに良し。料理に使えば酒と肴がすこぶる相性抜群!最高に良し!!

村さんのわかめ・いろいろ味わう

April 1, 2010

3月14日。村公一さんの新わかめが到着! バランスよく、きれいな味。まさにこの時期だけの弾力も充分! 力強いおいしさ。

生わかめは、とにかく賞味期限が短いので、味のわかる!? 半径2kmのご近所さんにお裾分け。

わかめは火を通すと、あっと言う間に色が変化します。

火を通しためかぶ。芸術的。

火を通す前の本体部分。
村さんのイチオシの食べ方は「わかめのしゃぶしゃぶ」という。

ポン酢でいただきました。そして、村さんおすすめ、その2はシンプルなみそ汁!

わかめのみそ汁ってこういうこと!というのを味わいました。初日は興奮して以上。
翌日、落ち着いて、いろいろ試してみることに。

わかめの芯が生のままでも、歯ごたえあっておいしいので、細く切り揃えて人参とあえて。塩とオリーブオイル+柑橘果汁、黒胡椒少々。爽やか海ティストはオリーブオイルとひきたての黒胡椒もあいます。

湯を一瞬通したわかめ+しめじ。おろした生姜と醤油少々でさっぱりと。

レモンの皮をせん切りにして、果汁とともにわかめとあえました。スパイシーなレモンの爽やかさともよくあうと感動。これはキリッと酸のきいた白ワインをよびました(笑)。

おまけ。そしてペペロンチーノのパスタ。レモンの皮もみじん切り。味がパスタにからまっていい〜。
海の香りと味を大満喫!
お裾分けしたご近所・白洲千代子さんからメールが届き
「これを食べたら……。今までのわかめは紙です」
・・・・・・

それから、茎は佃煮に。生姜を入れて醤油と酒でコトコト。

めかぶは酢の物に、たたいてトロトロ仕立てに。そして、生姜とさっと炒めてみたのがコレ。

わかめ大満足! 感謝でいっぱい。
わかめNight、贅沢

2月の食べたもの記録。野菜+海藻おかずと穀物酒そして

March 12, 2010

2月末の食べたもの記録。家ごはん大好き。キャベツとすき昆布と油揚げ、生姜のクタクタした煮物。これと玄米ご飯あれば最高。野菜と海藻、大豆製品の組み合わせは、しみじみおいしいな〜っと思います。味つけは太白ごま油、醤油、純米酒、古酒、塩少々。どこの店よりも!?調味料だけはいいもの使っていると自負(笑)。技術も時間もすべて素材と調味料がカバーしてくれます!

冷凍保存している烏賊の一夜干し。今宵は生姜醤油のあんかけ仕立てに。

酒舗まさるやさんで久しぶりに出会った宮城県石巻市・墨廼江酒造。新酒の限定純米、中汲みの墨廼江。スースーmintみたいな清涼感で、きれいな美酒っぷり。さすがです。これが一升瓶で2500円台なのかと思うと、本当に日本酒って安すぎると思います。

まさるやの園部松男さん。14坪の店内に1800種類! そのPOPすべてを園部さんが書いています。売れる店には理由があるを実感。人柄も満点♡

以前紹介した濱中さんちの最近のサンマ。小さくてこざっぱりに。季節の変わり目を実感します。

オーガニックのロゼワイン。カエルのデキャンタ入り。

宮崎の亮子お姉様からいただいた日向夏。葉つきで。形もスマート。甘さと酸味のバランスほどよく、極上の日向夏でした。

(左)民宿北川謹製のあおさ海苔。青い磯風味。温かいおそばで。(右)全粒粉入りの伊勢うどん。堀製麺さんの製品です。極太!

代々木上原ガイアで見つけたリンゴと黄金柑。どちらもピンポン玉くらいとミニチュアサイズ。

(左)あづささんにもらった銀座カフェ・ド・ランブルのコーヒー豆。ミルで挽いている時から、上質な焼き加減が伝わり、香りも味もすこぶる良好!(右)bear pondさん。デザートみたいなエスプレッソ。味の層が複雑。グラデーションがある一杯。

2月の食べた飲んだ記録より、2月もたくさんの出会いがあったいい月でした!

氷見ブリ6kg!

March 8, 2010

柿太水産さんから氷見ブリが到着。大きな箱で中身がまるわかりだったせいか、いつものヤマト運輸のお兄さんが笑いながらやってきた。(右)発泡スチロール箱に添付されていた葉書。食べ方案内のコピーが素敵。読むだけでそそられます。

氷詰めで氷見からやってきた氷見ブリさん。迫力!
柿太水産のへなちょこ6代目・政希子さんからのメール(届く前に何が必要かたずねたら)
「ねーさん、頭蓋骨が手強いので出刃に金づち当てて、うりゃーしてくださいね。オヤジもそうしてます。私はまだ完全解体したことないです(恥) 薄切りにするくらい(笑)?
それから大根おろし必要です! おろしわさび醤油で刺身をくるんでパクっが氷見では定番っす。ぶりしゃぶもぜひ。薬味はおろし、ゆずこしょうが合います。
あぶりもうまい塩でぜひお試しを。ねーさん、アラはぶり大根にしてくださいね。
頭半分にかちわる際、かなり力いりますよ〜。お気をつけて。胃袋は茹でて酢の物に」

金槌がいるというので、どうしようと思っていたところ、唐沢耕さんがすごい包丁を貸してくれました。これがなかったら頭を二等分は不可能だったでしょう。重たい中華包丁の威力を知りました。

ザ、解体ショー。唐沢さんに借りた2本。

普通の魚用包丁と並べてみました。話しにならんですわ。

3枚おろし。

ブロック分け。経木に包んで冷蔵庫へ。

頭はスパーッと二等分し、さらに細かく。正次大活躍!

エッジが出たきれいな仕上がり。包丁すごい!

ブリ大根用にカット。身がきれいです。目ききが選ぶブリは違いますな〜っ。

____________________
そして、今回初めて知った「嫁ブリ」の風習。嫁とブリの関連性ってなに? と政希子さんに質問すると。
「嫁ブリとは、もとは嫁いで初めての年の瀬のお歳暮として嫁(婿)入り先へ、うやうやしく届けるもので、嫁っぶりがよくなりますように、といい、願いと感謝をこめてのものです。
10キロ前後の大物、5万円前後します。女親はめちゃめちゃ物要りですわ。昨年の嫁ブリ水揚げが少なく最高価格は8万円! 氷見はブランド化され特に高値。
両親が正装して届け、もらったほうは魚屋さんでさばいてもらい(金槌はいりません(笑))、半返しというややこしい慣習も(笑) あとは近所にも配ります。嫁ブリの期間がすぎるとマジでタダみたいもんです」

刺身は大根おろしたっぷりでいただくのが氷見流というのでならいました。確かにさっぱりしてブリのおいしさをひきたてます。
食べながらふと気がつきました。ときに嫁ブリの「半返し」とは?  ブリの価格相場がわかるようになっているの? 半返し用にもしや〜?!と思いきや、「半身返し」なんだとかっ。これまたビックリ。

「持ってった方もさっさと帰らず半分くれるの待つんですわ。最初っから半身持っていきゃーいいじゃん!って話ですが、そーはいきません。
半返しはまたまたご近所に配り、あらー○ちゃんのブリけ? 立派なものをごちそうさま! みたいなご近所コミュニケーションに欠かせないモンなんです(笑)。
こうして嫁ブリは色んなお宅にお福分けされ食卓をつかの間華やかにするのでありました。
何度もいいますが、六キロはタダ同然です(笑)。
八キロ以上から値がどーんとあがります
それ以下は嫁ブリにするとなんちゅーケチやな、って言われますよ(笑)」

塩焼きはいい塩でというので、海の精あらしおをまぶしてグリル。焼くと中から脂がじわっとにじみでてきます。表面カリッと、なかはふんわり香ばしく、ジューシィなうまみたっぷり。

香味野菜のオイル漬け(生姜、コリアンダー、島らっきょう、ねぎ+太白ごま油+塩)=とあえて。この香味野菜オイル漬けは常備品。香り系野菜が少しずつ残ったときにまとめて作っています。長持ちするのでとっても便利。小さく切って密閉容器に入れ、太白ごま油をひたひたまで注ぐ。塩も入れる。生姜とねぎだけでもよござんす。
さっと茹でたブリを氷水でしめてこのオイル漬けであえました。こういう変化球も風味爽やか。ブリの懐は広いを実感。
まだまだ、ブリブリ

胃袋です。さっと塩茹で。ぜんぜん臭くなく、レバーっぽくありません。さすが柿太パパのお見立てとまた感心。(右)胃袋は酢の物がいいとのことだったので、茹でて細切りに。レモンの極細切り、ネギの薄切りとともに、バルサミコ酢+ぽん酢+醤油で甘酸っぱく、柑橘きかせてあえました。これが、くせがなく、歯ごたえがありでなかなか美味。お客さまにも好評!

「柿太さん、いただいてます」の唐沢耕さん美智子さんご夫妻。

塩焼き再び、次はブロックで腹側を。塩だけがおいしい!

そして、ラストはブリしゃぶさせていただきました!

唐沢夫妻に出しそびれたブリ大根。中華包丁でスパンスパンとブロックにカットした頭とのらくら農場・萩原さんの大根。煮込んでもブリのエッジが生きてます。

端切れのような細かいアラは、じゃがいもと煮てみました。ブリじゃが。
翌日もブリ特集。たたき風にしたりと楽しみました。
背側のブロックをオーブントースター(無印良品)1000Wの強火でさっと表面を焼いて、冷水にとり、焼豚よろしく厚めに切ってみたところ、中身が超美しいピンク色! 極上美味でございました。これにはニンニクと生姜をすって、醤油とバルサミコ酢を加えたスタミナソースで。元気がない人でも生き返る!?ような一品となりました。いや、本当に身がきれい、味がきれいでビックリ。お刺身を食べた唐沢夫妻も「久々においしいと思える刺身!」と感激してました。目利きが選び、鮮度よく、上手に解体すればおいしいのだと語り合ったのです。酵素が活性化しているというのでしょうか。

解体は勉強になりました。背側、腹側で味が変わる事。今までもなんとなく、わかっていましたが、それが頭〜尾の段階でグラデーションのように味が変わっていくことなど、なるほど!という感じ。自分でさばくとどんな小さな切れ端も愛おしくて捨てることなど出来ません。捨てるとこナシ状態。魚は、鮮度のいいものを自分でおろすに限ります。

今日のブリくんです。お世話になりました!
御礼メールを出したら、以下の返事あり。
「今回のブリは小ぶりでしたが脂のノリが極上でこの冬の良いものTOP3に入るらしいです、マサナリ曰く。
「ちょっこし小さけれどもこれなら東京のねーちゃんに送ってもなーんはずかしないちゃ!」
(小さいブリだが、これならば良い品だから舌の超えた方に送っても自信満々だゼ!の意)」
さすがお父さん!

近藤けいこさんのカラフル冬野菜

December 30, 2009

注文していた近藤けいこさんの冬野菜が到着。

けいこさんです。「現代農業 12月号」に切干し大根が取材されました。

カラフル野菜に力を入れています。冬は大根はじめ、根菜類が中心。旬はコチラ。

妖艶なカリフラワー。

断面はこんな感じです。

ルッコラをはじめ多品種の味が同時に楽しめるミックスサラダ。(右)さやえんどうの花もきれい!

カラフルラディッシュ!

グリーンリアス、赤リアス、サラダほうれんそう…葉っぱもいろいろ。

こちら大根の葉です。届いたら、実と葉をすぐに切り離し、葉を水につけます。するとこんな風にいきいきと甦るのです。

「紅甘味大根」ミッソーニのニットみたい!

カリフラワーは帆立と一緒にオリーブオイル、塩をしてオーブントースター焼きに。帆立の汁がからみあったアツアツのところへレモンをギュッ。妖艶なパープルカリフラワーは茹でると色が抜けますが、焼くと濃くなります。
(右)冷凍していた豆腐(常備品)を、ごま油で炒め、純米酒を加え、醤油で味つけ。最後に菜っ葉を根っこごとからませるように合わせました。
丸ごと野菜のおいしさを堪能! 冬は冬のおいしさ。格別ですね。
●2009.11のお取り寄せ

ベラビスタで丸本酒造さんの会 その3 松茸酒

October 21, 2009

テーブルの各所で松茸が陶器の釜で炭火焼に。あたり一面に松茸の香りが立ち上がります。松茸はなんといっても香りがごちそう。さてこの陶器の釜「焼く→蒸す」ができる優れもの。こうして松茸は、適度に焼いたあと蓋をして蒸し焼きに入ります。

私の(笑)松茸。傘の中にドリップがいっぱいあふれています。これすべて松茸から出た汁! こぼさないようにして口に。丸かじりです。

香ばしく、ジューシィな松茸。口の中で弾力が! 噛むと押し返される(笑)松茸というのは、生まれて初めて。素材の力をフルに生かしたシンプルでダイナミックな食べ方。以前、椎茸を焼いて食べさせてくれた山田料理長でしたが、今回は松茸。キノコも生かしようです。前回訪問8月18日blog
ふとお隣さんを見ると

器に小さく残された一片の松茸が。
いじましい……。どうするのかしら。
と、思っていたら! なんとお酒を注ぎ出して

松茸酒にして、飲んでいるではありませんか!
「う〜ん、おいしい」
松茸酒……。飲んだ事ありません。試す機会も当分ないでしょうから、私もチャレンジ。

ちょっと注いでみました。お皿に残った松茸のドリップもお酒で吸収でき、これは確かに完璧にいただくいい方法です。
日本酒は季節を楽しむお酒。旬の素材と素敵な出会いがあればその感動は数倍にも。
松茸と合わせたのは、竹林の「かろやか 純米吟醸organic」。有機無農薬栽培の山田錦で仕込んだ酒を1年間、寝かせたもの。昨年、田んぼでいただいたときは、まだ青く堅い若い味でしたが、1年たって円熟したふくらみがプラス!やわらかなコクが生まれていました。
→Look! 鈴木三河屋さんHP このお酒の詳しい商品説明あり。
こういうお楽しみができるのも、まともなお米でつくられた純米酒ならではです。

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