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新日本酒紀行 地域を醸すもの

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週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・志太泉

March 18, 2019

今週号の 週刊ダイヤモンド は 志太泉酒造 さんをご紹介しています。
写真右が蔵元の望月さん、左が杜氏の西原さんです。天保正一さんに習った能登杜氏さん。夏は製茶業もしています。それが、麹づくりにも役立っているそうです。

製造の7割が静岡で販売。そのうちの半分は藤枝市内で消費されるという地酒。優しくてきれいな静岡らしい日本酒を醸しています✨

蔵元の望月雄二郎さんがおっしゃった言葉「テレビの横で📺一か月置かれてもへこたれない(劣化しづらい)お酒をつくっています」と。

米麹。杜氏さんの手です。山田錦の50%

普通酒もおいしいのです。

そんな素晴らしい酒質を、日々コツコツと磨いている酒蔵さんです。
また、地元で栽培する酒米「誉富士」🌾 「山田錦」など、地の米を中心に醸しています。また、兵庫の「愛山」や、岡山の「雄町」の酒もあり。

中でも、「愛山」がとってもお上手です!
志太泉さんのお酒は全般的に、ライトで、するするっと飲めるクリアー感あるお酒。

どの値段のお酒、何を飲んでも筋が通っているのも好き! 香り系じゃないのも好き。それから、お値段が安く、コスパ良好(すぎる!)なんといいますか、良心的すぎるお蔵です。

こちらが静岡県オリジナル酒米、藤枝の「誉富士」!

藤枝誉富士100%使用
酵母は静岡のNEW-5

そして朝比奈山田錦の「開龍」

おぉ〜龍勢♪
こちらは静岡酵母のNO-2

こちらは〜〜〜〜

ぜひ、一度飲んでいただきたい!

そして「しだいずみのにゃんかっぷ」
にゃんかっぷの誕生(HPより) カップ酒は志太泉酒造ではずっと造ってきませんでした。理由は、カップ酒には、通常普通酒が入り、価格競争が激しく、価格競争においては勝ち目がない点。カップ酒を充填するラインがなく、手で詰め替えるのは、非常に手間がかかる点。カップ酒は開口部が広くそのため品質保持に問題がある点がありました。カップ酒の主要な飲み手が高年齢層であり市場も先細りが予想される点などでした。 2005年ごろより、カップ酒ブームがおきました。このブームには、従来と違い、純米酒や純米吟醸を主体にし、年齢的にも若い日本酒をあまり飲んだことのない層をターゲットにしたという特徴がありました。もちろん従来の普通酒によるカップ酒の飲み手を否定することは、偏狭な文化的差別であり、到底容認できないという想いもありました。しかし日本酒を全く飲まない方に対する入り口を作るという事はとても大切なことだからカップ酒を造ってみようと考えました。 カップ酒といえば、万人が想像するのは、 カップ酒界の大関というよりむしろ横綱である「ワンカップ大関」の存在です。ワンカップというのは当時英会話の練習中に思いついたとの事です。その意図する所は「一合のワン」なのか「ナンバーワンのワン」なのか真実はわかりませんが、可能性は非常に低いが「犬の鳴き声=ワン」かもしれません。それならば「猫の鳴き声=にゃん」から「にゃんかっぷ」というネーミングにして「ネコ」の絵柄のカップならば、ポップで親しみやすいカップ酒になるのではないかと思いました。また猫はねずみから酒造りの米を守る番をするという酒蔵にとっては大事な仕事をしてきました。だから杜氏や蔵人同じく酒造りに参加した功績を称えてカップに登場してもおかしくはありません。 それでネコの絵柄を自分でイラストを描きましたがうまく描けませんでした。その時のイメージしたネコはエミリーザストレンジという絵本のネコです。それでずっとインターネットでイメージの重なるイラストレーターさんを探しました。ようやく見つけたのがCHISAさんです。何回も何回もメールをやり取りして完成したのがこの”NYAN CUP SHIDAIZUMI”のデザインです。

どのお酒のラベルも、なんというか、素朴で滋味。

望月さんは、春霞の栗林さんと同じ東北大学出身。
一度くらい寒いところで過ごすのもいいかと思って仙台へ進学。すると。想像以上に寒く、すぐに後悔したそうです・・・(笑)

明治43年の大水害で瀬戸川の上流から流れてきた大きな石が、蔵の前で止まったという話を聞いて望月さんとパチリ(なにか比較対象がないと大きさがわかりにくいので)

◉志太泉酒造
http://shidaizumi.com
静岡県藤枝市宮原423番地22の1

◉平成31年静岡県清酒鑑評会
「吟醸」「純米吟醸」部門、両部門でW入賞★
http://www.shizuoka-sake.jp/prize/h31_report.html

週刊ダイヤモンド
新日本酒紀行 地域を醸すもの
【Number 105】
http://dw.diamond.ne.jp/articles/-/26088

志太泉(SHIDAIZUMI)/静岡県藤枝市宮原
超軟水で仕込む米の個性を生かした優しい地酒

(本文)
「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」とうたわれた、大井川の扇状地が志太平野。藤枝市と焼津市を含む静岡県の中央に位置し、温暖かつ水量も豊かで古くから農業と漁業で栄えた地域だ。
~この続きは誌面で、どうぞ!~

2019年3月23日号

日本酒に詳しい銀座のなまはげさん!

March 15, 2019

来たー!男鹿半島から毎日、秋田新幹線こまちで通うというなまはげ 👹 さん。
赤と青のなまはげさんがいますが、日本酒に超詳しいのが赤なまはげさん!
刈穂 の酒「なまはげ」が、最近、おいしくなった理由を、「週刊ダイヤモンドを読んでわかった」と言ってくれました😆✨
ありがとう!🌾 赤なまはげさん、意外に読書家🍶

五つの味でいただく名物のきりたんぽ。食感モチモチの甘辛味バラエティ。
きりたんぽは鍋だけじゃないっ!日本酒のおつまみにもピッタリ✨🌾🍶

若いカップルに雪の茅舎 の「美酒の設計」をすすめる赤なまはげ👹さん。
しかも、生と火入れの2種!マニアックだから✨🌾

◉週刊ダイヤモンドの雪の茅舎の記事

私には 同姓の「山本」を薦めてくる赤なまはげさん ✨
しかも、6号酵母を使った季節限定酒 🌾
「山本」は、白神山地の水を直接蔵にひいて、醸しています。
◉週刊ダイヤモンドの山本の記事

日本酒にとっても詳しい赤なまはげさんのいるお店はAKITA DINING なまはげ銀座店です。

週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・廣戸川

March 10, 2019

2019年3月16日号

今週号の週刊ダイヤモンドの連載
「新日本酒紀行 地域を醸すもの」は、福島県は天栄村の松崎酒造「廣戸川」さんをご紹介しています!

銘柄の由来となった「廣戸川」↑ 今の川の名は「釈迦堂川」です。
新日本酒紀行
【Number 104】
廣戸川(HIROTOGAWA)/福島県岩瀬郡天栄村

天栄村の風土を伝える夢の香の酒

全国新酒鑑評会連続7回、金賞受賞

(本文より)
福島県天栄村は昔、中通りと会津をつなぐ交通の要衝として栄えた。350mの高低差が昼夜の寒暖差を生み、米の食味コンテストで9年連続金賞を受賞する優良な米どころだ。奥羽山脈が縦断し中央分水嶺があり、日本海へ流れる阿賀野川水系鶴沼川と、太平洋へ流れる阿武隈川水系釈迦堂川が西と東へ流れる。

この続きは誌面で!

2019年3月16日号

p 63です!

酒蔵。ポストのある蔵、モダンでいかにもお酒を販売していそうですが

人手不足とのことで、小売はしていないそうです。近くの酒販店の案内がありました。
◉販売店一覧
廣戸川さんのおすすめは!

廣戸川 純米吟醸

廣戸川 特別純米酒
どちらも、福島県オリジナルの酒米「夢の香」100%使用しています!

http://matsuzakisyuzo.com

蔵元杜氏の松崎祐行さん。「ひとつひとつの工程を丁寧に心がける」誠実なお酒づくりをしています。夢は酒造好適米をすべて天栄村産にすることです!」と。
誌面をお読みくださいね!

週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・惣誉

March 4, 2019

週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの
今週号は『惣誉』醸造元の惣誉酒造さんをご紹介しています。
こちらの蔵の大きな特徴は!
90%以上が県内消費 であること。お米は自家精米しています。

酒米は兵庫県産の山田錦が基本です。
中でも特A地区の吉川産の「特」を購入。先代のお父さんが早くから酒米・山田錦に注目し、吟醸造りを開始しました。

2019年3月9日号
惣誉(SOHOMARE)/栃木県芳賀郡市貝町
90%以上が県内消費の地酒蔵が醸すエレガントな生酛の酒

(本文より)
栃木県東部で1872年から酒造りをする惣誉酒造は、生産量の90%以上が県内消費という地酒蔵だ。一方で海外の星付きレストランや名門ホテルのメニューにも載る。「晩酌を楽しむ地元の人に喜んでもらえる酒を追求してきました」と、5代目蔵元の河野遵さん。
〜この続きは誌面で〜

杜氏の秋田徹さん。蔵で使う麹米は山田錦がメインで、一部地元産の五百万石も使います。
一番安い普通酒の麹米にも山田錦を使用。ゆえに「麹は酒米でしか造ったことがありません」と秋田杜氏。
全国新酒鑑評会で8年連続で金賞を受賞しています(2018年現在)

整理整頓された仕込み蔵

河野ファミリーです。
右から遵さん・純子さん夫妻。左が長男の道大さんと千尋さん夫妻(昨年秋に結婚したばかりの新婚さん!2人ともこの冬から蔵入り)
じゅんさん&じゅんこさん、みちひろさん&ちひろさんと、名前まで似ているご夫妻!
惣誉酒造さんの考えは「普段に飲む酒のよさこそ蔵の顔である」。ぜひ味わっていただきたいのが生酛造りの酒です。
遵さんが目指したのは、エレガントな味の生酛。吟醸造りで培った技術を生かして、生酛でしかできない、軽やかで余韻が長いお酒を目指しています。
『惣誉 生酛仕込 特別純米酒』

2019年3月9日号
特集は『小規模農家こそ勝機あり 儲かる農業2019』

週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・ロ万

February 26, 2019

↑ ロ万「ひとろまん」

今週の週刊ダイヤモンド 2019年03月02日号
新日本酒紀行 地域を醸すもの 【Number 102】
福島県は南会津の「ロ万」醸造元花泉酒造さんをご紹介しています!

福島で、会津というと、東京から近そうに思えますが、どっこい!南会津は、どこの駅からも超遠い!のでございます。

はるばるやってきました!
今年は昨年より雪が少ないそうです・・・とはいえ、蔵の背後はスキー場の豪雪地帯!周囲は1500m級の山々に囲まれ、自然豊かで仕込み水も豊富。林野庁「水源の森」百選にも選ばれた「高清水」を使用しています。→ 15 水源の森 高清水 以下、情報を抜粋

1.森林の状況
面積:52ha 標高:810m 森林の種類:天然林100%主な樹種:コナラ・ミズナラ・アカマツ(針葉樹10%広葉樹90%) 林齢:20~60年
2.水源の状況
種類:湧き水、流水(阿賀野川) 利用状況:水道3施設 300人農業用水47戸 41ha水源の流量:1,400m3/日
3.地域の概況
南会津町は四季折々にすばらしい表情を見せてくれる自然と、奥会津の歴史・文化を今に伝えています。水源の森高清水のある高清水自然公園は、自然の地形を巧みに生かし、自然と人との調和を大切に、遊歩道やキャンプ場などの施設が整備され、公園近くのヒメサユリの群生地は、花期にはヒメサユリの花で一面ピンク色になります。
町内にはこのほかに、高山植物が群生する宮床湿原があり、春から秋にかけて多くのハイカーを楽しませてくれています。県内有数の豪雪地でもあり、町内のスキー場にはスキーやボードを楽しむ多く の人が訪れています。
所在地:福島県南会津郡南会津町界字長地沢口
4.アクセス 車:会津鉄道「会津田島駅」より50分

最寄駅からも遠いのでございます

蔵元の星 誠さんにお話しを伺いました。
特徴は、全量を会津産のお米で、もち米4段仕込みということ!

自家精米しています。
2019年03月02日号
ロ万(ROMAN)/福島県南会津郡南会津町
一杯の酒に風土とロマンを。もち米4段で醸す南会津の地酒

(本文)
福島県会津若松市と新潟県魚沼市の中間に位置する南会津町は東京から直線距離で180km。しかし、ビッグデータを使った全国到達所要時間マップによると、東京から北海道最北端の宗谷岬へ行くより時間がかかる。
〜この続きは誌面でどうぞ〜

初めて見ました!麹室前のストライプ塗装

●ロ万醸造元花泉酒造 銘柄は花泉とロ万があります

川も雪景色

週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・萩の鶴

February 19, 2019

今週の 週刊ダイヤモンド2019年2月23日号
「新日本酒紀行 地域を醸すもの」🌾 連載101回目 は!

宮城県栗原市の「萩の鶴」醸造元萩野酒造さんを紹介しています✨

美しく優しい純米酒を醸す兄弟蔵です👬
2011年3月11日の震災以後に新蔵になってから、ますます清らかさが増しました🌾

↑軟水のきれいな水がコンコンと湧いています。

【Number 101】
萩の鶴(HAGINOTSURU)/宮城県栗原市
里山と田んぼと人が目に浮かぶ純米酒を醸す兄弟蔵

(本文)
古今和歌集で「宮城野の、もとあらの小萩」と詠まれたのが宮城県の名の由来で、県花は萩だ。その萩を銘柄の冠にして酒造りを続けるのが、「萩の鶴」醸造元の萩野酒造。県最北の宿場町、旧萩野村(現栗原市)有壁で1840年に創業した。

~この続きは誌面で!~ 電子書籍も便利です
http://dw.diamond.ne.jp/articles/-/25889

2019年2月23日号

麹室で蔵元の佐藤曜平さん。オリジナルの木の箱で麹を丁寧に造ります。

搾り機の前で。真っ白清潔、ピカピカです!

スタンダードのお酒の他に

今、発売中の「こたつ猫」😺
このあと桜の季節になるとお花見にぴったりな「桜猫」が発売になります。
日本酒初めてさんを意識して、爽やかライトに酒質設計した萩の鶴の別バージョンです。
どのお酒を飲んでも美味!「萩の鶴」を見つけたらぜひトライを!間違いナシです。

蔵人全員メガネ族!10月1日はメガネのお酒も

こちらの「メガネ専用」は 1001=10月1日の限定発売

荻野酒造さんの銘柄は「萩の鶴」と「日輪田」の2種。
どちらも全量、純米酒です!何を飲んでも外しません。

◉萩野酒造
◉週刊ダイヤモンド2月23日号

週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・よ右衛門

February 11, 2019

2019年2月16日号
新日本酒紀行 地域を醸すもの

石鳥谷!寒かった〜〜

この時ほど

近づいてくる列車が嬉しかったことはなかったです(涙)
お蔵も、駅のホームも、激寒っでしたっ。この環境だから、いいお酒ができるのです!

というわけで、今週号の週刊ダイヤモンドは岩手県花巻市へ。
南部杜氏のふるさと石鳥谷の酒蔵、川村酒造店を訪問しました。

【Number 100】
◎(よ)右衛門(YOEMON)/岩手県花巻市石鳥谷町
南部杜氏の里、石鳥谷で醸す
70℃の燗酒でもうまい酒

(本文)
南部杜氏は日本三大杜氏の筆頭で、最大の杜氏集団だ。本拠地は岩手県花巻市の石鳥谷町。冬は-15℃まで気温が下がり、酒造りの適地。南部藩主に献上する酒造りによって技術が向上し、冬仕事として杜氏集団が形成され全国へ名を轟かせた。
〜この続きは誌面で!〜

左から、蔵元の川村直孝さん、南部杜氏の三上哲生さん、搾り担当の伊藤裕二さん、酒米農家でもある高橋亮介さん

酵母は「7号only!」と潔い

花巻農業高校のお米でもお酒を醸していますが、なんと!川村さんのお祖父さまが宮沢賢治の教え子だったとは〜〜驚きました。読んでね、飲んでね

週刊ダイヤモンド・新日本酒紀行「笹一」

February 2, 2019

今号の 週刊ダイヤモンド 💎 の連載

2019年2月9日号

「新日本酒紀行 地域を醸すもの」は、山梨県の 笹一酒造さんの「 笹一 」を紹介しています。

一番最初に、笹一酒造さんの「旦(だん)」を教えてくれたのは安田屋・安田武史さんでした。
雄町の山廃や愛山など、美しくインパクトある味わいに
「えっ、あの笹一酒造さん!?」
と、(失礼ながら・・・)驚いたのでした。

一万石の普通酒の蔵から、先代の巨額設備投資による借金を抱えての引き継ぎ。そこで大きな方向転換を迫られて、こだわりの上質な酒への転進を図り、酒造機具を一新。その時に大抜擢されたのが 伊藤正和杜氏 です。

今回、杜氏に初めてお話しを聞きましたが、静岡の青島酒造の喜久醉を飲んで、日本酒に開眼。その後、仕事をやめて日本酒の道へ進んだとのこと。農口杜氏の推薦による能登杜氏です。(三重の蔵、静岡の蔵を経て)

喜久醉というお酒が人生を変えたというわけです!

「旦」醸造の酒質改善に伴い、県内の酒米を使って仕込む県内ブランドの「笹一」も、あわせて酒質向上! その美しい味わいに、今回、心底驚きました(これまた失礼・・・すみません)

↑写真はHPより「旦」

笹一酒造の「笹一」純米大吟醸 山梨県産の酒造好適米「夢山水」美しい味わいです。

杜氏いわく、麹菌をブレンドしているそうです(多いものは6種類も!繊細な味わいの中に奥行きを出しているとか)

蔵元の思う酒質へ近づいた笹一酒造。杜氏は青島さんのお酒に惚れ込むくらいですから、清らかな高みを目標とするのは当然といえば当然🌾

ラベルやHPのデザインは専務の天野 怜さんが担当。
センス抜群です!

写真はHPより↑「ロゴマークに込めた想い」
それから、笹一酒造、ワイン「オリファン」も相当美味です。
これにも驚き。

知らなかった〜っ

蔵は甲州街道沿いにあり、大型観光バスが一日に何台も立ち寄るドライブインを併設しているため、「そういう蔵」と見られがちですが(見てました)、蔵は人が変われば味変わる!これをまさに体感した次第です。

・  ・  ・
近年お会いして、おぉ~っと思った若手の社員杜氏のベスト3入り!
1人は外池酒造の小野杜氏、1人は若波酒造の庄司杜氏、そして笹一酒造の伊藤杜氏です。追っかけてみたいと思います。

週刊ダイヤモンド・新日本酒紀行「月の桂」

January 29, 2019

週刊ダイヤモンド の連載 新日本酒紀行 今号は京都の 月の桂 蔵元の増田 徳兵衞さんをご紹介 しています。

月の桂さんは にごり酒 の元祖蔵。
そして昔のお米を無農薬栽培して、お酒を醸しています🌾🍶

お近くの「月桂冠」さんと使われる漢字が似ているため、親戚?と思われることが多いそうですが、無関係。
「月の桂」の名の由来には桂川と、「月に住む桂男」の不老不死伝説が!!

月の桂(TSUKINOKATSURA)/京都府京都市伏見区
京都の昔の米を無農薬で栽培するにごり酒の元祖蔵

(本文)
1675年創業の増田徳兵衞商店は、数多ある京都・伏見の酒蔵の中でも最古。銘柄の「月の桂」は蔵の横を流れる桂川と、「月に住む桂男(かつらおとこ)が、巨大な桂の木を永遠に切り続ける中国の不老不死伝説が由来」と14代目の増田徳兵衞さん。

~この続きは誌面で!~
http://dw.diamond.ne.jp/articles/-/25678

週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・播州一献

January 21, 2019

週刊ダイヤモンド 最新号で、兵庫県の山陽盃酒造さんを紹介しています。

2019年1月26日号

『新日本酒紀行 地域を醸すもの』

【Number 097】
播州一献(BANSHUIKKON)/兵庫県宍粟市
火災で決意新たに、切れ味さえる超辛口酒

(本文より)
713年に編纂された『播磨風土記』には、兵庫県宍粟(しそう)市周辺で、かびた米から酒が造られたと記されている。古い歴史を持つ宍粟市の中でも、山崎地区は白壁に瓦屋根が並ぶ町屋造りが残る。その一角に立つのが「播州一献」醸造元の山陽盃酒造だ。

~続きは誌面で~

●追記
昨年11月8日、蔵の煙突から出火し、県の景観形成重要建造物指定を受けた歴史ある蔵が、早朝、炎に包まれました。

南北に長い建屋の中心にあった居住部分と、蔵の一部が全焼。

不幸中の幸いで、死傷者や隣家の延焼は免れました。

蔵元杜氏の壺阪雄一さんいわく「敷地の半分が焼け落ちましたが、先祖の火事対策のおかげで、酒造りの仕込み蔵や醸造用設備や器具は残りました」。

壁ひとつ隣が全焼しているというのに、中庭の配置、漆喰壁に土壁、防火樹が延焼を見事にくい止めたのです。ご先祖さまの凄い知恵です。

ですが、搾りたてのお酒や、発酵途中のもろみ、酒米は廃棄となりました。

今も、焼け跡と隣合わせの酒造り。写真↑は、急遽移動したタンクたち。
近所の職人さんたちが40人以上駆けつけてくれて、酒造道具類の引っ越し、足場を組むのを手伝ってくれたそうです。

酒母室がなくなったため、酒母タンクは仕込み室と同居。

飲んで応援を!

再建を誓う蔵元杜氏の壺阪雄一さん
切れ味ドライな「超辛口」は、お燗するのも美味です。今季の生酒は酒質設計をマイナーチェンジしています。ぜひ飲み比べを楽しんでみてほしいです。

●「播州一献」醸造元 山陽盃酒造
http://www.sanyouhai.com/banshuikkon/banshuikkon.htm

#新日本酒紀行 地域を醸すもの  電子版

●山陽盃酒造 義援金専用口座
金融機関名:西兵庫信用金庫
支店名:夢前(ユメサキ)支店(支店番号 016)
口座番号:普通口座 0255440
口座名:姫路酒造協同組合 代表理事田中康博(ヒメジシユゾウキヨウドウクミアイダイヒヨウリジタナカヤスヒロ)
*2019年5月31日締切

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