新日本酒紀行 地域を醸すもの
« Previous Entries Next Entries »朝カル2018日本酒総決算の日本酒紹介・乳酸を添加しないお酒・「生酛のどぶ」
December 31, 2018あっというまに大晦日!今年の漢字に「災」が選ばれましたが、自然災害が各地で多発しました。プライベートでは両親揃って入院したりと、いろいろなことが起こった1年でした。
そんな中、今年もたくさんの出会いがありました。新しい取り組みにもチャレンジできました! お世話になった皆様、温かく見守っていただき、ありがとうございました〜
ですが、お伝えしきれていないことだらけで・・・。来年は時間の使い方をうまく効率的に(ボーッと飲んでばかりじゃダメ!)を肝に命じ、一年を終えたいと思います。
皆々様に大感謝です!!
さて、朝カル2018日本酒総決算のお酒、後半は市販の乳酸を添加しないお酒シリーズでした
まずは、岐阜県・大塚酒造の「竹雀」生酛のにごり酒です。1年たっても、まだ、若若しさがあります。蔵元杜氏の大塚清一郎さんと亜希子さんの若くて美男美女のベストカップルが手がける酒造り。これからますます頼もしいです。
酒米生産者さんの項を注目ください!
野網謙さん 瞬さん 豪さん
父!兄!!弟!!!
初めてみました、この表記
このお酒は、三重県鈴鹿市の安田屋の店主・安田武史さんがおすすめしてくれました。
September 22, 2011
うまい酒しか!鈴鹿の安田屋さん
こちらは千葉県いすみ市の木戸泉さんの「自然舞」です。裏ラベル↓
全量高温山廃仕込みです。
そして、新政酒造さんの貴醸酒・陽乃鳥も!
2014年のOak樽バージョンです
裏ラベル、ボトルを氷水で冷やしたところ、禿げてしまいました・・・
美しい写真を新政酒造さんのHPから拝借↓
こちらです〜!
貴醸酒・陽乃鳥
いや、それぞれが個性あふれる味ばかり!
ひとつひとつの酒蔵さんに個性がある。みんな違ってみんないい!それだから、面白いのです。
・
そして「生酛のどぶ」です。全国各地に”どぶレンジャー”と呼ばれる熱烈ファンがついているお酒。最近はこの生酛のどぶが人気すぎて、買いにくくなりました
なんとも不思議な魅力をもつ酒で、70度に燗してもヘコタレルどころか、辛さとうまさが増します。以前、真夏の車移動の時に選んだお酒がこれでした。しっかりつくってありまして、ヘタレません。
そのままでも、割ってもおいしい個性派のお酒、それが「生酛のどぶ」!
このお燗酒をセミナー後半で出したところ、「あ〜〜〜っ」という声があがりました。「しみじみ、おいしい」という声も聞きました。食欲がわくお酒と言われています。
左から2人めのお髭さんが加藤杜氏です!
日本酒の原料はお米だけ!
デリケートかつ重労働、いくつもの工程を経て、ようやくできる尊いお酒。
杜氏をはじめ、造り手たちのこの笑顔に会いたくて!蔵の設計思想を聞きたくて、来年も、誠実な良いお酒と、その原料が生まれる田んぼとお米のつくり手たちに取材し、その意義を伝えていきたいと思います。
凄いお酒です!
奈良県宇陀市大宇陀 久保本家酒造 生酛のどぶ
http://dw.diamond.ne.jp/articles/-/22471
週刊ダイヤモンドでもご紹介しました
http://www.yohkoyama.com/archives/88071
久保本家蔵元の久保さんご夫妻です。カフェも併設しています。
この「生酛のどぶ」号は↓
G-Search ミッケ!で、連載ページが1ページ100円で購入できます〜
新日本酒紀行 地域を醸すもの Number 056
朝カル2018日本酒総決算の日本酒紹介「福千歳 PURE RICE WINE、福 山廃純米大吟醸」
December 28, 2018朝日カルチャー新宿教室で開催した
ゼロから分かるリアル日本酒入門 2018年日本酒総決算
講座でお出ししたお酒の後半をご紹介!
いよいよ変わり種登場!!!
「ゼロからわかる!図解日本酒入門」 世界文化社刊
このゴールド色に輝くお酒は・・ワイン!? ではなくて
福井県産のコシヒカリで造ったPURE RICE WINEです★
山廃の酒造り一筋の福井県福井市の福千歳醸造元・田嶋酒造さん
杜氏の田嶋雄二郎さん渾身の作なんです!
ブラインドで飲んだら、「???」という爽やかな味わい。そしてどこかに米の風味。ワイン酵母を使用しています。アルコール度数が低い12度でお酒が苦手な人にも好評
■原料米 コシヒカリ(福井県産)100%使用 ■精米歩合 90% (飯米と同じ精米歩合) ■日本酒度 -25 ■ アルコール度 12度 ■酸度 5
「私がつくっています!」杜氏を務める田嶋雄二郎さん
字もおちゃめです
最近、福井市産のもち米で本みりん=みりんちゃんも手がけています
そして!飲み比べてもらったのが正統派の
「福 山廃純米大吟醸」
お正月によく出る福の酒ロングセラー商品
■原料米 越の雫(こしのしずく)100% (福井県産)■精米歩合 麹40%・掛50% ■日本酒度 +3 ■アルコール度 16■酸 度 1.7■使用酵母 田嶋2号(自家酵母)
雄二郎さんは(どんな)お酒も大好き!リーデルのグラス各種で飲み比べさせてもらいました
おばあちゃんも酒蔵から嫁いできたんですよ!酒造り一筋の素敵な田嶋ファミリーです♡
酒蔵でお酒が購入できます。福千歳醸造元 田嶋酒造
週刊ダイヤモンド 2018年12月22日号で、紹介させてもらいました
特集は「超訳! 学問のすすめ」日本最大の思想家とも評される福沢諭吉。多数の著作で日本人を啓蒙し、日本という国家を近代化に導きました。そして、その教えはいつの時代にも色あせることはありません。いや、むしろ現代に働く人にこそ役立つアドバイスばかりなのです。さあ、早速、学問のすすめ!
新日本酒紀行 地域を醸すもの
【Number 094】
福千歳(FUKUCHITOSE)/福井県福井市
福井の米で、福を呼ぶ米の酒を
(本文)
福井県福井市で「福」つながりの酒、福千歳を醸す田嶋酒造。山廃造りの酒を得意とする。日本酒は江戸時代まで、天然の乳酸を育成する生酛造りが主流だったが、明治時代に醸造用乳酸を添加し、手軽にできる速醸酛が開発されて切り替わった。
この続きは誌面で!
↑G-Search ミッケ!から連載ページが100円で購入できます
朝カル2018日本酒総決算の日本酒紹介「まつのことぶき八割八分」
December 26, 2018最近いただいたお酒の中で、予期せぬおいしさで、驚いたのがこの松井酒造店さんの「まつのことぶき八割八分」です!
「松の寿」さんというとスレンダーな味の酒というイメージがありましたが、こちらは、まろやかでふくらみがあるブランデーのような芳醇さも感じます。
「燗美味し」と肩ばりのコピーに書いてありますが、冷酒、常温、燗酒とさまざまな温度で楽しめる1本なのです。
私が思いますに、今、このタイプのお酒は少数派になっていると感じています。
原料の酒米は「とちぎ酒14」。ひと昔前に栃木県で開発されたお米で、今までこのお米のことを褒める酒蔵関係者を、聞いたことがありませんでした。
それが蔵元杜氏の松井宣貴さんは「いいお米です!」ときっぱり。
購入したのは松井酒造店さんの蔵売店(棚の隅にひっそりと地味に売られていました。昔から造っていた銘柄だそうです)
とちぎ酒14+88%精米+6号酵母の組み合わせ+半年以上の熟成=による底力を初めて知りました!
松の寿さんといえば、スレンダー、香り系のキレイ系・・・もちろん、そっち側の酒も、こっち側の八割八分で6号酵母の熟成酒も、上手に醸す松井さん!器用です。凄いなあ
6号酵母は秋田県の新政酒造さんのもろみから採取された日本最古の市販の現役酵母です。1号から5号、また12号は亡失扱い。
しかも信じられないほど、安いのであります。安すぎますっ!(お値段は蔵売店でご確認を。聞くだけの電話はやめてくださいね)。この「八割八分」はもっと値段を上げるべきっ!!
高品質なまるみのある味は、甘みも酸みもうまみも全てにおいて落ち着きあるバランスのよさ★ いやもう、ここまで期待せず(失礼)家で飲んで驚いて、その後、大人買い発注!
・
「この蔵の味はこの傾向」と決めつけてはならぬと肝に命じました(チーン)
松井宣貴さんと真知子さんご夫妻
「新日本酒紀行 地域を醸すもの」でご紹介しました!
◉blog http://www.yohkoyama.com/archives/90421
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・松の寿
November 27, 2018松の寿醸造元 松井酒造店の松井真知子さんがこんな風に書いて紹介してくれました!夫の松井宣貴さんは、初代の下野杜氏で蔵元杜氏です。以下、そっくり引用★誌面の写真も真知子さんです
2018年12月1日号
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
週刊ダイヤモンドで連載されている山本洋子さんの新日本酒紀行に載せていただきました。
日常であり身近過ぎて有り難みが薄くなってしまっている先祖が残してくれたものに改めて気付かされました。
大切に守っていかなければならないなと。
足りないものばかりに目がいってしまいがちですが、足元をみて考えることも大きなヒントに繋がると思いました。
そんな気付きを与えて下さった洋子さんに心から感謝です。
是非、週刊ダイヤモンド読んでみてくださいね!
電子書籍版はこちら
http://dw.diamond.ne.jp/articles/-/25114
また1.2週間ほどしますとページ指定で購入もできるようですので、今までの洋子さんが回られた蔵元さんの記事と合わせで購読して頂けると幸いです。(バックナンバーも可)
http://mikke.g-search.jp/QDIW/2018/index.html
・
新日本酒紀行 地域を醸すもの【Number 091】
松の寿(MATSUNOKOTOBUKI)
栃木県塩谷郡塩谷町船生
船生石と二重屋根の蔵が醸す
超軟水仕込みの酒
(本文より)
「松の寿」の醸造元、松井酒造店は塩谷町船生(ふにゅう)の日光北街道に立つ。初代の松井九郎治が水にほれ、新潟県小千谷から移住し、1865年から酒造りを開始した。蔵の奥には深い林が広がり、『奥の細道』で松尾芭蕉が歩いた道が残る。芭蕉の弟子、河合曾良の『奥の細道随行日記』にも「船生ヨリ玉生ヘ弐里」と地名が登場する。
続きは誌面で!
蔵の裏は杉林。その昔は松林だったそうです。
「まつのことぶき 純米八割八分」ふくよかホッコリな味わいで、ひや良し、燗よし。「あ〜っおいしい〜」と声が出るお酒です。お米は「とちぎ酒14」酵母はK601。蔵併設の売店で販売中。おすすめします!
松井宣貴さんと真知子さん、美男美女のご夫妻です
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・WAKAZE
November 7, 2018醸造所の隣で飲むことができる!
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの
2018年11月10日号
今週号は【Number 088】
WAKAZE/東京都世田谷区太子堂
和の風を世界へ! 小さな醸造所が醸すどぶろくとボタニカル酒
(本文)お酒を造るその隣で飲めたら……酒好きの夢をかなえたのがWAKAZE三軒茶屋醸造所だ。ガラス越しにステンレス製のサーマルタンクを眺めつつ、出来たてのどぶろく、柑橘や山椒が香る酒が、山形の食材を使った料理と楽しめる。
〜この続きは誌面で〜
いや、もう驚きました!
FONIA TEA prototype に!
どぶろくに!!
ハーブや柑橘がほのかに香り、今までにない世界が味わえます
杜氏の今井さん!
バランス感覚がなかなかキュート
↑WAKAZEのスタンダード各種
そのどれもが美味しいのです。新しい素敵なおいしさです。
右がWAKAZE代表の稲川さん
今の日本では日本酒の醸造免許は事実上、おりません。
WAKAZEはどうしたか! 縛りのある「その他の醸造酒」の道を選びました。
そして出来たのが!!!なのであります。
ぜひお店で飲んでほしいな〜と思います。
http://wakaze.jp/whim/
↑三軒茶屋の醸造所兼お店で、できたてのお酒が、おつまみと一緒に楽しむことができます
詳しくは記事をお読みくださいね
このお酒の発想が凄い!!!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
_____________________
WAKAZEのfacebookより引用↓
11月2日 9:09 · 東京都東京都世田谷区 ·
《“BB/AB(Before Botanical/After Botanical)”の世界観》
杜氏の今井です。
いよいよ、三軒茶屋醸造所の真骨頂である「ボタニカル発酵」のSAKEが誕生です。
その記念すべき第1弾が、全国の酒屋さんに向けて発送開始しました。
recipe no.004
FONIA TEA prototype
〜Oriental〜
無添加製法である白麹酛をベースに、5種のボタニカル(植物由来素材)を米・麹とともに発酵させました。昨年リリースした《FONIAシリーズ》の流れを汲みながら、三茶ならではのより新しい素材を用い、茶葉・花・柑橘をふんだんにレシピに組み込みました。鮮やかな色合いはもちろん、その薫りと味の奥行きは、今までにない深い新体験を楽しめる出来栄えとなりました。
仕込水にはもちろん三軒茶屋地域の井戸水を使用しています。
初回醸造酒から数えたどぶろく3部作に続く、ボタニカルの世界へいよいよ踏み込んでまいります。
このお酒は三軒茶屋醸造所の初搾りのSAKEでもあります。
生命による不可思議な醪に対峙して、「酒とは何か」の定義線を繊細に引いていく作業が、お酒の搾りだと僕は考えています。
薫りと味のバランスを考えて、二晩三日をかけて丹念に搾りあげました。(そして同時に、今までにない世界唯一の酒粕も出来上がりました。それは別途ご案内いたします。)
このSAKEは、茶の世界、発酵文化を取り入れた酒です。
まずはきりっと冷温で、慣れてきたら常温ももちろんですが、45℃くらいのお燗もおすすめです。
お茶であることを認識させられます。
ぜひおためしください。
以下の酒屋さんにてお取り扱いいただいております。
—–
<北海道・東北>
小井商店(北海道)
酒屋まるひこ(秋田)
八木橋商店(山形)
まるごと山形(山形)
La Jomon(山形)
渡辺宗太商店(福島)
<関東>
勝鬨酒販(東京)
ふくはら酒店(東京)
栄屋 長谷商店(東京)
未来日本酒店 吉祥寺(東京)
増田屋本店(栃木)
小野酒店(茨城)
<東海・北陸>
丸茂芹沢酒店(静岡)
とみた屋(静岡)
酒泉洞堀一(愛知)
酒商田尻本店(富山)
<近畿>
酒仙堂 フジモリ(兵庫)
雨後の月さんが製造部スタッフを募集!
November 5, 2018雨後の月の相原 準一郎 (Junichiro Aihara)さんと知り合って20年以上になります。きれいで飲みごたえもあり、年々その美しさを増している!すっきりきれいな夜空に浮かぶ、お月様のイメージで、まさに「雨後の月」という印象です
🌕
週刊ダイヤモンド 2018年10月27日号で、ご紹介しました!
呉市仁方の歴史的な背景を教わり、相原さんの辿った酒造りの人生をダイジェストにまとめております。
酒の美しさは1日ではならず。
その時の最善の選択の積み重ねということを痛感。
相原さんの求める酒質の、厳しいまでのクオリティ。それが雨後の月であり、相原さんなのだと思い知った次第です。
普段は”やんちゃな兄貴”という感じですが!クオリティは超ピカイチ★
【Number 086】
雨後の月(UGONOTSUKI)/広島県呉市仁方
「農と醸に最上の選択をして醸す、澄み渡る美しい酒」
(本文より)
呉は戦艦大和を建造した呉海軍工廠(こうしょう)があり、東洋一の軍港と呼ばれた。北前船の寄港地で海運に恵まれ、100年かけて湧く野呂山の名水があり、醸造が盛んになった。
〜続きは誌面で!〜
http://dw.diamond.ne.jp/articles/-/24821
そんな相原酒造さんが、今、製造部のスタッフを募集しています!
詳しくは下記をご覧ください
https://www.facebook.com/…/a.30495145631…/1167120010093913/…
●詳細【スタッフ募集中】
相原酒造では、
製造部スタッフを募集しています。
日本酒が好きな方、酒造りに興味のある方、明るく元気な方、ご応募ください。
🔲下記の採用サイトからご応募ください。
https://en-gage.net/ugonotsuki/
(電話でのお問い合わせはご遠慮ください)
相原酒造 株式会社
広島県呉市仁方本町1-25-15
https://www.ugonotsuki.com
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・楯野川
October 10, 20182018年10月13日号・週刊ダイヤモンドの連載「新日本酒紀行 地域を醸すもの」は、山形県・楯の川酒造の「楯野川」を紹介しています。蔵元の佐藤淳平さんにお話しを伺い、最新鋭の精米機など拝見してきました。
蔵の前が酒米の田んぼです。ワクワクします
初めて見ました!「惣兵衛早稲」
・
新日本酒紀行 地域を醸すもの【Number 084】
楯野川(TATENOKAWA)/山形県酒田市山楯
農業と醸造で地域の本流を醸す!
全量純米大吟醸蔵の挑戦
〜本文より〜
山形県の庄内平野で育まれた出羽燦々と美山錦を中心に、純米大吟醸酒だけの酒造りをする楯の川酒造。海外輸出も多い人気銘柄だ。「米をぜいたくに使った日本酒を醸造することで、地元の農業に貢献できる」と6代目蔵元の佐藤淳平さんが、2010年から全量を純米大吟醸に切り替えた。
・
この続きは誌面で!
↑なかなかの特集です
↑母屋の1階を改装し、試飲もできる販売コーナーに。
http://www.tatenokawa.jp/ja/sake/
・
曽祖父が手がけたという母屋に続くお庭。物語がありますね↓
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・天青
October 1, 20182018年10月6日号・週刊ダイヤモンドの連載「新日本酒紀行 地域を醸すもの」は、湘南で唯一の酒蔵、熊澤酒造の天青さんを紹介!五十嵐 哲朗杜氏が醸す「かっぱの純米吟醸酒」です。
湘南・茅ヶ崎に伝わる「かっぱ」民話をもとに、地元茅ヶ崎のお米を使った純米吟醸酒なのです。http://dw.diamond.ne.jp/articles/-/24614
新日本酒紀行 地域を醸すもの【Number 083】
天青(TENSEI)/神奈川県茅ケ崎市
湘南唯一の酒蔵が提案する心地いいスタイル
「かっぱ徳利」は、いくら飲んでも中身の減らない徳利が登場する茅ケ崎に伝わる民話だ。小出川にすむかっぱが働き者の五郎兵衛じいさんに恩返しで徳利を渡したところ、飲み過ぎて怠け者になり…。その話を基にした酒が、民話の舞台、茅ケ崎の熊澤酒造の「天青 かっぱの純米吟醸」だ。続きは誌面で!
2018年10月6日号
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・神亀
September 24, 20182018年9月29日号
週刊ダイヤモンド「新日本酒紀行 地域を醸すもの」【
Number 082】
神亀 ひこ孫
(SHINKAME HIKOMAGO)/埼玉県蓮田市
戦後初の純米酒蔵。良い米、純米、熟成の酒造り
(本文より)
第二次世界大戦中に米不足から生み出された添加酒に押され、戦後、1本も醸造されていなかった純米酒を、数多の障害を乗り越え復活させた蔵元の熟成純米酒。
続きは誌面で!
酒米農家さんの名前をラベルに入れたのも神亀酒造さんが最初だと思います。「小鳥のさえずり」
●神亀酒造・公式HP
「蒼穹」さんでも定番!ロングセラーの「ひこ孫 純米大吟醸」
http://www.yohkoyama.com/archives/89954
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・初亀
September 4, 2018週刊ダイヤモンド 2018年 9/1 号
新日本酒紀行 地域を醸すもの【Number 078】
初亀(HATSUKAME)/静岡県藤枝市岡部町
玉露の里を酒米の里にも。
静岡で最古の酒蔵の純米酒
岡部町朝比奈地区に伝わる伝統行事、朝比奈大龍勢で名高い朝比奈地区。
江戸時代には東海道の宿場町として栄えました。町村合併して今は藤枝市です。
この朝比奈地域に初亀醸造さんが契約栽培している静岡県のオリジナル酒米「誉富士」の田んぼがあります。
17代目の橋本康弘さんに田んぼの取り組みのことなどいろいろ教えてもらいました。
近い将来、この地域を「酒米の里にしたい」と康弘さんは考えています。
岡部町に三輪の神(みわ)神社があり、なんと今から1374年前の644年に、この地にお祀りされたそうです。日本最古の神社 奈良県桜井市の大神神社(おおみわじんじゃ)の御分社です。
朝比奈地域は「玉露の里」でもあります。京都の宇治、福岡の八女と並ぶ三大産地で、朝比奈地区で採れた茶葉が味わえる茶室「瓢月亭」もあります。
初亀醸造さんの「瓢月」の名前の由来になった茶室。
池も瓢箪形をしています!
純米吟醸 初亀 Blue
純米酒 岡部丸!
そして一番右は、初亀さんのフラッグシップの酒である純米大吟醸「亀」。1977年からのロングセラー!
初亀醸造さんは麹はすべて木の箱を使い、吟醸酒や純米酒用にはチタン製のタンクを使っています。
初亀醸造さん静岡県酒造組合HP
週刊ダイヤモンド 2018年 9/1 号
新日本酒紀行 地域を醸すもの
本文より
静岡で最古の酒蔵が初亀醸造。3代将軍徳川家光の時代、1636年に駿府で創業した。明治期に東海道五十三次の宿場町、岡部の地へ移転し、今に至る。
山あり、川ありの豊かな自然環境に恵まれ、上質な玉露の産地で玉露の里を名乗る。~この続きは誌面で~
ご紹介はP66
・
秘蔵写真!?2014年の9月 静岡県のお酒の会にて
橋本謹嗣社長と3shot★
« Previous Entries Next Entries »