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日本酒手帖2014

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9月3日は紅茶&純米酒PARTY

August 26, 2015

先日、一報を入れたPARTYの詳細が決定。
突然ですが、9月3日木曜夜、オン ジャパンカフェの原田有紀子さん、岡村美穂さんが出版記念パーティを企画してくれました〜

日本酒手帖 &  紅茶手帖
●blog 世界文化社から「厳選紅茶手帖」発売

トビキリおいしい純米酒と、私が紅茶に目覚めるきっかけとなったマカイバリ紅茶を飲んでもらおうと思います!
乾杯は天の戸さんのSilkyです☆
NEXT5の5蔵純米酒もお取り寄せ。静岡の某蔵のお燗酒も!and more

紅茶好きを自認する人でも、今、飲んでる紅茶がいつ摘まれたものか知らない人が多いのです。
2015年の春摘み、夏摘みと、2014年の秋摘み紅茶の季節違い3種類! 紅茶は摘み取り次期で味が違います。
無農薬歴40年以上のマカイバリ茶園の茶葉で、マカイバリ・ジャパンの石井道子さんに、おいしい淹れ方を教わりながら飲み比べます!
そして、会田裕美さんがプロデュースした、ベジタリアン対応の日本初の車内弁当「ベジデリ」!

そして、オーサワジャパンのマクロビオティック・フード
「きき味噌」4種類も!大豆、麦、玄米他。意外に味噌の原材料を知らない人が多いので。
などなど。

柿太水産の氷見の鰤を糠漬けにした水産大臣賞受賞「こんかぶり」も登場!
「酒粕をぬるとまた旨し」政希子さんに教わりましたので、新政さんのクリーミィ酒粕をONしたいと。

飲んで食べて、皆さんに知ってほしいものをセレクトします☆
というわけで、突然の急のパーティのご案内でした!
米の酒と紅茶にご興味ある方なら、どなたでもご参加ください
●詳細はこちら↓
https://www.facebook.com/events/973532589372040/
「参加ご希望の方は、event@onjapan.tokyo のメールアドレスまで、お名前、ご参加人数と代表者様のご連絡先(携帯番号など)をご記入の上お申し込みください。追ってスタッフより確認のご連絡をさせていただきます(先着順、9月1日締切)」

ジャケ買いの純米酒

August 24, 2015

http://www.yohkoyama.com/archives/73929

8月22日は朝日カルチャー「純米酒を識る」講座を開催
テーマは『衝撃の酒! ジャケ買い正解の純米酒』

この暑っーい季節に最適な米のお酒、そして肴を紹介しました。
講座終了後に、一同に並べてパチリ☆

ジャジャーンなラインナップ!
いろいろ検討し、元祖といえるキャラ立ちラベルや、イラストラベル、「超辛」など。
「そのラベル、名は体を表すのか?」
「ラベルから想像する味わいとは?」

その昔、日本酒ラベルといえば、白地に筆文字で漢字で3文字、まるでお相撲さんみたいな名前が多く、酒屋の棚を見ても、どれも似たような感じがしたものです。

ところが今は、テーブルが楽しくなるような、デザインボトルが

↑木村酒造さんの荒責混和の白熊くん〜

「どうして?!」と、思わずビックリ、笑ったりのオモシロ・デザインが続々登場しています。
それって日本酒の名前!??と、思わず唸ってしまうようなお酒も!

超辛口をうたう純米酒も様々。こちらは千代むすび酒造さんの妖怪泣かせの超辛口+15、かつ、夏限定バージョン。酒米は、鳥取県産五百万石を使用。
お酒をジャケットで選ぶと、どうなるのか?
名は体を表すのか?

「超辛純米・獅子の里」
秋山 巌先生の絵が印象的な獅子の里「超辛」。今でこそ超辛はよく見ますが、こちらのお酒が元祖といってもいいでしょう。というほどの、ロングセラーの特別純米酒です。
この絵を描かれた秋山先生は、山頭火の句を木版画の作品を数多く残したことで有名です。残念ながら、昨年の2014年9月15日に旅立たれてしまいました。93歳の大往生です。謹んでご冥福をお祈りします。
先生は、生前、山中温泉に度々滞在していたことから、松浦酒造さんとご縁があったようです。30年くらい前の作品とも言われていますが、今見ても、それは迫力あります。優れた作品は古びることがありません。ひやもお燗酒も評判が良かった1本です!
●酒造りへのこだわり

今回、白瀑さんの「ブルーハワイ」は冷凍庫で一日半、ガッチガチに凍らせて、フローズン状態を楽しんでもらいました。大人のかき氷ですね!(*試す時は自己責任でお願いします)
これが、講座が始まってもなかなか溶けず、のちほど、上下にシャカシャカよくふって注いでもらいました。
純米吟醸のスペックですが、「リキュール扱い」それはなぜか?などなど

勿論、楽しいだけでなく、中身もしっかりおいしい純米酒ばかり!
新政酒造さんの「No.6」は、漢字で「六號」のラベルと比較してもらったり
福千歳さんのRICE WINEも! コシヒカリ90%をワイン酵母で醸しました。
元祖イラスト顔ラ・ベルは森喜酒造さんの「るみこの酒 山廃雄町」
マロラクティック発酵だから「まろら」!いつもの山形正宗さんとはガラリと違う実験酒も。

というわけで、8月22日は夏休み企画で〜変わりダネ純米酒特集〜
お酒をジャケットで選ぶと?どうなるかでした。

↑第一の皿=チーズとトマト、オリーブとコルニション、梨、リンゴ、蒸し茄子と味噌

日本酒とひとことで言っても、味わい様々!
だから楽しいのでありますね☆

↑第ニの皿=福井県産の「小鯛の笹漬け」、富山県産の「ぶりくん」と「ホタルイカ」、焼きピーマンのおひたし、切り昆布と油揚げの酒煮
その名の背景にあるものを探りながらの飲み比べは面白いです。

福井県産の「小鯛の笹漬け」、富山県産の「ぶりくん」と「ホタルイカ」も

それにしても、人の好みはホントウに様々!

↑第三の皿=お燗向き。タイカレーと「るみこの酒 山廃雄町」の70度のお燗酒を試してもらいました。他、ジンジャーえのき、柿太水産のこんかイワシ、にしん+生姜醤油など。
毎回、講座の最後に「一番印象に残ったお酒」をお聞きするのですが、皆さん、それぞれに理由があり、もう、好みはバラバラなのです(笑)これを聞くのが、勉強になります。はい。

受講生の藤野さんが「ぜひ!」と保冷剤しっかりで持ち込んでくださったのは、前回のクラスで話題になった「強力」(鳥取県いなば鶴「純米大吟醸 強力」)最後に全員でいただきました
朝日カルチャーセンター新宿教室(新宿住友ビル)
さて来月は!
9月26日=越前・越中・能登の深い酒とdeepな発酵珍味
北陸には日本酒のつまみに最高の発酵珍味が揃います。魚の糠漬け「へしこ」魚種には青魚「アジ」「サバ」以外にも「シイラ」や「ブリ」など様々。全国広しといえど、能登唯一の珍味が「ふぐの卵巣漬け」。調味料には、イカやイワシを発酵させた醤油「魚醤」の「いしる」「いしり」など、酒のつまみに事欠かない珍品が盛り沢山。deep発酵にあう米の酒とはどんなタイプなのか。北陸新幹線が開通し、身近になった北陸の酒肴と酒を、旅する気分で味わってみませんか?
●9月26日土曜 18:30-20:15
https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/37b1b4d3-add3-d158-e8cf-55430952d6ad

20150903・OnJapanCafeで日本酒+紅茶パーティ!

August 22, 2015

9月3日木曜日の夜に原田有紀子さん代表のオンジャパンカフェで、日本酒と紅茶の会+ベジいっぱいのパーティーをします!プロデュースは岡村美穂さん♡
「本の出版記念会をしましょう!」と有紀子さんが、ずっと言ってくれていたのですが、ノビノビノビ〜〜になっていたもの。
近藤けいこさんの無農薬野菜や、マカイバリ紅茶、勿論!とっておきの純米酒など、本で紹介した”お気に入り”をたくさん集めて、美味しい楽しいパーティーに 詳細はまたUPします。日程だけ、皆さん開けておいてくださーい。
●マカイバリ紅茶について→ http://www.yohkoyama.com/archives/65669
3日の夜19時〜、会費は5000円を予定しています。
(私の髪がゲゲゲの鬼太郎で、腕が土方焼けなのは、気にしないでください m(__)m)
↓↓↓今のところの詳細↓↓↓
●乾杯は、あの純米酒のスパークリング☆

●マカイバリ紅茶、2014年の秋、2015年の春、夏飲み比べ。マカイバリジャパンの石井道子さんに、実演していただきます。紅茶のおいしい飲み比べ!学べるチャーンス
●近藤けいこさんの無農薬野菜バラエティ!
●会田裕美さんがプロデュースした日本初の植物性だけのお弁当・ビューティデリ・ベジデリ
●マクロビオティックな味噌の「きき味噌」体験!米味噌、玄米味噌、麦味噌、豆味噌
他、とっておきのオーガニックな食品も揃えて、お待ちしています。
https://www.facebook.com/events/973532589372040/

純米酒を識る〜日本を味わう〜 秋田県の白・黒・黄「麹」違い

April 22, 2015

次の土曜日は、朝日カルチャーセンター新宿教室
4月から新学期で「厳選日本酒手帖」をテキストに、本で紹介した記事の中で、特に私が力を入れている地域、そしてテーマを取り上げ、日本の素敵をたっぷりとご紹介します。
「純米酒を識る〜日本を味わう〜 」
3回連続講座ですが単発受講もOKです
4月25日のテーマは
=秋田県の白・黒・黄「麹」違いの純米酒を飲み比べる

日本酒に使われる「麹」は昔から「黄」と決まっていますが、秋田では「黒」と「白」を使った純米酒があるのです! また吟醸用に開発された「吟味」という麹もあって、秋田はまさに麹王国!
・色違いの麹、誰が最初に造り始めたの?
・そもそも「麹」って何?
・どんな働きがあり、どんな特徴があるの?
などなど。
開発した杜氏さんや酒蔵などを紹介しながら、楽しく飲み比べたいと思います。
なのですが
黒麹、白麹のお酒は、初夏から発売されることが多いのです。
なので、まだ今年のお酒は店頭には並んでおりません!

ご相談した秋田・能代の天洋酒店・浅野さんから嬉しいニュースが!

「刈穂蔵の白麹のお酒、純米酒whitelabelは6月発売ですが、やまよさんのためなら出すそうです。
昨日、天の戸・森谷康市杜氏さんにもお願いしてきました。大丈夫です。黒麹の「天黒」、白麹の「SILKY」まだ発売じゃないそうですが、出してくれることに!!」
\(^o^)/
良かったです〜〜!
皆様のご協力あってのセミナーです。
超しぼりたても味わえます。これ以外のお酒も出ます!
ご参加の皆さん、どうぞお楽しみに!!!
●「純米酒を識る〜日本を味わう〜 」

◯天洋酒店
〠016-0824秋田県能代市住吉町9-22
店主 浅野貞博さん

TEL/FAX 0185-52-3722
mail asano@shirakami.or.jp
HP 秋田地酒の伝道師浅野
www.shirakami.or.jp/~asano/
秋田地酒ブログ
http://ameblo.jp/akitajizake

◯刈穂酒造
◯天の戸・浅舞酒造

浅野さんが撮影した4月20日の森谷杜氏→杜氏のコラム!

On Japan Cafe Event

March 16, 2015

On Japan Cafeで焼酎講師を務めるクリストファーさんが純米酒セミナーを受講してくれました。クリストファーさんは米国出身、韓国経由で日本へ。早稲田で語学を教える先生であり、焼酎ソムリエの資格もありで(九州の焼酎蔵で修業も)「THE SHOCHU HANDBOOK」という本を出版したばかり。また、俳優でもあり、12日放送のNHK「マッサン」で進駐軍の兵士役で出演。昔、神宮球場に住んだほどのスワローズファンという。人柄抜群の明るい方です。
クリストファーさんの「THE SHOCHU」イベントは英語で焼酎を学べます。4月22日(水)19時〜
次回の純米酒イベントは4月23日19時〜です
________________________
3月13日(金曜日)開催のOnJapan Tokyoイベントは「東北ロッケン純米ナイト!」でした

0311に遅れること2日後の13日。東北6県の純米酒を味わいました。各県のおつまみも
秋田音頭♪で有名な

「桧山納豆」です。前会長に直々に教わった「秘伝縦混ぜ、塩味」を披露!
https://www.facebook.com/video.php?v=816311151757046&pnref=story
皆さんに試してもらいました→https://www.youtube.com/watch?v=_ESQdoZdgu8
この桧山納豆の藁苞(わらづと)は「あきたこまち」
大豆は能代産の「あきた白神大豆」でふっくら中粒
桧山納豆について→http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1108/otakara.html
好きで食べている納豆の藁の名前、大豆の名前が言えるといいな〜!と思うのです(^。^)
桧山納豆を試すクリストファーさん→ https://www.youtube.com/watch?v=PA_09h9rrbE

天の戸「氷晶ダイヤモンドダスト」を試飲するスタッフ。正直者にはダイヤモンドダストが見える!?

喜助みそを試すシェフのエドさん。このみそでできるあの料理とは!?
*次回のOJC純米酒ナイトは4月23日開催です。詳細はHP内イベントページを。
http://cafe.onjapan.tokyo/jp/
ご要望が多かった「厳選日本酒手帖」がcafeで購入できるようになります。
原田有紀子
自慢のイベント講師のお二人、山本洋子さんと、クリストファーさん^ ^
ちなみにクリストファーさんは、昨日の「まっさん」に進駐軍の兵士役で出演さ れていましたよ。そして!昔神宮球場に住んだほどの、スワローズファンらしい です。パトさん、今度ぜひご紹介させてね\(^o^)/

1月24日の朝カル「日本酒は搾るタイミングで味が変わる!」

January 9, 2015

日本酒は搾るタイミングで味も変わる!
1月24日(土曜日)の朝日カルチャーでは、「同じお酒でも、搾り方のタイミングでこんなに違う〜」を楽しみます。お酒の搾るタイミングで、香りと味がまるでことなります。最初と真ん中、最後でどう違うの!?を味わって体験。
毎年限定の超人気商品!秋田県の日の丸醸造さんの純米大吟醸の「荒」「中」「責」と、栃木県の仙禽さんの亀ノ尾で醸した「荒」「中」「責」。
そして!特別にどちらの蔵も、そのお酒の酒粕を分けていただくことができました!
ひとつのお酒の搾りタイミングを液体3種類、そして最後の最後を固体で!? 丸ごといただくスペシャル企画。1月のこの時季しかできない飲み比べですヽ(^。^)ノ おつまみと一緒に楽しみますよ〜。ソレ以外のお酒も登場し、全部で8種類をきき酒します。
●2月のテーマは「しぼりたてのフレッシュ生酒 酒米違いの飲み比べ!」あの地域のあのお蔵が登場!
●3月のテーマは=「シュワシュワ、とろとろを味わう!うすにごり、にごり酒、スパークリング特集」真っ白なシュワトロワールドへいざないます!
1回のみの受講もOK
お申込みは→ http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp…
1月24日(土曜日)の朝日カルチャー新宿教室では、「同じお酒でも、搾り方のタイミングでこんなに違う〜」を楽しみます。
お酒の搾るタイミングで、香りと味がまるでことなります。
最初と真ん中、最後でどう違うの!?を味わって体験。
__________________
毎年限定の超人気商品!「厳選日本酒手帖」でも紹介した
秋田県「まんさくの花」醸造元、日の丸醸造さんの純米吟醸
「荒」「中」「責」

このたび、高橋良治杜氏が黄綬褒章を受章!(黄綬褒章は卓越した技術者に与えられる称号)。山内杜氏組合長も努める人格者です。奥様はいぶりがっこ名人。夫婦揃ってスーパー技術者

2014年の荒中責
_______________
そして!栃木県の薄井ブラザースが醸す「仙禽(せんきん)」さんから亀ノ尾で醸した「あら」「中」「せめ」(こちらの蔵は平仮名表記)の3種類

プラス!
特別にどちらの蔵も、そのお酒の「酒粕」を分けていただくことができました!
ひとつのお酒の搾りタイミングを液体3種類、そして最後の固体まで!?  同じお酒を、丸ごといただくスペシャル企画。1月のこの時季しかできない飲み比べですヽ(^。^)ノ
今回もおつまみと一緒に楽しみますよ〜。ソレ以外のお酒含めて、全部で8種類きき酒します。
●2月のテーマは「しぼりたてのフレッシュ生酒 酒米違いの飲み比べ!」
あの地域のあのお蔵が登場
●3月のテーマは=「シュワシュワ、とろとろを味わう!うすにごり、にごり酒、スパークリング特集」
真っ白なシュワトロワールドへいざないます!
1回のみの受講もOK
◎お申込みは→ http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=270489&userflg=0

近藤淳子さん「日本酒を識る」

January 6, 2015

【美酒アナウンサー日記】山本洋子さんの「日本酒を識る」がオススメ

女性限定の日本酒の会「ぽん女会」を主宰するアナウンサーの近藤淳子さんが

「日本酒を識る」インタビューしてくれました(を肴にOn Japan cafeで2人飲みしました )

*On Japan cafeでイベントを開催。詳しくはcafeのイベントページを

素敵に書いてくださいました!以下blogより抜粋
↓ ↓ ↓ ↓

2015年最初のコラムでは、春夏秋冬、東へ西へ駆け巡り「にっぽんのお宝!応援」をライフワークにされている酒食ジャーナリスト・山本洋子さんの「日本酒を識る」(世界文化社)の魅力に迫ります!
知的な活気を帯び、清らかな瞳で純米酒への想いを語る著者のモットーは、~一日一合純米酒~「日本酒は米の酒。主食である米、酒の原料である米。米の酒はとてつもなく大きな意味を持っています。米の価値を最大化するのは、米と米麹からできる純米酒。最先端素材が開発される現代でも、酒造りに欠かせない麹室や麹蓋などの杉、焼き物、漆器などの酒器、野菜、魚介類などの酒菜…上質な酒には、農業、林業、窯業、漁業までが複雑に絡み合っていることに気づいてきました。日本人が一日一合を飲めば、減反(減反政策は2018年廃止決定)している100万ヘクタールが復活します。日本酒にはおいしいを超えた力があるのです」。
本書は、酒米の個性を生かした酒蔵を東北、関東、北陸、甲信越、中部、四国、九州の7つのエリアに分けてピックアップ。酒蔵DATEや蔵元、杜氏からの直メッセージ、小ネタなどもあり、好奇心を刺激されるリアル情報が満載です。私が特に魅かれたのは、銘柄のキャッチ-でコンパクトな25文字以内のバイリンガル解説!日本語&英語発信なので、グローバルな視野を広げつつ、大地や人への恩恵を感じることもできるのです。
手帖サイズですので、酒屋に持参してスタッフと会話しつつ好みのタイプを知るも良し、一人飲みの際には、本片手に造り手やバックグラウンドに想いを馳せて、酔っていくのも良しですね。
手探りで日本酒との偶然の出会いはもちろん楽しいですが、日々、酒食に精力的に身を投じ、感性を磨き上げている著者の本にナビゲートされるという贅沢を、ぜひ味わってほしいです。
今年も、コラム読者の皆様と未知の日本酒道を冒険していけると嬉しいです♪
■近藤淳子(こんどう・じゅんこ) 1975年1月30日愛媛県出身。TBS系列北陸放送アナウンサーとして6年間勤務後、ホリプロスポーツ文化部アナウンス室所属。報道キャスター、情報番組レポーター、ドラマ、CM出演、ラジオパーソナリティー、アナウンサー講師など幅広く活躍中。日本語教師、日本酒きき酒師の資格を持つ。2009年から女性限定の日本酒の会「ぽん女会」主宰。日本酒コンテスト審査員や日本酒コーディネートを行う。一児の母。公式ブログ http://ameblo.jp/junko-ponjo/ も要チェック。
2015年最初のコラムでは、春夏秋冬、東へ西へ駆け巡り「にっぽんのお宝!応援」をライフワークにされている酒食ジャーナリスト・山本洋子さんの「日本酒を識る」(世界文化社)の魅力に迫ります!

知的な活気を帯び、清らかな瞳で純米酒への想いを語る著者のモットーは、~一日一合純米酒~「日本酒は米の酒。主食である米、酒の原料である米。
米の酒はとてつもなく大きな意味を持っています。米の価値を最大化するのは、米と米麹からできる純米酒。
最先端素材が開発される現代でも、酒造りに欠かせない麹室や麹蓋などの杉、焼き物、漆器などの酒器、野菜、魚介類などの酒菜…上質な酒には、農業、林業、窯業、漁業までが複雑に絡み合っていることに気づいてきました。
日本人が一日一合を飲めば、減反(減反政策は2018年廃止決定)している100万ヘクタールが復活します。日本酒にはおいしいを超えた力があるのです」

本書は、酒米の個性を生かした酒蔵を東北、関東、北陸、甲信越、中部、四国、九州の7つのエリアに分けてピックアップ。
酒蔵DATEや蔵元、杜氏からの直メッセージ、小ネタなどもあり、好奇心を刺激されるリアル情報が満載です。
私が特に魅かれたのは、銘柄のキャッチ-でコンパクトな25文字以内のバイリンガル解説!
日本語&英語発信なので、グローバルな視野を広げつつ、大地や人への恩恵を感じることもできるのです。

手帖サイズですので、酒屋に持参してスタッフと会話しつつ好みのタイプを知るも良し、一人飲みの際には、本片手に造り手やバックグラウンドに想いを馳せて、酔っていくのも良しですね。
手探りで日本酒との偶然の出会いはもちろん楽しいですが、日々、酒食に精力的に身を投じ、感性を磨き上げている著者の本にナビゲートされるという贅沢を、ぜひ味わってほしいです。
今年も、コラム読者の皆様と未知の日本酒道を冒険していけると嬉しいです♪

■近藤淳子(こんどう・じゅんこ) 1975年1月30日愛媛県出身。TBS系列北陸放送アナウンサーとして6年間勤務後、ホリプロスポーツ文化部アナウンス室所属。報道キャスター、情報番組レポーター、ドラマ、CM出演、ラジオパーソナリティー、アナウンサー講師など幅広く活躍中。日本語教師、日本酒きき酒師の資格を持つ。2009年から女性限定の日本酒の会「ぽん女会」主宰。日本酒コンテスト審査員や日本酒コーディネートを行う。一児の母。公式ブログ http://ameblo.jp/junko-ponjo/ も要チェック

料理通信で「日本酒手帖」紹介

December 9, 2014

料理通信1月号「ワインがすすむフレンチ惣菜のつくり方」号で、「厳選日本酒手帖」を紹介していただきました

この号、フレンチ惣菜の紹介もさることながら、後半には、驚きの”ディープ居酒屋つまみ”もいっぱい登場。あの!朝から飲めるうなぎが自慢の赤羽まるます家が〜っ! 名物のジャンチュー(確かジャンボ酎ハイの略)まで!!!

いやはや、驚きました〜。
ですが、さすが料理通信です。 ディープが素敵に紹介されています。

↑本の紹介です。表記のことを書いていただき、嬉しいです!手帖サイズというスペースの制約の中、いかに情報を盛り込むか。喧々諤々の結果でしたから。

下北沢に新しくできたお店も色々紹介あり。すぐ行きたい店ばかりで困っちゃうリンダ
雑誌『料理通信』2015年1月号

竹泉さんの超辛口純米酒

December 9, 2014

兵庫県朝来市・竹泉さんの「梅酒」用に考えられた超辛口純米酒。
兵庫県産の山田錦100%使用で
日本酒度+16

アルコール度数 20!
6月に開栓しましたが、まだまだいけます(驚)。冷やではわかりませんが、お燗すると芳醇で高級ブランデー顔負けのいい風味。特筆すべきはクリア感が大!であること。 キチンと切れた辛口は違う〜を実感する1本です。梅の他、紅茶など、漬けたいものが色々あるので、来年も購入決定。
*私は生ひねが大の苦手です
竹泉さんには「環境特A地区コウノトリ米」のお酒があります。

「厳選日本酒手帖」でも「環境特A地区コウノトリ米」のお酒「幸の鳥」を紹介。田んぼで、お米を作るだけでなく。”コウノトリの餌も一緒に育てた米”が「コウノトリ米」です。

竹泉 田治米合名会社
こんな商品も→●竹泉さんの瓶ごと純米梅酒

上質な酒には「杉」が関わる

November 18, 2014

今回の「日本酒手帖」本で、特にお伝えしたかったのは、上質な酒造りには「杉」が重要な役割を持つことです。おいしいお酒になる麹は、「麹蓋」または「箱麹」と呼ばれる木の箱で造られます。
その素材は、天然杉、しかも柾目。機械製材ではなく、手斧でカット。
最先端素材が次々に開発される現在でも、麹を造るには「杉」なのです。秋田県大館・沓澤製材所の沓澤専務に話を伺った時は衝撃でした。杉を守るには、上質の酒を飲むのもひとつ。
今も、杉にかなう素材は無い!
丁寧に醸されるまともな米の酒ならば、環境を守り、伝統産業が継承されていくという事実。最近、再び木桶が見直され、特別な思いで仕込む酒は、木桶を使う蔵が増えています。広島・竹鶴さんの「小笹屋竹鶴」、秋田・新政さんの「やまユ」は木桶仕込み。栃木・仙禽さんは酒母まで木桶の酒があります。
日本の米の酒は、農業、林業、窯業、漁業ともつながっています。一杯のお酒の選択が、今の日本において深い意味を持つと感じています。

今回の本の見どころひとつは、写真が素晴らしいこと!酒蔵写真家の巨匠★名智健二さんに、お写真をお借りしました(写真↑は富久長の今田美穂さんがUPしたものを拝借)デザイナーの木村さんが素敵にデザインしてくれました!
特に、この↑もろみの写真は、初めて見た時、「酒蔵の日の丸だっ!」とドキドキ。名智さんの写真で感じることはすべて「生きている」写真だということ。リアルを超えるような表現力は圧巻です。

田んぼの四季は天の戸・浅舞酒造の森谷杜氏にお借りしました。田んぼに蜘蛛の巣(農薬まみれの田んぼには蜘蛛の餌がいないため、蜘蛛が巣をはることはない)が、一面に広がる幻想的な風景をはじめ、素晴らしい写真がいっぱい。誠実で丁寧な米作りをする方でしか撮れない光景ばかり(しかも写真が上手じゃないと話になりません)。力を持った方たちに助けられ、一冊となった本です。皆様に大感謝!!!
今回の本の見どころひとつは、写真が素晴らしいこと!酒蔵写真家の巨匠★Kenji Nachi名智健二さんに、お写真をお借りすることができました。
特に、もろみの写真は「酒蔵の日の丸だ!」と初めて見た時に、それは心がドキドキしました。もちろん、他の写真もですが、感じることは「生きている」写真であること。写真がもつリアルを超えるような表現力!圧巻です。
田んぼの四季は天の戸 浅舞酒造株式会社の森谷杜氏にお借りしました。田んぼに蜘蛛の巣(農薬まみれの田んぼには蜘蛛の餌がいないので、蜘蛛がいません)が一面に広がる幻想的な風景をはじめ、誠実で丁寧な米作りをする方でしか撮れない光景(しかも写真が上手じゃないと話にもなりません)。素晴らしい力を持った方たちに助けられ、一冊となった本なのです。皆様に大感謝!!!
「ボジョレーヌーボーもいいけれど、日本酒もね」と↓記事にしていただきました。
http://www.excite.co.jp/News/product/20141116/Ovo_531243.html

*ただ今、アマゾンでは品切れ中
「厳選日本酒手帖」本

楽天さんでは普通に販売中です!
http://books.rakuten.co.jp/rb/12925621/

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