日本酒
« Previous Entries Next Entries »川西屋酒造店その2
February 10, 2014川西屋酒造店さんの最寄り駅は、山北駅。のどかです。登山客がチラホラ。
wiki 神奈川県足柄上郡山北町山北にある、東海旅客鉄道(JR東海)御殿場線
駅隣にある山北町観光協会。建物は木造です。
神奈川県の木で建てられているという
バイオマス燃料のペレットストーブを設置。
温かいのがおもてなし
道をテクテク。見上げると東名高速道路があんな高いところに。
味のある建物もいろいろ
すると「ヴァンサン館」の看板を発見
普通の家に見えるけど、ヴァンサン館
お座敷レストラン! 肉・魚・パスタ・コロッケに石焼ビーフンまで何でもあるよ。
でも
「素鍋」って、なに?
ようやく丹沢山・川西屋酒造店。赤いポストが目印です。切手も販売しています
いよいよ蔵見学
ひとつ前のブログで登場のヨネさんこと米山工場長です
杜氏さんとヨネさん
搾り機の前で。ヤブタとフネ
ホーロータンク前にて
いろんな秘密をお聞きしました。
奥には
眠る天使のボトルが!
もろみタンク
階段脇にあるタンクは、見学者が皆な触るので(気持ちわかります)温度上昇があるため、大吟醸は仕込めないそうです。
いろんな機械が
ひとまわりすると蔵の作業は終了時間
瓶火入れ装置
見学者が多いため、二班に分かれて説明を伺いました。
もうひとつの班はきき酒です。
冷蔵庫内のP箱は8本入りが組まれて積んでありました。昔の秋田県のものが多いです。
別の冷蔵庫内にて。いろいろな隠し球がございます。
さて、きき酒チームは
飲食店さん、deepなお客さんの参加が多く、お燗体制万全。燗器、温度計にチロリ
酒器各種にグラスも色々揃っています。
猛獣使い!?でもある秋元商店・秋元英二さん。お燗酒も上手です。ドンピシャ燗。やや不便なところにある秋元商店ですが、その独自性の品揃えからか、埼玉県から月に1回定期的に通うお客さんもいるそうです。
本間酒店(無濾過生原酒、原酒熟成酒専門)の本間さんもおみえで、濃い〜生酒ラバーが集結してました。
たまたま目の前に置いてあった「丹澤山」を手にしてパチリの本間さんでしたが、本間さんと秋元さんそのお客さんには興味がない火入の「麗峰」。米山工場長のおすすめの1本。これさえあれば何でも対応できる!といいます。
「丹澤山・麗峰 徳島県産・阿波山田錦60% 純米」は1年〜熟成。お燗でふくらむ大人のお酒
絶品古酒も飲ませていただきました。
高貴な味わいで、ぬる燗も最高。品があり、キレもよく、まろやか。
きらしたお酒の熟成の見事なおいしさ。純米酒は本当に奥が深いです!
____________________
秋元さん、ハセノリさんの企画でこんな会もありました
↓↓↓
●秋元商店さんの4人蔵の会
●悦凱陣の3杜氏飲み比べ
川西屋酒造店その1
February 8, 201420140119
神奈川の川西屋酒造店(未だにHPがないっ)に秋元商店・秋元英二チームに便乗訪問(梅干名人の長谷川ノリさんお誘いありがとう)
ヨネさんこと=丹沢山・隆醸造元・川西屋酒造店の米山工場長です。
テキパキと的を得た解説、現状と未来を見極めた酒構想。飲食店への燗酒提供に実技指導のsuper凄技! ヨネさんの優れたお燗妙技はゴッドハンドと言われています。
これだけ説明が上手い人は、秋田の天の戸・森谷杜氏かも… なかなかいない人材です。
熱狂的ファンが爆飲!?してしまう「隆(りゅう)」無濾過生原酒シリーズ!
これは、新潟の五百万石バージョン
岡山の雄町バージョン。この他にも様々な酒米あり。
秋元さんが気に入った今季の「若水」。やわらかい〜
日曜日の蔵、仕込み真っ最中
酒米がうず高く積まれています。こちら「若水55%」
愛知県で生まれた酒米「若水」。これは地元、神奈川県育ち
兵庫の山田錦、岡山の雄町も待機中
もちろん、徳島県産の阿波山田錦も!
精米歩合違い、ヨネ工場長のゴッドハンド
こちらは、酒を搾るヤブタというアコーディオンみたいな機械
使い込まれていますが、布地は真っ白、匂い爽やか☆ じつは、この布、非常にカビやすいのです。実際に黒カビ・テンテン・・な蔵を何度か見たことも。川西屋さんのそれは細部に至るまで真っ白! どのように気をつけているかヨネ工場長から説明うけました。
始終、笑いが絶えないよどみない解説のヨネ工場長!
この日は濃いメンバーが集結。左が川西屋酒造店・社長の露木さん、生原酒をこよなく愛する笹塚の本間酒店本間さん&秋元商店秋元さんです そして、それぞれのdeepなお客様つき!
つづく
撮影/リコーGXR
Paris黒田さん&Phoenix&酒
February 4, 201420140113
パリのworkshop ISSE 黒田利朗さん主催! 日本酒大好きというPhoenixメンバーを迎えての日本酒会が虎ノ門Wで開催されました。
黒田さん訪問記●blog workshop ISSé
http://www.yohkoyama.com/archives/24294
http://www.yohkoyama.com/archives/24327
黒田さんは、パリのシェフやパティシエなど、プロの料理人たちに日本の優れた調味料や食品、日本酒を紹介しています。Phoenixメンバーが日本酒好きになったのも黒田さんが薦めたから
黒田さん、フランスで日本酒の本を出版したばかり
「L’ art du saké」
日本酒のイメージをそれは素敵なビジュアルで紹介。素晴らしい内容です! 勿論フランス語
楯野川・砥上将志さんはPhoenixラベルで参上!
黒田さんがセレクトした美酒揃いの日本酒たちで、乾杯☆
自身もミュージシャンである横浜君嶋屋のロックな君嶋哲至さんから挨拶
そして酒蔵さんからお酒の紹介タイム。翻訳は黒田さんです。歌を聴いているような気持ちのいいフランス語。とても説得力があるようで、皆さん深く真面目に頷きながら、それは丁寧に日本酒をティスティング
次々、お酒とおつまみがテーブルに
そして
生もと造りで名高い大七酒造さんの登場!
当主の太田英晴さんは十代目。
初めて見ました パピヨンラベルの美しいボトル!
生もと造り 純米吟醸 螺鈿 RADEN
出会ったことがない美味しさ!
醸造年度は2011年、製造年月日は2014年1月。超扁平精米の58%。
「純米吟醸 螺鈿」大七酒造さん、いろんな隠し玉があります。
それぞれに、味わいが異なる日本酒
驚いてもらえると嬉しいです!
そしてお次は、栃木県より
惣誉酒造の河野 遵さんです。フランス語+英語もそれは流暢。その昔、フランスで暮らしていたそうです。ナルホド
味が様々!楽しいおいしい。あきらかに味が違うお酒がきて驚いた〜の顔をしてもらいました。気がいい人ばかりです。
宮城県は仙台から
仙台伊澤家 勝山酒造さん。フランス語で語ります
「モダン酒道」を提案する伊澤治平さん
通訳の山田蓉子さんいわく、Phoenixの皆さんは好青年。育ちがよいお坊ちゃまだとか。日本が大好きで、日本の文化そして日本唯一の日本酒に興味津々なのだそうです。
飯山本家 甲子正宗 汲古
黒田さんの店でも人気商品。「甲子長期熟成酒の古酒。約15年もの間じっくりと熟成させます。黄金色に輝く濃醇で風味豊かな味わいです。上質の蜂蜜を思わせるような、あっさりとした自然な甘さは、和食、洋食、中華料理、チョコレートやチーズとの相性は抜群!クセがない優しい口当たりの古酒は、フォアグラとかとマリアージュも試してみたくなる逸品です。冷蔵庫で冷やして5~10℃に冷やしていただいても美味しく召し上がれますが、是非常温でそのままご賞味ください!」
甲子長期熟成酒の古酒。約15年もの間じっくりと熟成させます。
黄金色に輝く濃醇で風味豊かな味わいです。上質の蜂蜜を思わせるような、あっさりとした自然な甘さは、和食、洋食、中華料理、チョコレートやチーズとの相性は抜群!クセがない優しい口当たりの古酒は、フォアグラとかとマリアージュも試してみたくなる逸品です。
冷蔵庫で冷やして5~10℃に冷やしていただいても美味しく召し上がれますが、是非常温でそのままご賞味ください!
気持ちのいい皆さん、ありがとうございました。日本酒をこれからも飲んでください〜! 日本酒を歌ってくれないですかねえ。
早速、PhoenixのTシャツ着用の君嶋さん。
黒田さんから「L’ art du saké」を頂戴しました。
私の隣はAIRBUSのステファン ジヌーさん。日本語ペラペラ! そして、黒田さん「東京ストーリィ」のレジス アルノ−さん
ページをちょこっと紹介
背中が真っ直ぐになるような
凛とした蔵の空気が伝わる写真が続きます。
惣誉さんのページも素敵
目がさめるような青田
SERVICE 酒器
お料理
そしてこの写真に感動
L’ art du saké
workshop ISSE
https://www.facebook.com/WorkshopISSE
撮影/リコーGR (店) リコーGXR(本)
新世代栃木の酒2014
February 3, 2014この土日で栃木県へ行ってきました!
新世代栃木の酒2014の前取材です。
お忙しい中、ご対応いただいた酒蔵・澤姫の井上さんをはじめ、大吟仕込みで心身ともにヘロヘロの中、しかも召集二日前で、よくまあ25蔵もの皆さんがこの時期、遠い宇都宮まで集まったと思います(驚)
栃木県酒造組合の皆さんの団結の強さ、仲の良さを目の当たりにしました。お会いできて良かった〜ありがとうございました
栃木県産業技術センターの岡本先生、星先生。「ろばた屋 とう兵衛」の長谷川さん、井上さんありがとうございました!
お待ちしていまーす!
「新世代栃木の酒 下野杜氏 新酒発表2014」
今年は4月16日(水)でございます!
日本酒セミナーを担当します!
栃木の酒米をじっくり食べる!? 水と土が見える栃木sake力。おぉっ★とわかる充実のセミナーを企画中
場所はいつものシアター1010
http://eplus.jp/sys/T1U14P002119747P0050001
それにしても ↑↑↑ 驚きました! こちらのお蔵さん
なにがって、酒母までも木桶
詳細及び、こちらのお蔵さんのことなど、またご報告いたします〜
_______________________________________
栃木県酒造組合は事務所内に、県内の酒を有料試飲できる「酒々楽(ささら)」があります↓(写真右)事務局長の齋藤綾子さんと澤姫井上さん(デカイ)
栃木県酒造組合「酒々楽」
〒321-0352 栃木県宇都宮市本町12-31
TEL 028-622-5071 FAX 028-627-1780
営業時間17:00~19:00 休み土日・祝祭日
栃木県酒造組合
酒々楽(ささら)
〒321-0352
栃木県宇都宮市本町12-31
TEL 028-622-5071
FAX 028-627-1780
営業時間
17:00~19:00
(土日・祝祭日を除く)
座席数30席
1月25日は朝カルで「初めての純米酒」講座!
January 23, 2014●お知らせ
1月25日土曜日は朝日カルチャーセンター新宿教室で「初めての純米酒」講座! を開催〜!今期から平日→土曜日に変更しました。
2014年の第一回目は”純米酒の面白さを未だ体験していない方” への純米講座です。
はじめてさん いらっしゃいませ♥
日本酒とひとくちにいっても種類は様々。
全体の8割は純米酒ではないのです。
米と米麹、水だけを原料とした
シンプルでピュアなお酒が純米酒です。
その中でも、シュワシュワのスパークリングがあれば、50%以上米を磨いた純米大吟醸、40%以上磨いた吟醸、熟成した古酒など、バリエーションがいっぱい!これらをティステイングして楽しみます。
天遊琳の「伊勢の白酒」や、先日、カンブリア宮殿で放送があった「逆境経営」著書の桜井博志さん率いる獺祭。清涼感あふれる全国各地のとっておき新酒など、スルスルと飲める、きれいな味の純米酒をセレクト 合わせておつまみと一緒に楽しみます。
1回だけの受講もOK。飲みにくる!?感覚でどうぞ(笑)
泉橋・橋場友一さん「農醸一体」セミナー
January 23, 2014最近、学ぶこといっぱい!UPしたいことだらけです。
その1は、大塚屋・横山ご夫妻の熱い企画で開催された泉橋・橋場友一さんの「酒造りは米作りから 農醸一体」セミナー
大塚屋さんの案内文より↓
最近の日本酒をとりまく話題は、喜ばしいものが多いように思います。
「日本酒で乾杯条例」
「国酒の普及を国をあげて取り組む」
「和食の無形文化遺産登録」
などなど。
日本酒を取り巻く環境は追い風であるように感じます。
それでも、酒造メーカーの規模によっては、原料となる酒米の確保が充分にできない、原料高による利益率の確保が難しいなど、表に見えない問題も実は多くあるようです。
美味しい日本酒を飲み続けられるようにするには、どうしたらいいの?
素朴な疑問からいろいろ勉強してみて感じたのは、もう少し日本酒の「歴史や背景」を知る必要があるということ。
日本酒を好きな方には若い方も多く、日本酒の過去の歴史や農業との関わりなどについてご存じのない方も多いようです。
かくいう私もお恥ずかしい話ですが、特に農業についての知識がまったくなく、最近のニュースを見てやっと減反政策がどういうものであったかを知ったという感じです。
そこで今回は、日本酒とは切っても切り離せない農業について、酒造業とのかかわりや歴史もおさらいしながら勉強しよう、という会を企画しました。
国の農業政策も大きく変わろうとしている今、日本酒を好きな方、特に日本酒に職業として携わられている方に多くご参加いただき、一緒に考えていただける勉強会になると嬉しいです。
講師は、早くから酒米作りに取り組み、現在では製造量全量を純米酒に切り替え、原料米のほとんどを地元神奈川県産の酒米でまかなっている、神奈川県海老名市の泉橋酒造の橋場友一社長にお願いをしました。
_______
日本酒を飲む、その向こう側のことは、なかなか知ることができません。貴重な機会!
自社栽培と契約栽培で酒米はALL地元産でカバーできている稀有な全量純米酒蔵。
↑自社田の酒米を使用した「ハレルヤ」。農薬、化学肥料不使用栽培。(右)セミナーで登場した酒。
酒米不足って何のこと? です。
その橋場さんが体験してきた、現在過去未来の農業、リアルな酒米話はへ〜ほ〜は〜の連続!
飲食店さんの参加も多く、質疑応答はドキリとするものも多々。
神奈川県・海老名産・山田錦100%のきもと造り「黒蜻蛉」
海老名産・山田錦100%の山廃純米大吟醸
とんぼの越冬卵と雪だるまラベル〜大雪にごり〜
海老名産・山田錦80%とキヌヒカリ20%
酒蔵仕込みの無添加みそ。横山ご夫妻と橋場社長と!
地大豆と酒米で仕込む
日本酒蔵の酒肴(しゅこう)な吟醸味噌
みそは、以前、affで取材させていただきました↓
「地大豆と酒米で仕込む 日本酒蔵の酒肴(しゅこう)な吟醸味噌」
そして
最近、お醤油も発売。大豆は地元産!津久井在来大豆100%のいづみ橋の丸大豆醤油です↓
http://izumibashi.com/news/2605/
facebook https://www.facebook.com/izumibashi
◯大塚屋
大塚屋の横山京子さんがセミナーをアップ!
詳細は→このブログをlook
HOT・RED鍋には「生酛のどぶ」アツアツアチチ燗
January 9, 2014体が芯まで冷えてしまった時は寒かったので赤く辛〜い鍋に。豆板醤、三年豆味噌、酒粕、酒、生姜、大蒜。具は豆腐、白菜、葱、豆苗、食べる昆布など。
辛いHOTなスープには、きもとのどぶアツアツ燗! にごりが辛味をおさえてくれます〜
体が芯まで冷えてしまった夜は、鍋と熱燗に限ります! 速効で温まって体温上昇↑↑
優れた発酵調味料があればスープは瞬時に完成するし、テーブルで調理しながら食べるので待ち時間ゼロ。超手抜き(笑)
特にヒエヒエ〜な夜、風邪ひきそうかも!?と思った時は、生姜やニンニク、豆板醤で赤く辛〜い鍋にします。味付けは三年豆味噌、純米酒と酒粕、塩気が足らなければ塩、醤油少々で。辛味+マイルド&クリーミィが加わって、アツアツフーフー汗かくおいしさ!
具は豆腐、大根、白菜(野菜は薬指の長さに切り揃えるのがMyブーム)、葱、豆苗、食べる昆布など。先日読んだ料理本に”葱のみじん切りを胡麻油で熱して鍋の素を作る”というのを発見したので、それもON! コクが加わりました〜。感謝。
そんな辛いHOT・RED鍋に合わせた酒は、生酛のどぶアツアツ燗。にごり酒が辛味をおさえ、ほわほわと美味しくなじんでくれます!このお酒は60℃超えてもへこたれません。冷ではなかった美味しさがアツアツアチチ燗にすることで、うまさにボリュームが出る不思議なお酒。料理をおいしくするのがお酒の醍醐味ですね〜!
●久保本家酒造「生酛のどぶ」のつくりかた
撮影 iPhone5
新政2014新年純米しぼりたて生酒
January 7, 2014昨晩は東京で新年祝い!
というわけで、「新政 2014新年純米しぼりたて生酒」を開栓。HERMESみたいな!?デザインボトル。縁起のよい祈祷ずみとのこと。
お米はあきた酒こまち100%で、爽やか品の良い甘み&バランスの良い酸。美味しさ抜群の原酒15度です。ゆえにあっという間にグラスがボトルが空っぽ!15度でこの充実のエキス分、しかも立体的な奥行き感で飲み飽きまるでナシ。いや〜、佐藤 祐輔さん恐れ入りました。
昨晩は東京で新年祝い!
というわけで「新政 2014新年純米しぼりたて生酒」を開栓。0時から絞って瓶詰したお酒です。
HERMESみたいな!?デザインボトル。縁起のよい祈祷ずみとのこと。
お米はあきた酒こまち100%で、爽やかで品の良い甘み&バランスの良い酸。美味しさ抜群の原酒15度です。
新政は甘さの質も含め、頒布会の企画力など急成長著しく見逃せません。
酒づくりはALL純米酒。ALL秋田県産米。使用する酵母は6号のみ。醸造過程で余計なモノは一切使わずという潔さ。佐藤祐輔さんは、世界の銘醸ワインを超える、その答えを追求しているように思えます。
あっという間にグラスがボトルが空っぽ!1 5度で充実のエキス分、しかも立体的な奥行き感で飲み飽き知らず。いや〜、恐れ入りました。
酒器は木村硝子店のコンパクトシリーズ。縁起のよいお酒なので「HAPPY」デキャンタ、そしてsmileカエル入りグラスでおめでたさひとしお!木村祐太郎さん楽しんでます
お刺身は天然鯵、本鮪、槍烏賊。お皿に並べてから、アツアツに熱した九鬼太白胡麻油を回しかけ、ジュージューいわせ、身が白くなったところを塩、柚子胡椒、醤油などでいただきました。太白胡麻油の自然な甘さで、生魚がマイルド仕立て。生臭みが消え、レアなおいしさもありで、新政くんにピッタリ。
そして、白菜、シメジ、帆立のヒモのふんわり酒蒸し黒胡椒がけもピッタリ〜〜。
・
撮影はすべてiPhone5。ラインカメラアプリ使用で文字部分はクリアモード。あとはデリシャスモード他。アプリの力は凄いなあを実感。iPhone接写でいかに歪ませないか最近、習得(笑)。iPhoneカメラマンとして自立できそう!?
●blog 佐藤祐輔さん
●Twitter https://twitter.com/aramasayamayu
●GQ JAPAN→期待される「ニューリーダー」:新政 佐藤祐輔──偏差値エリート4人の酒づくり
樽酒の樽を見に長龍酒造さんへ
January 2, 2014奈良県・法隆寺の近くにある長龍酒造さんへ。売店が併設された大きな蔵です。
朝日カルチャーで取り上げた樽酒 http://www.yohkoyama.com/archives/59826
この酒をきっかけに、”樽酒の樽”に興味がわきました。
長龍酒造のメイン商品は ”樽酒のボトル”で、それに使う樽用の樽材は、県内の吉野杉。
「甲付き樽」という”表が白く、内側が赤い、白赤半々”の杉を使用。香りをつけるのは「赤み」と言われますが、なぜ「甲付樽」にこだわるのか。樽を見せてもらいました。
奈良県・法隆寺の近くにある長龍酒造。蔵のメイン商品は樽酒のボトル。樽用の樽とは同県・吉野杉の白赤半々の甲付樽。赤みだけの樽では香りは強過ぎ、渋みや色もつきすぎてしまう。だから甲付きにこだわる。樽になる杉は年輪の緻密さが大事。林業者との信頼関係がものをいう。ただし高齢化が心配。
樽酒で重要なのは、味と香りの調和。創始者が目指したのは「静かさとのどかさ」!
静かさを感じる味わいとは、なんとも日本的。
「赤みだけの樽では、香りは強過ぎて、渋みや色も酒につきすぎてしまいます」と部長の橋本さん。
ゆえに白赤半々の「甲付き」がいいと。そして、樽になる杉は年輪の緻密さが大事。林業者との信頼関係が何より大切(ただし高齢化が心配)なのだそうです。
樽酒で重要なのは、味と香りの調和。
長龍酒造の創業者が目指したのは
「静かさとのどかさ」!
静かさを感じる味わいとは、なんとも日本的。
・・・・・・・・・
こちらの樽酒、長いことアルコール添加のお酒のみでした。香りと味が、純米酒では難しかったそうです。
(左)ロングセラーのアルコール添加の樽酒。(右)純米酒の樽酒
純米酒なら何でも良かったわけではないと聞いて、なるほど〜。「樽酒に必要なのは、少しの甘みと切れ味」と橋本さん。
ふくらみがある酒にしたくて、酒米は岡山県の雄町。ですが、速醸で醸した雄町の酒を樽酒にしても、しっくりこなかったとか。たまたまあった山廃、二年熟成の酒を注いだら、香りと味の調和がとれ、お燗にしても美味しい樽酒になったと。雄町+山廃という、自然で豊かな酸味が功を奏したようです。
部長の橋本さんに創業者の思いをお伺いしました。
合理化という名のもと、伝統を捨ててしまうのは簡単なことかもしれません。
樽底↑
ですが、今はそこに価値がつけられる時代なのだと思うのです。まずは日本のおおもとを知ることかなと考えます
樽酒には、日本の山、水、田圃、伝統産業と伝統醸造、すべてがつまっています!
_______________________________
●長龍酒造
売店も併設。酒粕クリームチーズなど珍味も。web shop
今田周三さんのリクエストだったという珍しい「生囲い」吉野杉の樽酒隠れアイテム、長期熟成酒もあります。
さらなる酒質向上を目指して、サーマルタンクも増設。
売店にはお酒の他、「酒うどん」「くりぃむちーず」などもあり。
樽酒goodsも!
こちら、何度でも!? 鏡開きが楽しめる樽
好きなお酒を詰めてお祝いごとにいかがでしょう〜
White Beauty Sparkling
December 24, 2013クリスマス・イブ! 特定の宗教はありませんが、ツリーやキャンドル、赤いポインセチを見ると無条件にワクワクします。樅の木を室内に置くと、いい香りがするから好き。
思いますに、寒いこの冬の時期を単純に楽しくするからだと思います。楽しいは体温も上がる(気が)
北欧ではキリスト教以前から、”冬至祭り”があったそうですし、降誕祭を太陽信仰とくっつけた(利用した)説もあり。ずっとずっと昔は、冬至が1年の始まりだったとも。
冬至を境に春へまっしぐら。その日を迎える喜びは、世界中の人の喜びだったことは間違いありません。
というわけでクリスチャンではありませんが、クリスマスは寒い冬に春を祝う冬至祭の感覚です。
そんな時の一杯目は、やはり「泡」♥ 弾ける泡は、景気も良いし 元気な泡を見ているだけで、発酵ありがと&おつかれさんと声かけたくなります!
炭酸水に含まれる二酸化炭素は血行を良くし、新陳代謝を促進、食欲もわくそうです。泡を飲むと一瞬で元気になる(気がする)のは、まんざらウソではないようです。
さて、日本酒業界からも「泡」酒がいろいろ出ています。種類が増えるのはいいことですが、ちょいと甘すぎるのが多く、食事中にはあいにくい。
富久長を醸す今田酒造さんがこの冬に出した「White Beauty Sparkling」は爽やかきれいな純米酒。飲みくちすっきりのドライ系で、パチパチ活性しています。
杜氏を務める今田美穂さんは同い年。男前!?な彼女が造るお酒は八反草の米だったり、地元柑橘を使ったり、企画も面白い。酒質も年々美味しくなって、その変化は頼もしい限り。
今季、大定番「白美(はくび)」を「White Beauty Sparkling」名で発売。蓋を開けると、底のにごりが元気よく立ち昇り、勢いよく泡が弾けます(決して瓶を振ってはいけません)300mlボトルなので冷蔵庫に収めやすく、テーブルにおいてもサマに。注ぎやすく、飲みきりできてgood★
以下、美穂さん説明文です。年末年始の一杯目は、こんな日本のお米原料の弾ける白泡でスタートもいいですよ〜
↓ ↓ ↓ click
クリスマスやお正月、記念日などのテーブルに花を添える一本です。瓶の中で酵母が生きて発酵している、炭酸ガスの刺激が心地よい活性のにごり酒です。商品中でも発酵が続くため、炭酸ガスの強さは変化しますが、シャンパンのような発泡性を想定して作っております。
« Previous Entries Next Entries »