日本酒
« Previous Entries Next Entries »四日市・とよのあかり
March 21, 2013三重で業務終了後、ちょこっと寄りたくなる四日市駅から徒歩2分「とよのあかり」。鈴鹿の酒販店・安田屋の直営店です。安田屋のキャッチコピーは「うまい酒しかありません」
●blog うまい酒しか!鈴鹿の安田屋さん
全国から安田武史さんが集めた本格焼酎と純米酒が勢揃い。県内酒も勿論あり。まずは地元、四日市のタカハシ酒造「伊勢の白酒(しろき)」口開けはやっぱりコレです! 透明からグリーンボトルになりました。
●タカハシ酒造 伊勢の白酒 純米活性にごり生酒 24BY
安田武史さんのコメント→ 和製シャンパン!しゅわしゅわときめ細かい泡とほのかでチャーミングな甘味のフレッシュな微発泡活性にごり酒。 38度に燗をつけるとライチやグレープフルーツの様な香りが楽しめてこれまた美味。使用米…非公開
●blog 四日市 にしむらで天遊琳
多気郡の元坂酒造「酒屋 八兵衛」
作務衣も板についてきた元ムーミン安田。デカンタージュならぬオカンタージュ中。オカン=お燗です。これでぐっとマイルドになるんです(向くお酒は選びますが)。
その昔、安田さんは体型&顔&雰囲気からムーミン安田と呼ばれてました。が、毎晩お店に立つようになり、すっかりスリムに…というわけで元ムーミン。
安乗の漁師で猟師で農家の北川聡さん特製サバのしょっから。薄切りして炙ったのが好みです。
●affで紹介「 魚と塩と時間が作る漁師の食欲の源、発酵食しょっから」
北川さんとはこんな↓セミナーも!超楽しかったです
●blog トップ漁師の北川聡さんに、遊女も食べた!?という「しょっから」を三重の米の酒とともに試食しながら【臭い=キレイ】ヒミツに迫る体感セミナー「臭いがキレイ❤三重セミナー」
◎やまけんさんのブログで現地レポートあり!
食事にあう純米酒の他、新潟麦酒もあり←ここのノンアルコールビールは、ノンアルで初めておいしいと思いました。勿論、アルコール入り!?もうまし(笑)
三重といったらこの女性杜氏の酒!
尾瀬あきら先生が描かれた「るみこの酒」ラベル。この酒は「二十周年記念酒 生もと造り」純米酒。これは久々に(すみません)おぉっ!と思ったクリア感あるフルボディ酒。さすがにあっという間に完売したそうです。
森喜酒造場 るみ子の酒「20周年記念酒」きもと純米無濾過生原酒
安田武史さんのコメント→ 23BY るみ子の酒を醸し始めてから20年を記念して発売されたきもと造りの純米酒、無濾過生原酒バージョン。キレイな酒質でありながらもコクのある濃醇な旨さが楽しめるお酒。一年間の熟成により一層奥行きのあるまろやかな味わいになりました! 常温から45度くらいの燗酒までが美味しいゾーンです。60度まで温めてから急冷すると、よりマイルドな味わいになりますよ。使用米…伊賀産山田錦・広島産八反錦・その他←少量ですが掛米にひとごこちやら山田錦やらが入っているそうです。
3月25日の料理通信イベントにとってあった秘蔵品をコッソリ出してもらいます。
楽しみ(自分が)
料理通信 2013年4月号
★3月25日at musmus 三重の純米ラインナップ★
1 タカハシ酒造 伊勢の白酒 純米活性にごり生酒 24BY
2 木屋正酒造 而今 雄町
3 森喜酒造場 妙乃華チャレンジ90きもと純米無濾過生原酒 24BY
安田武史さんのコメント→ きもと造りで醸される純米酒。今シーズンの新酒です。シャープでキレの良い独特の酸味と低精白ならではの旨味がとても美味しいお酒で す。冷たくても美味しいですが、常温から40度くらいのぬるめの燗酒にすることでより旨味が口の中に広がります。使用米…地元産無農薬山田錦
4森喜酒造場 「20周年記念酒」きもと純米無濾過生原酒
5元坂酒造 酒屋八兵衛 山廃純米 伊勢錦 23BY
安田武史さんのコメント→ 蔵元自ら栽培する伊勢錦を使用し山廃造りで醸される純米酒。伊勢錦とは現存する米の中で最も古い米らしい。数年前に元坂さんが復活栽培されま した。山田錦の親である山田穂=伊勢錦という説もあります。45度の燗酒でふっくらと優しい旨味が楽しめます。出汁を使ったお料理との相性バッ チリ!60度の燗酒でシャープな切れ味が楽しめます。天ぷらなどの揚げ物や豚の角煮などのこってり系のお料理と合わせるとたまらない!使用米…伊勢錦
[...]
春霞醸造元・栗林直章さん
March 16, 2013NEXT5の良心といわれる春霞醸造元・栗林酒造店の栗林直章さん。蔵見学させていただきました。
蔵のある六郷町は名水の郷
奥羽山脈のふもと、扇状地の上にあるため地下水が豊富。なんと一般家庭でも水道ではなく、地下水を汲み上げているとか。名水百撰に指定された、水の町です。●栗林の仕込み水
豪雪の重みで扉が開きにくくなり、柱を立てたそうです。
蔵の隣といいますか、家の隣といいますか、扉一枚あけたら蔵という超職住接近!の栗林さんです。
蔵内の大きな神棚
行けども行けども蔵は続きます。その長さ、なんと直線で100m。栗林さんいわく「子供の頃、かくれんぼしても、なかなか見つけてもらませんでした」。●春霞の一本蔵
タンクの上も補強
麹室の前。やけに大きい「麹室」の文字
今季のつくりを終えた麹室にて。六郷の海老蔵(と、言われる)さんと。
蔵の扉。板裏面に「北上 北中 北下」の文字が。聞くと、夏はこの板が抜かれ通気性よいよう格子戸になるという。蔵内、あちこちに先人の知恵と工夫がいっぱいです。
明治時代に建てられた土蔵の仕込み蔵、通称「奥の蔵」です。立派な太い梁が何本も!
そして、この蔵から秋田県蔵付分離酵母のNo.1が発見されました。梁に供えられた「相撲勧進札(昭和8年)」から見つかったそうです。
さすがに勧進札は水拭きしませんものね
酵母の名は先代杜氏の名前をつけて「亀山酵母」と名づけられました。
視察に訪れたベラビスタのケニー・ワタルさんと西川誠さんと。
●blog 2012年「一二三四番」蔵付分離酵母の純米酒
●blog 2010年の訪問記 春霞醸造元・栗林酒造店へ
撮影 RICOH GXR A16 24mm-85mm
2年。磐城壽の鈴木大介さん
March 10, 20132年がたちます。
3月11日、午後2時から始まるFNN報道特別番組「東日本大震災から2年 希望の轍2013 東北を歩こう」で磐城壽(いわきことぶき)の蔵・鈴木大介さんがレポートされるそうです。番組から、この写真のリクエストがありました(撮影は2012年1月9日)
番組●14:00-15:52
*放映時間の後半、14時46分以降の「その後」的なエピソードで登場予定とか
新天地での酒づくり。
福島県双葉郡浪江町から山形へ。
震災直後のレポートは伝農浩子さんのこの記事を
→「津波で酒蔵を失った男の再起への誓い」
磐城壽さんに行けたのは山中酒の店の山中基康さんと井上勝利さんのおかげ。南三陸から合流させてもらいました。
井上勝利さんのレポート「復活の軌跡」震災からの決断。詳細がよくわかります↓
福島県双葉郡浪江町請戸
日本一海に近かった酒蔵 鈴木酒造店が、被災から復活を遂げる軌跡を記録「復活の軌跡」
(文章抜粋)
■家族経営で資金が潤沢な訳でもなく、酒の在庫も津波で商品としては全て駄目になってしまった。山形県に住民票を移したため、福島県の義援金も受け取る事 ができない。ただ、事情が事情だけに、山形の銀行が無担保で融資をしてくれた。無担保とはいえ、莫大な借金であることには変わりない。設備費を少しでも節 約するべく、旧知の業者と価格交渉し、若干勉強してもらった。床のコンクリートも手直しする必要があったが、こちらは建設業の親戚にお願いし、自分たち家族も作業を手伝った・・・
山中酒の店では磐城壽が揃っています。
心にしみいる美酒。飲んで応援!
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撮影/RICOH GXR A12
秋田の酒を楽しむ会 2013その三
March 9, 2013「秋田の酒を楽しむ会」つづき。日の丸醸造まんさくの花の佐藤譲治さん、酔香の菅原雅信さん、杜氏の高橋良治さん。この日、斗瓶から注がれるのは首席秋田県知事賞受賞酒!
佐藤さんJrです。蔵入りしました〜。
●blog 201210押上の日本酒バー酒庵 酔香さんへ
天の戸の柿崎社長と圭さん。新体制であらたなスタートです。会の乾杯酒は天の戸の純米大吟醸でした。
●blog天の戸・森谷杜氏の酒粕料理
●blog育苗箱一枚から、17本の純米酒
天寿酒造の大井建史さん。受賞酒もいろいろあります。 燗酒コンテスト(お値打ち燗酒720ml・1000円以下)部門で金賞受賞したお酒も。普段晩酌の良品 ↓
●blog スローフードジャパン燗酒コンテスト2012
「ゆきの美人」蔵元杜氏の小林さんは翌朝の仕込みが早いとのことで、すでに会場を後に。
横手・阿櫻の田中さん稲上さん。お酒完売です!
会場のお料理 ↑
この他に秋田から、お母さんたちが漬けたがっこ(漬物)各種ときりたんぽ鍋のおふるまいもありました。
品川駅前・あきた美彩館の尾形店長からひとこと。秋田の酒と食、工芸が楽しめるアンテナショップです◯美彩館彩りblog
プレゼント抽選会。司会は白瀑の山本友文さん、抽選するのは太平山の小玉真一郎さん。お手伝いは秋田うまいもの販売課の田村さん。
「うきうき山本」&「山廃仕込み 山本」酵母は秋田の蔵付分離酵母を使用。その名は「山本セクシー酵母(仮)」とか!? 毎回企画が楽しい山本さんです。来年はどんなお酒に会えるかな❤
友文さん、ムスムスの佐藤俊博さん、玉田泉さん
同じテーブルの松崎晴雄先生、飛良泉の斎藤雅人さん、横浜君嶋屋の君嶋哲生さん(銀座君嶋屋3月1日オープン!)、夢酒の森隆さん
山同敦子さん、堀越典子さん、藤田千恵子さんと日本酒の書き手マダムたちと小玉真一郎さん、小島稔先生、松崎先生、いつもお酒の会にカメラを持って現れるカメラオジサマ
町田の蔵家・ 浅沼清子さんと千恵子さん。酒舗まさるやの園部松男さんと稲上さん。
勘六商店の佐藤玲さんと長島みよこさん。うまいもの販売課の小田長さん
大役おつかれさまでした!の秋田県酒造協同組合の事務局・東海林剛一さん。(右)兄妹みたいなペアルック山本友文さんと加藤はなゑさん。
NEXT5+刈穂製造元・秋田清酒の伊藤洋平さんたちと記念撮影してお開き(とっさの時の手の位置って面白い)
日本酒の古酒専門バー・酒茶論の上野塾長。今宵は満席でした!
松崎ご夫妻と千恵子さん。松崎先生シコ踏んでの見送りありがとうです。山手線から大笑い。
また来年、秋田のお酒も秋田の酒ファンの皆さんと会えるを楽しみにしています(^^ゞ
撮影 RICOH GXR A16 24mm-85mm
秋田の酒を楽しむ会 2013その二
March 8, 2013それぞれのお蔵で自慢のお酒が並びました。福禄寿酒造・渡邉康衛さんのチョイスは当然、一白水成! (真ん中は臨時お手伝い中の一白水成❤LOVE2の長島みよこさん。年間一白を、一斗は飲んでいると思われます)
一白水成とは「白」い米と「水」から「成」る「一」番旨い酒の意という。今回はこの4種類!
お酒の特徴を見たら・・・コメント短かっ!
柳 紀久夫さんが2010年にこのような記事を↓
●「一白水成 “美酒王国”秋田の旧体質を打ち破った期待の新星」
酒屋唄を披露する福禄寿酒造・工場長の伊藤美佐男さん。自慢の喉です♪ 何回聴いても、じーんときます!
伊藤美佐男さんとワタクシは身長が同じくらい。ムッシュの森隆さんと。
じつは以前から、お顔に親近感がありました!念願の2ショット
なまはげさんとスギッチーも来場。3ショットも人気です。
誰と写真が撮りたいか!人それぞれであります〜
つづく
撮影 RICOH GXR A16 24mm-85mm
秋田の酒を楽しむ会 2013その一
March 7, 20132013年3月6日 「美酒王国・秋田 秋田の酒を楽しむ会」開催
今年の会場は品川グース・TKPガーデンシティ品川です。
秋田の会は毎年、二部構成。「今年一部には700人が参加です」と秋田県酒造協同組合の東海林さん
こちらが二部の会レイアウト。定員500人!満席★
参加蔵は26。各蔵自慢のお酒が披露されました。
秋田県オリジナルの酒米「秋田酒こまち」。そして秋田酵母No.12,No.15の開発。これにより酒質が格段に向上したと言われています。
新技術が凄い勢いですが、その中で協会最古の現役!酵母発祥蔵も秋田
No.6
6号酵母の発祥蔵・新政さんです
今季より蔵の醸造方針を「秋田県産米ならびに水を原料とし、これを麹菌、乳酸菌、そして当蔵発祥の六号酵母を用いて発酵させ、酒とする。」とし「全商品、純米造り」で「表示義務の有無に関わらず、製品に残存する酒質矯正剤や発酵助成剤(醸造用酢酸、無機塩類、酵素類など)は使用いたしません」ときたもんだ。アルコール度数は飲みやすい15度。いや、じつに面白い。何が飛び出すかわからない、しかし、すべて方向が定まった軸ある設計。佐藤祐輔さんから目が離せません。今度、秋田に行ったら紙パック入りの米だけの普通酒も飲んでみようっと。
今年の頒布会のタイトルは「微生物の世界」
変りダネの亜麻猫に茜孔雀。どちらもスパーク
裏ラベルには想いがギッシリ。佐藤祐輔さんからのレター
そして爽やか笑顔の
春霞・栗林直章さんです!
こちらは「亀山酵母」蔵付分離酵母の第一弾となった蔵内で発見された酵母です。前杜氏の名前を酵母につけました。
栗林さんお蔵が素敵なんです↓
●blog 2010 春霞醸造元・栗林酒造店へ
春霞のスタンダードは9号酵母です。
佐藤祐輔さんと栗林直章さんのこんな会もありました↓
●blog 2012 新政×春霞
つづく
撮影 RICOH GXR A16 24mm-85mm
銘柄名「はなゑ」
February 12, 2013ほんわりした「はなゑ」という文字。いろんなお酒があるもんだ!・・・ではなくて、世界にひとつのオリジナルラベル!
「天の戸の酒蔵開放に行ったスよ〜。森谷杜氏に書いてもらっただす(^^)」 とニッコリ笑顔の秋田県うまいもの販売課の加藤はなゑさんの手土産。打ち合わせのさい、なにやら荷物が多いと思ったらセーターにくるんでの持参。こちらまでほっこり。文字みて、ハート❤ウォーミング!なんとも味がある字です。
お酒の中身は特別純米酒ささにごり・生。
霞がかったようなうすにごりの55%精米。使用酵母は秋田流花酵母というから、意外と中身と名前が合ってます(笑)
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天の戸夏田冬蔵ブログを見ていたら(ブログより↓お写真拝借)
「今日は ↑ こんなラベルの注文を頂きました。中身は、御予算に合わせて何にでも対応致しますので
何かの記念に是非ご利用下さいませ。ご注文をお待ちしております」
という一文を発見!
「酒蔵開放」以外でも相談すれば、オリジナルラベルも夢ではないようです(*´艸`*)
料理も上手、写真も上手、文字を書かせりゃ書家なみという器用な森谷杜氏
●blog 天の戸・森谷杜氏の酒粕料理
dancyu3月号 「新しい日本酒の教科書」特集号で
藤田千恵子さんが森谷杜氏にインタビューしています(^O^)
「進化する「大吟醸」 天の戸 森谷杜氏は造る大吟醸は、いま。」
森谷杜氏、今期で25年めの大吟醸造り。
「大吟醸は米がきれい、水がきれい、発酵してきたときの泡もきれいです。こんなにもきれいなものに触れられること自体が贅沢だと思いますね」
と、酒造りする人だけが感じる美しい光景が言葉でつづられています。つづきは誌面で!
開運醸造元 土井酒造場さんへ
February 5, 20132012年11月「静岡生まれ!「誉富士」の地酒で女子会」で訪問した掛川市
その翌日、掛川の蔵「開運」を醸す土井酒造場を訪問。蔵は冬景色。
そして米洗いの真っ最中。きれいな酒質を決める米洗い。土井酒造場で使う水は「長命水」と呼ばれる高天神城の湧水。
なんでも高天神城跡から湧き出る軟水で、口あたりやわらかが特徴。この湧水をボリュームいっぱいのシャワーで洗うのが開運流!
機械と五感をフル回転。両方向から適切でブレのない判断をくだします。
圧倒されるような水流
土井酒造場・社長、土井清幌(どいきよあき)さんにご案内いただきました。
清幌さん四代目当主です。蔵内には酒米が続々到着
米置き場。酒造期だけ敷かれる板。この時期だけ倉庫がフローリングです。
兵庫県のスーパー山田錦
兵庫県産の山田穂
静岡県産の誉富士! その他にも岡山県から雄町など、様々なお米が
麹室をのぞかせてもらいました。
使いやすいよう、どこもかしこも整理整頓されています。
もやしも各種
土井さんと杜氏の榛葉農さんをパチリ
蔵をトントンと上がり、屋上へ。
蔵で一日に使う水の量は膨大です。
ですが、そのゆくえを考える話はあまり聞きません。
土井酒造場では平成12年9月からこの排水処理施設を稼働。米洗い、瓶洗いに使った洗浄用水はこの活性汚泥槽で処理しています。
汚泥は底にたまり、上層部のきれいな水のみを排水。1日30トン処理できるそうです。鼻を近づけても匂いはまったくありません。
自然に不可をかけてはいけない…環境を強く意識する土井さんは、この他にも平成15年、蔵の屋根にソーラー発電を設置。
人件費は極力かけず(なにしろ人がいません。蔵に電話をすると土井社長が出ます!)なのですが、かけるところにはかける。これも、報徳思想なのかなと思ってしまいます。
もろみのタンクからは
上質なマスクメロンのような爽やかな香りが。
クーラー、換気扇完備。涼やかな空気が循環
白いフローリング
「開運」といえば
おめでたい「開運」なのであります。熊手の飾りにも引っ張りだこ!
玄関の「土井酒造場」の書。どなた様が書かれたのかお聞きすると前静岡県知事の石川嘉延氏という。
(左)杜氏の榛葉農さん。新婚❤冴子さんのダーリン(右)蔵の畑
ちょうど三輪明神の志るしの杉玉が到着、見せてもらいました。
三輪山の杉葉で作った杉玉。古来より酒造りの神様と呼ばれる大神神社には本殿がなく、三輪山自体をお祀りしています。
三輪明神 大神神社はご神体そのものが山なのでございます。そのご神木の杉でつくられたのがこの杉玉!
この杉玉の存在を教えてくれたのは、岐阜の白扇酒造・加藤孝明さんでした。杉玉とは本来なんぞやというのを加藤さんにお伺いし、”ただ杉の葉で作れば杉玉”ではないことを知ったのでした。
ご加護をうけましょう
清らかで品のいい甘みの開運。どのクラスにも開運らしい1本の筋が通っています。
静岡のフルーツにも、うなぎにもあうのです。
春になれば、今、樹形だけの↑桜の樹が花で満開に。枝だけの冬は葉が日差しを遮ることなく光を集めていました。気持ちよさそうに玄関周りで酒造道具がひなたぼっこ!そんな光景も冬ならでは。四季でガラリと光景が変わる土井酒造場。今季のお酒も楽しみですヽ(^。^)ノ
●土井酒造場
●開運嫁ブログ
静岡生まれ!「誉富士」の地酒で女子会5
January 28, 2013「誉富士」LAST。とうもんの会作成の酒肴が並んだ誉富士プレート❤
東京からわざわざ申し込んで来てくれた3人(^.^)この日、20歳の誕生日を迎えた恵莉さん!成人おめでとう❤いい純米酒で乾杯とは嬉しい❤そして今野典さんと浅井直子さん
あらためて乾杯。開運・土井酒造場 土井弥市さんです。清々しい酒質を表すような!爽やか笑顔にファン多し♥ᴗ♥
誉富士にかんぱ〜い(^o^)丿飲むよー(心の声)
「正雪」望月社長に梅原会長! お酒コーナーには宮田先生、外山さん、蔵元が待機!
皆さん質問しながらチョイスを。仕込み水もたくさん
焼津酒米研究会梅原会長と松村さんとご参加いただいたかわいい女子( ♥ᴗ♥ )
照れる八木さんを囲んでパチリ!八木さん超いいオトコです。なのに独身!もったいない〜。夏は誉富士の生産農家、冬は磯自慢の蔵人を務めます。あんまりといいますかほとんど女子のいない職場環境に身をおいてます。
八木さんat田んぼ。我こそはと思う方、誉富士の田植えイベントに参加を。おっとその頃には決まった人が現れるかもしれませんが〜♡
二宮尊徳象とパチリする2人。撮影したくなる気持ちよ〜くわかる。
・
楽しい会はあっという間。とうとうお開きの時間。〆の挨拶を「今日、私は…」と手と首を左右に激しくふっていた静岡県酒造組合の土井会長に(強引に)お願いしました。
これ見なくちゃ帰らないもーん(と言ったわけではありませんが)
”日本酒右肩上がり乾杯”です!
←この時!
経緯はコチラのblogで
ありがとうございました〜〜\(^o^)/
最後に関係者一同で記念撮影。静岡県経済産業部茶業農産課 水田農業班の皆さん、とうもんの会、静岡県酒造組合、蔵元(初亀醸造・橋本謹嗣社長も(^o^)丿、焼津酒米研究会、宮田先生、外山さん、JA焼津の小池さん、他スタッフの皆さん。誉富士という米の連携で充実の会となりましたこと心より御礼申し上げます!
___________________________
●二次会会場へ(人によっては一次会!)
かんぱ〜い! もちろん右肩上がりで(ってあんまり上がっていない。意外に自分で思ってるほど上がらないのです。鏡で訓練必要)
土井さん、望月さん、外山さん。姉妹の契りを交わした光子さんと。
宮田先生。八木さん、高嶋さん。
焼津酒米研究会チーム。梅原会長、八木さん、松村さん
静岡の人は、温暖な気候そのままのような人ばかりです!
(松村さん目指せ米コン2013知事賞!)
静岡生まれ!「誉富士」の地酒で女子会4
January 28, 20131つ前のブログの続き●静岡県産の飯米「コシヒカリ」と酒米「誉富士(ほまれふじ)」の食べ比べ!
「コシヒカリ」の特徴→粘りが強くモチモチ感があり、光沢がある
「誉富士」の特徴→米のタンパク質量が低く、雑味が少ない、炊くとパラパラしている。麹が入りやすい!ゆえに、雑味のない酒になる。端麗ではなく、ふくよかで味のあるおいしさが広がる
を、じ〜っくりと食べ比べていただきましたヽ(^。^)ノ
そして皆さんのお待ちかね!
「誉富士」の蔵別・純米酒ティスティングへ
誉富士のお酒はどんなタイプ? 酒蔵を代表して3蔵にご登壇いただきました。
まずは県内で「誉富士」を最も使う蔵元登場!
白隠正宗を醸す高嶋酒造・社長の高嶋一孝さんです。誉富士を使うその理由と味の特徴を語ってもらいました。
(●blog 20100327高嶋酒造+静岡県東部新酒お披露目会)
右から2番めと、3番めが高嶋さんが醸した誉富士。2番めのノンラベルはこの女子会のために作ってくれたSpecial Sweets Sake❤
5種類のお酒=すべて純米酒が配られ始めました。
試飲開始!
そして地元掛川の酒蔵「開運」醸造元・土井酒造場 土井弥市専務!(お嫁さまのblog❤)
語っていただきました。一口に「誉富士」といっても高嶋さんと土井さんが目指す酒は違います。同じお米でも水や醸造方法、目指す方向で酒質はガラリと変わるものです。それぞれ違ってみんな楽しい! ですが、ベースにある味の源を感じることができます。これは一度に同条件で味わねばなかなかわかりません。貴重な機会です。
そして「正雪」醸造元・神沢川酒造場 望月正隆社長にもお言葉頂戴しました!
(●20110911猛暑日に正雪さんとよし川さん訪問)
その1 開運 花の香 純米吟醸
その2 初亀 岡部丸 純米酒
その3 正雪 辛口純米酒
その4 葵天下 特別純米酒
その5 白隠正宗 特別純米酒
お酒の香りは? 味は? あと口は? 皆さんいかがですか〜ヽ(^。^)ノ
「おいし〜い❤」(^.^)( ♥ᴗ♥ )(^O^)/❤♡❤
つくり手の話をうかがいながらいただくとお酒の味もさらに深まるというもの。
しかも!今回は酒米の生みの親、そして育ての親、醸しの親という皆さんが勢揃いです!
その後もセミナーは続き、白熱教室と化して!? 最後は酒の最終形、酒粕の話に及び
いい米→いい酒→いい酒粕
いい米は最後の最後までおいしい!
土地とつくり手の顔が浮かぶお酒が最高。稲作から生まれた発酵食品は日本の伝統食。器、道具と食の背景も関わってくる問題。純米酒を飲むことで、田んぼと伝統産業+発酵食文化の再興へもつながります!というメッセージを伝えてあっという間の2時間。ありがとうございました!
酒肴担当はとうもんの会・名倉光子さん。この会は農業や農村文化を守り伝えるため、様々な活動をしています。会では地元食材を使うのは勿論、折敷、器までもが静岡産!
この後は誉富士のお酒と酒肴でヽ(^。^)ノ
ロングテーブルにご馳走が並べられ、各自が静岡県産杉板の折敷に並べ(折敷も持ち帰りOK)12種類のお酒から好きなものをチョイス!
1. しらすと桜えびのおろしあえ
2. 柿の白あえ(青竹の器)
3. 旬野菜の煮もの
4. 子メロンの酒粕漬 子メロンの器入り
5. ぼく飯
つづく