日本酒
« Previous Entries Next Entries »秋田県最古の蔵・飛良泉
December 13, 2012セミナーで秋田を訪問したさい、秋田県酒造協同組合の東海林さんに飛良泉さんに連れていってもらいました。↑は樹齢五百年の大欅。
飛良泉さん、創業はなんと室町時代!
京都に銀閣寺が建立された1487年の創業です。すでに五百年以上ですよっ! 現当主の斎藤雅人さんは二十六代目!(・∀・)ナントモフルイ!
秋田県最古の酒蔵で、もとは廻船問屋。蔵はほぼ、日本海に面しています。酒造りは副業だったそうです。明治になり本業で一本化。酒の主力は「山廃仕込み」。
蔵入口には↑亀の甲羅に書かれた「飛良泉」
長い中廊下を通って蔵へ。途中の部屋を覗くと、ご先祖さまの肖像画が。歴史を物語ります。
現在の本蔵は明治15年の建造
秋田杉の麹室
杜氏部屋を覗くと遠田嘉人杜氏が仕事中
酒母室。タンクを載せたボックスの下の扉がパカンと開くようになってます。酒母の温度が下がり過ぎたらここに暖房を入れて調節します。
どこを見ても整理整頓されてます。白でまとめられてきれいでパチリ!
蔵にて。飛良泉ご当主の斎藤雅人さん。銘柄の由来は ”廻船問屋のときの屋号「和泉屋」と、地名「平沢」から「ひらさわのいづみ屋の酒」として自然発生的に名付けられた。また、 地元の画工が越後の良寛和尚に「飛びきり良い白い水」とこの酒をしたためて贈ったことから名付けられた”とのこと。
「秋田蔵付分離酵母の純米酒シリーズ第1弾」二番「飛良泉」はここから採取!
●blog 一二三四番・秋田蔵つき酵母の酒!
どこを見ても整理整頓、きちんとしています。
なんとお社が!池の鯉を見る斎藤さんと東海林さん
(右)地震でずれたという柱
樹齢五百年の大欅が蔵を守る。夏場の光を葉が遮り、蔵の温度を涼しく保つ役割を果たす。撮影は10月28日で葉が落ちて寂しいものの、新緑の季節は、爽やかグリーンの葉が生い茂りボリュームもたっぷり。その季節も見てみたいです!
その隣にある蔵は「欅蔵」と名付けられました。
斎藤さんと遠田杜氏
2ショットをパチリ!そして二番の純米酒
秋田県産の美山錦で醸した純米酒です。ラベルを拡大します
二番は破魔矢から見つかった!
とはいえ、どこを見ても清潔なお蔵ゆえ、掃除をしていない場所がない(笑) 唯一、人が触らなかった破魔矢から採取できたそうです。場所はこちら↓
なるほど〜な場所であります。
破魔矢だけは洗わなかった(そりゃそうだ)
●飛良泉 株式会社飛良泉本舗
秋田県にかほ市平澤字中町59番地 TEL 0184-35-2031 FAX 0184-35-2030
●blog[一二三四番・秋田蔵つき酵母の酒!]
撮影 RICOH GXR A16 24mm-85mm
秋田の酒米の実力を知る!純米酒セミナー
December 11, 201210月24日水曜。秋田県酒造協同組合からのご依頼で『秋田のお酒講座』の講師を務めました。飛行機から見える富士山の頭にはうっすら白い雪帽子。
今回のお題は「秋田酒こまち」お酒のセレクトは秋田県総合食品研究センター醸造試験場・田口隆信場長にお願いしました。スタッフはNEXT3★ 一白水成の渡邉康衛さん、白瀑の山本友文さん、新政の佐藤祐輔さんです。
会場はホテルメトロポリタン秋田。泡から大吟醸、吟醸、変わりダネまで「秋田酒こまち」を使った純米酒を飲んで、酒米を食べて!? 酒米の実力を学ぼうという趣旨です。司会は友文さん↑
タイトルは「秋田の酒米の実力を知る!純米酒セミナー」
~泡、大吟醸、吟醸、純米酒、変わりダネまで! フルコースで味わう秋田酒こまちの純米酒。米の形状変化、発酵変化をとことん知る、味わう! ~ そう、酒粕の状態まで!であります。
仕込み水はタイプ違い3種類。白神山地、六郷、湯沢の水です。
お水は飲み比べると違いがはっきりわかります。ひとくちに秋田の酒といっても水質はかなり異なり、それぞれに蔵が工夫を重ね、お酒に個性が出るので面白くなります。
手前が「秋田酒こまち」後ろが「あきたこまち」です。真ん中に「酒」という字が入っているか、いないのか、だけの違いでわかりにくいのが難。
「秋田酒こまち」のお酒はおいしいですよ〜ヽ(^。^)ノと県民の方に言っても、”ああ、よく食べて知ってるす!”と言われることも多々あり (T_T)
まるで違うお米なのですが…。
というわけで、この2種の食べ比べをぜひともしたかったのであります。酒米と飯米の差、食べ比べればその差は歴然。「あきたこまち」は甘みが多く、粘りも強い。「秋田酒こまち」は繊細でこざっぱり、上品な味。だからきれいなお酒が出来るのです。お酒は米が命です。
遠心分離機を開発したことでも知られる田口場長に秋田酒こまちについてご解説いただきました。→遠心分離機(祐輔さんblogに写真あり)
この日の「秋田酒こまち」純米酒5種!
後半は味わって楽しむ「秋田酒こまち」time。ホテル料理長にお願いして、純米の泡や大吟醸、吟醸、純米酒、変わりダネに合わせて、おつまみを作成してもらいました。秋田のリンゴを使ってもらったり、天の戸の森谷杜氏の酒粕レシピも。また、酒粕でバーニャカウダをニンニク抜きでお願いしたり(これ絶品!)。その他にも、いぶりがっこのカルパッチョ風・EXVオリーブオイルがけなど、リクエストたくさんしたのですが、すべて快く引き受けていただき感謝!またその見事なこと!
せっかくの秋田生まれの酒米、秋田の優れた素材とのマッチングがなんといっても醍醐味です。
「秋田酒こまち」の純米酒を楽しむSpecial Menu!
1.りんごと占地の酢の物
2.酒粕を使ったバーニャカウダ風
・・冷野菜=プチトマト、芹の葉、大根
・・温野菜=南京、ブロッコリー、白神舞茸
3.豆腐の酒粕味噌漬け とんぶり掛け
4.アスパラガスと鮑茸の酒粕味噌あえ
5.いぶりがっこ酒粕わさびあえ
6.いぶりがっこのカルパッチョ
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セミナーでは栽培醸造家を名乗る友文さんに農の話をしてもらったり、NEXT5とはナンゾヤの話をしてもらったり、6号酵母発祥蔵の新政・祐輔さんに酵母と変わりダネ酒もご説明いただき、受講生の皆さん大喜び!なんともワクワク楽しいセミナーとなりました!
ヽ(^。^)ノ感謝❤
終了後、おつかれさま&反省会! ホテルメトロポリタン秋田・万葉
改めて乾杯です。右から秋田県酒造協同組合の東海林剛一さん、田口場長、友文さん
康衛さん、祐輔さん
品切れが続く大人気の康衛さん一白水成をいただきました。
セミナー中、ゆっくり食べられなかったので
ここでじっくり特製酒肴をいただきました(・ω<)
飲み物はセミナーで紹介した「秋田酒こまち」の純米酒5種!
SPARKLING YAMAMOTO
飛良泉 純米大吟醸 1801
まんさくの花 吟丸
やまとしずく純米酒
白麹もと 亜麻猫
ぜ〜んぶ秋田酒こまち❤フルコース 田口場長セレクトありがとうございました!
その後、とある店で技術委員長の「ゆきの美人」小林さんがいる!というので祐輔さんと合流
今度はNEXT2★ 秋田市の名物蔵元
秋田の今のお酒は面白く、目が離せません。気候風土を生かした地の酒米があり、 それを武器に面白いことを考える人がいてオモシロイ酒が生まれる!そう思うのであります(^^ゞ
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●秋田県酒造協同組合のHPで紹介あり
・・・→ 『秋田のお酒講座』
●天洋酒店の浅野貞博さんもblogでUP
・・・→「秋田のお酒講座」
筏の大杉
December 9, 2012杉がおいしい酒を育む。
それを学びに行った今回の秋田杉を巡る旅。
アップしたいことは山ほどありますが、中でも神々しさを感じた「筏の大杉」を先にUP!杜氏の里で名高い山内村、比叡山神社にあるそれは見事な大杉さまです。樹齢は1000年とも1200年とも言われています。
雪の中の訪問でした。この山内杜氏の里に大杉さまがあることを意味深く感じました。
麹室も麹蓋も秋田杉が要です!
撮影 RICOH GXR A16 24mm-85mm
まるごともりのくらの会2
December 4, 2012まるごともりのくらの会つづき。杜の蔵・日本酒杜氏の末永さん、焼酎杜氏の樺山さん。東京でお会いするのは新鮮!着物姿は日本酒サロン主宰の鵜飼仁美さん。
社長の森永一弘さん。杜の蔵はALL純米蔵です。日本酒と焼酎を製造。おもしろい焼酎も醸造しています↓
blog●杜の蔵さなぼり焼酎
そして、日本酒杜氏の末永さんは三代続く杜氏。しかも全員杜の蔵!お父上が23BYで引退され、その後を継いだばかり。パパ杜氏が最後に醸造したお酒がこちら↓ 蔵元いわく”造りたいお酒を造ってもらった”そうですが、それは美酒でした!
blog●末永利幸杜氏、最後の1本
↓会で登場のお酒を紹介
六本木農園の料理は野菜中心
「ウエルカムベジタブル麹を使ったバーニャカウダ」「ホクホクじゃがいも酒粕バター焼き」「甘酒に酔わせた秋茄子田楽」などなど
メニューの黒板と溝口さん(暗くてよく見えません〜)
いろいろな温度帯、そして器が用意
料理全種類に杜の蔵の酒粕や酒、甘酒、麹が使われていました。
高いところから会をパチリ
それを下からパチリしてもらった図
最後は炊き込みごはんと粕汁
HOTなメニューがいっぱいで身も心も温まった会でした!
最後に、鵜飼さんに着物のことを教わりました。
着物はチャレンジしたいものの何かとハードルが高い…。いつも素敵に着物を着こなす鵜飼さん、今回の衿はなんとビーズ☆キラキラ。じつは、汚れもつきにくく実用的なのだとか。元CAだけに、簡単着付けがお得意「教えますよ〜(^^)」着物初心者さん集まれ〜で習いたいもんだと密かに計画中。
まるごともりのくらの会
December 3, 2012「まるごともりのくらの会」at六本木農園 2012年10月21日日本酒杜氏の末永さん、焼酎杜氏の樺山さん↑
福岡県久留米の純米酒蔵・ 杜の蔵をまるごと楽しむ「まるごともりのくらの会」が六本木農園で開催されました。
「百福蔵」という食の新ブランドもお目見え!担当の森永朋子さんです。
この会、1部と2部 があり、1部は ”おためし杜の蔵”と称し、 杜の蔵の主要商品が試せる予約不要・入場無料の試飲会。
試飲会形式で、ワイングラスのドリンクホルダーは安心便利!
いろんなお酒を冷&温で。いろんな隠し玉酒もあり。そして夜の部
受付の朋子さん
第2部は ”じっくり杜の蔵” と称した懇親会形式。
立食6000円で100人限定。純米大吟醸や吟醸、そして純米酒が用意され、六本木農園の料理と味わう趣向です。
始まりの挨拶をする森永社長とダジャレ王・溝口さん
ひとことご挨拶&乾杯を。杜の蔵さんは昔〜からよく知っておりまして、古いおつきあいです。
六本木農園の野菜中心の料理なかなかgood!
全部の料理に杜の蔵のお酒や酒粕、麹が使われて、何を食べてもどこかに杜の蔵!そうこなくっちゃと思いました。
お酒の会こそ料理が大事。その蔵が何を考えているのかよくわかります。
東京の西の方の!杜の蔵応援団・熱いメンバーたち
つづく
朝比奈大龍勢へ・おはたき餅
December 1, 2012というわけで、ひとつ前の続き。焼津酒米研究会の梅原会長に誘われて、やってきました岡部町・朝比奈村! 朝比奈大龍勢へ→wikipedia「龍勢」
お酒はもちろん酒米・誉富士! 「 誉富士の酒集めました〜〜」という満面の笑みの梅原会長。酒米をつくるだけじゃなく、しかと買って飲み、勉強に余年がない焼津酒米研究会のメンバーです。
肴は大鍋におでんが〜。暖がとれて嬉しい。
そして次々と口上が「おぉ〜りゅうせい〜〜、おぉ〜りゅうせい〜♪ 」ドンっとロケット上昇
あえなく低空でドカン。さよなら〜〜
朝比奈大龍勢・夜の部開始ヽ(^。^)ノ
ヒュルル。こちらも低空で爆発した残念な龍勢…。一同、シーン
朝比奈大龍勢のプログラムを持つ焼津酒米研究会の松村輝夫さん。酒米研究会がスポンサーの夜の龍勢は打ち上げ2号、いよいよ次!
おっ!口上もオリジナル!
「誉し酒に 酔いしれて 今宵の宴に 花傘舞い 今年も見せます 西の龍」
「誉し酒に酔いしれて・・・」焼津酒米研究会が栽培する「誉富士」にひっかけてあります。復興祈願の口上もあります。
待合時間におつまみが配られて、皆さん自分が育てた一品を持ち寄ってます。
紫半纏は元酒米研究会メンバーであり、西之谷龍勢連・大石さん。
芹沢酒店の芹沢さんと博樹さん。誉富士の生みの親・宮田先生!
岡部町の酒蔵といったら「初亀」さんです
岡部丸 初亀醸造
いよいよ、ドキドキ! 皆な、固唾を飲んで見守ります
口上がうたわれ、ヒュルルーーッ「あがった〜!いけ〜〜! 」
・・・撮りそびれましたが、そこそこ高く飛んだ龍勢!その降り方は龍のごとく〜
「やった〜〜〜〜っ」やんやの喝采、バンザイ三唱!!!
すると即座に「祝い餅」が配られて、いやもう用意バンタン!
口上と打ち上げを担当した紫半纏・大石さんが挨拶に。またバンザイ!
松村さんによると「大石さんは口上のプロ中のプロ。テレビやラジオで紹介される口上は、ほとんど大石さん!名手なんですよ」
良好の結果に雰囲気も満点! よい祭りとなりました。「はい、これから、おはたき餅焼きます!」と梅原会長。おはたき餅ってなんですか〜?
おはたき餅とはうるち米の粉で作ったご当地餅だそうです。
松村みち代さん作。松村さんママの餅。白とよもぎがあります。一説には”大井川と天竜川の間でだけ食べられているソウルフード”とか。餅米と違ってさっぱり味。粘らないのでお年寄りがノドに詰まることもなく、安全な餅と。もとはクズ米をモッタイナイと生かしたのが始まりだったそうです。今は上等のうるちを使ったり、餅米とのブレンドもあり。
焼いて海苔と醤油でアツアツをパクッ
花火も打ち上げられました
打ち上げられたあとの龍勢を見せて回っています。結構大きいです! これを手作りで…ほーっ
ひゅ〜るるる、ドカンドカン、パラララララ
田んぼを特設座敷にあつらえた朝比奈大龍勢。田んぼに打ち上げられる花火を見たのは生涯初!
ゲゲゲの妖怪の町、境港生まれゆえ、花火といえば海が定番。境港では食べものも魚介類中心。朝比奈では枝豆やトウモロコシ、おはたき餅と里のご馳走がメイン。地の祭りかくあるべし。
2年に一度の朝比奈大龍勢。何から何まで農家さん主体の手作り祭り。いろんな祭りがあるもんだ〜〜〜と感動しました。ありがとう!朝比奈大龍勢&焼津酒米研究会の皆さんヽ(^。^)ノ
総合案内所にはふじの国 藤娘たちも待機
駐車場は会場から車で15分ほど離れた学校運動場が用意され、民間バスがポンピング運転してました。祭りの終了時間が近づくとバスがズラズラズラっと農道に待機中。
スムーズにいろいろよくできたお祭りです。
その後、芹沢さんと白隠正宗の高嶋さんがいるというお店へ
蔵から出てきたという昔の白陶器のとっくりを手に「道中工夫」サイン入り。これがお酒をおいしくする魔法のとっくりという。誉富士をいただきながら、朝比奈大龍勢の余韻にひたったのでありました。静岡県の人でも見たことある人がほとんどいないことが判明。いやホント貴重な祭りに参加!(^^ゞ
24BYトップバッターは御前酒
November 26, 2012今期の新酒いちばんは御前酒の雄町米・純米酒。社長・辻総一郎さんの実姉、麻衣子杜氏の醸す「御前酒 純米 美作しぼりたて生原酒」です。
麹米・掛米とも岡山県産雄町米。若さ弾けるできたての雄町・純米酒。フレッシュでキレがよく、味幅はまだ少なく、これがどんどんふくらんでいくのだなあ〜と、若いしぼりたて青年雄町くんを眩しい☆思いで感慨深く味わいました。
贈り主は元GAIA代々木上原店長・小林里和子さん=通称コバちゃん。勝山に移住して約半年。今、御前酒の西蔵をお手伝い中。そんなご縁で、天然酵母の自家製パンと一緒に新酒を送ってくれたのでした〜ヽ(^。^)ノアリガトウ❤
勝山の旬のご馳走!どちらも酵母が命。新しい命が起こしたおいしいに感動です。
コバちゃん、えっと酒種パンも食べてみたいです(笑)
押上の日本酒バー酒庵 酔香さんへ
November 23, 201210月19日。きき酒全国大会出場のため秋田から上京した通称まさたろこと佐々木くん。たってのリクエストで押上の日本酒バー 酒庵 酔香さんへ
↓前回行った時のこと↓
●2011 blog 日本酒バー 酔香さん
まさたろくん&ミヨさんと。秋田・NEXT5超好きの2人です。秋田のお土産を持ってきてくれました。ってミヨさんは東京北区在住。
はじめは松浦酒造 「獅子の里 にごり 純米酒」こんなラベルがあったとは。お米は雄町と五百万石
お通し6種盛り!「いぶりがっこ入りポテサラ」など気がきいた6品がアソート
静岡県の酒米・誉富士を使った「八百萬」山廃純米です。
鳥取県は日置桜の強力!内田百種園の無農薬栽培・強力米で醸した「鍛造(たんぞう)伝承強力」21BY。力強いです。
●日置桜 蔵だより
メニューをあけるとソソられる料理名が
6種盛りと塩炒り銀杏〜
お酒のお品書きです。次のページも次の次のページもあります!
気になった「しめサバのどぶろく漬け」
一行ずつ銘柄を追うだけで楽しくなってしまう銘酒揃い!
長珍に竹鶴。だんだんお酒が濃ゆ〜くなってきました〜。
長珍は19BY。ラベルにいろいろ書いてあります。
酔香正面に長珍の看板が
そして!店主の菅原さんは秋田出身。お父上が好きだったという高清水
高清水「きもと特別純米酒」です。
香りがたまらない一品が到着。香りを確かめ合うミヨさんとまさたろさん。また飲める!
喜久酔の特別純米酒。爽やかな定番です。青島さん、ホッとします!
蒼空の話になり。するとご店主「愛山がありますよ」と。メニューブックには載らない隠し玉もあるようです。
藤岡酒造「蒼空 純米大吟醸 愛山」
「龍力 熟成雄町」
1999年醸造!
ゴボウとくるみの赤ワイン煮。奈良漬けマスカルポーネ
旭酒造「 獺祭 純米大吟醸48 寒造早槽」
他のお客さまが帰られたあと、酔香お2人の姿を撮影させてもらいました。だんだん似てくるおふたりです
まさたろママが縫ってくれたNEXT5バッグを持って3人でパチリ☆ 私はチャリティーの時に遠隔購入!
酔香さんの棚にはいろいろな日本酒が。見ていて飽きません。
こんな変わりだねも
最後の最後に酔香さんご夫妻、まさたろくん、ミヨさん、伝農さん、博樹さんでパチリ☆
天の戸の酒米・稲穂。お世話になりました〜!
空を見上げると、スカイツリー
帰り道、ぎょっとしたゴミ袋
紛らわしいもの捨てないでくださいっ。分別してくださいっっ (-_-)
●日本酒バー 酒庵 酔香
スローフードジャパン燗酒コンテスト2012「温める上質」
November 22, 2012スローフードジャパン燗酒コンテスト審査の日は、暑さ真っ盛りの7月26日でした。湯煎できっちり温度を計ったブラインド・ティスティング。室内はクーラーがキンキンに冷やされ、HOTな日本酒カモン!な状態でしたが、朝から126点ものきき酒審査はとてつもないものでした…。
●blogスローフードジャパン燗酒コンテスト2012
10月18日。その入賞酒お披露目パーティ「温める上質」がコートヤードマリオット銀座東武ホテルで開催
入賞した蔵の皆さん、一般参加のお客さまで会場はいっぱい
日本酒の底力、バリエーションの豊かさを実感。予め金賞を狙って造った酒ではなく、”市販酒での金賞”に意味があり。しかも部門別金額制限つき。
審査させてもらったのは四合瓶1000円で燗酒向きの酒=超スタンダード酒。
このジャンルこそ、酒蔵さんの姿勢がすべて現れると思います。県産米で醸す酒も多く、山廃あり、生もとあり、スローな米の酒いろいろ!
知らない銘柄との出会いも多く、日本は広い!日本酒はまだまだ深い〜と知りました。
秋田の天寿酒造・大井社長は「お値打ち燗酒ぬる燗部門」で最高金賞を受賞。銘柄は「天寿 燗上がり純米酒」
お値打ちとは=720ml・1000円以下。しかも純米酒ですから、たいしたもんです。一升瓶で2100円。安っ!
「マリーゴールドから分離した清酒酵母で醸し上げました。酸に特徴があり、それを程よく熟成させて旨みがのり、美味しいバランスになりました。お燗で是非お試しください!」とのこと
乾杯を頼まれたので、静岡で開運・土井酒造場の土井さんに教わった「右肩上がり」を披露!
これは10月1日の静岡県地酒祭 at 沼津で初見!
この時です↓
日本酒、下げ止まりのニュースがありました。これからのますますの右肩上がりを祈念して
「右肩上がりで乾杯!」
広めてくださいとのことです
普段オカタイ!? (と思われる)土井さんが言うだけで、もう楽しいのであります!
「右肩上がりで乾杯」いい運動にもなりますからぜひお試しを (^^ゞ
と、いうわけで燗酒コンテストの続き
かんぱ〜い
お隣は朝日川酒造の浅黄さん。きもとの純米酒で入賞です。
じつは熟成酒に力を注いでいるとのこと。
詳しくは→古くて新しい馥郁と薫、からだにやさしい酒 長期熟成酒とは
「米の酒は米の味」の龍力・本田さん。「極上燗酒」部門の最高金賞に選ばれたのは「特別純米 龍力 きもと仕込み」
新聞にも!毎日新聞地方版より
きもと造りのお酒が増えたように思います。
松崎先生と加茂泉酒造の前垣さん。渡會本店の渡會さん
司会のあおい有紀さんとパチッ。人気酒造の遊佐さんとパチパチッ
「人気一 黄人気 旨辛口」
(左)「洋子さんを囲んで酒サムライ元副会長の白鴻の盛川さんと酒サムライ現副会長の前垣さん、そして酒サムライコーディネーターの平出淑恵という面々なんですよ♪」と淑恵さん。なるほど!(右)酒文化研究所の狩野さんと大井さん。お腹を隠すのに一升瓶は最適だそうです(笑)
「あさ開 特別純米 南部流 生酛造り」
●blog 岩手「あさ開」蔵見学
鈴鹿川の万代さん。金鵄盃(きんしはい)酒造さんは3部門で入賞。最多入賞蔵です。
金鵄盃酒造、トリオ受賞のお酒。それにしても「越後杜氏」とはズバリな商品名です。
松崎先生と2ショット背後霊
最後に、右肩上がりの三姉妹!(左)近藤淳子さん(右)日本酒好きがこうじて開運・杜氏の妻❤となった新妻・冴子さん
宴で「右肩上がり乾杯」広めてください。楽しさUP☆
ヽ(^。^)ノ ミギカタ!ノ・ミカタ
一二三四番・蔵付分離酵母の純米酒
November 21, 2012「秋田蔵付分離酵母の純米酒シリーズ第1弾」が10月1日に発売となりました。噂で聞いていたものの、秋田県内の限定販売で入手困難。
秋田県うまいもの販売課の加藤はなゑさんが、自分用にgetした4本。それを東京出張の時に飲ませてくれるという。なんといい女子。しかも重たいのにハンドキャリー。加えてたくましくて素敵。10月17日の夜の出来事・場所はムスムスです。
●蔵つき分離酵母とは?
「秋田県総合食品研究センターと共同で、県内の酒蔵に古くから住み付いている酵母を分離・選抜し、優良な酵母を永年の眠りから目覚めさせて、純粋培養したのが「秋田蔵付分離酵母」です。この酵母は分離された酒蔵だけでしか使えないので、酒蔵の個性が充分に表現された酒を安定して造ることが可能になりました」
1銘柄あたり蔵によって数量まちまち。200本(少なっ!)から1000本という
一番 「春霞」 栗林酒造店 (美郷町)
二番 「飛良泉」 飛良泉本舗 (にかほ市)
三番 「出羽の冨士」 佐藤酒造店 (由利本荘市)
四番 「白瀑」 山本合名会社 (八峰町)
*番号は、永年の眠りから目覚めた酵母の順番とか
蔵のどの場所で採取されたのか、一〜四番まで熱く説明する加藤さんであった。
それぞれが
それぞれに
オモシロイ!
ですヽ(^。^)ノ
木札つき
春霞の「純米吟醸 郷の清水」もいただきました〜。
じつはこの夜
誕生日祝いをしてなかった玉田泉さんのバースディも一二三四にかこつけてお祝しようと急遽準備
お誕生日席を設け、年の数だけのブドウも準備され
「泡」が必須でしょう!と先日永井酒造を訪問した時に購入した水芭蕉PUREをプレゼントしました。オーガニックキウイも準備して、ライムライトの協力を得てエメラルドグリーン色のお誕生日カクテルにしてもらいました。
爽やかで米の甘みが生きて、度数も下がり、あっというまに飲めちゃう純米泡カクテル。まさしく泡のごとく消え。
新郎新婦のような(まるで無関係!)櫻井さんと玉田さん2shot
でも、ムスムスはムスムスで、まずは板わさ(笑)
野菜の天ぷらに酒粕鍋〜。ごま油をたらり。温まります。そしておいしく一二三四番を味わったのでした。
四番とブドウはなかなかおしゃれな組合せでした!
●「秋田蔵付分離酵母の純米酒シリーズ第1弾」720ml1400円。数量超限定蔵の酒は早くも売切れ
お店情報はコチラを→●取扱販売店 シリーズは続き、第二弾もあるそうです!
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撮影 RICOH GXR A16 24mm-85mm