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日本酒

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岩手の続き 吟の酒 きぶね

January 27, 2012

岩手の続き、最終回。川村酒造店、ヌッフデュパプ、海ごはん しまか、光原社、あさ開などを訪問。岩手の最後に前夜お会いした「吟の酒 きぶね」へ。お酒が見事なほどすっきり棚に収められ、種類も充実! 萩の鶴、綿屋、天遊琳、山形正宗、神亀、松の司、喜久醉etc.

温度管理もバッチリ!この部屋は日本酒室。

生酒関係は冷蔵庫!

冷蔵庫には川村酒造店さんのよえもんも!(右)おつまみとリキュール棚。

こちらはワイン室。値段が見当たらないので??と聞いたら「予算と味の好みをいっていただければ、いくつか候補をあげて選んでもらっています」とのこと。親切で的確なセレクトは好感度大!魚拓ワインにブルピノを購入。どちらも良かった。遠くてもお客さんがわざわざ来るのはわかります。

試飲会も定期的に開催。すぐに予約で一杯になるという。

日本酒の試飲をさせていただきました。日本酒多種多様。どんな好みも対応できる品揃えです。

グラスに酒蔵関連グッズの販売も。

階段を上がると、焼酎と泡盛のコーナー。2階から1階を見下ろせます。2階奥にはテーブルコーナー。ギフトラッピングもOK

大海酒造さんのくじら発見! 鹿児島から岩手まではるばるやってきました〜。

木材をふんだんに使った店内。すっきりしたレイアウトは空気もきれい! 買物しやすい。気の利いたおつまみも販売してます。

宮崎は黒木本店の焼酎も、フルラインナップでズラリ!
●尾鈴山蒸留所へ

↑店の前で。きぶねご夫妻とスタッフさん
●吟の酒 きぶね
岩手県盛岡市本宮1丁目7-22
☎019-681-4330
このお店ができる以前はショッピングモール内に店があったそうです。満を持しての単独路面店! かっこいいお店ですがもとは倉庫だったという。こちらにそのメイキングあり! この工務店さんに家を頼みたくなりました。
↓ ↓ ↓

●岩井沢工務所の現場日記

岩手の続き「あさ開」さん

January 24, 2012

ヌッフデュパプ、海ごはん しまか、光原社など、盛岡の町を満喫した後、盛岡最大手の酒蔵、あさ開さんを訪問しました。BEAR PONDがお正月の3日だけ、限定で出しているあさ開(蔵限定販売品)を飲み、え〜っ!美味!とビックリ。

南部杜氏・藤尾正彦さんは2005年度の厚生労働大臣賞「現代の名工」。温厚なお人柄にファン多し。受賞歴は全国新酒鑑評会20回連続入賞、内16回金賞受賞という華々しさ。
酒蔵見学はコースがきちんとできており、まず、左は分析室。広くてクリーン、立派です。麹室など作業場はすべて透明な窓から見えるようになっています。この日は休日で静かとのこと。「大吟醸のつくりの時は緊張感でいっぱいになります」
蔵見学●伝統の手づくり工程と近代工程の2つを併せ持つ酒蔵

作業部屋の入口にそれぞれ日本語と英語で説明あり

作業していない時のため、写真で工程を紹介

見学した時は、麹がぬくぬく布にくるまれていました。

麹枯らし場=出麹室

できた麹を冷まします。この時はありませんでした。

もと場=仕込み室

ホーロータンクがいろいろ

木桶のお酒も造っています。

左は釜場、右は槽場

さてここで「手づくり工程」が終わり、次は「近代工程」へと向かいます。

いきなり機械化、ボリュームアップ!

酒母室

高〜いところから見せてもらった発酵タンクの頭。じつは氷山の一角みたいなもので、実際は絵のようになっているという。

人のシルエットと比べると、ものすごく大きいのがわかります。

へ〜〜〜〜〜〜っ

ほ〜〜〜〜〜〜っ。

発酵タンク、これ1本で54000リットル!

原料処理室

岩手の地にこだわるあさ開さんでは岩手の県産米「吟ぎんが」を多く使用しています。

他の米との比較

兵庫県産・山田錦の玄米、精米歩合40%、35%。さすがに35%まで磨くとまっ白い丸いパール状の粒。

こちらは精米したあとの糠。

最初に出てくる玄米に近い部分の赤糠、それから先を削ったあとの白糠。白糠の多くは製菓原料になるようです。

賞状が壁面にびっしり!

以上、新旧2つのラインがわかる蔵見学でした。

大きなイチョウの木の下には、お稲荷さん。そしてお水。詳しくは写真を↓

なるほど

蔵元銘水

そして敷地内にある地酒物産館へ。自社製品の日本酒に地ワイン、おつまみ、器と充実のショップです。

自慢のお酒は試飲もOK。無料試飲もありますが、超高級のお酒が有料試飲で試せるのが嬉しい。

中でも名物は、ここで詰めてくれる大吟醸!その場づめ。面白い!ヒネと無縁のフレッシュな味わい。

+10の純米大辛口「水神」。いろいろあります。

あさ開の特選3本!

木桶仕込みの「十一代目 源三」

「旭扇 極上 純米大吟醸」

新聞記事あり「世界の首脳に振る舞われた極上 純米大吟醸」

蔵内原酒 ↑ 秘密のお酒各種!市販酒にはない秘蔵ラインナップが多くて楽しめます。あさ開さんの底力もわかります。館内にはレストランも併設。
あさ開
誰もが知りたい名前の由来とは ↓ HPより
「あさ開」の名は「漕ぎ出る」にかかる枕詞。万葉集の中に、歌聖・柿本人麻呂の和歌に代表されるいくつかの作品があります。
南部藩士だった七代目・村井源三が武士を辞め、明治4年(1871年)に現在地で酒づくりをはじめたのがその創業にあたります。侍から商人としての再出発と、明治という新しい時代の幕開けにかけて、「あさ開」の名をつけたものといわれております。

岩手の続き「海ごはんしまか」

January 22, 2012

ヌッフデュパプの後、お邪魔したのが「海ごはん しまか」。店長の森太紀さん。メニューが黒板にギッシリ!

明るく楽しい! シメイチ島香魚店グループの代表・高橋マキさん!

お酒は「吟の酒 きぶね」さんより。きぶねのご夫妻です。

●吟の酒 きぶね 岩手県盛岡市本宮一丁目7-22  ☎019-681-4330

おいしい魚を扱う店は全国にもあると思いますが、お酒もいい(特に日本酒とワイン)店という組合せは少ないかも。その点で「海ごはんしまか」さんはベリィナイス!

よえもんは勿論のこと、常温棚に秋鹿、悦凱陣も勢揃い!

平成15年仕込みの阿波山田錦・純米大吟醸

備前雄町70%も。川村直孝さん!
ワインもいろいろありましたが

エリヴォ・ヴィーニャ・サクラ・プレスティージュ・ブランコ。なんとノンアルコールワイン!
インポーターさんのHPより「ノンアルコールワインにとって大事なことは、ワインにとって大事なことと同じです。それはまずなによりも美味しいこと、そして、料理を一層美味しくすることです。
よえもん、秋鹿、悦凱陣そしてワイン、焼酎の充実した品揃え「吟の酒 きぶね」さん。興味津々となり、翌日訪問するのでした。つづく
追記!海ごはんしまかさんはお腹ペコペコでいくべきお店です。

こじんまりとした清潔感ある感じのいいお店。カウンター楽しい!

●魚とお酒「海ごはん しまか」
営業時間◎11:30~21:00(20:45ラストオーダー)
定休日◎日曜/ご予約◎電話019-645-2310

岩手のヌッフデュパプ

January 20, 2012

2011年10月22日(土)岩手県の川村酒造店さんを訪問。事務所は窓がL字型で見晴らし抜群!郵便局さんは窓をあけて受け渡し。

蔵の壁に残る地震の爪痕。

川村直孝さんと料理上手のお母さま。
この時、教わった一品は→コチラ!

岩手県のP箱は8本入り。ゆえに互い違いに置く事ができ、積み上げた時も安定し、地震の揺れにも強い。これはいい!と思ったら「ただし、重いです(笑)」と川村さん。上段はキツそうです。
夜は盛岡、川村さんおすすめのヌッフデュパプへ。ここが本当に凄かった!

川村さんとヌッフデュパプのボス・伊東拓郎さん。伊東さんは東京出身。縁あって岩手へ。このお店、150席からなる大型店。

それが、お客さんでぎゅうぎゅう。メニューを見ると岩手産がメイン。しかもお酒にあう料理展開ズラリ。文字見てるだけで、そそられてきます。料理だけでなくワイン、日本酒も素晴らしい。

根菜の焼きラタトウィユ、金のモッツァレラなど、特選岩手が!(メニューのほんの一部)

その伊東さんが、力を入れて応援している日本酒が川村さんのよえもん!
キノコ料理も真っ盛りでした。

いろいろなキノコが入った温かなスープ仕立て。最初の一品に嬉しい!香りも抜群。スープを飲んだら激ウマ☆ 「なんですか!このキノコは!!」と感激してたら、「キノコ名人が現れました」と伊東さん。なになに?とキッチンへ行くと

キノコ名人の工藤定男さんが採れたてキノコを持って現れました。岩泉の天然キノコ!

工藤さん笑顔が素敵!

キノコ料理いろいろ! ソテー食べ比べも!

どれも個性いっぱい!

お掃除も大変そうです。

よえもんにあいます〜。キノコのソテー。
ヌッフデュパプは150席からなる大型店ですが、料理がどれも美味で、お酒もすこぶるよくてビックリ。店内を見回すとありとあらゆる人たちが思い思いのお酒でテーブルを囲み、楽しそうにワイワイ。繁盛店にはワケがある。

なんと寿司店も併設。どんな好みの人もドンとこいの料理数。

そのお寿司コーナーから運ばれた一品。そして岩手のサーモン!

伊東さんがイチオシの岩手ワイン、「自園自醸」ワインの紫波フルーツパーク

リースリング・リオン

よえもんも各種揃ってます。

備前産・雄町60%

岩手5大麺に、山ブドウモヒートまで!カクテルも充実。

タカキビのニョッキ、カボチャソース! 岩手は雑穀がおいしい。

よえもんの山廃純米!

岩手県産の美山錦です。

いや、すごかったです。1回では到底食べきれず、飲みきれず。
また行きたいな〜と、思ったらなんと!六本木にお店が開店することに

岩手が六本木にやってくる!

●ヌッフデュパプ 六本木店

東京都港区六本木7-17-19 FLEG 六本木 Second 2F
☎03-6459-2235

秋元商店さんの4人蔵の会

January 17, 2012

いろんなお酒の会がありますが、興味ある蔵の時しかいきません。去年、最も濃かった!?のは秋元商店さん開催の4人会。2011年10月の話(過去blogです)。写真は左から秋鹿酒造の奥さん、悦凱陣の丸尾さん、隆・川西屋酒造の露木さん、綿屋を醸す三浦さん。この4人全員HPナシじゃないの。そして秋元商店の秋元さん。秋元さんは無濾過生原酒のコレクションが多くて有名です。
会場はサザビー(といっても、アフタヌーンティーとはまるで無関係)

会場の外にずらずらずらと4蔵のお酒が一同に。皆さん暗いなか、真剣にお酒をきいていました。

暗くてラベルがよく見えないなか、目をこすりながら見ていただきました。綿屋さんは斗瓶取り風ボトルあり。なかに「辛口純米吟醸」と綿屋さんには珍しい名前のお酒があり、いただくと!これがするりときれいでおいしい! 試飲タイムが終了し、店内へ。

↑これです!
なんでもこのお酒。震災時にタンクに入っていたお酒で、震災後、停電になってしまい搾れずにいたという。そのため辛口になったとか。なのですが、すこぶるいいのです!好み!こんなにおいしくなるまでふんばってくれてありがとう。奇跡の綿屋は阿波山田錦。

日本酒度+10!

サザビーさんの最初のおつまみ。あの4蔵の酒だもの!?

悦凱陣さんのスタンダードも。

蔵元の丸尾さんです。次の日、午前中に税務署の訪問ありで、早々に帰らねばならず先に退出するという。

次のお料理〜

揚げ物〜。三浦さんの小僧山水、露木さんとこの紫の隆!

わいわいあれやこれや、お酒が各テーブルいったりきたり! 好みはさまざまだな〜と思います。まさに嗜好品!

蔵元はカウンターでじっくり。このメンバーで全国各地行脚することも多いという。

綿屋さんの「斗瓶どり雫酒」

阿波山田の特上米!

今回、声かけてくれたハセノリさん。

悦凱陣の讃州雄町米

別ガイジン!純米吟醸・裏ラベル、スタンダードの裏ラベル
などなど

皆さん、お気に入りそれぞれ!。滋賀名物の赤こんにゃく入りの煮物。

紫の隆は岡山の雄町米!

秋鹿の奥さんがお燗手酌サービスを。なんとなく似ている二人。

秋鹿のもへじです。奥さんは字が達筆!こんなふうに書けたら…といつも思います。

秋鹿さんは自営田で無農薬栽培の山田錦をてがけています

紫の隆その2

2008の雄町

このミックススパイスを使った料理も登場。

ほ〜。

最後サッパリ、漬物に、冷製トマトのカッペリーニ

奥さんのサイン!

露木さんのサイン。こうして濃い4人会はふけていったのでありました。
●秋元商店さん

境港ベニズワイガニを強力で味わう!

January 12, 2012

ベラビスタ境ガ浜のケニーさんと昨年から温めていた会が2月4日に開催!

境港より、カニの目利き・川口商店川口利之さん 鳥取市の酒蔵、日置桜・山根正紀さんをゲストに
『100分の1の奇跡!幻の極上ベニズワイガニを、復活栽培米の希少品種・強力で味わう』

カニの中でも、唯一鮮やかな紅色ボディのベニズワイガニ。水揚げ日本一を誇る鳥取県境漁港で、目利きと称される川口名人。知られざるベニガニの魅力を教えてもらいます。

↑なかなか見る事ができない!?ベニガニの口

ベニガニの多くは800m以上の深海に棲み、市場にあがる9割は加工用のBランク。ですが名人が選ぶ奇跡のベニガニは松葉蟹以上の味! そんな「極上」と名人が認めるのはたったの1%。繊細な肉質、豊富なミソ、濃い甘さを持つ、ベニガニの魅力。そして圧巻甲羅酒とは? “カニのとことん食べつくし方”を伝授してもらいます。
affに詳しく↓書かせてもらいました!

『お宝!日本の郷土食 18 鳥取県境港市』

↑甲羅酒が楽しみです。この写真は境港の蟹の名店・美佐

鳥取県が誇る酒米「強力」。その名の通り、パワフルストロングな味が生まれるお米です。きれいで力強い、温めると味わいアップ!その美味さの秘密とは?
日本海の冬の王者、カニをさらに豊かな味に盛りたてる、酒米・強力の魅力と味を蔵元自ら最適な温度も含めてレクチャーいただきます。
詳しくは↓

http://www.bella-vista.jp/blog/

蟹の好物はサバ。蟹船に積まれる餌の冷凍サバ

ピカピカの甲羅!ボディ全体、表も裏もその名の通り「紅色」

●日置桜さん蔵訪問2009。ここで登場の内田百種園の内田さんのお米も登場します!

寒いけれど、熱かった東北!JUNGIN GLASSを成人式でプレゼント。その1

January 12, 2012

石巻雄勝地区成人式でJUNGIN GLASSをプレゼント!「日輪田」醸造元の萩野酒造、佐藤曜平さん。
7日土曜日からスタートした東北出張!ところどころ携帯カメラ

仙台の夜、仙台在住のO沼さんの案内で、JUNGIN GLASS岩手よえもんを販売している錦本店隣の「酒の穴 鳥の心」

→文化横丁の源氏さん!

キリッとした割烹着姿の女将さん。騒ぐ酔っ払いは皆無。大人が集う酒の店でした。

→ティモーネというワインバーで〆。店主遠藤さんのセレクト&人柄素晴らしかったです。今回もそれはそれは素晴らしい出会いでいっぱいでした。皆様に感謝

8日朝、仙台駅前でJGメンバー萩野酒造の佐藤曜平さん、デザイナーの川村明子さん、復興ライターの伝農浩子さんと合流。高速道路で伝農さんが「高速道路が明暗を分けたのです」と語る。高速道路にあがれた車は助かりましたが……。そんな非常時にそうとは知らない料金所では普通どおりにゲートをあけしめしていたという。時間を追うごとに迫り来る津波。背後の車から悲鳴があがったそうです。

そして、大変な被害に合われた日高見・平孝酒造さんへ。

蔵内には痛々しい青ビニールがあちこちに。

平井さんと杜氏さん!0311以後、停電2週間のあいだ、語りに語りあったという。
↓記事
『震災復興酒 希望の光 日高見』
『日高見の震災復興酒』
『日本酒津々浦々』

平井さんのガッツ!

そして石巻雄勝地区へと向いました。

牡鹿郡女川町中心部
女川町 人口 10060人
死者575人 行方不明者361人
津波の高さは海抜14.8mを記録。3階建ての町庁舎も冠水。約1mの地盤沈下。
ガラーンとした空間が広がる海岸線をえんえん走り、胸をつまらせながら、成人式会場へ。

本庁舎は津波の被害で、式典はプレハブの仮庁舎で行われました。

飲酒運転防止に配慮して、家に持ち帰って飲むメッセージをつけました。

式典終了後の皆さんへJUNGIN GLASS をプレゼント。

石巻市 人口 162822人
死者3182人、行方不明者595人

超寒い中、20歳の眩しい姿を見て心は熱く。

今回は人力隊の皆さんとジョイントさせてもらいました

絞りの振り袖姿の女の子がお母さんと仲良く来場。「おめでとうございます。素敵ですね!」とお母さんに言うと「家も何も全部流されたでしょ。この子のお姉さんの着物もあったんだけど…。でもね、この子が成人式にこの着物をどうしても着たいっていうから(にっこり)」。黒に赤が組み合わされた渋く華やかな絞りの振袖。長く愛用できる一着でしょう。20歳の「これを着たい!」に胸熱く。この地で新しいスタートをきる成人の皆さんの姿を見て雄勝に明るい未来を感じました。

20歳の男子たち、なかなかおしゃれです。成人式に混じってもあまり違和感のない曜平さんであった。
そして曜平さんの車で南三陸ホテル観洋へ。

女将さんです!

この↓記事を読んで、ぜひ宿泊したいと思っていたのです。
『被災地に可憐に芽生えた新たな産業のカタチ 震災に負けない人々(番外編) 阿部憲子・南三陸ホテル観洋女将』
この夜、南三陸町の成人式のお祝い会が開かれました。この町の成人の皆さんには山形県の鯉川酒造、佐藤一良さんのJGが配られました。鯉川酒造のある庄内町は、南三陸と姉妹都市。また、酒造りで使用している酒造好適米「亀の尾」の栽培農家さんがこの南三陸にいらっしゃいます。深いご縁、強い結びつきがあった鯉川酒造さんなのです!

南三陸町に朝日がのぼる!

↑部屋の窓の光景。この穏やかな海が荒れ狂ったのです。

鯉川酒造さんは復興支援の取組みが早かった!『南三陸庄内の風』→記事
山形の地酒うめかわで販売中
翌朝、偶然、福島経由で山形入りする大阪・山中酒の店の山中さんにお電話をいただき、急遽、鈴木酒造店・磐城寿さん蔵訪問にジョイントさせてもらいました。

●取り急ぎの報告その1でした。

新春は新酒でGO

January 6, 2012

お正月終了。今年、元旦から境港に帰省。妖怪仲間にカワウソがいたことを知る。

新春は日本酒の新酒が続々登場!

境港・千代むすび酒造さんで、ひそかに仕込んでいた生もとづくりのお酒をいただきました。

長年杜氏を務めた岩成杜氏から若い坪井杜氏にバトンタッチした千代むすびさん。酒質に清々しさが出ました。この「生もと」は若者たちが「生もとにチャレンジさせてほしい!」とリクエストし、1タンクだけ仕込んだお酒という。出荷せず2年熟成。2年たっているのにまだ若さを感じるようなやわらかな味。温めると表情豊かにほろこんで。やっぱり火入れのお燗はおいしいな〜。って、新酒じゃないじゃん。

父の畑へ。雪やミゾレが混じる冬の畑は寒いよ、指先が冷たくてしびれるよ。井戸水は温かいけれど、水から出した手は体温を奪われます。縮こまって作業していた身体は激冷え。大根は葉を、ネギは頭を落とさねばならずで収穫後のアフター作業がまた大変。自分、軟弱を実感。

普段、当たり前のように「ありがとー!」ですませていたことが、こんなにしんどいとは…。あらためて農家の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
野菜だけではありません。荒波を行く蟹船なんてスーパー激務!それから、今がおいしい海鼠(なまこ)もそう。海女さんがこの時期、海に潜って穫るんですよ!軟弱隊のオイラには信じられない事実です。 他のおいしいもすべてそう。多くの人の苦労の積み重ねで成り立つおいしい食。適正価格を守らねばなりません。

逆さで失礼↓

お正月のお雑煮に欠かせない、島根県・十六(うっぷるい)島の海苔です。少量で1980円と高値。この海苔はお正月でなくても高いです。こちらも激寒、危険な岩場の作業があっての香り高い一品。こうして毎年、製品があるのは、誠ありがたいことでございます。
この海苔のエピソードを、中国新聞の北村さんに教わりました。
かつて中国山地では、うっぷるいの海苔を使ったおっぷり雑煮をふんだんに食べられるのは裕福さの象徴だったそうです。おっぷり雑煮は山陰から中国山地へ行商人が年末に売りに来て、売れそうな裕福な家から回るから「うちの家は行商人が村でいちばん最初に売りに来る家だった」というのが年寄りの自慢話だったりします。この話は広島県庄原市(旧比婆郡)高野町で聞きました。
なるほど!富の象徴の海苔。こんなブランド海苔はなかなかないですね。十六島の海苔は、しち十二候の斎藤料理長も使っていました。

真っ白の雪景色を眺めながら、大阪へ!

山中酒の店へ!日本酒の聖地です。
●blog 2010 大阪・山中酒の店へ

開春さんの新酒、山口竜馬(本名)杜氏はいい酒造ります!
●blog 2009 板わかめと開春「西田」島根県大田産
●blog 2010 温泉津の開春醸造元へ
●blog 2010 温泉津のますや+ROAN

木桶熟成3本トリオ! 寛文の雫は味醂のようで、日本酒度マイナス100! 京都のとあるバーで人気だとか。

●blog 2010 杜氏、山口竜馬さん

社長の山中さん。野菜中心の食生活にして10kg減量。お肌つやつやでした! 山中さんは料理に白砂糖、化学調味料は一切使いません。お酒もそれにあう味が基本。

スタンダードを各種、試飲させてもらいました。

秋鹿さん杉錦さんのスタンダード。これで2000円Justくらいだからスゴイことです。

王祿に白隠正宗!個性が輝きます。

辨天娘さん。荒走りのラベルがリニューアル!かわいくなりました〜。
山中酒の店、4階へ

などなどをいただき、鷹勇の強力を飲み、十旭日のお燗を飲み、後ろ髪をぎゅーーーーんと引っ張られながら、泣く泣く最終の新幹線に乗車。山中さんのお店は居心地がよいのです!ゆえに聖地!

2012年!幕開けです。
8日は南三陸の新成人さんたちにJUNGIN GLASS「鯉川」が配られます。こちらは町の方がプレゼント袋に詰めてくれます。そして、人力隊の皆さんとジョイントで石巻へ行ってきます!新成人の皆さんにJUNGIN GLASS「日輪田」 をおくばりし、今後のJG計画を練ってまいります! その後は、山形、そして秋田。今年もあちこち行けそうな予感!

JG日輪田(ひわた) 萩野酒造・佐藤曜平さん
宮城の新聞にロングインタビューあり。日輪田の由来もあり。

2012あけましておめでとうございます。

January 1, 2012

新しい年となりました。
あけましておめでとうございます。
これほど、平穏無事の1年を願う年明けはなかったように思います。
Happy  New Year

2012  龍年

手に持っているのは御神酒です。三重県・タカハシ酒造さんの「三重の新嘗(みえのにいなえ)」

神饌用 その他の醸造酒 アルコール分9度 原材料名/米・米こうじ

今年も宜しくお願いします。
「一日一合 純米酒!」

JUNGIN GLASS PROJECT
松崎晴雄先生からメッセージをいただきました!

2011家のみ日本酒編

December 31, 2011

などなどいただきました!

グラスや盃、いろいろで飲み比べてみました。
イカもいろいろで

糠漬け

赤峰農園の野菜

蒸しただけで密の味。のどにひっかかりません。
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食べるお米「トキひかり」

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