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日本酒

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10人で飲んだら11人いる!? &グラス詳細

December 5, 2011

10人で飲んだら「11人いる!?」
カップ酒のイメージを一新する「JUNGIN GLASS PROJECT」!
と、伝農浩子さんがブログで紹介してくれました

まずは岩手の川村酒造店からstart。販売店等、詳細はこのブログを

_____________

●このJUNGINグラスについて、福島県・丸藤ガラスの鈴木さんにいろいろ伺いました。このグラスのデザイン、そしてプリントを担当してくれました!

鈴木さん、地元福島でがんばっています!応援よろしくお願いします。「いっぱいご注文ください(笑)」

◉誕生の背景は?
「デザインは当時の弊社メンバーと石塚硝子さんとの共同開発です。 底の部分のカットは食器からヒントを得て、デザイン性を追求したそうです。当時は北海道一円の蔵元共同でマイカップなる企画があり、時を同じくして大関のワンカップが発売されたようです。その後、カップの変形タイプをびんメーカー各社が相次いで発売し、まつりカップやスポーツカップなど様々な商品企画があったそうです。今のように300mlや720mlがほとんどない時代だったと思うので、気軽に飲める容器として相当売れたと思います」

◉食洗機は使えますか?
「食洗機は大丈夫だと思います。ただ、申し訳ありませんが、その使用を前提で開発しているわけではないので保証とかはありません。なにせ40年前の開発ですので!」
山本洋子→試してみました!問題ありませんでした。ですが!鈴木さんがおっしゃるように”40年前”ですので、自己責任とさせてください

◉このままお燗できますか?
「お燗も構いませんが、条件は開栓してぬるま湯からです! フタをしたままですと内圧が上がり、びんが割れてしまいます。また、お湯の温度が高い場合は、熱衝撃で割れる場合があります。くれぐれもカップをいきなり熱湯に入れるような事だけは避けてください。電子レンジも構いませんが、開栓だけは徹底してくださいね!」
山本洋子→問題ありませんでした! グラスがびっくりせぬように、ぬるま湯からジワジワ〜でお願いします。アウトドアにも嬉しい一本!

川村酒造店さんのJUNGIN GLASSは525円。クリスマスパーティのプレゼント交換!小さなお歳暮(笑)、忘年会の乾杯☆にぜひどうぞ!なにせ「10人で飲んだら11人いる!?」ですから
12月中旬には他蔵も登場してまいります。お披露目パーティ「100人で飲んだら110人いる!?(仮称)」を開催予定。はたまた「1000人で飲んだら1100人いる!? (大仮称)」なのか…またご紹介します!

はしご酒3ジュジュアンさん

November 28, 2011

そして3軒目に向かったのが鳥取駅前の谷本酒店↓

の真向かいにある『ジュジュアン』さん!

ジュジューの音からわかるように!?網焼きクッキング。 ”焼きたて、出来たて”の「たて」にこだわります。

お肉もありますが、白いか、のどぐろ、白はた、もさえびと…日本海の海の幸がいっぱい!もちろんすべて天然もの。
ドリンクラインナップ!

定番のメニュー↑ そして今宵は谷本セレクション!

ジュジュアンさん自慢のハム。そしてベニズワイガニの蟹味噌が。飲めといわんばかり。

ジュジュアン店主の渡辺建夫さん。鳥取名物の白いかとモサエビ。まずはこれから焼くという

色が変わったらOK。焼きすぎず、アツアツアツのうちにお皿へ。いわば目の前焼き! キッチンで焼いてテーブルに移動する…その間にもおいしさがうばわれてしまう。「焼きたてのたて!が一番おいしい。だから網焼きなんです」とご店主。

いや〜おいしくてビックリ笑顔のリオネルさんと勅使河原さん。

日置桜の純米大吟醸「さく羅」鳥取産強力米使用。

鳥取県は故上原浩先生のおひざもと県。「酒は純米 燗ならなお良し」

甲羅や足をカリカリに網で焼いて、お酒を注いだ香ばしい匂い満点の熱燗登場。

笑いながらも、いかの焼き加減を微調整するリオネルさん。

幸せな「たて」を満喫中!

初体験!殻酒

田中農場・田中さんの名残の枝豆。魚ピカピカです。

ビッグなハタハタ。鳥取県では「白はた」といいます。

トングでむしりながら、取り分けてくれるジュジュアン店主。焼きたてのたて「はがしたて!」を瞬時にサービス。

田中農場の白ネギです!あま〜い。そして長芋もグリル。ホックホクです。

香りもごちそう。その匂いにそそられっぱなし。純米酒もお燗がついて、このはずみ感はなんといいましょう!

そして最後にジュジュアン自慢のコロッケが

鳥取和牛すき焼きコロッケ!
もうお腹がいっぱいだから一口サイズに切り分けてきてくれましたが、皆さん、あっと言う間に食べてしまいましたとさ。おいしいっ!てそういうことなんだと(笑) 表面カリッと、しっとりジューシィ。ソースや醤油が不要のコロッケ。HPでコロッケ通販しています。
素材そのものを「たて」で味わうおいしさにノックアウト。うちにも欲しいなテーブルの網焼き…。東京の家ではまずムリな話ですが。素材がよければシンプルな調理法が一番おいしいを実感。

食の文化遺産巡り「鳥取」

鳥取市ではしご酒「しもむら」

November 24, 2011

1軒目はディープな酒肴処しもむらさん。カウンターのみ、すべてが見渡せる10席ほどの小さなお店。おいしいものギッシリ!

お酒も濃いです。しもむらの大将は米も野菜も豆も栽培しています。
この日は鳥取の地酒を!

日置桜、鷹勇、辨天娘

日置桜さんは県産米。辨天さんは超地元米。冷やで燗で味の違いを体験。

日本酒飲まずして何を飲むのだ…というつまみが続々登場!
ここの名物。料理通信の「食の文化遺産」特集トップになった「ベニズワイガニミソのフローズンつまみ」。あまりにお客さんにたずねられるせいか、写真の解説がありましたとさ。
公開!

こうして贅沢に煮詰めるという

えんえん煮詰めるという

トータルで6時間も煮詰めるのだそうです。それを羊羹のように形作って冷凍。
お客さんがほどよく飲んで、燗酒を楽しむ頃合いに、冷凍庫から出して薄〜くスライス。お客さんは、チャコールグレーのスクエアな薄切りを見て、乾きものと勘違いして、口に入れてすっとんきょうな顔!にやける大将。
そしてお燗酒を口に入れてみんなが叫ぶ
「うまい!! これナニ?!」
作り方をしかと聞いて、濃厚なわけがわかりました〜。
名物もひとつ。

豆腐は豆から自家製。ちょっとかためでもっそりした豆腐です。
リオネルさん「これは、大将そのもの」と。

不思議な隠し玉をいっぱい持っている大将です。

つづく

料理通信:鳥取市の谷本酒店

November 23, 2011

というわけで、ひとつ前の続き。『料理通信』12月号「食の文化遺産」取材で鳥取へ。

12月号は「パンとワインと、新、フランス惣菜」

鳥取市の”はしご酒”案内を谷本酒店の谷本さんにお願いしました。ウエルカムで出してくれたのは日置桜の「鍛造濁酒」。鍛造(たんぞう)は内田百種園・内田さんの自然農法酒米100%で仕込んだ純米酒シリーズ。 強力と山田錦があり。完全発酵を目指す蔵が考えた辛口にごり酒、燗もうまし! オーリングテストをしても強い。

鳥取が誇る純米酒を紹介。
諏訪泉さんの「田中農場」山田錦2007純米酒
◉鳥取酒蔵巡り 諏訪酒造

田中農場の田中 正保さん。グッドタイミングで白ネギを持ってきてくれました。

大谷酒造さんの生もと純米
◉鳥取酒蔵巡り 鷹勇 大谷酒造

日置桜さんの生もと雄町21BY
◉鳥取酒蔵巡り 日置桜

辨天娘さんの純米吟醸・山田錦
◉鳥取酒蔵巡り 辨天娘 太田酒造場
以上、すべて鳥取県産のお米を使用した純米酒

辨天娘と鍛造にごりの説明↑

鳥取県の酒造好適米「強力(ごうりき)」冷蔵庫には各蔵が勢揃い。強力はその名の通り、ストロングパワーな酒。かたいお米で熟成向き。

(左)諏訪泉さんの富田。富田さんが作ったお米の純米酒。(右)本格焼酎の棚。くじら!の絵は大海酒造さんの焼酎です。
◉大海酒造さん訪問記

谷本さんはワインもお得意。趣味のよいアルザスのピノノワールを分けてもらったことも。コストパフォーマンスのよいものをセレクト。
”いいワインに詳しい人はいい日本酒も詳しい”の法則通り。他を知っている谷本さんなので、地元酒のいい悪いもハッキリわかる…というわけで、今の鳥取のお酒を知るのに頼もしい存在。しかもお燗もとびきり上手! ワイン好きを日本酒好きにさせるのもお得意(笑)
谷本さんも奥さんも元は老舗デパートT島屋に勤務。奥さんはチーズに詳しく、日本酒&ワイン&焼酎向きのチーズやおつまみもあり。
素晴らしい品揃えの店ですが、谷本さんがT島屋を辞めて鳥取へ戻ってこの店を継いだときは、お酒のジャンルにこだわらない立ち飲み併設の店だったとか。今の専門性からはまったく信じられません。
店は人がつくる、人が変える!です。
2008年訪問記↓

◉「名ではなく味で勝負の品揃え 鳥取・谷本酒店」

田中農場の田中さんの白ねぎ。あとで網焼きとなる

つづく

ジョイホワイトの葉脈は白!

November 14, 2011

黒木本店さんの畑を見せてもらいました。こちらはジョイホワイト!

黒木本店、社長の黒木さんです。畑での動きは早い早い

収穫したばかりのジョイホワイト。
こちらの畑はマルチ(ビニール)をはがす真っ最中!

畑に畝を立てマルチが張ってあります。マルチを張ることで畝内の地温を上げ、芋の成長を促進させ、除草の効果もあるという。

マルチの色は白、透明、黒、紫!?などがあるそうです。
色によって光を通しやすいもの、通しにくいものとあり、畑ごとに色を変え、収穫の時期をうまく調整するそうです。

こちらの畑は白で、上手に引きはがしていきます。ぺりぺりぺりという感じ。

別の畑に移動!

一面、ジョイホワイト!
ジョイホワイトの特徴は、柑橘を思わせるフルーティな芳香成分、お酒は麗しくまろやかな仕上がりに。

畑で黒木さんに教わりました。ジョイホワイトの葉脈は白い!ということ。
1年前のブルゴーニュを思い出しました

葡萄の葉は

赤ワインになる葡萄の葉は紅く紅葉、

白ワインになる葡萄の葉は黄色く黄葉すること!
畑では学ぶことがいっぱいです。

とういわけで、白いお芋に対し、コガネセンガンの畑を見せてもらうと

葉脈が赤みを帯びているのでした。同じ白いお芋なのに…。

↓こちらの田圃は

「ミナミユタカ」聞き慣れないお米の名前だと思ったら、長粒米だそうです。
肥料は「甦る大地」。焼酎廃液を活用したオリジナル有機肥料です。

コシヒカリや山田錦とは見た目もかなり違います。はじめましてのミナミユタカ

焼酎の原料もいろいろ。南の畑、田圃もいろいろです。
つづく

宮崎県・黒木本店さんへ

November 12, 2011

9月8日に宮崎県・黒木本店さんを訪問しました。この一角だけ鎮守の森のようです。

青い紅葉の葉に蝉がミンミン

工場長の角上慎一さんに蔵を案内していただきました。どこもかしこも、整理整頓され、美しくとことん清潔!!

埃1つ落ちていないようでした。落ちてもすぐわかるくらい清らか。かめには蓋をしないので当然といえば当然かもしれません。

もろみをチェックする工場長。黒木本店ではグラスを使用。状態が見えて、香りもよくわかります。

ぶくぶくぶく

麹室は乾いて温か。クリーンな空気。

お米は日本酒と違って長粒種。自社栽培しています。

麹菌をつけた状態。

室も清潔の潔!

木桶仕込みです。湿気にも気を使い、カビや汚れがまったくありません。

蒸留後をチェックする工場長。できたての芋焼酎、白い花のような香りが。

水の設備。樽熟成。

さまざまな樽あり。
ラベルはチーム黒木本店女性スタッフによる手ばりです。

皆さんお揃いのTシャツ

百年の孤独もすべて丁寧にラッピング

じつは黒木本店さんが農業法人であることは聞いてはおりましたが、拝見するまでここまで本格的だとは、まったく思ってもいませんでした。驚くほどのスケールです!しかも、有機JAS認定も取得。

ジョイホワイトの畑へ

農業生産法人「甦る大地の会」

ポルシェを買わず、トラクターを買った黒木さんです。

有機栽培の人参も!
つづく

いづみ橋さんの吟醸味噌

November 8, 2011

「酒屋の手前味噌を流行らせたいんです」という神奈川県・泉橋酒造の橋場友一さんをaffで取材しました。
お宝!日本の「郷土」食 16
地大豆と酒米で仕込む
日本酒蔵の酒肴な吟醸味噌

↑地元大豆で仕込んだ吟醸味噌。

味噌の大豆は、神奈川県産大豆・津久井在来を使用。

↑80%精米のお酒になる山田錦の田んぼ。1反当たりの収量は4俵と少ないものの高品質。橋場さんお気に入りの田んぼです。

↑こちらは原生種の「亀の尾」の稲です。ワイルドなノギが特徴。これじゃスズメも手を出しにくい!?

美しい稲に心洗われるようでした。

『秋とんぼ 山廃・雄町』

↑人気のトンボシリーズ。冬は雪だるまでトンボがいないと思ったら、なんと土中の卵で登場してました。

麹蓋にもトンボマークが。
●蔵元近影

ちょっと笑い過ぎ

まだにやけ過ぎ。アゴも二重。

だんだん笑いがおさまってきた

↑affで採用の写真です!
なかなかいい感じに撮れました。橋場さんご協力ありがとうございました

_____________

蔵元名の泉橋は「いずみ」橋で、お酒や味噌は「いづみ」橋。間違えているみたいに見えますが、「ず」「づ」を使い分けている泉橋酒造さんなのでした。

aff今号の特集は「品種開発」

静岡県地酒まつり

October 22, 2011

思い出し日記。9月4日(日)は静岡県酒造組合主催の『静岡県地酒まつりin Tokyo』が開催。場所は品川のプリンスホテル・アネックスタワー。↑青島酒造・蔵元杜氏の青島孝さんと蔵人さん。

↑12月頃出荷予定という喜久醉・松下米・純米大吟醸、まだ青いという。出荷前のお披露目酒をいただくのは、成長を想像できる貴重な機会。右は酒造組合の小澤さん(会うと嬉しくなっちゃう方です)+大村屋酒造場の沖孝廣さん。

静岡県が生んだ酒造好適米『誉富士』!
●誉富士

杉錦さんの誉富士は、山廃純米で。

開運さん『花の香』ALL 誉富士になりました!

味に定評がある正雪! (右)静岡市出身のdancyu 里見美香さん『絶品おつまみ365レシピ』編集長!

静岡茶のおふるまいもありました。

仕込み水も各蔵から。

沼津の古酒王!芹澤さん&ファミリー。ポーズをとってるぞ芹澤Jr.!

開運・土井酒造の弥市さん。五代目です。

『伝 波瀬正吉』

あるようでない2ショット☆
四代目当主・土井清幌 (どいきよあき)さんと弥市(やいち)さん父子。似てるといえば似てます!

ひやおろしに涼々。定番ですね。

『日本の酒と食の文化を守る会』会長の村田淳一さんと、右はふーさん。

この会担当の富士錦さん(写真左の右側)と沖さん。↑この会終了後、東名高速の大井松田~御殿場間で通行止めとなったとは、この時知るよしもせず。(写真右)後半に磯自慢さんにいったら、すでにカラッポ。。。

高嶋酒造さんブースです!お酒の会、後半になると途端に混む蔵。ジョン・ゴントナーさんが丹念にチェック中!

個性的でオモシロい! 少汲水のお酒、海藻ラベル!

ひやおろしもよかったな〜。温めてホッとする珠玉の純米酒を仕込む蔵元杜氏の高嶋さんです。
そして正雪さんへ

「オイラはドラマーッ!」

天満月=あまみづき

無量寿+正雪

「正雪」という字もいろいろありです。

松崎典子さんも〜

ドラマーのお兄さんと松崎夫妻。そして!開運のお嫁さま。ブログ始めました〜。開運嫁ブログ!

ありがとう!静岡の日本酒の会。思えばここでいっぱい!日本酒の美しさに開眼させてもらったのでした。

鹿児島の大海酒造さん3まとめ

October 19, 2011

つづき。そういうわけで、普段、醸造酒(純米酒+ワイン)しか飲まないワタクシが焼酎蔵を訪問したわけですが

芋には芋の世界があると深く知った次第。蒸し上がりのジョイホワイト。

右が大海酒造・理事の山下さん。左が大牟礼杜氏です。熱くやさしいおふたり。

秋田の浅舞酒造、天の戸・森谷杜氏との技術交流がきっかけとなり、高品質な焼酎を目指して、麹米は秋田の米(これは美山錦)を使うように。最高によくできた焼酎は年号をつけて販売!

どこを見てもピカピカ清潔。

純白! 秋田のお米、鹿児島で焼酎のもととなる。

お芋のもろみは元気旺盛!30分おきにチェックする蔵人さん&杜氏。そのタンクから徒歩45秒のところに皆さんの食堂あり。

お店?!とみまごうばかりの照明と暖簾。プレゼントしてくださった人がいたそうです! 楽しくなりますね。これ、蔵の中ですよ!(写真右)まさるやの園部松男さん、山下さん、やまよ

大海酒造の山下さんイチオシのおつまみ。このお皿全部!近所のお豆腐屋さんが作るお惣菜だとか。おいしいのでプロの居酒屋さんも買いにくる!?という。ほっとするような煮しめに厚揚げ。すりみ揚げにも豆腐がいっぱい、ちょっと甘いお母さんの味。大海酒造のお湯割りにピッタリ!なんですと。

蔵は三食、手作りの食事つき! ↑野菜やこんにゃくたっぷりの「しらあえ」とか

↑これよかったです。麦みそに鰹節を入れて油で炒めたもの。こういうのがおつまみ!なんだと思いますね。

山下さんに教わりました。
「あけたての空気を吸ってください!間違いなくその年の空気ですから!」と瓶を開ける瞬間の楽しみを教えてもらいました。熟成させた焼酎ならではの楽しみ方ですね。開けたら吸う! じつはこのカップは15年ほど前の商品。水で割ってももつことの証明。
郷土料理の居酒屋さんに連れて行ってもらいました。

持ち込んだ焼酎です。一番右は『薔薇の贈りもの』

天の戸さんを真似して農家さんの顔写真を入れる事に。こちらはカラーです。最初は「え〜っいいよぉ」と言っていた農家さんだったそうですが、最近は撮影になると普段と違う帽子やシャツと気合いが(笑)。(右)ところてん登場!(嬉)

「亀の手」という名前の貝登場!ホントにそっくりです。ホンモノと思って1m下がった人もいたそうです。

ご当地の海の幸!

↑ご店主さん。大牟礼杜氏が仕事の合間に自転車で駆けつけて「30分だけ」と言って加わりましたが、本当にきっかり30分で蔵へ戻っていきました。「いつもです」と山下さん。
「何もチャレンジしなければ、波風立たずに過ぎて行くだけ。ドキドキする酒づくりがしたい」と杜氏。
「芋焼酎は庶民の飲み物。おいしいのは当たり前、でも高くてはいけない」と山下さん。
晩酌を幸せにしたい!という二人の思いをいっぱい伺いました。

天然エビさん。

『海からの贈りもの2004』いろいろ味わいました。
そして最後の最後、感動の一品が登場しました。
『だご汁』!!!

普通の「だご汁」は小麦粉ですが、ご当地のだご汁はサツマイモデンプン!!!

ぷるぷるぷるん!
「こちらでは飲んだあとはラーメンじゃなくて、だご汁ですよ!」
と山下さん。
いや〜。感動いたしました。土地により主食となる穀物は異なります。ご飯=お酒の原料は同じ。
遊び&学びに伺わせてもらった大海酒造さんでしたが、思わぬ郷土料理発見となり、興奮し(爆)!記事を書かせていただきました。ご縁をつくっていただいた天の戸の森谷杜氏とまさるやの園部さんに感謝です!
↓ ↓ ↓
お宝!日本の「郷土」食 15
『芋焼酎のつまみはやっぱりお芋!「だご汁」と「がね」』

鹿児島の大海酒造さん1

October 16, 2011

9月7日。鹿児島の 大海酒造さんへ行きました。こちらの大牟礼杜氏が冬になると、秋田県・浅舞酒造「天の戸」森谷杜氏のところに行って日本酒仕込みを手伝い、北と南の杜氏どうしが技術交流していると。
●天の戸さん蔵訪問

そういうこともあるのだなあと思っていましたが『天の戸・絹にごりSilky』を飲んで、森谷杜氏にお話をうかがい、俄然興味がわきました!
森谷杜氏『鹿児島の大海酒造・大牟礼杜氏が冬のつくりに参加するようになって10年。これがきっかけとなり焼酎用の麹菌に取り組んで7造りに。20年からは全麹元で乳酸を使わない「中温速醸もと」で仕込んでいます』

そうか、焼酎の麹なら乳酸が不要!

そのとき↓森谷杜氏にこんなこと質問しました。

②乳酸を使わないのも素晴らしい取組みですね。他のお酒はいかがですか。

森谷杜氏『黒麹と白麹に限ったことです。 酛を「全麹」で仕込みます。黒麹と白麹には、ふつう麹の最大の役割である米をとかす役割をする酵素が少ないため、「中温糖化酛」なるものを開発し、工業用乳酸を使わない仕込みを実現しました』

そして大海酒造さんは秋田の米、あきたこまちを使って米麹を造るようになったというのです。

北と南のコラボ!
焼酎は飲み慣れていませんが ↑この「大海蒼々」はすこぶる繊細できれいな味で驚きました(ラベルから想像つきません)。お芋はベニオトメ、白麹を使用の減圧蒸留焼酎。

じつはまさるやの園部さんに、2年ほど前から「山本さん、焼酎は興味ないの? 日本酒同様、すばらしい蔵がありますよ。農業に力を入れた蔵もあります」と言われていました。大海酒販の山下社長にお会いしてお人柄にふれ、ますます大牟礼杜氏の仕事ぶり、もろみを見てみたいと思うようになり、園部さんが9月に行くときに同行させてもらいました。
大海酒造さんに行くとお芋洗いの真っ最中!

焼酎用のお芋、ジョイホワイトです。その名の通り、白いです。なぜ、ジョイなのかしらん。

掘ったら即、洗って蒸す準備に入ります。

1時間じっくりかけて、蒸し上がったジョイホワイト。食べたら結構おいしい。甘みはあっさり。

研究熱心の大牟礼杜氏。お人柄も抜群! 造りの3ヶ月半は半徹夜状態という「かえって規則正しくなって健康なんです(笑)」

今回、焼酎の1晩目のもろみを初めて見て、いや、もう、ビックリ。その元気のよさと温度です。
大牟礼杜氏が「底から空気入れてますよね?とよく言われます(笑)」と。まさにそんな感じ!

ボッコンボコボコ。ザブブブブ〜ッ

つづく

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