茶
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December 22, 2019静岡の丸子で、「紅富貴」や「紅ひかり」などを栽培し
日本の紅茶を作っている村松 ニ六 (Niroku Muramatsu) さん
11月5日に作ったという、
紅富貴の包種茶(台湾ウーロン茶)をいただきました!
見事に葉がひらき、なんとも清々しい花のような香り
爽やかで上品かつ味の厚みもあります。
村松二六さんは、なんといっても紅茶が有名な方ですが、
包種茶も作られているとは知りませんでした。
手摘みで丁寧に向き合われていることが伝わりました。
また、紅富貴の底力を知りました!
http://www.marikotea.com/26.html
#村松ニ六
#静岡県丸子
#包種茶
#紅富貴
8種類の紅茶をティスティング
November 11, 2019昨日、ご参加のみなさま!ありがとうございました。
8種類の産地と季節違いによる飲み比べを行いました。
私は司会進行役をつとめています
2週間前にインドから帰ってきたばかりのマカイバリジャパンの石井道子さんに、今のダージリンの情勢などいろいろ教わりました。
今回の目玉は、数あるロットの中から選んできたというマカイバリ茶園の秋摘みの紅茶!
摘み取り日は10月24日!最旬の紅茶です。
紅茶には「賞味期限」が記載してありますが、いったい、いつ摘まれたものかはわからない商品がほとんどです。
Vintageとありますが新茶です(ここの茶園のクラス分類名称)
パッケージの裏面↓
日本茶は「新茶」にこだわる日本人が、こと紅茶になりますと、とたんに無頓着・・・。
茶摘み時期が書かれたお茶は格別です!
今回はすべて蒸らし時間を8分といつもより長めで提供。
葉っぱが大きいこともありますが、個性をより感じてもらおうと思った次第です。
長く蒸らしていても、いやな渋みやエグミ、雑味はまったく出てきません
↑紅茶の茶葉のビフォー、アフター✨
特に、下段右側のシッキムのテミ茶園のスペシャルティーは圧巻でした!2019年3月14日に摘まれた「2019年 初摘みSK-1 プレミアムシルバーティップス」で、摘んだままの茶葉の形が、蘇っています。透明感ある美しい味でした。
テミ茶園は政府が経営している茶園で、元マカイバリ茶園主のラジャ・バナジーさんが現在、Brand Ambassadorに就任。高品質なオーガニック栽培を実践しています→テミ茶園
というわけで、講座では8種類のテイスティングを楽しみました。
日本の茶園は静岡県丸子にある丸子紅茶の村松二六さんの茶葉「紅富貴(べにふうき)」をセレクトしました。
日本の紅茶の祖、『紅茶製法纂要』の著者・多田元吉氏ゆかりの地で、日本の品種で紅茶を手がけておられます。
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紅茶の歴史、オーガニック事情、自然栽培を行う茶園の未来と、盛りだくさんの内容に!
茶葉1gにつき熱湯100mlで蒸らし8分。茶葉の違いで色も香りも味わいもまるで異なります。
紅茶教室は全国各地にあると思いますが、
全量、自然栽培の茶葉だけを使う紅茶教室は無い!と思います(たぶん)
この季節を味わう紅茶の飲み比べが、とても楽しく、勉強になるのです。
PS*私の趣味で、アッサムのミルクティーに秋田名物の「焼きもろこし」を合わせてもらいました。穀物っぽい感じがアッサムに合うと思ったのです(笑)
●石井道子さんのblog ↓
朝日カルチャーセンター紅茶講座「自然派紅茶総決算 シングル茶園巡り」終了しました!
また来年!お楽しみに〜
朝日カルチャー新宿教室は住友三角ビルの10階にあります。この時期は黄葉がきれい!
◉年内最後の講座は
12月21日土曜 18:30~開催の日本酒講座『ゼロから分かるリアル日本酒入門
2019年日本酒総決算』
でございます!
アルチザンマコトのヴィーガン・トリュフ・カリーに純米酒を合わせました
August 9, 20198月8日は、アルチザンマコトのオープン記念の初イベント!
『ヴィーガン・トリュフ・カリーとヴィーガンおつまみ&デザート 純米酒&オーガ一ニックチャイと夏摘みダージリンティーを楽しむ夏の宵』
ご参加のみなさんありがとうございました!
アルチザン マコトシェフが腕を振るった盛りだくさんのメニューと純米酒各種を飲み放題
ガスパチョを撮影しそびれました・・・
あおちあきこさん(奥の白い服の女性)作のパンもおいしかった~~。
最後はマカイバリジャパンさん直輸入のオーガニックマンゴーを使ったデザートと、オーガニック・マサラチャイと、2019年夏摘みのダージリン、マカイバリ茶園のマスカテルをおかわりし放題♡で楽しみました。
お燗酒でいれた夏摘みダージリンが香りも味も引き出されて、激美味でした!=「カン(燗)ダージリン」
素敵な時間、ありがとうございました!
しかも、Michiko Ishii道子さんの妹、🇮🇳デリー在住の博子さんが手がけるハッピーハンター・紅茶のお土産付き!道子さんと知り合って20年近くになりますが、ゆるやかな笑顔と、太っ腹さ加減には驚きます。
↑オーガニックマンゴーを使ったデザート
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さて、昨晩の料理は、veganメニューしばりでしたが(チャイまで豆乳仕立て!)、アルチザンマコトさんは、お肉料理も魚料理も大のお得意。
ワンちゃんのお料理もご用意ありますから、またぜひお店へ行ってみてくださいね!
マコトさんと道子さん、また企画してくれるようです。「次回は魚とワインかな~」と言ってましたよ
料理の説明をするマコトシェフ
いや、いろいろ飲んでもらえて嬉しかったです! こんなにいろんな日本酒を飲んだことありませんと言われました・・・。そんな状況です日本酒は!
ご参加のみなさん、楽しい時間、ありがとうございました~✨
●おまけ
準備中のマコトシェフをパチリ
すごい早さで続々と料理が出来ていきました
vegan styleのカリー。トリュフが3種類、使われていましたよ!
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●アルチザンマコト〒213-0003 神奈川県川崎市高津区二子1-1-23二子新地駅 東口改札より徒歩2分
朝日移動教室・絶景茶畑と品種茶テイスティング 静岡・お茶を深く知る旅・日本平ホテル
July 26, 2019というわけで、7月23〜24日は、朝日旅行さんの「朝日移動教室」
ことの経緯と日程内容はこちらに→ http://www.yohkoyama.com/archives/92282
益子の窯元と蔵元の旅に続き、朝日旅行さんで2回目です(前回の参加の方もいらっしゃいました)
『絶景茶畑と品種茶7種類のテイスティング
静岡・お茶を深く知る旅』
皆さんに見て、知って欲しかったのは、片平豊さん&片平 次郎 (Jiro Katahira) さんの山の茶園 豊好園です。
そのお茶を出している日本平ホテルの富貴庵さんでは、豊好園の茶葉で、温かいお茶と冷たい水出し茶の2種類をご用意いただきました。
「一富士、二鷹、三茄子」もお料理に加えていただき、ひとり一尾の金目鯛の煮物も甘すぎずうまみありプリプリで美味。お刺身もとびきりでした。
最後は緑茶のゼリーと、この旅だけに誂えたお料理が並びました。
絶景と絶品に皆さん大喜び!「これだけで来たかいがあったわ〜」と大喜びしてもらえて嬉しかったです
静岡の良いものを集めていただく素晴らしいランチで、
「お茶を深く知る旅」は始まったのでした。
「一富士、二鷹、三茄子」
緑茶豆腐に、お茶の葉とわさびも!
金目鯛の煮付けにお刺身はマグロ2種!白いご飯も美味(皆さんおかわり)
緑茶のゼリーとフルーツ、これにほうじ茶のアイスも
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西川 誠 (Makoto Saigawa) さんにお願いして、それは最高のランチタイムとなりました。女将の高山さんにもたっぷりお世話になりました。
日本平ホテルで使われていたハリオの水出しのボトルが良いと、その後、皆さん、ふじのくに茶の都ミュージアムのショップで購入していました(笑)
いいお茶の水出し、もっと広めたいです!それにしても、かぼちゃの富士山、美味でした!
・
この旅にこめた私の思いは
↓
山のお茶をご存知ですか?
茶園は数あれど、私のおすすめは片平豊さんと次郎さん親子が営む豊好園です。
富士山と雲海が眼下に広がる標高350mの急斜面の茶畑はじめ20箇所で、適地に合わせた20種類以上の品種茶を作っています。
現在、お茶の品種は静岡生まれの「やぶきた」が全国シェアを約7割占めていますが、豊好園ではやぶきた以外の品種茶にも力を注いでいます。
今回は、希少な品種茶を茶園主の片平さん自らにいれていただき、ティスティングをしながら、それぞれの品種の違いを楽しみます。
豊好園は平成27年度の皇室献上茶指定茶園に選ばれた実力派。親子だけで営む小さく素朴なお茶農家です。
昼食は、富士山が真正面という絶景が楽しめる日本平ホテルで、大人気の日本料理「富貴庵」で藤口晃一統括料理長のお料理をいただきます。
夜は元徳川慶喜公屋敷の庭園が見事な「浮月楼」へ行き、懐石料理と静岡の吟醸酒を添えてゆっくりじっくり。
翌日は「ふじのくに茶の都ミュージアム」や「玉露の里」を巡り、静岡のお茶をあらゆる角度から、味わい楽しみます。
日本茶は産地や環境で味が異なるデリケートなお茶。
1枚の葉に凝縮された地域の魅力や秘密を、現地で見て飲んで感じてみてはいかがでしょうか。
●日本平ホテル https://www.ndhl.jp
●豊好園 http://houkouen.org
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◉行程
1日目
東京(7:30~8:30)=品川=新横浜=静岡→久能山東照宮(国宝の社殿を持つ静岡の聖地を参拝)→日本平ホテル(日本平の景色を愛でながら日本料理昼食を)→豊好園( 絶景の茶畑見学と7種類の品種茶テイスティング)→ホテルアソシア静岡泊(夕食は徳川慶喜公の屋敷跡を利用した料亭「浮月楼」にて旬の懐石料理と日本酒を)
2日目
→ふじのくに茶の都ミュージアム(お茶をテーマにした博物館でその歴史と文化を知る)→玉露の里(茶室「瓢月亭」にて玉露と和菓子を堪能)→静岡=新横浜=品川=東京(18:30~19:30)
maruzen tea roastery
July 25, 201918日、静岡県庁さんで静岡県水産振興審議会があり、その帰りに以前から行きたかったこちらへ!(最近、静岡づいております)
日本茶を新しい形で提案する maruzen tea roastery さんです!
いろいろな焙煎度合いが、選べるのです。
段階がいろいろありすぎて、飲み比べしたいほどでした。
今回は
「浅蒸し 焙煎 マイルド」を注文!
爽やかで香ばしく、クリアな味わいで美味~~🌱 喉の乾きが素敵に癒されました。
お茶請けはドライフルーツ羊羹♡
http://www.maruzentearoastery.com/
じつは、こちらのお店で人気なのは「焙煎温度別ジェラート」なのです。
焙煎温度で異なる味わいが楽しめるとのことで、店内のほとんどの人はジェラートを食べていました。
HPより以下引用しますと!
↑写真はfacebookより〜
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●ジェラート・メニュー
0°M 抹茶(焙煎なし) ・・・碾茶を石臼でひき、ティージェラートに。濃厚なお茶の風味を味わえる。(ジェラート限定)
0°M ノンロースト(焙煎なし) ・・・生葉を蒸して乾燥させたままの茶葉。青々しいフレッシュさを感じられる。(ジェラート限定)
80°M 玉露の焙煎 ・・・玉露の旨味を壊さないよう水分を飛ばす程度の焙煎。ほんの僅かな甘みが加わる。
100°M ライトロースト(浅煎り) ・・・スタンダードな煎茶の焙煎。適度な焙煎が爽やかな香りを引き立たせる。
130°M ミディアムロースト(中煎り) ・・・煎茶の甘みと香ばしい香りが引き立つやや強めの焙煎。
160°M ブラウンロースト(深煎り) ・・・ほうじ茶特有の芳しい香りとまろやかさが調和したやさしい味わいの焙煎。
200°M ダークロースト(超深煎り) ・・・焦げないギリギリの温度で雑味を飛ばし、香ばしさを際立たせた最高温度の焙煎。
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単品 450円 ダブル 700円 トリプル(ミニジェラート) 700円
↑
コーヒーだけじゃなく、日本茶も焙煎違いがこんなに楽しめるんです!
こちらのお店の焙煎の種類の多さには、へ〜〜〜〜っです。
日本茶も様々な楽しみ方があります
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◉Maruzen Tea Roastery マルゼンティーロースタリー
静岡県葵区呉服町2-2-5
11:00AM – 7:00PM 火曜休み
7月の出張が無事終了!朝日旅行「絶景茶畑と品種茶テイスティング静岡 お茶を深く知る旅」
July 25, 2019なかなかアップできておりませんが、7月は出張が多い月でした!
中でも、7月23~24日の朝日旅行さんにご依頼いただいた旅ツアーは満員御礼で出発
「絶景茶畑と品種茶テイスティング静岡
お茶を深く知る旅」
旅の紹介文→ http://www.yohkoyama.com/archives/92282
静岡の皆さんのご協力で、大変有意義なものとなりました。
日本平ホテル!
一富士二鷹三茄子
ありがとうございました!
昼は日本茶、夜は日本酒も(笑)と、静岡大満喫ツアー
生葉を食べていただいたり!
浮月楼さん
おいおい詳しい情報をアップいたしますが
写真はInstagramでどうぞ〜↓
https://www.instagram.com/yohkoyama/
参加の皆さまから「次の旅もぜひお願いします!」と言われたので
秋田の「麹を巡る旅」を提案しようかと ほほほ。お楽しみに!
・
参加の方が「名所旧跡を巡る旅は卒業」と言っておられました。
朝日旅行さんは知的好奇心をそそる内容の旅が多く、「土産物店には寄りません」がキャッチフレーズ。
参加者さんの話を聞き、面白がり方を知り、真の学びある体験を望んでいるのがよくわかりました!
生きた現地の知恵や、高い技術を知ることこそ旅の醍醐味。
・
日本の各地に、素晴らしい農業、漁業、林業があり、そしてそのお宝素材を生かした加工技術!
その成り立ちや、歴史を知っていただくことこそ、私のしたかったことです。
地域と人をつなぐこと
その土地でしかわからない、できない、味わえない、心に響く旅の提案を、また企画したいと思います!
静岡の皆さま!ご参加の皆さま、添乗員を勤めてくれた岩瀬操さん
ありがとうございました〜!
8月31日は「夏摘み茶葉でプレミアム・アイスティー ダージリン、ニルギリ、アッサムで香りと味を楽しむ」
June 27, 2019↑『厳選紅茶手帖』より。上質な紅茶の水色(すいしょく)は黄金色をしています。
◉朝日カルチャー新宿教室の講座のお知らせ
夏摘み茶葉でプレミアム・アイスティー
ダージリン、ニルギリ、アッサムで香りと味をcoolに楽しむ
*2019/8/24→31日に、日程変更となりました
幼少期にインドで過ごし、今も季節ごとにインドへ出かけるマカイバリジャパンの石井道子先生に、夏摘みの茶園の話をお聞きしながら、さまざまな茶葉の紅茶をいただくサロン形式。
次回はアイスティーの極意です。
まだまだ残暑厳しい8月31日。この時期には香りのよい、清涼感あるアイスティーがピッタリ。体の中を爽やかな風が吹き抜けるように、ほてった体を一瞬で癒してくれます。
皆さんは、アイスティーにはどんなイメージがありますか?
熱湯でいれる紅茶に比べて、アイスで美味しく飲むには、ちょっとしたコツが必要なのです。
重要なのは、茶葉の選び方。どの季節のどんなグレードを選ぶかで、味わいがまったく異なってきます。特にダージリンは季節の旬の茶葉を選ぶのが一番のおすすめです。
今回の目玉は、オーガニック歴40年、ダージリンの老舗茶園であるマカイバリ茶園から、届いたばかりの旬の「夏摘みセカンドフラッシュ・マスカテル」で淹れる極上のアイスティーです。
夏摘み紅茶特有のマスカットフレーバーは、ダージリンのセカンドフラッシュならではです。フルーティな香りと味、きれいな色をワイングラスで楽しみます。
また、ダージリン以外にも、ニルギリ紅茶でフルーツやスパイスを使ったアレンジティーや、コクのあるアッサム紅茶を使ったアイスミルクティーなど、様々な地域の茶葉と、組み合わせをご紹介します。
↑アッサム種は中国種と比べて、茶葉が大きいのが特徴
また、今回もとっておきの ”秘密の紅茶” を最後にお出しします。
紅茶はすべて厳選されたオーガニック茶園のものを使用。
マカイバリ茶園の旬の紅茶「2019年の夏摘みセカンドフラッシュ・ヴィンテージマスカテル50g」が付きます。お家でもお試しください🌱
日程 2019/8/31
曜日・時間 土曜 18:30~20:30
回数 1回
受講料(税込)会員 3,456円 一般 4,104円
教材費(税込)教材費 2,500円
持ち物など 筆記用具、飲み水(必要な方)
その他 講師都合により8/24→8/31に日程が変更になりました。
教材準備の都合上、キャンセルされる場合は4日前の16時までに必ずお電話ください。以降は教材費のご返金はできません。全額ご負担になりますので、ご注意ください。
お申し込みは↓
https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/9b2420de-51d2-615d-408a-5cc03e1235d1
ほうじ茶専門店・東京和茶房/Tokyowasabo
June 7, 2019ほうじ茶専門店の東京和茶房/Tokyowasaboを発見!
同じ茶葉を使った焙煎違い
ライト、ミディアム、ダークの3種が飲み比べできます。
こちらのお店で焙煎しているそうです(カウンターに焙煎機が)
ほうじ茶以外にも、煎茶とハーブ茶、スイーツ各種もあり、販売も!
熱いお茶は香ばしく、きりっとスキッと飲んだ後がなんとも爽やか。
また、ライト焙煎の水出し茶がなんとも香りよく美味しかったです。
茶色いお茶好きにはたまらないお店です〜
駒場の東大の正面となりです!
◉東京和茶房/Tokyowasabo
東京都目黒区駒場4-6-2 Y-5 YAMAGATAYA 1F
TEL/FAX : +81(0)3-6407-0622
営業時間:火-日 11:00~19:00(L.O18:30)
定休日 :月曜日 (祝日問わず)
https://www.facebook.com/tokyowasabo/
・
余談ですが、
番茶というお茶があります。
番茶・・・地域により中身が異なるややこしいお茶なのです。
安い下級煎茶を指すこともあれば、秋摘みの「晩」茶のことも。
地域によってはお番菜(ばんざい)の「番」の意味で、普段飲みを指すこともあります。
私の実家、山陰の境港では、番茶が一般的。
秋に摘んだゴワゴワした葉っぱを炒って茶色くほうじたお茶を「番茶」と読んでいます。
文字通り「茶」色いお茶です。
山陰に足をのばしたら、ぜひ番茶を味わってもらいたいな〜と思います!
7月23日は「絶景茶畑と品種茶テイスティング 静岡・お茶を深く知る旅」
April 20, 2019↑豊好園さんの雲海を見下ろす茶畑
2019年07月23日(火)
絶景茶畑と品種茶テイスティング
静岡・お茶を深く知る旅
朝日旅行の日野林さんに「静岡の山のお茶は面白い!日本酒も素晴らしい!!」と、昨年秋に熱く語ったことから、こんな旅企画が。すでに9名の参加があり開催決定と連絡がありました。
↓
山のお茶をご存知ですか?
茶園は数あれど、私のおすすめは片平豊さんと次郎さん親子が営む豊好園です。
富士山と雲海が眼下に広がる標高350mの急斜面の茶畑はじめ20箇所で、適地に合わせた20種類以上の品種茶を作っています。
現在、お茶の品種は静岡生まれの「やぶきた」が全国シェアを約7割占めていますが、豊好園ではやぶきた以外の品種茶にも力を注いでいます。
今回は、希少な品種茶を茶園主の片平さん自らにいれていただき、ティスティングをしながら、それぞれの品種の違いを楽しみます。
豊好園は平成27年度の皇室献上茶指定茶園に選ばれた実力派。親子だけで営む小さく素朴なお茶農家です。
昼食は、富士山が真正面という絶景が楽しめる日本平ホテルで、大人気の日本料理「富貴庵」で藤口晃一統括料理長のお料理をいただきます。
夜は元徳川慶喜公屋敷の庭園が見事な「浮月楼」へ行き、懐石料理と静岡の吟醸酒を添えてゆっくりじっくり。
翌日は「ふじのくに茶の都ミュージアム」や「玉露の里」を巡り、静岡のお茶をあらゆる角度から、味わい楽しみます。
日本茶は産地や環境で味が異なるデリケートなお茶。
1枚の葉に凝縮された地域の魅力や秘密を、現地で見て飲んで感じてみてはいかがでしょうか。
◉行程
1日目
東京(7:30~8:30)=品川=新横浜=静岡→久能山東照宮(国宝の社殿を持つ静岡の聖地を参拝)→日本平ホテル(日本平の景色を愛でながら日本料理昼食を)→豊好園( 絶景の茶畑見学と7種類の品種茶テイスティング)→ホテルアソシア静岡泊(夕食は徳川慶喜公の屋敷跡を利用した料亭「浮月楼」にて旬の懐石料理と日本酒を)
2日目
→ふじのくに茶の都ミュージアム(お茶をテーマにした博物館でその歴史と文化を知る)→玉露の里(茶室「瓢月亭」にて玉露と和菓子を堪能)→静岡=新横浜=品川=東京(18:30~19:30)
◉お申し込み先は→ https://www2.asahiryoko.com/djweb/TourDetail.aspx?tc=C19690190000&saifg=0&madifg=0&interfg=0
●
2019年08月31日(土)
そして予告●ちょっと先ですが・・・朝日カルチャーセンター新宿教室の次回の紅茶教室は
「夏摘み茶葉でプレミアム・アイスティー」
ダージリン、ニルギリ、アッサムで香りと味を楽しむ
で、ございます。
8月31日土曜日の18時半〜開催です。
マカイバリジャパンの石井道子先生に夏摘みダージリンの特徴を中心に教わります。
暑い夏には香りのよい、清涼感あるアイスティーがピッタリです。体の中を爽やかな風が吹き抜けるように、ほてった体を一瞬で癒してくれます。
皆さんは、アイスティーにはどんなイメージがありますか?
熱湯でいれる紅茶に比べて、アイスで美味しく飲むには、ちょっとしたコツが必要なのです。一番重要なのは、茶葉の選び方。どの季節のどんなグレードを選ぶかで、味わいがまったく異なってきます。
今回の目玉は、オーガニック歴40年、ダージリンの老舗茶園であるマカイバリ茶園から、届いたばかりの旬の「夏摘みセカンドフラッシュ・マスカテル」で淹れる極上のアイスティーです。
夏摘み紅茶特有のマスカットフレーバーは、ダージリンのセカンドフラッシュならではです。
フルーティな香りと味、きれいな色をワイングラスで楽しみます。
また、「ダージリン紅茶」以外にも
「ニルギリ紅茶」でフルーツやスパイスを使ったアレンジティーや、コクのある「アッサム紅茶」を使ったアイスミルクティーなど、様々な地域の茶葉と、組み合わせをご紹介します。
また、今回も ”秘密の紅茶” を最後にお出しします!
紅茶はすべて厳選されたオーガニック茶園のものを使用。
マカイバリ茶園の旬の紅茶「2019年夏摘みセカンドフラッシュ・マスカテル」付きです。
摘みたての新芽は新鮮で香りも豊か。2019年の夏摘み
講座では様々な種類のお茶を実際にテイスティングしていただきます!
毎回6アイテム以上!
https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/9b2420de-51d2-615d-408a-5cc03e1235d1
おくゆたかの一芯二葉
April 10, 2019ヤマブキも桜も散り始めて、ちょっと寂しい4月も10日となりました。
近所のヤマブキ!鮮やかなイエローがまぶしい✨
ヤマブキといえば ↓ 太田道灌
「七重八重花は咲けども山吹のみのひとつだになきぞ悲しき」
長瀞の桜
ソメイヨシノ 雌しべもそのまわりの雄しべも可愛い
以前、豊好園の片平豊さんに分けていただいた茶樹。プランターで楽しんでいる「おくゆたか」です。
新芽の成長が、毎日、嬉しい!
一芯二葉がはっきりわかります。今年出た新芽は茎もやわらかな緑色です。
おいしい日本茶も紅茶も、プレミアムクラスのお茶は、上から3枚の葉だけを摘んで仕上げられます。
刈り取りも、全てが揃っていれば機械刈りができますが、そうではないと手摘みになるわけです。
日本茶の出品茶は、手摘みです!
その昔、茶摘み体験をさせてもらったことがありますが、2kgは摘んだと思っても200gだったり(笑) いやもう大変な仕事です。インドでも摘み手のなりてが減っているようです。
愛おしい新しい葉っぱたちです〜。
このまま食べても、爽やかなお茶の味がします!
こちらは「みえうえじま」という品種として、もらってきたのですが、違うことが判明・・・。
まだまだ芽がほんのり出たばかりです。
品種によってさまざまです!
みんな違って、みんないい!
◉blog豊好園さんの新茶と訪問記
その他
↓ ↓ ↓
●blog2008
静岡 超絶景!片平豊さんの茶園
●blog 2009
FOODEXで会う!豊好園の片平豊さん
絶景!豊好園の茶畑再び その1
絶景!豊好園の茶畑再び その2
絶景!豊好園の茶畑再び その3
お茶の豊好園にピエール・エルメさんが!
静岡・豊好園の出品茶を味わう会 その1
静岡・豊好園の出品茶を味わう会 その2 燦の煎れ方
静岡・豊好園の出品茶を味わう会 その3 釜炊きとろろご飯α
静岡・豊好園の出品茶を味わう会 その4 傾斜30度の茶畑
●blog 2013
第21回 豊好園お茶飲み会
第21回 豊好園お茶飲み会2
第21回 豊好園お茶飲み会3