Sidebar Window


Search




Sidebar Window


Sidebar Window


Sidebar Window


Sidebar Window




Topics



Monthly Archives





book

« Previous Entries Next Entries »

「住む。43号」は食の周辺

October 17, 2012

先日のmusmus@秋田県の発酵×発酵×発酵の会。そのきっかけになったのが雑誌「住む。」です。
「住む。」はその名の通りインテリア誌ですが、秋号No.43は珍しく ”「食」の周辺 ” 特集で、秋田の発酵食についてちょっとだけ書かせてもらいました。
ひとつ前のblog 富山・koffeさんの、古い倉庫を自分たちで改装したインテリアも心地よかった。

茶色い珈琲や焼き菓子が映える、風通しのいい空間。
「住む。」の特集巻頭ページは

布作家・松澤紀美子さんの台所。
古い台所を好きなものだけで作り上げたという、心地よさそうなキッチン!

最新設備はなく、センスよくまとめられた古いユニットキッチン。その集められたものたち含め、徹底したひとつの方向というセンスの良さにうっとり。
自分は余りにもあれもこれも…で収集つかないインテリアゆえ、この考え方の潔さに惹かれました。

そして建築家の中村好文さんの”働きやすい台所”も登場。建築家の住まいは興味津々。椅子はバラバラでもカッコいい「好きで集めたもの同士は喧嘩しないのだ。」とコメントあり。なるほどですね〜
そして、やまよが担当した2ページ↓目が悪くなったんじゃなくて、白黒ページです

美しい藁色がカラーで見せられないのが残念ですが、写真が結構、クオリティ高く印刷されていて嬉しい! じつは普段、あまり高い画素で撮影していないのです。それでもこのクオリティ、さすがの編集と印刷、そして!カメラがいいんですよ、リコーGR Ⅲと GXR A16くんありがとうヽ(^。^)ノ

桧山納豆にいぶりがっこに酒粕漬けのあれこれ、読んでると食べたくなってきました!
そしておいしい純米酒〜 (^^ゞ!!!
これらを一同に集めて食べよう!の会が「やまよ食堂2012」でありました。

●「住む。」

闘う純米酒・上野敏彦さん

October 12, 2012

10月2日、新橋・喜多八へ。ザ・「居魚屋」
「闘う純米酒」を書いた上野敏彦さんと久々会い。上野さん行きつけの店へ!

お酒の一行目に「神亀」、ビールはサシポロ。さすが上野さんの行きつけ。竹鶴、清泉・・あとは本醸造。
ガラリ

店の奥のホワイトボード!魚メニューがズラリ。そそられるお品書き!もぅ、飲めといわんばかり!

いかにも新橋らし〜い雰囲気! よござんすね

上野さんです。「闘う純米酒」は神亀酒造の全量純米に至るまでの壮絶記録集。
今でこそ、全量純米蔵は珍しくなくなりました。
神亀酒造が全量純米酒を目指した1987年は純米酒とは?な時代。
米が原料で造る酒だから全部、純米酒と思われがちですが、どっこい日本酒の約8割には醸造用アルコールが添加。醸造酒に蒸留酒(原材料不明)入り。それに加えて糖類、酸味料を添加した酒も多々あり。薄めて混ぜた混合酒=いわばカクテル。
米だけの酒・純米酒も、カクテルも、一同ひっくるめて「日本酒」と呼ばれているのが現状です。
「小川原良征さん、どうして、ああいう人間ができたのかに興味がわきましてね」。小川原さんの逆鱗に何度も(今も?)触れながら 書き上げた一冊なのです。
●尾瀬あきら先生の書評

「闘う純米酒」は6年前にハードカバーで出ましたが、このたび、小さな版で、新しい情報を書き加えられて新登場! 表紙のイラストは尾瀬あきら先生担当。解説は前回、装丁を担当した太田和彦さんが書いてます。
苦労話を肴に!?、神亀のお燗を酌み交わしました〜。

「ノドグロ食べる?」と、店のお母さん。頷くと、かわいいサイズのノドグロ登場。表面カリッ、身はふんわり。山陰地方の干物。

名物の「なめろう」。喜多八は特にいわし料理が得意とか。どれもこれも純米のお燗にピッタリ!

そしてキャベツ味噌。オリジナルの配合が自慢という。こういうの大好き❤

純米酒 神亀

「闘う純米酒」の1ページより。三里塚で米作りする石井恒司さんの田んぼです。奥に成田空港の飛行機が(撮影も上野さん)
石井さんは酒米の他、ピーナッツ名人でもあります。畑に行った時のこと↓

●2010blog千葉県三里塚・石井さんの田んぼと畑

本をパチリ。とっても温厚な顔で写っている小川原良征さんと祖母のくらさん。撮影は鈴木勝さん

酒米の話も随所にあり

編集者時代「米の酒はおいしい」という本を編集したことが。その特集のひとつが「蔵元の晩酌」!今もライフワークで書き留めています(最近は農と醸がデュアルな「杜氏の晩酌」も熱いテーマ★)
小川原宅も押しかけて撮影させてもらいました。やまよの肩書き「穀物菜食家」!
書き上げた原稿を拒否する小川原さんとのイキサツも↓

いや〜、よくやりあったもんだと思います。上野さん尊敬ビーム☆

そんなツライ笑い話も肴に、神亀のお燗酒をスイスイ〜
キュートな豆鯵の干物もいただきました!魚は丸ごがおいしい。
そしてご主人さん「いいマグロあるよ」

小川原さんも大好きなマグロ。山かけでいただきました! とろろに味がついていてこのまま食べられるように。酒飲みの心をついてます

他のお客さんがお帰りになり、貸切となった喜多八。静まり返った店内でご主人と上野さん。相当なが〜いお付き合いだそうです。上野さん、ここで原稿を書くこともあるとか。ノマド?

あれこれいっぱい語らって充実の純米燗Night!ごちそうさまでした。

「新版 闘う純米酒」 平凡社ライブラリー
解説より●埼玉県は蓮田の小さな蔵、神亀酒造七代目蔵元、小川原良征が造りの全量を純米酒に切り替えてから二十年。小川原を支えたのは戦中、蔵を守った祖母くらへの愛情と蔵再建への情熱だった。それは同時に業界からの批判や税務署からの圧力との闘いでもあった。今その名は広く知られる。しかし、闘いはつづく。「日本 酒は稲作文化の生んだ偉大な華」の信念をたぎらせながら、これからも…。

上野さんのプロフィール↓

「もう一軒」と上野さん行きつけの店その2 WAWONさんへ

そこでパチリ(左)「闘う純米酒」下が最初に出たハードカバーで、お茶目なイラスト表紙が「新版 闘う純米酒」随分印象が違います。(右)やまよの自筆の首かけ「1日1合純米酒 田んぼの未来を燗がえる!」こちらのご店主さんがファイルに入れて保存を(感激)


撮影 RICOH GXR A16 24mm-85mm

『被災地の本当の話をしよう』

February 28, 2012

『被災地の本当の話をしよう』陸前高田市長が綴るあの日とこれから
なぜ、瓦礫の山がなくならないのか。
この非常時に縦割り!?を通す行政…リアルな事実が書き連ねてあります。

中には、激務の市長を呼び出し、ピースサインをし記念撮影だけして帰ったという議員も。

戸羽市長が言う「被災者は24時間被災者なんです」
奥さまを亡くされ、自分を責めながらも、陣頭指揮をとり続けた戸羽市長。もうすぐ1年。問題は遅々として解決せず、もうすぐ迎える0311。

『被災地の本当の話をしよう』陸前高田市長が綴るあの日とこれから
_______________________

JUNGIN GLASS PROJECT

10本売れたら1本が酒蔵から直接、復興地へ届く義援金ならぬ義援酒。

日本酒にはいいお米が必要です。農あっての、日本。JUNGIN GLASS の10本は2.4畳の田んぼから生まれます。

そして、このJGは、10本売れるごとに、1本が東北の復興地へ届きます。
おいしい純米吟醸酒で心と身体を少しでも癒してもらいたい。

復興が進みつつある酒蔵を、純米吟醸酒を消費することで応援したい。東北のお酒を飲んで、被災地のことを一緒に考えたい。

何より「純米吟醸酒はこんなにおいしいんだ!」と感動してもらいたい。
そんな思いを、小さな一合につめこんだ180ccの純吟グラスです。
●JUNGIN GLASS PROJECT

岩手の続き『おいしい東北』

January 22, 2012

ヌッフデュパプ、海ごはん しまかの翌朝、盛岡の町へ。お約束の光原社。1996年に編集した『おいしい東北』取材以来です。

珈琲は機屋で飲みたかったのですが定休日と重なり断念。当時、機屋で一緒に珈琲を飲んだ浮田泰幸さんが記事に→ 『想いを込めた、10年熟成コーヒーの味。』(HP左端の『月刊アテス』をクリック)
冒頭「旅の発端は、11年前に遡る.ある雑誌の取材で、僕は盛岡を訪れていた」ですと。その雑誌が『おいしい東北』ですよ。

『おいしい東北』Amazonで検索したら、こんなレビューを発見↓
5つ星のうち 5.0 東北のガイド本として秀逸。今も利用可能だが、失われた気仙沼が悲しい。 2011/8/5
By 鷺坂判内 “まさぞう”
恐らくは東北ガイドとして知られざる傑作。盛岡、弘前の地元では有名だが、観光客のあまり行かない名店を調べるのに、少々古いが役に立つ。気仙沼の頁が悲しい。今は失われた町の記録として、役に立つ日が来るだろうか。
山形の田舎の蕎麦屋、福島郡山の名店なども、便利。民芸ガイドとしても優れている。但し古いので出かける前にチェックは必須かも。
鷺坂判内 “まさぞう” さん!お会いしたことはありませんが、コメントありがとうございます。気仙沼のページは辛いです…。

なぜ『おいしい東北』を作りたかったのか。
その当時「東北に日本の食の原点を見た!」と強く熱く思い、 ”東北の食”で一冊作りたい!と企画書を書いて出版にこぎつけたのでした。
初めて東北へ訪れた時、穀物の地平線にそれはいたく感動! 山形の高木酒造さんに向かう道中の美しさ、自給率が極めて高い蕎麦街道の小さな店、自宅の店。東北の伝統食、工芸技術にぞっこん惚れ込みました。17年前になります。日本酒の真価がわかったのもその頃。
その時、 JUNGIN GLASSを企画することになるとは夢にも思いませんでした。

民芸にもブームがあると思いますが、光原社さんのセンスは抜群!セレクトが素敵。布売場にはfogの製品もあり。

可否館のメニュー。ラテなんて文字ありません。いい!

名物くるみクッキー

変わった部分と素敵に変化した部分。盛岡バンザイ!
__________

そしてあさ開さんを訪問。蔵見学させてもらいました。つづく

料理通信:鳥取市の谷本酒店

November 23, 2011

というわけで、ひとつ前の続き。『料理通信』12月号「食の文化遺産」取材で鳥取へ。

12月号は「パンとワインと、新、フランス惣菜」

鳥取市の”はしご酒”案内を谷本酒店の谷本さんにお願いしました。ウエルカムで出してくれたのは日置桜の「鍛造濁酒」。鍛造(たんぞう)は内田百種園・内田さんの自然農法酒米100%で仕込んだ純米酒シリーズ。 強力と山田錦があり。完全発酵を目指す蔵が考えた辛口にごり酒、燗もうまし! オーリングテストをしても強い。

鳥取が誇る純米酒を紹介。
諏訪泉さんの「田中農場」山田錦2007純米酒
◉鳥取酒蔵巡り 諏訪酒造

田中農場の田中 正保さん。グッドタイミングで白ネギを持ってきてくれました。

大谷酒造さんの生もと純米
◉鳥取酒蔵巡り 鷹勇 大谷酒造

日置桜さんの生もと雄町21BY
◉鳥取酒蔵巡り 日置桜

辨天娘さんの純米吟醸・山田錦
◉鳥取酒蔵巡り 辨天娘 太田酒造場
以上、すべて鳥取県産のお米を使用した純米酒

辨天娘と鍛造にごりの説明↑

鳥取県の酒造好適米「強力(ごうりき)」冷蔵庫には各蔵が勢揃い。強力はその名の通り、ストロングパワーな酒。かたいお米で熟成向き。

(左)諏訪泉さんの富田。富田さんが作ったお米の純米酒。(右)本格焼酎の棚。くじら!の絵は大海酒造さんの焼酎です。
◉大海酒造さん訪問記

谷本さんはワインもお得意。趣味のよいアルザスのピノノワールを分けてもらったことも。コストパフォーマンスのよいものをセレクト。
”いいワインに詳しい人はいい日本酒も詳しい”の法則通り。他を知っている谷本さんなので、地元酒のいい悪いもハッキリわかる…というわけで、今の鳥取のお酒を知るのに頼もしい存在。しかもお燗もとびきり上手! ワイン好きを日本酒好きにさせるのもお得意(笑)
谷本さんも奥さんも元は老舗デパートT島屋に勤務。奥さんはチーズに詳しく、日本酒&ワイン&焼酎向きのチーズやおつまみもあり。
素晴らしい品揃えの店ですが、谷本さんがT島屋を辞めて鳥取へ戻ってこの店を継いだときは、お酒のジャンルにこだわらない立ち飲み併設の店だったとか。今の専門性からはまったく信じられません。
店は人がつくる、人が変える!です。
2008年訪問記↓

◉「名ではなく味で勝負の品揃え 鳥取・谷本酒店」

田中農場の田中さんの白ねぎ。あとで網焼きとなる

つづく

料理通信12月号で鳥取特集

November 22, 2011

今、発売中の『料理通信』12月号は、「パンとワインと、新、フランス総菜」の特集!読みごたえあります。

連載「食の文化遺産巡り」は、我が故郷・鳥取県!というわけで担当。

鳥取市の食の指南役は谷本酒店の谷本さんにお願いしました。ワインも日本酒も焼酎にも詳しい谷本さん。 上の写真は鳥取県が誇る純米酒!(の一部)

フランス人シェフ、リオネルさんに鳥取の日本酒の魅力を伝えてもらいました。ことわかりにくい日本酒を短い言葉で引き込むように説明。通訳の勅使河原さんが「ワインにお詳しいせいか、とても通訳しやすかったです」と大絶賛。(日本酒は非常に通訳しにくい説明をされることが多いそうです)。その説明、日本酒離れの日本人にこそ必要かと。
●勅使河原さんが手がけた翻訳本↓

『ジョエル・ロブションのすべて』

酒肴処しもむらさん! 素敵にdeepです。その昔、故上原浩先生とご一緒させていただいたことを思い出す(懐)。

網焼きで ”焼きたて、出来たて”の瞬間「たて」にこだわるジュジュアンさん!自慢のコロッケを通販しています。

日本海の鮮度抜群の海の幸を網焼きで、焼きながら食べるを提案。谷本酒店さんとジュジュアンさんはお向かい同士。

日置桜さんの純米大吟醸「さく羅」

鳥取市民のソウルフード”とうふちくわ”も。ちむらさん訪問。
そして境港のベニズワイガニも〜。

表も裏も真っ赤! それがベニズワイガニ。ベニとズワイの違い
蟹と言ったら!!川口商店の川口さんに教わりました。

透明感あふれるベニズワイガニの刺身。
蟹の刺身は生きた蟹でないと出来ません。ベニの蒸す、茹で、焼く、揚げる!を教わりました。
今回、あらためて知るベニの実力!

つづく

いづみ橋さんの吟醸味噌

November 8, 2011

「酒屋の手前味噌を流行らせたいんです」という神奈川県・泉橋酒造の橋場友一さんをaffで取材しました。
お宝!日本の「郷土」食 16
地大豆と酒米で仕込む
日本酒蔵の酒肴な吟醸味噌

↑地元大豆で仕込んだ吟醸味噌。

味噌の大豆は、神奈川県産大豆・津久井在来を使用。

↑80%精米のお酒になる山田錦の田んぼ。1反当たりの収量は4俵と少ないものの高品質。橋場さんお気に入りの田んぼです。

↑こちらは原生種の「亀の尾」の稲です。ワイルドなノギが特徴。これじゃスズメも手を出しにくい!?

美しい稲に心洗われるようでした。

『秋とんぼ 山廃・雄町』

↑人気のトンボシリーズ。冬は雪だるまでトンボがいないと思ったら、なんと土中の卵で登場してました。

麹蓋にもトンボマークが。
●蔵元近影

ちょっと笑い過ぎ

まだにやけ過ぎ。アゴも二重。

だんだん笑いがおさまってきた

↑affで採用の写真です!
なかなかいい感じに撮れました。橋場さんご協力ありがとうございました

_____________

蔵元名の泉橋は「いずみ」橋で、お酒や味噌は「いづみ」橋。間違えているみたいに見えますが、「ず」「づ」を使い分けている泉橋酒造さんなのでした。

aff今号の特集は「品種開発」

切干し大根、花と写る

January 13, 2011

野菜もすっかり冬景色。12月に届いた近藤けいこさんのカラフル野菜!少量多品種栽培なのでいつもにぎやかです。大根だけで10種類以上栽培していて、それをmixしたセレブな!切干し大根も人気。
2009Dec・blog

その切り干しが、なんと写真デビュー!

ポプリかと見間違うほど!? パステルトーンがなんともかわいい

ル ベスベさんのLe Vesuve Diary 2011ダイアリーです! 今年のテーマは「La Table」。『住む。』発行人の伊藤宏子さんが編集ディレクションしているこのダイアリー。ル ベスベの高橋郁代さんが毎年さまざまなテーマに挑戦します。花のアレンジと写真がとっても素敵で楽しみにしている一冊。リングノート式ダイアリーなので書き込みできるのですが、自分の字を入れてしまうと神聖な写真がアラドッコイしょ…となるので毎年、眺めて楽しむ専門。
←こんなページも

冬野菜のつづき

紅芯大根。中は濃いローズピンクです。

糠漬けしたものを櫛形にカットしたらパッと見、スイカのようでした

伊勢芋に金時人参とその仲間

小豆を炊きました。ゆで小豆が家にある!という状態は、幸せを感じます。
玄米餅は遊佐康弘さん作。もち米はみやこがね100%で発芽させてから餅についたという。

味があって食べごたえあるお餅です。玄米で作ったお餅はノドにへばりつかないので詰まる心配がありません。お年寄りと子供には餅は玄米をおすすめします。味も大好き(ワタクシは)

1年よろしくお願いします♡

テレビが飛びつくPR

January 10, 2011

友人の殿村美樹ちゃん(同い年)が本を出しました!そのタイトルは『テレビが飛びつくPR―予算9万円で国民的ブームを起こす方法』。今までの仕事の集大成とも言えるノウハウを紹介した本です。
今や年末行事となった「今年の漢字」をブームにしたのも美樹ちゃん。当時は、これからはパソコンの時代という風潮で、誰も漢字を振り返らなかった頃。協会も予算がなく、頭をひねった美樹ちゃんが考えたのが・・・詳しくは本をどうぞ。

アイディアあふれ てとっても明るい美樹ちゃんですが、じつはとっても苦労人。「父は年収50万円の貧乏画家だった(本人談)」で、昔からありとあらゆる仕事を経験したといいます。
大学進学するも、学費と生活費をかせぐため、朝4時から働いていたとか。そんな早朝どんなバイトがあったのか聞くと、豆腐の製造という。ほほー。
そして豆腐がすむと、その足で病院事務および受付のバイトへ。その後はハンバーガー店という具合だったそう。
「”ありがとうございますっ”ていわなあかんンのに、つい”お大事に”っていうてしもて、店長にえらい怒られたもんやわ(笑)」
そのときの仕事がすべて今の仕事に生かされているという。

↑最終の新幹線で帰るというので東京駅前新丸ビルのmus musで会いました。全国から届く地方素材を蒸したり焼いたりシンプルに味わうお店です。
阪神大震災のとき、神戸に住んでいた美樹ちゃん。買って1ヶ月目のマンション、ドアがあかなくなりベランダに出たら対面の古いマンションがぐしゃりとつぶれていた。
ベランダに出たお隣さんと初めて言葉を交わしたという。
大地震を体験し、生かされていることに感謝したという美樹ちゃん。
「これからは日本のいいものをPRする仕事にしよう!」と決意したという。

知り合って15年くらいたちました。お互い人生いろいろありました〜っ。
美樹ちゃんは5年ほど前、医療ミスで長期入院したことも。その時の体験もすごかった。

朝起きたらいきなり人工肛門になっていたという。
その時「何を食べたら腸が震えたか」話は実話だけに説得力ありましたとさ。→このブログでもちょこっと書きました 2010May・blog

さて新著「テレビが〜」という本のタイトルですが、物事や商品を ”可視化する” ということに意味があるということなんだ!と。
魅力がなんであるか、シンプルに伝わらなければ人は振り向いてくれないということ。
私(やまよ)は全国行脚で漁師さん、農家さん、豆腐やさん、お菓子やさん、パン屋さん、酒蔵さんetc.とお会いする機会が多いのですが「うちのは食べれば(飲めば)わかる」という人多し。
「口にする前にどうやって選んでもらうのか」
そこが課題。

この本の目玉は!

このシートかもしれません。

この本を読むうち、そしてシートを仕上げるうちに、だんだんわかってくるのです。
自分は何を売りたいのか!
何をどうしたいのか。どうやってモノづくりをしていったらいいのか。自分で気づく!ここが重要。
しかも今はインターネットという便利なものがある。地方でも予算がなくても、大丈夫。自分でできる!

美樹ちゃんは笑うと目が細い糸状態になるため、きちんと顔を撮影しようとテラスに出てもらいました。東京駅のあかりはザ・大都会!

これからも日本のいいもの発掘して、磨き上げてください!(左)やっぱり糸目。(右)ようやくちょっと開いた!
今、美樹ちゃんは「畳」というこれまた瀕死の業界を救うべく、挑戦を始めています。がんばれ美樹ちゃん。今年は大台だ(関係ない!?)

『テレビが飛びつくPR―予算9万円で国民的ブームを起こす方法』
●とのねこblog

料理通信1月号でcafe8へ

January 8, 2011

料理通信 1月号でcafe8を取材!

↓写真は表参道にある姉妹店pure cafe。どちらもいい日本酒揃ってます。辨天娘、王祿、喜久酔、春霞、鶴齢、天の戸、而今、獺祭、貴etc.(銘柄は時々チェンジ)=すべて純米酒!

日本酒をカフェで? しかもveganのカフェで!? 清野玲子さん=通称レーコさん
2010年11月5日

料理通信編集部の曽根清子さん↑ 特集を組むにあたり、多くの店をリサーチ。中でもcafe8で純米酒と野菜料理を食べ、なるほど!と思ったそう。
「日本酒を何の偏見もなく、まっさらな「飲み物」として捉える。pure cafeやcafe8で日本酒をオーダーする外国人のように、ある意味『料理通信』は日本酒に関しては外国人なんだと思います。 だからcafe8で純米酒とヴィーガンフードをいただいた時、 これまでと違う文脈で日本酒を身近に感じました。 でも、そういう日本人、これから増えていくんじゃないかなぁと思ってます」
「日本とか、外国とか「国籍」に限定されない現代人のカフェ・cafe8。酒特集をcafe8でスタートすることで、日本酒をほとんど知らない、あるいは偏見をもっている層に「刺さる」ページにしたいです!」
料理通信は2010年5月号が初の日本酒特集

この号がすこぶる好調で、新年1月号でagain!今度は日本のワインとともに紹介。
なぜ料理通信で日本酒なのか、また今回の括りがジェネレーションにあること!など熱く語る曽根さんであった。独自の視点での日本酒とらえ方、頼もしい!
2011年 1月号 『日本酒はジェネレーションで飲み分ける!』

熱い話が一段落したところで、かるくノドでも湿らせて…と、レーコさんが選んだお酒と料理を楽しみながらワイワイ打ち合わせ。

メキシカン・エンチラーダ、サモサ、スパイシーシーウィードサラダなど世界の野菜料理が揃うカフェ。野菜大好き、お酒も大大好きなレーコさんならではのチョイス!味噌やオイル、薬味やスパイスの意外な組み合わせが新鮮。調味料もいいものばかりだから、どれも日本酒にあう〜!

すべて植物性素材only! pure cafe特製料理でした〜。

曽根さん、pure cafeスタッフのテンプルさん、レーコさん。
「健康だから野菜を食べるじゃなくて、おいしいから食べる!」とレーコさんがcafe8をオープンしたのが2000年秋。動物性原料いっさいナシ、お米は玄米…でも、ストイックさはみじんもなし。おしゃれで楽しく純米酒があるっ!
ライフスタイルに日本酒がある姿は日本人としてカッコいい!とレーコさん。
というわけで原稿を書かせてもらいました。以下は最後のコメント。
・・・略。
お酒は爽やか、ふくよか、キレ重視などバリエーションをつけて選んでいるが、清野さんが密かに飲んでほしいのは精米歩合80%の酒。
「いい米だから磨くのはもったいない」と考える蔵の酒だ。日本には米がある。その米で純米酒ができる。
「日本のいいものってムリ、ムダがない」そのメッセージを込めている。
詳しくは誌面を。

そのレーコさんの最新著書『VEGE BOOK 4』

9月3日猛暑の午後。パーティシーンを撮影するのでcafe8で撮影試食会!とお声がかかる。

野菜寿司にさつま揚げ風!
本のカラーページをちょっぴり紹介。

撮影は新居明子さん。

野菜の握り寿司!
目次★★★

そして

斎藤章雄料理長も登場(新店が六本木に決定!)

(左)お寿司をテキパキカットする和田仁美さん。今回は2名のメンズシェフが大活躍。右の写真右は増田直人さん→cafe8に行くと会えます。

夢のようなテーブルでした!作り方はすべてVEGE BOOK 4にのってます。

あんなに暑かったのに。こんなに寒くなるなんて…と川村明子さんの服装を見て思う(我が故郷、境港はこの正月、ありえない大雪に)
VEGE BOOK4は和食特集。この季節に嬉しいおでんメニューのレシピもあります。
純米酒が揃うpure cafe&cafe8は希望すればお燗もOK!ぜひオーダーを。VEGE料理と純米燗であったまろう!

« Previous Entries Next Entries »
sohbet chat Kadin Sitemap Haber Edirne Tarih Sitemap Somine Mirc