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« Previous Entries Next Entries »8月11日
August 12, 20098月11日。いつもなら境港に帰省しているところですが、今年は天候不順と交通渋滞、仕事もありで東京に。豪雨で中国自動車が通行止めだったり、地震で東名高速が不通になったりと、やめて正解だったかも。
10日の夜、誕生日のカウントダウンをしにやってきた2人。
念願の冷たい桃のスパゲッティーニ!( 君島さん「料理通信」グットドールクラッティーニのレシピ、超嬉しい!)。
あづささんちの無農薬ブルーベリーを冷凍保存。泡ものに入れると再び泡がシュシュワ〜。カエルの卵みたいでかわいい。
この日の朝、赤峰勝人さんから接ぎ木をしない自根スイカが届きました。
いろんな専用箱があるもんだ。これを皆で食べたら楽しい!ということで急遽我が家でBirthday Partyをすることに(家がsmall&椅子がないため、人数が限られてしまいました。お声かけられなかった皆さんごめんなさい)
そして集まってきました。ご近所に住む勇人くん。農大生ながらPLAIN PEOPLEのデザイナーです。
新作の秋コレクションは、私が好きなカエルを描いたとか。いばった表情がかっこいい! トノサマガエルくん。
マヴィの田村安さん抱えてきたのはクレマンダルザス、アルザスの泡!
注いでもらうの図。
そして皆が集まりました。
田村さん、トモアキさん、アキコさん、宏子さん、千恵子さん、ひるちゃん、順子さん、勇人くん、レイコさん、トモコさん。泡で乾杯!
そして
「パソコン画面を見て!」と言われて見てみると
おや?
あ〜っ。マークが変わってる!
振り返るとテーブルにそのマークのコースターが
並んで
わっ、かわいい!
そしてそれはカードとなって首からぶら下げるようになってました。気がつくと家のあちこちに貼られていました。
トモ子さんからドイツのリースリングを。
今年の豊富を聞かれたので「クエスタンノ ディベンテロ イン ベッラ フォールマ エ ラボレロ コメ ウン カバッロ」と、勇人くんに教わったにわかイタリア語で! アンチョコ見ながら言ってみました。
アキコさんから、ボタンを押すと音が鳴り、光輝く表彰状形のカードが
こってます。
今宵の料理は、皆さんの手料理! 自分ちで何もしないというのも面白い。
宏子さんお手製のバーニャカウダソース。
お料理仕込み中の3人。持つべきものは料理上手の友。
のんびり座って
飲んで待っていると
お料理がぞくぞく
帆立の麩グリル。イカのトマトソース煮。
鯛のアクアパッツア。こんにゃくの八丁味噌煮。
サンマの胡麻焼き。青大豆の豆腐、レモンオイル、塩胡椒で。
ゴーヤチャンプルー、くるみの飴がけ。
千恵子さん、最新刊「極上の調味料を求めて」。食の基本、調味料について書かれたルポルタージュです。
「今日のご飯が明日の私、何を口に入れるかで、人の気持ちも身体も本当に刻々と変わっていきます」本のあとがきより。
意外に知らない日本の調味料のこと、内容ぎっしりつまっています。おすすめ!
千恵子さんが炊いてきてくれた鳥取県・田中農場の豆入り玄米ご飯。「誕生日は土地のものを食べるといいというでしょ。だから田中農場のお米とお豆」。甘みがあって香ばしくておいしいご飯。田中農場について、詳しくは今、発売中のdancyu9月号「酒米づくり名人 田中正保」をLOOK
宏子さんとレイコさん。みんながメッセージカードをかけてくれました。
JANさんも到着!
素敵な親子です。イタリア食材のお土産ありがとうございました!
水着で飛び込み?ではありません。レイコさんスピーチ中。前世で恋人!??
スイカの説明と皆さんへ御礼するやまよ。なぜかお立ち台。
パチパチパチ。
千恵子さん「小学校の時に、初めてお友達のお誕生会に行って”なんて楽しい”と思ったけれど、今日はその時以来、楽しい!」というので爆笑。
最後に
いただきます! 赤峰さん。
7年に一回しか作れない自根スイカ。ナチュラルなおいしさたっぷり。ごちそうさまでした!
遠くから電話をくれた清水さん、テラちゃんもありがとう。
皆さんに感謝です。
翌朝、皆のメッセージを読んでハッピーな気持ちに。
cafe8、pure cafe、D.O.Eの皆なも、いっぱいありがとう!!
赤峰勝人さんの料理レシピが掲載。温故知新的生活Vol.3出ました! その3
August 4, 2009前回からのつづき。
撮影がすんだ料理が次々に並ぶテーブル。そして地元・大分県豊後大野の鷹来屋さんの純米酒も!
浜嶋弘文さん!飲みましたよ〜。蔵内には茶房ささらあり。きき酒セットあり。HPの米作り日記はとてもわかりやすい。
世界最高のニンジンジュースも!
なめらかでやわらかなニンジン
ジューサーでどんどん絞ります。ニンジン嫌いの子どもが一気飲みするという生命力みなぎるジュース!
粕はおやきなどに再利用。茂さん、じゃんじゃんニンジン準備中。
齋藤さんモクモク撮影中。
椎茸が焼かれ、里芋は茹でられ青のりをまとい
菜花は洗われ、お浸しになり
さりげなく席につく…。
まずはニンジンジュースで乾杯!
これだけ料理が並ぶと目が泳いでしまいます〜が、一皿目のセレクト
菜花のお浸し、焼き椎茸、そぎり大根の酢みそまぶし、ニンニク玄米チャーハン、切干し大根酢の物。
豆腐にはニラ醤油。そしてワイルドなたたきごぼうの酢醤油あえ。シビレます!
血がきれいになりそうな春菊のサラダ。えぐみまったくナシ! 天才の作る春菊は違うを実感。
ワイワイと農業、健康、日本を熱く語り合う。
正しい目的をもって生きている人は愉快! 楽しい! 面白い!
充実の循環農法野菜宴会でした。
そして、よく朝
昨夜と同じテーブルには、三年番茶と梅干しが鎮座。
朝食は梅醤番茶です。
これがすっきり! 体をリセットしてくれるのです。なずなは全員一日2食。
撮影再び。
すると昨夜、宴会でご一緒した後藤さんがあらわれて
自家製、焼き芋の差し入れあり。これが、栗きんとんみたいに甘〜〜くて全員、目が点!
おやつをいただき、残りの撮影
最後のカット。終了!!
そして、いよいよ、とうとう、最後の食事。
じゃ〜〜〜〜〜ん
すごい! 春の野草もその場で摘んで、天ぷらにしてくれました。
おいしい料理は直球が一番!
素材良ければこねくりまわす必要なんてなにもなし。野菜が良ければ醤油をかけたり、味噌であえたり、酸味をきかせる。ただそれだけが、ただそれだけの方が確実においしく、なにより超簡単! 砂糖を使わず塩きかせ、皮もなるべくそのままで。体に必要な栄養がつまった旬を味わう! 赤峰さんのお料理がそれを教えてくれました。
ニンジンも大根も皮ごと調理!だからおいしい。
(左)スイバ、(右)ネギ。根っこあたりが最も栄養ある。
ネギの根、野草は天ぷらにすると瞬時においしく。(右)カラスノエンドウ
とても食べきれず無念残念…と思っていたら、靖子さんが玄米ごはんをおむすびにして、料理と一緒に持たせてくれました。じーん。
最後に
赤峰さんの料理に欠かせないのは美味い野菜と調味料。そのご紹介。シンプルです。
なずなの塩。丸島醤油のこいくち。
オーサワジャパンの麦みそ。塩は海の精使用。
後藤散農場の黄かぼす。成熟かぼす果汁は素材を生かすフルーティな酸と甘み。
くせのないカホクの菜の花油、こくのあるムソーの純正ごま油。
おまけ。赤峰さんの靴下は5本指。
なずなの皆さん、お世話になりました〜。いっぱい!ありがとうございました。
赤峰さんがよくわかる2冊。セット読みをおすすめします。
温故知新的生活Vol.3
ニンジンの奇跡
赤峰勝人さんの料理レシピが掲載。温故知新的生活Vol.3出ました! その2
August 3, 2009前回の続き。
赤峰さんの料理を公開している温故知新的生活 vol.3
「無農薬の野菜なら丸ごとが一番
手間いらずでうまいんよ」
ページ左上の写真は ↓ コレ!
普段の赤峰さんちのお昼ごはんです。全部野菜料理! ここはパラダイス!! 最高のごちそう。
撮影は、さかのぼること2月26日。
ビューンとひとっ飛び大分へ
なずなの店へ行くと椎茸さんがヒナタボッコ中
干し椎茸はこうして出来るの図。見ているだけでなごみます。
赤峰農場の売店「なずな」では
とれたての野菜を販売中。どれも良心的価格。
赤峰さんは農業に取り組んで半世紀。野菜はすべて無農薬無化学肥料栽培。草も菌も虫もすべて意味があり、すべては循環している! という農法です。
生命力あふれるこのニンジン一袋200円。「日本の「食」は安すぎる」とやまけんさんが書いていますが、まさにそう感じます。
やまけんさんが赤峰さんを訪問した時のブログ
ひとことで「無農薬栽培」といってもピンからキリまで。
「虫がくうから安心という無農薬栽培は違う」と赤峰さん。
「草も、菌も、虫もすべて意味がある!」という赤峰さんのニンジン畑は草だらけ。なのに、収量、みばえ、味も抜群!と3拍子揃い。それでこその無農薬無化学肥料栽培と赤峰さん。
赤峰さんのこだわりがつまったなずなの塩も販売。「塩切れおこしちょる人が多いんよ」と嘆きます。
書籍もいろいろ。アトピーの人が食べてもOKの調味料や食品も販売。
そそられるオリジナル商品も!
近くに「なずな」があったら…。臼杵の宝ですね。
さて、毎回、赤峰さんのところへ行くときは朝8:05羽田発の飛行機で9:45大分着の便を利用します。レンタカーで空港から1時間半。
すると、ちょうど着いたらお昼。ずうずうしく&ありがたくお昼ご飯をちょうだいします。もーっ。これが楽しみ!
なずなの母的存在、後藤靖子さん。ヨガの先生もしています。
玄米のおむすび! ごぼうのから揚げ、白菜漬け、青菜のおひたしと旬の野菜いっぱい!そして麦みそを使った具だくさんのおみそ汁。
野菜の出荷管理となずな新聞担当の山崎圭子さん。
なずなの店長、赤峰さんの息子の茂さん。温厚な人柄かつイケメンです。
以上、チームなずなでした。
赤峰さんの料理の特徴は
野菜まるごと!
一物全体が基本。里芋はむかず、堅い皮だけこそげます。このほうがすこぶる味に深みが出ます。むいて捨てるなんてムダだし、第一、モッタイナイ。
料理の特徴その2 砂糖は一切使わず、塩をきかす!
煮つけのページ。簡単うまいがモットー。
出番待ちの野菜。名物のニンジンも待機中です。みずみずしさ満点!生命力強し!葉もうまし!
おひたしのページ。調味料も紹介しています。酢の代わりに柑橘の汁を使うのも特徴。
たまらないうまさにファン多し!のにんにくチャーハン。上の写真は、玄米ごはん投入前のにんにくinフライパンの図。冷たいうちから菜種油を注いで、じっくり油に香りをうつし、にんにくの甘みを引き出します。なんとも香ばしく、おいしい! にんにくはチマチマ切ってはだめ。詳しくは本をLOOK
顔写真撮影中。カメラマンの齋藤浩さん奮闘中。
かぼちゃもモチロン皮ごと、そして種も生かします。
ころもに卵を使わない赤峰流の天ぷら。
ときどき味見
赤 「どうや」
齋 「うまいです」
「そうじゃろ〜って。わはは」
本気で料理する台所。そして、調理道具。
次々と撮影は終了し
なずなの塩づくりを担当している古賀さん(人格者です)が登場
無農薬栽培農業に力を注いだ元臼杵市長の後藤さんも合流。
「待てんよ。飲むよ」
宴会用料理を支度中の山崎さん。
玄米にむきたての胡桃を入れて炊くと美味いという。チーム赤峰でブームなんだとか。
↑ クルミ割り中の赤峰さん。
いざ、宴会へ突入!
つづく
赤峰勝人さんの料理レシピが掲載。温故知新的生活Vol.3出ました! その1
August 2, 2009いい料理本出ました!
温故知新的生活 Vol.3
「古きをたずねて新しきを知る——。母から娘へ、そして孫へ、時代を超えて受け継がれてきた料理の数々。ずっと変わらず地方ごとに作り伝えられてきた素朴だけどほっとできる家庭の味。日本人の健康と豊かな暮らしを支える賢人の知恵がここにあります」
と、いうコンセプトで編集された料理本です。
有元葉子先生とお嬢さんのくるみさん母娘で登場の巻頭ページ、巻末の平松洋子さんの話もとっても良かったです。
「うちの味が一番!」
愛情、その想いというのは、言葉だけでは決して伝わるものではありません。
愛情たっぷりのおうちごはんがあれば多くの言葉なんて必要なし!
私にとっての「一番のうちの味」ってなんだろう〜っと考えてしまいました。
さて、この本の中で料理人のひとりとして登場!
大好きな赤峰勝人さん♡
最高の笑顔!
タイトルは
「素朴だけど心底おいしい からだが喜ぶ百姓ごはん」
グーッ!!
そしてナマの赤峰さん
大地のエネルギーみなぎる赤峰さんです。最新刊「ニンジンの奇跡」も評判!
じつは赤峰さんから「やってくれんかのぉ〜」と依頼があって、編集ページをお手伝いさせていただきました。おかげでエネルギーいっぱいの野菜にたくさん会う事ができました! 編集者の古川ゆかさんに感謝。
ちょうどその時、真っ盛りだったほうれん草の治郎丸(じろうまる)、和種です。根元が鮮やかな紅色をしています。
やわらかで甘みがあり、どこまでもみずみずしい。
赤峰農場の野菜はてっぺんから根っこまでもが超元気。ネギの根っこもこのとおりボリューム満点。この根っこ、天ぷらにすると最高なんです。
野菜各種がコンテナにたっぷり出そろって、さあ!これを料理です。
つづく
赤峰勝人さん新刊 『ニンジンの奇跡』
June 22, 2009大分で農薬、化学肥料をまったく使わず、さまざまな野菜やお米を育てている赤峰勝人さん。農業に取り組み半世紀以上! さまざまな体験を経て、究極とも言える”循環農法”にたどり着き、”自然からすべてをいただいている” そのことに気がつかされたといいます。
堅物かというとトンデモナイ(笑) 「百姓という仕事は、百人の女を生き生きさせることや!」と、ちゃめっけもたっぷり。そして、お料理上手!
2003年に素敵なご縁をいただいてから、畑に伺わせてもらったり、お付き合いさせてもらっています。それがきっかけで 『百姓赤峰勝人の野菜ごはん』 という本を作らせていただきました。
そんな大好きな赤峰さんの新刊が出ました!
『ニンジンの奇跡 畑で学んだ病気にならない生き方』
講談社の古川ゆかさんが編集した赤峰さんの考えがよくわかる一冊です。
内容を↓ちょこっと紹介。これを読むと「雑草、害虫、ばい菌」なんてとても言えなくなります。「神草、神虫、神菌」なのです。 「すべての事には意味がある!」赤峰さんが畑で学んだ事実がここにぎっしり。ぜひ一度読んでみてください。
そして、7月27日発売の『温故知新的生活』 vol.3で赤峰さんが登場!塩をきかせた丸ごと料理を披露。取材しました〜。こちらも併せてお楽しみに!
ニンジンの奇跡
第一章 百姓が天職
●近代農法で成功。天狗になる
●根のないピーマンの衝撃
●『複合汚染』を読んで
●必要な草しか生えない
●猛毒を食べてくれる虫
●すべては循環している!
第二章 アトピーが問いかけてくるもの
●畑の原理を人間の体にあてはめて
●人は土のお化け
●アトピーの出る所でわかる食生活
●卵、牛乳、小麦、大豆は悪くない!
●農薬や化学肥料は毒物!
●戦前の農業に戻せばよい
第三章 なずな流の食事法
●人は食べたものからできている
●病気の人は「塩切れ」が多い
●陰陽というものさしを知る
●主食には命のある玄米を
第四章 命を支える塩の話
●海水はなぜ塩辛い?という疑問
●豚に教わった「塩切れ」
●塩田法という暴挙
●間違った減塩思想
●塩は万能薬
●減塩より減糖を
第五章 循環の中に生かされる
●太陽暦にそって種をまく
●虫食い野菜は無農薬の証か?
●草を育てて土に返す
●田んぼは自然生態系の基本
●生きた森を取り戻さなくては
●薬とは草を楽しむもの
切らずに10年延命!関根進さん新刊
April 28, 2009関根 進さんに久しぶりにお会いしました。最新刊『ガンを切らずに10年延命!』が話題!すでに4刷とか。食道ガンの手術を拒否し(病院を脱走)薬食同源に基づいた「薬草と薬食療法」を取り入れ、再発も転移もせずに10年たったのです。
この実体験を基に、新刊では患者の側から発信する「元気で延命を掴みとるための患者学」を紹介。自らの体験を通して書かれた真実の言葉には説得力があります。関根さんの許可を得たので、本の中身をちょこっと紹介。
パラリとめくると
各章が「複合漢方力の知恵」という項目分けになっています。「自癒力」のすすめ 「和戦力」を見直そう 「不老力」を信じる…などなど。興味ある項目から読めばOK。
陰陽やマクロビオティックのことなど、とっつきにくい内容も関根さんならではで、読みやすく解説。関根さんは元週刊ポスト編集長ですから、書く技術はプロ!
今日も元気に穀物コーヒーを飲むの図。
関根さんは1940年生まれ、今年で69歳。
どんな治療を選択するにしても、病院頼み、医師任せではなく、「患者力」で自らが工夫して「元気延命」を掴みとる時代といいます。寝たきり長生きではなく「元気で長生き」人生に!
「医者サイドの情報ばかりでは幸せになること少ないんじゃないかな。患者が実際に感じていていることを広めたくて、この本を書いたのです」
ちまたにあふれる病の本は、西洋医学の医者および製薬会社からの情報がベースにあります。
とはいえ、患者側は東洋医学や民間療法など、いいと言われるものは積極的に取り入れたい。入院先のベッドでこっそりプロポリスやアガリスク、漢方薬を飲む人は事実多いのです。
「外科医は食事について勉強していないので、マクロビオティックといっても、えっ!?という人ばかりですよ。医者は自分の習ってきてないものはいかがわしいと決めてかかる」
患者が感じた生命パワーがキーワード!と関根さん。そして「株と同じ。何を選ぶかは自己責任ですよ」
今、ガンで悩んでいる人、そしてガン患者の家族に読んでほしいデータもいろいろ入った一冊ですが、予防学としてもためになります。↑ おかしな医師のチェックリストもあり。
病院選びのチェックリストもあり。
そそられる内容いろいろ。
先日お亡くなりになられた花井陽光さんの文章も(花井さんは私のマクロビオティックの師というべき存在だっただけに、非常に非常に残念です。) しばし、関根さんと花井さんの思い出話に。
さて
関根さんの携帯はiphone。「新聞も拡大して読めるからこれは便利だよ〜」。
ガンは情報戦という関根さん。入院先のガン病棟にノートパソコンを持ち込み、インターネットを通じて漢方薬「天仙液」を知ったことが幸運を呼んだといいます(本に詳しく紹介されています)。
途中で合流した関根さんの古い知合い東京スポーツ新聞社 取締役広告局長の佐藤祐二さんです。お顔ツヤツヤ。編集から広告へ移動し、このご時世で大変なんだとぼやきが…。
「ストレスで髪の毛が生える思いです」
\(〃-_-〃)/
そのお顔から「沈まぬ太陽」とも呼ばれている ∑(`ヮ´*ノ)ノ とか。明るい佐藤さん、どう見てもストレスなさそうに見えます!
「そんなことありません。顔ツヤだけで、心はボロボロ!!(笑)」
佐藤さん、今年59歳なので「アラカン」(アラウンド還暦の意)なんだとか。
「辛いから、がんばれ、負けるな、アラカン!キャンペーンも考えたんですよ〜」
商売柄(笑)スポーツ新聞の見出しのような言葉がポンポン出てくる佐藤さん。だから辛くてもストレスとして残らない!? のでしょうね。
ちなみに、関根さんは「アラコキ」
私はするってーと「アラファイ」!? ひえ〜。自覚まるでナシ。
お会いしたのは竹橋駅直結、毎日新聞社パレスサイドビル1Fにあるクシガーデンです。
クシガーデンでは関根さんの本をモチロン販売!
店長の橋山さんと関根さんです。
月に1度、バイキングdayもあり。詳しくはHPを参照。
●関根さん語録
薬食同源 食=命はつながっている。
スイーツが安い、焼き肉が安く食べられる ー そういう自分の満足を繰り返せば体は破綻を起こす。毒を避けていく知恵を使わないと最後はひどい目にあう。
検査を受けても治るわけじゃない。数値として参考になるけれど、自覚症状と相談しないと。検査を盲信することはない。ガンは医者だってわからない。治療は患者を見ず、数字を見ているだけ。ガンは西洋医学だけで治るほど単純ではない。長く患者やってると「いい加減にしろ!」といいたくなることが多い。
中国の大学で習った言葉に「久病良医(きゅうびょうりょうい)」という言葉がある。長く患った患者ほどいい知恵を持つ医者であるという意味。
縁と運はつながっていく。
○『ガンを切らずに10年延命!』(ダイヤモンド社)
日刊ガンを切らずに10年延命
命の手帖web版
FOODEXで会う! 丸本酒造&山同敦子さん
March 14, 2009FOODEXで竹林「丸本酒造」さんのセミナーで山同敦子さんに会いました。山同さんは日本の酒、全種類!に詳しい食と酒のジャーナリストです。著書は 「ヴィラデストワイナリーの手帖」「至福の本格焼酎 極楽の泡盛」など多数。中でも「愛と情熱の日本酒」は最高!熱く素敵な蔵元のルポルタージュは大感動間違いなし!ぜひ読んでほしい一冊です。(右)鈴木三河屋の店長大熊さん。丸本酒造の丸本さん、山同さん。
わ〜い、乾杯〜!
丸本酒造さんの有機の純米吟醸。2種類あり、自社栽培山田錦使用のお酒は「竹林」です。こちらは国内の有機JAS認定のみならず国際認証を申請中。すでにアメリカは取得済み(取得まで5年の歳月!)でEUが申請待ちだとか。
「酒米の有機栽培から考える日本酒造りと品質」というセミナーも開催。去年、やまよが稲刈りで見せてもらった窒素量違いの実験田
この写真をセミナーの資料で使いたいとリクエストあり。
ついでになぜかセミナーに引っ張りだされるの図。顔をつくっていけば良かった!?(写真右/堀越典子さん撮影)
有機の酒は各社から出ていますが、有機の米づくりから有機の酒づくりまで連携させているのは日本では丸本酒造だけ。ワインと違い、日本酒は原料は農家さんから買うのが当たり前。ワインでいうところのドメーヌは合法的には皆無です(蔵元個人として酒米を栽培している人はいますが)
有機の酒をつくるには、有機農産物生産行程管理者、農林水産省指定穀物検査場、有機加工食品生産行程管理者の3つのライセンスが必要。
丸本酒造が米づくりを始めたのは1987年で、2003年に酒米栽培特区を取得。酒米に初めて法人として参入したのです。
しかし話を聞くにつけ、酒米を蔵で合法的に栽培するのは非常に難しく、ここまでくるのはイバラの道だったようです。丸本さんの苦労話は本が一冊書けそうでした。
窒素量が8kgになると稲の色は青くなり倒れます。じつは倒れる前から茎や根、土が腐り始めている状態なのだとか。山田錦は原始的な品種で、厳しい環境で生き抜いてきた稲。肥料たっぷりの現代的な農業にはあわないといいます。その窒素量8kgとは慣行栽培の一般的な量なのです。
有機栽培の山田錦は身がしっかりして育ち、たんぱく質が低く、精米破砕率が低いため、酒づくりに好適。醸造の段階でも元気がよく、しっかりした味わいの酒に仕上がるとか。丸本さんの田んぼでは一反あたり5俵の収量があり、自然栽培としては極めて良好!だそうです。
以上、有機の酒、ミニ講座でした!
その後、「マヴィさんが出展していますよ〜!」と大熊さん。3人でおフランスのブースへ。
いたいた。マヴィの後藤さんだ。まずは白のシャトー ド ルー
うわっ、かっこいい! 山同さんキリリの図。
「このワインは料理を生かすタイプね。単独だと野菜の種のような渋みを感じるけど、これが料理を引立ててくれる。ハーブ&魚の組み合わせにあいそう。ケッパー、エストラゴンが効いた鯵、鯛。シソを使っても。サーモンにオリーブオイルもあうわね。その時のオイルは香りの強いタイプ、産地はイタリア北部のもので、青い香りが立つようにして…。バジルや香りが強いハーブをのせて食べるのもあいそうね!」
ほぉ〜っ ∑( ゚Д゚)
どれどれ。
うーん……。顔だけマネしても(って似てないし)
「おいしいです!」(-θ-)ノ ダメダコリャ。山同さんへの道は遠い。↑LOUのボトル。
次はティヴィンヌ プロポルシオンなるワイン。カリニャン8:カベルネ ソーヴィニョン5という一風変わったブレンドの赤。
「カリニャンは素朴だし、いい意味で南の暴れん坊よね! これは甘みがあり、タニックでちょっと粗い感じ」
タニック! タイタニックじゃないよ。
「カベルネソービ二オンは濃くて緻密。シルキー感もある品種。緻密な女王と田舎の少年の黄金比なのかもね」
ほーっ、ほーっ。
語彙が豊富で楽しくキュートな山同さん。お酒を飲むときいつも隣にいてほしい(笑) お酒がより深く、おいしく感じられること間違いなし。
その山同さんの新刊は
なんとっ
子どものためのお酒入門 (理論社)
わ〜っ。
もっともわかりやすく、もっとも深い酒の話が満載!
視点が面白いです。大人にこそ!?おすすめ。
dancyu11月号で玄米特集を担当
October 9, 2008 dancyu11月号は新米特集です。ありとあらゆる最新米情報が紹介されています。
玄米の特集記事を担当しました。
コンラッド東京 風花での撮影風景。
「味で選べば玄米!」という料理人が増えているというレポートです。
このブログでもおなじみのカフェエイトさん
↑定番のにぎやか納豆丼、ベジタコライス↑どちらも野菜たっぷり。動物性原料ゼロ!
ゆっくりとカフェさん。事前取材の時のランチです↓
GAIAさん↓
GAIAではときどき魚の会、日本酒の会などイベントを開催。たとえばるみこさんの会、綿屋さんの会など。HPをチェック!
コリアン オーガニック ナビさん
ナビの石焼ビビンバは肉抜き、目玉焼き抜きもOK。野菜のサムと玄米+味噌は辛いもの好きにおすすめ。
コンラッド東京・風花さんの特製釜 ↓向後千里氏のデザイン、二重蓋で三度釜で焼いたという特注品。
さまざまなジャンルからのセレクトです。どの店もそれぞれの味わい! 各店自慢の玄米ごはんを読んで食べて、舌で身体でお試しください。
お米の味はひとつじゃない! 米の醍醐味ここにあり!を体験してくださいね。
event *11月6日(木)10:30~ コンラッド東京・風花で「マクロビオテック クッキングクラス」が開催されます。詳しくはお店までお問い合わせください。予約制。
VEGE BOOK3 Eat Your Vegetables!
February 10, 2008VEGE BOOK の1と2に続き、待望のデザート特集のVEGE BOOK3が発売になりました。
カフェエイトの清野玲子さんと川村明子さんの本業はデザイナー。今回も中身もデザインもおしゃれ!な仕上がりとなりました。
おしゃれで楽しいベジタリアンフードを提案! 「私たちが提供しているビーガンフードは「悪いもの」を排除した"消去法の菜食"ではなく、気持ちにもカラダにも良いものを選んだら野菜にたどりついたという"ポジティブな菜食"です。またビーガンフードを提供することで、様々な食文化を持つ人たち誰もが共有できる空間が実現し、国内外の著名なアーティストからも高い評価を受けることに繋がりました」
パチパチ! ヒューヒュー! ヽ( ´ー)ノ
今回は蜂蜜みたいなイエローのソフトカバーがついてます。128ページ(リトル・モア刊)
マフィン、コンポート、ジャム、クッキー、ケーキ、タルト、チョコレートなど、楽しいレシピが満載。もちろん今回もモチロン ALL VEGE ! 生クリームも牛乳も不使用。白砂糖もナシ。
VEGAN(純菜食主義)のスタンダードについて書かれていたり、 デザインのアレンジも面白い。
本を出したばかりのカフェエイトの清野玲子さんと川村明子さんに久しぶりにお会いしました。体にやさしい甘みについて皆で語り合いました。
お二人ともスッピンですが、超美肌なんです。
そしてカフェエイトのビーガンフードをいろいろいただきました!ψ(*`ー´)ψ カフェエイトのメニューを紹介します。
メニューを読むだけで心躍ります。お肉が苦手なやまよにとって、ここはパラダイス! 動物性素材はひとつとして出てきません。
さつまいもと牛蒡の赤ワイン煮。色っぽいごちそうです!
ポテトとナッツのコリアンダーソテーにひじきのサラダ。どちらもスパイシーで美味。
そして感激!! やまよの日本酒好きを覚えていてくれて特別にご用意が(涙)。愛知県の長珍酒造で「長珍 特別純米 無濾過生原酒」。清野さんの1年寝かし。ぬる〜くお燗をつけてもらいました。とっくり代わりがおしゃれ ヽ(^。^)丿
VEGANキムチも美味。やわらかなほろ苦味の生春菊たっぷり!春菊ときのこのサラダ ソイジンジャードレッシング添え。
食料自給率の話、中国毒餃子の話、オーガニックフードの未来図まで、話題はつきません。思いが共有できる人たちとの会話は本当に楽しい! いい感じでお替わりも続きます (*´ェ`*)
カフェエイトといったら玄米! おいしい玄米は日本酒のつまみにもあうんです〜。生姜の風味が抜群!芽ひじきとセリのジンジャーフライドライス。
名物の「ベジタブルカレー&玄米のプレート」 (o^-’)b !
最後はデザート盛り合わせ。甘いものを久々にいただきました。 ほっこりする味わいです。
デリやサンドイッチなどテイクアウトも充実。お店で使っている調味料や本、オリジナルエコバッグの販売などもあって楽しめます! やまよ、オーガニックコットンバック買っちゃいました (^w^)
カフェ エイトの「デザート観」について詳しくはVEGE BOOK3を参照。そしてお店で実感を!
●カフェ エイト東京都目黒区青葉台3-17-7(中目黒と池尻大橋の間に位置しますが、駅は池尻大橋が一番近く徒歩約10分です)
TEL 03-5458-526211:00〜22:00 年中無休
*ネットショップはこちらから
尾瀬あきら先生「蔵人」と「「酒は飲め飲め 酒がすすむ民謡ベスト」」CD
June 1, 2007尾瀬あきら先生の連載「蔵人」(ビックコミックオリジナル)の展開にハラハラドキドキ。わかりづらい日本酒の醸造の世界、酒造好適米作りまでもが手にとるようにわかります。
なによりも、やまよは出雲弁炸裂のセリフがたまりません。アクセント正確に読めますから(笑)
「ダラな」
「どこいっちょったの」
あぁわかります。通じます。コミックも三巻まで出ています。
ぬあんと、尾瀬先生から直筆のサインをいただきました。
先生、字も達者! 迫力満点。表札に使おうかしら。
じつは、その昔、尾瀬先生のもうひとつのキャラ「尾古瀬(おこぜ)くん」を描いてもらったことがあります。洗濯しすぎて、デニムブルーがパステル系の淡いブルーになってしまいましたが、まだ着てますぅ。もう身体の一部というくらいなじみました。
尾瀬先生の知られざる仕事シリーズ その1
「酒は飲め飲め 酒がすすむ民謡ベスト」というCD(キングレコード KICS 1299 2000円)のジャケットもご担当。
なんでも「若い頃、好きだったフォークグループがフォーク調にアレンジした貝殻節がきっかけとなってギターを買った」のだとか。そして「正調貝殻節も覚えた。今もまれに酒に酔うと口ずさみ、まわりを白けさせている」ですと。おぉ、我が出身県の鳥取民謡 ”貝殻節” なんの因果で。先生、私は聴きます! 盛り上げます!