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出汁の超基本!こんぶ土居さん

January 14, 2015

ひとつ前のBlogで、やんちゃな出汁のとり方をupしましたが、こんぶ土居さんに教わった「本物の素晴らしい出汁のとり方(しかも超簡単!)」を改めてご紹介。
その昔、料理編集者だった頃「昆布はなぜ、早く取り出さなくちゃいけないのか」が長年の疑問でした。そのあたりをじっくりお尋ねしたのが2007年のblogです。この時教わったことが永遠の出汁スタンダードになりました。いい素材はシンプルで美味ということ。
化学調味料が苦手ですが、最近の商品には「化学調味料無添加」と大きく書いたものがあります。ですが、どっこい酵母エキスが添加されているものが多い。なんというか、たちの悪い商品が増えているように思います。酵母エキスを入れなくてもおいしいが一番!

●blog こんぶ土居「日本一の出汁のとり方」
昆布+鰹節のスタンダードな出汁
水 1リットル

真昆布 10〜15g

鰹節(昆布と同量)

自然塩2〜3g
____________

たったこれだけ! 詳細はblogを読んでくださいね
こんぶ土居さんの凄いのは昆布のみあらず。
商品すべてにおいても考えが一貫していること!例えばコチラ↓

これについてはこのBlogを↓look
http://www.yohkoyama.com/archives/52180
______________________

・こんぶ土居の原材料について
http://www.konbudoi.info/main/zairyo.html
・ 商品の案内
http://www.konbudoi.info/main/syohin.html
「調味料(アミノ酸等)や、酵母エキスなどで人工的に強く味付けされた食品を常用されている方には、当店の商品は物足りなく感じられることがあります。自然の素材と技術が醸しだす、本物の滋味をお楽しみ下さい」
・そして、ひとつひとつ大事なことが↓書かれています
http://www.konbudoi.info/main/tushin.html

◎こんぶ 土居
〒542-0012
大阪市中央区谷町7丁目6番38号
電話 06-6761-3914

営業時間:9時~18時
定休日:日曜・祝日(年始・夏季一週間)

最近のお気に入り出汁&味噌

January 14, 2015

干し椎茸、切り昆布、干し野菜の出汁。この味噌汁が最高なんです!
ふと思ったら、包丁一切使っていないじゃありませんか。簡単美味!日本の乾物は素晴らしい〜
松前漬け用の「切り昆布」は、水で戻さずそのまま使用。ヌードルのように食べられて便利!干し野菜は近藤けいこさん作

宮崎県の後藤英一さんに教えてもらった干し椎茸。宮崎県諸塚村の世界初FSC認証取得の干し椎茸です。森の環境そのものが味に出る椎茸。生産現場を意識するのもいいですね。諸塚村では「森の恵みのスープ料理コンテスト」を毎年開催。村内でとれる猪肉、鹿肉などジビエ素材、特産品を活用したレシピを募集。どんなスープが選ばれるのかしら。ジビエを使うとなると再現も大変?
森林認証の村・宮崎県諸塚村で収穫される椎茸が、
世界で初めてFSC®認証を取

挽きたての七味パラパラ→お気に入り商品(回し者ではありませんが、ミル代を考えても安い。山椒も愛用)

干し椎茸だけは、あとで取り出して細切りにしていますが(この時、包丁使用)、何しろ全部、取りあえず水に浸けて加熱すれば良し。日本酒を足したり、白菜や大根など旬の野菜やお餅を入れてアレンジ自由自在。醤油を足して蕎麦うどん汁にも便利。出汁が全部食べられるのがgood★

また、生姜やニンニクを入れるとパワフル薬膳出汁になり、風邪の時に超おすすめ!豆板醤と味噌を加えると身体アツアツになります。
日本の乾物のパワーは凄いとしみじみ。旬の季節の恵みを水分抜いて凝縮するので、うまみ抜群、しかも泣けるほど安価。
ただし、この出汁、ちょいとひなびた感、郷愁系の味かも。ですが、飲み過ぎ!?の朝の味噌汁にはたまりません!
今、味噌は小玉醸造さんのヤマキウ秋田味噌を愛用。こちらの味噌はコスパすこぶる良し!麹のうまさが違います。さすが太平山銘醸蔵・酒蔵の味噌です。普段なら「元祖 秋田味噌」、ちょっと贅沢したい時は「柏寿味噌」おすすめ!
◎ヤマキウ秋田味噌
http://shop.kodamajozo.jp/products/list.php?category_id=1

冬野菜のおつまみ

January 8, 2015

「黄白菜の酒とキノコ出汁でことこと煮」。
食べやすい大きさにカットした白菜を塩だけでじっくり炒め、水分を出し、その後、純米酒をふってしんなりさせて、キノコ出汁を注いでコトコト煮。山椒をゴリゴリすってパラリ。塩と少々の醤油だけですが、冬野菜の美味しさ!こんなのが大好き。汁を葛粉で固めたかったものの見当たらず、レンゲつけて飲みながら、もちろんお酒も飲みながらいただきましたとさ! いつも飲みながら料理を作っています。
毎晩、お酒を飲みながらゆっくりいただく夕食タイム
昨晩はまず「黄白菜の酒とキノコ出汁ことこと煮」
食べやすい大きさに斜めそぎ切りした白菜を塩だけでじっくり炒めて水分を出し、純米酒をふってしんなりさせて、キノコ出汁を注いでコトコト。最後に醤油少々。
器に入れ(伊藤環さん作)、山椒をゴリゴリパラリ
*山椒と七味はミル付きを使用→商品紹介blog
塩と少々の醤油だけですが、冬野菜の美味しさがじっくり味わえます。お酒のつまみはこんな簡単野菜が大好き!
汁を葛粉でとじたかったものの見当たらず、レンゲつけて飲みながら(もちろんお酒も)飲みながらいただきました! いつも飲みながら料理作ってます(笑)

おつまみその2
「茶えのき茸の酒醤煮、温奴豆腐にのせて。挽きたて七味パラリ」
素材メモ・長野県産原種えのき茸。普通のえのき茸の3倍以上香り強し!
生産者さんは柿の木農場(長野市篠ノ井会)で
商品名が「ちゃのっき」←商品名、これでいいのか!?は疑問(余計なお世話だ)138円

太白ごま油で炒め、くたっとさせてから純米酒と塩、醤油少々で煮がらめました。
器に盛って七味をパラリ。豆腐は別に温めて

おつまみその3
「近藤けいこさんの人参葉と生姜、絹揚げと味噌たまり&バルサミコ酢で照り煮」
素材メモ・横手市平鹿町の新山食品加工場さんの「味噌たまり」がとんでもなく甘く「砂糖を入れたでしょう」と疑われるんじゃないか?くらいとろりとして甘〜〜い。麹歩合が多いそうです。まるで熟成味醂のよう。ゆえに、かけ醤油的に使うには不向きで、料理の隠し味に最適。
昨晩、バルサミコ酢と合わせたら、味噌たまりのコクあるとろみ感が、おつまみ味として、いやはやgood!
人参葉は素揚げに。絹揚げは茹でて油抜きしてフワフワにして「バルサミコ酢+味噌たまり」で煮がらめました。最後に生姜を細かい千切りにして加えてピリっと感をプラス。
どこから見ても、日本酒だろう〜!な一品ですが、ピノ・ノワールにもあう!新山さんゴチソウサマです(^^)

使用したバルサコ酢と味噌たまり

原材料は

米、秋田県産の大豆、塩だけ!

ぜったい日本酒でしょう〜というおつまみですが、ピノ開栓!
我が家は日本酒とワインがいったりきたりすること多いです(飲み過ぎですね。はい)
撮影/iPhone6

89歳母の〆鯖

January 5, 2015

先月ちょいと手術した89歳の母が元気に復活し、おせちを作ってくれました。そして好物の〆鯖も。プロの方のレアな〆鯖とは違う浸かり過ぎですが、私は今でもこれくらい浸かっている田舎味が、へへ、大好きです。お酒にあうのです〜! ワサビも、和辛子もあいます。なくてもつまめます。
母いわく「境港産のサバでないと美味しくならない」と町自慢!?も。「青魚は鮮度が重要」「漬けるからと思っても、元の素材が悪ければ決して美味しくならない」と、89歳の重み(体重も重い)で語っておりました。
お正月、境港に帰省。先月ちょいと手術した89歳の母が元気に復活し、おせちを作ってくれました。そして昆布たっぷりでつける〆鯖も。
プロの料理人が作るレアな〆鯖とは違う、ややつかり過ぎ感ある〆鯖。これで育ったせいか、これくらい白くなった田舎味が好き!ご飯のおかずというより、お酒にあいます(笑)ワサビ、柚子胡椒、和辛子をつけても、またおいしい。
母いわく「境港産のサバでないと美味しくならない」と町自慢!?
「青魚は鮮度が重要」
「つけるからと思っても、元の素材が悪ければ決して美味しくならない」と、89歳の重み(体重も重い)で、〆鯖を語る母。
境港の「いろは寿司」さんは、青魚のネタは午前中しか握りません(赤みは寝かせますが)
魚のおいしさ!今年はよりいっそう、日本酒との相性を研究しますヽ(^。^)ノ

澤田酒造の米麹で純米塩麹!

December 28, 2014

清酒白老醸造元、澤田酒造さんの酒米「若水」の米麹を使い、12月9日に純米酒で仕込んだ「純米塩麹」。ツヤピカリとろりな極上の仕上がりです。
酒を使った塩麹は、自然なうまみと甘みがあるので、ちょっとコクをつけたいな〜という時に重宝。
野菜やキノコをあえたり、からめたり、漬けたり、また、タレやドレッシングにちょっと加えて楽しんでます!
今回の新しい塩麹も楽しみ〜ヽ(^。^)ノ
塩麹を使ったドカンタンつまみ
↓↓↓
●ししゃも塩麹焼き

その澤田酒造さん「白老(はくろう)」に新酒ができました!米麹と同じ「若水」のお酒です。かたや塩で調味料にされ、かたや発酵醸造を経て酒に。
愛知県知多半島、常滑にある蔵から半径2kmの田んぼで育った酒米・若水だそうです! 搾りたてならではのフレッシュ感がギュギュッ! 甘み、酸み、うま味たっぷりのジューシィな無濾過生酒です〜。

森谷家の御馳歩「あんだらしたいい味」

November 11, 2014

ひとつ前のブログの続き。天の戸・森谷杜氏にお料理についてお聞きしたこと(以下の赤字部分は杜氏に伺った言葉)酒肴のヒントがいっぱいです!
●天の戸さん訪問記→ http://www.yohkoyama.com/archives/44152
うちのお袋様は
「あんだらしたいい味」とよく言います。
丸みのある整った味付のことです。
「まったり」に近いと思います。
糀、みそ、酒かすを使うと、そういった味付けの料理ができるようです。

◎ アスパラ、長芋の〈浅〉粕漬け 森谷亮子作

酵母たっぷりの酒香寿を食べてもらうのが目的で考えました。
つまりまぶしたまま洗いません。氷温貯蔵の板粕を使います。
アスパラはお湯をくぐらせ、長芋は皮をむいて二つに割って漬けます。
味噌1に対しかす3ぐらいで砂糖をちょっと入れ、味醂でゆるめます。
他のいろんな野菜が可能です。

◎ ナスのかすまぶし漬け 森谷タマ 作

糀とご飯でつけたナスに熟成かすをまぶします。
この時和芥子を使うことで風味が良くなります。
お茶うけにはお好みでお砂糖をちょっと使います。

セロリも美味!

◎ 5年ものカリフラワーの粕漬け 森谷タマ作

国宝級の迫力!

◎ 5年ものカリフラワーの粕漬け 森谷タマ作

カリフラワーは大きいものは1/4、小さいものは半分にして、強めに塩漬けします。
それを十分旨味ののった熟成かすに漬けます。
カリフラワーの塩分を酒かすに移し、入れ替えにかすの旨味を染み込ませます。
塩分と旨味のやりとりです。それをかすを取り替え五回繰り返します。
カリフラワーは酒かすエキスの塊となります。

漬け込みに使ったかすも美味しくなるので、チーズに絡めてみました。

お好みで水で溶いたワサビをかけても美味しくいただけます。

歩いて集めた地の素材を、地の発酵調味料で料理。
だから、地の酒(半径5kmの米と酒!)天の戸に合うわけです。
森谷家の「ご馳歩」でした!

そしてひとつ前のブログで紹介した芸術的な飾り巻き寿司
◎ とらかわ花巻寿司 森谷亮子作

小麦粉、牛乳、砂糖を使った、ふっくらした「虎かわ玉子焼き」でお寿司を巻きます。
薔薇、椿、桃の花です。
彩りの野沢菜やヤマゴボウが食感もよくします。
寿司ご飯は、あきたこまちに、その1/4のもち米を加えます。
一升の米に対し一合のお酒を使います。
おいしいお酒を使うとおいしい寿司飯になるようです。
今回は、「美稲」を使いました。

ひたし豆の煮方を変更します

October 31, 2014

日本酒のおつまみに欠かせない「ひたし豆」。とある地酒専門店のお母さんに教わってから我が家の大定番となりました!
過去ブログ↓
●blog 2010青大豆の丸から楕円・てるやん
●blog2012山形の秘伝豆!
「純米酒BOOK」でも作り方を紹介しましたが、もっといい方法があったので紹介します

↑この方法です。

簡略して書きますと
1   ひと袋 200gのひたし豆(青大豆)を、ボールに入れ、たっぷりの水で一晩もどす。
2 ザルに上げて、水を切る。
3 鍋に、豆がかぶるくらいの熱湯を沸かし、自然海塩大さじ1を入れる。
4 豆を入れ、15分間茹でる。食べてみて歯ごたえがあるくらいで引き上げる(茹で過ぎ禁物)。
5 そのままで。または、醤油少々をまわしかける。上等なかつお節(血合いがないもの)をかけてもいい。

先日(10月25日)の朝日カルチャーでもお出ししました。お酒の味を邪魔せず、いくらでも食べ飽きない「おつまめ」でございます!
上等なEXVオリーブオイルをまわしかけるのも大好きです!

じつは、ワタクシ、かつお節が苦手なのですが、かつおの天ぱくさんの商品は別です。
おすすめは「波頭 軽軽削り」
味わい繊細でふんわりまろやか。くどさがありません。軽軽削りと名付けられただけあって細やか。青菜のおひたしや、味を一瞬で決めたい汁物にふわっとつまんで入れると魔法のようにおいしくなります。

20141025朝カル「普通じゃない普通酒」

October 25, 2014

ひとつ前のブログで紹介 http://www.yohkoyama.com/archives/68812
10月25日の朝日カルチャー教室「楽しむ純米酒」講座は
「普通じゃない普通酒」がテーマ!
獺祭さんの「山田錦23% 破砕米」を使った「試(tameshi)」、飛良泉さんの「秋田酒こまちの等外米35」=「飛良泉35」、初亀さんの「兵庫県産山田錦で 1.9mmで等外」になった「初亀 縁 プレミアム pure」など様々。

その他にも、掛米に等外米を使ったものなど、米・米麹だけの酒ですが「純米酒」を名乗れない理由様々。
おつまみは味わい違いで3皿を出しました。

一皿目は、繊細なお酒の味の邪魔をしないもの。かまぼこ(鈴廣)+わさび漬け、ひたし豆、きゅうり+香り味噌、用宗漁港のしらす、お刺身イカのさっと茹でホワイトセロリあえ、中川さんちのカボス添え

本来、「普通」はいい意味のはず。
混ぜ物だらけの一般普通酒は、消費者に違いがわかるようにしてほしいものです。添加している、醸造アルコール、糖類、酸味類、アミノ酸類添加をもっと文字を大きく、明確にしてほしい。

醸造アルコールというアルコールは「醸造酒」と思い込んでいる人がほとんど。これがどっこい蒸留酒。ホワイトリカーみたいなものだというと皆さん、ビックリされます。
日本酒を普段飲まない人は、そんな差があることすら知りません。
そんな普通酒を飲んで「日本酒がマズイ」なんて言ってほしくありません

2皿目は、野菜やキノコのおひたしやあえものです。
左)エリンギと水菜、上)小松菜と油揚げとかつおぶし、右)いんげん豆と鱧竹輪(酒粕あえ)

お酒はここから、日置桜さんの「夜桜」、辨天娘さんの「青ラベル」、鷹勇さんの「鷹匠」。この3種を常温とお燗酒55℃〜60℃で提供しました。お燗すると答えられない旨さです!

おつまみ3皿目は、ハタハタ塩麹漬け焼き。いぶりがっこ、チーズ。そして、辨天娘さんの愛しの奈良漬けです! その昔、木村 敬さんに教えてもらってからハマり、affで取材させてもらいました。塩漬け3回、酒粕に7回以上漬け直す珠玉の逸品!大根とキュウリの2種あり。
酒蔵と酒販店はひとつ前のブログで紹介。

酒粕活用法その2

August 27, 2014

というわけで、ひとつ前のブログ続き
朝カル「楽しむ純米酒講座」で出した酒粕おつまみを続いてご紹介!
こちらは↑酒粕入りの白あえ。味の濃い上質の豆腐(今回はナチュラルハウスの木綿)を一度茹でてから水切りし、ふわふわで甘い酒粕を入れ、すり鉢であたります。好みで練りゴマやすりゴマもどうぞ。塩やほんの少々の味噌で味を整えます。
塩茹でしたアスパラやトマトを入れて。おつまみなのでナッツをトッピング! 酒粕を入れると、ふんわりいい香りがしてお酒にあうんです〜(いい酒粕に限ります)

そしてコチラ!ベローンとして情けない切り方ですが、味は超good! 塩豆腐とスモークサーモンを酒粕で3日間ほど漬けたもの。特に塩豆腐は、クリームチーズ真っ青なうまさ! 塩豆腐は豆腐に塩をしてしっかり水切りしたもの。今回は市販品使用。ない場合はしっかりギュウギュウ水切りした木綿豆腐をお使いくださいね。

漬け込み途中。上の粕をはがしたとこ。ペロリーン。つやつや☆

そしておすすめが!干物の粕漬けです。なにも酒粕漬けは白身の切り身魚だけじゃありません〜。目刺しや丸干しをそれは上等な酒の肴に変身させてくれます。丸ごと食べられてヘルシーこのうえなし!(しかも、包丁いらずですよ。奥さん )

3日ほど漬けたところでございます。これを焼くのですが、普段より焦げやすいので火加減要注意です。

これは!!!なんだかわかりにくいのですが「酒粕に塩辛」を入れたもの。塩辛の塩分が、ググーンとマイルドになって、ちょいと食べれば思わず「お酒もう一杯〜!」状態間違いなし。教室でも大人気でした! この塩辛はなんと「カマス」であります。畔蛸の漁師・北川 聡さん謹製。本人自ら釣ったカマスで塩漬けした貴重品です。釣りもんのカマスでないと、こういううまい塩辛にはならないという。一匹に一本しかとれないので、本当に貴重! 世界にひとつ(たぶん)。民宿・北川に宿泊し、おねだりしたら出てくるかもしれません。超限定品。

酒粕といっても元のお酒が何であるか!そこが問題なのです!!

こちらは珍味中の珍味!
奥能登の白菊の白藤さんに教わった、世界でも能登にしかない「ふぐの卵巣の塩漬け」を「純米大吟醸の酒粕」であえたもの。もーこれは、間違いなく、珍味中の珍味でしょう。

超簡単つまみ!「酒粕+味噌 半々ブレンド」。このままなめて良し、野菜とあえて良し、味噌汁に入れて良し! 切り身魚に塗って焼いても良し! 漬け床にしても良し! ちょっと味が物足らないナ〜という時の万能調味料です。
もちろん講座では、液体の純米酒も楽しみました(^^ゞとさ!
________________
●朝カル「楽しむ純米酒」9月のお知らせ
◇9月27日の講座は「秋の新酒と円熟の純米酒」厳冬期にしぼられた新酒が、夏を越すと熟成がすすみ、まろやかで豊かな味になってきます。一般的な日本酒は貯蔵前、出荷前の2回火入れをしますが、この時季に発売される「ひやおろし」は、2度目の火入れをせず出荷するお酒です。その旬の味わい、それと対極にある「秋の新酒」。この両方を、冷酒、常温、ぬる燗、その先の温度まで、味わいの変化を秋の味覚と共に楽しみます。
秋の新酒といえば! そりゃもう、あのお蔵ですよ。はい。
秋講座の案内もスタート。10月25日は「厳選8蔵の山田錦の純米酒を極める」です。酒米の王様”山田錦” 100%使った純米酒を飲み比べます! 北は宮城県産、南は福岡県産。精米80%から35%まで集めようと計画中。または、もっと、もっとマニアックな、同じ栽培家の山田錦を、違う蔵で仕込んだ純米酒の飲み比べなども検討中。地域別か同じ栽培家か、はたまたそのミックスか飲み比べて決めます!

朝カル8月は酒粕アレンジ

August 25, 2014

8月24日土曜日は朝日カルチャーセンター新宿教室「楽しむ純米酒」講座でした。今回のテーマは「真夏の美白酒!」
いい米は、いい純米酒となり、いい酒粕になります!
いい米は最後の最後までおいしい☆ 
とはいえ、酒粕。なかなか食べ比べというのは、試すことがないのでは?と。
各種並べてみると、まるで↑チーズプレートみたい。
お皿の右端、長方形は一般的な板粕。そして手前はふんわり甘いクリームみたいな純米酒粕、そしてやや熟成した純米酒粕2種。石川、秋田、兵庫、山口の蔵元違いで食べ比べました。
全部違う酒米です。
みんな味が違うんですっ!!!
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●お知らせ
朝カル・秋の講座案内がスタート。10月25日は「厳選8蔵の山田錦の純米酒を極める」です。酒米の王様”山田錦” 100%使った純米酒を飲み比べます! 北は宮城県産、南は福岡県産。精米80%から35%まで集めようと計画中。または、もっとマニアックな、同じ栽培家の山田錦を、違う蔵で仕込んだ純米酒の飲み比べも検討中。地域別か同じ栽培家か、はたまたそのミックスか飲み比べ中です。

酒粕は天洋酒店からお取り寄せ。まだまだ↑あるそうです。
「うまい純米酒はその後の酒粕もうまくてヘルシー!」
以前、NHKの試してガッテンで、酒粕50gを甘酒にして、3週間摂取した男女12人(食事は普段通り、酒粕を追加で摂っただけ)で、なんとLDLコレステロール値が下がったと話題になりました。酒粕に含まれるレジスタントプロテイン君の効果です!
「日本伝統あの発酵食で 驚きコレステ減効果!」←こんなタイトルでしたね。
ビタミンB群やアミノ酸など栄養やうまみの宝庫であると!酒粕が大ブレイク。
酒粕には酵母も含まれ、ビタミンB2は米の26倍、B6は47倍、アミノ酸は583倍も多い☆

サプリメントよりスゴイ!?
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ということで、すごいんです!な酒粕。まずは、ドリンクで♡

豆乳とりんごジュース、酒粕を2:2:1の割合でミキサーをガーッ。やわらかい酒粕なら泡だて器でシャカシャカしてもOK
↓ ↓ ↓

とろとろのポタージュみたいに、なめらかクリーミィ! 季節の果物、今なら桃を入れてもいいですね! 豆乳とりんごジュース、酒粕だけなのに不思議とバナナの風味が出てくるのが面白い。
とろとろ状の酒粕は甘み&うま味がしっかりあります。一般的な板粕は、しっかり搾りとってあるので、味もそっけも風味もないです。(だから、昔は、酒粕というと焼いて砂糖をのせたのかも)
純米酒の酒粕で、とろりん状態のものなら、甘みもしっかりあるのです。しかも、すでにとろとろなので使いやすい!

以前、天の戸の森谷杜氏に聞いたのが「酒粕に味噌やわさび、和辛子を入れるとこたえられないほどうまい。それだけでつまみになる」ということ。「“カス”というにはもったいないから、うちの蔵では“酒香寿”という字にしています」なのだとか!
そこで

●いぶりがっこ名人の高橋篤子さんのいぶりがっこを「酒粕+味噌少々」であえて、粗挽き黒胡椒パラリ
●紫蘇の実の醤油漬け+酒粕 プチプチ爽やかまろやか(畑のキャビア風)
●柚子胡椒+酒粕 ピリリだけど爽やかマイルド!
これだけでホント!つまみになります。かまぼこにのせたり、茹でた青菜にからめて和え衣にもgood

こちらは「粒マスタード+酒粕」 これもgood. 蒸したサツマイモにのせてみました! ポテトサラダに加えてもいいですね。万能ですよ!酒粕!
酒粕はおつまみだ!編 つづく
今回の撮影/RICOH GXR(←使いすぎて調子が悪くなりメンテナンスへ出しました。ちょいと高い(涙)の修理から戻ってきました。でも、大復活!)
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●朝カル「楽しむ純米酒」9月のお知らせ
◇9月27日の講座は「秋の新酒と円熟の純米酒」厳冬期にしぼられた新酒が、夏を越すと熟成がすすみ、まろやかで豊かな味になってきます。一般的な日本酒は貯蔵前、出荷前の2回火入れをしますが、この時季に発売される「ひやおろし」は、2度目の火入れをせず出荷するお酒です。その旬の味わい、それと対極にある「秋の新酒」。この両方を、冷酒、常温、ぬる燗、その先の温度まで、味わいの変化を秋の味覚と共に楽しみます。
秋の新酒といえば! そりゃもう、あのお蔵でしょう〜〜〜〜!(と、今から自分が楽しみ )

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