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酒縁川島さんの日本酒フェスティバル2014

July 14, 2014

酒縁川島さんの日本酒フェスティバル
今年は8月31日
こちらの会、蔵元さんがブースに立たれる会場も良いのですが、会議室!?に、テーマごとに並べられる酒コーナーが、編集力を感じさせて面白いのです。
酒同士組み合わせの妙、味わいのポイント等、ひとことコメントがついた展示はあるようでない!
川島の酒ソムリエ・岩井さんの莫大なる酒知識の賜物です。
●blog 酒縁川島さん日本酒フェスティバル2010
小さなお店の大きな試みがこの日本酒フェスティバル!手作り感あふれる日本酒愛いっぱいのイベントです。

http://www.yohkoyama.com/archives/21941
帽子がトレードマーク!いつもキュートな♡川島まま
●「酒縁 川島」
東京都品川区小山4-10-4 最寄り駅は武蔵小山
☎ 03-3785-8806
18時30分~午前0時くらい
不定休。小さなお店なので予約を。
*南三陸出身の川島まま。毎月11日は復興祭を開催。復興地の食材と酒をずっとずっと応援しています。

日本酒で乾杯!秋田大会

July 7, 2014

「日本酒で乾杯」が各地で条例化されております。
その勢いに乗った感じもある「日本酒で乾杯推進会議」
今年は、今、注目度No.1県!?の秋田県で開催!
平成26年10月11日(土)
開催内容 第一部 第29回国民文化祭・あきた2014 食文化シンポジウム
開催場所:アトリオン音楽ホール
[住所]秋田県秋田市中通2-3-8 [電話番号]018-836-7803
時間:14:00~ (受付開始13:30~)
内容:【基調講演】「秋田の食は誇れる文化」講師 永島敏行(俳優)
【パネルディスカッション】「麗しき酒とは」コーディネーター 神崎宣武(民俗学者)
料金:無料
主催:文化庁、秋田県、第29回国民文化祭秋田県実行委員会
第二部 日本酒で乾杯推進会議秋田大会「秋田の酒を楽しむ会」
開催場所:秋田キャッスルホテル
[住所]秋田県秋田市中通1-3-5 [電話番号]018-834-1141
時間:18:00~ (受付開始17:30~)
内容:秋田県内31銘柄の日本酒とホテルの料理、秋田の食材が楽しめます。当日参加した31銘柄の杜氏全員による酒屋唄をご披露いたします。
料金:5,000円
定員:1,000名
主催:日本酒造組合中央会 主管:秋田県酒造組合、日本酒で乾杯推進会議秋田大会実行委員会
特典 第1部と第2部両方に参加された方全員に、オリジナルグッズをプレゼント!
(1)秋田県酒造組合オリジナルグラス
(2)美酒王国秋田・特製手ぬぐい
(3)美酒王国秋田・ガイドブック
(4)美酒王国秋田・特製手提げ袋

20140621 日本酒フェア2014・秋田県ブースにて。フライヤーを手に!秋田県酒造協同組合の東海林剛一さん、ゆきの美人・小林忠彦さん、白爆の山本友文さん

食文化シンポジウム 日本酒で乾杯推進会議 秋田大会
詳細 ↓ ↓ ↓
2014年10月11日 土曜日
第一部 第29回国民文化祭・あきた2014 食文化シンポジウム
開催場所:アトリオン音楽ホール
秋田県秋田市中通2-3-8 ☎018-836-7803
時間:14:00~ (受付開始13:30~)
内容:【基調講演】「秋田の食は誇れる文化」講師永島敏行
【パネルディスカッション】「麗しき酒とは」
コーディネーター 神崎宣武(民俗学者)料金:無料
主催:文化庁、秋田県、第29回国民文化祭秋田県実行委員会
______________________
第二部 日本酒で乾杯推進会議秋田大会「秋田の酒を楽しむ会」
開催場所:秋田キャッスルホテル
秋田県秋田市中通1-3-5  ☎018-834-1141
時間:18:00~ (受付開始17:30~)
内容:秋田県内31銘柄の日本酒とホテルの料理、秋田の食材が楽しめます。
「当日参加 31銘柄の杜氏全員による酒屋唄も披露いたします」
料金:5,000円
定員:1,000名
主催:日本酒造組合中央会 主管:秋田県酒造組合、日本酒で乾杯推進会議秋田大会実行委員会
特典  第1部と第2部両方に参加された方全員に、オリジナルグッズをプレゼント
(1)秋田県酒造組合オリジナルグラス
(2)美酒王国秋田・特製手ぬぐい
(3)美酒王国秋田・ガイドブック
(4)美酒王国秋田・特製手提げ袋
●申し込み方法 ↓
http://www.osake.or.jp/info/140318.html

なにがスゴイって、全部いいけれど、
「 31銘柄の杜氏全員による酒屋唄も披露いたします」
↑これがスゴイ!
あのスター杜氏が勢揃い  舞台で酒屋唄を!シビレますね。楽しみです。何しろ、全員ですからね! あの杜氏さんも歌う…のですよね!
楽しみにしています!

能とお酒「饗宴」

July 1, 2014

大塚屋・横山京子さんに教えてもらった「能とお酒 饗宴」
大塚屋・横山京子さんに教えてもらった「能とお酒 饗宴」
能は紅葉狩り、お酒は竹鶴。こと敷居が高い「能」の世界ですが、パンフレットを読むと「能と酒の結びつきは、必然」とあります。
以下抜粋↓
「能においては、超自然的な存在が重要な役を担います。また、お酒を飲めば酔い、異界へといざなわれます。つまり、現実と夢想、現世と異界、実在と観念、日常と非日常とを融通無碍に行き交うことのできるのが、能であり、お酒なのです」
深遠にして甘美な世界とのこと!
●しかも、杜氏と能楽師の対談あり
初日の4日は「能もお酒もわからないからこそ面白い!」石川達也✕御厨誠吾対談
翌日の5日は「お酒になりたい」石川達也 聞き手は、シテ方観世流の川口晃平
もちろん、竹鶴の試飲もあるそうです!
希望者は、終演後に金田中で演者と杜氏を囲んで懇親会の準備ありとか(別料金、要予約)
酒から識る「能」の世界。これは面白そうです!
http://www.wakinokai.com/
詳細は↓パンフレットをご覧ください大塚屋・横山京子さんに教えてもらった「能とお酒 饗宴」二夜連続
能は「紅葉狩り」、お酒は広島県竹原市の「竹鶴」石川達也杜氏が登場!
こと敷居が高い「能」の世界ですが、パンフレットを読むと「能と酒の結びつきは、必然」とあります。

以下抜粋↓
「能においては、超自然的な存在が重要な役を担います。また、お酒を飲めば酔い、異界へといざなわれます。つまり、現実と夢想、現世と異界、実在と観念、日常と非日常とを融通無碍に行き交うことのできるのが、能であり、お酒なのです」
深遠にして甘美な世界とのこと!

しかも!杜氏と能楽師の対談あり
初日の4日は「能もお酒もわからないからこそ面白い!」石川達也✕御厨誠吾対談
翌日の5日は「お酒になりたい」石川達也 聞き手はシテ方観世流の川口晃平

もちろん、竹鶴の試飲もあるそうです!

希望者は、終演後に金田中で演者と杜氏を囲んでの懇親会も(別料金、要予約)
酒から識る「能」の世界。
これは面白そうです!
http://www.wakinokai.com/

文化資源フォーラム「酒食饗宴 うたげにつどう人と人」2

May 17, 2014

2014 年 2 月 22 日(土)
というわけで、ひとつ前のブログの続き

文化資源フォーラム「酒食饗宴 うたげにつどう人と人」で講演を

続いて、フォーラム

石田さくやさんの司会で、綿貫先生と伊藤先生と一緒に、宴のもつ力=宴力とは何か。様々な視点から話が出ました。フォーラムは座学だけではありません。
「実践編」も!
会場はルヴェ ソン ヴェール本郷。東京大学からすぐ。17:30〜

―「酒食饗宴 実践編」 の趣旨―
「酒食饗宴 研究編」に続く「酒食饗宴 実践編」では、ゲストの一人であり、ルヴェ ソン ヴェール東京のオー
ナーシェフである伊藤文彰と「宴」を実際に作りあげ、開催した。この「実践編」は、「研究編」の内容をふまえな
がら、ゲストや参加者と共に行う「宴について語る宴」とした。
「研究編」では「宴」における飲食を取りあげたが、この「実践編」における飲食物も『包丁侍 舟木伝内』
(綿抜豊昭・陶智子共著)の中の加賀藩のレシピを参考にしたフランス料理(伊藤文彰氏 考案)、フラン
ス料理に合う日本酒(山本洋子氏 セレクト)を用意し、フォーラム全体に関わる内容とした。学生発表の
中で取り上げられなかった宴における趣向、芸についても、実際にマジシャンとミュージシャンを招き、パフォーマン
スをしてもらった。
実践編は「酒食饗宴―うたげにつどう人と人―」というタイトルにふさわしく、「研究編」とあわせて公開される
ものとして企画し、学生・教員・ゲスト等関係者だけでなく一般参加者をも含め盛会のうちに幕を閉じた。
実践編の趣旨を引用

―「酒食饗宴 実践編」 の趣旨―
「酒食饗宴 研究編」に続く「酒食饗宴 実践編」では、ゲストの一人であり、ルヴェ ソン ヴェール東京のオーナーシェフである伊藤文彰と「宴」を実際に作りあげ、開催した。この「実践編」は、「研究編」の内容をふまえながら、ゲストや参加者と共に行う「宴について語る宴」とした。
「研究編」では「宴」における飲食を取りあげたが、この「実践編」における飲食物も『包丁侍 舟木伝内』(綿抜豊昭・陶智子共著)の中の加賀藩のレシピを参考にしたフランス料理(伊藤文彰氏 考案)、フランス料理に合う日本酒(山本洋子氏 セレクト)を用意し、フォーラム全体に関わる内容とした。

加賀藩のレシピを参考にしたフランス料理という難題!?説明する綿貫先生。そして伊藤先生から料理説明
実践編メニュー(伊藤文彰氏 考案)
≪日本酒に合わせたお料理≫
冷製料理
◇ブリの自家製燻製 柚子とスパイス風味
加賀レンコンと金沢カブのマリネ添え
◇蟹肉入り帆立貝柱のテリーヌ 海苔と黒オリーブのピューレ添え
温製料理
◇天然真鯛の海藻蒸し 金時草のソテーとホワイトアスパラガスと共に…
◇サワラと牡蠣のナージュ サフラン風味
◇マグレ鴨とフォワグラのポトフ仕立て 加賀レンコンと源助大根添え
デザート
◇豆乳のクレームブリュレ
◇五郎島金時芋と金柑のフィユテ
≪そのほかのお料理≫
冷製料理
◇海老のカクテル
◇ポワローとベーコン入りキッシュ
◇シャルキュトリー(ハム・ソーセージ類の取り合わせ)
◇カッテージチーズと柑橘類のサラダ
◇ミックスサンドウィッチ
温製料理
◇鮟鱇のベーコン巻ロースト 温野菜添え
◇鹿肉の赤ワイン煮込み 茸添え
◇ビーフピラフ
◇蛍烏賊とトマトのペンネ
◇減農薬野菜のア・ラ・ミニット(しゃぶしゃぶ仕立て)
デザート

◇フレッシュフルーツ取り合わせ

わたくしは、お酒を担当

それぞれのお酒の特徴を紹介しました。日本酒の歴史と自然背景、米力、スタンダードから今がわかるようにセレクト
実践編日本酒リスト
●三重県 タカハシ酒造「伊勢の白酒  古式二段仕込み」(微発泡)
●秋田県 新政酒造「亜麻猫 改 白麹仕込み」、「やまユ 酒こまち」
●奈良県 長龍酒造「吉野杉の樽酒 雄町山廃純米酒」
●静岡県 高嶋酒造「白隠正宗 [...]

文化資源フォーラム「酒食饗宴 うたげにつどう人と人」1

May 16, 2014

●思い出しblog=2014年2月22日の出来事
東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究室主催の文化資源学フォーラム
「酒食饗宴―うたげにつどう人と人」で講演しました。

会場は東京大学弥生キャンパス弥生講堂アネックス セイホクギャラリー
宴とは何か? 開催趣旨を引用

開催趣旨

「宴(うたげ)」という言葉を聞いて、みなさんはどのようなイメージを持つでしょうか。「うたげ」という日本語には「手を打って楽しむ」という意味があり、漢字の「饗」は「うたげす」と読んで、「ごちそうの両側に人がひざまずいて向かい合った様」を表しています。「シンポジウム」はギリシャ語で「共に飲むこと」を意味し、プラトンの『饗宴』にみられるように、そこに「討論し楽しむ」が加わりました。つまり、「宴」とはまさに飲食を介して人が向き合い、関係を築く場なのです。「宴」は古代から今日まで世界中で続く、人間にとってなくてはならない営みだといえるでしょう。
一方で、わたしたちが生きる現代社会では、孤食や無縁社会など、希薄な人間関係が問題となってきています。いま、「宴」=ハレの日の共食を見直すことで、こうした状況に光があたるのではないでしょうか。
「宴」は、いつもと違う食事の場だからこそ、何が起こるかわかりません。古来、「うたげす」る人は人々とともに楽しむために、何を食べるか、どう空間を演出するか、どのようにふるまうかなど様々に工夫を凝らし、知恵を絞ってきました。わたしたちは、〈宴の中の食〉〈演出される宴〉〈宴から生まれるかかわり〉といった視点から、これからの「宴」の可能性について考察していきます。

(左)綿抜豊昭先生の講演「加賀藩の饗応料理」
プロフィール●筑波大学図書館情報メディア系 教授。近世文学・礼法、図書館学が専門。近著『包丁侍 舟木伝内』(陶智子と共著)では、加賀藩で供された大名料理の紹介とともに、来客が7千人にも及ぶ荘厳な武家の御成での宴席の献立や、儀礼などが描かれている

(右)伊藤文彰先生の講演「フレンチレストランで宴を創る」
(右)伊藤文彰先生の講演「フレンチレストランで宴を創る」
プロフィール●ルヴェ ソン ヴェール 東京 代表取締役、オーナーシェフ。フランスの料理学校や三ツ星レストランに学ぶ。現在、本郷・駒場・南大沢の3店舗を経営。大規模な結婚披露宴から記念日までの祝宴まで、顧客のニーズを汲んだコンセプトを、宴席の食で表現している

私の題目は「米の酒を囲む宴 農、水、山をつなぐ」です。
講演後はシンポジウム「文化としての宴―思いを込める食、わかちあう食―」

司会進行は石田さくやさん

「文化資源学フォーラムの企画と実践」2013 年度履修生の皆さん
フォーラム報告レポートはこちら
→ http://www.l.u-tokyo.ac.jp/CR/images/forum13_rapport.pdf
そして
「酒食饗宴 ―うたげにつどう人と人―」
実践編へと続くのでした!

お酒のセレクトを頼まれました。日本酒の歴史がイメージできるように。また初めての方にも飲みやすいようにと

(左)三重県タカハシ酒造「伊勢の白酒」古式二段仕込みの純米酒
(右)和歌山県長龍酒造「吉野杉 樽酒」

大学OBが手がけたお酒ということで、新政酒造の「やまユ 酒こまち」

「亜麻猫」and more
後半へつづく

次の朝カルは「八十八夜に楽しむ純米酒」

April 21, 2014

新茶の季節ですね。写真は静岡県沼津市の山二園さんの「さえみどり」です。母は「やぶきた」父は「あさつゆ」を交配した品種。清々しい新葉のグリーンを見ると、”夏もち〜かづく〜八十八夜♪ ちゃんちゃん♪”が口をついて出ます

さて、今月の朝日カルチャーセンター「楽しむ純米酒講座」は4月26日土曜日
テーマは「八十八夜に楽しむ純米酒」
「夏も近づく八十八夜♪」でおなじみの八十八夜は、立春から数えて88日目。八は末広がりで縁起がよいことから、夏支度を始める吉日。
また、八十八は組み合わせると「米」であり、まさに米を思う日でもあるのです。

そこで、夏直前、八十八夜に相応しい、銘茶どころの日本「酒」8種類と日本「茶」、新茶を使ったおつまみなども合わせて楽しみます。お茶は自然仕立て、手摘みの極上新茶をご用意します
●朝日カルチャー「楽しむ純米酒講座」
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=239484&userflg=0

____________________________
●山二園さんを紹介したブログ
↓↓
●2013 山二園さんの新茶さえみどり
●2013 沼津・山二園さんお茶祭り
●2013 沼津発 おいしい感動をつくる仕事・山二園2

●ぶれないお茶~山二園 日本一の受賞茶を楽しむ会~

一番茶しか作らない、山二園の後藤ファミリーです!

山二園のマダム後藤に教わった煎茶飯(グリーン色!)の作り方も伝授します!

20140416「新世代栃木の酒2014」

April 19, 2014

↑「とちぎ酒14」100%で醸した純米酒を試飲
「新世代栃木の酒2014」ご参加いただいた皆さん、蔵元の皆さん、酒造組合の齋藤さん、お世話になり ました!
講演タイトルは
「農・水・山をつなぐ下野杜氏  とちぎ酒米の魅力を探る」です。
目玉は、栃木県オリジナル酒米・特に今年は希少な(よくぞ集めてくださいました。感謝!)「とちぎ酒14」を97%精米で ”炊き”、栃木県産コシヒカリと比べて「酒米と飯米」を味わってみようというコメクラーベ企画。めったにないチャンス! 酒米の粒の大きさにもたまげてもらえたと思います。

食べたあとは、同じ米を飲む!であります。
「とちぎ酒14」100%で醸した純米酒を、3つの酒蔵さんで飲み比べ。同じ米でも精米違い、醸し方でこう変わる!が実感できたかと

速醸もとで「望」60%、「松の寿」65%

そしてきもと造りで「旭興」88%!

炊飯器4台フル稼働

この酒米を、最初に試験醸造した井上清吉商店の井上さんから、この米の誕生経緯などお聞きしました。
その時代、時代に合わせて酒米が生まれたことなど、日本酒の流行、変遷を感じた一幕でした。それぞれの米の特性をはかり、どう考え、育てあげるのか。米と水だけのお酒だからこそ、極めることが山ほどあります。

精米歩合、酵母の組み合わせ、速醸、山廃、きもと造りetc.

旭興さんは「とちぎ酒14」をまず77%でチャレンジしたあと、88%へ。そして、まだまだいけると99%にもチャレンジ!( その酒は気になる香りから「オーク樽貯蔵酒」にしたという)

ひとつの米の徹底解剖は勉強になります。

「大那」醸造元・菊の里酒造の阿久津さんはほとんどの酒米が近所の農家さんと契約栽培。「米と水でしか造らない日本酒だから、米にこだわる」がモットー。

それにしても「とちぎ酒14」大粒でふんわりとした甘み、冷めてもモチモチ感は食用米でも活かせばいいのでは〜!とも思うほどでした。おむすびでも美味しい、収量も多く、ゆえに米代も安い。なんとも健気な米「とちぎ酒14」であります。

最前列で聴いてくれた土’馬十駕の池田聖子さんが写真を撮ってくれました

栃木は世界遺産の日光や宇都宮の餃子が有名ですが、意外なくらいの森林+農業県なのです。
森林+農業用地で県全体の約75%も占めています。
鹿沼土は全国区でも有名なブランド土。
苺は44年間ずっと一位。二条大麦も一位。酪農は全国で二位。意外なほどの農業県。「酪農が多いので、有機堆肥の牛糞にも事欠かかない」と大那の阿久津さん。
県内ベスト5の山はすべて2,000m越え。そして一級河川多し。田んぼに酒蔵に、水が潤沢にあり、枯れたことがないというのも、当然なわけです。
そのダイナミックな自然背景を武器に、各蔵元が個性を出し(甘酸っぱいの、きもとonly、オーガニックetc.)表現しているのが栃木の魅力だと思います。
_____________________________
◎第二部・備忘録

●栃木酒造組合直営・酒々楽
●「とちぎ酒14」滝田稔さん
●新世代栃木の酒2014

本日は新世代栃木の酒2014

April 16, 2014

お天気よくて嬉しいモーニング!今日は栃木県酒造組合主催「新世代栃木の酒2014」でございます。
16時45分より、講演させていただきます。タイトルは「農・水・山をつなぐ下野杜氏 とちぎ酒米の魅力を探る」です!
今回の目玉は、栃木県オリジナル酒米・特に今年は希少な(よくぞ集めてくださいました★)「とちぎ酒14」を97%精米で炊き、栃木県産コシヒカリと比べて味わってみようという企画。粒の大きさにたまげてください。
その後、3つの酒蔵さんによる「とちぎ酒14」純米酒飲み比べ! 同じ米でも醸し方でこう変わる〜が実感できます。あの蔵の88%!も登場です 予約不要ですが第一部と第二部(チケット完売)に参加する方で、先着100名様限定。
*なのですが、こんな大事な日だというのに、唇の下にカサブタを作ってしまいました。唇の下に海苔を貼ってるわけではありません。あらかじめお断りしておきます
お天気よくて嬉しいモーニング!今日は栃木県酒造組合主催「新世代栃木の酒2014」でございます。
16時45分より、講演させていただきます。タイトルは「農・水・山をつなぐ下野杜氏 とちぎ酒米の魅力を探る」です!
今回の目玉は、栃木県オリジナル酒米・特に今年は希少な(よくぞ集めてくださいました★)「とちぎ酒14」を97%精米で炊き、栃木県産コシヒカリと比べて味わってみようという企画。粒の大きさにたまげてください。
その後、3つの酒蔵さんによる「とちぎ酒14」純米酒飲み比べ! 同じ米でも醸し方でこう変わる〜が実感できます。あの蔵の88%!も登場です 予約不要ですが第一部と第二部(チケット完売)に参加する方で、先着100名様限定です

この蔵元に会える!

この蔵元にも! 水も美味です

どんな新酒が集まるでしょう! 楽しみです
*なのですが……こんな大事な日だというのに、唇の下にカサブタを作ってしまいました。唇の下に海苔を貼ってるわけではありません。あらかじめお断りしておきます

静岡県漁業協同組合・女性部大会   魚で肴★ブランドのつくりかた

April 8, 2014

3月はいろいろな行事が盛り沢山でした! 思い出し記録。
まず、3月6日はグランシップで静岡県漁業協同組合・女性部大会で講演を。担当の川口照恵さんが熱く! 去年から何度も打ち合わせを重ね、気合充分で望みました。

静岡県の茶業農産課・増井裕子さん&平野香理さんも、この会にジョイン。漁連女性部の皆さんに県の優れた純米酒とお茶を知ってもらおうと、女子(決して…子ではありませんが)による、女子のためのパワー炸裂会となりました。

東京・打ち合わせ時のスナップ。手にしているのは地元海産物!(左)川口さんはハバノリ、(右)平野さんはたたみイワシ!
____________
魚価は下がり、魚連女性部員の平均年齢は上がり、会員は減る一方。魚加工品にも力を入れてはいますが、その商品は誰にどう売るかが問題で…。
どうしたら、作りがいがあり、適正価格がキープできる魅力ある商品にするか!であります。
魚は ”誰と組む” かが重要だと思います。
少し前のブログでも紹介しましたが、酒蔵さんが地元素材を、酒と合わせて提案することも大いにあり。魚といったら肴ですから。上質な純米酒と組める魚=肴を目指す!これも、ひとつの方向だと思うのです。
上質同士が手を組んで価値を高める! そのためには互いを知ること。
そんな会を実現しようとあいなりました。

前夜の最終打ち合わせ。会で試飲するお酒のチェックを兼ねて浮月楼浮殿へ。県内のお酒が勢揃い! お店のお酒担当・羽根田陽亮さんの知識も素晴らしいです。お燗温度もバッチリ!

大会は、JAなど、他からのお客様も集合

スタートは女性部代表が大会宣言

来賓の挨拶の中でも、「和食の世界遺産」の話が織り交ぜられ、みな、魚食文化を改めて考えていることがわかります。

さて、今回の講演タイトルは「サカナ×発酵×酒米誉富士 プレミアムな酒肴は静岡の海から!魚で肴★ブランドのつくりかた」です。(ちょっと長い…。セミナー中の写真は漁連さんから拝借)

魚連の熱血!川口さんが冊子も製作

なぜ、地元の上質の純米酒と組むのか、その重要性をお伝えしたいと、用意したパワーポイントは100枚以上!
↓農林水産省affで連載した水産関連の記事も冊子に
板わかめ
しょっから
ぬかいわし
しょっつる
紅ズワイガニ

セミナー終了後、試飲試食timeへ
ただ話を聴くだけではなく、体感してもらうのが大事。県外の参考事例や、県内の食品、県内の純米酒とお茶を試飲

静岡県オリジナル酒米・誉富士の純米酒に、魚介類を使った発酵珍味各種

イカの塩辛・赤づくり、白づくり、イカの三升漬け、イカの麹漬け、イワシの糠漬け、おやつ煮干し、炙り板わかめ、ジャコを使ったジャコロッケなどなど。添加物を使ってないことも重要です

そしてこちらは、女性部員が手作りした「つめた貝の佃煮風」
つめた貝!嫌われ者と聞いてましたが 、においが強烈とも聞いてましたが 恐る恐る食べてみると!なかなか風味が良かったです。
____________________
その肴はどんなお酒に合うのか。純米酒、純米吟醸酒、純米大吟醸……ひとくちにお酒といっても様々。そして温度もいろいろ楽しめるのがいいところ。「あの蔵のあの酒に合う!をイメージして作った〜♡」といわれたら、試したくなりますよね。それが言えるような商品作りが大事!
それは、誰に、どんな風に食べてほしいの?
____________________
●静岡の酒
静岡県は「吟醸王国」といわれ、特定名称酒比率が高いことで知られています。
ですが、県民は・・・あまり、知りません。飲んでません。
吟醸比率は全国平均28.1%のところ、静岡は82.9%!
全国平均の3倍!
というわけで、女性部の皆さんにこそ、その上質な味を知ってもらおうと

お出した酒は、静岡オリジナルの酒米・誉富士の純米酒

静岡生まれ静岡育ち
さあ、飲んでみましょう〜

●白隠正宗 誉富士純米酒 高嶋酒造
沼津市原
●正雪 誉富士辛口純米 神沢川酒造
静岡市清水区由比
●杉錦 誉富士山廃純米 杉井酒造
藤枝市小石川

同時に、お茶もサービスです。掛川の「深蒸茶」と「静岡型発酵茶」(花様、果実様の香りが強く、健康志向にマッチする機能性成分を含む開発中の茶)。お茶振興班のスタッフがテキパキとサービス!

「深蒸茶」は茶草場農法http://kakegawa-kankou.com/chagusaba/

(左)深蒸茶      (右)静岡型発酵茶

皆さんにお酒の感想を聞いてみました

「思ったより飲みやすいです。フルーティで爽やか、するするって(笑)飲めました」

「いつものと違いますね」「ええ、おいしい(笑)」
実際に食べてみる、飲んでみるとナルホド!という気づきが多かったようです。皆さんのコメントも活発で、帰りがけには「来てよかった!発想がふくらみました!」という声も。
「ふじのくに静岡県は和食の先進県」

今、求められるのは、光景が浮かぶ食。お酒なら、お米の名前が言える純米酒。田んぼで成長が見守ることができる地元のお米。
土地と造り手の顔が浮かぶのが最高です。
地元の純米酒を飲むことで、田んぼ、環境、水系、杉山、器を含む日本の伝統産業も守られます。
いい純米酒にあうのは、いい発酵食。
魚介×発酵=上質な加工品ができれば、魚食文化が価値付けされて、互いの魅力を倍増。
魚を肴として価値付けし、海の幸を☆がつくブランドに育てたい!

元気が良い桜海老の産地・由比のメンバー。「私たちの町には酒蔵があります!一緒に考えたい」と嬉しい言葉が聞けました。
住む土地の酒米でつくられた純米酒を飲むことは、その土地を守ることにつながります。
地域は一人一人が選択する「食」が支えています。
その動きは町から県、日本もと信じています。

川口さん、増井さん、平野さん頼もしいチーム静岡です。
___________________
翌日、川口さんから届いたメール
↓ ↓

山本洋子さま

静岡県漁連川口です
昨日は、大変お世話になりました
どうもありがとうございました
何かと不備な部分もございましたが
終りよければすべて良しで、お許しを願います。
すごく楽しかったです。
すごく大変だったです。
講演会?パーティー?大会?もう何でもいいや!えいっ!!てやっちゃいました
参加者には印象に残る大会になったようです。
事務局冥利に尽きます。
これをきっかけに、「なにか」発展しそうな予感がしています
とりあえずは、由比で
増井さんたち茶業農産課の方たちの宣伝方法も、勉強になりました
漁業は、生産者も私たちみたいな、漁業団体も、もっともっと宣伝しなくてはと思いました。
それから、私たち漁業関係者は研修会や講演は当然、漁業に関係する内容ばかりです。
だから、私は今回のお酒やお茶の話は、初めて聞くことが多く、すごく新鮮で、知ったかぶって、まわりに話したくなってしまい、やたら「誉富士」の宣伝していました。
宣伝料もらってないのに(昨日残ったお酒もらっちゃったけど)勝手に宣伝してた。増井マジックにはまった!!
てことは…漁業に関係ない人たちは、漁業の話聞いたら私たち以上に吸収してくれて興味深いってこと?
しかも、団体の集まりだと、それなりに意識の高い人が集まるし、研修会慣れしているから、一層新鮮てこと?
確かに増井さんも魚のことすごく興味あったし、過去に農協の研修会で事例発表したり一緒に魚料理教室やったとき、一般の方対象のときよりもすごく反応がよかったことを思い出しました。
山本さんがおっしゃっていた、酒蔵⇒酒販店⇒旅館・料理店ルートってまさしくこれだ。と、
漁業関係者以外の意識の高い人達の集まりで宣伝することが、もっと必要なのだと、さんざんお話きいていたのに、今さら実感した次第です。
「静岡の誉富士純米酒には静岡の魚で肴」
今後ともよろしくお願いします
再会の日が楽しみです。
くれぐれもお身体ご自愛くださいませ
純米酒と魚で健康保持を身をもって伝えてくださいませ
**********************************
静岡県漁業協同組合連合会
指導部 漁業振興課 川口照恵
・・・
去年から綿密に打ち合わせを重ねて、準備し、やりがいのある仕事でした! 嬉しかったので本人の許可得て原文ママで紹介

若手の夜明け2014

April 3, 2014

↑ROCKETNEWS24
20140330は「若手の夜明け」に参加!年々素晴らしい成長をとげる若き蔵元たちの自主企画
●ROCKETNEWS24【日本酒】いま『若手蔵元』がアツい! 若き日本酒マイスターたちの創る美味しい日本酒を求める人たちでイベントは大盛況

動画もあり ↓ 会の雰囲気がよくわかります
【酒蔵PRESS】第14回 若手の夜明け「銘柄紹介 前編」
【酒蔵PRESS】第14回 若手の夜明け「銘柄紹介 後編」

【酒蔵PRESS】さんが『若手の夜明け』の動画を作っていただきました。
こちらは「会場編」
【酒蔵PRESS】第14回 若手の夜明け「会場編」

毎回、一部、二部、三部と分かれて開催され、最後の三部は蔵元セレクトのおつまみ付き!そして蔵元も飲むということで、にぎやかに盛り上がります。
静岡の白隠正宗さんのおつまみは、これまでは鰹の塩辛でしたが、今回は前々回のブログでUPしたコチラ↓

「なまり節+金山寺みそ=酒肴」
これが素晴らしい一品!地域の特徴も出ますし、何より白隠正宗のお酒にあうあうあう!
今回、秋田で一白水成を醸す渡邉康衛さんが、地元五城目町産のキイチゴを使うというのでお手伝いしました。
きれいで品のいい甘みと酸が特徴の「一白水成」の味に合わせたキイチゴつまみ

そのままでは酸っぱいキイチゴですが、お酒に5分ほどつけると、香りと酸味がうつって美味♥これもいいなあ〜と思いましたが、提供時間が微妙。おつまみでもありませんし、そこでキイチゴを贅沢に使ったpink色のクリームを作ることに

名づけて
framboise de koei crème 

↑説明カードも作成。キイチゴをフランス語のフランボワーズで紹介(ちなみに英語だとラズベリーです)
” framboise de koei 一白水成の蔵がある秋田県・五城目町産のキイチゴを使った framboise de koei crème  お酒と合わせてお楽しみ下さい “
原材料=五城目町キイチゴ、クリームチーズ、カマンベールチーズ、とろとろの純米大吟醸酒粕、はちみつ and more

↑クリームはもちろん、無着色です。一粒のせて提供
「うわ〜!かわいい♡ おいしい〜」と喜ばれました。渡邉さんの雰囲気にもピッタリ(笑)
秋田という北の地で栽培されるキイチゴと日本酒に興味を持ってもらえたようです。国産キイチゴは珍しいですからね。
その土地の、上質な酒と上質の素材が組み合わさると、その土地の魅力がさらにUPします!
五城目町には500年続く朝市もあり。いってたんせ〜。日帰りおすすめ旅プラン
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●キイチゴの研究と産地形成
●国産ラズベリーの市場創出に向けて
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●過去の若手の夜明けhttp://www.yohkoyama.com/ archives/47785http://www.yohkoyama.com/ archives/47824http://www.yohkoyama.com/archives/17769http://www.yohkoyama.com/archives/695

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