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« Previous Entries Next Entries »20110811やまよ食堂その2
August 12, 2011お酒が続々増えてきた樽クーラー。
この日は同じフロアで二木の会・獺祭があり、桜井社長&ジュニアも新丸ビルに。フロアは日本酒好きがわいわいのわい集る日となりました。
同い年の佐藤一徳さん登場↑持参してくれたお酒はCICALA。三井の寿、夏純吟です。この日は、日本酒好きが各自、好きなお酒を持ち寄ってくれました。
短冊に、お酒の県名、選んだ理由、お名前を書いてもらいました。それぞれに個性が出ます。
お酒コーナーの担当は中根恵さんと弟さん、mus musスタッフの皆さんです。泡あり、燗あり、どんとコイ。白隠正宗、白影泉、鯉川、日輪田、英、生もとのどぶ、独楽蔵「悠(はるか)五年 特別純米」
お燗好きな人は最初からお燗を注文。夏でもお燗派多いです。とはいえ泡は泡でおいしい〜☆ (右)プレインピープルのデザイナー、松田エリザベスさんとジャンさん。2人とも同い年! 黒シルクの超軽いロングネックレスをプレゼントしてくれました。ほとんどアクセサリーを持っていないので嬉しい。そして蛙好きの私のために、エリザベスさんが夜なべしてウチワも製作。感激の青カエル団扇です。ありがとうございます。
この暑いのに、忙しいのに、よくぞ集ってくださいましたの皆さん。お酒コーナーに集ったところをパチリ。左から鈴木三河屋の大熊さん、フォトグラファーの畑口和功さん、白隠正宗の蔵元杜氏高嶋さん、pure cafeの川村明子さん、雑誌『住む。』伊藤宏子さん、松崎晴雄先生、総務省の木村敬さん、川村さんとこのオスカー、オレンジページの比留間深雪さん、佐藤一徳さんはTDL。
同い年の西村さんと。そのチームの皆さん。西村さん日付入り茶ありがとうございました。ワタクシのTシャツは勇人画伯の陰険ネコT。
ふと見ると、お酒がだんだん増えてきましたー。左端、長谷ノリさんが持ってきた開運は2002年醸造。
「どすこい誉」セレクトby安田さん。箱開けた瞬間、笑わせていただきました!
夏祭りの食べ物もぞくぞく。
(左)中尾彬じゃなくて越七の藤井さん。(右)とんぼの絵柄を絞りであつらえた浴衣で登場の泉橋酒造の橋場さん。
沼津の 芹澤酒店の芹澤さんが持ってきてくださったのは、なんと!9BYのるみこの酒。蔵にも残ってないお酒。こちらのお店の古酒コレクションはものすごいです。
ご参加の皆さん写真館
右端は伊勢宇本店の宮澤さん(blogでの紹介ありがとう)。ご近所の東さんご夫妻、田中さんご夫妻・Organic Vegan Sweets→お家訪問、長谷川ノリさん・同い年→こんな会もありました。
そして
↑こちらのテーブル手前お3人はチームエココロSHOP
右端の黒服は大谷ひろ子さん。コサージュデザイナーです→blog
左端は白石さん、秘湯と蔵元へひとりでどこへでもいく女子。
以上2枚は畑口さんが撮影。プロは上手!
こちらは野々山さん撮影。ちょっとブレブレ。右端は「和ごとを楽しむ会」主催の長井尚美さんです。
この日、家にいるだけで汗だくだくで浴衣なんてトンデモナイと思ったワタクシですが、長井さんは涼しいお顔でお着物です。達人は違いますわ。ああ尊敬ビーム。
つづく
20110811やまよ食堂その1
August 12, 2011ヒョンなことから大台の誕生日をmus musでお祝いしてくれることに。佐藤としひろさんと玉田泉さんから、リクエストを聞かれたので、個人的なお祝い…というよりも皆で楽しい夏祭り!な一夜が過ごせたら嬉しいですと。
夏祭りだからイカ焼き、とうもろこしなど蒸し野菜、そして流しそうめん。大好物の玄米のお寿司など、あったらいいなと思うものをいくつかあげました。お酒はモチロン、純米酒で大吟醸、吟醸、古酒と純米でフルコースがあったらいいな。
誰を招待するのか知らずじまいで当日を迎えました。
mus musにいくとビックリ。お店が「やまよ食堂」に変身していました。オリジナル提灯も!
唐澤蕗翠先生の書「やまよ食堂」。達筆!
生まれ故郷・境港から食材到着。川口商店さん経由でイカと白バイ貝など。白バイを持つコンちゃん。
(左)王祿酒造さんから「素麺の必需品を送ります」…っていったいなに?東出雲産の薬味?と思ったら、先代が製作したという年代モノの風鈴。フーリンですよ。チリンチリンの。長い間、箱に入っていたので紙がくるりん状態でクセをとっているところ。(右)風鈴を取り付ける佐藤さん。音が出るよう風鈴めがけて扇風機も準備。
入場者には赤いリストバンドをつけるという。かわいいカエルつき!
(左)かわいい丸文字は三重の安田屋さんからのお祝い酒。三重県庁マーケティング室の皆さんからもお祝い酒が。わ〜っびっくり。(右)新政さんの『裏出品酒スパークリングにごりミックス』どうしてここに!?と思ったら、玉田さんが偶然、佐藤祐輔さんと会う機会ありで、この日のことを伝えたという。蔵元受難。
開運さんのコロンとかわいい樽も〜。
鶴齢さんの純米大吟醸。槽搾り生原酒。mus musのお酒担当、中島さんです。
(左)境港の父作の野菜と鳥取県の梨と葡萄。(右)青竹!?登場。
冷やす準備もバッチリ。鳥取県庁の浅見さんが「米子鬼太郎空港」の看板を持参。
書には下地が貼られ、飾る準備OK. 海の精の塩ズラリ。
本日のお品書き。朝日新聞のボンマルシェで紹介したものや、農林水産省広報誌affで紹介した一品も登場。
風鈴チリンチリン♪ 貸切です。
近藤けいこさんのお野菜も。
ちゃくちゃく準備万端
受付開始です!
いつのまにか、浅見さんがゲゲゲの鬼太郎ちゃんちゃんこを着ている。肩には目玉おやじまでくっつけて。念がいってます。
つづく
まさるやさん酒人好の会
July 29, 2011
5月のお酒のレポート。15日まさるやさん主催・酒人好の会「お蔵元さんと共に日本酒を楽しむ会」が明治記念館で開催されました。 blog
とくに嬉しかったのは墨廼江酒造の澤口康紀さんにお会いできたこと。
タイトルにがんばろう日本! がんばろう東北!の文字。
参加の23の蔵元でいっせいに鏡開きが行われました。蔵元さんが顔を合わせてみんなで樽を囲む。今まで何度もみていた光景ですが、3.11以後はこれだけで胸が熱くなってしまいます。
献立には参加蔵の県産素材がふんだんに。
前菜
真っ先に墨廼江酒造の澤口康紀さんのブースへ。
宮城県北東部・石巻に蔵がある墨廼江酒造さん。3月11日、大津波が蔵を直撃。蔵人は冷蔵庫にあがり、水がひくのをひたすら待ったといいます。そして4月7日の余震で、蔵、醸造機械、商品に大きなダメージが。海水が引くのに3日以上、電気が復旧するのに2週間かかったそうです。
不幸中の幸いは、人的な被害がまったくなかった事。リアル澤口さんに会って嬉しさがこみあげました! 本当に良かった。
山田錦、五百万石、雄町がテーブルに並びました。
澤口さんが手がけるお酒は、きれいな味わいが特徴。繊細かつ清らか、透明感のある中に上品な甘みも。澤口さんが蔵にもどってから、蔵革命を実行し、量より質へと大転換。そして今の磨かれた酒質になりました。
会パンフレットの蔵元メッセージには「綺麗で柔らか、気品ただよう風味豊かな高品質の日本酒を一生懸命醸しております」とあり、まさに目指しているのがそこなのだと思いました。
奇跡的に見つかった樽。
津波をのりこえて壇上に。
澤口さんとまさるやの園部社長。
その他の蔵の皆さんです。
実直な酒造りがモットーの早瀬浦の三宅範彦さんとまさるやのまさるさん。
青森・西田酒造店「田酒」の三浦晃一さん
「FLOWER SNOW」雪のようなにごり加減と原料米は華吹雪であることから命名。
蔵人BLOG
秋田・白瀑、山本友文さん。
銘酒「山本」です。今季から全量純米。勝負酒は「山本 生原酒」。その他は「白瀑」「白瀑の袋吊り中取り」「スパークリング山本」など。
静岡・初亀醸造の橋本謹嗣さんです。
石川・菊姫の井出俊幸さん。
本日の勝負酒「山廃吟醸原酒11BY醸造酒」。お米はすべて特A地区兵庫県吉川町山田錦を使用。「鶴乃里」「山廃純米」「先一杯」「菊」。
●活性炭は日本酒のお化粧
和歌山・雑賀俊光さん。
雑賀一族の末裔です。元プロボクサー。「より良い酸を食卓へ」がテーマ。日本酒、梅酒、食酢を醸造しています。
笑いのツボに入る俊光さん
少しはHPやブログをするあるよ。
そして
栃木・菊の里酒造「大那」阿久津信さん。「大いなる那須の自然の恵み」を「酒」で表現。
純米大吟醸 那須五百万石。五百万石は特別栽培。「大粒・溝が深い・芯白が大きい」と。この他に特別純米生もと造りもあり。
山形からは十四代さんと
山形正宗の水戸部朝信さん。代表取締役兼杜氏です。
雄町、出羽燦々、酒未来、生もと造りの雄町
酒の王道をめざす!と裏面ラベル
らら、こちらの裏面ラベルはこざっぱりだ。
やんちゃだ、元気だ。山口・永山本家酒造場の「貴」を醸す、杜氏の永山貴博さん。
貴博さんも今年で36歳。年男です。今、まだ独身。
山廃そして右は自社栽培の山田錦。ワインでいえば「ドメーヌ」。
そんなこんなでとうてい全蔵回りきれないうちに、あっというまにお開きタイム。
最後は全員で「がんばろう!」三唱。ありがとうございました。
最後に記念撮影パシャ。貴さんの左隣は貴パパです。藤田千恵子さん、酔香の菅原さんご夫妻、山本友文さん、高瀬先生。
いつも裏方をきちっとサポート、まさるやの奥さまです。
楽しい菅原さんご夫妻です! 真ん中は山口・中島屋酒造場の中村信博さん。
◉酒舗まさるや訪問記
5月の日本酒な一日
July 28, 2011
また思い出しブログ。5月11日。この日はいちにち日本酒day
浅草橋は伊勢宇本店の若旦那・宮澤さんと『銀座 和らん』でランチ。お店の冷蔵庫をのぞくと「日本はひとつ」ラベルが。
その昔、おたか〜い日本酒のお店でしたが、そこが変わってこの店に。(右)きき酒師の美人庭野さんさんと若旦那です(逆光で陰になってごめんなさい)。こちらのお店、魚は天然の魚(直送の和歌山、三重、青森)しか使わないとのこと。ちょうどお昼をはじめたばかりで、なんとランチは1000円! 2ヶ月半近くたった今も、1000円ランチ継続中。
あら汁におかずもついて1000円はお値打ち。バーニーズ近く。夜の下見にもぜひどうぞ。
第一目的は太田商店さんの会!
若旦那のおともでGO
(左)春霞さんの限定、白ラベル発見。栗林さんの青春を見た!(感じ) (右)酒菜論の上野さんも出展。いぶした梅干し等。
菊水酒造の高澤さん。へ〜というアイテムが。いろいろあります、仕掛けます。
まんさくの花の佐藤さん。限定!日の丸ラベル。これは1合カップもあり。余白にメッセージが書き込めます。若旦那も買い☆
刈穂の伊藤さん。50と80。この数字表記はわかりやすい。
岩手の月の輪酒造店の横沢裕子さん。Youtubeでお姿を見た方が多いのではないでしょうか。ハナサケ!ニッポン!
静岡の富士錦さん、福井の一本義さん。
今田周三さんです。富久長の今田美穂さんのご親族。ですが富久長の取扱いはありません。周三さん、お世話になりました!
そしてその後、北千住へGO。栃木県酒造組合主催の
” 新世代 とちぎの酒 ”
「新世代が拓く栃木の酒造り 下野杜氏 パネルディスカッション」藤田千恵子さんが司会進行役。
終了後、試飲会場へ
おつまみと益子焼のぐい飲みがセットされたボックスを渡されます。いろいろあって楽しいけれど、食べるスペースが問題かと。
各蔵ブース以外に、お燗酒コーナーあり。これはいいです。
各蔵自慢のお燗に向く酒がズラリ。その場で好きな銘柄を温めてくれます。食べながら飲む状態ではつまみにくい…。そうだ!画板があればいいのだ!
苺とちおとめも〜。お燗酒で試した3種。
旭興さんのブースへ。
きもと造りが上手です。しかし「たまか」という名前は何度見ても「まさか」とか「たまにか」とか、違う言葉に読めてしまうのです。「たまか」」まろやかな美酒です!
どのお酒も安心しておいしい!旭興さんです。
(左)「百」のスペック。(右)実行委員長の渡邉英憲さん。通称えーけん先輩です。
「えーけん先輩」と呼ぶのは農大の後輩、一生後輩の
地酒宣言の澤姫・蔵人ひろし! 今日もスマイル満開。かわいいハート♥Tシャツ着用だ。
お米違い、酵母違い、山廃・きもと・速醸もとと、造りもいろいろ。澤姫とちぎの酒「真・地酒宣言」
他にもたくさん!まったく紹介しきれませんが
開華さんでは「ひやガーデン」を夏だけ開催。今季は30日を残すのみ!
ひやガーデンですよ、ひやガーデン。いいな〜! 日本酒蔵は、こうこなくっちゃ。
天鷹酒造さんのオーガニック。辛味もろみも人気。
そして栃木のカワリダネ
仙禽さん
「無濾過生原酒で甘酸っぱい」マジすっぱいです。
説明も他とは違う。違いすぎる。個性はいいことです。
(左)愛乃澤さん〜。(右)会場では仕込み水もたっぷり用意。
蔵元杜氏の相澤晶子さんです。まだ独身だった。晶子さん検討祈ります。(右)エーケン先輩が閉会の挨拶。おつかれさまでした!
*月井商店さんのHPとリンクを貼らせていただきました。栃木のお酒がそれぞれ丁寧に紹介されていて感心しました。
その後、藤田千恵子さんと伊藤宏子さんとちょっと一杯へ。
千恵子さんのお知り合いの居酒屋さんへ
下町の居酒屋さん〜というアイテムが
牛蒡の揚げたのやら、ネギの焼いたのやら。座ってホッ
お味噌汁が飲みたいと言ったら作ってくれました。嬉しい。
千恵子さんと宏子さん。長い付き合いのふたりです。
知らないお酒「かぜがふく」をいただきました。
知らない味醂も登場。
制服姿の彼女はさっきまでお運びしてくれた女の子。「お先にあがります」と席まで挨拶にきてくれたのでした。制服で。へ〜〜〜。その姿がまぶしいおばちゃんズ。「礼儀正しいねえ」「あんな時もあったよね〜」
この日も初めての出会い、懐かしい出会い一杯でした。
岐阜九蔵の酒
July 27, 2011またまた昔話し。5月9日『岐阜九蔵』の発表会がmus musで開催されました。まとめ役は福来純三年本みりんで有名な白扇酒造の加藤孝明社長(右端)
加藤社長の蔵は、日本酒、焼酎、みりんを醸造。歴史、神事、古代の酒づくりのことなど、なんでも詳しく、以前、affの取材で屠蘇酒の由来を聞きにいったこともあります↓
●お正月は米の酒を屠蘇酒で
メンバーは白扇酒造、御代桜醸造、林酒造、玉泉堂酒造、蒲酒造場、恵那醸造、三千櫻酒造、小坂酒造場、天領酒造の9蔵。
乾杯のお酒を味わうと、おや???
なんと9つの蔵のお酒を樽へ入れたブレンド酒だとか。
岐阜は杉と陶器の名産地。ゆえにオリジナルの枡と酒器が用意。
松崎晴雄先生、岐阜九蔵のお酒のマトリックス表を作成。
樽は最後まで飲み尽くされて完売。しかし、岐阜のお酒の特徴がわかるような、わからないような(笑)
日本の酒と食の文化を守る会の会長、村田淳一さん!「お燗ちょうだいよ」
飛騨牛と合わせる趣向でしたが、椎茸、茄子など、岐阜の野菜もいろいろ。
mus musの中島さんが説明中。九蔵が同じラベルで登場↑
展示室のサロンルームは木の香りでいっぱい。
県を代表しての日本酒イベント。発表会の形もさまざまですが、酒の生まれた土地の器で飲む!という提案は、山や里、人という酒の背景も感じられていいですね。
TOHOKU Sake Forum 2011
July 11, 2011TOHOKU Sake Forum 2011
◉東北酒フォーラム ↓
『東北6県から、30の酒蔵が協力しあい、東京に集います。
未だ厳しい状況にある被災蔵も多数参加し、みなさまに現状をご報告します。
震災により被害を受けた酒蔵も、一日限定出張営業し、テイスティングコーナーでは、各蔵とも一押しの銘柄を取り揃え、みなさまをお待ちしています。参加する全ての酒蔵から蔵元が参加する大変稀少な場でもあり、蔵元や各分野の専門家を招いたシンポジウム、トークセッションなども行います。私たちの生活文化や伝統と密接に関わる日本酒、農作物である米と水からなる日本酒。3.11後に絶やさず伝えゆくべきものとは何か、私たちに一人ひとりに何ができるのか
東北のお酒を味わいながら、日本の自然と、その産物である日本酒のこと、ライフスタイルやエネルギーを選ぶということ、これからの日本、私たちの“これから”について、みなさまと共に考える場にしたいと願っています。
おかげさまで、こうしてあなたに会えます。
あのときの奇跡に・・・・・・「ありがとう」』
写真上は■トークセッション2 3.11後の環境・エネルギー、そして日本酒について
飯田哲也さん[環境エネルギー政策研究所(ISEP)所長]×鈴木菜央さん[greenz.jp (株)ビオピオ代表取締役]×新政 佐藤祐輔さん
ユーストリームで聞く事ができます。
詳しくは佐藤祐輔さん→ブログを
natsukipimさんのブログは参加蔵の酒写真あり
写真は第二部のシンポジウム2 「3.11後の日本酒を考える Part.2」
新澤巌夫さん[伯楽星/宮城]、長谷川浩一さん[はせがわ酒店]、里見美香さん[前dancyu編集長]、 藤田千恵子さん[日本酒ライター]。司会をさせていただきました。
伯楽星の新沢巌夫さん。ここに詳しく→『日本経済新聞 銘酒「伯楽星」の再出発に乾杯』
→natsukipimブログ
長谷川浩一さんは、最近「純米」なのだそうです!
会場は3331 Arts Chiyoda
打ち上げはmus mus。挨拶するNEXT5の小林さん、銘柄は「ゆきの美人」
そして
新政の佐藤さん。今回のために作ったオーガニックコットンTシャツで。お酒は「亜麻猫」
NEXT5は全員で5人!
「春霞」を醸す、栗林さん。
「白瀑」を醸す山本友文さん。オリジナルグッズが増えましたね(笑)
そして「一白水成」を醸す渡邊さん(左端)
東北30蔵のお酒がいろいろ。被災した蔵のお酒も奇跡的にあつまって感激の場面も。
以下の記事は、東北酒フォーラムHPから拝借↓
TOHOKU sake Forum2011 参加蔵元からのMessageより
「豊盃」青森県弘前市|三浦酒造|昭和3年[1928]創業
震災直後は、先が見えず、茫然とした日々…。
普通の生活の有り難さが身にしみました。
ほっとする時間の語らいの中にある日本酒である事を願い、
これからも醸したいと思います。
◎当日の提供酒:豊盃 華想い 純米吟醸
原料米 華想い
「青森県の酒造好適米『華想い』を使用した純米吟醸です。
華やかな香りとスッキリとした飲み口のお酒です」
思いもさまざまに。
いろんな人が協力して集りました。
(左)↑宮城県・「日輪田」「萩の鶴」を醸す佐藤曜平さん。以下、メッセージです。
蔵のある宮城県栗原市は、2008年6月の岩手宮城内陸地震でも震度6強を観測し、多数の死傷者を出しました。その教訓を生かし、出来るだけの地震対策を 施していたつもりでしたが、3月11日に震度7、4月7日に震度6強という激しい揺れに2度襲われ、建物・お酒に多数の被害が出ました。
しかし、起きてしまったことは仕方ないので、現在は前向きに、次の造りに向けた準備を進めているところです。来期の造り以降も、変わらぬ応援をしていただくことが、一番の願いです。
◎当日の提供酒:日輪田 純米吟醸
原料米 美山錦 「仲間とワイワイ、気軽に楽しんでいただきたいお酒です。」
[参加蔵元からのメッセージ]
「浜娘」岩手県上閉伊郡大槌町|赤武酒造|明治29年[1896]創業 蔵元 古舘秀峰さん
赤武酒造は、岩手県沿岸の大槌町という、海と山に囲まれたところにあります。
しかし、3月11日に 東日本大震災の三陸を襲った大津波により、酒蔵と、隣接する会社事務所が流され、壊滅してしまいました。震災時、私は近くの高台に非難したため、難を逃れましたが、当日、蔵で火入れ準備を行っていた製造部門釜場担当の越田は、町の消防団員として直ぐに防波堤の扉を閉めに行き、消防屯所の鐘を叩き、町民に非難を誘導しました。震災後、無事を祈り懸命に捜したのですが、悲痛にも亡くなったことを知りました。
震災翌日の大槌町は、至る所で火災が発生し、大量の爆弾が落とされたような焼け野原の様で、至る所に焼け焦げた貯蔵タンクが転がり、原型のない潰れた醸造機械だけが目に入りました。現在は、自衛隊の方々にガレキを片付けていただき、自動車も通れるようになり自宅にも行ける様になりましたが、残ったのは玄関の床と子供の写真数枚。6棟あった蔵も全て流され、火災を受けた資材倉庫のみが形を成しています。
私の町、大槌町は町長をはじめ町職員30数名が不明になり行政が機能せず、復旧に向けて進めませんでした。3ヶ月が過ぎた今も亡くなった方、不明の方 1,700名で、人口15,000人の町の9人に1人が犠牲になっています。叔父・叔母・姪・同級生、仲間も亡くなりました。町のみんながそうです。
どうして、どうして、どうして…。
悲しみ・怒り・苦しみだけが体の中に充満し、吐き出す出口がありませんでした。
この度の災害で、多くの皆様にお見舞い、励ましの言葉を頂き、深く感謝しています。皆様のおかげで「失ったものは大きいが新しいものを少しずつ創り上げて行く」勇気と希望が生まれました。この気持ちになるまで、時間がかかりましたが、現在は、町行政と共に大槌町復興を共有し合い、新しい赤武酒造を創り上げる事に従事しています。
今、私たちの手で新しい「浜娘」を醸す「赤武酒造復興計画!」を進めています。再建に向けて問題は山積していますが、一つ一つ山を乗り越えて道を創ります。
少しずつではありますが「赤武酒造」の情報発信をして参ります。
また、大槌町の現状、メッセージもお伝えいたします。
赤武酒造は負けない!
大槌町は負けない!
是非、震災前同様、ご支援、ご協力を賜りたくお願いいたします。
●受注開始! 浜娘
インパクトあるこの銘柄は↑
喜久盛タクシードライバー!(4年ぶりの再会)こちらの蔵もたいへんでした。
「3月の震度6強を受けて屋根が落ち窓が壊れ土蔵にひびが入ったものの、津波に流された沿岸の蔵に比べたら建物が残ってるだけまだマシ!と思ったところに4月の余震で梁と壁が崩落、気が付いたら岩手県内陸部では最大の被災蔵となり、文化庁から派遣された一級建築士から「半壊から全壊」との診断を受けました。
しかし「死なない限り問題はない(早田英志)」、「でもやるんだよ!(しおさいの里職員)」の精神で今後も頑張ります」
ガッツだぜ!
以下、補足。佐藤祐輔さんブログより
→岩手「浜娘」さんは、津波で蔵が完全消失したため、試飲会で提供できるお酒がなかったのですが、同県の「喜久盛/タクシードライバー/電気菩薩」の蔵元、藤村さまが、県内の酒販店にて、なんと「浜娘」純米酒 一升瓶 2本をゲット! 第二部の試飲会に、晴れて「浜娘」さんも加わることができました。みなさま、ぜひとも岩手の連係プレーで奇跡的に提供可能となった「浜娘」純米酒をご堪能ください。
藤村さん(涙)
20110311 たいへんなことが起こりました。
ですが、この夜集った蔵元たちは、熱く、温かな思いでいっぱいあふれていました。
日本酒は日本そのものがつまった液体。原料はall国産。田圃という日本の国土が直結しています。稲が育って、お酒に醸され、それをいただく、農家+蔵+飲み手がいい形で循環する日本酒。
いい米、いい水、いい環境をもっとも必要とするのは日本酒です。飲めば、日本が入ってくる!
とはいえ、米+水+環境を強く意識した上質の日本酒の話です。
今「東北のお酒を飲んで応援」と全国で展開しています。いいことですが、いろんなお酒がいっしょくたになって飲まれ、評価されている事が気になります。日本酒には純米大吟醸、純米吟醸、純米、そして醸造アルコールを添加したお酒、「普通酒」という何をもって普通なのかわからない名称のお酒まで、種類がたくさんあります。その味わいは天と地ほどの違いがあり、それが今はすべて「東北の酒」というくくりに。同じ「日本酒」という名称でも、味はまるで異なります。東北のお酒を飲む機会がありましたら、まずは東北酒フォーラムに参加のお蔵の酒を推薦します。
初めましてのお酒もいっぱいで、終わる頃にはすっかり酔っ払い!のパンダ状態(なんじゃそりゃ)
お世話になったmus musの佐藤社長、コンちゃん↑いっぱいありがとうございました。
最後にもう一度、東北酒フォーラムの挨拶文より
『生活文化や伝統と密接に関わる日本酒、農作物である米と水からなる日本酒。3.11後に絶やさず伝えゆくべきものとは何か、私たちに一人ひとりに何ができるのか、東北のお酒を味わいながら、日本の自然と、その産物である日本酒のこと、ライフスタイルやエネルギーを選ぶということ、これからの日本、私たちの“これから”について、みなさまと共に考える場にしたいと願っています』
ずっと考えていきたいと思います。
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●今、1合カップに純米吟醸をつめてもらい、10本売れたら、1本を蔵元から被災地の農家さんや漁師さんたちに送る義援金ならぬ『義援酒』を贈るJUNGIN GLASS PROJECTを企画中。確実においしい純米吟醸酒を飲んでもらいたい! *瓶で送ると飲む器が必要。輸送にも気を使う。1人に1合を贈りたい。
東北6県でスタートするロッケンロールな純米酒! また報告します。
デザインはこんな感じで進行中!
design by [...]
王祿×木村硝子×ベラビスタ2011・3
July 7, 2011そしてコースの中頃、テーブルにサーブされたのは冷たい青竹の一品。
「廣島檸檬そうめん」茗荷、黄にら、穴子、レモンバーム、胡瓜、翡翠ばってん茄子
自分で青竹をはずすという。
静かに引き上げるてみると、下からそうめんがにょろにょろ。
おぉっ
なるほど!青竹を完全にはずすとこんな感じになりました。
爽やかなレモンがきいたきれいな味のつゆに、そうめんと薬味が気持ちよくからみます。
おいしい日本酒は米、米麹からつくられる品のいい甘み、おだやかな酸み、清らかなグラデーションが醍醐味。いろんな素材の味を引き立てますが、一番の相性のよい肴はお出汁じゃないかと思っています。
みんな笑顔!
グラスもあれこれ飲み分けてゆるりと楽しい時間。大阪・山中酒の店の山中基康さん。東京から松浦立依さん、その奥に鈴木三河屋の大熊潤さん、栃木の目加田酒店の目加田さん。
カルラさんとも久しぶりで嬉しかった〜。
二人ともそうめんのお出汁を残らずいただきました。
木村硝子の中野さんが登場。
今回の企画のメイン、石原夫妻に企画に加わった山中さん、中野さん、ホテルベラビスタ・ケニーさんらが時間ごとに座る場所をチェンジ。周りのゲストはその都度、いろんな話が聞けるという趣向。中野さんは私のグラスのお師匠さんです。
それから10日間熟成匠黒毛和牛かたまり焼きも出て、最後の最後に、青梅、無花果、琥珀のしずく(王祿の長期熟成古酒)をつかったさっぱりひんやりスイーツが。
宴タケナワとなり、ケニーさんが中締めを。
1本〆でお開き。
ツイッターでやり取りしていたcaocaoさんとリアル会い。そこに山中酒の店の井上店長(井上さんは記憶力抜群で丈径さんの外付けハードディスクとよばれる。お酒は臨界点を超えると笑ってジャンプし始める習性あり)
神奈川から西やんも参加。王祿Tシャツ着用。
なぜかコマネチポーズの坂戸屋・武笠さんと、大熊さん。いつも愉快な二人です。
今年もお見事!山田料理長ごちそうさまでした。
そして夜はまだまだつづく。二次会会場へ移動。
ズラリ。ズラリ。
冷蔵庫に王祿全種類! お燗も待機。
純米大吟醸「意宇」直汲み無濾過生原酒14BYをサーブする丈径さん。
こちらのテーブルには、お出汁のきいたジュンサイと、神勝寺卵と魚醤(大分の健醤)で味つけた玄米ごはんのチャーハン。
王祿80%のつづき
大根の皮を醤油で漬けたものも。パリポリこういう一品も気が利いてます。陽気だなのムカちゃん。
日本酒男子、おいしそうに飲むな〜。ひたすら感心。
感心の意味
[名](スル)
1 りっぱな行為や、すぐれた技量に心を動かされること。心に深く感じること。感服。
「うまいことを言うものだと―する」「あまり―できないやり方だ」
2 (逆説的に用いて)あきれること。びっくりすること。
「ばかさかげんに―する」
すばらしい飲みっぷり!
夜の瀬戸内海を眺めながら、温泉に。
王祿×木村硝子×ベラビスタ2011・2
July 5, 2011「八0」直汲み21BY 仕込み17号
前菜盛り合わせ
フライド白瓜 出汁糀と →大分の糀屋さんが作る出汁糀。深みがあって丸い塩気。揚げ物に抜群!
がら海老白酢和え →豆腐が超クリーミィ!地元の小さく味の濃い海老にぴったり。
王祿酒粕のし梅 博多
揚げ鯛の子 →そうか!鯛の子は味をふくませて天ぷらにしたら素晴らしいことを知る。
ホテル農園間引き人参と小夏 →ほろ苦の葉っぱ、食べごたえある人参。さっぱり小夏とともに。
ちょっと驚いた酒粕の使い方。寝かせた酒粕を、やや厚めのクレープの皮のようにして利用。香ばしくて食べやすい。なるほどなアイディア。
次は、純米吟醸「限定」原酒無濾過本生 20BY 仕込み17号を燗酒で。
これには
賀茂茄子の食べるスープ。山形おきたま紫アスパラと
しっかととっただし汁に、柑橘の酸味をきかせた夏にぴったりのスープ。賀茂茄子を口に入れるとじゅわ〜ん。食べごたえある実のつまったアスパラといい、揚げ野菜がコクを出し、濃い味わいに。
「丈径」直汲み 19BY 仕込み23号
鱸のソテー 静岡県浜松見方原産新じゃが
新潟県南魚沼産間引きエリンギ おかひじき たて葉
茗荷&おくら&大葉のソース
このエリンギ。最初見たとき、いったいナニモノ?なのかと思いました。
バジルソースならぬ、茗荷とオクラと大葉のソースは意外な組合せでなかなか美味。バケットがくばられました。
乾杯で飲んだ、純米吟醸「渓」にごり21BY 仕込み25号の濃いにごり部分。
お腹がペッタンを強調するケニーさん。
王祿のお酒は年号が、雲! 東出雲町ですからね。
まだまだつづく
王祿×木村硝子×ベラビスタ2011・1
July 4, 2011ビューンと尾道へ
ベラビスタから眺める瀬戸内海。普段、目の前30cmのPC画面ばかり見ているので、こんなにどこまでも遠くの景色を見るのは本当に久しぶりで目もビックリ(笑)。絵のようにおだやかな瀬戸内海。海は1つ!境界線などありません。どこまでもつながっていることを、いろいろ考えてしまいます。
『王祿×木村硝子×ベラビスタ2011』に参加です。王祿酒造と木村硝子、ベラ山田料理長の和食を組み合わるコラボレーション企画。3年目の今年は集結編とか。
2009
2010
2011のメニューです。コースで出てくる洋のスタイル。
今年のグラスは大きなバンビ!グランデ(別名デカバンビ)これで王祿80%を味わうという趣向。木村硝子の中野さんの手。今、ベラビスタ売店で木村硝子の製品を販売中。
王祿の石原丈径さん、そしてカルラさん。
今回、洋服(その他もろもろ)を詰めたバッグをそっくり忘れてしまいお財布ひとつで飛行機に乗ったという。いや〜身軽でした(笑)。というわけで広島空港からUNIQLOへ直行。上から下、中まですべてユニ! UNIQLOOKSに応募したいくらいでした。
純米吟醸「渓」にごり21BY 仕込み25号
「渓」の活性にごりの上澄みで乾杯です!
この活性にごりの上澄みどり。丈径さんは簡単そうにするので、一度、自分でマネしてみたら、まったくうまくいきませんでした。コツがあるそうで、スピード、タイミング、指の力の入れ具合とか。
乾杯の挨拶を。王祿80%は、蔵近くの地元農家=山田の案山子さんらが農薬不使用で肥料に頼らず育てた山田錦を使用。それをあえて磨かず醸造。こと種類が多くて(わかりにくい!)王祿のお酒の中でも、この80%が一番、丈径さんらしいと思っています。
残念なことに、今年の2月、社長であったお父上が急逝。丈径さんは杜氏兼社長となりました。新しい試練というべき年のスタートですが、これからも、もっといいお酒を醸してほしいと思います。
川村明子さんが「社長室、あれば飾ってください」と時を刻む06(オーロク)時計を。室はないらしいので、社長コーナーに。
山田料理長から、今回の料理の説明がありました。一品目は去年、大好評だった一品が登場。
ベラ自家栽培の空豆、唐墨、餅を揚げた一品です。これがまこと日本酒とあうのです。発酵食品+米+野菜のマジック!
つづく
飛行機の窓から東京←→広島
July 2, 20117月1日、B777-200でビューンとひとっ飛び。
雲の濃い日。濃霧のため、朝イチ便のJALは羽田に引き返したとか。12時発のANAは「自動操縦で着陸します」とアナウンスあり。延々と雲の中を降下、地面に着陸するまで窓の外は真っ白でした。
そして広島空港着陸。久しぶりのベラビスタ
瀬戸内海の夕暮れ
お酒をたっぷり飲んだ翌朝も爽やかな気分でいただけるベラの朝食。長芋粥にお味噌汁がやさしい。
帰りはB767-300
快晴。「よい空は青い」というana のコピーを思い出す。
ビューン
ぽっかり浮かんだかわいいアイランドは、伊豆諸島・利島
千葉県上空です。こうして羽田に帰ってくるのでありました。
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