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August 20, 2010
7月12日。酒縁川島さん主催「日本酒フェスティバル2010」が東京プリンスホテルで開催。今年で10回目だそうです。継続は力なり。会場に入ると澤姫の蔵元杜氏・井上裕史さんが私服で。今日は出展ではなく、純粋なお客様という。農大の同級生、先輩にたくさん会えるからの模様。
法被姿はコチラ→『新世代栃木の酒 新酒発表2010』
いっざ〜。
秋田はまんさくの花、日の丸醸造の佐藤譲治さんです。手に持つボトルは八八七分の壱! まんさくさんは、よーぐるとのお酒やら甘酒やら楽しい企画もの多し。
島根県・温泉津の開春、若林邦宏さん。地元・西田地区で栽培されたきもと造りのお酒が好評。西田のことを書いたblog。髪の毛が対照的なおふたり。
杜氏の山口竜馬さんが作ったHP内「溌泡日本酒・開栓方法動画」はよくわかり、笑えます
奥能登の白菊のNiceな白藤ご夫妻!農大同級生カップル♥なんですよ。その事はこのblogにちょこり。
石川県なのに八反錦。きれいな酒質の白菊さんなのでした。
松崎晴雄、典子ご夫妻。飲み方がプロって感じのおふたりです。
松崎家訪問記
松崎ご夫妻が試飲していたのは福島県田村市のあぶくま玄葉本店さんです。初めていただきました。
こちらも初めてのお蔵元、川中島・酒千蔵野さんです。左が杜氏の千野麻里子さん。右は農大で同級生だったご主人! 同級生同士は多いのですね。
持参の肴はイナゴの佃煮。長野県らしいです。そして自慢の2つ。奥さんの魅力で長野にいった夫。
美山錦で仕込んだ『純米吟醸活性 ふわり粋酔』
そこで再び、澤姫ヒロシ登場!「ここの蔵大好きなんですよ〜」同じ農大上下関係。
静岡の志太泉さんで、焼津酒米研究会(梅原利浩会長)の山田錦使用の純米吟醸を発見!誉富士の田植えblogに会長の顔写真あり。このお酒、雑誌 ヴィノテーク2010.08に掲載されたそうです。日本酒バイイング・ガイド「飯田永介&君嶋哲至セレクション」という名物連載。テーマ「富山・石川・福井・静岡・愛知・岐阜・三重の自県産単一米品種の純米酒」の中の1本。
がんばれ焼津酒米研究会そして志太泉さん! 愛山も〜。
種類いろいろ味わいさまざま。
そして
佐賀県からシチダのケンちゃんこと七田謙介さん! なんだっ外野が騒がしいぞっ。ナラマンさん、かっぱ姫が背後でピース。
辻のゼンベエさんこと、辻善兵衛商店さんのズラリ☆ラインナップ
なになに、持参されたおつまみ。
おつまめのランチ豆。グル…惜しい。
千葉県の岩の井さん
杜氏&百笑の横坂安男さんです! 作って造っての山廃純米。
宮城県の浦霞さん、茨城県の郷の誉さんも。
すごい数の蔵元集合で、紹介しきれません〜が
アニメのキャラクターのような川島マダム♥です。何年たっても変わらないスマイル!スタイル!
日本酒フェスティバルは今年で10年目。熱い思い一杯ではじめた会がこんなに盛大に成長。続けることが重要ですね。来年も楽しみにしています。
【参加蔵元】
開春 (島根) 車坂・鉄砲隊 (和歌山)
秀鳳 (山形) 黒牛 (和歌山)
水尾 (長野) 金冠黒松 (山口)
臥龍梅 (静岡) 千代むすび (鳥取)
本洲一 (広島) 相模灘 (神奈川)
英君 (静岡) 天吹 (佐賀)
来福 (茨城) 雁木 (山口)
君盃 (静岡) 会津中将・ゆり (福島)
奥能登の白菊 (石川) 黒松仙醸 (長野)
作 三重) 白鴻 (広島)
白馬錦 (長野) 龍力 (兵庫)
まんさくの花 (秋田) 竹林 (岡山)
奥 (愛知) 鶴齢 (新潟)
弥栄鶴 (東京) 十五代九郎右衛門 (長野)
結人 (群馬) 福祝 (千葉)
獺祭 (山口) 浦霞 (宮城)
越前岬 (福井) 仙禽 (栃木)
川中島幻舞 (長野) 美寿々 (長野)
亀甲花菱 (埼玉) 町田酒造 (群馬)
米川・豊賀 (長野) 松の寿 (栃木)
郷の誉 (茨城) 東魁盛 (千葉)
あぶくま (福島) 瑞冠・いい風 (広島)
岩の井 (千葉) 遊穂 (石川)
辻善兵衛 (栃木) 志太泉 (静岡)
羽根屋 (富山) 誉池月 (島根)
旭興 (栃木) 天山・七田 (佐賀)
雲乃井 (福井) 富士錦 (静岡)
燦爛 (栃木) 真澄 (長野)
天領 (岐阜) 真向勝負 (茨城)
大和川 (福島)
以上59蔵
【出品蔵元】
南部美人 (岩手) 満寿泉 (富山)
上喜元 (山形) 御湖鶴 (長野)
豊の梅 (高知) 小左衛門 (岐阜)
鍋島 (佐賀) 千代 (奈良)
ゆきの美人(秋田) 舞姫・翠露 (長野)
五橋 (山口) 一ノ蔵 (宮城)
石鎚 (愛媛) 李白 (島根)
天狗舞 (石川) 手取川 (石川)
六歌仙 (山形) 酔右衛門 (岩手)
而今 (三重) 天明 (福島)
千代の園 (熊本) 美冨久 (滋賀)
木戸泉 (千葉) 梅の宿 (奈良)
窓の梅 (佐賀) 六十餘州 (長崎)
寿喜心 (愛媛) 福小町 (秋田)
米鶴 (山形) 出羽鶴・刈穂 (秋田)
あら玉 (山形) 秀峰㐂久盛 (長野)
東力士 (栃木) いづみ橋 (神奈川)
大正の鶴 (岡山) 福千歳 (福井)
八海山 (新潟) 出羽桜 (山形)
杉錦 (静岡) 月の輪 (岩手)
山吹極 (山形) 浜千鳥 (岩手)
越の誉 (新潟) 十一正宗 (栃木)
司牡丹 (高知) 大那 (栃木)
勝山 (宮城) 房島屋 (岐阜)
大典白菊 (岡山) 達磨正宗 (岐阜)
出雲富士 (島根) 雪の茅舎 (秋田)
七冠馬 (島根) 澤姫 (栃木)
天上夢幻 (宮城) 川亀 (愛媛)
萩の鶴 (宮城) 喜多の華・星自慢 (福島)
宝寿・龍勢 (広島) 初緑 (岐阜)
麒麟 (新潟) 琵琶のさゞ浪 (埼玉)
杉並木・姿 (栃木) 北信流 (長野)
雨後の月 (広島) 陸奥八仙 (青森)
神渡・豊香 (長野) 瑞鷹 (熊本)
久礼 (高知) 国士無双 (北海道)
酒屋八兵衛 (三重) 八重垣(兵庫)
新政 (秋田) 黒松翁 (三重)
以上 79蔵
飲めるわけがありませんっ。
宮崎「大吟醸を楽しむ会」番外編
July 28, 2010会終了後、蔵元さんたちの打ち上げ懇親会、潜入レポート。(上)竹村龍馬全身像。
移動のエスカレーターもこのポーズ!
おつかれさまでした〜の蔵元&スタッフ皆様。
宮崎大吟醸に乾杯!
ここでも竹村龍馬はやんちゃぶり発揮(ホントにこの方、オモシロすぎ。司会をさせたら玄人はだしだし)
竹村龍馬による、秋田県天寿酒造・大井建史さんのバックアップヘア!されるがままの大井さん(笑)
「あら〜」の図のるみこさんと、白扇酒造の加藤孝明さん。
ずらーり並んだ各蔵大吟醸。いろいろたっぷり。「はわゆ〜」も待機。
上品に飲む開運の土井さんと獺祭の櫻井ご夫妻。
大〜きな背中の御前酒・辻さん。長野県桝一酒造場の市村さん。
桝田隆一郎さんとるみこさんの身長差をパチリ!
なすがまま、されるがままの桝田さん。泣く子とるみこさん(年上)には勝てません〜。
すると、それを見ていた竹村龍馬が近づいて…。されるがままの桝田さん。
オモシロすぎる楽しいひとたち。
ちゃんとした竹村龍馬と大学の先輩である村田会長、市村さん。
翌朝
新聞に「大吟醸を楽しむ会」の模様が掲載。あ、亮子お姉さま…。
ミヤカンの朝食会場にて。日本最古の蔵、郷の誉醸造元、須藤本家の須藤悦康さんに会う。いつどこで会ってもスーツでキリリ、髪の毛バックアップのきちんとスタイル。ここ宮崎でもそれは朝から。
朝お会いすることは皆無ながら、やっぱり一糸乱れぬヘアスタイル!シャンプーあとのナチュラル頭を誰も見た人はいないという。シャンプー中もこの感じかもしれない(な、わけない)。爽やか笑顔で去って行くの図。
さすが五十五代目!
郷乃誉のお酒はきれいな酒質が特徴。お米にこだわり、収穫後5か月以内の新米のみ使用。醸造するのは純米吟醸、純米大吟醸だけ。醸造用アルコールを添加したお酒は一切なし!!
大学生の頃、リュックに酒瓶つめて酒販店営業をしていたという須藤さん。涼しいスマートな笑顔から想像できない過去あり。「重たい瓶の持ち過ぎで」と笑うその指は超極太!お公家顔した肉体派なのでありました。
宮崎「大吟醸を楽しむ会」5
July 27, 2010宮崎「大吟醸を楽しむ会」つづき。山口県は獺祭旭酒造の櫻井社長ご夫妻です。昔は「山口の山奥の小さな酒蔵」がキャッチフレーズでしたが、小さく…なくなっちゃいました(笑)。目指すところがシンプル。飲み手にわかりやすいラインナップがその答えだったと思います。
櫻井さんはお会いするとなるほど!と膝を打つ言葉多し。飲む器の提案しかり、丸の内musmusでのことなどアレコレ。
奈良県・百楽門の葛城酒造、久保伊作社長です。大吟醸を楽しむ会のHPによると「酒造りのモットーはコツコツまじめに地道に本物の酒を醸すこと。人生の信条は、人はパンのみに生きるあらず…」詳しくはコチラ
山田錦を使った濁酒(だくしゅ)もあり。表記は「その他の醸造酒」となります。
岐阜の白扇酒造さんのブース。社長の加藤孝明さんはおらず…。ルビがないと読めない大吟醸。
『花美蔵 馥(ふく)』だけがブースに。
2009July蔵訪問記
日本最南端の酒蔵、雲海酒造さんの綾錦「登喜一」。焼酎がダントツ有名ですが、ビール、ワインもあって、じつは日本酒もある!?そうです。
宮崎県でただひとつの日本酒という。(右)吉田牧場のチーズを発見。
富山県は満寿泉・桝田酒造店の桝田隆一郎社長!きれいな酒質の爽やかフレーバー。日本酒初めてさんにもOKの銘柄です。桝田さんは話がオモシロイ! 加えてワインもめちゃ詳しい☆。背も高い!(関係ないってか)
富山といったら魚の宝庫。持参されたご当地肴は立派な鯛のグリル!……の祭りのあと(笑)しかしこのあと、もったいない〜。炊き込みご飯にしたらいいような。家が近くだったらいただいて帰りましたのに。
満寿泉大吟生酒「初々しい華やかさ」ですと。
最後に近づきました。ようやく岡山・御前酒の辻均一郎さんとこへたどり着きました。純米大吟醸「鳳凰」。娘の辻麻衣子さんが杜氏となって醸しています。2009年は智子夫人が参加。
洋服にお着替えの「日本の酒と食の文化を守る会」村田会長、三遊亭鳳楽師匠の一番若いお弟子さん、私の出身地・境港の蔵元千代むすび酒造の岡空晴夫さん(2009年は京子夫人が参加)。今宵は男前ならぬ男山だった藤倉さん〜。ふたりとも目が寝てしまった。
出入口いちばん端に刈穂と出羽鶴醸造元、秋田清酒株式会社社長の伊藤辰郎さん。『秋田の酒を楽しむ会』でもお世話になりました。
刈穂大吟醸。限定販売品!
いつもおしゃれな西山酒造場の西山裕三会長からお水をいただく。
花柄ネクタイはリバティプリントを使ったイタリア製。
最後の最後にまだブースを片付けていなかった司牡丹さんへ。竹村昭彦社長とは誕生日が同じ。年は1つ違い。暑い夏生まれ!でやんす。
今年の竹村さんは、どこへでもこの坂本龍馬スタイル! お酒は「黒金屋」。
「今頃、くるとは…」とお叱りをうけながら…やっぱり、今頃やってきた三遊亭鳳楽師匠と。
刀を借りて、あ〜れ〜の図。
竹村さん、早くピントを合わせてください…。
というわけで、楽しさ一杯の「大吟醸を楽しむ会」でした。結局、蔵元は半分も制覇できず。アルコール入りの日本酒を久しぶりに味わった夜でもありました。
竹村龍馬のblog
宮崎「大吟醸を楽しむ会」4
July 25, 2010蔵元さんのブースを紹介。まず静岡県・土井酒造場の土井清幌さんをたずね、名杜氏・故波瀬正吉さんの遺作の大吟醸をいただきました。
The 開運!というべき綺麗系。日本酒なのに極上のメロンを思わせるような繊細な甘みとフルーティな味わい。磨き抜かれた大吟醸の感あり。波瀬杜氏に思いをはせる。
ご当地つまみはたたみいわし、桜えび、わさび漬、黒はんぺんという静岡名物ずらり。
お隣は月の桂を醸造する増田徳兵衛商店の増田TOKUBEEさん。1675年創業。こちらの大吟は「How are you」把和游=はわゆうという純米大吟醸滴酒 斗瓶囲い。名前がなんとも特徴的。兵庫の山田錦35%精米。
京都といったらちりめん山椒! 青山椒のバランスが見事な一品。最近はお酒の会にはこれを持参と決めているそうです。
能登の漆器作家、坂水幸雄先生です。
宮崎でもMy漆器を持参。金箔名前入り!誰のものかすぐわかる。
増田さんといったらスパークリング。今宵はこちらが登場!その名「龍馬に恋して」という純米にごり酒。龍馬ブームの前からある商品だそうです。
これは漆器では飲みにくかろう…と思ったらパコパコ容器(使い捨ての)が用意されていました。だすな。
「真澄」で有名な宮坂醸造、宮坂直孝さん。7号酵母発祥蔵です。こちらは「純米大吟醸七号」7号+山廃+美山錦。長野県にこだわります。
そして右のラベルは「夢殿」
*この翌日、蔵に車がつっこむという災難あり。宮坂さん大変でした。奥さま、宮坂公美さんのブログ。
新潟県から鶴齢さん登場。今年初参加。左が青木社長のママです。
澤乃井さんは父と娘で参加。いいですね〜。
と、この時点で終わりを告げるアナウンスが……。
37蔵を制覇するのは至難の技なのでした。
つづく
宮崎「大吟醸を楽しむ会」3
July 24, 2010
この会の面白いのは酒肴の数々。中でも地元、「宮崎の海幸、山幸」コーナーは見逃せません。スタートしてしまうとあっと言う間に形がなくなる(笑)ので、食事が始まる直前に大急ぎで撮影。時間切れで一部しか撮れなかったのが残念。
参加者の皆さん、自分が食べる分だけ、まずは取るようにしましょうよう。グループ取り禁止。
さて、お料理!初めての出会い『大名だけ』
形は大きいですが食べる部分は田楽みそがのっている部分のみという。
切り込みが入って三分割になっています。味噌がのった真ん中を食べるとぽくぽくと香ばしいおいしさ! 両端のブロックは確かに硬かった。
筍名産の宮崎県
かわいいyellowに黒ごまがアクセントになった『筍すし』
あめ色に煮含められた『干し筍の煮物』
海の幸〜〜〜も。
そして、山の幸〜〜〜。
番外編 ↑こちらは京都の漬物寿司。全国の地域食もいっぱい。
『三色田楽 豆腐、こんにゃく、茄子』upでどうぞ。
『うなぎの白醤油焼き』宮崎は鰻の養殖が盛ん。愛知、鹿児島につぐ生産量。
『めひかりのから揚げ』
『かえりちりめんのかき揚げ』
宮崎食材に一番近い入口横の神亀酒造ブースで純米大吟醸のお燗をいただく。
小川原専務↑空気を入れた宮崎県知事のように見えます。意外な相似形!
昭和58年醸造の大古酒もお燗。
そしてお隣は
三重県から参加の森喜酒造場の森喜るみこさんで〜す。
ガイアでるみこさんの会
つづく
宮崎「大吟醸を楽しむ会」2
July 23, 2010宴前、亮子姉と2ショット。体調万全でのぞむ(笑)
開宴!
蔵元さんの入場です。
歓迎の拍手の中、ひとり、またひとり壇上へ。
ずらーり並んだ蔵元さんたち。法被が決まってみえます!
総勢37蔵元!
蔵元紹介の始まり始まり。600人が拍手〜。
村田会長の挨拶。
今年は寂しい年となりました。なぜなら、この会を、1回目から参加の島根・李白酒造の田中竹次郎さん。宮崎・雲海酒造の中島勝美さん。そして静岡・土井酒造場の杜氏、波瀬正吉さんらが惜しくもお別れとなったからです。
この会にとって大事な3名を偲んで「献杯」となりました。この『大吟醸を楽しむ会』はホテルや、どこか1社の主催ではありません。日本酒への熱い思いだけで集結した会。村田会長の言葉は日本酒のこれからの在りようを問う、じーんとするお話でした。
左から綾錦、李白、開運の3樽が並んで鏡開きです。
さて、この会。料理が面白いのです。地元料理店に協力を仰ぎ、酒肴に地域性を組み込むのが特徴。郷土料理に目がないので、それはもう興味津々!
つづく
王祿×ベラビスタ2010・4
July 19, 2010
前日からの続き。自分のメモ用。山田料理長のお料理ハイライト☆
先付「焼き鱧、焼き万願寺唐辛子、梅肉添え」
渓 20BY 仕込み18号
前菜「加茂茄子のやわらか煮、胡麻ポン酢」
純米吟醸 無濾過生原酒舟しぼり17BY 直汲み11号
お造り三種
・太刀魚の焼霜 ちり酢
・こち 茗荷と糸昆布
・あこう鯛と白瓜の雷干し 海苔醤油とオリーブオイル
超辛 純米無濾過生原酒 19BY 仕込み4号タンク
超辛 純米無濾過生原酒 19BY 仕込み19号タンク
揚げ物「空豆、唐墨、カマンベールチーズ、餅のかき揚げ EXV・オリーブオイルをそえて」
純米酒「丈径」無濾過生原酒
和え物「春菊、小夏、地たこの和え物」
主皿「熟々トマトの丸焼き ズッキーニソースで」
「玄米、煮穴子、冬瓜 旨味あんかけ」絶品!山田料理長は玄米や雑穀の生かし方も上手です。
デザート「いちじく&葛きり」
王祿15年熟成の古酒「琥珀のしずく」をかけて。
王祿との相性抜群!お見事でした。
〆の挨拶をするベラビスタのケニー・ワタルさん。
ベラビスタでは蔵元の会が月に1度あります。竹林・丸本酒造さんの会や、喜久酔・青島酒造さんの会や焼酎の佐藤さんの会など。そのどれもがそのお酒のために考え抜かれたメニュー構成です。
思うにつけ…。
お酒の会に行くことが多いやまよです。日本酒は何にでもあう懐の広い酒と言われますが、どっこい個性もたっぷり。甘辛酸苦のレンジ広し。温度帯の違いで印象もガラリと変化。その魅力を提案するのがお酒と料理の会だと思います。
その昔、とある”太いタイプの純米酒が自慢の店”で親しい蔵元の会があって参加したときのこと。「これ、合うのかな?」という料理が続きました。また別の蔵元の会があり、その店に再訪したら料理が前回の会の時とほとんど変わらず。しかも寒〜い豪雨の日に冷たいメニューのオンパレード(きゅうりの生とか刺身とか身体冷えまくり)。その蔵はお燗酒がおいしいのに。お酒のことも、お客さんの状態もおかまいなし!? ははーん、この店は自分の都合で料理を出すのか…と残念に思ったことがありました。今、その店はありません。
お酒と料理どちらも大事。日本の底力、発酵した食品、調味料との組み合わせは必須。
お酒のことは語るのに、醤油はいまひとつなんていう飲食店はどうでしょうか。お酒も醤油、味噌も同じ発酵! いいお酒にはそれにふさわしい周りを用意してこそすべてが感動的においしくなると思うのです。
……とベラと王祿の関係者が全力投球した会に参加して、思うのでありました。安易な肉料理は一切なし。それも嬉しかったです。
そして二次会
超辛純米 無濾過生詰 18BY 仕込み12号
つづく。次回最終。
王祿×ベラビスタ2010・3
July 18, 2010東出雲町の地で農薬不使用栽培による山田錦で仕込んだ純米酒「丈径」無濾過生原酒。
これに合わせる酒肴は、驚きの組み合わせでした。なんと、空豆、唐墨、カマンベールチーズ、餅のMIXかき揚げ! さらにエクストラヴァージン・オリーブオイルの小皿が添えられました。
カラリ、かろやか。しっとり、クリーミィ。そしてうま味ある塩気が唐墨からじわっと加わって食感も味も面白い! まさに濃い系の「丈径」によくあう。発想に拍手! 酒肴のお見本のような一品。お餅の使い方に感動。極上グリーン色のオリーブオイルは青くきれいなフレーバー。揚げ物ながら醤油のようにつけるとフレッシュな香りが添えられて、しっとり感もプラス! 口あたりがグッとよくなりました。すごい。自分では出来ない発想。プロの技、山田料理長ってすごいなあ…と。
その山田料理長です。「丈径」を手に。お人柄も抜群でファン多し。
お向かいはレーちゃんとアッキー!楽しかったね。
そして、和え物です。「春菊、小夏、地たこ」苦み、酸味、蛸の旨味がいいバランス!
今回は木村硝子店のとっておきワイングラスで、王祿の味違いを楽しむという趣向もあり。
用意された3つのグラス。左からアッキー、西坂くん、松浦立依さん。考えるの顔の図。
木村硝子店の中野さんに形状と味の変化について教わりました。
同じお酒がまるで異なってくるのが面白いところ。長所、短所をどう出すか。引くか。
山中酒の店の山中基康さん。王祿石原丈径さん。
かしましトリオ3女。右から藤田千恵子さん(新刊出ました→「おとなの常識 日本酒」)、カルラさん、やまよ。
今回もお世話になりました!ベラの古村千代子さん。なんと王祿両手に6本持ち!(中身入り☆)そんな彼女の得意技はラテアート。ベラでその一杯をぜひどうぞ。青島酒造の青島 孝さんも参加。
つづく
王祿×ベラビスタ2010・2
July 17, 2010王祿のお酒、左は乾杯の「渓」。そして次なるお酒を注ぐ丈径さん。
お料理は、前菜「加茂茄子のやわらか煮 胡麻ポン酢」。とろりと甘い胡麻のコク、柑橘の爽やかな酢味、香りよくさっぱりとした余韻が。
○お酒date
純米吟醸「限定」無濾過生原酒 舟しぼり17BY 直汲み11号
東京組で石原ちあきさんとパチリ。白いシャツはGAIAの清水仁司さん。
次の料理は「お造り三種」
太刀魚の焼霜 ちり酢
こち 茗荷と糸昆布
あこう鯛と白瓜の雷干し 海苔醤油とオリーブオイル
三種三様、味違いが楽しい!
○お酒date
超辛 純米無濾過生原酒 19BY 仕込み4号タンク
超辛 純米無濾過生原酒 19BY 仕込み19号タンク
タンク違いの呑み比べ!
山田料理長からひとこと! 待ってました。
「丈径」を手に、ケニーさん。
○お酒date
純米酒「丈径」無濾過生原酒 19BY 仕込み24号
東出雲町産、農薬および肥料とも不使用栽培の山田錦
この酒の肴には、”驚きの3種”が組み合わされて揚げてありました!
つづく
●blog「王祿酒造 × 木村硝子 × bellavista DINNER」
王祿×ベラビスタ2010・1
July 17, 20107月3日。昨年に引き続き、ベラビスタで2度目の王祿の会が開かれました。今年も木村硝子店とのコラボ。石原丈径さんが「王祿の酒にはこのグラス!」と惚れ込んでいる”バンビ”で味わおうという趣向。
木村硝子のグラスコレクション
口あけは純米吟醸「渓」の活性にごりです。仕込み18号タンク。王祿の酒は一切のブレンドをせず、濾過をかけません。とくに活性にごりはパワフル。
その「渓」で乾杯!
ひとこと添えさせていただきました。
今年も元気で皆な一緒に、ベラで王祿が飲めることに幸福を感じながら。
○お酒date
純米吟醸「渓」20BY 活性にごり。上澄みをデキャンタージュして。
引き続き石原丈径さんからのメッセージ。自分の酒について、そしてベラビスタ、木村硝子店、味わう人、すべてが信頼でつながっていることなどを語る。
先付です。「焼き万願寺と焼き鱧、梅肉添え」鱧好きなので最初から嬉しい一品。鱧はあぶるに限るとつくづく思います。
しかも、鱧と万願寺というのは初めての組み合わせ。繊細で香ばしい淡白な鱧白身に、ほろ苦い万願寺がグッと締めて。加えて香りいい梅肉の酸味が良い余韻を。あとのキレも抜群で王祿の「渓」にピッタリ! 食感の変化もいい感じ。シンプルでおいしい。山田料理長さすがです。
こうして熱い夜が始まった……。
つづく