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July 3, 20106月16日池袋のサンシャインで「全国新酒鑑評会」と「全国日本酒フェア」あり。チケットをいただいたので、ちょこっとのぞいてみました。スポイトでとって自分の猪口に入れて試飲します。
パネル展示コーナー
日本酒がよくわかるためのあれやこれやが展示。
そしてこちらには!
焼酎と清酒の麹菌。比べてみると清酒用は本当に黄色い。
酒造好適米ずらり。精米歩合いろいろでシャーレーに。
協会酵母のアンプル。この中に無数の酵母がウヨウヨ。
そして、場所を移動し「全国日本酒フェア」へ。全国から酒造組合単位で出展しているようです。こちらのチケットは1000円と安い。会社を休んできたという知人にも会う。皆な熱心。
我が故郷、鳥取県のブースを発見。「酒は純米 燗なら尚良し」
お燗酒で勝負だ鳥取県。法被にも上原先生の名言入り。四合瓶をそのまま瓶燗している、そんな県他にありませんっ。(右)日置桜の山根さん、諏訪酒造の東田さん。
岡山県蔵元の皆さんです! 左から、丸本酒造の丸本さん、利守酒造酒一筋の利守さん、御前酒の辻さん、十八盛の石合さん。岡山が誇る雄町米のお酒で勢揃い。
それぞれの県でテーマがあり。
や〜ま〜ぐ〜ち〜県! 永山本家酒造・ヒゲのゴリさん発見。こちらは酒米「西都の雫」!
いただこうとすると、その背後からcoolに「わたしもそのお酒を」と言う人あり。振り返ると七田謙介さん。笑わせないください。
福岡県のブースに行くと爽やかな雰囲気が。全員そろいの白ポロ!「法被はやめました」と杜の蔵の森永さん。
知らない味の杜の蔵をいただく。青春系。アフターはいつもの杜の蔵でした。
これ、おいしい! 塩のり。
ずらずらずら〜〜り。冷蔵庫に並んだ四合瓶!
新潟県!鶴齢の青木さんです。(右)酔っぱらったおじさんの相手をする青木さん。あっちの世界に行ってしまったおじさんは言いたい放題。「オレの話を聞け〜♪」状態ですから蔵元さんは大変だ〜。
おもしろい新潟のお酒をいろいろ教えてもらいました。なにせ新潟県はものすごい数があるので達人に聞くのが一番です。青木さんからは新潟県の酒蔵の役割、使命、その先の酒について、話をうかがう。なるほど!な一面を知るの巻。
そして、久しぶりに会った酒友のダイヤモンド・柳さん。いよいよ通風からの脱却という。会社のサイトで「献魂逸滴 極上の日本酒を求めて」を執筆。磯自慢のことを「お磯さま」と20年近く前から言ってます。「日本酒フェア2010」の記事。
静岡県酒造組合のドンと富士錦の清さん。
開運の土井弥市さん。
かわいこぶりっこなポーズ!?な神奈川県・丹沢山、隆醸造元、露木さんです。
…と、ここで蛍の光♪が流れておしまいタイム。1時間じゃとても足りませんでした。県単位の出展はテーマしばりもあり、見方を変えて味わうことができます。なるほど会社を休んでくる価値ありそうです。来年は朝から行こう!
第3回女性蔵人の会その4
July 1, 2010月の井酒造店の坂本敬子さんです。オーガニックの日本酒「和の月(なのつき)」を醸造する蔵。米は農家・山崎正志さんが栽培する有機JAS認定取得の酒造好適米・美山錦を使用。
和の月は精米歩合80%と60%があります。
和の月のオーガニック酒粕で漬けた「民田茄子のからし漬け」月山パイロット ファーム製。
月の井酒造店のオーガニック酒には「梅酒」もあり。糖分をまったく!使っておらず、すっきりしたキレのいい梅酒です。甘いのが苦手な人におすすめ。モヤモヤした時に飲むと、文句なくすっきりしますよ!
そして
これはジャム!? のような見た目ですがっ
ジャムではありません〜〜〜〜。醤油の実です! シブいつまみ系その2。
「芽生(めい)」ちゃん(なぜかちゃんづけ)。(右)いろいろ説明ありです。ということなんだそうです。
発芽玄米を使ったきもとづくりのお酒です。原材料表示の清酒にはわざわざ「醸造用アルコール無添加」とあり。こだわりを感じます。カテゴリーはリキュールになります。(右)亀齢(きれい)醸造元 岡崎酒造の杜氏・岡崎美都里さん。
同蔵の並びに天然酵母パンの名店、ルヴァン信州上田店があり。
そして
石川県から白藤酒造店さん!若マダム暁子さん登場。お酒はなぜか八反錦があり。
ご主人の九代目・喜一は杜氏を兼任。おふたりは農大の同級生。つくりがわかりあえる関係はいいですね。
「サークルも研究室も同じでした。大学時代はお互い人畜無害?!の間柄で…。同級生といえば『芽生』の岡崎さんも同級生です」
そういえば渡邊酒造の渡邊英憲さんも同級生で同じサークル&研究室。お花も連名でいただきました。その節はありがとうございました〜。
漆で書いたという 名前入り。さすが輪島です!
「法被の素材は麻(能登上布)です。 反物で購入し、近所の方に仕立てていただき、これまた近所の蒔絵師さんにうるしで書いていただきました」
奥能登の白菊といえば、もちろんお燗でしょう!と思ったらちゃんと用意もあり。
気がつくと集まっていた3人。燗あるところに…。
お酒のラインナップ。
持参されたおつまみは「赤西貝の酒蒸し煮」いい酒あってのおいしい酒蒸し!
「やさしい旨味と海の香りを楽しんでください」とメッセージあり。
「朝、輪島朝市にて購入しました! 海藻はわかめです。貝の酒蒸し煮を購入すると、乾燥を防ぐためか貝の上に載せて包んでくれます。 輪島のわかめはとってもやわらかいですよ」
いろんなお酒がありました〜。蔵もいろいろ、お酒もいろいろ、酒肴もいろいろ!
七賢さんはわさびの醤油づけ。ぴりり!といいつまみ。わさびの醤油づけセットもあり。
こちらは「白雪姫」ですと。かわいいラベル。お米はれんげ米。
「れんげ草を田んぼに植え、田んぼにすき込む事で、田んぼの肥やしとし、農薬や化学肥料を極力使わないようにして作った特別栽培米、れんげ米を使用しております」HPより。
渡辺酒造醸の杜氏、渡辺愛佐子さんです。酒肴はあゆの一夜干し、よござんすね〜。どぶろくの名は「あさちゃんのどぶろく」です杜氏の名前そのまま!
女性蔵人はこんなにたくさん! 全部まわれませんでした〜(残念無念)
みなさん、肌がきれいですね。さすが日本酒の底力!
「善十郎」醸造する栃木県・若駒酒造さん母と息子(息子は6代目蔵元、柏瀬幸裕さん。名刺には「かっし〜」と)
中国地方の3蔵!
日本海には日本海の、太平洋には太平洋の面白さがあり。ご当地にはお宝がいっぱい。それをどう見つけ選び出すかですね。お酒は取り寄せで買えますが、ご当地・酒肴をこう見せつけられると、蔵に行ってみたくなります。ご当地力は、かたくきつく!結びつくと強力!!ということですね。
第3回女性蔵人の会その3
June 30, 2010このおつまみは!! ツブツブがいい感じ!
美川酒造場さんが持参された福井の郷土料理「からし麩」です。
からし麩という料理は滋賀県でも作りますね。麩をからしであえたという、至ってシンプルなお麩料理。さっぱりしてちょっぴり辛い精進料理のひとつです。こういう酒肴はいいですね!好感もちました〜。
お話をおうかがいすると、なんとからしが福井産! 国産のからしはほとんど「ない」のでビックリです。地元、麩市さんの商品だそうです。地からしについて。「越前がにでも有名な越前海岸や三国の漁師さんの間 ではお刺身にはワサビではなく、この「地がらし」を薬味に使うそうです」HPより
濃醇・旨口 福井の地酒 舞美人醸造元 美川酒造場の女将、美川久美子さん。
「からし麩は、自家製です。大女将が作りました。からしは麩市のもので、麩もこだわりのものを選んでいます。長年の経験とコツが必要な料理で、地元でも作れる人が減っているのが現状です(ちなみに私は作れませんが……)。舞美人では桜の木でできた木槽(きぶね)で普通酒から大吟醸まで搾っています」
昔ながらの製法を守る酒づくり。それはお料理にも通じています。
三重県浦村産の牡蠣の薫製オリーブオイル漬け!
そして豆みそ! シブい!!
加えて、きゃらぶきの佃煮と焼き海苔も!
きゃらぶきの佃煮は自家製。器は、酒蔵らしく麹蓋!
常滑の蔵元、白老(はくろう)醸造元・澤田酒造の澤田郁子さん。土管や瓶など大きなモノ(しかも超実用的な)器やお風呂!などが得意な常滑。私は常滑が大好きだけに、常滑の窯元と澤田さんが選んだシブくて素敵なつまみのことをいろいろお話ししました。
こういう酒肴をもってくる蔵元さんって素敵です。発酵は発酵を呼びますからね!
豆味噌は国産大豆を使った2年もの。塩は海の精を使用という本物の豆味噌です。独特のコクとかすかな苦みが気持ちいいうまさ! 日本酒によくあいます!
頼もしい澤田郁子さん。
さて
女性蔵人の会は今回で3回目。途中で抽選会もあり、で壇上に立つ蔵の皆さん。
手慣れた感じのるみこさん! 景品はお酒など(まったく当たりませんでした〜)。
リーガロイヤルのお料理の超一部。蔵元のブースに行くので忙しく、せっかくのお料理コーナーには行かずじまい。漬物とおろし蕎麦だけ最後にいただく…。
つづく
第3回女性蔵人の会その2
June 29, 2010三重県から多気郡大台町の元坂酒造さん。女将の桐子さんです(ご実家です )。
蔵で伊勢錦を栽培しています。
おつまみは尾鷲産・鰹の薫製。鼈甲色のテリあり「かつおくん」。お燗向きの一品!
そして同じ三重県から
伊賀上野の大田酒造さんです。銘柄は「半蔵」。皆さんディスプレーを独自に工夫していますね。
地元、宮崎屋「養肝漬」+ more
養肝漬とは「伊賀盆地特産の白瓜の芯を抜き、その中にしそ、生姜、大根、胡瓜等を細かく刻んだ物を詰め、たまり醤油にて昔味で2年、新味で1年間、自然熟成させた漬物」(HPより)
色、濃いぃです。日持ちの良さは天下一品!
「藩主藤堂高虎が陣中に食料として常備し、武士の志気を養う、つまり肝っ玉を養う漬物という事で、養肝漬と命名されました。また忍者の携帯食ともいわれています」
忍者、養肝漬を持つの図を想像…。
実の姉妹!さんだそうです。左が妹さん。右が姉の取締役・大田智洋(ちひろ)さん→この日のblog そうか忍者だったのか。
こちらは養肝漬ならぬ梅酒の梅ジャムだった!
そして伊賀上野から忍者蔵その2
伊賀上野・森喜酒造の蔵元るみこさんとロバートさん。(右)蔵人の理恵ちゃん(髪くるくる)と本日はツイン。
今宵のラインナップ。きもとづくり、7号酵母、6号酵母、自ら栽培した山田錦を使ったお酒、阿波山田錦を使った純米大吟醸などなど。
おつまみは地元モクモク手作りファームさんのハムでした(写真なし。共食いはしない!?)。
●るみ子さんと純米酒の会をした時の事blog
かつおくんに養肝漬にハム…三重県、産物多し☆人間もオモシロイ!
つづく
第3回女性蔵人の会その1
June 28, 20106月20日(日曜日)「第3回 女性蔵人の美酒を味わう夕べ ~日本酒の香り豊かに~」と題して全国から26の蔵人が女性だけで集まる日本酒の会がリーガロイヤル東京で開催されました。今年で3回目。
乾杯はプレジデント社 dancyu別冊の里見美香さん(新刊は『何度でもつくりたい 絶品おつまみ365レシピ』「定価は980円で、1レシピに換算すると2.68円(!)という」お得な一冊)。写真右側は去年、乾杯のご発声をした尾瀬あきら先生。(右)ひとりずつ用意された松花堂スタイルの酒肴。
乾杯でいただいたのは三重県伊賀上野の森喜酒造、森喜るみこさんのお酒です。純米大吟醸! 阿波山田錦100%。6号酵母、40%精白。酸度1.7。まろやかな味わい! 口あけにふさわしい味。
26も蔵元が集まると、どこから巡っていったものかと迷います。 今回は西から訪ねる事に!
一番西は広島県!
貴醸酒で有名な華鳩さんです。チャーミングな榎真理子さん☆
(左)この会の特徴は各蔵元がお酒にあうご当地つまみを持参していること。これを見るのが楽しい!華鳩さんが持参したのは『たいら』。なんでもいりこを熱した鉄板でプレスしたふわふわした食感のおつまみいりこ。平だから『たいら』?(右)『華鳩 貴醸酒の生にごり酒 中汲み』とろ〜りクリーミィな舌ざわり。甘み、酸味にフレッシュ感あり。はっきりした味は「これが日本酒?」という人多し。カクテルといいましょうか。デザート酒みたいですね。
貴醸酒の生原酒。できたては茶色ではなくほぼ透明。多酸系ならではの、くっきりとした輪郭あり。シェリーの極甘口を思わせる味。もちろん濃厚な貴醸酒もあり(写真右の右端)「バニラアイスにかけてほしくて」とアイスも用意する榎さんでした。
●貴醸酒とは
島根県から〜
ジュウジアサヒの寺田えりこさん。自家製の『なめみそ』持参! お燗でおいしい熟成酒が得意だけにね。こういうつまみは嬉しい。
プチ変化球という純米大吟醸”淡雪仕立て”。力強〜いお酒もモチロンあり。
三年熟成酒とか。お燗酒に向くものずらり。
レシピを教えてもらいました。
糀が二種類。升が単位かいっ。マネでけへんから、できたの売ってください(笑)
そして岡山県から!
御前酒の杜氏、辻麻衣子さん。(右)蔵内レストラン西蔵の名物、地鶏の酒粕漬けを。
ナインのほかにも、美作などスタンダードも持参。
友田晶子さんの取材を受けているところ。
麻衣子さん、父・均一郎さんに似てきました!?
イケメンツインズ。右)御前酒の辻総一郎さん。左)ヤエガキ酒造の長谷川雄介さん。ふたりして日本酒企画たくらみ中という。
兵庫県姫路から灘菊酒造の杜氏、川石光佐(かわいしみさ)さん。この日はお着物!
こちらのお蔵は「お酒と食文化のハーモニー」が身上。お酒もつくりますが、豆腐もつくっているのです。味が濃いしっかりしたおつまみ豆腐!→前蔵
お酒と豆腐だなんて、楽しい組み合わせの蔵元です! レストランも併設。遊びにいける蔵ですね。
つづく
ANIMALIS PACIFICUS
June 20, 2010ラテン語で「平和な動物達」と名付けられた畑口勇人くんのワイヤーアート展が18日から開催(Last 22日)
像さんも、発酵をつかさどる麹菌さんもワイヤーで登場。↑ 日本酒の麹菌。美しい!
うさぎさんも。そしてモチロン、カエルさん!
思わず「ぷぷっ」となっちゃう楽しい生き物たち。勇人くんのとらえ方の面白さ!
デザイナーのママ、ジャンさん。そしてカメラマンのパパ、Kazunori Hataguchiさん。アーティスト一家です。勇人くんの足はいつものタビ(笑)
店内あちらこちらにちりばめられています。
羊のめえさんに、顔に十字架を背負った!?犬くんも
いろんな形で展開している勇人くんのアニマルワールド!
ドリンクコーナーに菌仲間!? 藤田千恵子さん、寺田本家の藤波良貫杜氏。
藤波杜氏のお酒です。甘さ+酸味+香ばしさありのワイルドティスト!味が複雑濃厚ジューシィ系。ですが、飲むと身体がどこかスカッとする感覚あり。まさに藤波杜氏そのもの!?
party foodはGAIAのケータリング。テンペ美味!清水仁司さんcookingナイスです。
(左)勇人くんのミラノ幼友達トモちゃん。TOMOKISSIMAのデザイナーです。(右)農大の同級生・田嶋くん。
田嶋くんおもしろすぎます↑お酒はモチロン福千歳。
●PLAIN PEOPLE
プレインピープル青山
港区南青山5-3-5 Phone 03-6419-0978
10:30-20:00
*200902PLAIN PEOPLEオープニングblog
オーガニックフェスタ2010
May 19, 20104月24日土曜日。オーガニックフェスタへ「オーガニックはライフスタイル 〜健康も環境も守り、持続可能な社会の実現を目指して行動しよう!」がテーマ。今年は赤坂サカスが会場となりグッと行きやすくなりました。(右)マヴィのオーガニックワインがずらり。どれも一杯からOK~(^Д^~) 気になるワインや泡ものを試すには嬉しい…でも昼酒はきくからねえ。後回し。
お隣のブースはキアラピュアさん。有機認定を受けたオーストラリア小麦粉を販売。パンケーキミックス粉もあって実演販売。
容器に水分を入れてシェイクし、そのまま容器の口から生地を流して焼くという。ボールも泡立て器も使わず、道具いらず。お子さんのパーティにいいかも。1皿300円。試してみると、ふんわりふかふかΨ(`∀´)Ψの生地でした。
ガイア御茶ノ水も出店。代表の清水仁司さんがお店に。最新号のクロワッサン『カラダに効く、野菜と魚の食べ方』に清水さんの『まかない日記帖』の取材記事が掲載されています。清水さんの人柄、仕事ぶりがわかりますよ!
オルチョサンニータのオリーブオイルやオーガニックでフェアトレードのチョコ、黄金柑、ガイアセレクトの本を販売。
という感じで、オーガニックフェスタはお店のジャンル多種多様。こちらは
かわいいハーブやさんも。アボガド形の石鹸キュート!
そしてお得な商品も!こちらは顔のパッケージでひとめでわかる
ジロロモーニブランド。2500円以上買うと、1500円相当の有機バルサミコ酢がもらえるというщ(゚Д゚щ)
パスタも通常より安いし。重たいけれど買うしかないっ。2500円分購入(^Д^)ゞ
オーガニックフェスタ、食事は玄米があるという。
食べられるとのことでしたが、大人気であっというまに売り切れて、試せませんでした〜(´д`)
いろんな ↑試みがあるなあ〜。ファースト・ベジ
そして。野々山豊純さんのお兄さんがやっている会社フェデリコ・マテも出店!
マテ茶は機能性に優れているお茶という。カルシウムは緑茶や紅茶の2倍以上。整腸作用もあるようで「飲むサラダ」と野々山兄。野菜不足気味の人こそどうぞ!とのこと。詳しくはHPを参考。
野々山ブラザーズ。似てます。左が兄、右が弟。弟、本日は手伝い要員で駆り出されるの巻。
3種類のマテ茶飲み比べできるセット。200円也。
そ〜し〜て〜。オーガニックの日本酒が。鈴木三河屋さんのブースです。最後はここです。最初にここにくると、どこもまわれなくなるのでラストブース。
「竹林」を醸す丸本酒造の鈴木文子さんです。お酒の他に有機酒粕も販売。原料米の山田錦は蔵で栽培し、ワインでいうドメーヌ蔵。オーガニックの認定は有機JAS、NOP、ECRegulationの3つを取得しています。日本唯一。→実験田訪問。
「竹林かろやか 純米吟醸酒 有機無農薬」味の特徴は「口中で「ほわり」と解ける緩やかな旨みには飲み手に緊張を強いるような切迫した荒さが皆無です。これは癒しの極地…」と。続きはコチラを。
偶然、知合いのフリー編集者カトちゃん♡もオーガニックフェスタに来ていて、鈴木三河屋さんで竹林を購入したという。
↑カトちゃんブログの写真。ブログはこちら!(このブログ、フランス在住の角野恵子さんとの往復書簡形式。恵子さんは(photo&write)フランスで獺祭とワインを比較する試飲会に参加したという。ふー、ほー)
鈴木三河屋ブース前でパチリ。(左)仁井田本家さんご夫妻です。蔵元メッセージ「金寳(きんぽう)酒造仁井田本家は「日本の田んぼを守る酒屋」を使命とし、すべての酒を“自然米(農薬、化学肥料を一切使わず栽培する酒米)”で仕込む、ロハスな酒造りを目指しています」続き
十八代目蔵元の仁井田穏彦(にいだやすひこ)さんと奥様2ショット。手に持つのは「自然米(農薬・化学肥料を一切使わずに栽培した酒米)だけで仕込んだ、濃醇旨口の純米料理酒」。自然に生まれたアミノ酸がたっぷり!料理をぐっと味わい深くしてくれる1本です。
味わいマップも製作。初めて日本酒に出会う人にあの手、この手の鈴木三河屋さんです。蔵もいろいろ、さっぱり、こってり、ガツン系とお酒もいろいろ。考え方もさまざま。味わってはじめてわかる発酵の面白さです。
NPO法人オーガニック協会代表の田村安さん。7回目になるオーガニックフェスタ。赤坂で大盛況のうちに幕をクローズ。そういう時代になりましたね。
cafe8×太田酒造場・辨天娘
May 18, 20104月23日。cafe8 presents「2010年 辨天娘の会〜お米を呑む!〜」 が開催されました。ずらり並んだお酒はすべて純米酒。ラベルは似ていてもその実、米違いの異なるお酒なのです。これらを冷やでお燗で温度帯を変えて味わおうという主旨。今年で2回目です。→2009年の会
●蔵元訪問記
辨天娘を醸す太田酒造場の兄妹。今年は陽子さんの兄上がデビュー! お米は山田錦、玉栄、五百万石、強力、鳥姫があります。すべて地元産。顔のわかる生産者のみ。また、蔵元も杜氏も酒米を栽培しています。
テーブルには辨天娘まるわかりガイドが。
辨天娘のお酒は香り華やか〜、吟ギンすっきりタイプ…ではありません。その180度真逆にある懐の深〜い純米酒。お燗にしてグッとくるぜカモンベイビーというタイプです。味噌や醤油や発酵食品とよくあいます。
(左)テーブルには今呑んでるお酒がどんなタイプかひとめでわかる解説書も。これはとっても嬉しい!(右)海のタプナードとトーフチーズのブルスケッタ。
お兄さま、お酒説明中。爽やか好青年風でちょっとアイドルはいってます!? 顔はパパそっくりぃ〜。
←パパ・太田義人さん(蔵HPより拝借)
↑ いやいやどうして、娘も似ている!(山中酒の店より拝借)
(左)焼き下仁田ネギと春の根菜粕汁。温かい汁はホッとさせてくれます。(右)揚げたて!蓮根や磯辺揚げなど。こういう料理は純米酒、とくにお燗によくあいますね。
(左)車麩とシシリアンルージュトマトのオーブン焼き。植物性のベシャメルソースで。リッチなクリーミィティスト!見た目も楽しい!ボリューム感もある一品。植物性原料onlyとは普通食の人は思わないようでした。右はスタッフのツーさん。いつもやさしいほがらか笑顔♡
藤田千恵子さんの器に注ぐ陽子さん。お燗酒でわきあいあい〜。
日本酒美人のあっきさんと陽子さん。『槽汲』を手にポーズをつけてもらいました。ザ・迫力ぅ。
純米酒にこだわる辨天娘。山田錦も強力もそれぞれに個性があっておいしい。さて、その中に名称『青ラベル』というお酒があります(=20BY 15番娘 精米歩合70%)。このお酒は等外米を使用。原料は米と米麹だけの純な米の酒なのですが、等外米を使用しているため『純米酒』とは名乗れません。カテゴリーは『普通酒』になります。とはいえ、醸造アルコールをはじめ添加物は一切ナシのまっとうな純な米の酒。
米は地元産の玉栄、五百万石、山田錦のミックス。等外米は粒の大きさや色で等級(1等、2等、3等)からはじかれたものですが、検査を受けられない(受けない!?)ハンパな量の米も等外米になります。無審査の米。青ラベルはこれらも使用。
味は辨天娘の主軸を持ち、米ミックスならではの面白さもあり。かつ値段も安い。1升瓶で2300円、4合瓶は1150円。これぞ晩酌酒というか、本当の意味での”普通”酒なのかもしれません。蔵HP
ただ名前が『青ラベル』だけじゃどんなお酒かわからない〜っ。裏に説明を書かれてはどうでしょうかね。
酵母は601号酵母を使用。他のお酒も6または7号。9号は今、不使用。だんだん酵母の数が減ってきている太田酒造場なのでありました。原点回帰?
(左)太田酒造場さんmadeのタケノコ、わらび、ぜんまいの”おから塩漬け”。甘すぎず美味!(太田酒造場は鳥取県若桜町にある林業が盛んな町の蔵元です。95%が森林という) (右)名物の大根ときゅうりの粕漬け。絶品!
タケノコと和せりの玄米ちらし寿司。手巻き寿司スタイルで。桜揚げ団子。三重県・近藤ファームの無農薬無化学肥料栽培の小豆使用。
そしてお料理を担当してくれたシェフ・ナオティさんからひとこと。
ちなみにナオティさん頭の中はすべてヘアーだそうです(見た事ありませんが…)今宵もごちそうさま! ぜんぶ〜っ。おいしかったです☆☆☆
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会終了後、移動! 界隈の某店へ。
すると
ややっ、『広島軍団』の皆様です。全員蔵元杜氏。目つき…いいですわ(笑)。左から宝嶮、天宝一、賀茂金秀、美和桜のアニキ!
漫画家の尾瀬あきら先生も合流。陽子さんと2ショット☆
こののち、5月5日に2度目のお蔵訪問へ。蔵は漬物場が内部移動あり。『鳥姫』育苗も見せてもらいました。この話、後日アップします!
三遊亭鳳楽師匠打ち上げ
May 16, 20104月22日。毎月開催されている三遊亭鳳楽師匠の独演会あり。場所は日暮里のサニーホールです。落語会の終了は9時。いつもは急いで湯島の「楽」さんに行くというパターンでしたが、今回初めて「打ち上げ」に参加。常連さんに店の場所を聞くと「イタめしやだから」。日暮里のイタめしや…師匠の落語のあとで。ふ〜〜〜ん。
日暮里のイタめし…。箸で食べるピザとか唐揚げとかサンドイッチとか。食べるものはあまりないけど飲むものはいろいろあり! 日本酒はいいお酒が出るとウワサを聞いておりましたが、ほんとにそうでした!
(左)そうです。スキンヘッドは新潟・佐渡アイランドのあの方です(今は「天領盃」をみておられるようです)。
というわけで、天領盃の活性にごりで乾杯。雨ふりの寒い夜で、なんとも寒すぎるスタート。
ひと口飲んだら悪くないけど、寒い寒すぎ。風邪ひいちゃう。ホットディッシュもないし。
他のないかしら〜っと見回したら、このお酒が!!
「超淡麗辛口熟成古酒」ラベルがいっちゃってます。お酒の色は濃くなく、透明yellow系。右のグラス。
そうとお〜っ古い。7年古酒が15年たったもの=22年ものです。持ち主のスキンヘッドさまいわく、なんでも沖縄の洞窟で貯蔵していたという。佐渡島から沖縄!?? 直線距離で1600km。
さっそくいただきました。うぉ。ひとくち飲んで「これはお燗でしょ!」という味。瓶を持ち主様から拝借し、自分でお燗することに。持ち出し理由をいうと、持ち主様も「これはお燗がいい」と。
「お燗したいんですけど〜」と奥へ行くと、すでにお燗番が待機。師匠のおっかけ、藤倉さんです。鍋をみると、神亀が2本もあるっ。やった!了解、あとはまかせて…と、お燗番チェンジ!
お燗コーナーから見た店内の様子。みんな和気あいあい楽しそう!20年前(いや、もっと!?)から変わらないメンバーなのではないかと思う。
古酒は2種あり。ひとつが先ほど紹介した22年モノの「超淡麗辛口熟成古酒」商品名は「鬼ごろし」。もう1種は判読が難しい「糖類無添加」の北雪。こちらもそうとうな年季。
よく見たらこちらも「鬼ごろし」ですね。珍しいお酒に出会えました。残り少なかったので瓶ごと燗酒に。
ふと氷が入ったクーラーボックスをみると、大切そうな1本がちゃぽん。
ラベルがずりあがってます。
元の位置に貼り直してパチリ。十四代の中取り純米です(ときに「角新純米」ってナニ?) お燗がつくまで一杯いただきました。お手伝いを積極的にするといいことあると栓を開く。
お燗コーナーにいると忙しい「お燗まだ?」「もうちょっとです」「水ちょうだい」「はいはい」「グラスちょうだい」(見渡してもない)「奥いって店の人にもらってください」「あら、あなた違うの?」「へい。客です」「あらー、ごめんなさい。ナニしてるの? あ、お燗つけてんの。じゃ一杯もらえる?」「まだぬるいですよ」「いいわよ」そんなやりとりしながら、お燗酒(自分の量を確保)し席へ戻る。
ようやく座って飲めるの図。藤倉さんと、師匠の元弟子の三遊亭鳳好(ほうこう)さん。
鳳好さんは字が上手なのです。聞けば独学という。
「あたしはね、字が下手で下手で…。で、書くたびに『下手だねーっ』て師匠に言われて悔しくてね。練習したんですよ。師匠の字を見て(笑)。師匠とそっくり同じ字が書けたら下手っていえないでしょ!」と、筆ペンでサラサラと書いてみせる鳳好さん。お習字習っても、いつまでたっても上手くならないオイラとはエラい違い。悔しさをバネにしなくちゃいけませんかね。マネするか、師匠の字をお手本に!
そんなこんなでお開きタイム。
三本じめで〆。師匠おっかけのトーマス(本名)さんが指名され、上手にこなす。パチパチ。
気がつくとハラペコ。ほとんど食べておらず。そこで下北沢で遅くまでやっているTOM’S製麺へ。ここはメニューにないものも「野菜をこんな感じで」というと適当に作ってくれます。
寒かったのでファイア〜鍋を注文。深夜に食べるもんじゃないと思いつつ。具は帆立と野菜。
ホットなスープの方に最後はご飯を入れてもらう。
田(でん)さんとなぜか記念撮影。そんな一日のシメククリ。
藤田千恵子さん「美酒の設計」出版パーティ
May 15, 2010
4月21日。栃木県の会のあと、向かったのは有楽町・日本外国特派員協会『美酒の設計』出版記念お祝いパーティ会場。今宵は蔵元・齋彌酒造店さん、杜氏の高橋藤一さんも秋田から上京!
この会の名称、正確には 『「美酒の設計」出版をお祝いし、藤田千恵子さんと高橋藤一杜氏を囲んで、雪の茅舎を楽しむ会』 です。長い(笑)!
マガジンハウスから刊行。タイトルになった『美酒の設計』は、お酒の名前です。蔵元、酒販店から信奉者が多い高橋杜氏。長年の体験から得た「さんない主義」の酒づくりが特徴。その「3つのない」とは!? ぜひ、本をお読みくださいね!
でも、それだけじゃヒントにもならないので本紹介より、抜粋。
高橋杜氏の言葉「酒造りは、自然に出来てくるのを待っているのが基本。自分で造ろうとは考えていない。だから我々の蔵の酒造りは、菌に関与しない。人間がしゃしゃり出て行くような世界ではあ りません。ですから、そこに櫂を入れるようなことはいたしません」
『美酒の設計』
『美酒の設計』以外にも『雪の茅舎』シリーズもずらり並んだテーブル。左端「岩木のしずく」は天洋酒店さんオリジナルの一升瓶に入ったりんごジュース!爽やかなストレートタイプで酸味がきいて大好き。
杜氏の高橋藤一さんと、着物姿の藤田千恵子さん。
蔵元の齋藤浩太郎さんから御礼と御祝いメッセージが。
美酒の設計に、雪の茅舎。参加者の目が泳ぐお酒コーナー。
テーブルに置かれたひと皿は秋田を代表するスモーク沢庵、いぶりがっこ! 佐々木一生さんがあきた美彩館でセレクトした雄勝野きむらや製。
この会の発起人、天洋酒店の浅野貞博さんです。天洋酒店訪問記blog→20091229
仲良しの皆さんが集結!
(左)plain peopleのジャンさん、勇人くん、ベラビスタのケニーさん。(右)秋田県東京事務所の佐々木一生さん。赤石貴子さん。
(左)鈴木三河屋のクマジュンとケニーさん。お腹の大きさ競っても…。(右)レイコさん、太田酒造場の太田陽子さん、アッキー。
musmus 佐藤としひろさん、丸の内ハウスの玉田泉さん。
蔵にも残っていないという「雪の茅舎 純米大吟醸 生酒原酒。二百番」
千恵子さんを囲んで、左からケニーさん、松崎晴雄先生、小学館の『美味サライ』の編集者・川辺一雅さん、JTBパブリッシングの秋田守さん。
寺田本家の藤波良貫杜氏も! 勇人くんと。そしてやまよと。
良貫杜氏、料理通信webで歌を披露中!
いよいよ会も終盤。ケニーさんが『美酒の設計』刺繍入りパジャマをプレゼント!
ケニーさん最近はパジャマ屋さんと化す!?
いい人ばっかり集まった楽しいお祝い会でした。千恵子さんの人徳ですね。
最後に流通情報企画の小島先生が〆のスピーチを。千恵子さんとは20年前からのつきあい。父親みたいなもんですね。
ひとつぶだねの胡琳ちゃん。大きくなったな〜。
そして二次会。
有楽町からテクテク歩いて新丸ビルまで。途中、はるか向こう皇居をバックに記念撮影。
musmusへ。店頭には届いたばかりの野菜や富山フェアの名残の煮干しのリースやなんやかや。
発起人浅野さん挨拶。
あらためて乾杯〜。だれだビールを飲んでいるのは。
「住む。」の伊藤宏子さん、千恵子さん、「コンフォルト」のとよりん。
左側に齋彌酒造店の佐藤昭久営業部長。温度違いで変わる味の変化の面白さを語る。編集者が多く、みんな揃ってメモをとる。聞いては書き…うなずきながら書き、端から見てるとオモシロい。
そして最後、炊きたてのご飯に卵がくばられる。
烏骨鶏の卵かけご飯で〆となった夜でした。
では卵を持って「千恵子さん出版おめでとう!」
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●藤田千恵子さんの著書
『これさえあれば―極上の調味料を求めて』単行本
『これさえあれば-極上の調味料を求めて』文庫本
『杜氏という仕事』
『日本の大吟醸一〇〇』