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静岡・豊好園の出品茶を味わう会 その3 釜炊きとろろご飯α

December 12, 2009

2煎目のお茶。鮮やかな緑色。渋みもじゃっかん出て、1煎目とまた違う味わい。これはお菓子に合います。

掛け軸と茶がら。こんなに開いて。

堪能した皆さん。きちんと正座もいいもんです。

玄関の張り紙。なんだかかわいい。
駐車場特設会場では湯気もうもう。いい匂い!辺り一面。

ご飯を炊いてます。

炊きあがりました。底にはおこげが!
「どうぞ」と言われて味わわせていただきました。香ばしい!!

とろろをすり鉢であたり、炊きたての釜炊きご飯のうえにたっぷりかけて、出来立てとろろご飯!

ねぎを好きなだけトッピング。白菜も自家製の白菜漬け。

おでん。切り株のテーブルもいい感じ!

そして、くばられたのがコレ!

お茶のかきあげ! 青のりみたいな風味です。表面カリッと、噛むとジュワッと玉露味。味が葉にまだまだ残っているんです。こんなにおいしいとは〜。確かに茶がらは捨てられません。
おうちで試すべく出品茶を購入するの巻。飲んだあとまで楽しめるなんて最高!

18回目となる今年は最高の200名が参加とか。個人の茶農家さんの域を越えたお茶飲み会です。訪れる方、そしてなによりスタッフの皆さんが楽しそうにお手伝いしていたのが印象的。
腹ごしらえも完璧で、それではいよいよ!
斜面30度の傾斜がついた茶畑へgo!

*さて、心残りがひとつ。
「いも茶漬け出すからね。お腹あけておいてよ!」と顔を見るなり言ってくれた片平さん。いも茶漬けとは、里芋を茹でて焼いたものを手でかるくつぶし、温かいご飯にのせて醤油少々そして、熱いお茶を注いでいただくという両河内地区の郷土料理とか。さらにすりおろしたワサビをのせるとそれはおいしくてクセになるという。そんなの食べたことありません。ましてやお茶が片平さんちのなら、それはすごい!食べてみたい〜!ですが結局、人出が多く混雑して出ずじまい。片平さん、来年はいただいてみたいです。はい。

静岡・豊好園の出品茶を味わう会 その1

December 11, 2009

今年の春から楽しみにしていた11月23日。静岡・豊好園、片平さんの「第18回 お茶飲み会」の日です。詳しくはジローさんのblogを
前回訪問したのはお茶摘みの時でした(しかし雨で中止に)。あの後、ピエール エルメさんが料理通信の取材でいらしたのです。詳しくはコチラ
片平さんちの家の前にはきれいな川が流れ、車もほとんど走っておらず、のんびりのどかないいところ!

茶葉がまぶしく輝いた秋晴れの朝。↑家の前にある品評会用の茶畑。この茶樹は機械刈りではなく手摘みされます。
東京を7時に出発してやってきました。
臨時駐車場から豊好園まで吊り橋で。手作りみたいなゆらゆら揺れる木の橋。

わはは〜い。
今回は農大生の勇人くんに片平さんちの絶景茶畑を見せたい!と。また、秋田県庁で農業技師のはなゑちゃんにもあの斜面畑での可能性をと。そして、はなえちゃんに誘われたmusmus今田さんも夜勤明けの寝ずの身体で参加。

朝からハイテンション。

片平さんちが見えてきました。
駐車場はお祭り仕様に様変わり。

森林の仕事にも関わる片平さん。テーブルも椅子も手作りです。大きなおでん鍋がいい感じ〜。

里芋も香ばしく炭火焼されてスタンバイ。お客様がどんどん集まってきました。豊好園・園主の片平豊さんです!
お土産は大根!

つづく

「どぶろくと女」阿部健さんの出版記念パーティ

December 10, 2009

どぶろく…でシャンソン!?

11月21日土曜日。有楽町の外国人記者クラブにて。

阿部健さんの『どぶろくと女』の出版記念パーティ!

酒文化研究所の山田聡昭さんが手にしているのが、御本(酒文化研究所発行)。なんとも分厚い!
「学生時代に使ったコンサイス英和辞典より厚い!」と山田さん。3サイズは 18.8 x 13.2 x 4.2 cm。
よくぞまとめましたという630ページ。気が遠くなりそうです。

『どぶろくと女 日本女性飲酒考』
じつは女性とお酒は切っても切り離せない存在。暮らしにどっぷり密着したものだった! そんな阿部氏、10月19日の日本経済新聞朝刊の文化欄で紹介あり、覚えている方も多いのでは。
●詳しくは橋本健二先生のブックレビューをどうぞ!この分厚い本の内容がするりとわかりやすくまとめてあります。

というわけで、どぶろくで乾杯! 前列、左が橋本先生。山田さん、升本屋の梅田さん。後列、左はライターの山内史子さん。
出し物もユニーク!

どぶろくを語るひとり芝居(世界初)もあり。

今宵の主役!パーティで出たどぶろく2種。左は山形のこだま工房。吟醸酒?と思えるくらいきれいな仕上がり。右は丹波で製造された「おやっさん」(→膝カックンな名前)は、いかにも昔懐かしいどぶろくの味。そして郷土の酒には郷土の料理。ひたし豆、黒豆、もってのほかの酢の物etc.

酒のつまみにぴったりな塩かりんとうが大ヒットした升本さん。都々逸好きで「どぶろく」で一首。(右)有志がつくった「どぶろく」も登場。味っていろいろ〜。本日は山形のどぶろくがグンを抜いておいしかったです。
●升本屋さん訪問記

さて、阿部氏です。明るいパーティが大好き。シャンソンはご本人のたっての希望だったと山田さんに聞く。
途中でお色直しまで(驚) しかもセクシー仕上げの白いジャケット。

指輪も。ご本人がおもいっきり楽しんでます。今後、このジャケットを着ることはあるのだろうか。

2ショット撮影。あら、先生、この顔マジメ。
パーティの最後は三本〆じゃありません。歌詞カードがくばられて

オー・シャンゼリゼを全員で歌う!という。

大合唱! オー・シャンゼリゼ〜! どぶろくで〜!

「じゃあ、まあ飲みますか〜」と山内さん。だすな。

外国人記者クラブの通路には、歴代のスピーチした各界人たちの写真が展示。懐かしいあの顔、この顔。

終了後、銀座の街を駅まで歩く。SONYビルは早くもクリスマス仕様。
寒さに負けずにがんばろう!と、口からついて出るのは
オー シャンゼリゼ〜♪ オー シャンゼリゼ〜♪
……そこしか歌詞を知らなかったと気づく。

マヴィのボジョレーヌーボー「キッピス」で乾杯

December 7, 2009

すでに先月の話し。19日夜は、マヴィさんのオーガニック ボジョレー ヌーヴォー パーティへ。今年はkurkku kitchenで開催されました。

毎年のように「今年はすごい!」と言われる!?ヌーボーですが、今年のは本当にすごい!と(笑) でもその証拠に今年はあっと言う間に完売。
「ヌーボーのワインなんて…」とハナからバカにしていう人もいます。ですが、はたしてそのヌーボーはどういう発酵工程をとられたものか。
「つぶして発酵させるだけなんでしょ」
これが、魔の最新技術というものがありまして。ひとくちにヌーボーといっても天と地ほども作り方が違うのです。
ぶどうを70℃で加熱し色が出るように抽出する作り方もあるといいます。そんなことをしたらもちろん天然の酵母は死んでしまいます。その場合、酵母を別に入れるわけです。香料だって入ります。こうして安いまずい大量生産ヌーボーは出来上がり。香料ですから「今年の香り」もへったくれもないわけです。
詳しくは
こんなに違う、今のつくり方 を参照。

今年の乾杯の音頭はツルネン マルティさんです。フィンランド出身。有機農業推進派!
クルックキッチンもフィンランド語なので、「フィンランド語で乾杯を!」と呼びかけました。
「キッピス」
なんかかわいい! キッピス!

田村さんがドアットさんの畑を映しながら紹介を。草ぼうぼうの自然な畑。

マヴィ設立は1998年。その頃はオーガニックって!?という時代でしたが、今は関心がある人がグンと増えました。日本酒と同様、まずいワインはまずいし、おいしいワインはおいしい。
ことオーガニックワインというと味よりも違う面が強調されます。よくある誤解が「オーガニックのワインって酸化防止剤無添加のワインのことでしょ」というもの。
チチチのチの間違いです。基準はしかとあります。酸化防止剤無添加 イコール オーガニックではありません。
生のワインはそれでは流通できません。酸化防止剤無添加のワインというのは無添加でも流通できる方法がとられているワインのこと。熱処理、ミクロフィルター処理などさまざまな方法があります。
酸化防止剤のことだけを強調してあるワインはハッキリ言って怪しい。そのほとんどはオーガニックではなく、かりにオーガニックの場合は輸入の濃縮オーガニックジュースを使用している…なんてことも。なんでもありの世界。
酸化防止剤うんぬんの前に、伝統的な醸造方法なのかどうかです。
ワインのぶどうは1回も洗わないのです。
水も加えません。
なによりも、適切に育ったぶどうでなくちゃおいしいワインにはならないのです。
原材料が味に影響するのは、ことワインが特別でも何でもなくて、口に入れるものはみな同じだと思います。
← ドアットさんのメッセージ

田村さんの自信作!ボジョレー私家版。まともにつくられたヌーボーは2〜3年寝かせても美味の証明。
最近、オーガニック人気でオーガニックワインの数が一気に増えました。しかし、トホホな味のオーガニックワインもいっぱい輸入されているのが残念。
誰がどう選ぶかです。長くヨーロッパで暮らしていた田村さん。おいしいものが大好き。おいしいからオーガニックという選択です。スタンダードがどこにあるかが重要です。

鈴木三河屋の大熊さん、柴田さん。もちろんマヴィを扱っています。(右)ツルネンさんと。
なごんでいたら、田村さんから呼び出しあり。映し出されているのは、あーっ。

『純米酒BOOK』
ヌーボーのパーティなのに、なぜか紹介を。

びっくり。しかもその紹介を野々山さんが!
野々山さんとはマヴィつながり。マヴィ・ヌーボーの会はわれら二人が最多参加だと思います(笑)
パーティにはいろいろなゲストが。

マヴィファンというクリス智子さん、美人で華やか♡ (右)田村さんのママ(本物!)

マビィのメルマガ担当香織さんと浩代さん。おつかれさまでした。
*マビィのpartyレポートにも詳しく。

出版記念パーティ*ベラビスタ no.5 vege二次会

December 3, 2009

樽酒でスタートした『純米酒BOOK』出版記念パーティ一次会、お祝いのお酒の宴は最高の一夜となりました。そしてお楽しみはまだまだ続く…というわけで二次会です。
会場へいくと!
ガラリと変わって秋色に紅葉したテーブルのしつらえ。目にも鮮やかでとっても美しい。四季のある日本、そして日本酒。今日この瞬間を楽しむテーブルコーディネートにほれぼれ。日本酒はこう楽しまなくちゃといういい見本です。

盛りつけは朱の漆器、各自には溜の漆器と色を分け、コントラストも素敵。野菜を焼いて3種類のたれに漬けていただくという趣向です。

お野菜各種のラインナップ。(右)竹皮に包まれたナゾの一品。

山田料理長が楽しみ方の説明に登場!
山田料理長より

”有機ベジスティック  よしわ農園から”
お好み大根   *生姜味噌or黒豆豆乳マヨネーズ
紅芯大根     *生姜味噌or黒豆豆乳マヨネーズ
レタス        *黒豆豆乳マヨネーズ
トマト        *黒豆豆乳マヨネーズ
原木焼椎茸   *よっちゃん南蛮+黒豆豆乳マヨネーズのミックス
蒸し京芋      *よっちゃん南蛮
「純米酒BOOK」の生姜味噌、自家製黒豆豆乳マヨネーズ、よっちゃん南蛮をお好みでつけて食べて頂く料理でした。

日本酒も引き続き各種勢揃い! よりどりみどり。お燗器もスタンバイ。

気分を変えて、再スタート。

辨天娘・太田陽子ちゃん。二次会でもビューティフル!お燗上手で性格よくておうちに欲しいくらい。独身です。
再び山田料理長より
”日本海と瀬戸内、小魚” 炭火炙り焼
氷見ぬかいわし p166より。
境港カワハギ畳干し  *境港で見つけた物です
尾道干しねぶと     *別名「いしかべり」といいまして夏には鯛の味がするといわれる瀬戸内独特の小魚です、通常は頭の骨が固いので取り除いて食するのですが、干すことにより頭ごと食べれます、今回は焼き立てを三杯酢にて提供いたしました。
”合鴨農法栽培” 古代米おにぎり
白干し沢庵  竹皮にて
*謎の一品の正体は、そろそろ穀物が欲しくなる頃用の古代米に胡麻と海苔が入ったお握りでした。

神亀酒造・小川原カメラマン。デジイチでバチバチ激写。(右)富山県の柿太水産さん自慢の「ぬかいわし」。

日本酒とともに、なごやか〜なムード。この笑顔、幸せ〜!

ケニーさんが持っているのは秋田の天洋酒店・浅野さんが贈ってくれた「ヤマヨ」。新政・佐藤祐輔さんが考えた6号酵母と雄町を大正末期のレシピで醸した1本。詳しくはこのblogを。6号の底力はbar タイムにもぴったり!
夜もだんだんふけていくと

なんだか楽しい事になってきた。スペシャルなグラスでとっておきの日本酒をいただこうという趣向です。千代むすび酒造の岡空さん。

希望者がどんどん増えて獺祭の桜井さん。
獺祭では日本酒をグラスで飲む提案をしています。詳しくはこちら。

当然、ワタクシも! そしてトモアキさんも。
次は堂々たるこのお方が挙手。

山中さんのまっすぐ正しい姿勢での飲み干しかたはベテランの域。
先輩、ついていきます!という感じ。

そして

陽子ちゃん、飲むときは飲む。立ち上がる!
そしてお開きタイムに。
皆さん、ありがとうございました!!

タクシー組をお送りするやまよ。沖さんワンちゃんつきのお出迎え!?

お部屋組をエレベーターまでお見送り。

ロビーで最後の一杯をいただいて今宵の幕を閉じるのでした。

ベラビスタの皆さん、本当にお世話になりました! 料理もスタッフの心づかいも、とっても素敵なパーティに大感謝です。
日本酒って最高! と皆さんが嬉しそうに言ってくれて超happy!!
*最終の新幹線で帰ったゴリさんはサイレントカーで寝過ごして博多まで行ったという。合掌。

出版記念パーティ*ベラビスタ no.4 宴

December 2, 2009

美酒揃いのパーティ。大好きな蔵元さんがいっぱい参加してくれて、それは楽しい!!時間。

ひとことずつメッセージをいただきました!
岡山の丸本酒造・丸本さん(今回の企画はこの夜決定!)。広島は竹原で「竹鶴」を醸す竹鶴専務。

境港・千代むすび酒造の岡空さん、奈良県・久保本家酒造の久保さん。

山口・獺祭の桜井さん。同じ山口・永山本家酒造の永山さん=通称ゴリさん。「貴(たか)」醸してます。

そしてお料理も次々と運ばれて。野菜のお鍋です。滋味溢れた一品。

手渡しでいただきました。
そして山田料理長登場

お料理の説明をいただきました。ほくほくしっとり&しゃきしゃき!温かく嬉しい土鍋仕立て。
会場は畳の間。日本人はやっぱり畳好き。とくに日本酒は畳が似合います。

まずは2人、そしてどんどん増殖。

正座って気持ちいい状態。妙に落ち着く畳の間なり。

お料理、この皿は『純米酒BOOK』から焼きうどんです。宮澤民子さん直伝の焼きうどんもおしゃれなベラスタイルに! (右)山中さんからも素敵なメッセージをいただきました。

なんと宮崎県からきてくれた松下亮子さん。岐阜県から来てくれた田中さん。

嬉しくて椅子の上に立つやまよ←不思議な習性。

最後にベラビスタのケニーさん。お世話になりました! 素敵な会ありがとうございます。森のクマさん、おサルさんな二人。

〆のsweet。
おいしくいただいた一部です。杜の蔵・森永さん、青島酒造・青島さん、森喜酒造・るみこさんありがとうございました!

お心づかいいただいた皆さんに感謝です。

よっちゃんなんばんの高橋さん青竹入りのジネンジョありがとう!

境港商工会議所・堀田会頭、鷹来屋・浜嶋さん、柿太水産・柿谷せきこさんもありがとうございました!

恐縮でございます。

そして、二次会へ突入!

出版記念パーティ*ベラビスタ no.3 鏡開き

December 1, 2009

神亀酒造の純米吟醸7号酵母の樽酒で鏡開き!
2人で力いっぱい叩いたら大変な飛び散りようでした。あ〜っもったいない。ごめんなさい。
でも神亀シャワーは最高!

一緒に鏡開きをしたのは、樽酒と今まで一度も縁がなかったというカルラさん。鏡開きはそうそうできる体験ではありません。かくいう私もようやく2度目です。そこで是非ともカルラさんに!とあいなりました。
(右)開ける練習中。いち、に、さん…。

開いた直後の小川原さんのスピーチ、感激の巻!
しかし、この手の衣装がよくなじむやまよであった。

ずらり〜。そして今宵の神亀ラインナップ。席にはメニュー表が。

お祝いとして、ベラビスタのオリジナルパジャマをプレゼントしてもらいました。ケニーさんが、わざわざ広げて見せてくれる…と
やや! 本の表紙が胸元にっ。こりゃびっくり。

本体はホテルオリジナルの気持ちのいいコットン100%のワッフル地パジャマ。これに『純米酒BOOK』の特製アップリケ。いや〜、表紙そっくり。デザイナーに早く見せたい! プレゼントしたい! そこでケニーさんにたずねると、一着6300円+送料で注文もOKとのこと。
わーい。これで一緒に純米酒の夢を語れる〜。パジャマパーティはこれで集合(笑) やまよとお揃いを楽しみたい方!?はベラビスタまで。

冨久長の今田社長。杜氏の美穂さんが醸す「八反草」はやわらかなおいしさです。

鳥取県の辨天娘の太田陽子さん。お燗美女です。

瀬戸内海の秋鯖。

神亀専務にお酌。幸せの図。

本で紹介した、珍味。小倉屋のするめ麹漬けも登場。

田中さんご夫妻はいつも神亀を愛飲。本物の専務にあって感激ひとしお!

素敵な酒肴が次々と登場。
日本海は境港出身のやまよのために、境港まで行ってノドグロを買ってきてくれたのです。
つづく

出版記念パーティ*ベラビスタ no.2 サイン会

November 30, 2009

前回の続き。サイン場が用意してありました。
ここに座って書いてくださいとケニーさんに言われて…は、はずかしい。

皆が笑いながら見ている…。ひとり書いていると、だんだん、おかしさがこみ上げてきて吹き出してしまう。
メッセージは
「1日1合 純米酒
田んぼの未来を燗がえる!」
大好きなカエルの絵も入れてます(笑)

お店やさんゴッコ状態です。書いては渡し、書いては渡し。山中さん、カルラさん。

岐阜県からきてくれた田中さんご夫妻。ベラに3時にチェックイン。その後、今までどうしていたのか聞いてみると、夕日が沈む光景をずっと部屋から眺めていたのだとか。ずっと二人で。まあ、おLove♡

ロビーからやまよが眺めた夕日。確かに感動的。2人が住む岐阜県は海無し県なので、海に落ちる夕日は珍しかったのでしょう。しかも2人でベラならよけいかも(笑)

場所を移し、いよいよ出版記念パーティのはじまり!
記者会見状態のやまよであった。
つづく

出版記念パーティ*ベラビスタ no.1 到着

November 29, 2009

11月14日土曜日。ベラビスタで『純米酒BOOK』出版記念パーティ! ホテルに到着するとカウンターに本が(背中は辨天娘の太田陽子さん)。そしてブティックに本が並んでました。

午後の瀬戸内海。ブルーグレーやオリーブグリーンなどシックな光景が広がります。

お部屋からは瀬戸内海しか見えません。

エフエムふくやま、戸田雅恵さんから取材を受けました。

動画も撮影してもらう。顔が猿か妖怪になっていませんように。

終わる頃には瀬戸内海に真っ赤な夕日が落ちて。
お客さまが続々到着!

瀬戸内海をバックに。神亀酒造の小川原専務。

なんと大阪・山中酒の店の山中さん! そして広島市から竹鶴専務。
専務、地球儀ライトと絵になってました。竹鶴さんHPありませんが、こちら、そちらに紹介あり。

ロビーにも本がディスプレィ。

ウエルカムドリンクは千代むすび酒造の「しゅわっと空」。
貴をつくっている永山本家酒造場のゴリさん。獺祭の桜井社長ご夫妻。ベラビスタのケニーさんと奥さんのカルラさん。楽しい時間のはじまりはじまり!

奥に白い机が設置されて…。
つづく

タカハシ酒造さん77回目の醸終祭

November 25, 2009

11月9日月曜日。三重県四日市の蔵元・タカハシ酒造さんの醸終祭がありました。

蔵内で行われる厳かな醸終祭。
かれこれ77年も続いているのです。
醸終祭については概要書を。

凛とした空気に包まれた静粛な時。

今、木桶仕込みが見直されていますが、タカハシ酒造さんは流行とはまるで関係なく、御神酒は木桶仕込み。77年前からこのスタイル。
しかしこの蔵内に、冷蔵設備はありません。
新嘗祭、もとは旧暦で行われたそうです。

11月9日に受け渡しの儀があるということは逆算すると…。新米の手配、気候条件ともに酒造りには大変厳しい状況にあります。
しかし、失敗はどんなことがあっても許されない。毎年、厳しい条件のなか、御神酒(おみき)造りに挑む蔵元杜氏の高橋伸幸さんなのです。

もちろん非売品。これを飲むには三重県で神主さん、氏子さんになることのようです。

出来立てのお酒を味わわせていただきました。
ミニ木桶にも。

木桶から柄杓ですくって盃に注ぎ入れることはそうそうできない体験で記念撮影。
(右)全部飲んだのではありません〜。皆さんでいただいた後の木桶の底です。残ったつぶつぶがいい感じ!
会終了後。

(左)浅草の『ニシザワ』タカオさんです。万歳してるのは坂戸屋・武笠陽一さん。(右)名古屋のごとう屋さん。

地元情報誌『NAGI』編集部の野木さん。次号Vol.39の特集は『地酒をたしなむ』。三重県内の蔵元、酒販店、飲食店がたくさん登場とか。

御神酒『三重の新嘗』を飲んでみたいというリクエストが多く、市販酒も用意。別タンクで仕込んだ伊勢の白酒があります。
そして四日市市内にある割烹にしむらさんへ移動。
大役終了後の高橋さん。顔がガラリと変わってホッの表情。おつかれさまでした。

もちろん乾杯は!伊勢の白酒。そして酸度3!? という牡蠣限定も。
にしむらさんのお料理。

オプションで烏賊げそ唐揚げも注文。純米のお燗にはこれでしょう。この夜のお酒ラインナップは武笠さんのblogを。

にしむらさんご夫妻。感じよいお二人です。
●前回訪問記(醸終祭もレポート)

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