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« Previous Entries Next Entries »絶景!豊好園の茶畑再び その1
May 13, 20095月5日。今年もやってきました。豊好園の標高600mの茶畑。2008年の様子はコチラ。
足がすくんだ昨年と違い、今年は慣れたもんです。
いい眺めだな〜っという余裕も(笑)
下界の皆さん、おはようございます。そちらも晴れていますか〜?
今年はポーズをとっても恐くない(笑)
急勾配30度のこの山は、もとはミカン畑。段にはすべてタイヤが利用されています。片平さんおひとりで開墾したという。
これは「山の息吹」という静岡生まれの品種です。
今年は山のぼり(!?)が第一目的ではなく、品評会に出品するための、自然仕立てのお茶の樹の手摘み要員でした。
朝5時に東京を出て、東名高速道路を(ぶっ)飛ばしてやってきたのですが、雨がしとしと降ってきたため残念ながら中止。
その代わり、お茶の仕上げを丸ごと見学できることとなりました。幕間に山の茶畑にきたというわけでした。
つづく。
らくだ亭「やかんなめ」の夜
April 24, 200923日木曜日。ひるちゃんが、元サライ編集長岩本敏さんが席亭をつとめるらくだ亭のチケットを取ってくれたので、夜、内幸町ホールへ。
その前に小澤ちひろさんと会う。お嬢さんが2年越しの悲願!芸大に受かりホッ。試験前は玄米とひじき、切干し大根、雑穀スープをせっせと作って食べさせたとか。「玄米は集中力が違う」とはお嬢さんの弁。来年は息子さんが東大受験で再び受験生の母。
笑顔で乗り切ってくださ〜い。ちひろさん、そしてご実家の店。国産小麦、天然酵母でパン焼いてます。中でも玄米パンが絶品! 趣味は高校生の時から続けている座禅とユーミン。
さてらくだ亭。今宵の出演者は五街道雲助師匠、柳家喜多八師匠。初めてお聴きする二人です。
開口一番は春風亭朝呂久さん「金明竹」。雲助師匠「代書屋」喜多八師匠「やかんなめ」「あくび指南」、雲助師匠「幾代餅」。
「おつむ、べろべろべろ〜っ」は、やかんなめ。
病ネタです。
病と言っても深刻な噺ではありません。何せ、江戸時代には病といえば2つ。男の病は疝気(せんき)。女の病は癪(しゃく)と相場は決まってたそうです。「持病の癪が…」と女性が言うのは時代劇の決まり言葉ですね。その癪を治すのにも、人それぞれに珍妙な方法があり、ふんどしで強くしばると治るとか、「やかんなめ」に登場する奥様はやかんをなめると癪が止まるという。マジですか!? という設定。
外出先で奥様の持病が出て苦しみ始め、同行した女中があわてふためきます。そこへちょうど通りかかったお侍さんの頭がつるっぱげでやかんそっくり!
失礼を承知でお侍にお願いにいく女中。早合点した侍が「癪とな、男のふんどしでキリリ、キリリと体を絞めると癪がとまるというが。しかし、わしのふんどしは越中で寸法が短い。ほおかむりくらいにしかならぬ」と困った顔。女中が「いえ、ふんどしでは…ありませぬ」
するとお侍「みなまで言うな、わかっておーる!」とコレまた違う早合点の話を。これが何度か繰り返され、とうとう女中が「お侍さまの頭がやかんそっくりで、頭をなめさせていただけないでしょうか」と切り出す。
「わしの頭がやかんだと〜っ」 と、怒るお侍。
しかし、人助けならば…としぶしぶ承知し、舐めさすのでありました。すごい図です。そして奥様は無事、正気を取り戻すのでありますが
この噺、サゲも面白いので喜多八師匠で生で聞いてください!
いや〜。おもしろかった。芸達者なお二人でした。
*でも、女性は紐をいろいろ持っているはずなのに、ふんどしじゃなくちゃだめっ!ていうのは幅広でお腹全体を圧迫できるから? えっ気の持ちよう? ハナシをつくった人の妄想? う〜ん、なにかあったらふんどしでLet’s try!
らくだ亭次回、5月16日は柳家さん喬・柳家喬太郎・柳家左龍・桂歌丸・桂都んぼによる、東西落語・華の特撰会。6月30日は三遊亭鳳志真打ち披露で、鳳楽・鳳志親子一門会。園生直系の噺を聴く!という企画公演。
終了があっというまの21時20分すぎ。そのあと、ひるちゃんうちにくる。
せっかくなので、先日購入し、気になっていたピノノワールの微発泡ロゼをあけることに。
ストロベリーみたいな香りと、おだやかな甘みがよござんす。
バイオダイナミック農法で栽培されたぶどうを使用。瓶底に澱がしっかりありました。
農業に欠かせない牛さんが象徴的にラベルにデザインされているのです。
ひるちゃんと知り合ってハヤ20年となりました。
あんまり変わらない二人です。
(こんな写真が偶然出現。↑ 1996年12月イタリアにて)
ひるちゃんが「そうだ、ルッコラを持ってる」と
舞茸、エリンギを焼いて、ルッコラと一緒にバルサミコ酢とオリーブオイルとレモンと塩でささっとあえてくれました。鞄にルッコラがしのばせてあるあたり、さすが料理記者歴20うん年。
さて、そのあと、豆腐に搾菜、生姜、ネギを入れた「搾菜豆腐」を作ったり、鳥取名産の豆腐ちくわを茹でて柚子胡椒で食べたり。ムードは和。
それにはやっぱり鳥取の純米酒でしょうということで辨天娘さんをあけました。
裏ラベルに熱燗は50℃、上燗は60℃の指定あり。指定通りに(笑)いただきました!
アースディ東京 2009
April 19, 2009アースディ東京2009初日の朝、現地から「王様のブランチ」で生中継あり。エコグルメとして3つのスタイルあり!「雑穀、ヴィーガン、マクロビオティック」という。そんな時代になったのね〜。
昔、大変お世話になったゆみこさんのつぶつぶカフェ
TVで取材された粒ソバのホットドッグは完売でも長蛇の列。
お隣はカフェエイト。お店をクローズしてスタッフ総動員。
テンペのソースカツ丼800円。
ナッティナッツもあり。歩きながらポリポリ。
NPOアルコイリスさんのブースではグリーンナッツヴァージンオイル とインカ天日塩(標高3300mのアンデスの高地で湧き出る塩水の塩)、そして
ポップコーン!が用意されていました。
1カップ100円。ひとくち食べたら、オイルの爽やかな香り。自然な塩味。はじけるコーンがふんわり甘くておいしい〜っ。こんなおいしいポップコーン初めて!
代表の大橋さんに聞いたらペルーで見つけてきたアンデス産コーン(トウモロコシの原産地はペルーアンデス)で、オイルはもちろんグリーンナッツヴァージンオイル、そしてインカの天日塩という。市販がまずいのは油が(コーンも塩もだけど)悪いせいなんですね。材料が良ければポップコーンはこんなにおいしいのかとビックリ。
大橋さんペルー帰り。以前、お会いした時よりも色濃く、たくましく(笑) 「オメガ3のポップコーンはどこにも無いと思いますよ〜っ」
商品化すればいいのにと言ったら
「こんなにいいコーンはなかなか手に入らないんです〜」残念です〜。
鈴木三河屋の大熊店長も出店。こだわり農法の酒米を使った純米酒と甘酒を用意。お燗もできるよう準備万端。
喜久醉、木戸泉、竹林、 自然酒。
お燗手伝い中!?
お隣はオーガニックワインのマヴィの長谷川さんと田村さん。いい天気だったせいか泡ものは売り切れ。ドメーヌ ド ブローのシャルドネ2008を購入。
ヤッホー・ブルーイングの采女さん。有機栽培麦芽とホップを使った上面発酵のサンサンオーガニックビールを紹介しています。値段も手頃ですっきりおいしいビールです。釆女さんが扱うビールの中でもパッケージが好きなのが「東京ブラック」(有機原料ではありません)。麦芽・ホップだけを使用したエールビールの黒ビールで、濃厚かつ香ばしいインパクトある味。
いろんな提案があるアースディですが
日本酒の瓶がある…と近づいてみたら、ガラスびんリサイクル促進協議会の展示コーナーでした。
十四代、天遊琳、睡龍、神亀、綿屋、菊水…。
いったい誰が選んだの〜?というくらい好みが合う空き瓶ズラリで大爆笑。
ガラス瓶は3つのRでエコ容器という提案でした。アースディ東京2009本日、最終日です。
辨天娘 × Cafe Eight その2
April 17, 2009カフェエイトはいわずとしれた「ビーガン」料理のお店。動物性の素材は一切使われません。
われわれが辨天娘の蔵に行き、何に感動したかというと出された肴が山菜、野菜が中心で、動物性素材といえば川魚のみだったこと(しかもおからを使った寿司!)だから、お酒もあの味なんだ!と納得。「穀物+野菜+ときどき魚」の食生活をしているやまよとしては嬉しかったのです。
フレッシュな山菜の苦みに合わせるお酒もありますが、塩漬けの山菜の甘くない煮ものに合う純米とはこういうことか!を学んだのでした。それはキヨノさんとカワムラさんも同じ思いだったのです。
デザイナーとしての2人の仕事に感動したお酒の紹介リーフレット。これがあれば今、飲んでいるお酒が一目瞭然。お酒の会はいろいろ飲み比べますが印象に残りづらいのです。
最初の一杯は「純米生 にごり酒」会の口あけにふさわしいお酒です。まずは冷たいままでかんぱ〜い!
お料理もスタート「春キャベツと新ごぼうのスープ」
そして「豆腐チーズカナッペ とんぶりキャビア添え」。やさしい味は純米のにごりによくあいます!
そして、このにごり酒をお燗で! 太田酒造場の太田陽子さんです。
豆腐チーズは、カッテージチーズ風とクリームチーズ風の2種あり。
お燗は赤い酒器で。わかりやすい!
でました! 辨天娘最高峰の純米大吟醸も冷やでお燗で!
「小江戸菜と昆布のおひたし」野菜は近藤けいこさん。
「わけぎと油揚げの福井産芥子醤油あえ」
純米吟醸をまずは冷やで、そしてお燗で飲み比べました。
ヤマムロさんの酸処理していない佐賀県有明海の海苔!詳しくは『旬がまるごと』11月号で。
温度は稲垣知子さんが監修! 温度の上げ下げが絶妙なともちゃんかんを楽しみました。
「里芋のハーブグリルと椎茸のソテー ブラックソルトフレーク添え」
純米槽汲みあらばしり 生原酒 20BY 冷やでお燗で
「紅あずまの黒米ごろも」
「丸ごとごぼうのオイル煮」
「テンペの竜田揚げとアボカドの照り焼きソース」
鳥取県からスペシャルゲスト酒! 木村敬さんセレクトありがとう。
鷹勇の生もと純米酒。日置桜の山田錦80%
〆は玄米のおむすび!
お蔵から、あの絶品!山菜の煮ものも参加。
そして
辨天娘の名物、奈良漬け。塩で3回、粕に7回漬け直すという手のこんだもの。奈良漬け嫌いも返上の味わいなのでした。
辨天娘 × Cafe Eight その1
April 16, 2009辨天娘×Cafe Eight! Meet the Cultureと名うたれたシリーズの第1回目。ビーガンフードと初の日本酒コラボです。(右)大好き、真っ赤なピーナッツマシン。
カフェエイトの二人の本業はデザイナー。プロだけあって、テーブルにセットされたお酒と料理の説明資料がおしゃれでわかりやすい! 酒器はBALS TOKYO(じつはこの前夜、二人とBALSでニアミス)
←外椅子見てました
お酒の資料です。ぱらぱら開くと今宵のお酒が一目瞭然!
辨天娘、ずらり勢揃い! すべて純米。
上原 浩先生に指導をあおいだ辨天娘の純米酒だけに、お燗が真骨頂。70℃まで上げて冷ましたり、それぞれのお酒に合わせて温度を変えて味わうのが醍醐味。そのためには温度管理が重要。
カウンターに置かれたステンレスのお燗機がクールでいい感じ。この日のために購入!本気モード全開です。カワムラアッキーいわく「市販されているものは木調でしょ、うちのインテリアに合わなくて」ネットで探したそうです。こと日本酒関連の道具はあか抜けないものが多いです。
ご登場! 辨天娘の人間の娘さん、太田陽子さんです。東京の大学を出て、蔵へ戻った25歳の頼もしき女性。竹鶴・小笹屋を飲んだことが戻るきっかけに。人それぞれに運命の酒があります。
今宵のお料理ラインナップ。野菜と穀物づくし。どんな展開になるか!(つづく)
お酒を出す順番を真剣に考え中の太田陽子さんと稲垣知子さん。まずはあらばしり、そしてにごり、それをお燗で。純米大吟醸はどこにはさむか…などなど。
トーヨーキッチンスタイル東京 オープン
April 1, 2009南青山に新しく開設されたTOYO KITCHEN STYLEは国内キッチンメーカー最大のショールームとか。テーマは「キッチンに住む!」。やまよハウスは不可抗力でキッチンに住んでる状態ですが、そういうことではなく…あえてキッチンに住むという提案です。
インテリアオタクのアッキー&レーちゃんを誘いました。待ち合わせは2人の店PURE CAFE。ヴァンショーを注文。ピュアのはスパイスがパウダー状に入った濁り系。スパイシーでほの甘くあれよ、するっとなくなってしまいました。
(左)手にしているのは黄色の表紙、VEGE BOOK3 in ENGLISH版です。こちらは国内版と違い料理写真なしで文字だけ。レーちゃんのイラスト入り。(右)オリーブの実とそのペーストのおつまみをいただいて、いざ、TOYO KITCHEN STYLEへ!
元ドリアデがあった建物で2階建てです。およそキッチンのショールームらしくないカッコよさ! 床タイルまでも超おしゃれ! キッチンは単独で家に収まることはありえないのに、照明やタイルとコーディネートする発想は日本のキッチンメーカーではなかなかありません。
社長の渡辺孝雄さん。おしゃれです。渡辺さんのブログ、ご自身でセレクトしたnabe collectionはとっても楽しい!
スタイリッシュなキッチンにさまざまなディスプレィ。この空間にはバケットと野菜がドン!「泥のついた野菜を飾りたかったんですよ」と渡辺さん。このあたりも一般ショールームの発想と違いますね。無機的なキッチンと有機的な野菜がよくあいます。
店内は1,146m2という広大なスペース。キッチンを中心に家具、照明など複合アイテムで構成されて、見所もいっぱい。キッチンにボリュームある照明は難しいと思いがちですが、それはそういうデザインがなかっただけだとわかります。
CORE(コア)シリーズ。100万円代で買えるという意外な安さにビックリ。PORTOシリーズやBAYシリーズなど100万円を切るものも。その昔、トーヨーキッチンで欲しいと思ったシリーズは700万くらいしたのになあ(遠い目)
水が出るところを想像するだけで楽しい!
壁面に注目! 熊野の浜辺に漂着する白くて丸い石そっくり!が壁面いっぱい!! 青い世界。
照明も合わせてブルー!
会場にはワインやジュースなど飲み物が用意されていましたが、ユニークなのは甘党の渡辺さんがセレクトしたsweetsが丁寧な説明とともに紹介があったこと。詳しくはコチラ。
バウムクーヘンやいちご桜餅など。
あの行列が出来るクリスピー・クリーム・ドーナツも。3人とも食べた事がなかったのでこの機会に試食! ひとかけらもらったら、甘くて柔らかでオジさんやまよはびっくらこきました。そうそう奥のワイングラス、ガラス製ではなくポリカーボネート製。パーティでは安心の心づかい。
欲しい! と久々に物欲がわき起こったカエルのデキャンタ。しかし、家のどこに置くの…いったん落ち着いてよく考えてみようの巻。
テキスタイルを選ぶ感覚でタイルがあります。
ボリューム的になかなか試せないファニチャーもここならOK!
キッチンは火と水を使い、生もの、冷凍ものが氾濫し酷使する空間。そして多種雑多な道具や器が集まるため、収納は重要な問題です。
なのですが、耐久性や収納力を優先して考える前に、キッチンは料理を作る場であり、料理に人が集う!ことを忘れてはならないと思うのです。
そこが一番大切だと思うのですが、そういう提案のキッチンはほとんどないのが現状。
泥つき野菜がかっこよく見える発想がなくちゃ!
集いやすいように、食を中心とした暮らしを楽しむためにデザインがある! トーヨーキッチンスタイルを見て、そんなメッセージを受けました。
そういう意味で本当に革新的なTOYO KITCHEN STYLE
うぅ、早く次の家を考えたい!
伊勢神宮奉納に参加
March 31, 20093月23日。三重ブランドアカデミーでお付き合いがある畔蛸(あだこ)の岩牡蠣ブランド「的矢湾あだこ岩がき協同組合」の皆さんが初収穫の岩がきを伊勢神宮に奉納。今年で2年目。
五十鈴川の水系は畔蛸の海までつながっており、畔蛸の岩がきは伊勢神宮の恩恵に預かっているという背景があるそうです。
1ヶ月程前「奉納に参加しませんか?」と代表の北川さんからお誘いが。普段は入れない内宮の奥まで入れるとか。お神楽も見られるという。そんな貴重な機会はめったにないので、ぜひ!とアカデミー仲間の玉沖さん、遠藤さんと参加。
集合は五十鈴川の橋の前。この橋、今年は20年に一度の架け替えのため、今までの橋は工事中。
「めったにない貴重な仮橋を通っての奉納ですよ」と神宮の宮島さんから言われました。なるほど確かに。
工事中の橋を仮橋から望む。
まだまだ風が冷たかったものの奉納にコートを着るわけにいきません。チーム岩牡蠣から「法被着ませんか?」と。面白いし何しろ暖かそうなので喜んで着させていただきました。おかげで気分も満点!
神宮の宮島さんを先頭に仮設橋を進んでいきます。
代表の北川さん、右は三重大学の渡邊先生。 天気も快晴で気持ちいい!
お神楽殿で岩牡蠣をお預けします。
ここで仮置き。
そして玉砂利をじゃりじゃりと進みます。
存在感がある樹木がいっぱいの神宮の森。
宮島さんと北川さん。いよいよ内宮の奥「御垣内(みかきうち)」へ。正式参拝である「御垣内参拝」です。
静かな空気に満ちています。手続きをする上野さん。
ここ以後は撮影御法度エリア。
お清めの伊勢神宮のお塩でおはらいいただき、報告も終わり、奉納無事終了!
始終、厳かな時間が流れていました。
その帰り。お神楽殿に向かう途中に空を見上げたところ。 このすがすがしさは徹底管理された神宮特有なのかもしれません。
さてお神楽です。その前に、ありがたいお話とともに、お抹茶をいただきました。玉沖さん。
落雁は紅白! 遠藤和さんとやまよ。
奉納された抹茶茶碗の展示が。この志野茶碗は人間国宝、荒川豊蔵先生。その他もそうそうたる作家の方ばかりでした。さすが伊勢神宮!
神聖なるお神楽(撮影禁止)を拝見し、すべてが終了。貴重な経験をさせてもらいました。的矢湾あだこ岩がき協同組合に感謝! これからも天然採苗にこだわる素晴らしい牡蠣を育ててくださいね。
外はすっかり春! 花も紅白が咲いていました。
鳥取酒蔵巡り 時を楽しむお酒の会
March 26, 2009夜は鳥取市の谷本酒店・谷本さんがお酒をコーディネートしてくれて「時を楽しむ」と題した会が「ひろ介」で開かれました。
鳥取県庁の木村さん、レーちゃん、アッキー、ともちゃん。
右を向くと
左を向くと。
鳥取の蔵、鳥取の酒米を使った日本酒が集まった素敵なラインナップ!
○食前酒
日置桜 純米活性にごり(玉栄)
○食中酒
千代むすび 純米吟醸 大山の香り(有機栽培山田錦)
神亀 純米吟醸 小鳥のさえずり(田中農場の山田錦)
日置桜 八割搗き山田錦(山田農場の山田錦)
日置桜 八割搗き強力(山田農場の強力)
鷹勇 純米生もと 山田錦
鷹勇 純米生もと 強力
日置桜 純米生もと 山田錦
諏訪泉 長期熟成純米吟醸古酒(五百万石)
乾杯は日置桜の純米活性にごり! 弁天娘の太田さんも参加!
鳥取の海であがった地魚づくし。
わさびの量もハンパじゃない。わさびも鳥取産。
わいわい次々と飲み進めます。
谷本さんの膝元にはお燗セット
日置桜の山田錦と強力を栽培している内田さん。
その日置桜の秘蔵酒。蔵見学した時に山根さんに話したらご用意してくれた1本。それは加藤克則さんが平成14年度に醸した生もとのお酒。出来立ては堅くてゴツい味でしたが、7年の時を経て、円熟したお酒に。いわゆる古酒古酒(コシュコシュ)してなく穏やかでおいしい〜。お燗にすると最高に丸くなりました。
感動して加藤さん(今は奈良県の久保本家の杜氏)にその場で電話。加藤さんいわく
「時の力ですよ!!」
こういうことが起こるので日本酒はすごいなあと思います。
鳥取の地エビ、 猛者海老(もさえび)の塩焼き。自己紹介タイム。
鳥取名産の山芋。お酒は谷本さんのお燗でいろんな温度帯を試しました!
素晴らしいお酒のセレクト&お燗番を担当していただきありがとうございました! どんぴしゃな温度で飲めて幸せ! お酒も”生かしよう”だとつくづく思います。
ひろ介のご主人です。ごちそうさまでした! 最後の出た刺身のアラ汁、塩気がきちんと効いていて良かったです。
←ブログあり!
ガイアでタカハシ酒造さんの会
March 16, 20093月7日土曜日、下北沢ガイア食堂で三重県・タカハシ酒造さんの会を開催。やまよブログを見てくれている高橋伸幸さんからのリクエストです!
まずは 伊勢の白酒 純米活性酒(500ml 1,000円)「伊勢神宮奉納の御神酒に近い造りをした、うすにごりの微発泡の純米酒です」伊勢の白酒詳しくはこちら。
伊勢の白酒で乾杯! 大根のカルパッチョ。
(左)稲垣夫妻と(右)堀夫妻。仲良しの堀招子さんとくっついてピース! ↑撮影by堀義広さん
●天遊琳 特別純米酒 無濾過直汲み <生酒> 2008年 (1,800ml 3,500円)
「槽場(ふなば)にて、しぼり機の出口からでてきたお酒をその日のうちにその場でびん詰めしたお酒です。酒蔵で、お酒をしぼるその日に立ち会わないと本来、味わえなかった、炭酸ガスがほのかに残ったまさにしぼりたての味わい。そして、炭酸ガスが抜けるにつれて、日を追うごとに角が取れてまろやかさが増していく味わいの変化も併せまして、お楽しみいただければ幸いです」
今宵のガイアのお品書き。
●伊勢の白酒 とろあわ!(500ml 1,250円)「伊勢の白酒のにごり部分だけをびんつめした限定品。名前の通り、とろっとろのしゅわしゅわしたきめ細やかな味わいです」クリーミィでとろりん。デザート感覚で飲めるお酒です。開蓋の前に冷凍庫へ入れて吹き出しを回避。ガイアのアイスクリーム用冷凍庫が役に立ちました。
●天遊琳 特別純米酒 2003年(参考出品)
「火入れと呼ばれる加熱処理を行った後、蔵内にて長期間冷蔵貯蔵しているお酒です。お燗でお楽しみください」
菜の花とアサリの芥子あえ。
●天遊琳 特別純米酒 限定瓶囲い 2007年(1,800ml 2,800円)
「昨年度醸造の特別純米酒です。冷やして、常温、ぬる燗と温度を変えてそれぞれの味わいの変化をお楽しみください。出汁をきかせた野菜の煮物などがおすすめです」
おカンバン!高橋さん。↑ 芥子蓮根ふうの酒菜。
「お燗はいいですね〜」まったり。
伊勢の白酒、飲み比べ中! 高橋さん、れーちゃんとユージンくん。
出た〜! 1994年の伊勢 秘蔵本醸造酒です。ブランデーみたいな色香。甘くてマイルド。時間の力ってすごい!
●伊勢 秘蔵本醸造酒 1994年(500ml 2,000円)
「1994年、木桶仕込みで「白酒」と同様に仕込んだお酒を長期貯蔵した限定品。バニラのアイスクリームなどにカラメルシロップ代わりにかけたり、紹興酒のように少し温めてお楽しみください」
人気者でいこーっ。
タコと野菜のグリル。レモンと塩で。
●天遊琳 特別純米酒 長期熟成原酒 1996年!(参考出品)
●天遊琳 手造り純米酒 伊勢錦 (1,800ml 3,000円)
「『伊勢錦』という三重県原産の戦前から栽培されてきた酒造好適米で仕込んだ純米酒です。すっきりとしたキレの良い味わいが特徴。熱燗にして冷めていくところをゆったりとお楽しみいただければ。「上げ下げ燗でどうぞ!」と当蔵では言ってます」
●天遊琳 純米吟醸 山田錦55% 生酒 2005年(1,800ml 3,500円)
「契約栽培米の山田錦で仕込んだ純米吟醸酒の生酒です。わずかではありますが、生酒の熟成タイプというものも研究を続けております」
今宵のラインナップ! 9種類。
誰がなにを撮っているのか。 おおにぎわい。
気がつくとシンデレラタイム。 楽しい時間はあっと言う間! 高橋さんに〆の挨拶をいただきました。
とっても丁寧な高橋さん。ガイアの清水やっさんが「あんな丁寧な人みたことないです。もし高橋さんが怒ることがあったら絶対、相手が100%悪いです。俺が代わりにぶんなぐりに行ってきますよ(笑)」というほど。高橋さんが怒ったところ…。確かに気配さえも見た事ありませんね。やっさんの優しさにも感動! 高橋さんが怒ったら、おいらもぶんなぐりにいきます(うそ)
左から。清水やっさん、小泉くん、高橋さん、ミホちゃん。
高橋さん、ガイアの皆さん、遅くまでありがとうございました! またよろしくお願いしまーす。
FOODEXでYes,we 缶 !
March 15, 2009YES,WE CAN!
オバマさんのこの言葉は一世風靡! FOODEXの会場でも発見。
Yes,we 缶 !
新潟の菊水酒造さん、今回は缶だけと潔い出展。
(せっかくのコピーだったのに、Yes,we 缶 !のコピー看板撮るのを失念。小島さんのブログに写真とコメントあり。併せてみてください)
菊水さんは日本酒をアルミ缶に詰めた初めての蔵元。銘柄はふなぐちが有名ですね。なぜアルミ缶なのかはこちらを参照。内側が丁寧にコーティングされた缶は、味に影響を与えにくい特製の缶。持ち運びに便利。ギフトに便利。透明瓶より劣化しづらいと利点多し。
研究開発部商品開発室の佐藤亮さんです。マジメすぎるのもねえ。といったら、この表情。ありがとう! 花嫁募集中。
佐藤さんが自信を持ってすすめてくれたのは新発売の「ふなぐち 菊水 いちばんしぼり 薫香」。酒粕を減圧蒸留してつくった焼酎を「ふなぐち」に加えた酒。コクがある生原酒で評判上々とか。500円とちょっとお高め。
と思いきや、なんとっ、こちら2000円の缶酒!!「大吟醸 生原酒 節五郎源流」200ml。
そういう考え方はおおいにアリだと思います。新宿の伊勢丹デパートで販売したところ、なぜか若い人が購入するケースが多いとか。”ちょっぴりいいものを飲みたい”層が購入するのかもしれませんね。
菊水の社長、高澤さんにも久々に会いました。翌日からLA出張なんですと。
酒といえば塩! 海の精さんのブースです。
焼き塩のピラミッドあり!
お酒のコーナーでここの塩があったら最高でした。↑村上譲顕さんの新刊。「日本人には塩が足りない!」
お酒を飲む人はよりいい塩を摂取せねばなりません。
「日本酒の塩」という企画を密かに計画しているやまよです。
帰りの京葉線車内で「ようこちゃん!」と呼ぶ人あり。だれがちゃんづけをおいらを呼ぶかな?と思いきや、酒茶論の上野伸弘さんでした。おや、びっくり偶然!上野さんとは同い年。いろんな人にまとめて出会うFOODEXでありました。
*上野さんから玄菜麺の情報をもらう。玄菜麺とは動物性原料、化学調味料を一切使わない植物性素材だけの麺。マクロビオティック、ビーガン対応で、以前、取材させていただいたことも。無農薬野菜を使い、陰陽を考え調理した澄んでコクのあるスープは感激の味。新しい店は店主、田中玄さんからご案内いただいたもののまだ行けずじまい。「おいしくて通ってますよ」と上野さんがいうくらいだから、ますますパワーアップしているのかも。場所は都電荒川線の三ノ輪橋。下町ツアー、皆さんいかが?
ラーメン創房 一茎草