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February 17, 2009
2月14日のバレンタインは蟹+ワイン。
事の発端は、順子さんから「境港で焼き蟹を食べたとき、マヴィのアルザスのピノやロゼとあうのを発見したの!」と聞いたことにあり。
焼き蟹とピノ? ロゼ! 香ばしく甘い風味があうのかも。蟹というと飲んでる場合じゃない(笑)ことのほうが多いので試した事ありません。いつか試したいとずっと思っていたのです。
「順子さんが感動した相性を試したい!」と口に出すと、蟹好きが世の中にいかに多いことか。瞬時にメンバー10人決まってしまいました。
365日蟹でもいいという伊藤宏子さんがタクシーで到着。なぜなら七輪と炭持参。蟹を焼くために四角い七輪を買ったという蟹専門七輪です。川口商店から届いた発泡スチロール箱は2個。ワインセラーに保管。紅も松葉もモサ海老もハタハタもぎっしり!
撮影する野々山さん。野々山さんはブログでアップすると前もって宣言あり「今日は撮影に専念します!」
真っ赤な紅ずわい。正面から見ると鼻がぶたさんみたいです。
まずは茹で紅ずわい。並んだ並んだ、ひとり一杯。
蟹とシャンパングラスだけという、怪しいテーブル。
紅で落ち着いたら、いよいよ生の松葉蟹へgo!
今回、川口商店さんから送ってもらった資料にあった「しゃぶしゃぶ蟹」の作り方を試す。博樹さんが習得し、皆にその方法を伝授。すると、超簡単にするっと身がとれるじゃありませんか!
これには感動。わーいわーいの皆なの笑顔。生の蟹の身がするっととれることが、こんなに楽しいとは知りませんでした。
宏子さん、しょうこさん、美香さんが次々に試す。
抜けるところが快感!(左)順子さん、透明感ある松葉の足 (右)超蟹好きというマダム野々山もhappy Face
そして幕間に甲羅酒。これにはやっぱり日本酒。竹林登場!
撮ってる、撮ってる。蟹の形が変わるたび撮影する野々山さんです。
ファイヤーの薪状態に置かれた足。この並べ方は斬新かも。
外で七輪焼きが始まりました。ふーふー吹いてる宏子さん。野々山さん店の備品であおぐのはやめてくださいっ(笑)
六本木から赤坂へ抜ける一方通行の道。タクシーがみな、徐行運転して見ていく。歩く人はうらやましそうに見ている。そりゃそうでしょう。
焼きたては最高! 川口さん、このように楽しみましたがお正月の川口さんの切り方とはちょっと遠かったです。 今度、蟹と一緒にきてほしい!
そして試しました! 松葉の焼き蟹とロゼ。やわらかな甘み同士引き立て合って確かにピッタリ。ピノノワールもよかったですが、おいしいピノの味におされちゃうかな〜っという印象です(なんでもピノ味になっちゃう)。焼き蟹にはロゼがおすすめ!
蟹しゃぶむき名人の称号をあげたい!博樹さんと順子さん。理系な二人は双子座のB型。
今宵のワインです。いろいろ試しました! さまざまな発見あり。
3月4日は美酒王国「秋田の酒きき酒会」
February 14, 2009今年もあります!秋田の酒きき酒会。秋田の美酒27蔵が大集合。昨年の様子はコチラ。
山内杜氏による本物の酒屋唄の披露あり(聴きごたえあり!)。そして新開発酵母【秋田酵母№12】、【秋田酵母№15】仕込のお酒が試飲ができます。昼と夜の2部構成です。 昼の部では酒販店・プロ向けの「試飲会+パネル・ディスカッション」があり、蔵家の浅沼清子さん、神田新八の渡邉 愛さんとともにパネラーをつとめます。
先月、熱い打ち合わせも! 皆さんよろしくお願いします。
秋田といえば、このお酒 ↓
今年デビュー2年目!純米吟醸「山本」 昨年と書体が違います。白瀑の山本友文さんに聞いたところ「気に入らなかったので変えました」とのこと。こうなったら来年も違う書でお酒をみたいもんです。こちらのお酒、お求めは天洋酒店さんまで。
●[秋田の酒きき酒会]参加27蔵元新政/竿灯/高清水/秋田晴/銀鱗/一白水成/太平山/北鹿/喜久水/白瀑/秋田誉/雪の茅舎/天寿/飛良泉/出羽の冨士/福乃友/春霞/秀よし/出羽鶴・刈穂/阿櫻/天の戸/大納川/まんさくの花/両関/爛漫/福小町/一滴千両
*詳しくは秋田県酒造協同組合まで
きれいのたねオープニングパーティ*純米酒編
February 13, 2009↑こちらがワインのお料理でした。
15時からはガラリと変わって純米酒タイム
テーマはオーガニックなので、自然な栽培方法で育てられた酒米の純米酒2種類を用意。味の方向が両極端のお酒を選びました。埼玉県・神亀酒造の小鳥のさえずり、静岡県・青島酒造の喜久醉(きくよい) 松下米 純米吟醸です。
お料理もフルチェンジ!
柚子胡椒をきかせた若布と葱の蕎麦サラダ、ひたし豆をドン!
ひたし豆は某居酒屋さんの定番。その店は始めの一皿が夏は枝豆、それ以外の季節はこのひたし豆になるのです。爽やかで豆の甘みも味わえて最初に飲むお酒にはぴったり! 硬めに茹でてから塩+醤油の淡い塩分のつけ汁に一晩浸けました。
醤油、ごま油、塩、酢のたれに柚子胡椒を入れてからめた「若布と葱の蕎麦サラダ」。穀物+海藻はおつまみに最高です。
(左)奮闘するかおりさんとよしえさん。生姜と葱と若布を山のように切ってくれました。感謝!
(右)余裕のやまよ。朝から立ち通しですが、まったく疲れ知らず。ここのフローリングは飫肥杉で、自然なオイル仕上げ。足の当たりが柔らかでなんともやさしい。飫肥杉の箸箱は宮崎県北郷町からプレゼントされて持っていますが、踏むのは初めて!(笑) しかも床暖房なので足もとからぬくぬく。壁は珪藻土です。早稲田ハウスさんはアトピーのお客様に出会ったことがきっかけで有害なケミカル系素材を使わない「帰りたくなる」家を提案しています。
ハムかサーモンに見えるピンク色は、近藤けいこさんちの切り干し大根です。アッキーの誕生日でレイコさんが作っていたのがあまりにもおいしくてマネしてみました〜。
ワインの時はお皿に盛り合わせてサービスしましたが、純米酒の時はセルフサービス。お好きなだけどうぞ!
神亀酒造の「小鳥のさえずり」はお燗がおいしいお酒です。宴たけなわのお燗酒に合わせてお出ししたのは!
やまよイチオシ! 長栄丸さんの朝どれサンマの丸干しです。まるで生きてるみたいに美しいですが、干物です。一回も包丁を入れていません。手でさわってもべたつき一切なし。くどさと無縁。きれいな味の奇跡の丸干し! 濱中さんから直送してもらいました。
フル回転で焼き焼き。ひとり1本ずつ召し上がっていただきました。濱中さん、好評でしたよ〜!
ちゃくちゃくとなくなっていく2種類。皆な幸せそう!
柿太水産さんのおちょぼいかの丸干しも出しましたが写真撮り忘れ。スミそのまま入った一物全体珍味です。
早稲田ハウスさんが酵素玄米を炊いてくださるというので、漬物を2種用意。(左)切り干し大根のハリハリ漬け。柑橘の汁、生姜を使って爽やかに。(右)熊本県郷土食の寒漬大根(マクロビオティックでは定番中の定番!)乾物の柚子スライスと一緒に割り醤油+柑橘汁+酢でつけました。
ありがとうございました〜。
会も無事終了!
洗いものから取り分けまで担当してくださった早稲田ハウスの女性スタッフの皆さんに心から感謝です。
・・・・お客さまが帰られたあと、大テーブルを製作した彫刻家の三宅之功さんから苦労話を聞く。「土居さんからの依頼は無垢の木を使って、モダンで、女性的で!?、角は丸く安全で、予算はあまりなくて(笑)という無理難題でした」詳しくはコチラ
素敵な古材との出会い、今まで重ねてきた木の歴史をどう魅力的に生かすかなど、三宅さんからじ〜んとくるいい話をたくさん聞きました。「彫刻家なのでエッジが美しいデザインが好きでしたが、子供がテーブルのカドであごを傷つけた時に、デザインに対する意識が変わりました」
「鉄を使う彫刻が本業なので、テーブルの脚は鉄を提案したのですが、土居さんがどうしても”木”にこだわりたいと。最も考え悩んだのは脚です」
デザイン+強度+椅子が入ることを考慮した脚部分。迫力です。
最後に三宅さん、サインを掘って兵庫へ帰られました。
なるほど。そう掘るのか…と一同感心。彫刻刀、久しぶりに見ました。
金光社長とカフェテーブルのベンチに腰掛けておしゃべり。ベンチも三宅さんの作。座り心地抜群です。普通、この手の木のベンチはお尻と膝裏が疲れるものですが
どこを触ってもやわらか! ゆるくまるいカーブがついていたのです。特にカドはゆるやかな傾斜が。座り心地も触り心地も満点で温かい。冷えない木のベンチ。
ここで、社長に聞きたかった質問
「どうして”ありがとう早稲田ビル”なんですか?」
金光社長「宗教がかっているようで、看板やさんからもヤメた方がいいと言われました(笑)。子供からおじいちゃんまで誰もがわかるビルにしたかったんです。小さなお子さんがあそこ行きたい〜と言ってくれような建物になりたいと。実際、お子さんいらっしゃると、親御さんが帰るよーっと言っても、やだー、帰りたくないと言ってくれます(笑) 嬉しいですね!」
血だらけの23歳のアトピー女性がたずねてきたことがきっかけで、自然素材の住宅に取り組むようになった金光社長。「どんな幸せな家族でも、家族のひとりが病気になると不幸になります。 絶対条件は健康です。心と身体どちらも健康であること。帰りたくなる家というコピーはここから生まれました」
アトピーの他、偏頭痛が治った、犬の病気まで治ったという事例も。施工主さんからの「ありがとう!」に感無量という金光社長。「喜ばれる存在になりたい!」と熱い想いでいっぱいです。
ありがとうはいい言葉ですが「ありがとう早稲田ビル」と名付けてしまうのはなんとベタな〜っと思っていましたが、やっぱりいい言葉です。一発で覚えましたから(笑)
田中さんと土居さんと金光社長の出会いで生まれた「きれいのたね」。いろいろな教室を企画中です。
その田中さん(右)と土居さん(左)とやまよ。もとはジーコンシャスのみゆきさんからのご縁です。二人が神田で開催された北川さんの牡蠣の会まで会いにきてくれて、その後、田中さんが獺祭の会にきてくれて…。その二人が金光社長に出会って…と、いいご縁が続いています。
「ありがとう早稲田ビル」近くに行ったら飫肥杉のフローリングを踏んで、テーブルに触ってみてくださいね。そして社長がいたらつかまえて話を聞いてみてください「健康住宅に関することならどこにも負けません!」だそうです。
ありがとう! 早稲田ビル。言うだけで楽しいから。
きれいのたねオープニングパーティ*ワイン編
February 12, 2009Ti Leaf,Inc. の田中さんと土居さんからありがとう早稲田ビル内にできる「きれいのたね」オープニングパーティのお酒のチョイスとそれにあうオーガニック素材を使った料理の依頼がありました。大好きなお蔵さんのお酒を皆さんに知ってもらえるのは大歓迎!と、引き受けたものの、100名分なんて考えたら作ったことありません。
ワインで50人、日本酒で50人分…。他の仕事も抱えているのに、ダイジョブかやまよ!
三之助油揚げ、1ダース大人買い!
豆腐も1ダース。cafe8お買い物バッグ持参。12丁すべて入ってナチュハのレジの人も感激してくれました。バッグの中身が全部豆腐ってかわいい〜!思わずパチリ。
さて、当日は強力な助っ人が
土居奈々さんのお友達がアシスタントしてくれました。よしえさんとかおりさん。搾菜豆腐と若布と葱の蕎麦サラダを担当してもらうことに。
野菜は近藤けいこさんからお取り寄せ! こちらも強力な助っ人(トマト、玉葱、葱のぞく)
お気に入りのレシピ「搾菜豆腐」。ワインにも日本酒にもあうんです。混ぜるだけ。火を使いません。材料だけが命! 国産有機栽培大豆の木綿豆腐、化学調味料無添加の搾菜、自然塩、胡麻油、葱、生姜。以上。
フルーツトマトとルッコラ! 塩とシェリービネガー、オリーブオイルでマリネ。
(左)ブロッコリーソースのくたくたペンネ。
(右)レンズ豆をペースト状になる手前まで塩茹でし、おろしたニンニクほんの少しとオリーブオイルとパセリのみじん切りを混ぜたもの。レンズ豆はすぐ柔らかくなって味が濃く、樽香がする(気がする)ので大好き。使ったレンズ豆はコレ。 パンにのせるとグー!(ちひろさん玄米パンにとってもあうよ) わらべ村さんで購入できます。
ギリシャの完熟オリーブにグリーンオリーブをニンニクとローズマリーで風味づけしたマリネ。そして近藤けいこさんの金柑を加えたら、柑橘の風味+鮮やかカラーでとってもキュート! 無農薬だから皮ごと安心。
10時になってお客さまがいらっしゃいました。マクロビオティックに詳しい方も。田中愛子先生のお知り合いという建築士の笠川慶道さん。川内翔保子先生主宰のマニホージュに8年間、通われたという方もいて、マクロビオティックをご存知ないお客さまに、やまよに代わって素材の説明をしてくださる場面も。嬉しいヘルプをたくさんいただきました。
ひよこ豆、キドニービーン、ブラックビーンが入ったネオファームの サラダブレンドビーンと新玉葱の組み合わせ。玉葱には少しのオイルをまぶし、塩をきかせ、あとはハーブ&スパイス。三重県産のマイヤーレモンをぎゅっと絞ってさっぱりと。このレモンはマンダリンとの掛け合わせで甘い風味が特徴です。
パンはお友達の小澤ちひろさんからお取り寄せ。玄米パンとカラフルプチパンです。やわらかくてふんわり甘い、素敵なパン。玄米パンは、まず誰も玄米が入っていると思わない味。ちひろさんは東城百合子先生の料理教室の助手をつとめたこともある筋金入り!
プチパンはよもぎ、紫芋、紅麹など天然色素を使用。
マヴィの田村さんも来てくれました。ミニオーガニックワイン講座もあり。
金時豆と水菜のサラダ、けいこさんのほうれん草は味がぎっしりと濃い!塩とごま油で生のままガッツリと。蕎麦の実をトッピング〜
トマトソースのペンネには、日本のアンチョビー、柿太水産さんの糠漬けいわしを入れてみました。
コレです↑刻んで糠ごと入れました。ぐっとパンチが出ました。
しかしこんなにたくさんのトマトソースを作ったのは生まれて初めての経験。お店屋さんってすごいなあ〜っと思いましたが、くせになる楽しさありっ! お料理って楽しい!
田村さんのオーガ二ックワイン講座スタート。
ワインもサービス! 飲みながら聴くのが一番です。先週までフランス出張だった田村さんの話は面白そう! あっち側で聴きたかった。
野菜と穀物中心のお料理。レンズ豆もひよこ豆も初めてという方が多かったものの、お豆も野菜もパンもお酒もとってもおいしい!とたくさん言われてHappy!
作り方をたずねられましたが、30秒で語れてしまうほど超簡単なものばかり。この日の調味料=オリーブオイルはオルチョサンニータ、塩は海の精(塩は少しずつ数回に分けて重ねていくようにしています)、醤油はかめびし、酢は柑橘の汁、甘くしたい時はシェリービネガー、オーガニック素材はそれだけで味があるのでシンプルが一番!
ワインの部終了。その後、日本酒に。お料理もフルチェンジ! つづく
アッキーBirthady
February 9, 2009アッキーことcafe8のカワムラアキコさんの誕生日。おうちでパーティです。とはいえ、ご本人は相棒のレイコさんと箱根の天山の湯〜ジンガロ鑑賞と終日外出、夜、家に帰るとみんなが待っている!?というサプライズなパーティ。レイコさんからテーマは事前に「ジプシー」と言われる。
主のいないダイニングでひるちゃんと記念撮影。ジプシーふう!? どこが。外寒いし。
NYでインテリアを勉強していたアッキー。海外の家みたいなインテリアですが、じつは普段はもっとCOOL。この日はバースディサプライズで本人が知らない(笑)赤が基調の燃え上がるような色使いに変身。このあたりもサプライズ!なプレゼントというわけ。
VEGEな料理が次々と登場! ファラフェル(ひよこ豆のお団子を揚げたもの)。タヒニソース(練り胡麻のソース) で。
ごぼうの丸ごとオイル煮。柑橘の皮がパラリ。こくたっぷりのごぼうを生かしたパンチある一品。
スモークマッシュルームとオリーブのマリネ 。ワインにあう〜。ワインはマヴィさん各種。
そして!3種の豆とカラフル干し大根のサラダ。近藤けいこさんの干し大根を使った感激のひと皿。干し大根はもどし、別に塩とハーブでゆでた豆Mixをあわせ、ドレッシングであえたもの。アップルビネガーがきいてます。レイコさんの新作! それぞれの大根の味がはっきりわかるし、しゃきしゃき感も鮮やか色も最高で、近藤さんに食べさせたい〜!
リコー派のアッキーにキャップとストラップをプレゼント。アッキーすっぴん美人です。
やまよの取り皿↑ 幸せバラエティ
アッキーの夫、トモアキさんがゲストにサービス。
里芋とセロリのブロシェット
そしてお約束のバースディケーキ!
VEGAN仕様です。乳製品と白砂糖ぬき!の大人味。久しぶりにおいしいスイートをいただきました。バニラが香る白ワインにもあいました。
いくつになってもお誕生日はいいもんだ!
左はカメラマンの新居明子さん、右がレイコさん。VEGE BOOKのチームです。3人ともほぼ同い年。
小梅ちゃん、定位置にて待つ。
冬の富士山
January 23, 2009飛行機に乗ると忙しいのです。離陸して、5分後、電子機器使用禁止解除のアナウンスがあったらデジカメ撮影準備態勢。新聞も読みたいし、翼の王国も読みたいし、落語も聴かなくちゃいけないし(1月のANAは柳家喬太郎の「擬宝珠」最高!)あたふたわくわく。そうこうするうち、富士山が近づいてきます。
ボーイング747ー400からの富士山。駿河湾から富士山を望むの図。おだやかに広がる静岡県。この朝はちょっとけむって、トレーシングペーパーをかけたようなスモーキィな感じ。
グーンとズームアップ!
富士山さん、おはようございます!
頭頂部の雪が舞ってます。きりっとして美しい冬の富士山。目が離せません。
こんな素敵な富士山に会うため、西へ向かう飛行機は右側の席を予約しています。
2階席は窓下にスペースがあり、物が置けて便利。 座席は74K。
2時間後、窓の外には沖縄本島! 国頭村(くにがみそん)は鹿児島寄りの最北端。島が見えたら、すぐそこでおろしてほしいと思うやまよであった。
相模女子大で講演会
January 18, 200914日は相模女子大へ。社会マネジメント学科の生徒さん向けに講演を頼まれたのです。「先輩に学ぶ社会のしくみ」というお題目。出身校ではありませんが、社会人の先輩としての位置づけで働くことについてのあれこれ。
キャンパスに必須の並木道を歩く。
↓これが本当の掲示板。バーチャルじゃなくてリアルは久しびさ。そんなことに感心しながら、目指せ10号館。
そして講演。熱く語った1時間半。20歳の皆さんの、なにかしらのヒントになれば幸いです!
↓お魚シンポジウムでお世話になった湧口清隆先生(左)。なんと湧口先生は鳥取県庁・木村さんと同じ高校で気象部の先輩、後輩なのだとか。ほ〜っ。そして右は今回ご担当の平田秀光先生です。
平田先生のお部屋にて。ご本がいっぱい!
大学の先生は資料本が膨大だけに、定年の時にどうするのか興味津々です。
「最近は古本屋も取りにこないのです。当校の図書館もすでに蔵書がいっぱいでスペースがなく、古い資料は引き取ってもらえません。今の学生は古い文献は見ませんし。ですから自分でお金を払って処分するか、あとは家に持って帰ります」。しかし、この本の量、家で見たら大変なことでしょう。奥さんビックリ。とはいえ平田先生は、お嬢さんが同じジャンルへ進んだということで、資料も役に立つようです。
湧口先生いわく「普段、開かない本でも論文を書く際、必要になったりしますのでなかなか手放せないのです」一度手放したら二度と会えないですもんね。
本は新刊が次々と出るのでやまよハウスの本棚もパンパン。スペースがないからといって知り合いの新刊は買わねばならないっ(自分が関った本もい買ってほしい!)。整理するのに何かうまい方法がないかと思うのですが。雑誌は積んどく状態。
平田先生の本棚はジャンルごとにきちんと納められていました。ここだけでもマネしたい…と思う(今は)。腹筋同様、継続が肝心だ!
丸の内ハウスで Meets Mie
January 15, 2009的矢かき、伊勢えびと名だたる食材の宝庫である三重県。13日から25日まで新丸ビルの丸の内ハウスで「Meets Mie」が開催。7階ハウス内レストランで三重の食材、最高峰の三重ブランドを使ったメニューが楽しめます。
やまよは三重ブランド認定委員、三重ブランドアカデミーの講師をしています。また好きな酒販店さん、蔵元、お店も多く、三重県とは何かと親しいお付き合いをさせてもらっています。
13日夜のオープニングパーティに参加!
副知事の江畑堅治さんのご発声で乾杯! はじまりはじまり。
お酒はもちろん三重県のうまいあのお酒たち。
(右)農林水産商工部マーケティング室の山戸さん。手に持っているのは酒米「神の穂」でつくった三重錦。
天遊琳、るみこの酒もあります!
ひじきの北村物産、北村さん。やまよのひじきのお師匠さんです! 全国的に評価の高い伊勢産ひじきですが、その伊勢の中でも浜と採取時期に非常にこだわり、ブランドに値するひじきを作っています。会では伊勢産、外国産、他県産の食べ比べを行いました。ひと口にひじきと言っても比べて食べると大違い!なのです。
北村さんのひじきを試食する三重県津市生まれのドン小西さん。ファッションもひじきカラー!
鳥羽磯部漁業協同組合さんは伊勢えびのみそ汁をおふるまい。伊勢えび生きてます。
mus mus料理長の内藤さん。的矢かきを手に。
「潮騒」の舞台、神島の伝統食、あらめ巻き!
伊賀焼き長谷園のふっくらさん、ヘルシー蒸し鍋を使ったアツアツのお料理が。お野菜は近藤けいこさんの無農薬野菜です。
ムール貝に、濱中さんちのさんまの丸干し! 気がついたら頭ばっかり。出遅れました〜。
美しい〜! 上野万梨子先生。パリ在住ですが、18年ぶりに日本で料理教室を再開。最近はマクロビオティックのメニュー開発にもお取り組みとか。楽しみです。
(左)mus musの佐藤さん、北村さん、dancyuの神吉さん、アシェット婦人画報社の野々山さん。(右)大川学園学園長の大川先生、江畑副知事、三重大の渡邊先生
(左)農林水産省の暴れん坊将軍こと神井さん。(右)mus musの佐藤さん、今回もお世話になりました(秘蔵酒ごちそうさまでした!)
女子4人! 手前が丸の内ハウスのマネージャー、玉田 泉さん(やまよと同い年〜)。今回は本当にありがとう! いつもほがらかなジーコンシャスのみゆきさん、三菱地所CSR推進部の寺坂琴美さん。寺坂さんが副館長の丸の内さえずり館ではさまざまなエコなイベントを実施しています。
Meets Mieは25日まで。三重の食が深くわかるイベントもあり!
山口の蔵元 獺祭さんの1月
January 14, 2009山口の山奥の小さな酒蔵がキャッチフレーズの獺祭(だっさい)・旭酒造さん。東京の居酒屋で地元名物、ふぐと合わせる会が開かれました。
皆が集まってきた。お店の1階、2階も超満員。
テーブルには獺祭 仕込み水がセット。
社長の櫻井さんの挨拶でいよいよスタート! トップバッターはコチラ。
獺祭といえば発泡酒が有名。乾杯はそれかと思いきや、発泡よりも先に栓が開いたのは「純米大吟醸 遠心分離 磨き2割3分。元旦届け」という獺祭の中で最高峰! しかも期間超限定のお酒です。それはクリーンで繊細な味わい。何も舌にのせる前、真っ先にこれを味わってほしいというのがよくわかりました。
遠心分離とは何ぞや? はい。蔵の説明はこちら↓
通常、お酒を絞る時は布袋を使いますが、遠心分離の場合は一切不使用。雑味がない味に仕上がると言われています。
さーて、お待ちかね。山口からはるばる!
うすピンク色! そして厚切りのふぐ君。
「ふぐって味がなくて、ポン酢の味しかしないことが多いけど、これは味があるーっ!」という声があがる。確かに旨味が豊か。なるへそ違うもんです。櫻井社長がこだわるとっておきの店からの直送だけに、気合いだ!状態なのでしょう。
お次のお酒は、磨き3割9分
繊細な2割3分から、パンチ力がプラス! こちらで、ふぐの皮などをいただきました。
さて、獺祭をちょこっと紹介。この蔵の特徴はわかりやすいにつきるのです。その理由とは。
1 純米大吟醸しかない
2 酒米は山田錦しか使わない
3 銘柄はすべて「獺祭」
とかく日本酒はわかりにくいと言われています。旭酒造はあれこれつくらないシンプル主義で、味の軸を整えたら、あとは精米歩合だけの差という消費者が選びやすいラインナップ。
そしてお燗。
獺祭さんの燗酒用のお酒というのはあまり知られていませんが、獺祭らしさを出すのに苦心したという燗用の酒「温め酒50」
これにはふぐのひれを焼いたものが入り、香ばしさと旨味がオン!
そうこうするうち、お鍋の登場。大人数のため、土鍋が足りず金属製の大鍋がドーン。運動部の部室で食べるような雰囲気になってきた(笑)
野菜だ、野菜。野菜の入れ物は100円ショップ風。
さて、そうこうするうちに自己紹介タイムへ突入。2階の奥、女子(子か?)4人はまとめてしようという話に。
ほなら「かわうそシスターズってのはどう?」と一致団結。名前はお酒から拝借することに。
「かわうそシスターズでーす! 私は純米大吟醸 遠心分離 磨き2割3分で〜す ヽ(^。^)丿」と玉ちゃん
やまよ「磨き3割9分で〜す (-^〇^-) 」
あっきー「50です ( ^-^)」
れーちゃん「お ま け の仕込み水です (ノω`) 」
みんなで
「かわうそでお祭り!
獺祭くだっさい!
獺祭で拍手くだっさ〜い! (≧∇≦)/ 」
( ゚∀゚)人(゚∀゚ ) ♪
ベタだよー。
でもベタが古典になる日も近い!? 強要する笑いになると思いきや、皆さん、酔っぱらっているせいか、シスターズが、かわいいせいか(ないってか)、どえらい勢いで笑ってくれました。酔っぱらいっていいなあ〜。
これはコンテストになっており、笑いが多かったということで、審査員賞の四合瓶をいただきました。
宴たけなわの頃、発泡にごりが。アルコール度数が12度と低めのお酒。ビール代わりに飲んでほしいと昨年、開発された発泡酒です。度数が低いのに味しっかり。中根ちゃんがつぎに来てくれました。中根ちゃんは渋谷の東急ハンズ斜め向かいのキリンシティ渋谷ウエストにお勤めです。注ぎ方が違いますね。
櫻井社長が2階へ上がってきました。「2階はコワくてなかなか上がれませんでした(笑)」
一同であらためてかんぱーい。
喜びをわかちあうの図
楽しい時間はあっという間、ごちそうさまでした!
ラベルはすべて「獺祭」。わかりやすいと改めて。
ニューヨーク担当の櫻井ジュニア。最後までお世話になりました!
日本の酒と食の文化を守る会2008忘年会
December 28, 20081年間で最も楽しみにしている忘年会。それは村田会長率いる「日本の酒と食の文化を守る会」の忘年会です! 今年は12月14日に開催。
場所は毎年、目黒雅叙園。日本酒ときたら畳でなくちゃ!ということで畳敷きの大広間「鷲の間」です。
さて、その忘年会。宴の前に三遊亭鳳楽師匠の落語があるのが特徴。今年の演目は「 双蝶々(ふたつちょうちょう)」。上・中・下を通しでじっくり。長い噺を通しで聴ける機会はそうそうないので貴重。古典落語しか語らない鳳楽師匠は人情噺がお得意。とくにお酒が出てくる場面は様子が抜群!師匠の落語を聴いた後は日本酒が飲みたくなるのです。ここが他の落語家さんと一番違うところかも。
この会の特徴は、全国から蔵元が集合すること。
その数 30!
村田会長と司会をつとめる着替えた三遊亭鳳楽師匠。
宴のはじまりはじまり〜。
名物! 蔵元の1分間スピーチ
これが参加者全員のお楽しみ。今年は南からスタート! 蔵元は短い時間でいかに笑いをとるかが命題です。
大分県の西の関萱島常務。ご自分の隣の席の方に大きな声でたずねます「お隣はなんの席?」すると隣席のお客さんが大きな声で「西のせき〜っ!」と叫ぶ。これが定番オチ。シンプルで毎年オオウケ。そして高知の司牡丹の竹村社長。司会をさせたら超ウマのこの人、スピーチは再来年の大河ドラマ「龍馬伝」の話しにかこつけ笑いを。ブログはこちら。
島根県・李白の田中社長、オチはお決まりの「二泊(りはく)三日でお越しください」。これはすでに古典の域。
山口県・獺祭(だっさい)の桜井社長にはオチの助言をしただけに!? ハラハラと手に汗握って聞きました(笑)ニューヨークでの導入話しから「ダッサイ クダッサイ!」で笑いをとる作戦プラス「拍手ダッサイ」のWオチ。
「オチはひとつでいいんです」と師匠から一言。おあとがよろしいようで。
兵庫県・小鼓の西山会長。小鼓は瓶がおしゃれで有名です。ご本人は靴下もおしゃれ。
富山の満寿泉さん。静岡県・開運の土井社長。埼玉県・神亀酒造の小川原専務は「師匠は大看板、わたしはお燗番」のオチ!
続いて村田淳一会長の挨拶。今年の乾杯は東京芸術大学の宮田学長です。かんぱ〜〜〜い!
今年は神亀専務の真向かい、松下のお姉様の前という最高の席でした。参加蔵元のお酒はトップクラスの大吟醸がずらっと並びます。でも、お燗で飲めるのは神亀だけ!
大根が刺身をカバーして登場。大根の意外な使い方ですが食べるには難しい。
神亀専務は大人気。写真を撮らせてください〜とくる人も
(それを撮るやまよ@向かい席)
獺祭の桜井社長。小島さんも神亀専務のところに。神亀酒造の純米大吟醸、純米吟醸、純米、昭和57年の古酒。それをすべて小川原専務のお燗! 温度帯バッチリでいただきました。なんという幸福。忘年会はかくあるべき。楽しい時間はあっというまに過ぎて
プロレスラーではありません。中じめをする新潟県・北雪さんの三本締め。ぱぱぱん、ぱぱぱん、ぱぱぱんぱん。ぱちぱちぱち〜。日本酒万歳!
ではここで目黒雅叙園案内〜。
宴会場ではありません。鷲の間のロビーです。右手が入口で靴を預かってくれます。
絵になるスポットがあちらこちらに。
柱もただものではありません。そしてこれだけ広いと
ついしたくなる「いらっしゃいませ」のポーズ
会終了後! 村田会長を囲む女子軍団。
ありがとうございました! 来年もよろしくお願いします。「日本の酒と食の文化を守る会」万歳!
おひらきおひらき。
目黒駅にて。師匠を囲んでパチリ。
来年もいい年でありますように!