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May 19, 2008マクロビオティックの料理研究家・川内翔保子先生が主宰するマニホージュが今年で20周年。それを記念して尾上仁偲さんの「野の花のほほ笑み写真展」と、和古布を使った服の販売も。新しいお店に伺った事がなかったので秦野までドライブしました。
お花大好きの川内先生。毎朝、野の花を摘んでティールームに飾るそうです。Lovely
三年番茶、玄米コーヒー、たんぽぽコーヒー。マクロビオティック界3大DRINK! お茶やコーヒーをはじめ、食品等の販売もしています。もちろん料理教室も開講。
SWEETSメニュー。最も甘くない(笑)小豆のタルト、ビーンズタルトを注文しました。
これがビーンズタルト! 白いんげん豆、ひよこ豆、金時豆などお豆さんぎっしり!
地粉とオリーブオイルを練った皮も、味があります。
小豆のタルトは小豆がみちみち! レーズンのあんこ入りだそうです。かむほどに素材のうま味がじんわり。どちらもかるい赤ワインにあいそう。
原材料にご注目! 正当派マクロビオティック・SWEETSです。
甘味料ゼロでも、甘く感じるのはすごいことです。ひとつひとつの素材を大事にしていることがわかります。初心者マクロのためのお菓子は増えていますが、川内先生のようなマクロビオティックお菓子はなかなかありません。
←先生の著書。お店で販売しています。川内先生。「還暦を過ぎてるわよ!」と笑っておられましたが、かわいい! お肌が抜けるように白いです。食べ物は顔に身体に現れると実感。
この日は、先生のお友達が作る和古布を使った服の販売もあり。先生はお似合いでした! 「着心地いいのよ〜。風通しがよくて、一度着るとやめられないのよ〜」。上着、もんぺをすすめられました。いいのはとってもわかるのですが、やまよは、やまよは、似合いすぎてしまうのが難。インド綿の上下を着た時に、ベトナムの人に見られたこともあります(汗)先生みたいに色白美人なら、ほんとに素敵に見えます〜!
京都*Vege中華で竹鶴?
May 11, 2008GWの最後は京都に立ち寄りました。
三条近くで、へぎ蕎麦を食べ、御所まで散歩
紅葉の新緑がまぶしいでやんす。
おじいちゃん、息子、孫と親子三代男子が横切るの図。のどかだなあ。
君も散歩か。
ぐるり歩いて島津製作所「創業記念資料館」を見学。理科授業の模型をたくさん製作していたことがわかりました。レントゲン機械を見たり、田中フェローのインタビューDVDを見て遊んでいたら、あらら夕暮れ間近。
東京に帰るべきか、帰らざるべきか。もうちょっといたい。京都にいるのに、何もしっかり食べてない。しかし飲むと帰れない。宿の予約は当然してない。いつも通りの行き当たりばっ旅だ。そこで携帯で検索、GWだから当然空きはゼロ。でもあきらめきれずに駐車場に向かうまでシツコク検索したら、ぽっと空きが! 即、予約。タビマドありがとう。
そして夕食! 今出川通りを歩いていたら、中華料理店を発見。メニューブックが下がっているので見たら、やや、野菜料理がいろいろ。お酒の品種も多々あり。ワインも豊富。日本酒はなんと「竹鶴」がある! ビックリ。このお店はいったい。
店正面。右手は厨房。ガラス窓からシースルー。清潔感あり。ちゃきちゃき働いているのが丸見え。雰囲気も良い。よっしゃ決定。えっ15分待ち。あら人気店。はい待ちます。ええ、待ちます。
テーブルに座り、メニューを開くと、おぉVege〜がいろいろ!
まずはのどが乾いたので白ワイン。生き返りまーす。
素敵な品揃え。しかもリーズナブル! ゲヴェルツトラミネールも飲みたいけれど、フルボトルをあけたら竹鶴が飲めないし、ブツブツ
なすのニンニク黒酢あえ+ロゼ
じゃがいもとピーマンの塩味炒め、トマト・枝豆・豆腐のうま煮です。暑い夏に食べたいメニューでした。
煮込み料理も多数。
里芋の揚げ煮 ネギ油風味
里芋が主役をはる一品! 里芋のねっとり感、こくのある熱いスープ。おいしい! これにはお燗の竹鶴でしょう。まだまだ野菜はがんばれる!とわかった料理。加えて自分の努力、発想の少なさを痛感。勉強になりました。
黄ニラともやしの塩味炒め。シャキシャキ感がよろし。
そうこうするうちに待ってましたの日本酒です。竹鶴の他に京都の地酒「澤屋まつもと」もあり、対照的なのでどちらも注文。前者は冷や、後者は燗酒で。さっぱり系とコク系。日本酒はこの純米酒が2種という店の選択に潔さあり!
手前の山吹色のお酒が竹鶴(雄町の純米)。里芋料理にぴったり! 野菜メインの中華には紹興酒よりもあう。
う〜ん、気になる料理がぞろぞろぞろ。この店は6人くらいでまた来たい! キヨノ&カワムラさんどう? ALL VEGEで。
インゲン豆のニンニクソース
烏賊料理、いってみました。中国の発酵調味料"とうち"を使った炒め物。黒いコク。
そして最後は
イーフーめん! その昔、20年ほど前に初めて香港で食べて感激した麺です。とはいえ、卵を使っているのでveganのかたはご遠慮遊ばせ。
お茶メニュー↓も充実。
ごちそうさまでしたヽ(^。^)丿
帰りがてら「野菜料理が充実していて嬉しかったです!」とお店の方にお伝えすると「海外のお客様からリクエストが多いので、野菜メニューを揃えているんです」とのこと。なるほど!京都ですからね。「お酒も趣味が良くて目移りしました!」と加えると、キッチンを振り向きキビキビ働くシェフを見て「主人が好きなんです。喜びます!」と笑顔。あ、感じのいいこの女性は奥様!
ラストオーダー23時。カジュアルに、わいわい楽しみたい人にぴったりのお店です。
●燕燕(えんえん)
電話 075-222-1489 京都府京都市上京区今出川通寺町西入ル大原口町211
17:00〜23:30 休日 木曜・第3水曜
そしてその翌日
日本酒BAR「よらむ」さんの昼顔「手打ち とおる 蕎麦」に。かけそばが美しい! 黒七味でね。
さよなら京都。いざ東京へ。
ガチョーン
高速道路降りて、した道へ。
あ〜っ、お腹ぽっこりのアニマルトピアリー軍団が! 一瞬の出来事でしたが、ゆるんだゆるんだゆるみました〜。 三重県にて。
ゆるんだ光景その2「焼肉 一升びん」 なぜゆえその名を(なにやら安田臭が)
やっぱりね! こうして東京へトボトボ向かうのでありました。安田さん今度行きます!営業日に。
斎藤料理長のMacrobiotic教室
April 17, 2008コンラッド 東京「風花」の料理長 斎藤章雄さんがマクロビオティックで初の料理教室をするというのでわくわく!しながら参加。日本料理研究会師範であり、各地で開催される日本料理の技能審査員でもある斎藤料理長。マクロビオティックでも素晴らしい腕前を発揮してくれます。
よくマクロビオティックはまずいとうい人がいますが、洋食、中華、イタリアン、どんなジャンルでも同じ。上手な人が作ればおいしいし、下手な人が作ればまずいのです。たまたま不味いのを食べて、すべてのマクロビオティックが不味いだなんて大間違い。
コンラッドではマクロビオティックを「旬野菜の素材の味を余すところなく頂ける体にやさしい調理法」と説明しています。
プロの技をじっくり見る事ができ、斎藤料理長の実際の手元がわかり、とても勉強になりました。百聞は一見にしかり。素材の味を引き出すために、大切に、丁寧に、見た目も美しく! なるほどでありました。しかし、自分でするか、そこまで!?という緻密な仕事ぶりにはため息も。
写真手前のボールに入っているのは出汁です。1つは昆布と椎茸の精進出汁で、もうひとつは煎り玄米で作った玄米出汁。ブレンドすると超絶品!
この日は季節の新玉葱を使った野菜出汁椀で、お椀の中身はわかめ豆腐、独活、こごみ、木の芽など春満載。わかめ豆腐はごま豆腐の要領で作るというものでしたが、くずの扱い方、練り方が「あっ、そうなんですかあ〜〜〜〜」ということだらけ。プロは仕事がとにかく丁寧で驚きました。そんな丁寧の連続があの繊細な味をうむのだと痛感。
焼き物は「松葉独活板麩巻き 葱味噌焼き」。松葉独活とはアスパラガスのこと。マクロビオティックではおなじみの板麩の登場です。精進出汁でもどしたあと、塩ゆでして最低限だけ皮をむいた極太アスパラガスにくるくる巻きつけます。その上に葱味噌をのせ、グリルでこんがり。手前は空豆と大和芋のきんとん。そして酢取り新生姜の松葉刺しを添えて。
炊き合わせのひとつ「黒米飛竜頭」。豆腐、大和芋と蓮根をおろしたものと混ぜ、芯に蒸した黒米を入れて包みます。菜種油でさっと揚げて、油切り。一連の動作がスピーディ。豆腐や根菜をすったものを、もたもた扱っていては不味くなるだけ。早さも味のうち。
こちらは玄米寿司のネタです。
太巻きの具=黄色い素材はジャガイモの「インカの目覚め」。赤は人参、白は大和芋、緑は蕗、茶色は干瓢、だしをとったあとの椎茸を煮含めたもの。色合い、味のバランスともに見事。
細巻きの具=蕨、片栗。
先日お店でいただいた時に教わりましたが、炊く時に酢水にするということ。しかも土鍋で炊いてあり、もちもちもっち〜りの寿司飯でした。
玄米寿司の太巻きと細巻き、出来上がり
このあと、下準備された材料を自分たちで仕上げ、いざ試食タイム。
炊き合わせ。桜の葉で風味をつけた筍、黒米飛竜頭、さやえんどう、塩抜きした桜の花の塩漬けをふんわりのせて完成! かわいい色合わせ、形の取り合わせで盛りつけするのが楽しい!
ミルフューユのパイ皮みたいな板麩巻き 葱味噌焼き。 ボリューム満点。巻くのが快感でした。これならうちでもすぐ真似できそう。今回、改めて板麩の良さを実感。日本の食材バンザイ! 斎藤料理長、ありがとうございました。
今回、初の料理教室でしたが、これからも希望者があれば開催を予定とか。ご希望の方は風花までお問い合わせください。
ピノノワールとおつまみ
March 24, 2008M子先生にブルゴーニュの生産者パトリス・リオンさんのピノノワールを教えてもらいました。ベリーやスミレを思わせる香り、透き通るような甘みもあり、ピノらしい上質な味。村の名前は書いていないけれど確実に「あの村」というオマケ話つきで奮発して購入(・x・)ノ
↓新婚旅行がブルゴーニュというピノラー&ピノコ・Fご夫妻が遊びに。ご持参の1本。ピノが同時に2本飲めるという幸せ ヽ(^。^)丿 ピノ祭
ワインのおつまみでオリーブは必須。そのままでもおいしいオリーブをさらにおいしくと、EXVオリーブオイル&柑橘などでマリネしました。
紫色のオリーブはカフェエイトで購入。カフェでワインと一緒につまんだら肉厚でおいしく「へ〜っ」と驚いてお持ち帰りしたもの。オリーブ、塩、オリーブ油、ワインビネガー使用のギリシャ産。オーナーの清野さんもイチオシ!のオリーブ。カフェとネットで販売中。
グリーンの実はパン屋のルヴァンで買った稲垣商店のオリーブ。イタリア・リグーリア産のオリーブでオリーブの他は塩のみという潔さ。
赤い実は、気になっていた「塩トマト」というプチプチサイズのトマトです。
紫、緑のオリーブ、トマト、マッシュルームとリマ東北沢店で購入した国産ネーブルとレモンを入れると、なんだかとっても春らしい色合い!
オリーブの春マリネ●作り方
マッシュルームは塩を入れた湯でさっとゆで、しっかり水切りしてから二等分〜四等分にカット。柑橘(ネーブル、レモン)は極薄切り。さらに柑橘の皮少々を細かく刻んで入れます。*柑橘を入れると油やビネガーのくせが、一瞬で消え去り、爽やかさ満点。容器にオリーブ、トマト、マッシュルーム、柑橘類を入れたら、オリーブオイルを注ぎ、白ワインビネガーをその3割程度、あとはオリーブの漬け汁も適度に加えて塩気をつけます。ニンニクを小さく刻んでちょっぴり加え、ハーブ&スパイスも投入。今回はグリーンペッパーを効かせ、赤唐辛子を極小に刻んで入れました。赤い色がちょっぴり加わるだけで華やかになります! ハーブ&スパイスは入れ過ぎ厳禁。
お豆のつまみも定番です。モコモコ感が楽しいチクピー豆(別名 ガルバンゾー)と、レンズ豆をペーストに。豆は鮮度も大切。桜井食品(わらべ村で購入可)を愛用してます。
ゆでた新ジャガは皮をむき、ヘラでざっくり割って、スライス玉ネギを入れ、熱いうちにオリーブオイル、レモン汁(ワインビネガーでも)をふりかけ、ケッパーを入れ、塩、粗挽き粒こしょうで味を整えます。仕上げにイタリアンパセリもパラリ。ケッパーを入れるとワインにぐっと近づく!ので、調味料の感覚でよく使います。
ワインのテーブルに、まず始めに並ぶメンツたちでありました。
CONRAD*MACROBIOTIC
March 19, 2008今日は久しぶりにコンラッド東京「風花」に。完全予約制でマクロビオティックコースがいただけます。
とかく、まずい、かたい、暗い!? と誤解されやすいマクロビオティックですが、誰が料理するかで味が変わるのは、どんなジャンルの料理も同じ。もし、今までのマクロビオティックがおいしくなかったのなら料理人が下手だったということ。
コンラッド東京「風花」の斎藤料理長が手がけるマクロビオティック料理は、プロならではの技術と美しさがあり、総合的なクオリティの高さを感じさせてくれます。引き出しが多い料理人ならでは、の魅力があるのです。
毎回、楽しみなのが「野菜の擂り流し」。本日はブロッコリーでした。野菜の他は ”昆布だしと塩のみ” で素材の力強さがものをいうおいしさ。
シンプルながら野菜の力強い甘みとこくがありました。もちろん砂糖は一切不使用。米飴もみりんも使用せず。「ブロッコリーの甘み、うま味は芯をどう生かすかです」と斎藤料理長。
おしのぎの登場。玄米と黒米の野菜寿司です。寿司飯は酢と塩のみ。甘味料一切なしなのにコクある甘さ。酢もパンチが効いてました。そして寿司飯にはもっちり感もある。どうしてこんなに味がなじむのか、料理長におたずねすると「玄米を炊く時に味をつけている」のだとか。
これにはビックリ。炊いたあとで酢の味をつけることしか考えたことありませんでした。黒米も一緒に炊くと色がつきすぎる…とのことで、いろいろ工夫ある一品でした。
目にも鮮やか!空豆と新キャベツのお椀。 空豆はマッシュして餅粉を使い、もちもちっとおいしいクリーミィな餅状に。その下にキャベツが折り紙のように静座。独活と黄にらも加わって彩りと風味がプラス!春三昧のお椀。
新わかめ、めかぶ、嫁菜を使った酢の物。わさびが添えられ、クリアーなおいしさ。しかも美しい! 村さんのわかめでトライしてみようっと。
めかぶの切り口はお相撲の行司が持つ軍配団扇に似ていることを発見。こんな風に飾るとなんともかわいい。
焼き物は筍と山芋。筍はじゃばらに切り込みが入り(このあたり、さすがプロの技!)表面にごま油を塗って丁寧に焼いてありました。ごまの風味と甘み+香ばしさが最高のひと皿。
葉牛蒡のきゃら煮が添えてあり、一緒に口に運ぶと野趣あふれる組み合わせ。
炊き合わせ。レタス、皮ごと葉牛蒡、ふき、油揚げ。それぞれの味がしっかり生かされ、やさしい味わい。牛蒡はだしの味がじっくりしみて、信じられないくらい柔らか。
料理長いわく「もともとの味の濃さが重要です」オーガニック栽培の野菜ならでは、なんですね。くるりと束ねられたレタスの盛りつけにいたく感動。家でトライ!
お次は揚げ物です。見た事がある草が……と思ったらカラスノエンドウ! 味じたいはあまりありませんが、なんともキュート。エンジェルヘアパスタか絹もずく!?状の細い素材は牛蒡の根です。こんなに細いのに牛蒡を凝縮したようなしっかりした味の濃さ、パリパリ感もGOOD。ほのかな苦みが楽しいふきのとう。椎茸にもちきびをつめたものも美味。素材の取り合わせが面白い揚げ物でした。
そして感心したのは天つゆです。大根を鬼おろしで皮ごとすったものが入り、歯ごたえ良く、そのままゴクリと飲みたいくらいのおいしさ! これで素麺食べたらどんなにおいしいかしら。
鬼おろしですると大根から水分が出ず、食感も良くなるとのこと。味のバランスも良いし、いいこと教わりました。メモメモ〜。
仕上げはそのつど炊いてくれる土鍋炊きの玄米ごはん。マクロビオティックの定番であるごま塩、そしてお漬物。
さらに湯桶が運ばれ、中には煎り玄米が入ったお湯が。茶碗にこれを注ぎ、お茶漬けのように食べると、また風味が違った味わい! 玄米は2段階の楽しみ方ができるようになっています。この後、水菓子のフルーツと干しいもが登場。斎藤料理長、お見事。ごちそうさまでした。
コンラッド東京のエレベーターホール。季節の花や緑が豪快に生けられ、毎回、見るのが楽しみ。本日は桜!すごいボリューム。モデルは一緒に行ったAさんです。
やっこ屋さんのもちもち玄米
March 15, 2008愛媛県のお弁当やさん、やっこ屋 鈴木善子さんにお会いしたのは3〜4年前のこと。「玄米で健康を回復したので、お客さんにも食べてほしいと願っています。でも、どうしてもモチモチに仕上がらなくて」と悩んでおられました。玄米をもちもち系に炊くにはいろいろな方法があります。マクロビオティックを学んだ人ならご存知のとおり。圧力鍋(しかも平和ブランドの)で炊けば、最ももっちもちになります。他は、もち米やもちきび、もちあわを混ぜる、日本酒を入れる、昆布を入れるなどさまざま。なによりオーガニック栽培であることや、玄米の品種も重要です。そんなお話をさせてもらいました。
善子さんはもちきびを選択。試行錯誤を繰り返し、お米を変え、調味料、具材の配合を工夫し、とうとう出来上がったのがこの「もちもち玄米」シリーズです。
玄米にもちきび、日本酒、菜種油、食塩をベースに炊いて急速冷凍しています。これがなかなかよくできた配合で、風味よい仕上がり。玄米に雑穀入りですから栄養的にも二重丸! ビタミンB群に食物繊維もたっぷり!
写真はかぼちゃ入りですが、生姜入り、梅しそ入り、ひじき入り、プレーンの全5種類。すべて冷凍品で電子レンジでチンするだけ。単身赴任のお父さん、ひとり暮らしの人にピッタリ!
うちには電子レンジがないので、お湯でゆっくり温めていただきました。そうだそうだと試してみたのが、炊飯器です。炊いた玄米ごはんの隣りにポコンと入れてみたところ、これがGOOD
午後入れて、夜、様子をみたらふっくらモチモチに
かぼちゃもいい感じでふかふか〜っ
かぼちゃはあま〜く、とろけるようなおいしさ。玄米とかぼちゃは相性抜群! このもちもち玄米シリーズ「生姜入り」も風味満点。動物性食品が多い食生活の人には生姜がイチオシですね。プレーンな玄米より食べやすいと思います。
「体にいいと分かっていても、玄米ごはんはちょっと面倒。気軽においしい炊きたて玄米ごはんが食べられる「もちもち玄米」は、 一人暮らしやダイエット中の女性など便利でやさしい御飯です」と鈴木善子さんからのメッセージ。
玄米は食べないより、食べたほうがぜったいいい! まだ玄米、未体験のかた、今なら「もちもち玄米」全5種が送料込み2,000円ぽっきり!の お得なセットがあります。ご興味ある人、この機会にお試しを。初回購入の方限定です。
玄米食べるなら! 加藤農園のパン&餅
February 20, 2008寒い日のおおごちそうといえば、ほかほかのコレ!
「やまよさんたら、肉まんなんか食べちゃって〜」 と、思うでしょ。(^。^)丿 へへ
じつはコレ、加藤農園さんの発芽玄米パンなのです。やわらかく炊いた発芽玄米ごはんが小麦粉の2割入ったという変わり種のパン。といってもほとんどの人はごはんが入ってる(ましてや玄米)なんてわかりません。写真は具入りですがプレーンなパンも売っています。具を包んだものは「まんじゅう」という名で販売。
生地が驚くほどふっくらもちもち。これ以上の生地があったら食べてみたいもんだというくらい美味! あつあつをぱふ〜っとほおばる時の幸せったら、ありません(>ε<) 自然食品店のガイアさんでも売ってます。
玄米は国内産。もちろん農薬も化学肥料も不使用。小麦粉も国産です。
砂糖を入れると簡単に膨らむ〜とわかっていながら使わない。もちろんベーキングパウダーも不使用。
脱酸剤が入っているので日持ちするのが嬉しい。やまよは冷蔵庫に入れ、消費期限がとっくに過ぎても食べてます(良い子はマネしないでね)
おいしく食べるコツがひとつあります。必ず蒸すこと。電子レンジはあきまへん。オーブントースターもこの味を最大限に発揮できません。蒸してください〜。
お湯とザルさえあればOK! 蒸すって簡単。
ふかふかもっちりの中には、しっとりうまいおかずがぎっしり。
マクロビオティック食を実践する加藤夫妻が手がけるまんじゅうですから、もちろんALL VEGE! 原材料もすべてこだわりの手作りで安心して食べられます。
写真の「きゃべつまんじゅう」の他にも「大根まんじゅう」「ベジ・カレーまんじゅう」「小豆米飴まんじゅう」があります。1個347円とは良心的価格。
早朝から粉をこね、中の具を作り、野菜も自給自足するご夫妻だからこそ実現する価格。やまよは、蒸すたびに二人の顔が浮かんで、ありがたいなあ〜と思いながらいただきます。1個食べたら、お腹いっぱい! おやつというより主食。ごはん入ってますからね。
さて、加藤夫妻。
「おいしい玄米を食べてほしい!」
この思いから、このパン&まんじゅうを作ったそうです。発芽玄米を研究したのも完璧な玄米菜食を実践し、少しでも体にラクな発芽玄米へと到達したからだそうです(そこらで売ってる発芽玄米とは原料も製法も異なります)。
はるか昔から発芽玄米を提案しているパイオニアなのです。その発芽玄米を使ったお餅も味が濃い!のでご紹介。
シート状で売っているので、家でカットします。かむほどに甘いのが特徴。玄米餅によもぎ餅に白餅もあります。それぞれ 400g 599円。いいのかなあ…という値段。「だからいつまでたっても貧乏なんです(^v^)」と加藤さんの奥さん笑ってました。
焼くとふっくら~。表面カリッ、中身とろ〜り。
生地がしっかりしているので、のびるのびる、どこまでものびる〜。
お餅を食べる時に欠かせない3アイテム。海苔、大根おろし、醤油。
「玄米は体に良くてもちょっとな〜っ」と思っている人、ためさにゃソンソン。まずは加藤農園さんのこのパン&まんじゅう、お餅からいかが?
アマゾングリーンナッツの夜
February 19, 2008NPO法人アルコイリスの大橋さんとオーサワジャパンの綿貫さんと、半期に一度くらい食事会をしています。行く店は大橋さんが熱い思いで手がけるアマゾングリーンナッツオイルを使う店。
綿貫さん↑色白美人。食べ物で肌は違う!を実感するひとりです。お酒も大好き。前夜、どぶろくを飲み過ぎた……と頼もしい発言。
過去2回は新橋の荒井商店に行きました。ここは超ナイス店!ヽ(^。^)丿
ペルーで修行した荒井シェフは見事な腕前です。しかも過去2回とも全部、植物性素材で作ってくれました。腕のいいシェフは何でも面白がって楽しんで作ってくれるので嬉しい(ALL VEGEは要予約ですよ)
今回はレストラン泥武士です。ファンケル銀座スクエアビルにあり、前から気にはなっていたものの縁がありませんでした。泥武士ではアマゾングリーンナッツオイルの販売も。みんなで野菜だけのコースを頼みました ( ^∀^)
ひとーつめの皿。オレンジ・トマト・キーウィにバルサミコ酢を煮つめたソースが一直線。ちょっと冷えそうな前菜。
アマゾングリーンナッツオイルを使った生春菊のサラダ(ベジ向けにはトッピングがナッツですが普通はベーコンとか)。春菊の穂先の柔らかな葉は柔らかでおいしく血がきれいになる感じですが、ちょっとそっけない!?一品。普段肉食三昧の人には嬉しいかも。
ようやく温かいものが登場! とろ〜り、かぶのスープです。150ccもなくて、おいしいのにあっという間に終わっちゃいました〜 (/д\*)
野菜と麩の甘酸っぱい味炒め的一品 (-θ-)ノ
さて、いよいよ、いよいよ、大橋さんの目がキラリ! グリーンナッツオイルが主役の料理登場 (^.^)
野菜をグリルして天然塩をパラリとふったものに、オイル別添え。
大橋さん、いざっ! アマゾングリーンナッツオイルを野菜にふりかけます。フレッシュな青い香りがテーブルに漂います。
このオイルはさらりとかるく、きれいな味が特徴。使い終わったあとグラスの内側を指でぬぐって手に塗ってみると、べたつかずさっぱりといい感じ。ビタミンEが豊富で酸化しづらいというので、キャリアオイルとしてもよさそう
もちろん農薬不使用。搾る時に危険な溶剤・ヘキサンも使いません。熱をかけないコールドプレス製法で搾られたエクストラバージン=一番搾り!
オイルを唇につけたり(さっぱりしているのでリップオイルにもGOOD。なめても安心!)手に塗ったりしながら、大橋さんのペルー話を聞きました。知らない世界の現実を生レポートで聞けるのは貴重。NPOのできること、外務省との連携、フェアトレードはフェアなのかなどなど。
と、話し込んでいたら〆のごはんタイムに。島根県の仁多米の玄米ごはんとスープで終了。
さてこのアマゾングリーンナッツオイルの特徴は「α−リノレン酸(オメガ3)を豊富に含み、体内で燃焼しやすく、蓄積されにくい」こと。
どうりで!! 帰りにちょっとお腹すいた〜状態のやまよでした (-^〇^-)
自転車の玄米弁当やさん
February 14, 2008青山の国連大学の前に、昼時になると自転車で玄米菜食のお弁当売りが現れる!と情報をキャッチ。翌日、さっそく行ってみると……いません。
ガクッ
雪がふりそうだからお休み? うえーん、なんのためにきたんだか……(ノД`)。
でも、あきらめきれず、しばらくたってもう一回見に行ったら、いたっ! きた! お弁当、売ってる!
やった〜。待てば海路の日和あり。ヽ(^。^)丿「待っていたんですよ〜」
「すみませ〜ん。今日は配達に寄ってからきたので、遅くなったんです〜」
お弁当の種類は4種くらい。おやきとカツの2種を購入。それぞれ700円也。
容器は燃やしてOK のタイプ。環境に気を使っています。
玄米ごはんの上に、おやきがドン! 一瞬、ハンバーグみたいです。
で、こちらがカツ! 香ばしい揚げ物のにおいが〜。
ベジタリアン ガテン系!
車麩と大豆で作られたソイミートをカツにした揚げ物弁当。ソースもたっぷり。どちらのお弁当にもカボチャとサツマイモの温サラダがついてました。
試食中!
やまよ、寒かったのでタートルネックセーターにウールのワンピース、厚手タイツ+靴下。加えてダウンコートという防寒ウエア。で、頭はカリメロ。妙だけど暖かいんだな。ファッションは防寒が最優先。
さて、お弁当の感想です。玄米ごはんはモチモチとやわらか。ありがたく、おいしくいただきました。でも、やや量が少なめ目であっというまの出来事。体を思えばこれくらいの量でいいのでしょうね。でも普通の人は物足りないかも…とおせっかいなことを考えつつ。ビルの上から道路をみたら、あっ、ちょうどお弁当やさんの上にいました。寒いのに、まだいるってことは売れてないのかしら。
し〜ん。12時をかなり回っていたので、お弁当買う人はいなくなっちゃったのかも。
あ、人通り復活。お客さんだ。よかった〜 (o^-’)b
全部完売。店じまいです。看板も荷台に積んで、なるほど! 自転車って便利。お疲れさま!
お店のカードをいただきました。
ロハスカフェ&セラピーサロン レインボー バード ランデブー
というのだそうです。お店は、えっ? 中目黒? 中目黒からはるばるやってきたんですね。自転車ならそう大変でもないかしら。青山でお弁当を購入する機会があれば、お試しください。電話で確認したほうが安心です(笑)
岐阜 わらべ村の桜井祐子さん+楮
February 2, 2008かれこれ10年近くのおつきあいをさせてもらっている岐阜県美濃加茂市の「わらべ村」桜井祐子さん。久しぶりに二人でゆっくりお食事しました!^.^ お店は祐子さん推薦の「楮 kouzo」 さん。Veganの祐子さんなので、もちろんall vegeコース!! 楽しみ楽しみ。Ψ(`∀´)Ψ
まず初めのお皿は、じゃがいも田楽、ほうれん草入りの柚子釜、エリンギの磯辺揚げの3品です。お酒は房島屋の純米吟醸(こんなお酒の会もあったようです)。
久しぶりに祐子さんに会ったので話したいこと山ほどあり。祐子さん、うるさくてごめんなさい m(。・ε・。)mスイマセ-ン
祐子さんはいつも穏やか〜っで会うだけで癒されるチャーミングな女性です。やまよとは月とスッポン(笑) 動物性のものは一切口にされない祐子さんですが、すこぶる元気! お店にイベントにがんばっています。動物性を摂らないと病気になる……ことはないと実例を前に思うのであります d(-_☆)
祐子さんのお父上は桜井食品の社長、桜井芳明さん。自然食愛好家、ベジタリアン、ビーガンならここの製品、特にインスタントラーメンを知らない人はないっ!というほど有名。岩手県には直営の有機JAS 認定農場の桜井農場もあります。原料にこだわるオーガニックの老舗。
さて、次のお椀が到着。あつあつの揚げ出し大根入りです。心まで温まる一品。
お次の料理には、おっ料理人の市橋さん登場! おいしくいただいてまーす!ヽ(^。^)丿
「いきますよ!」 ジャ〜〜。立ち上がる湯気! いい香りが!
カンカンに焼いた石の上に海老芋がお山の大将状態。そこへ醤油餡をかけたのでアツアツの蒸気が立ち上ったのであります。柑橘の香り、せりのすがすがしさが加わってやさしいおいしさ。楽しんでもらおうという気持ちが伝わります! 嬉しいなあ〜。〜(^Д^〜)
個性的な器はご市橋さんが焼いたものだとか。にぎやかに並べられた鍋道具一式。 なにが始まるの!?
「蕪を鍋に入れてお楽しみください。たれはくるみです」
白いかの刺身(笑)とおもいきや、蕪をほそ〜〜く切ったものでした。 鍋に入れますと蕪はしなやか。周囲が透明に輝きます。
くるみのたれに入れていただくと、ぬるんぷるんとやさしいお味。初めての食感!
なんですか! これは!! 不思議。
「蕪を桂剥きし、フィットチーネ状に切ります。 片栗粉をまぶしてお湯にさっとくぐらせて水切りし、そのあと冷水ではなく蕪と同じ温度の水につけます。つるつる麺のようになっておいしいですよ!」
丁寧に教えていただきました。このお鍋、料理名はなんというんですか?
「蕪のお鍋、今日初めてお出ししたので名前がありません」
「蕪のとろり鍋とか?」3人でわいわい話しがはずみます。野菜だけの料理の可能性って無限だなあと思いました。
くるみだしはくるみをすったものに、りんご糖、醤油、だしを入れたのだそうです。こちらもこくがあって蕪にぴったり! 植物性だけのうま味を堪能 (^ー^* )
最後のごはんは「生のりのお茶漬け」。あつあつの汁に生のりや旬の野菜がキラキラ。ごはんをくずして、さっそくいただきます。うども入って爽やか! じゅる、サクッ。
最後はデザートタイム! 煮りんごです。白砂糖は不使用。おだやかな果物の甘みだけで皮までおいしい一物全体仕上げ。
植物性だけ、白砂糖なしで素敵なコースを仕上げてくれた「楮」さん、そしてセッティングしてくれた祐子さんに大感謝!の一日でした。
Vegeのコースは要予約。動物性素材を使ったメニューもあります。
● 楮 kouzo
〒500-8838岐阜市八幡町35-2(岐阜市文化センター東隣り) 電話058-263-7799