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江戸蕎麦手打処 あさだ

December 14, 2010

浅草橋にほど近い鳥越の伊勢宇本店・若旦那こと宮澤さんが「お客さんのお蕎麦屋さんで、おいしい店があるんです」と誘われてGO。お蕎麦大好き!穀物好きです。
江戸蕎麦手打処あさだ

定番メニューのほかに、本日のお品書き!そそられる文字ずらり。旬の野菜料理、嬉しい。冷酒1合、燗酒1合のラインナップもへ〜ほぉ、そお!

ぜんまいの白あえ。よござんすね。まず初めにはこういう料理がよござんす!

こちらは定番メニュー。

そしてお蕎麦のメニュー。頭の中で組み立てが始まる。

若旦那が納品しているという郷の誉「山桜桃」。一世を風靡した銘酒です。久しぶりにいただきました。お蕎麦を胡麻油でカラリと揚げた「揚げ蕎麦」カリポリおいしい。

蕎麦屋の定番、焼き味噌は「あさだ味噌杉板焼き」。しゃもじよりずっと清潔感あって香ばしい。そして旬の新サンマの刺身。添えてあるものが凝ってます。

こちらが伊勢宇本店の若旦那。あさだの若旦那とパパ友なんだとか。

サンマに添えられていた菊の花の寒天寄せ。美しい〜!おいしい! う〜む。ただものではないよ。こちらの若旦那。

大好きな蕎麦がき。蕎麦の味が違います!こちらで石臼碾きでそうですかあ。そしてあさだの若旦那・九代目の粕谷育功さん。笑顔が素敵。料理もいい、お酒もいい、人柄もいい!

蕎麦の実。なめこも入ってとろ〜り、アツアツあん状態。燗酒に最高。

日本酒の定番メニュー。選べるお酒がいろいろ揃ってます。

つけ汁がおいしくて嬉しい。

そして「鮎の山椒煮」好きなんですが、甘すぎるのは苦手です。買ってきたものを出すケースもあるので、若旦那に失礼を承知でいかなる山椒煮か聞いたところ、ご自身でたいたものという。そして甘すぎるのは苦手という。さっそく注文してテーブルに届いたものは!

美しい!包丁のエッヂまでも美しい。若旦那、ただものじゃない!

牛蒡と舞茸の天ぷら。カリッ!ジュワ!香ばしい。お蕎麦屋さんの域を越えてます。料亭の味。若旦那っていったい!?

宮澤さんが頼んだ鍋焼きうどん。かけそば。潔いです。

あさださんのお酒冷蔵庫。お酒はときどきで変わります。

料理通信1月号で「あさだ」さんのお酒選びの考え方についての紹介あり。必読の書!

甘味も手を抜いてません。

粕谷さんです。ただものではない…と経歴を聞いたら、あの「青柳」で修行したそうです。どおりでっ。(右)甘味の品書き。そそられる書です。こんな字さらっと書けたらな。

味のある絵とお店の案内。メニューの文字もみな良いです。これも聞けば、お父上がすべて書かれているという。絵も字も達者!すごいです。8代目。

こちらも父画伯によるという。

●江戸蕎麦手打処あさだ
東京都台東区浅草橋2-29-11 TEL03-3851-5412
JR総武線浅草橋駅東口 徒歩3分
地下鉄都営浅草線浅草橋駅A4出口 徒歩2分___________________________

伊勢宇本店 若旦那の名刺です。こんな品揃え。blog 『飲むならやっぱり旨い酒!』
まだつづく(笑)_______
11月2日。料理通信の八木さんと曽根さんと再訪!

きぬかつぎ〜。八木さん。

青菜と油揚げの煮びたし。白焼き。

小柱と野菜のかきあげ。「開運」ひやおろし。

しめさば。

蕎麦のからすみあえ!!!

白海老、はぜの天ぷら。

温かいお蕎麦2種。

お蕎麦。iphoneのカメラでは限界あり…。もっと美しい色あいです。

デザート。(右)曽根さん、若旦那、八木さん。この続きは『料理通信 1月号』を。

九頭龍の「お燗酒用大吟醸」初めてみました。
季節毎に通いたくなるあさださんです!

SA,PA,道の駅大好き

December 11, 2010

道の駅やサービスエリアを見るのが大好きです。GO GO富山県を目指した9月25日。関越道の上里SAへ立ち寄りました。にぎやか!販売カーもたくさん出て、しかも面白い。やきそばcarはやきそばのイラスト全面。
そして意外にいいうどんを発見。

小麦の国の埼玉県ゆえに、昔から麺が自慢。御用蔵の味噌、醤油を使ったうどんが!へ〜。

パン屋さんは「秋のアンパン祭」売れ筋ランキングを展示。コーヒー100円。名産の狭山茶も忘れていない。タイムサービスもあって、町のパン屋さんみたいです。

こだわりの牛乳にシェイクを販売する車も。そして移動。

藤岡ジャンクションから上信越道へ。↑ちょっぴり寂しい雰囲気の東部湯の丸SA。「湯の丸」という名前に期待したのに、と思いつつ入店。

すると、鹿関連商品がいっぱい。

「鹿食免」大和煮になったり、サラミになったり…。

スティックになったり、ジャーキーになったり。鹿さん姿形変え。

りんご箱売り。車ですからね。段ボールのメッセージは「自分の子供にも食べさせられる食材」と。そうでなくちゃ困りますが。

7kg 1580円。随分安い……と思ったら、訳あり商品。

「今年は春先の氷害で…」と説明が。なるほどね。今年の気象が思い起こされました。理由があると嬉しいです。

そして海なし県の魚といえば、こっちに来いの鯉。さっぱり塩味という鯉の揚げたスナック風あり。背後のおばあちゃんグループが覗き込んで「鮎の揚げたのだって」って、ちゃいまんがな、絵も字も違うがなと思いつつ直し入れず。小さいから判読しづらいかも。添加物なし。地域食いろいろ!

グルルルル。そして移動は続く。今度は新井 道の駅 ハイウエイオアシスへ。

回転寿司の「きときと寿司」を覗くと、アラが100円〜で販売。ここで切っているんですね。

大人気でした。魚は日本海からくるのでしょう。そして野菜売場が充実。

盆栽あり。茗荷もあり。安いなー。東京では3個で150円ですからね。

天然のキノコもあり。帰り道だったら絶対買う!とこですが。(右)かぼちゃ売場のPOPがいいっ。
「しっとり」「ポクポク」
こういうひと言が必要です!

こちらは「かぼちゃの原型」と。形ずんぐり安定よさそ。知名度がない商品はひと言が重要!と感心。
生鮮は他にも

めだかに金魚!

ラブリーな人工色ピンクに驚いた落雁(らくがん)。こんなに大きい落雁が売れるとは…。誰がいったい食べるのだろう…と思いつつパチリ。ホトケ様のおそなえ用でしょうか。
そしていよいよ富山県入り!

ついた!東京から6時間

柿太水産のせっちゃんです!
つづく

赤坂・花楽で福光屋の純米酒

December 10, 2010

赤坂・花楽さんのお料理です。お野菜中心の上品なお料理づくし。久々に感動!した和食の話つづき。(昨日で年内の出張がすべて終了!万歳2010。お世話になった皆様に感謝です)

今宵はリョーショクリカー副社長・古屋忠文さん。顧問の藤原謙次さん。ガッツがあるから”パンチ長島”と命名した(笑)長島愛さん。そして福光屋の品野陽一さんたちです。このお店のお酒はすべて福光屋さんの純米酒。

最初のお酒は加賀鳶「山廃純米吟醸」ひやおろしなので秋の黄金色をイメージしたラベルとか。原酒です。

古屋さんの秘密兵器登場。デジタル温度計!結構正確で楽しい。

そして2番目のお酒は「冷やおろし 福正宗」。
石川県酒造組合では「冷やおろし」解禁日を9月9日で統一しているそうです。

落花生豆腐!

蕎麦の実がかわいく散らされています。クリーミィでコクある逸品。

そして「蒸し鮑」が登場。3番目のお酒「加賀鳶 純米吟醸」の説明をする品野さん。

「蒸し鮑  一夜干しの大長茄子添え」
味付けは鮑だけの塩味だそうです。シンプルに純粋に味わう事ができました。添えてあるのは大長茄子の一夜干しで、干し野菜にしてから蒸したそうです。鮑と食感を似せてあり、なるほど〜の技でした。プロは違います!
そして次なるお料理にもビックリ。

お椀です。一瞬見て鶏肉団子かと身構えましたが、ベジ!蓮根です!!(牛、豚、鶏は苦手)
「萩蓮餅椀」ルビ=はぎれんもちわん。蓮根でお餅を作り、中に新ぎんなんと蓮の実を入れて菊花を散らしたお椀。美しいうえ、とびきりおいしいお出汁の味わいに感激。

目が覚める美しさ!長皿登場。

「擬製焼き」ルビ=ぎせやき。擬製豆腐、栗を揚げたもの、紫芋の茶巾を添え、オクラの花ふわり。

「子持ち鮎の唐蒸し」。鮎の中におからが入っているのです。

「唐蒸し」は石川県の郷土料理。
緑色は蓼(たで)のソースでゆるやかなとろみはお粥でのばしているそうです。トパーズ色した餡は醤油+出汁がきれい。お見事!

お品書きを見せてもらいました。

どれどれ、ふ〜む、ほぉの二人。

鱧!

鱧には純米大吟醸「瑞穂」

鱧の骨を焼いてからとった出汁に、福光屋の純米酒を煮詰めて煮詰めてうまみだけ残した出汁。と料理長。ふわりと広がる鱧。

「純米大吟醸 加賀鳶 藍」

「純米吟醸 鏡花」

「福正宗 純米 完熟辛口」黒麹を使った1本です。

お漬物は「水茄子を和芥子醤油で」さっぱりして和芥子の辛みが爽やか。

焼き鱧雑炊。黒七味で。
最後の最後に

「茶豆を使ったずんだわらび餅」
ただの枝豆じゃないところがまたニクい。

ごちそうさまの記念撮影。

ありがとうございました!
凛とした中村英利料理長、プロデューサーの高堂のりこさん。美しい組み合わせを見せていただきました。 野菜好きの私には最高の「花楽」さんです。
このお料理は9月13日のコースです。

__________________________
椅子の事が書かれたブログがありました。店内の様子がわかります。
○花楽の椅子

赤坂・花楽 白野菜のお浸し

December 8, 2010

赤坂・花楽さんのお料理です。お野菜中心の上品なお料理づくし。久々に感動!した和食のお店です。
最初に登場したのは、イカのお刺身ではなく「白野菜のおひたし」。
白い野菜、大根、うど、白板こんにゃく、まこもだけ、白セロリをおひたしにしたものだとか。その美しさもさることながら、歯触り、味の組み合わせ、お出汁のおいしさ、見事でありました。

と、ここから次々と珠玉のお料理とお酒、楽しい会話がつづくのでありますが、時間切れとなりました…。また次回!

夏に売れるおでん。岡山にて

November 28, 2010

今年の夏の暑さはすごかったですね。お米の出来が悪いと聞きます。さてそんな猛暑の思い出しブログ。

登場口前の売店で。高いには理由がある、富樫さんちの白山だだちゃ豆。なるほど。

8月23日。この日はただ立っているだけで汗がタラタラ。駐車場の車に乗るのに覚悟がいるほどの暑さでした。(今、床暖房入れてる室内では懐かし〜い気温)
そんな残暑厳しい中、岡山県の丸本酒造さんを訪問。お昼に蔵からほど近い人気のうどんや「たぐち」さんへ。

厚揚げのストッパーにコンニャク!かわいい!うどんの他に稲荷寿司やおでんがあり。

暑いからこそ、おでん!今年のコンビニでも真夏に売れたそうですね。

「いつ食べる? コンニャくぅ(=今夜くう)」…とつい言ってしまうコンニャク。えっ、言わないって!?

テーブルにネギがどかんと置いてあって取り放題。

ここの名物はシート状になった天ぷら!A4版。

その天ぷらhalfがのった”冷やし天ぷらたぬきうどん”がデビュー

一緒に行ったカメラマンのタカオカ邦彦さんはモチロンこれを注文。

ワタクシはシンプルにざるうどん。おろし生姜も、ネギもあるし。

タカオカさんが天ぷらを分けてくれる。面白い。ええ、面白い天ぷらです。

8月最終週というのに、ジリジリジリ暑い一日。丸本酒造さんの田んぼ。有機JAS認定の山田錦です。
●2009June訪問記

来週は秋田へ

November 11, 2010

↑グィーンとタイムマシンで8月20日金の写真をUP。来週11月17~18日に秋田で開催される秋田酒造組合主催の会の打ち合わせで国際フォーラム「宝」へ。終了後、一献傾けの秋田三人衆!白瀑・山本さん、酒造組合の東海林さん、秋田県東京事務所の佐々木さん。

宝の森さんが用意した、まんさくの花のよーぐるしゅ。

鳥海山の純米吟醸、美山錦。

雪の茅舎、山廃純米です。

秋田と言ったら、いぶりがっこ、ハタハタ麹漬け。森さんが準備。

「日本酒ときどき水」グラス↑。最近、宝では魚に力を入れてるという。

瀬戸内播磨灘と三陸気仙沼から直送「2〜3人前で2000円。いいものを手軽な価格でがんばってます!」と森さん。

自慢のお魚くん盛り合わせ。明石のタコ!

自慢その2の赤こんにゃくと蟹コロッケ。いろいろある、なんでもある。

お酒はワイングラスで。メニューの一部紹介。

と、宝のメニューでしたとさ。お酒のおつまみは各地方の名品各種用意あり。

有楽町にて。記念撮影の巻。まさるやの園部さんを囲んで3人衆。(右)園部さんと私は身長ほぼ同じことが判明。
東京駅に出るという山本さんと山本であった。東京駅と言ったら新丸ビルでしょう!というわけで、7階のmus musさんへ立寄りました。

そしてまた。つづくのであった

かぼちゃや海藻。ヘルシーおかずを肴に。

佐藤さんと玉田さん、山本さん勝駒を持っての図。
この時は11月だなんて先だな〜っと思っていましたが、なんのドッコイ。来週です。時間がたつのはなんて早い!今頃、秋田はキノコがおいしい季節。モチロン当然、日本酒も!楽しみっすな〜。

ごはんでごはん

November 10, 2010

津市でランチという時に、ときどき行くのは「風にふかれて」のバイキング。モクモクファームさん直営の店です。野菜にごはんがたっぷり。↑なんとライスフランク!

「ピーマンのご飯づめ」なんてのも。
モクモクさんはソーセージが有名。もちろんバイキングでもたっぷり登場していますが、私はソーセージより穀物+野菜派なので、こういうメニューが嬉しい。

バイキングでは白いご飯に玄米ご飯、そして豆入ご飯の用意があります。

豆ご飯は、豆各種がセットされた「豆穀米」として販売も。

お茶にも玄米! お茶より玄米が多いような玄米茶もあり。

ソーセージもあるけれど、どっこいマクロビオティックの人もOKなパンも。さまざまな食生活の人が集えるのがバイキングのいいところ!

紹興酒をワイングラスで

November 8, 2010

出張続きで夜遅く戻ったときにだけお邪魔する店。世田谷火龍園。きれいな味の中華です。
こちらは紹興酒をワイングラスで出しています。
紹興酒メニュー↓

かめだし紹興酒グラスで880円と高いのですが、甘すぎず、酸味も上品でスーッと引っかからず飲め、後口も爽やか。

しかも、こうしてうやうやしく!? ゴロゴロとワゴンを移動し、目の前で注いでくれるのです。演出も見事。清潔感あって嬉しい。

ネギたっぷりシャキシャキで”ネギを食べる”麺。肉を抜いてもらっています。シンプルisベスト。ここの中華はキレイ系で好きですが、お肉好き、ガツン系好きの人には物足りないかもしれません。

こちらはキノコそばのあんかけ仕立て。優しいおいしさ。

たった一杯、まともなお酒があれば、あっと言う間に幸せが舞い降ります。
時間をかけて熟成されたお酒には不思議なパワーがあるように思います。

はずすこともある

November 7, 2010

「いつもおいしいもの食べてますね〜!」と言われます。はい!食運は自らが切り開くもの(笑)
なのですが、毎回外食で大当たりとも限りません。時間と場所が超限られている場合は、うっかりはずすことも。とはいえ初めての店は意外なものに出会えるチャンス!

ちょっとそそられる黒板。ですが、そうでも…なくて

うつぼの唐揚げ。油が悪かった…。

箸袋のメッセージはいいんだけどな。(右)ウラブレタ雰囲気〜。気分もそうなります。そういう時はさっさと店チェンジするに限ります。
●「めずらしー」魚介があるという店

へ〜っ。知らないものがいろいろ。お酒はなかなかgood! ↑タカハシ酒造の「天遊琳」

(左)はだかイワシ(右)クモエビの唐揚げ
両者とも初めて! はだかイワシとはいかなるイワシかと思ったら「皮がむけたイワシです」と。
クモエビは食べるところがほとんどない!?エビさん。しかも殻が堅く、口に入れるとトゲトゲして痛みをともなうのが難。
●さやかさんの店

森喜酒造の「るみこの酒」「はなぶさ」「妙の華」が勢揃いするお店「とらとさくら」。看板娘のさやかさん。
こちらの店は鮮度のいい魚介類が自慢。ですが、やんちゃなメニューも。大阪出身の玉さんの目がキラリと光った以下の2品。

お好み焼きとナポリタン卵とじ。やんちゃだ。

私は「塩ウニ」で”るみこ”のお燗を飲みましたとさ。
そんな夜も、ある。

名張の醍醐さん

November 3, 2010

思い出し日記。忘れられない八月・醍醐さん訪問記にタイムトリップ。伊勢集合の仕事があり、その前夜、立ち寄らせていただきました。
予約したさい、どこの山本とは名乗らなかったため、とっても驚いてくれました〜!

素敵な醍醐・福嶋さんご夫妻です。

はじめの一品!味いろいろの籠盛り。
お酒が飲めないという福嶋さんご夫妻ですが、日本酒、日本ワイン、焼酎と各種揃っています。

写真が間に合わないところは付箋で説明「わ〜っ。付箋は見られたくなかったです(笑)」と奥さま。

綿屋さんの阿波山田錦の大吟醸

雪のドームでおつくり登場! バチマグロ、平目(エンガワと身)、ハモ、カンパチなど。
この夜はまだまだ暑い熱帯夜。醍醐さんの快適空間で美酒、涼やかな演出のもてなし、醍醐さんご夫妻、スタッフの皆さんの笑顔に、心身ともにくつろいで。
鹿や猿が出るような夜道をえんえんロングドライブしてきたかいがあった〜っ!と思いました。思えば、境港から走ってきたのでした。

焼き物。クロムツの粕漬け。鮎の煮びたし。

「蟹のマルマル」と呼ばれている一品。夢のような蟹の出し方!
きれいに身をはずし、殻につめ直してありました。こんなにラクに蟹が食べられるなんてバチあたり!

地元名張の瀧自慢さん!

超珍味!「イカのサンマのわたあえ」上にのっているのはサンマの骨! 鮮度のいいキモを1回塩で焼いてからイカの刺身とあえたとか。日本酒がすすみます!
醍醐さんから一番近い蔵元という、木屋正酒造・而今をいただきました。すると「先日、而今さんが依田さんを連れていらしたんです。で、山本さんの話になって」と知合いの依田さんの話になる。山梨甲府の依田酒店の依田さん!?

依田さんセレクトの日本ワイン!

お酒について依田さんが書いた説明書き。万年筆の手書きです!

絵入り〜。

万年筆で丁寧にびっしりと。嬉しいですね。みんなに。

発泡をいただきました。個性的!

醍醐の若い衆も和ワインの勉強!
そしてまだまだ

甘海老の珍味。味噌をはずして、酒で蒸し上げた身とあえたもの。手前はカラリと素揚げした殻部分。

「平目のエンガワ、キモをあぶってポン酢で」
もう、飲んでください!といわんばかりの一品が続々登場。
そして握り!

わ〜

わ”〜〜

わ”〜〜〜〜〜!

すこぶる美味★★★ みょうばん不使用の四国のウニ!

バチあたってもしょうがない!? ネタばかり。醍醐さんではオリジナルの「醤油がいらない握り寿司」が大人気。あらかじめネタにうっすらバランスの良い味をつけているのです。
確かに醤油をネタにつけるとき部分的につきすぎるため、難しいと思っていました。手元が狂うとシャリに醤油がべったりついたり。また、ネタによってその醤油があうかどうか…?と思うことも。

寿司飯は三重県産・農薬不使用の「イセヒカリ」。写真右は醍醐さんオリジナルのマグロ巻きです。初めてみました。なんでも「マグロをおいしく食べてもらうために」考えた巻きモノだそうです。研究熱心!
1ヶ月分くらいの魚をいただいた夜。
寿司とは ”誰がなにを思って握るか” に、つきると思いました。
寿司ブームのパリでは妙な握りをたくさん見ました。在住の角野恵子さんによると「今までチャーハンを出していた店が”寿司の方が人気”とわかると、鞍替えして握り寿司を出すんです。チャーハンは炊いて炒めて、また具材も意外にいるけれど、寿司は米とネタで済むから簡単と思うようです。正しい寿司かどうか?なものばかり増えて…」
最も困るのは中国の焼酎をJapanese sakeと言って出す事だそうです。なので「日本酒はきついから飲めない」と敬遠するフランス人が多いとか。角野さんがまともな(当たり前の)日本酒を出すと「やさしい味!」とそれは驚いてくれるそうです。困ったもんだよ。中国の人。

醍醐さんの寿司を食べにこられよ!

はしりの松茸の赤だし。最後のデザート。ごちそうさまでした!

●寿司・割烹 醍醐
三重県名張市百合が丘西6-72
電話 0595-64-6767

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