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November 2, 2010パリ思い出し写真。
ビオマルシェの牡蠣屋さん。
フランス人は生の牡蠣が大好き。
他の魚介類はほとんど生で食べないというのに、牡蠣なら大好物というのが面白い!(亜鉛が摂れるからという説も)
この写真はラスパイユ・ビオマルシェの牡蠣の店。普段は通常の市場ですが週に1回。日曜日だけビオ専門のマルシェになります。常設ではないので早朝、組み立てて設置。
移動がラクなように、持ち運びに便利な軽い容器に牡蠣を入れて販売。「ビオ」なマルシェなので、原産地表示もきちんと。
こちら全体図。グリーンが基調色。
買物袋もグリーン。
値札には海の絵入り。
レモンを添えたり、きれいな売り方。
こちらはサーモンとエビがメインの魚屋さん。ブルーシートでシンプルに。
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こちらは ↓ビオじゃない日のマルシェ内、魚屋さん
牡蠣に帆立
イワシやら何やら
サーモンの切り身は切り口がざらざらで、なんっつーか、雑。
「ビオ」は普段のマルシェより値段も高いせいか、出店者の気合いが違うようです。
こちら↓はダンフェール ロシュローという町の常設・魚屋さん。
魚介専門。横でパエリアも販売。
バスケットや木箱に葉やビニールを敷いてどかんどこん。
海藻を敷くのも好きとみた。
貝は空き缶で量り売り?
日本に比べると魚の鮮度や傷みには無頓着そうでした。はい。
海へ山へ出張三昧!
October 30, 2010パリから戻り、家が温まる間もなく、出張三昧。
三重県では海へ行き、雨と寒さに震えながらヒオウギ貝を見て食べて、
天然ウバメガシの山を見て歩いて深呼吸して、惨状にも驚いて
ミカン畑に行って見て食べて…と
大雨の中、濃い〜二泊三日を過ごしたあと、
昨晩、船に乗って常滑入り。
またまた素敵な出会いが山ほど!!
魅力的なもの作りの人たちにいっぱい会いました。素材の生かしようは本当にさまざまを痛感。
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出張前夜はRL秋冬展示会へ。その後、藤原謙次さんと六本木で日本酒。酒友→さかなのさけさんへ。
さかなのさけご夫妻と、カウンターつながりの徳田祐司さんと。撮影by細川美和子さん!
日本酒はいいな〜。
藤原さんがいきつけの六本木の酒友さん
そして「さかなのさけ」へ
翌朝7時10分の新幹線だったので早々に失礼するの巻。
26日にお会いした蔵元さんです。丸本酒造の鈴木さん!
石川県は福光屋さんと岡山の御前酒さんです。どちらも純米酒をありえない安さで提供。革新ですね。
田中さ〜ん!またゆっくりお邪魔します。
何もそんなに近づけなくても
October 15, 2010駐車場が少ないせいか? お国柄なのか? 路上駐車の車はそれはぴったりきちきち。なにもそんなに近づけなくてもと思うのですが。
くっついたら駐車完了と思っている人もいるとか!? 車にはバンパーがいかに大事かあらためて。
自然食品店のNATURALIA 。日本のナチュラルハウスに、よく似ています。
パスタ売場。ベージュからブラウンまで勢揃い。
1つのアイテムに、プレーン、全粒半分、全粒粉100%と3種類ずつ揃っています。
さまざまな選択可能!
黒田さんが選ぶ日本酒&逸品
October 14, 2010前日からの続き。ISSé&cieの店頭ディスプレィ。この他、盆栽も!売ってます。
黒田利朗さんのセレクト逸品は調味料以外に海藻も!
そして日本酒です。
奈良県の油長酒造さん「風の森」
長野県の真澄醸造元、宮坂さんの「みやさか」です。低アルコールをいち早く手がけたお酒でアルコール度数はなんと12度。
獺祭の桜井一宏さん登場。他蔵のお酒を試飲。
茨城県の郷の誉、須藤本家さんの「花薫光」。まず読めないですよね「かくんこう」
きれい系の代表みたいな銘柄ですが、どっこい「きもと」造りなのです。
そして福井県の黒龍。
この他に「醸し人 久平次」も。このラインナップに三ツ星シェフもファンになるという。
すべて純米酒!
シェフがびっくりするのはこの商品群。お酢各種に山椒、わさび、辛子という日本の調味料やスパイス。クリエーション魂に火をつけるのでしょう。
山形県は出羽桜さんの「一路」。裏ラベルには「GINJOを世界の言葉に!」と
梅酒〜。岩手県・南部美人の糖類無添加。右は岡山県・桜室町さんの清水白桃のリキュール。
左は同じく桜室町さんの梅酒。右は岐阜県の白扇酒造さんのみりんで漬けた「梅みりん」!
「日本ってスゴイ!」と思わせるに充実のラインナップ。
黒田ご夫妻です。遅くまでありがとうございました!
帰り道テクテク
おやっ。先をこされたような店名発見。
そしてたこ焼き〜!? イカ焼きに焼きそばもあるらしい。でも、鉄板はからっぽ。
ISSé&cieもあれば、たこ焼きもあり。
日本の食、どこから、誰がアプローチするか。本物がきちんと伝わりますように!
ISSéで調味料を試飲
October 13, 2010workshop ISSé ワークショップ・イセを訪問。社長の黒田利朗さんです。
黒田さんがセレクトした日本のこだわり調味料。いくつか試飲させてもらいました。なたね油、えごま油、ごま油、醤油、たまり醤油、土佐酢です。どれも添加物不使用。原材料はいたってシンプル。じっくり発酵させた一品揃い!
店内の冷蔵ケース。醤油や酢以外にも、西地食品のすだち果汁や、秋田の石孫本店の味噌までズラリ勢揃い!びっくりしました。最近、パリの三ツ星レストランで柚子やすだち風味が登場しているのは、黒田さんの仕掛けなのです。
この日もシェフが笑顔で試飲中。星★★★のシェフたちが黒田さんセレクトの日本食材を購入して料理に仕上げる…素晴らしい。もちろん日本酒も一緒。
↑ La Truffiereのシェフ、Jean Christophe RIZETさん。
どんな味かわからないから、どんどん味をみてもらう。それが黒田さんのやり方。説得力ある説明も見事! 商品を取引するさい、必ず現地に出向くという黒田さん。蔵のありようは自分が見て、それを語らなければ実感が伴わないとおっしゃっていました。まさに。
酢のラインナップも見事!フランス人はお酢が大好きだそうです。ほ〜へ〜です。
西地食品のすだち果汁は、吉永真由美さんが選んでしぼった味のいい良品。その昔、村さんのわかめと合わせたら珠玉の組み合わせでした。
●200802blog
秋田の石孫本店さんはまんさくの花の佐藤社長に連れて行ってもらいましたが、すごい蔵です。文化財にしてほしいくらい。
●200912blog
そして日本酒の試飲へ!
つづく
獺祭EU50
October 11, 2010ビューンとパリへ。
今のところ、パリでしか飲めないという『獺祭EU50』
偶然、同じ飛行機だった桜井さんと夜合流。パリの日本酒に興味あり!で嬉しい展開となりました。しかも伺うつもりだったISSe&cieの亀井さんと。
桜井一宏さんとISSe&cieの亀井さん。この『獺祭EU50』とは、フランスの酒税(そしてワイン)を意識したアルコール度数14度の純米大吟醸。ただ度数を落としただけでは味がうすっぺらくなるため、かなり工夫を重ねた末の14度という。獺祭らしさを失わず、白ワインと比較されても対抗できる味のポテンシャル。
いただいたお店は「眉山」。メニュー内のお酒の説明書きです。
日本酒のラインナップ
そうそうたる銘酒がズラリ。
眉山のALL STARです。
境港の蕎麦・平田屋
October 9, 2010境港のお蕎麦屋さん「平田屋」。いつ行っても何も変わりません。佇まいも、品書きも、作る人も。
注)ゲゲゲの商店街からは、かなり離れています。車で約10分。
ここ平田屋、メニューは3つしかありませんっ。
釜あげ、山かけ、ざる。以上。
しかも、テーブルにメニュー表はありません。入口の上の方にあって、まずわからない…。
というわけでちょっと不親切 。初めてのお客さまはソワソワ不安げにされているのですぐわかります
ざる〜っ。
釜あげ〜〜っ。
量が少ないので、あっと言う間に終わります。ざると釜あげの両方を頼むのが正解。時間差で持ってきてくれます。
すり鉢でゴリゴリしたような一味も必見。
営業時間はこの通り。平田屋は創業万延元年。140年前からつづく蕎麦屋さんという。
愛想もなにもありませんが、帰省すると1回は行かなくちゃ気が済まない不思議な魅力が。
変わらないものを確認したくなるのかもしれませんね。
●平田屋
〒684-0072
鳥取県境港市渡町1301
電話0859-45-0216
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○境港の飲食店情報 blog
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石見銀山の群言堂
October 8, 2010石見銀山のある大森町の群言堂さんに寄りました。その昔「私の部屋」というインテリア雑誌の編集部にいた時、群言堂の前身BURA HOUSEを取材させてもらったことがあるのです。
群言堂さんの店に一歩はいると、大きな水瓶=こちらで言う「はんどう」が。大人がすっぽり隠れてしまいそうな大きさです。
松場登美さんはご主人の実家、島根県大森町に住み、ここから発信していきました。それが結果、町民の意識を変えるまでに至ったのです。
詳しくは→松場登美さんを読んでください。
オリジナルのお菓子もほのぼの楽しい。
松場登美さん、国土交通省の観光カリスマでもあります。名称「わらしべカリスマ」
中庭です。古い道具と自然が一体となって、穏やか。落ち着く気持ちいい場所。
風もすーっと木々の葉を抜け、通っていきます。木の床、土壁、緑。こんなところで暮らしたいな〜…と訪れる人、全員が思うはず!
この中庭に面したカフェ鄙舎でひと休み。
「畑のパフェ」ですって。
「私の部屋」で松場さんを取材したのは……えーっと、かなり昔、25年くらい前!?です。
その頃は石見銀山は世界遺産になるずっと前。知る人ぞ知るぐらい。まるで人けがなかったこの町がこんなにメジャーになって、人が通りにあふれるなんて。
時間の流れを感じました。そして松場さんのすごさもあらためて感動!ここ大森町からの発信で今や全国にお店を展開しています。洋服の他、生活雑貨、生地の店など。
群言堂を出て大森町を散策。
日差しをよける緑のカーテン。
アジサイ、鉢に金魚。夏お盆です。この日は8月14日。
また見つけた!はんどう。
松場登美さんの本、いろいろ出ています。
『起業は山間から‐石見銀山 群言堂 松場登美』森まゆみ著
『群言堂の根のある暮らし―しあわせな田舎石見銀山から』松場登美著
* * *
お金がなくても、田舎でも、奇跡は起こる!を現実にした女性です。
町民集合写真の発想も素敵!
しまねsuper大使も!
affで取材。芯なし若布の渡邊水産食品
October 3, 2010渡邊水産食品さんを訪ねました。affの取材です。
↑社長の渡邊壮一さんと三宅均さんです。手にした巨大板わかめ。なぜこんなに大きいかといいますと、わかめを干す「干し網の大きさが80×100cmだから」とのこと。
それを半分にカットしたものを持ってもらいました。こうして見ると大きさがよくわかりますね。
パックする前に、焙ったり、さまざまな大きさにカットして袋づめされます。最近は焙ったわかめが人気だそうです。
aff 10月号
詳しくは ↓
『古今山陰の農漁連携 美味しさ合わせ技、石見の国 銀しゃり和布』
これは天然のわかめを干した「板わかめ」です。渡邊水産食品さんでは、原料わかめは島根県産only!
その中でも、養殖板わかめ、天然板わかめ、隠岐わかめとあります。
さてあらためて
Q.板わかめはとは ?
A.わかめを水できれいに洗ってから、すだれ状の干し網の上に薄〜く平らに”板状”に並べ、パリパリするまで干した乾燥わかめのこと。山陰では定番のわかめ。焙って食べると香ばしく、最高のご飯のオトモ!と言われています。
板わかめを透かしてみる社長の渡邊さんです。
丁寧に大きさを揃えてカット。
パリパリです。
最近は、すでに細かくなっている「板わかめふりかけ」が一番人気とか。ご飯にふりかけるだけ。確かに便利。もちろん芯なし!
●渡邊水産食品の板わかめと開春「西田」のことblog/200909
深夜京都で350円均一
September 28, 2010出発当日。残った野菜を調理したり、荷物を作ったりしているうちに時間があららと過ぎてしまい午前中出発のはずが、夕方の5時に。途中渋滞にもあい京都で23時過ぎになることが判明。そこで京都泊を決めてインターネットで宿予約。今回はじゃらんを利用。web予約はホントに便利。ない時代は片っ端から電話で問い合わせしたもんです。
深夜に泊まり、早朝出発の移動時の宿選び。条件は清潔と駐車場。遊んでしまう!?のでなるべく高速IC近くがベスト。そこで、今回はヴィラージュ京都をチョイス。新しい宿で、リーズナブル。「おしゃべりがはずむ宿」とコピーがありましたが、到着してわかりました。
寝具は”自分で敷く”。このようにソファマットが置いてあり、これを平にしてマットレスにし、布団を敷いて寝るという。お風呂は別に大浴場あり。なるほどね〜。人数無制限状態。小さなお子さんがいるファミリーにはいいかも。扉をあけて一瞬ビックリのインテリアでしたが畳は嬉しい。
宿が決まれば、ゆっくりお酒!というわけで四条大宮界隈を散策…するもののチェーン店しかない。そこそこと思った1軒目の店が×でそうそうに退散。さらに歩いて見つけたのが『味ごころ談』
食べるお店はとにかく歩いて探します。燕燕(えんえん)も大当たりでした。
はも〜。万願寺〜。穴子〜。あわび〜。じゅんさい〜。深夜3時までやっているという。なのにこの素材。嬉しいじゃありませんか。はもは照焼きでも天ぷらでもなんでもやってくれるという。
お酒は!
ラインナップなかなか!管理は冷蔵庫。安心です〜。
こぼされそうになったので、こぼさぬようついでもらう。こぼし酒は汚い、まずい、ろくでもないので大反対「撲滅運動」推進派です。ワインをそうつがれたら、怒りますよね。ビールでも。なぜに日本酒だけがそんな変な飲み方しなくちゃいけないの、であります。このあとは同じ量を徳利に入れてもらいました。
はもは焼霜づくりにしてもらいました。万願寺とじゃこのたいたん。
運転のご褒美に大好物のアワビ!それから、京都ならではのきずし(〆さば)
左)湯豆腐。右)お酒のラインナップ!
獺祭、田酒、磯自慢、飛露喜、黒龍、玉川…とけっこうなお酒とおつまみ。しかも深夜3時までオープンとは嬉しいじゃありませんか。旅の醍醐味!
そして!このお店の特徴は
値段がすべて
・
す・べ・て
350円!!!
ということ
じゅんさいの酢の物。照り焼き!
〆は温かいお味噌汁。
お品書きの裏に店主からメッセージあり。
がんばってください! ご店主さま
350円均一なので、高い素材やお酒は量で調節してあるようです。談さん、コストパフォーマンスは抜群。聞けば料理人のひとりに日本酒好きがいるそう。
京都は有名料亭でも(だから?)日本酒は不毛な場合多々あり。こんなにおいしい料理なのに、このお酒しかないんですか?と。お料理と同じくらい日本酒もいいもの選んで、しっかり管理して出してほしいもんですわ。
というわけでロングドライブ1日目の夜は幸せな眠りについたのでありました。
ヴィラージュ京都入口。カーペットが京都してました。
つづく