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お習字犬の野菜クッキー

June 26, 2010

月に1回、唐沢蕗翠先生にお習字をならっています。(左)一緒に学んでいる大泉学園の荘酒店の荘さん。太い字がお得意!(右)伴さん(織と染めの作家)も太い!この2人はダイナミック太字コンビ。まずは通称”ひじき”と呼ばれるまっすぐの線を書いてウォーミングアップ。おふたりともひじきというよりは誰かの極太眉毛風。
そして本日ワタクシは

ひらがなを練習。掛け軸に書いてある書がさらりと読めたら素敵だと。
まずはこの字。「ね」!
ではありません〜。

ひらがなだというのに書き順がわからず先生に分解図を書いてもらう。

テキスト↑
で、この字は

「ね」じゃなくて「ぬ」。元となった漢字が「奴」!
ぬは奴なのです。略された形が今の「ぬ」。

「ぬ」「ぬ」「ぬ」を練習。
「山ちゃんのはどうみても『ね』!」とおおいに笑う先生。
「むっ先生、これは『ぬ』書いてます」
「『ね』にしか見えない」と先生、笑いすぎて涙目でいう。
このやり取りを聞いていた皆なが爆笑。
「どれどれ?」
「あ、これ。『ぬ』ぷっ」
皆さん、笑うと字が揺れますから!
というわけで、ひらがなは、まずはもとになった漢字を知らねば書けないというわけです。
意外な字がもとになっていることも知り、ひらがな奥がふかい。
道は遠いよ。

お手本を書く先生。合気道黒帯です。皆なまじめに書道中。伴さん先生の手を凝視ing。
2時間のお稽古が終わると、お茶タイムです。
先生の家の飼い犬、チャッピーも待ってましたとばかりに室内へ。

喜びのハイタッチ! いい子で待っていました。

パパ&ママと皆なでティータイム。

新作ファッションがあるという。秋田のおじいちゃんに洋服を買ってもろたんだと。へー。着てみてください。
このお洋服、お値段を聞いたらおいらの服より高い!うんま〜。

唐沢さんが育てているかぼちゃの苗。そしてイチゴ。
ティータイムの時に、チャッピーが好きなクッキーが下北沢のお店で売っているというのでメモして帰る。聞いていないのに洋服のサイズも教えてくれる。

「カラフルでかわいい骨の形をしたクッキーがあるの。色は野菜で」と唐沢夫妻がいうので興味しんしん。店の棚を見たら、骨の形をしたものがいっぱいあるではないですか! おいぬさまのおやつはこんなことになっているとは…。そして値段にもビックリ!!

確かにかわいい!おいぬさまのクッキー。
1種類じゃなんだからと、よさげなものをみつくろいました。

玄米粉、りんご、ごま、かぼちゃ…と、ヘルシー素材炸裂。添加物なし。幸せなワンちゃんのおやつでしたとさ。「人も食べられます」とお店のかた。そうでしょう。そうでしょうよ。骨のクッキー1000円もするんですから。

正式名称は「ベジタブルボーン」ですと。まんま!

玄米米粉とりんごのクッキー。超シンプルレシピ☆ おいぬさまだって玄米という時代。
ゴマスティック

こちらもシンプルレシピ。犬もベジという時代!

カボチャン!(ちょっとひざカックンのネーミング)
ふ〜ん、味みてみたくなりました。チャッピーにあげたら、1個ずつ分けてもらおう。

「ぬ」が書けるようになったら「い」を練習して「いぬ」くらい書けるようになろう。

organicマンゴーとモヒート

June 22, 2010

毎朝飲んでるマカイバリ紅茶。そのマカイバリジャパンの石井さんがオーガニックマンゴーの取扱いを初めて2年目になります。
「マカイバリ茶園主ラジャ・バナジーさんの夢はインド80%を占めるファーマーが、マカイバリ茶園のようにオーガニック農法に切り替え、豊かになっていくこと。マカイバリジャパンは微力ですが、インドの小さなファーマーたち支えていきたいと思っています」

インドから届いたケーサー(Kesar)種。アルフォンソとならび、インドを代表するマンゴーのひとつとか。「芳醇な香りと甘み、絹のようななめらかな食感が特徴です」。マハラシュトラ州の小さなファーマーによるオーガニック栽培で触るとすべすべなめらか〜。気持ちいいお尻みたい!

全体が黄色くなったら冷蔵庫に入れて冷やしてどうぞとのこと。しばしのウエィティング!
●マカイバリのマンゴー

19日土曜日。リッツカールトン東京のバーへ。

モヒート祭り!!!というくらいモヒートのバリエーションが。普段冷たいものはまったく飲みませんが(とたんに具合が悪くなるぅ)、マンゴーがどのような形で登場するのか見てみたいというわけでマンゴーモヒートをオーダー。

ジャズのスタンダードが流れて。大人な時間、1・2・3♩
おつまみが

ハーブオイル仕上げのオリーブ各種と「わさび豆」。このわさび豆が青色系着色剤に黄色系も加えたね!という人工的な緑色。当然、味も色にふさわしいもので、ちょっとガッカリ。海外の人を驚かせたいのかもしれないけれど、もうちょっとマシなわさび豆でお願いします。添加物ものはいけませんぜ…と、いいながら食べる。

到着!マンゴーモヒート

グラスの径に比べてみればわかりますが、小ぶりのマンゴーです。その半分を亀の甲カットにして飾ってありました。残り半分はカットされミントと一緒にグラスの中へ。

ほ〜ぉこれがマンゴーモヒート。パフェのような立体的デザイン。

右は白ワインモヒート。初めていただきました!バランスよく爽やか。こちらに一票! 暑い国の暑い午後、海かプールサイドで汗だくのところで飲んだらさぞやおいしいでございましょう。リッツのバーは冷房きき過ぎ、長袖ジャケット着ててもベリーコールド for me。この温度では飲みほしては身体を壊します。というわけで飲みきれないロングカクテルなのでした。

カクテル内の果肉はそこに見えているものの食べにくいのが難。とはいえなるほどな!という一杯でした。私が20台の頃はフレッシュミントが売っていなかったんですよ。モヒートを作りたいバーの人は自家栽培している時代でした。それがこんなに潤沢にミントがねえ…と。懐古録のおばあさんやまよ。
スタンダードカクテルも、季節のバリエーションで解釈さまざまに発展できるのは発見。

リッツではノンアルコールのモヒートも3種、揃えているのが心憎い。
そして
ようやく家のマカイバリ・ケサー種マンゴーのbody全体がオレンジがかった黄色になりました。

皮に包丁を入れたら、果肉がクリーミィでトロトロ状態。オーガニックなので皮ごとでも安全で嬉しい。皮はほろ苦。根性ある人ならマーマレード作ったらいいかもです。
キリリとした白ワインに合いそう!
ふと、蟹の甲羅酒よろしく、マンゴーに純米酒を注いでみました。スプーンで果肉ごとすくって飲んでみたら!危険すぎるほどよかったです(笑)。吟醸でおすすめ。
ふむ。
ジャパニーズ・モヒートもいいかもしれませんよ。リッツさん。
●2009年organicマンゴー日記 チョウサ種

あきた美彩館いぶりにんじん

June 21, 2010

月に1回、朝日新聞のBON MARCHEでコラムを書いています。
タイトルは「東京で味わうふるさとの美味」。連載その3は秋田県です。秋田県東京事務所の佐々木一生さんに話を伺いました。佐々木さんが立っているのは、いぶりがっこ売場の前。この後ろの棚が全部いぶりがっこ。
いぶりがっことは秋田県が誇る伝統技スモーク沢庵!いぶしたがっこであります。

秋田県アンテナショップ『あきた美彩館』は品川の駅真ん前のビルという便利な立地にあり、レストランも併設しています。
ショップでは米どころ秋田らしく米関係の商品が充実。店内には精米機もあり。米、酒のほか、冷凍庫にはハタハタの漬物や、味噌もあり「商品ひとつ」を選ぶのに悩みます。調味料系よりは「すぐ食べられるものが嬉しい」という声もあり。今回は最近アイテム急増の「いぶりがっこ」に決定!

新聞の印刷は色が悪くベージュ系ですが、商品は鮮やかな人参オレンジ色です。歯ごたえがいいので、カルパッチョを提案。このお漬物はちょっぴり甘く、スモークされているせいか、フレッシュなオリーブオイル、イタリアンパセリともよくあうのです。

伊藤漬物本舗さんは添加物なし。しかも少量スライスパックあり、試してみるには嬉しい!これで120円です。
佐々木一生さんによると「掲載日当日朝から電話が鳴って、商品はいきなり売り切れです。大量生産していないので、入荷すぐの売り切れが続いています……。」とのこと。すみません。ゆっくり待って味わっていただけますと幸いです。

それ以外にもいろいろあります。名物といえば秋田音頭♪で歌われた檜山納豆も。

毎朝届くという生鮮野菜も

野菜がおさめられた冷蔵ケースを見たら、

見た事ない 小さなキノコちゃんが!椎茸の赤ちゃんだそう。ひと袋165円。マッシュルーム感覚で使えそうで購入しました。

開けてみたらこんな感じで大きさいろいろ。塩とオリーブオイルで炒めたら美味でした〜。この大きさですと椎茸の味が強調されすぎず、軸がやわらかで。しかし袋にぎゅうぎゅうと入ってきたためかちょっとお疲れさんモード? 味に影響はないようでした。

佐々木一生さんありがとうございました! 今秋田と言えば、ジュンサイの季節ですね。日本のジュンサイの9割は秋田県産なんですよ。しかもその町の名前は「山本」町。ジュンサイ取りは未だ体験したことありませんが興味しんしん。とはいえ根気のいる作業のようです。*山本町は、琴丘町、八竜町の三町が合併し、町の名前は三種町(みたねちょう)です。
●秋田県産品ショップ&ダイニング あきた美彩館 TEL03-5447-1010
東京都港区高輪4丁目10-8 京急第7ビル ウィング高輪WEST-III 1階

ANIMALIS PACIFICUS

June 20, 2010

ラテン語で「平和な動物達」と名付けられた畑口勇人くんのワイヤーアート展が18日から開催(Last 22日)

像さんも、発酵をつかさどる麹菌さんもワイヤーで登場。↑ 日本酒の麹菌。美しい!

うさぎさんも。そしてモチロン、カエルさん!

思わず「ぷぷっ」となっちゃう楽しい生き物たち。勇人くんのとらえ方の面白さ!

デザイナーのママ、ジャンさん。そしてカメラマンのパパ、Kazunori Hataguchiさん。アーティスト一家です。勇人くんの足はいつものタビ(笑)

店内あちらこちらにちりばめられています。

羊のめえさんに、顔に十字架を背負った!?犬くんも

いろんな形で展開している勇人くんのアニマルワールド!

ドリンクコーナーに菌仲間!? 藤田千恵子さん、寺田本家の藤波良貫杜氏。

藤波杜氏のお酒です。甘さ+酸味+香ばしさありのワイルドティスト!味が複雑濃厚ジューシィ系。ですが、飲むと身体がどこかスカッとする感覚あり。まさに藤波杜氏そのもの!?

party foodはGAIAのケータリング。テンペ美味!清水仁司さんcookingナイスです。

(左)勇人くんのミラノ幼友達トモちゃん。TOMOKISSIMAのデザイナーです。(右)農大の同級生・田嶋くん。

田嶋くんおもしろすぎます↑お酒はモチロン福千歳。

●PLAIN PEOPLE
プレインピープル青山
港区南青山5-3-5 Phone 03-6419-0978
10:30-20:00
*200902PLAIN PEOPLEオープニングblog

近藤さん+musmus+獺祭

June 15, 2010

6月9日。伊勢丹「チアアップ! ニッポンの”食”展」出展中の近藤けいこさんに会いに行きました。

農薬、化学肥料不使用で栽培する近藤さんのお野菜。 井戸水で丁寧に洗って出荷し、食べ方シールを貼ってと至れり尽くせり。全種類200円均一! 安すぎ…。
「計算しやすいと思って」と近藤さん。こういう場に初の出展です。

カラフルなジャガイモや葉つき人参など多品種がずらり勢揃い。
そして同じ三重ブランドアカデミー卒業生2事業者も参加。横山食品さんが新ブランド「伊勢のかねこの金揚げ」商品を披露。国産材料にこだわったがんもどきやお揚げたちです。その名も「ずっしり揚げ」「しっとり揚げ」「ふっくら揚げ」etc.

竹尾茶業さん。農薬不使用歴は長く以前より有機JAS認定のお茶を作っています。緑茶以外にもほうじ茶、オリジナル発酵茶の有機龍茶(ゆきろんちゃ)もあり。有機龍茶は紅茶と烏龍茶の中間くらいのおだやか〜な発酵茶です。値段も良心的。家族4人で茶栽培から加工まで一貫製造。
その翌日の夜。新丸ビルで寺田好文さんプロデュースの「二木の会・獺祭」あり。同じ系列のmus musでは近藤さんの野菜を使ってくれている…というわけで近藤けいこさんと現地合流。
獺祭会場は女の子でいっぱい!みんなおいしそうに獺祭・日本酒onlyを楽しんでました。店内は激コミだったのでスタンディングで発泡を一杯いただき、mus musへ移動。

(左)「旬野菜のセイロ蒸し」濃い紫はジャガイモです。(右)小さな玉ねぎのコトコト塩煮。

しばらくするとイナせな着物姿の獺祭社長・桜井博志さんもmus musへ。(左)mus mus社長の佐藤としひろさんと。(右)丸の内ハウスの玉田泉さんと近藤けいこさん。

一緒に『獺祭 磨き3割9分』を温かい野菜料理でいただきました。
近藤さんを交えて桜井さんとテーブルを囲む。話題は「真にいい味を求めると」
●桜井語録

「おいしくない酒をつくるのは犯罪なんですよ」
上原浩先生は「国賊」と言っていたのを思い出す→いい米を使ってまずい酒をつくることの意。
「うちは蔵グセがあって…と言う蔵元がおられますが、それはたいてい搾り機の洗浄が悪い。掃除していない場合がほとんどでしょう。そう言っておられる本人がその事にわかっていない場合がありますね」
蔵見学させてもらうことが多々ありますが、本当にありえないくらい汚い蔵というのがあるんです。この蔵元はヨソの蔵を見た事ないのか?と思うことも。人が口に入れるものをつくる自覚がないのでしょう。家の台所だったらこんなに汚くしないだろうに。いや、そういう人は家の台所も汚ないのかも。自分スタンダードは計り知れないですから。

↑焼き野菜には塩と長野産菜種油がタラ〜リかかっています。この油はナッツのフレーバーあり。
「うちはおいしいお酒を作りたいので、醸造用アルコールは入れません。米は山田錦しか使いません。そして精米歩合は50%以上の純米大吟醸しかつくらないのです。近藤さんも、有機栽培だから作ろうとは思っていませんよね。おいしい野菜を作るのに農薬や化学肥料はいらなかったということですよね」
うなずく近藤けいこさん。近藤さんはALL自家製堆肥。
「おいしいものを突き詰めて考えたら、そうなったわけで、売るための文句がほしくてやってるのじゃないってことです。『ああ、おいしい!』そう言ってもらいたい。すべてはおいしくなる手段ですから」
近藤さんはお酒が飲めないという話でしたが、獺祭をひとくち飲んで満面の笑顔「日本酒っておいしいんですねえ!」
そうなんですね。おいしい日本酒は、おいしいんです。

mus musコンちゃん。海藻を探しているというので、最近見つけてほほ〜っと思った佐渡島の「銀葉草」を教えたところさっそくメニューに取り入れてました。この商品名は「ぎんば藻」。秋田では「ぎばさ」いいますね。同じもんです。ホンダワラの仲間です。
ホンダワラ食べるなんて…商品で売ってるなんて!と新潟県アンテナショップで見た時はビックリしました。ですが、どっこい海藻の香りが濃くすぐ使える海藻なんです。わが故郷、山陰地方では商品で見た事ありません。

(左)その銀葉草を使った一品。(右)会を抜け出した社長を探しに現れた四代目。サンディエゴからの出張帰り。成田から直行したそうです。働きもんです。若いです。
●再び桜井語録
「度数が高いお酒は七難隠すと言われますが、度数高くてもうまくない酒もあります。アルコール度数が18度もある純米原酒はパンチがあっていいと言われますが、それは違うパンチです(笑)。繊細なもので勝負できないと海外へは難しい。ヨーロッパアルプスではなくて、富士山の頂きをつくらなくちゃいけない。日本酒の個性をつくっていかないとだめですね。ワインの評価軸の中でどうする…ではなく、日本の評価軸をどうつくるか、それを最近感じています」

いいものを作るためにできること、しなくてはならないことがあります。作り手の考え方はさまざまですが。
考えられる最大限に良いと思うことをする。そこにしない理由はないということ。
獺祭で言えば、1番いいお米で精米歩合を上げて仕込む。クリーンな環境を整える。醸造用アルコールは添加しない。
近藤さんの野菜で言えば、丸ごとを味わってもらいたい。そのために自然な環境を整えたい。作り手と消費者に負荷を与える化学合成農薬はありえない。
一杯のお酒を飲んで、人参を丸かじりして「ああ、おいしい!」そんな感動する味のものづくりが大事。おいしいお酒と野菜料理とともに「おいしい」を思った夜でした。

境港へ(まるで日記)

May 31, 2010

境港へ帰る時は、米子自動車道・米子ICで降りるわけですが、途中、寄りたくなるのが本の学校。地元本が充実!店内にLa Barというコーヒー店あり。そして隣はユニクロ。方言まるだし会話を耳にしながら熱いコーヒーを飲むと「帰ってきたな〜」を実感。
最近NHKの『ゲゲゲの女房』の影響で、「なに、しちょうだ!」「いけん」「どげすうだあ」「だら」という言葉をオラにしてくれる人増えました。ありがとう。驚きます。
「だら」は特にハッとします。使い方要注意。
5月1日は父の誕生日。今年80歳。自宅でお祝いを。いつもの。

ご近所、いろは寿司の出前です。ここは地元の魚しか使わないお寿司屋さん。寿司飯がちょっと甘めで柔らかでこれまた郷愁の味。自家製ガリが熟成味、好き。
蒸した白身と貝がなんだかわからない。「これなんだろう?」
「わからん」 「しらん」 「○○○じゃないか?」 「○○○かもしれん」
「まあそんなところだ」
…っておいしいけどわからずじまい。切り身になってしまうとトンとわからぬ魚介類。

誕生日ということでcakeも。孫トリオが食べたいのであった。

…というわけで身内ALBUM。薫さん(My姉)こんな感じでしたよー。(右)お土産酒のひとつが「開運」。母は84歳です。若いと思う。「ふれあいの家」というお年寄りが集まる施設でボランティアしています。うちでも外でもどこでもだいたい年長さんです。

では乾杯!

お酒を並べてみました。4月11日の報告も兼ねた銘柄。床の間に並べてみました。
「ほ〜っ驚いた。お酒屋さんみたいじゃのぉ〜」 まったくで。
宴会終了後。
兄は事務所(家の隣)でお仲間と会合あり。日本酒を飲ませてあげよう…ということになり。

また場を変えて飲む。皆さんどうも、こんばんは。冷やでお燗で味わう。
お仲間のひとり、渡部敏樹さんがご自分で手がけた芋焼酎を。

『さかい夢の浜』をご持参。サツマイモは有機肥料100%、農薬不使用の自然栽培という。酒名は農園の名前だそうです。

地元の千代むすびさんで造ってもらったそうです。やりますねえ。
渡部さんの後ろは『1月と6月』の阿部さんです。境港初のbook cafe!
ゲゲゲ関連の店以外にも境港には店があるんです〜(笑)
お店は明日紹介します。『1月と6月』2階ギャラリーで、6月2日から安西水丸版画展開催です。cafeのコーヒーは松浦珈琲の豆を使用!
●松浦珈琲訪問 blog

大阪でお蕎麦を食べて思う

May 29, 2010

日本酒をたくさんいただいた次の日、食べたくなるのが決まってお蕎麦。塩けのきいた汁を欲するのです。
山中酒の店でおいしい純米酒をいただいた翌日、まぶしいほどの晴天。
こういう日はお蕎麦。しかも商業施設の店ではなく、日が当たる路面店なら最高。ふと、その昔、空堀(からほり)商店街の「昆布の土居」さんに教わったお蕎麦やさんを思い出しました。

11時30分開店の10分前に到着。2番目でしたが、開店と同時にお客さんがきてあっと言う間に満席に

古い民家を改造したこのお店は調度品が素敵。民芸の器も趣味良く使われています。(右)一味と七味。

お漬物を注文。こちらのお蕎麦屋さんは「こんぶ 土居」さんの真昆布で出汁をとられています。手前はそれを炊いた佃煮で絶品!
「漬物」というメニュー、店によっては市販品を盛って出すところもあります。よっぽど塩でもむだけの方がいいのになあ…と思うことも。なにしろ市販の漬物は甘すぎて、しかも添加物だらけ。こちらの佃煮と漬物はすべて自家製。当たり前がきちんとしているのです。

そして名物の鯖寿司。お蕎麦の前の待ち時間に、ほとんどのお客さんが注文。シャリと昆布も立派!

定番のお品書きはこんな感じです。日本酒はその時々で銘柄が変わります。

(左)田舎蕎麦。蕎麦のアップ!

そして、限定の手挽き蕎麦!

(左)蕎麦湯はこの陶製片口ピッチャーでたっぷりで登場。クリーミィなとろりん風味。(右)和簞笥も素敵。すべて雰囲気が揃っています。

ちょっぴり不便なところにあるのに大人気。これ以上混むと困るので紹介は控えますが↑ヒントまで。
と書きましたが、
↓ ↓ ↓
「そば切り 蔦屋」さん 谷町から能勢へ移転 → https://sobakiri-tsutaya.com
* * *

大阪は食の都。「まともなおいしさ」を伝える真の仕事人が多いと感じます。こちらのお蕎麦やさんが愛用している昆布は、空堀通りの「こんぶ 土居」さんのものと前述しましたが、土居さんは日本人の出汁文化を熱心に伝える良心の人。素晴らしい親子が店を切り盛りしています。
2007年blog「日本一のだしのとり方教室」
その土居さんを教えてくれたのは山中基康さんなのです。良い食のご縁は、すべて信頼できる人から直接教わっています。
長くおつき合している人たちは、食を通じて知り合った人ばかりと、あらためて。
いい人=いい食=いいご縁。そんな一生!

大阪・山中酒の店へ 3

May 28, 2010

天国への階段!? 山中酒の店のお酒売り場へ上がる入口。前日からの続き。

お酒の部屋は巨大な冷蔵庫。庫内はあまりにも冷えるので、階段下に防寒着が用意されています。
ドアをぎぃっと開けると

お酒、お酒、お酒がそれはたくさん並んでいます。普段知っている銘柄でも、見た事ないものが多く、あれもこれも…と、ほー、ふー、ひー、へーと言いながら見て回る事になります。

東北泉、★旭日、満寿泉、開運、明鏡止水…など銘酒がずらり。最近あらためて感動した墨迺江。美しい味。安すぎるんじゃないかと心配してしまうほど。
もっとも山中酒の店にあるお酒は、どれも価格以上に価値あるお酒ばかりです。管理も贅沢。本当に丁寧に扱っているので、お酒もここなら本望かと。「ちょっと熟成しちゃおうかしらん」という余生をここで楽しむようなお酒もいたりして。
井上さんおすすめのひとつが綿屋。

綿屋はお米の種類がたくさんあります(宮城は県全体のお酒のレベルが高いと思います)
綿屋の三浦さんにこんな会をお願いしたことも。宮城県産・山田錦の生産者、佐藤さんの顔も。

そして、昨夜の〆の酒、天遊琳。そして大治郎、一博。

ダウンジャケットを着てお土産酒を物色中!お酒売り場はお宝満載で、見飽きることがありません。まさに宝箱。問題は寒さだけ〜〜〜っだ。ダウン着てても寒いです。だんだん心臓がピコピコ鳴って終わり(ってウルトラマンかい)。

一番奥の部屋はマイナス5度。激寒です。お仕置きでこの奥の院に閉じ込められたら悲しいな〜っと思う。そんなこと誰もしませんってか。お酒飲まれて困っちゃうから恐ろしくてできませんってか。妄想劇場。

マイナス5度の部屋。ここにはデリケートなお酒がぎっしり。

秋鹿の純米吟醸のにごり酒「霙もよう」。王祿の「渓」、辨天娘の槽汲みなど。
こんなに寒いのに井上さんは薄着で平気で仕事中。

慣れなのでしょうね。ヤングマンだし(やめてその言い方…と自分に言う)。
階段を降りると、ホッとする温かさ〜(笑)

こちらの冷蔵庫は試飲用の日本酒軍団!ずらずら〜〜ずらり。
ちなみに山中酒の店では、日本酒以外のビール、焼酎、ワインの取り扱いは一切ありません。潔いほど日本酒ONLY★

冷蔵庫前にある大きな木製のテーブル。その端では水が出るようになっています。試飲用のグラスも盃も清潔な状態で待機中。
寒いのいやん、見てもわかんないし〜って人は、ここで試飲させてもらって、気に入ったものを選ぶというのもおすすめです。

レジ前には二升入るオリジナル帆布製バッグ、保冷袋も用意されています。宅急便で発送もOK! オンラインでも購入可。

こんなにあると困っちゃうリンダ♡状態ですが、井上さんをはじめとする親切なスタッフが好みを聞いて、オーダーにピッタリあうお酒を選んでくれますよ。
というわけで、至れりつくせりの山中酒の店。何の知識も不要です。適正価格のおいしいお酒がよりどりみどりさん(またもや、古っ。若者は知らんネタ)。しかも管理が素晴らしい!日本酒はワインより温度がデリケートなんです。そうでもないタフな酒もありますが。それだって冷蔵管理するにこしたことありません。
日本酒はじめてさんにこそ行ってほしい日本酒専門店です。いまだ人生の1本に出会っていない人は是非!

なにしろ「飲んで食べたいな〜っ」と思ったら、4階「佳酒真楽(かしゅしんらく)やまなか」にあがればいいのですから。

4階のマスコット!カエルのデキャンタくんも待っている…かもしれない。
http://www.yamanaka-sake.jp/main.html

大阪・山中酒の店へ 1

May 26, 2010

あちこち寄り道しながらも、予定通りの19時すぎに到着!

大阪の山中酒の店さんです。久しぶりの訪問!嬉しい☆
店の前の、ミントが群生する空き地が駐車場に変身。しかも激安。便利です。

酒販店4階にある「佳酒真楽(かしゅしんらく)やまなか」。本日のお品書き。そそられますね〜。右からひとつずつお願いします…という感じ(笑)

厨房横にはお燗用のとっくりが待機。

今宵のテーブルには「竹鶴」「生もとのどぶ」「辨天娘」「開春」と、一升瓶がずらり勢揃い。すべてお燗のために生まれてきたラインナップ!
あのー、これは私のためではなく、もともとこうなっていたテーブルなのです。えっ、だからこのテーブルに!?

お燗酒用の器各種。(右)山中基康さんです。「いらっしゃ〜い」。はい!お世話になります。

照れる山中さんと2ショット。はじまりはじまり〜。

白影泉、会津娘、★旭日を視線に入れながら、奥の冷蔵庫を望む。(右)はじまりの一杯は広島県、竹鶴「小笹屋竹鶴」。きれいな山吹色のお酒。いい酸しっかり、口当たりなめらか。こっくりしてます。おいしい! 大阪だよ〜。山中さんですよ〜という嬉しい気分が喉からこっくりストンとじわじわ。

はいnext!のお酒。 ふふふ←ブキミ?
つづく

青大豆の丸から楕円・てるやん

May 24, 2010

『純米酒BOOK』でも紹介しましたが、おつまみで大好きなのが「ひたし豆」。青大豆を一晩水にひたして、歯ごたえ残してさっと茹で、塩味で食べるという「おつまめ」です。某居酒屋の長野県出身のお母さんに教わりました。その店では枝豆の季節以外はこのひたし豆が最初に出ます。店では醤油と鰹節をトッピング。うちでは茹でたあと塩水か割り醤油につけてます。

長野県に行ったら「ひたし豆」の名で青大豆が売られていました。調理名がそのまま豆の名前になっているほどポピュラーなんですね。
ふと大豆を見て思うのは、まん丸なのに茹でるとどうして楕円形になるのか。不思議。小豆や白いんげん豆はもとより楕円。乾物の大豆はなぜにまん丸? topの写真は茹でる前、茹でた後です。水につけると待ってましたといわんばかり…。

この青大豆は”てるやん”が栽培したもの。元ガイアスタッフというてるやん。小豆も黒大豆もおいしい!

てるやんこと照屋靖=S42年6月26日生まれという。
誕生日までラベルに記載する人は珍しい(笑)
てるやん独身
いい豆作ります!

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