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料理通信・君島さんとエジプト料理そして世田谷バル

May 25, 2009

「料理通信」 編集長の君島佐和子さんと、編集部の八木さんとエジプト料理へ。
店に一歩入ってびっくり。席はすべて個室。ゴールドの布が下がり、女子3人で来るとこじゃない!? ムーディなつくり。曜日によってはベリーダンスが披露されるという。そういうとこ。
メニューのフムスを見て君島さんが「いつから皆が作るようになったんでしょうね」と。行く家、行く家で出ることが多いといいます。
ふむ、す。
確かに最近、その名は通るようになりました。昔はベジ系の人がよく作ったもんですが。作り置きできて便利だから、ちょっと珍しいから…なんですかねえ。
で、この店のフムス ↓   (右)えんどう豆のコロッケ風。

スタッフは顔の濃い現地のかた。メニューに「牛」と書いてあるのに「マトン」といいはったり、白身魚というのにサーモンだったり。何度、確認しても同じ答えしか返ってこなかったり、会話はできるもののある意味日本語が通じない状態(!)

エジプトのパン、エジプトのビール。

(左)乾燥そら豆をことこと煮てペースト状にしたもの。
(右)ピーマンやぶどうの葉にチキンライス状のものが詰められたお米料理。
全般的にかむ必要がない柔らかい料理オンパレード。エジプトの皆さん、堅いもの苦手?

さて「料理通信」 定期購読しています。
←毎号そそられるタイトル!
中身も充実で読み応えあります! エルルカンもとっくに取材されていましたし、知った後で「料理通信にはとっくに出ていた……」ということが多いです。はっきり言って他の雑誌のネタ本になっています。

今月号にはなんと、うちから歩いて15分の店が2ページに渡って紹介があり、びっくらこきました。たった4坪の小さな小さなワインバー「世田谷バル」。”不毛”と言われた場所で(どの駅からも遠い。人はまるで通らない)繁盛店になったのです。そのレポートが。

繁盛。その答えは、この ↑ 号にあり。
「料理通信に載るなんてすごいことですね」と若い店主に言うと、隠しても嬉しそう!

お店は以前、彫金のアトリエだったところ。坪数4坪。
「何をやっても流行らないから商売には向かない」と、若い店主の将来を心配した大家さんはいったん断わったそう。そこを熱意で頼んで借りたという店主。ホテル、イタリアンレストランを経験して開業した開店資金は220万円。低予算のため、内装工事はほとんど自分で。

「ホッピーを出すような感覚でカジュアルにワインを出したかったんです」。
狭い空間ながら赤、白ワインは10種類以上を吟味して揃え、価格はワンコインの500円均一。この他にハートランドの生ビール、スパークリングワインもありますが、すべて500円!わかりやすい。
ワインは1本から5杯注ぐ計算で、最後の一杯はおまけ分として普通の1.5倍量とたっぷり。
←表面張力いっぱいのグラス
これは嬉しかろうの図。
そんなサプライズに当たった客は大喜びで、店内はまた盛り上がるという仕組み。おつまみは300円、500円、800円均一でイタリアンが中心。近所のパン店「パン焼き人」のパン盛り合わせは100円(赤字覚悟の目玉皿という)。店主、いろいろ仕掛けます。

安くて狭い店だから、どこかで手を抜くかと思いきや、グラスは一杯ごとに新しいものに交換し、料理は注文ごとに手がけるなど普通の店同様(どこぞの店よりもマシ)。
狭さは逆に客同士のコミュニケーション力を強め、隣の人が頼んだ料理を見て「私もそれを」というケースや、新しいワインがあくと「それ、こちらも」と追加オーダーが入ることも多いそう。
←小さな小さなお店。
そんな一体感のある混雑が心地よいせいか連日大にぎわい。毎晩、平均立ち飲み人数10人で、そのほとんどが半径300mのご近所さん。営業時間は19時から深夜1時が基本。でも、盛り上がると、朝5時までの日も多々あるとか(皆さん終電は関係なしだから)。

人気の秘密は、お得感+選択肢のある品揃え+心地良いサービス+楽しさの4つ。誰もが満足するわかりやすい魅力があれば、立地の悪さと狭さというハード面の悪条件もなんなくクリア!といういい見本です。
料理通信にも取り上げられるわ、大家さん、ご近所さんも大満足というハッピーな店となりました。

和酒祭そしてGAIA

May 17, 2009

日本酒と本格焼酎という2つの和酒を集めた「2009和酒祭」が山の上ホテル別館で開催されました。実行委員はウェブ・マガジン「酒販ビジネス情報」編集長・小島 稔さんと「焼酎楽園」編集長・小林昭夫さん。参加者は酒販店、飲食店だけというのプロ向けの会です。
全国から選りすぐりの蔵元18が出展。
まずは神奈川県の泉橋酒造さんです。「酒造りは米作りから」を信条に海老名で全量自家栽培に取り組んでいます。私も田植え体験させてもらったことがあります。一部の酒米はなんと悦凱陣さんへも。

専務の橋場さんです。3年前から自家精米に切り替え(しかも扁平精米!)。これにより酒質の向上につながり、精米歩合が低くおさえられたそうです。

秋田県のまんさくの花さん。以前、蔵元御法度と言われる納豆汁を取材させてもらったことも。 なにやら意味深な名前のMK-Xなる純米吟醸酒。その意味とは〜っ! これは是非蔵元に聞いてください。
その納豆汁を取材してもらったのはライターの藤田千恵子さん。
←秋田県横手の蔵・阿櫻さん。
千恵子さん酒質に絶賛の秋田蔵です。

きれい系日本代表の須藤本家さん。郷乃譽、霞山(かざん)の生酒を試飲。どれをいただいても須藤本家さんの味軸は見事に揃っています。生もと純米吟醸さえも須藤さんらし〜いきれい系キャラメルフレーバーで感心しました。
軸となる蔵の味は方向を整えてほしいもの。あれもこれもと味のぶれがあると蔵の顔が見えてきません。

徹底した蔵といえばこちらもそう。獺祭を醸す蔵、山口県の旭酒造さん。使用酒米はすべて山田錦。そして純米。精米歩合は大吟醸onlyと明確。右は社長の桜井さん、今回は蔵元スピーチありで、それ仕様のネクタイだとか!

(左)杜の蔵の溝口さん。ダジャレ連発王(尾古瀬あきら先生の漫画にも登場。ネクタイ「杜」モデルが溝口さん。「亀」はモチロンあの方!)。ここの麹ドレッシングはPLAIN PEOPLEで販売しています。手にしているのは無農薬米使用の純米酒。

(右)そして昨年お邪魔した蔵、新潟県の鶴齢、社長の青木さんです。「水の良さを感じる酒質」と千恵子さん評。今年もあの田んぼには首が並ぶのでしょうか…。

岡山県、大典白菊の渡辺秀造さん(別名アッコちゃん)。雄町55%はスーッとしたきれいな酒質でコクもあり!

出口にて。右から新八丸の内店の愛さん(秋田の酒の会ではどもども)。藤田千恵子さん。カフェエイトの清野玲子さん、川村明子さん。なぜかみんなが集まるの図。
お茶でも飲もうという話しになったら千恵子さんが「ガイアに行こう!」と提案。確かに近い。代表の清水さんに電話すると店にいるという。
 
迷惑な訪問(笑)

ガイア店頭にて河内晩柑sale! 最近、最も気に入っている柑橘で購入。(右)ガイア3階。お茶できます。しばし買い物したりなごんだり。すると清水さんが事務所でお酒を出してくれるという。皆で移動。

王祿。マグカップで飲む。
そしてご近所のお寿司屋さん「鶴八」へ。

清水さんこの界隈でイチオシの店。2階の個室。
 

で、また飲む。お座敷はおちつきます〜。

握り寿司各種とかんぴょう巻。仕事がきれい。
こうしておいしい日本酒とともに、お茶の水の夜はふけていくのでありました。
持つべきものは素敵な友。

インザルーム新宿・マクロビカフェ

May 13, 2009

4月24日にリニューアルしたインザルーム新宿本店に、中 美恵さんプロデュースのマクロビカフェがOPEN。新宿で玄米、味噌スープ、梅醤番茶が気軽に! そんな時代になりました。

3階の店内。中 美恵さん ↑ です。その昔、雑誌「玄米がおいしい。」で料理を作ってもらったのがご縁です。
本は何度も重版して大ヒットに。あの本で「玄米に出会いました〜」という読者さんにもたくさん出会いました。わかりやすくシンプルにマクロビオティックを紹介した初の本だったと思います。陰陽表をのせるかどうか悩んだのも懐かしい思い出。美恵さんに出会ってかれこれ10年!? 

玄米をスタイリッシュに考えたという「玄米のおすしケーキ」。玄米がスクエア状になって、上にマクロビオティック料理がON。マクロビオティックの考えをコンパクトにまとめたもの。左は切干し大根の煮物。右はベジミートのから揚げ。土台の玄米ごはんはもっちり柔らかめに炊かれ、パセリとレーズンが入っていたり、味も2種類用意されています。玄米がどんなものか初めて食べる人にピッタリ!

左は茹で野菜のサラダ。右はテンペのカツ。
キレイプレート1200円には、玄米のおすしケーキ2個と三年番茶、味噌スープ、小さなおはぎ”こはぎ”がついてます。

(左)三年番茶。(右)味噌スープ。味噌スープは、玉ねぎ、キャベツ、かぼちゃ、人参を皮つきのまま細かく切って、順番に重ね煮で仕上げるスープ。自然にあま〜い野菜味で、体脂肪を減らし、血糖値を安定させるダイエットスープとも言われ、美恵さんのマクロビオティックには欠かせない一品です。

 
お店ではデリの他、美恵さんがセレクトした商品もあり。
←じつは同い年。
 
美恵さんにいただいた”こはぎ”のセット。ひとくちサイズでプティフール感覚で!とのこと。玄米のもち米はモチモチしておいしい〜。モノによっては塩味だけなので甘くありません。私はその方が嬉しいけれど、お店で隣に座ったカップルの女子がひと口食べて「あまくな〜〜い」と彼に目を見開いて告げてました。期待値のズレがそこに。あやうくぷっと吹き出しそうになりました(笑)
美恵さんに「塩味のものは塩味ですと書いたほうがいいみたい(笑)」と提案して帰ったのでありました。
島根県、隠岐の島に”塩おはぎ”という郷土料理があります。まったく塩味だけ。塩だけの方が餅米自体の甘みや小豆の味がよっぽどわかるのですが、こればっかりは慣れないとね〜。
市販のものは甘すぎるし、手作りするにもお菓子の本の砂糖の量はすごいですから。
甘みは白砂糖以外にもいっぱいあり。そのバラエティも楽しめるのがマクロビオティックのいいところだと思います。マクロビカフェでお試しを。
 
○こはぎについて美恵さんから補足コメント
「こはぎは玄米の甘さが知ってほしくて作ったレシピです。その日のお米の炊き具合やつき具合で甘みが変わる、実に高度なことに挑戦しています。厳密に言うとお塩は使っていないんですよ(*^_^*) どちらかというと素材の味。という感じです」
穀物の甘さだけ! 
in The Room 新宿本店

Citroën 2CVのエスプレッソ屋さん

May 12, 2009

自転車で目黒川沿いを走っていたら、何やら楽しそうなCitroën 2CVを発見。
あたりに香ばしいコーヒーのいいにおいが。
近づいてみると

移動式のエスプレッソ屋さん! 2CVの後ろを開けてステンレスのカウンター台が! 2CVはホントに小さな車なので、びっくり。なんと見事な。よく考えましたね。

ピカピカのステンレス壁面にはアドスペースも(笑)
ご店主は後部座席で体を小さくして、注文のたびごとに豆からひいていれてます。
 
首が斜めになっちゃいそう。人を選ぶ車でしょう。
 
「お待たせいたします」 すばらしい!
 
メニューです。良心的価格。
 
レバー式手動マシンで一杯ずつ丁寧に。「手」で圧力をかけるのです。
 
お店の名前がついたマドレーヌ エスプレッソです。甘みを加え、丁寧に泡だてた2層構造のエスプレッソ(手間かかってます)。口当たりシルキーな滑らかさ。オジさんやまよには、ちょっと甘いですが。
 
左が通常のエスプレッソです。ミニサイズの板チョコつきといたれりつくせり。

ここまでかっこいい2CVの業務車(!?)は初めて見ました。デザイン力を感じました!
隣にカレーを出す車もありましたが、普通すぎるせいかお客さんは……。移動式だけじゃ当たり前ですが売りはありません。
本物を出す。かっこよく出す。これにつきますね。
マドレーヌさん、ケータリングも行っているそうです。
● ケータリング コーヒー マドレーヌ 
シトロエン2CVの自家焙煎エスプレッソコーヒー屋台営業場所:目黒区青葉台1−25−5みどり橋駐車場営業時間:火〜金16〜20時     土日祝14〜20時定休日 :月曜日
ときどき出張もあるようなので出かける時はブログをチェック。
 
*1月のマドレーヌさん。ぶるる。こんな時こそ行ってみたい!?

鈴木三河屋さんと喜界島

May 7, 2009

30日。マヴィのご近所の酒屋さん「鈴木三河屋」さんへ。
酒販店さんとひと言でいってもさまざまで、あの蔵のお酒はあるけど、あの蔵の酒はない…という場合がほとんど。お取り寄せする場合は、あの蔵とこの蔵を同時に扱う店があるといいのにな〜と思うことがあります。それは趣味が合うということなのでしょう。
その意味でいいますと、鈴木三河屋さんは好きな蔵のお酒が集中しているお店なのです。写真は社長の鈴木さん。いつお会いしてもスマートで感じが良く、大熊店長ともども、お人柄抜群でファン多しです。

静岡県の青島酒造・喜久醉さんもほぼ全銘柄が揃います。1本1本に丁寧なお酒のコメント札つき。*5月27日にベラビスタで喜久醉さんの会があります! 

日本酒の棚、壮観です。
岡山県の丸本酒造。富山県の満寿泉、埼玉県の神亀酒造もあるという幅広いラインナップ! 外資系ホテルとのおつきあいも多い鈴木三河屋さんならではでしょう。
アースディに出展するほどですから、農薬に頼らず栽培された酒米使用の純米酒の品揃えも見事。
この棚を見て「?」と思った人もいるかもしれません。冷蔵庫に入れるのが鉄則の日本酒が常温棚に…と。
じつはこれすべてダミー瓶で、棚の後ろが冷蔵庫になっており、注文すると冷蔵庫から本物が出てくる仕組み。

冷蔵室の中。↑ 出番を待つ「貴」 ズラリ。神亀もひえひえ。
商品は日本酒と焼酎、マヴィのオーガニックワインという品揃え。

この3本は鹿児島県喜界町・朝日酒造さんの奄美黒糖焼酎。なんと黒糖が自家製! 海外産の黒糖は一切不使用。ボトルの柄は砂糖きびですね。専務兼杜氏の喜禎浩之さん、HPに詳しい話しあり。

そして今年、2009年7月22日は

皆既日食があるので、その記念ボトルが発売に。
こ〜んな、そのまんま!というデザイン

記念ボトルかくあるべし?

鈴木さんいわく「朝日酒造さんはバーコードにもこっていて四合瓶の箱は喜界島の形。こちら、一升瓶のバーコードは一升瓶の形なんです」
楽しんでますね〜。喜界島は未だ行った事無し。皆既日食があるため2年前から宿はいっぱいだそうですね。
「喜界町皆既日食テントサイト観測者募集」この手もあるようです!
鈴木三河屋さんのお店はコンパクトですが中身はぎっしり! 社長の鈴木さん、大熊店長、スタッフ全員皆さん親切丁寧ですから、何を買っていいかわからない〜っという初心者さんからレアもの探しの方まで、とっておきの1本を買いたい人におすすめです。

浅草吾妻橋の純米酒の店 ニシザワさん

May 2, 2009

26日はカフェエイトの2人と下町ツアーへ。先日、カフェエイトにニシザワの三浦さんがきてくださったのでその御礼も兼ねてgo。ベジタリアンラーメン〜ニシザワ酒店へ。そして前夜、勇人くんの誕生日とわかったのでそのお祝い酒も買いに。三ノ輪から歩いて浅草まで。夜は取り寄せした片平さんちのタケノコを食べようという会(3kgも取り寄せしてしまった)
浅草は超久しぶり! 雨の降っている地域の方には申し訳ないほどの晴天。代わりにお出かけしときますっ(笑)
 
お店に行ったら「山本さんですか?」と声をかけられました。なんとPLAIN PEOPLEスタッフ、内堀さんでした。オープニングパーティで出た「伊勢の白酒」がおいしくて、やまよブログでニシザワで売っているとわかって買いにきたのだとか。すごい偶然。タカハシ酒造さん顔。
 
ニシザワさんではいろいろ試飲ができるのです。三浦さんはお燗名人でほんとに温度がどんぴしゃ! 知識も相当、しかも人柄抜群でいつも学ばさせてもらっております。

初めて見ました。神亀酒造の神亀(ひこ孫ではない)無濾過生の純米吟醸。新潟県産、特等米の五百万石です。米あっての純米酒!

岩手県花巻市の川村酒造店の酔右衛門(よえもん)。徳島県産阿波山田錦を70%精米、7号酵母を使用。味がスーッとして、雑味なし、酸もきりっとシャープ。爽やかで美味!
そのあと某蔵の徳島県産阿波山田錦、7号酵母を飲んだら、あれれのれ。う〜ん。雑味あり、妙なふくらみと酸あり、爽やかと対極!? そう悪くはないけど、よくはありません(ほめてない) 同じお米を使っても、同じ酵母を使っても蔵によってこんなに違うんですねえ。

三浦さんおすすめ。綿屋さんの「院伝」。ひとめぼれを使用。 普通は飯米のひとめぼれを使ったお酒というと味がそっけないことが多く、悪くないけど、ああそうですか…という場合がほとんど。それが香りも味もこうばしい、そして品もある。米の甘みもしっかり。酒米とは違う軽さもあり。なんでもこの「院伝」の米、農家さん渾身の作。漢方の技術を使った有機堆肥使用。ただの飯米ではありません。

お酒が飲めない畑口ジャンさんのために梅酒も。梅津酒造の「野花」。ニシザワさんはあえて2004年のみ販売(タカオさんセレクト)。いただいてみるとネクター?みたいに果肉たっぷりジューシー仕上げ。2004年は純米酒なるほど。これが勇人くんにプレゼントする4本!
最後に、先日、カフェエイトで三浦さんに話しを聞いた「ソースが燗酒に合う!」を教わりました。ソースぅ??

ただしどんなソースでもいいかというとそうでもなく、国産原料使用、添加物ナシ(増粘剤、着色料、化学調味料不使用)のポールスター製の中濃ソース。*ニシザワさんではまともな調味料も販売しています。
まずは盃に入れてもらったソース。いや〜。盃に入ったソースの図。超新鮮でした! それに合わせる燗酒は、やっぱりそれしかない!?神亀酒造のあつあつ燗。確かにソースの濃厚な味をマイルドにそして生かす感じ。ソースが濃すぎると感じた時は、神亀の燗酒で割ると、おだやかになっておすすめかも〜っと思った次第です。
ニシザワさんではお酒の1本、1本を紫外線防止フィルムで包んでいます。ごま油までこのフィルムに包んであってビックリ。ケアばっちり。丁寧です。
● ニシザワ
東京都 墨田区吾妻橋2-6-2
電話 03-3625-2438

22歳の誕生日

May 1, 2009

25日の土曜日、19日の御礼を言おうとガイアにちょこっと顔を出したら、勇人くんファミリーがカウンターに。カメラマンの勇人パパもミラノから帰国中。
 
なんでも勇人くんのバースディイブなんだとか。
御年22歳!
そんな時もあったな〜。

お祝いなら、一杯飲もうかしら。清水やっさんからマヴィのシャルドネをグラスに注いでもらいました。ミホちゃんの心づくしのお料理も!
 
んっ? 春巻きの皮の中にコロッケの中身が〜。おもしろい!

油揚げ納豆包み焼き。このあとうっかりワインを飲んだら激マズ。納豆とワインはお互いの短所だけを引き出し合うと思います。はい。この点、なんでもOKの日本酒はエラいな〜。

旬のタケノコごはん。太ももの米は甘みがあって、つやもあり、炊きあがりピンと立ち絶品! ミホちゃんの味つけもたいそう上手でした。そしてけんちん汁。ほっとする組み合わせ。

 
太ももの佐藤画伯のイラスト、順調に増えています。
 
つい、手打ち蕎麦もいただくことに。
ミホちゃんから「お誕生日のケーキを焼いたので、お店の電気を消しておめでとう!歌いま〜す」
了解!

ぷぷぷぷぷー。お約束のキャンドル消し。わ〜。おめでとう!

ガイア特製りんごのケーキ。マクロビオティックです。
やっさんのリクエスト「勇人くん、22歳の抱負を言ってよ。まずはイタリア語、それから英語で、最後日本語で」
3カ国語を話す勇人くんですからね、おぉ、これは面白い。
 
まずはイタリア語で。流暢すぎてよくわからないけど拍手喝采。次は英語でやっぱりよくわからないけど(笑)なんだかいいこといってるふう。
そして日本語の段になると、勇人くんに沈黙が。
内容がわかるので照れたようです。
 
で、どんな言葉をいったかというと
「おいしい野菜を作ります!」
 
農大の学生の勇人くんは畑を借りて野菜を作っているのです。頼もしい青年です。日本はまかせたよ! そして、もうひとつの顔はPLAIN PEOPLEのデザイナー。
 
いや、ほんとに多才です!
勇人画伯の絵による皿(非売品)。 ディスプレーで見られます。

秋からのコレクションには蛙の絵が増えるそう。蛙好きとしてはたまらない!

マクロビオティックな玄菜麺

April 30, 2009

ようやく行ってきました! 三ノ輪にある「一茎草(いっきょそう)」。化学調味料、添加物は不使用。天然素材を使ったラーメンづくりに命をかける田中 玄さんの新しいお店です。
やまよがラーメン!? じつは動物性原料を一切使わないマクロビオティック&ビーガン対応の玄菜麺があるのです。その昔、秋葉原にお店がある時に取材させてもらいました。
植物性原料、発酵調味料の力強さがわかるコクのある味。普通食の人でも一度食べるとリピートするという伝説のラーメン。アレルギーがあるお子さんが普通のラーメン(添加物まみれ)は食べられず、生まれて初めて玄菜麺を食べ「おかあさん、ラーメンっておいしいね」と感動で涙したという一品。
今回、玄菜麺用に麺を新たに開発したとのことで興味津々。

玄さんは生産者との強いネットワークが自慢です。野菜はナチュラルハーモニーや大地を守る会から届き、小麦粉は北海道美生町の特別栽培「ホクシン」、かんすいはモンゴル産の天然かんすい、醤油はキッコーゴ醤油、ヤマキ醸造、かめびし醤油、井上醤油など。味噌は糀屋三郎右衛門の昔みそ、ちくま味噌の大江戸味噌、塩はカンホアの塩、「玄麺」は江戸前(東京産)にこだわり海の精、みりんは角谷文次郎商店の三河みりん、 油は松本製油の玉締め絞り胡麻油(こんな説明あり)、調理酒には「蔵の素」を使用「蔵の素を普及させることで、化学調味料をこの国の調理から排除していきたいのです」

野菜だけで何種類? というくらいたっぷり。蓮根の素揚げがカリッ、モチッとして美味。白髪ねぎ、ごぼうの素揚げ、小松菜のゆでたのもおいしい。

普通食の人でも満足する味だと思います。それくらい味にボリュームがあり、うまみ充分。麺は不思議なしっかり感があります。なんでも発芽大豆を加えたとか。「国産の安全な大豆の自給率を、戦前のレベルに戻したいという考え方に共鳴しました。少しでも力になればと考えています」

カウンター8席だけの小さなお店。東京産の素材にこだわった玄麺、安全性に力を入れた旬菜麺、3種のつけ汁で食べるつけ麺、東京しゃもを使った玄流白湯ラーメン、昔みそラーメンなどお肉入りラーメンもあります。
●ラーメン創房 一茎草(いっきょそう) 東京都荒川区東日暮里1−1−3 電話03−6303−3508 月曜休み

マカイバリ茶園の紅茶 その2

April 27, 2009

前回のつづき。マカイバリジャパンから、初摘み紅茶到着のお知らせがあり、さっそく注文しました。マカイバリ茶園で、今年の3月20日に摘まれた新しい茶葉です。

日本人は緑茶の新茶をことのほか愛します。香り、味ともにフレッシュなそれは春が巡ってきた喜びとともに「一年間無病息災で過ごせる」とも言われ、珍重されます。新茶は実際に、うまみ成分が多く、香りも抜群!
そんなお茶の楽しみを知っている日本人の指向を、マカイバリジャパンの石井さんが、茶園主のS.K.バナジー(通称ラジャ)さんに伝えているので、日本人が好むお茶本来の香りを生かした仕上がりになっているのです。
マカイバリの茶葉を使った商品は、他メーカーの輸入品もありますが、まるで味が異なります。同じ茶葉を使っても考え方の差、仕上げ方の違いでこうも変わるのかと驚いたことがあります。

新茶は袋を開けると、ファーストフラッシュのフレッシュ感一杯のさわやかな香り。「袋に鼻をつっこみたくなる!」と言った人がいましたが、まさにそんな感じ。冬の間に蓄えたエネルギーが新芽に集まっているのでしょう。茶葉は緑がかっています。

ルドルフ・シュタイナーが提唱したバイオダイナミック農法は化学肥料や農薬は不使用。月の満ち欠けや天体の動きを栽培に取り入れることで知られています。
「人間が月の満ち欠けに左右されるように、
植物も同様に影響を受けている。」
生きるものは皆な、おおいなるものに調和し、生きているということなのでしょうね。

●マカイバリジャパン
●http://www.yohkoyama.com/archives/69503

マカイバリ茶園の紅茶 その1

April 26, 2009

1日のスタートをきるのは、ここ数年来、決まった紅茶です。それはマカイバリジャパンのオーガニック紅茶で、目覚めた瞬間に飲みたくなる繊細できれいな味わいです。
紅茶が好きで、20ウン年前のブランド紅茶の時代には有名なブランド紅茶は一通り飲みました。Fで始まるフレーバーティー、Fで始まる緑色の缶。そしてMで始まる黒缶ブランド。
そして直輸入をしている新宿タカノ、藤沢にティールームがある有名な紅茶の先生の店。大阪のムジカ。名古屋のえいこく屋にも行きました。もっと勉強しようと紅茶専門店でアルバイトも体験。
15年くらい前、仙台にある「新茶の紅茶」を取材させてもらった時に気づかされました。あなたが飲んでる紅茶はいつの紅茶? どの茶園で育ったもの? 毎年どうして味が同じなの? インドやスリランカでとれたものがヨーロッパに行ってまた戻ってきて、灼熱の船内でどうなっているの? それにはいったいどんな加工が必要なの?
考えさせられました。
ストレートで飲むには耐えられないスモーク臭があったり、カビっぽかったり、ほこりっぽい印象があるのもそういうことだとわかったのです。
値段の価値ない高い紅茶をありがたがってバッカみたい!(一部、ちゃんとした紅茶はあると思いますが)
そして大事なことは「お茶は製品になるまで1回も洗わない」ということ。ワインのぶどうと一緒です。

自然食品店でときどきオーガニック紅茶を試すことがありますが、今、知っている中でNo.1は、マカイバリの紅茶なのです。透き通るような味で、体がリフレッシュされるような、ちょっとした不調ならリセットしてくれる感じがあるのです。
マカイバリには春、夏、秋、そして冬(!?)と季節の味があります。
それぞれの季節で最高級のシルバーティップスから、ビンテージ、クラシックと3種類のグレードに分かれたわかりやすい商品構成です。
季節により、葉の摘み方で紅茶の風味が変わる。
葉には旬があり、葉っぱの1枚1枚に味があることがわかったのです(つづく)

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