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« Previous Entries Next Entries »ムスムスで小諸フェア&はなゑちゃん
March 1, 2009新丸ビル7階のムスムスで2月24日から1週間『小諸の味』が開催。幻の!?白いもをひっさげて生産者の方々が来店。小諸の味を披露。
白いもは男爵系でもちもちした味。揚げて、蒸していただきました。
小諸の粘土質は白いも栽培に向いているそう。15年前にできた品種で、当時は表面が粗かったものの、今は肌すべすべになったのだとか。
大豆の産地ということで五目大豆、味噌がらめの大豆、キャベツの甘酢漬け。青大豆のひたし豆も登場。
丸の内ハウスマネージャーの玉田泉さんと、いつも元気な秋田県庁の加藤はなゑちゃん!「面白いっすな〜」今日も連発。もぉ、大好き!
小諸のお酒各種。マンズワインの白はすっきり辛口で料理にあうタイプ。
ムスムス佐藤社長を囲んで一緒に撮影。「楽しいっすな〜」はなゑちゃんといると、皆なが秋田弁うつっちゃう(笑)
玉田さんに預かってもらっていた秘密の乾物。保管ありがとう!
花豆のおこわ。 料理担当のおかあさんたちです。
小諸産の菜の花油を使ったきのこの天ぷら。ナッツのフレーバーがあり、甘い風味。くせがなく使いやすそうです。
ナタネ油は市場に出回っているほとんどの商品はカナダ産の遺伝子組換えのナタネ。この小諸のナタネ油は、エルシン酸(心臓障害を起こすと言われる)を含まない「キザキノナタネ」という東北農試(現東北農業センター)が開発、育成した品種。小諸市御牧原畑作振興組合が栽培しています。搾油にはベンジン系の薬を使わず、昔ながらの圧搾法でビタミンEも豊富。1リットル1100円。●問い合わせ先 小諸大橋直売センター 電話0267−25−6441(午前中のみ) 花の時季は「菜の花祭」もあるそうです。
トーストしたパンに菜種油をつけていただくの図。右はアシェット婦人画報社の野々山さん。蒸した白いもでも試してみました。甘い風味がいけます!
キッチンでは料理長と小諸のおかあさんたちが奮闘中!
初めていただきました小諸名物「お煮かけうどん」。小諸ではうどんはこうやって食べるのが定番とか。具をあらかじめしっかり味つけておき、ゆでたうどんにかけてからめて食べるという。
(左)ムスムスの洋食担当さん、洋食って感じ(笑)!
(中)赤石貴子さん、蕎麦打ち3段、日本酒大好き。性格抜群。字もきれい。独身!よろしくです(赤石さん、しっかり宣伝した!)
(右)佐藤社長すっかりはなゑちゃんをお気に入り。えっ、一緒につれて歩きたい?! わかります〜。その気持ち(笑)
翌日、はなゑちゃんから届いたメール「長野の小諸のとうちゃん、かあちゃんよかったっすな〜。シンプルに食材の旨さを楽しむ料理で、白いもの存在も知ることができて面白かったです。このような会で、いろんな人と出会い、楽しみ、そして次につなげられるように、また面白いことを考える面白循環がいいでっすな〜。また、やるっすべ〜」
また、やるっすべ〜!
はなゑちゃんのはじけてる写真を特別公開。
辛いことがあったらこの写真を見るっすべ〜。
「のむっすべ〜!」
はなゑちゃんの肩書きは技師。農家をまわり農業指導をしています。農に明るく頼もしい賢き女性で、やまよが疑問に思っていることを丁寧に教えてくれます。上のはじける写真の前も、米のカドミウム防止対策についてお聞きしていたのです。
●以下、やまよの個人的なメモ。
田んぼの水管理について。カドミウムは土壌中に空気がたくさん存在すると(酸化的)稲に吸収されやすくなります。出穂期をはさんで、前20日、後ろ20日の計40日間、水田に水深5cm〜10cmの水をはります。こうすることで、カドミウムが還元状態になって、土から離れない状態になります。稲が土から栄養を吸うときに、カドミウムは吸えない状態を作ることになります。この40日間は、稲が実に栄養分を貯める重要な時期となるので、カドミニウムを吸わせないような環境を作ることが重要となります。秋田県ではこのような防止技術が生まれ、そして実行されています。*他対策も細かくあり(略)
●農薬について話しあった時のはなゑちゃん語録。
「どこに幸せを感じ、どこまで欲望を追求するのか、くらしの満足度をどこに求めるのか、心の持ち方が生産現場をも走らせているのではないかなと感じます。
ひと昔前、戦前戦後直後までは、お金もありませんでしたから、手に入る肥やしなどは家畜糞尿、人糞尿など自家生産できる資源と人力、動物力でした。
それが大量の生産と、いつでもどこでも手に入れやすいということに対する時間的なプレッシャー、それに応えられるようにと機械技術革新、資材革新、生産者の初期投資、維持費増・・・積み重なっています。
そして今、なんだかかんだか目まぐるしくおこる「食」問題。
人は、どこにいくのでしょうか〜。“本当の”ってホントはなんなのでしょうか〜。っと時々、自問自答してみたりです」
↑ そういえば、なんでこれは標準語だったのか。
はなゑちゃんは日本の宝。
また、のむっすべ〜!
PLAIN PEOPLE オープニングパーティ
February 21, 2009勇人くんのママ、ジャンさんがデザインするファッションブランドPLAIN PEOPLEが20日にオープン。オープニングパーティの料理をガイアが担当。PLAIN PEOPLEでは、服飾の他、マカイバリ紅茶、よっちゃんなんばんまであるというビックリの品揃え。
着心地の良さそうな自由でおしゃれな服がいっぱい!
ジャンさん、そしてお姉さまの高山泰子さん、稲垣知子さん、勇人くん、やまよ。
勇人くんは相模原に畑を借り、野菜を栽培する農大生。畑でお世話になっている「風の畑」の安田弥生さんによる自家製甘酒のおふるまいがありました。無農薬米、七分搗きのお米です。
桜の花の塩漬けも弥生さんお手製。桜は八重。香りが塩にいっぱい閉じ込められていました。
(右)安田弥生さんです。桜の塩漬けを入れると麹の甘さがぐっと引き締まります。甘酒の自然な甘さに桜がふんわり香って春らしさ満点のウエルカムドリンク! 感激のおいしさでした。
さて、多彩な勇人くん
ワイヤのアート、メッシュの立体アートも製作。
このカエルとってもいい!うちの白い壁に飾りたい〜。作ってほしい勇人くん。バッグのイラストも勇人くんです。
そしてガイアのお料理をご紹介。下北沢のスタッフ、ミホちゃん、やっさん、清水さんも楽しそうに動いてました。
佐藤画伯率いる太ももの会のお米を使った玄米ごはんおむすび。
蒸し野菜各種に、「よっちゃんなんばん春味」を塗った天然酵母パン。
(左)蕪を蒸したもの。(右)豆腐クリーム、プレーンと抹茶味。
「初めて食べたわ〜っ」と楽しそうな声があちこちから聞こえてきました。
里芋の蒸したもの。法蓮草の海苔巻き。ガイアらしい!
青山のファッションショップのオープニングパーティで、大地の素材そのままの料理が選ばれる。喜ばれる。お肉はナシ!
時代を感じます!!
三年番茶が当たり前のようにあるパーティはそうそうありません。
いいなあと思ったお皿代わりの竹の皮。
よっちゃんなんばんを作る高橋夫妻も宮城県から参加!
飲み物はマヴィのワインに伊勢の白酒も。高橋さん評判良かったです!(お酒の説明も高橋さんになり代わってしときました。笑)
マヴィのワイン+伊勢の白酒、竹鶴は浅草のニシザワで購入できます。
一日のスタートは必ずマカイバリ!のやまよ。お世話になっているマカイバリジャパンの石井道子さんと妹の博子さんのマカイバリシスターズ。
マカイバリの紅茶は春、夏、秋の3シーズン+αありますが、シーズンごとに味が違います。今年の秋紅茶は風味が抜群!
紅茶もワインも原料を一度も洗わないからぜったいオーガニック!(技術力が高く、おいしいもの)を選んでいます。
飲むバラ!water。PLAIN PEOPLEで販売しています。
小料理屋の女将風な知子さん。大島紬決まってました。小笹屋 竹鶴(生もと純米吟醸原酒 無濾過 山田錦100% 精米歩合50% 酵母無添加 アルコール分19~20度 18BY)のお燗番ありがとう!
●PLAIN PEOPLE東京都港区南青山5-3-5 (ヨックモックの隣)TEL 03-6419-0978 11:00〜20:00
バレンタインは蟹でワイン
February 17, 2009
2月14日のバレンタインは蟹+ワイン。
事の発端は、順子さんから「境港で焼き蟹を食べたとき、マヴィのアルザスのピノやロゼとあうのを発見したの!」と聞いたことにあり。
焼き蟹とピノ? ロゼ! 香ばしく甘い風味があうのかも。蟹というと飲んでる場合じゃない(笑)ことのほうが多いので試した事ありません。いつか試したいとずっと思っていたのです。
「順子さんが感動した相性を試したい!」と口に出すと、蟹好きが世の中にいかに多いことか。瞬時にメンバー10人決まってしまいました。
365日蟹でもいいという伊藤宏子さんがタクシーで到着。なぜなら七輪と炭持参。蟹を焼くために四角い七輪を買ったという蟹専門七輪です。川口商店から届いた発泡スチロール箱は2個。ワインセラーに保管。紅も松葉もモサ海老もハタハタもぎっしり!
撮影する野々山さん。野々山さんはブログでアップすると前もって宣言あり「今日は撮影に専念します!」
真っ赤な紅ずわい。正面から見ると鼻がぶたさんみたいです。
まずは茹で紅ずわい。並んだ並んだ、ひとり一杯。
蟹とシャンパングラスだけという、怪しいテーブル。
紅で落ち着いたら、いよいよ生の松葉蟹へgo!
今回、川口商店さんから送ってもらった資料にあった「しゃぶしゃぶ蟹」の作り方を試す。博樹さんが習得し、皆にその方法を伝授。すると、超簡単にするっと身がとれるじゃありませんか!
これには感動。わーいわーいの皆なの笑顔。生の蟹の身がするっととれることが、こんなに楽しいとは知りませんでした。
宏子さん、しょうこさん、美香さんが次々に試す。
抜けるところが快感!(左)順子さん、透明感ある松葉の足 (右)超蟹好きというマダム野々山もhappy Face
そして幕間に甲羅酒。これにはやっぱり日本酒。竹林登場!
撮ってる、撮ってる。蟹の形が変わるたび撮影する野々山さんです。
ファイヤーの薪状態に置かれた足。この並べ方は斬新かも。
外で七輪焼きが始まりました。ふーふー吹いてる宏子さん。野々山さん店の備品であおぐのはやめてくださいっ(笑)
六本木から赤坂へ抜ける一方通行の道。タクシーがみな、徐行運転して見ていく。歩く人はうらやましそうに見ている。そりゃそうでしょう。
焼きたては最高! 川口さん、このように楽しみましたがお正月の川口さんの切り方とはちょっと遠かったです。 今度、蟹と一緒にきてほしい!
そして試しました! 松葉の焼き蟹とロゼ。やわらかな甘み同士引き立て合って確かにピッタリ。ピノノワールもよかったですが、おいしいピノの味におされちゃうかな〜っという印象です(なんでもピノ味になっちゃう)。焼き蟹にはロゼがおすすめ!
蟹しゃぶむき名人の称号をあげたい!博樹さんと順子さん。理系な二人は双子座のB型。
今宵のワインです。いろいろ試しました! さまざまな発見あり。
佐藤画伯の新作inGAIA
February 16, 2009粘り腰50歳の佐藤画伯。米や餅をガイアに届けるときは必ず絵が一緒とか。今回は「寒」がテーマで強烈なおなごみキャラが描かれていました。
この日のお料理
写真はいまいちですが絶品蕎麦サラダ。蕎麦は津南町産。もちろんガイアで打ち立て。
ミホちゃん↑料理上手!しみじみおいしい味つけです。料理は人柄が反映されますね。
牛蒡と牡蠣の炊き込みごはん。葱一杯のあさり汁。
今宵もいつもの家族(笑)と平和なごはんをいただきました。自然な食を愛する人と農業やお酒の話をしながら食べるのはホントに楽しい!
家族といえば午前中に珍しく兄から電話があり「今日は何しているの?」と普段ありえない質問が。なんでも東京で会議があり午前中の飛行機でやってきたという。3時間ほどあるからお昼でもという。最近の素行調査に現れたのかと一瞬ビックリしました〜。
公開、博敏さん。境港で税理士しています。5つ違いです。似てるとよく言われます。お互い否定しています。
きれいのたねオープニングパーティ*純米酒編
February 13, 2009↑こちらがワインのお料理でした。
15時からはガラリと変わって純米酒タイム
テーマはオーガニックなので、自然な栽培方法で育てられた酒米の純米酒2種類を用意。味の方向が両極端のお酒を選びました。埼玉県・神亀酒造の小鳥のさえずり、静岡県・青島酒造の喜久醉(きくよい) 松下米 純米吟醸です。
お料理もフルチェンジ!
柚子胡椒をきかせた若布と葱の蕎麦サラダ、ひたし豆をドン!
ひたし豆は某居酒屋さんの定番。その店は始めの一皿が夏は枝豆、それ以外の季節はこのひたし豆になるのです。爽やかで豆の甘みも味わえて最初に飲むお酒にはぴったり! 硬めに茹でてから塩+醤油の淡い塩分のつけ汁に一晩浸けました。
醤油、ごま油、塩、酢のたれに柚子胡椒を入れてからめた「若布と葱の蕎麦サラダ」。穀物+海藻はおつまみに最高です。
(左)奮闘するかおりさんとよしえさん。生姜と葱と若布を山のように切ってくれました。感謝!
(右)余裕のやまよ。朝から立ち通しですが、まったく疲れ知らず。ここのフローリングは飫肥杉で、自然なオイル仕上げ。足の当たりが柔らかでなんともやさしい。飫肥杉の箸箱は宮崎県北郷町からプレゼントされて持っていますが、踏むのは初めて!(笑) しかも床暖房なので足もとからぬくぬく。壁は珪藻土です。早稲田ハウスさんはアトピーのお客様に出会ったことがきっかけで有害なケミカル系素材を使わない「帰りたくなる」家を提案しています。
ハムかサーモンに見えるピンク色は、近藤けいこさんちの切り干し大根です。アッキーの誕生日でレイコさんが作っていたのがあまりにもおいしくてマネしてみました〜。
ワインの時はお皿に盛り合わせてサービスしましたが、純米酒の時はセルフサービス。お好きなだけどうぞ!
神亀酒造の「小鳥のさえずり」はお燗がおいしいお酒です。宴たけなわのお燗酒に合わせてお出ししたのは!
やまよイチオシ! 長栄丸さんの朝どれサンマの丸干しです。まるで生きてるみたいに美しいですが、干物です。一回も包丁を入れていません。手でさわってもべたつき一切なし。くどさと無縁。きれいな味の奇跡の丸干し! 濱中さんから直送してもらいました。
フル回転で焼き焼き。ひとり1本ずつ召し上がっていただきました。濱中さん、好評でしたよ〜!
ちゃくちゃくとなくなっていく2種類。皆な幸せそう!
柿太水産さんのおちょぼいかの丸干しも出しましたが写真撮り忘れ。スミそのまま入った一物全体珍味です。
早稲田ハウスさんが酵素玄米を炊いてくださるというので、漬物を2種用意。(左)切り干し大根のハリハリ漬け。柑橘の汁、生姜を使って爽やかに。(右)熊本県郷土食の寒漬大根(マクロビオティックでは定番中の定番!)乾物の柚子スライスと一緒に割り醤油+柑橘汁+酢でつけました。
ありがとうございました〜。
会も無事終了!
洗いものから取り分けまで担当してくださった早稲田ハウスの女性スタッフの皆さんに心から感謝です。
・・・・お客さまが帰られたあと、大テーブルを製作した彫刻家の三宅之功さんから苦労話を聞く。「土居さんからの依頼は無垢の木を使って、モダンで、女性的で!?、角は丸く安全で、予算はあまりなくて(笑)という無理難題でした」詳しくはコチラ
素敵な古材との出会い、今まで重ねてきた木の歴史をどう魅力的に生かすかなど、三宅さんからじ〜んとくるいい話をたくさん聞きました。「彫刻家なのでエッジが美しいデザインが好きでしたが、子供がテーブルのカドであごを傷つけた時に、デザインに対する意識が変わりました」
「鉄を使う彫刻が本業なので、テーブルの脚は鉄を提案したのですが、土居さんがどうしても”木”にこだわりたいと。最も考え悩んだのは脚です」
デザイン+強度+椅子が入ることを考慮した脚部分。迫力です。
最後に三宅さん、サインを掘って兵庫へ帰られました。
なるほど。そう掘るのか…と一同感心。彫刻刀、久しぶりに見ました。
金光社長とカフェテーブルのベンチに腰掛けておしゃべり。ベンチも三宅さんの作。座り心地抜群です。普通、この手の木のベンチはお尻と膝裏が疲れるものですが
どこを触ってもやわらか! ゆるくまるいカーブがついていたのです。特にカドはゆるやかな傾斜が。座り心地も触り心地も満点で温かい。冷えない木のベンチ。
ここで、社長に聞きたかった質問
「どうして”ありがとう早稲田ビル”なんですか?」
金光社長「宗教がかっているようで、看板やさんからもヤメた方がいいと言われました(笑)。子供からおじいちゃんまで誰もがわかるビルにしたかったんです。小さなお子さんがあそこ行きたい〜と言ってくれような建物になりたいと。実際、お子さんいらっしゃると、親御さんが帰るよーっと言っても、やだー、帰りたくないと言ってくれます(笑) 嬉しいですね!」
血だらけの23歳のアトピー女性がたずねてきたことがきっかけで、自然素材の住宅に取り組むようになった金光社長。「どんな幸せな家族でも、家族のひとりが病気になると不幸になります。 絶対条件は健康です。心と身体どちらも健康であること。帰りたくなる家というコピーはここから生まれました」
アトピーの他、偏頭痛が治った、犬の病気まで治ったという事例も。施工主さんからの「ありがとう!」に感無量という金光社長。「喜ばれる存在になりたい!」と熱い想いでいっぱいです。
ありがとうはいい言葉ですが「ありがとう早稲田ビル」と名付けてしまうのはなんとベタな〜っと思っていましたが、やっぱりいい言葉です。一発で覚えましたから(笑)
田中さんと土居さんと金光社長の出会いで生まれた「きれいのたね」。いろいろな教室を企画中です。
その田中さん(右)と土居さん(左)とやまよ。もとはジーコンシャスのみゆきさんからのご縁です。二人が神田で開催された北川さんの牡蠣の会まで会いにきてくれて、その後、田中さんが獺祭の会にきてくれて…。その二人が金光社長に出会って…と、いいご縁が続いています。
「ありがとう早稲田ビル」近くに行ったら飫肥杉のフローリングを踏んで、テーブルに触ってみてくださいね。そして社長がいたらつかまえて話を聞いてみてください「健康住宅に関することならどこにも負けません!」だそうです。
ありがとう! 早稲田ビル。言うだけで楽しいから。
富山の海幸で一杯「大衆割烹 あら川」
February 7, 2009富山県日記つづき。2日目の宿泊はANAクラウンプラザホテル富山。アクセス最高。ロケーションも抜群!お城の真ん前です。(こちらのホテル、富山県民プランがユニーク)
濃いワイン色!がアクセントカラー。
引き出しをあけるとランケーブルが。ネット環境もスムーズ。ツインルームをシングルユースで、のんびりゆったり快適な室内。前日の宿も楽しかったですが、180度違う展開もまた素敵!
朝ご飯をちょこっとご紹介。
お米も豆腐も富山産!
シリアルに全粒粉のパン、ライ麦粉のパン。富山産の牛乳に、豆乳!富山の食にヘルシーアイテムもしっかり。
ホテルから夕食のお店まで歩いて向かいました。通りにはアートが飾られ、楽しくきれいな街並みです。
櫻井課長のイチオシ!大衆割烹 あら川。
のれんをくぐると
「いらっしゃいませ〜!」いい感じの熱気がムンムン
メニューには地元素材のオンパレード! どれもこれもおいしそう!
富山湾でとれたキトキトの魚がいっぱい! 回転寿司もすごかったですが、こちらも負けてはいません。
じゃんっ! まずはお刺身。いろいろな種類が少しずつ楽しめるよう、少量多品種盛りがあら川さんの特徴。1回でいろいろ食べたい旅人や出張族に好評なのだとか。確かにバラエティ豊か。この時季しか食べられないおすすめの魚介がずらり。
白海老がいかにも富山。タコの吸盤が〜。
そしてメニューの「焼物」欄には、これまたそそられる文字が
「カキ昆布焼き!」口を揃えて皆ながリクエスト。カキは富山産ではありませんが、昆布焼きでの展開はどうなっているのかみたいです。
きました、きましたアツアツが。昆布の敷き布団にのったカキが。
富山といったらなんでも昆布でしめるのが有名ですが、使ったあとの昆布がもったいないなあ〜っと思ってました(ケチ)。すると、この店では食べたあと揚げてくれるという。最後まで無駄にしないんですね。揚げてもらったのがコチラ↓
カキの風味がするパリンとおいしい昆布揚げでした。
さて、酢の物に欄にある「まんじゅ蟹」というのはずわい蟹のメスで通称「親蟹」。鳥取では「セイコ蟹」といいます。地方名いろいろです。そういうのを知るのが旅の面白さ。
名物の白海老は、揚げるとさぞおいしいでしょう! モチロン注文。
表面さっくり、白海老の甘い風味が口中いっぱいに広がります。
まんじゅ蟹のゆでたもの。味が濃い!
そしてこのお店の名物は珍味なんだとか
は〜っ。どれもこれも珍しい〜!というわけで盛り合わせをいただきました。
ドライもの、ウエットもの。見ただけではわからない。ねー、ふー、ほーの盛り合わせ。店のオリジナル品だとか。
「スズキの卵の干したものこのわたあえ、ホタルイカ本体の干物と内臓の醤油漬け、ブリの内臓(胃or腸)の酢味噌あえと鮎ウルカだと思います」櫻井課長談
これにはお燗!でしょう。
ここで、仕事していた櫻井課長が遅れて参加。座らずサービスに徹しています。働きもんです。富山県の前はハーバードにいたという。
玉沖仁美さんにサービング中。
櫻井課長とあら川代表の荒川数夫さんです。
荒川さんの趣味が高じた品があちこちに。この絵、そしてギター。
料理人さんの頭の上には珍味がぶらぶら。
最後にいただいたたら汁です。温まりました〜。そして富山県観光・地域振興局 観光課 主任の杉田尚美さんです。大学出たてのお嬢さんかと思ったら、大きなお子さんがいらっしゃると聞いてビックリ。テキパキ&スムーズな進行、ありがとうございました!
●大衆割烹 あら川
富山市桜町二丁目2−22
電話076−441−9369
胡桃ペーストに干し柿のジャム
February 5, 2009アメリカで死者が出たというピーナッツバター。市販品はうかつに口にできない時代です。
そんな話題のピーナッツバターですが、カフェエイトにはピーナッツバターマシーンがあり、出来立てホヤホヤが食べられるとレイコさんに聞きました。マシーンにピーナッツをいれると辺り一面香ばしい匂いでいっぱいに。クリーミィ感もたまらないそうです。
そんなことを聞かされたとある週末の朝、どうしてもそれっぽいものが食べたくなり、冷蔵庫を見たら奥〜の方に山胡桃のペースト瓶を発見。
マクロビオティックではピーナッツペーストに味噌をブレンドしたりしますが、この日は甘いものと合わせたい、アメリカンな組み合わせの気分。冷凍庫に干し柿があったので煮てジャムにすることに。
すでに甘い干し柿なので甘味料はもちろん不要、しかも冷凍を解凍したら繊維が超柔らか。干しイチジクもあったので一緒に鍋に入れ、水分とシェリー酒少々加えて加熱したらあっと言う間にいい感じとなりました。
色が地味ーっですが、香ばしくってコッテリと非常にリッチなおいしさでとりあえず満足。山胡桃のすったものに干し柿はぴったり! 国産同士は相性も抜群。パンも国産小麦使用で日本素材の重ね合わせサンドくんとなりました。
でもカフェエイトの出来立て本物は食べてみなくちゃ。自転車で行ける季節になったらトライするつもり。
できたてピーナッツメニューはティータイム限定。定休日も要注意。あそこまで行ってお休みだと悲しいですよー。
柿太水産の氷見ぬかいわし[お取り寄せd(>_・ )]
February 3, 2009
dancyu plusで紹介した日本のアンチョビー!
前回の富山視察で、富山アンテナショップのゴッドマザー大谷洋子さん大推薦の柿太水産さんを訪問。
桶に眠る片口いわし。煎り糠の布団、乳酸菌につつまれ熟睡中。
この素晴らしい商品を企画したのは柿太水産6代目へなちょこ店長こと柿谷政希子さん。
伝統製法+いわしは片口、糠は煎る、そして白こうじを配合などなど、工夫満点! 海のチーズと異名をとるこの商品は「氷見ぬかいわし」!
お取り寄せしました〜。
焼いて酒の肴に。パスタ、ピザにも使えます。
政希子さんは、煮干しの復権「ボッシーニ」運動を展開しています。
氷見ぬかいわしを使っておもてなししてくれました。
真ん中の女性が↑大谷洋子さんです。カレーのプランも計画中とか。
煮干しを手にする富山県庁の櫻井課長。小泉武夫先生も柿太水産のファン!3回もいらしたそうです。
柿太パパ。セリに参加するときの帽子をかぶってもらいました。決まってます!
いかごろのちょっこり干 がストーブの上。ぬくぬくこんがり温め中。どうりで部屋中ぷ〜んといいにおい!
柿太パパに手渡されたアツアツのいかごろ。「これには酒だよね。飲む?」
朝いちでなければいただいたとこでしたー(笑)。机にさりげなく置かれていた盃はすべて古九谷。
いか干し作業中。いかがなんとも美しい!
お取り寄せしました。冷凍できて便利!
おすすめたくさん。酸化防止剤無添加の煮干し。きれいな味。
丸干しもビューティフル!
柿太ファミリーと記念撮影!
名残惜しい…。もっといたかった〜。もっとお話しをうかがいたかった。作業も手伝いたかった。パパと一緒に飲みたかった!? 魚はまだまだ、やること、やれることたくさんあり!を実感。
楽しくまじめに魚に取り組む柿太水産の柿谷ファミリー。魚の可能性、どんどん追求してください〜。
お取り寄せもできます。もちろん東京・有楽町のいきいき富山館でも購入できます! 富山館では大谷洋子さんにも会えますよ。大谷さんの商品にかける熱いトーク、ぜひ聞いてほしい!
ここだけ屋でジンジャーエールと喜久醉 松下米[お取り寄せd(>_・ )]
January 17, 2009漢方薬には生姜が欠かせないと聞きました。漢方薬全体の8割に生姜が入っているそう。それぐらい薬効があるということなのでしょう。やまよもこの寒い季節は特に生姜のお世話になります。皮ごとすりおろして梅醤番茶に入れたり、おひたしに入れたり、鍋に入れる事も。
英国ではクリスマスにジンジャークッキーやジンジャーブレッドを作りますね。
日本酒のお師匠さん、松崎晴雄先生が店長のここだけ屋さんで見つけたジンジャーエール。
ジンジャーエールといっても甘い炭酸飲料じゃなくて、ビール!なのです。 その昔の英国ではビールに生姜を入れたものとか!? 焦げ茶色した濃い系で、生姜がふわんと香ります。
お風呂に長く入るために飲み物を必ず持ち込みますが、最近は発泡水と、このリアルジンジャービールの2種が定番。
このビールは茨城県の木内酒造製。330mlで420円。ここだけ屋さんは送料が315円と安いのも嬉しい。
日本酒も扱っています。
水晶を思わせるがごとく透き通るような味わいの静岡県・青島酒造の喜久醉 松下米。「松下」とは農家さんの名字。農薬も化学肥料も一切使わず松下明弘さんが栽培しています。
有機JAS認定を取得した酒米使用のお酒の中で、品質は間違いなくトップクラス!
すーっと清らかな味わいは、「日本酒がだめなんです〜っ」と手も首も左右に激しく振っていた人がするする飲んでしまうほど。ワイングラスに注ぎ丁寧に飲んでほしいお酒です。
このお酒を飲んだ後「これって日本酒なんですか?」という人もいました。日本酒の枠を超えた上品で繊細な味わいなのです。
お米の力と醸造家の技術力が合わさるとすごいお酒ができると感じます。素材だけよくてもだめだし、技術だけよくても勿体ない。両方が優れていると感動的な味が生まれる好例のお酒です。
コンラッドで冬至会食
December 25, 2008冬至の夜、コンラッド 風花へ。冬至は一年で最も昼の時間が短かく、夜が長い日。冬至を境に太陽の力が甦るとあって、太陰太陽暦では重要な一日。
今宵はマクロビオティックコースではなく
スタンダードメニュー。ですが「アレルギーなどで、食べられない素材があればおっしゃってください」と言われます。一般メニューでも心くばりあり。
今宵は清水愼一さんと、玉ちゃんです。清水さんは、お肉はほとんど摂らず、お魚もなくてよいくらいの野菜好きになったとか(メタボ対策!?)
ふたりは内閣官房「地方の元気再生事業」の委員をしています。打ち合わせの日程を手帳に書き込むふたりの図。
1杯目はスパークリングの純米酒。茨城の月の井酒造店さんの「淡薫泡」(と書いてアクアと読む)。
唐墨と慈姑のサンド。
摺り流しの素材は「百合根」。こっくりとした豊かな味わい。そして香り爽やかな柚べしの飯蒸し。季節を大事にする齋藤料理長ならではの組み合わせ。和食は滋味なる味わい多し。柚子は「融通」に通じることから冬至の素材に選ばれたという説も。
お椀は蚫と雲丹の葛叩き。一番下に大根が隠れてましたがなんと星形。
お酒は静岡の「開運」。「来年、ますます運が開きますように!」そんな想いを込めてか、年末年始は特に良く出るそうです。お酒の命名は重要です、蔵元の皆さん。
寿司飯に甘みをつけないのが風花流。福光屋の赤酢と海の精の塩のみと潔い。その方が寿司には合うと思いますが、普段、甘〜い寿司飯に慣れている人には物足りないと思われることもあるそうで。慣れってコワい。
松葉蟹の釜ゆで かに酢添え。
(右)伊勢海老の西京煮。青みは壬生菜。
冬至ということで南京と小豆入り! 南京のエッジがシャープ、小豆の腹割れもなし。ふっくらな見事な釜炊きご飯。
香ばしいごま塩はご飯のベストパートナー。お漬物も絵になります。
ごちそうさまの記念写真。
テーブル、ロビーも赤と緑がきいてました。
●コンラッド 風花
マクロビオティック懐石はこちら