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« Previous Entries Next Entries »ねばりごし50才!山形の佐藤さん
July 21, 2008今、一番おいしいと思っている納豆がゆきちゃん納豆。『おらが畑で栽培しった時農薬使わねで育てた大豆です』というメッセージつきの大粒納豆。
包装が感じ良いのです。紙パッケージの中は経木。これで爽やかに納豆が包まれています。納豆の風味も良く、燃やせるゴミというのも丸。たれがついてないのも二重丸!
ねばりごし48才!
その佐藤さんに会いました! ガイアのイベントで上京中!
太ももの会を主宰する佐藤さん。今は「ねばりこし50才」。パッケージの絵も文字もご自身で。「もも」の由来はミュハエルエンデから、とか。
山形は酒田で農業してます。おぉ、ルビが酒田弁。
ガイア本日のお料理。夏野菜いっぱい!
小泉さんが運んでくれたお皿は、オルチョサンニータのオリーブオイルでマリネした夏野菜のグリル。白ワインにあうあう。手前の茗荷は海の精の梅酢漬け。これもさっぱりキリリで美味! 日本酒にあうあう。オイルも梅酢もガイアで売ってます。
野菜のグリル登場で大撮影大会。リコーのGX2台対GR1台。今宵の純米酒ラインナップ。
太ももの会・佐藤さん再び登場! 「アセアセ狸」の絵を持って。なになに? 罠をかけたらコダヌキが3匹つかまった。で、たぬき汁にした? えっ、違う違う?! 楽しいなあ、佐藤さん。
清水やっさんが揚げたてのイカフライを持って現れました。今宵はガイア主催の「旬のイカを食べる会」なのです。
佐藤さん「最上川ブルース」を歌い始めました〜。
また、佐藤さんが始まっちゃったよ〜…と、遠まきに見るガイアのスタッフ。〆は佐藤さんの太もも米ごはんとたっぷりのぬか漬け。
ごちそうさまでした!
もちろん!「ゆきちゃん納豆」を買って帰りました。
ねばりごしの納豆に「よっちゃんなんばん」を入れて、マゼマゼしていただきました。大豆の味がしっかりわかる味。最上川ブルースがリフレイン!
三重県・畔蛸の漁師祭!
July 17, 2008畔蛸と書いて「あだこ」と読みます。三重県・畔蛸の漁師、北川聡さん率いるアダコ軍団が新丸ビルのMUSMUSをジャック!というので沖縄から丸の内へ直行しました。
たこ飯、うに飯、猪……飯。
北川さんは漁師であり猟師でもあります。岩牡蠣の養殖を手がけ、田んぼで米を、畑で野菜を育て、鰹や鯖の丸ごと塩辛などの保存食を作り、そしてなにより民宿北川の料理長!という働き者。
ノロウイルスの影響は岩牡蠣にも及び、深刻な状況が続いているそうです。なんにつけてもパッとしない魚業界。ここは一発ドカンとおいしく味わってもらいましょう!とムスムスの佐藤社長の発案でこの会が催されました。
ドカン!かるく蒸したアダコの岩牡蠣はなんとも立派! ききチョコが小〜さく見えます。そして牡蠣と言ったら日本酒でしょう!
三重県知事の野呂昭彦さんです。まずは「伊勢の白酒」でいっぱい!
はい、おさらいです。三重県は名古屋のお隣り。県庁所在地は「津」です。
ムラサキイガイの佃煮には「るみこの酒」もよくあいます。野呂知事、もう一杯いかがでしょう。
「三重県にはおいしいお酒がたくさんあります」と知事も太鼓判!
野呂知事の不満をちょっぴりうかがいました。
「ノロウイルスはアメリカ・オハイオ州にあるノーウォークで発生したことがその名の由来。ノロとはそれらの頭文字を略した名称で”ノロ”自体に何も意味はないのです (TへT)」
名字とたまたま同じとなって、とても残念そうでした。
2ショット! 三重県から朝、車でやってきた北川さんです。会が終わるとトンボ帰り「朝の海が待っている」
畔蛸の漁師祭は昼・夜と2回、会がありましたが、夜は野呂知事が飛び入り参加で、後半に県の特産品プレゼントもあり、皆な大喜び!
あ、北川さんの奥さん、厨房に入ってます! ムスムスのスタッフは、黄色いアダコ岩牡蠣の法被着用。
料理を披露。 ムラサキイガイの佃煮、あらめの酢の物。
わかめの茎の佃煮。焼き岩牡蠣。畔蛸のおふくろの味いろいろ。
伊賀上野から黒松翁の森本さん。手にしているのは玄米を使った「玄米酒 『玄』ライスワイン」。リンゴ酸が出る酵母を使い、シェリーのような酸味がある爽やかフルーティ味。
伊勢ひじきの老舗、北村物産の北村裕司さん。ひじきの品質は見た目ではよくわかりません。もどした時に真価を発揮。その実演です。歯ごたえ、うま味とも抜群においしい伊勢ひじき。その伊勢の中でも浜と採取時期にとことんこだわっているのが北村さんです。
三重県の海を満喫した夜でした! ●民宿 北川
●畔蛸の岩牡蠣(的矢湾あだこ岩がき協同組合)
●黒松翁 森本仙右衛門商店
●北村物産
●ムスムス
三重 にしむらで安田さんと天遊琳
July 8, 2008なぜか三重県さんとご縁があります。その三重県で「おいしいもの食べたい!」ときには鈴鹿の酒販店、安田さんに聞くに限ります。ここ「割烹 にしむら」も安田さん推薦の店。安田さんのキャッチフレーズ通り「いい酒しかありません」。さてそのにしむらに、タカハシ酒造の高橋さんと安田さんとうかがうことになりました。
「吹き出し注意!」プー ε=(>ε<)笑っちゃいかんみたいですね。
タカハシ酒造を代表する「伊勢の白酒」。これは由緒正しきお酒なのです。というのも新嘗祭用に醸すお酒と同じつくりなのです。もちろん神社に納めるお酒は非売品。これは「ぜひとも飲みたい。飲ませろー」という声に答え、市販用につくられたもの。以下、高橋さんのコメント
「伊勢神宮をはじめ、三重県下800余の神社で行われる「新嘗祭(にいなめさい)」に奉納される「どぶろく」の「おみき」。昭和8年から、70年以上もの間、この御神酒を昔ながらの「木桶仕込み」でこれまで毎年一年も欠かすことなく、造りつづけてきました。その伝統的な「おみき」造りの技を活かしてできあがったお酒ということで、「しろき」という名前にさせていただいています。御神酒造りをベースにした発泡にごり酒は、日本広しといってもほとんど例がありません。しかも、従来の日本酒にない、柑橘系の香りもよく、高級シャンパンのように乾杯のお酒として、食前酒として楽しめます」
さて、その出来上がったお酒を渡す儀式「醸終祭(じょうしゅうさい)」。蔵でおごそかに行われます。昨年の模様↓11月8日。
蔵内で行われます。黒のコオロギ服が高橋さん。社長であり、杜氏であります。
冷蔵設備のないこの蔵で、温暖化の進む暑い秋に仕込むのは並大抵ではないはず。どんなテクニックをつかったのか、高橋さんに「よく出来ましたね!」と言ったら
「奇跡です!」と笑ってました。このお酒を飲むには三重県で神主さんになること。間違いなく毎年飲めます。
さて、この「白酒(しろき)」、SMAP×SMAPで紹介されてから注文が殺到。高橋さんあわててHPをつくったそうです。でもまだ白酒だけ。他のお酒も紹介してくださいね!
割烹にしむら。まず一品目。つづいて熱いお汁。
生き返ります。
さあて、今宵のラインナップ! 右から=伊勢錦を100%使用のフレッシュな青年状態の天遊琳。真ん中は酸度2.5のシャブリに負けない「牡蠣限定」。左はスタンダードの特別純米酒。
三重のイケメン!? 安田酒店の安田武史さんとタカハシ酒造六代目蔵元 高橋伸幸さん。なんか雰囲気似てます。お互い否定してましたが(笑)
贅沢なお料理が続々。お酒の肴ばっかり?!
ひととおりコースが終了。あとは豆ごはんとお味噌汁。これで5000円ちょっとなので良心的です。さて、もうちょっと飲みたい人用に一品メニューも用意されています。このあたりがよござんすね。
おや、にしむらさん、パンを出し始めました。なんでも三重県で一番おいしいパンやのパンとか。
コースも終わり、ちょっと顔も余裕です。パンは網で焼き、あわびのスライスをON。薄い白いヒラヒラは松茸。きゃー、バチあたり。
でも、庶民派やまよは一品メニューになぜかあった「イカのげそ揚げ」を注文。白く美しいイカを衣さっくりで香ばしく揚げてくれました。レモンをじゅ〜とかけて、これには「伊勢錦」でさっぱり、いや、冷やした「牡蠣限定」でも良さそう。ええぃ、両方だ!
割烹にしむらは、お料理がおいしいだけではありません。なんといってもご夫妻の温かいサービスが心地いいのです。奥様は小豆島からはるばる三重県へお嫁に。お世話になりました! また三重に行ったらお邪魔させてくださいね!
●割烹 にしむら三重県四日市市鵜の森2丁目11-3電話 059-355-2460 ●「天遊琳」「伊勢の白酒(しろき)」醸造元 タカハシ酒造 三重県四日市市松寺2-15-7電話 059-365-0205
●うまい酒しかありません 安田屋三重県鈴鹿市神戸6-2-26電話 059−382−0205
ガイアのおいしい野菜とるみこさんの純米酒を楽しむ会
July 3, 2008ガイアの清水さんと、とある晩「小泉さんや小川さんの野菜と純米酒を楽しめたらいいねえ」と盛り上がりました。野菜料理といってもチチチチ d(-_☆) 陰なサラダじゃありません。火と塩、時間を組み合わせた陽な料理のことです。
清水さんは日常の業務に加え、毎朝60食以上の弁当を作る料理人でもあります。もちろんマクロビオティックもとうの昔から熟知。お酒に合うガツン系!な野菜料理が得意。魚もさばけます。
そこで、ちょうど上京予定がある森喜るみこさんに声をかけたところ、心良い返事ありで開催が決定!名づけて「ガイアのおいしい野菜とるみこさんの純米酒を楽しむ会」
ガイアファン、るみこさんファンを集めて限定14名で始まり始まり。
今宵、用意したお酒は全6種類。一杯目のウエルカムドリンクは新聞紙にくるんでサービスをヽ(^。^)丿
「本日のお酒は6種類。これはそのうちの1つです。あとで当ててください〜」 お楽しみもなくっちゃね。
るみこさんのminiプロフィール=伊賀上野の小さな蔵の跡取り娘として生まれる。阪大薬学部卒業後、製薬会社に勤務。そして運命的に蔵をつぎ、夫の英樹さんとともに酒づくりに励む。が、順風満帆とはほど遠い日々が続く。赤ん坊を背負いながら自転車でビールの宅配をしたことも。現在、農薬を使わず酒米を栽培。純米酒のみを醸造中。3人の母。
なぜ、蔵をついだのか。どうして全量純米酒を目指したのか…を教えてもらいました。深い人生がたっぷりつまっていました。
そして、ウエルカムドリンクの味を覚えつつ、1本目いきます!
「英(はなぶさ)の純米吟醸 生原酒 19BY」
わ〜〜い! ついでついで〜!!
るみこさんの、ときに笑いあり、涙あり。波瀾万丈の酒づくりstoryに、一同、聞き惚れるの図。
2本目は「英(はなぶさ)の特別純米 速醸 火入れ 18BY」
「英」は、るみこさん自ら手がけた山田錦を使ったお酒にだけ、つけられる名前です。
今宵の料理番・清水さん。野菜生産者のこと、ガイアの考えを話してもらいました。夏野菜の揚げびたしが、梅干しを漬けるカメみたいな器でたっぷり登場! その後、野菜のグリルなど続々。
3本目は「英(はなぶさ)の特別純米 きもと 生原酒 19BY」きもとの味わいは独特。やわらかですーっと身体に入る味わいが。
キッチンを覗くと↑ひじきとコーンの餃子、製作真っ最中。楽しみ! そして、それぞれのお酒の温度を変えて楽しみました。ぐっとまろやかになり、甘みもひきだされます。若かったと思ったお酒がちょっぴり色っぽくなったり。
ジャジャジャジャーン! あつあつのひじき餃子。国産地粉を使った皮はパリリ。中身は磯の香りがしてなんとも香ばしい。しっかり酸のある純米酒にぴったりです。
4本目は「英(はなぶさ)の純米 山廃生原酒 19BY」
るみこさんの話も佳境に入ります。一同しっかり飲みつつ、真剣に聞き入ります。無農薬栽培の師匠が今年、亡くなられたというのです。残された者にできることとは、そして師匠の遺言とは。
るみこさんの言葉はどれも心にしみ入ります。みんな自然とメモとってます。
さあて、ここで鰯の梅干し煮が。清水さんの弟さんは元、魚の仲卸勤務で魚の目利き。こちらも朝、築地で仕入れてくれたそうです。料理したのはガイア食堂スタッフ・佐々木美保さん。中村成子先生のお弟子さんをつとめていました。いい塩梅もさることながら、料理がとってもきれいなんです。
美人の美保さん↑きんぴらも超絶品。興味ある人、ガイア食堂へお越しください。
5本目は「英(はなぶさ) きもと 特別純米 16BY」
ラストの6本目は「妙の華 無農薬美山錦 特別純米 原酒 11BY」
11BY !!
今年が平成20年だから、9年前のお酒です。蔵でぐぅぐぅ寝ていたお酒。
美保さんとるみこさん。〆には温かい鯵のつみれ入りにゅう麺が登場。塩気がきいた温かい汁は、飲んだあとに最高です。
それではクイズの答えを発表!
るみこさんから発表。するとなんと何と14人中、はずしたのが3名とすごい的中率。それを祝って清水さんから全員にオーガニックバナナのプレゼント! やった〜〜。
ばんざ〜〜い!!
それはもぅ、素晴らしく楽しい会でした。るみこさんの話とお酒が、じっくり味わえた充実の会。
お酒は単独ではない。おいしい料理とそれをわかちあう仲間があってこそ!
まともな米で酒づくりに励む蔵元。それに合う野菜、魚の料理。 ”すべてがつくり手の顔が見える純米酒の会” を定例にしたい! 今回の会に気を良くした清水さんとやまよは、次回の構想に夢膨らむのでありました。
●森喜酒造場
三重県伊賀上野市千歳41番地の2
TEL 0595-23-3040 FAX 0595-24-5735
ラッピングの芸術!新潟高田屋の笹だんご[お取り寄せd(>_・ )]
June 12, 2008新発田の高澤さんから旬のお便りが到着。笹だんごです。毎年、この時季になると季節を香りと味に詰めて贈ってくれるのです。箱を開けると、青くて爽やかな山笹の香りが辺り一面に。
高田屋さんの笹だんごは味もさることながら、ラッピングの技がお見事!芸術的です。なんとか覚えようと丁寧にはずしてみるものの再現不能。笹は村上の山の笹。だんごは羽二重粉、新粉をブレンドしているそう。
おだんごには香りだけでなく、笹の繊維柄がうつって、これまたBeautiful!
こちらがほどく前の状態。右が笹だんご。左が笹ちまきです。
では、ちまきさんにも脱いでもらいましょうヽ(^。^)丿
バターン。3点留めしてあるひもをくるりとはずし、外側の一枚目を伸ばしたところです。笹の葉は結構、長いですね。これで中身がはみださないようしっかり支えているのです。
いよいよ、中の笹をはずしますよ〜 ε=(>ε<)
もっち〜〜。もちもっち〜〜 〜(^Д^〜)
粘りゴシ充分!餅米が見えてきました。餅米は契約栽培してもらっているこがねもちを使用。高田屋さんのこだわりです。味はついていないのできな粉をふっていただきます。これまた煎った大豆の香ばしいかおりがよござんす。
餅米を玄米のままで作ってもおいしそう! また、鮮やかなyellowのモチ黍を入れるのもきれいでしょうね。
高田屋のご主人に伺った話です。新発田では笹だんごとちまきはもともと節句のお菓子。新発田の節句は6月の4〜5日で、4日は笹だんご、5日はちまきを食べるとか。なんと!2日にわたって2種類を食べるのが習わしだったそうです。
笹だんごはほぼ通年、ちまきは4月〜6月末までの限定販売。地方発送OK(送料別)です。ほかのお菓子作りで忙しい時は、笹だんごはお休みすることもあり。注文のさいはお電話で確認を。
笹だんご、笹ちまきとも、10個ひとしばりで1150円! 良心的価格です。
笹だんごには甘いあんこ入ってます。
ヽ(^。^)丿お取り寄せ情報
●高田屋
〒957-0058 新潟県新発田市西園町 1-1-5
tel 0254-22-3368 fax 0254-26-8824
*写真の団子は生の笹の葉を使用した特注品です。高田屋さんでは、一番いい時季に採取した山笹を乾燥させて使用。「冷凍品は使いません」とご主人。乾燥葉は自然乾燥でこれまた自信作。通常は自然乾燥の乾燥葉に包んだ団子が届きます。
伊藤 環さんの器
June 11, 2008 暑い日のお昼はお蕎麦でツルリくらいがいいですね。具の無いかけ蕎麦も好きですが、ちょっと違う歯ごたえも欲しい〜っ、そんな時は納豆に焼き海苔たっぷりなんてのがド簡単で好き。
そんなシンプル蕎麦の時は、器が磁器の白ではつまらないもの。よく登場するのが伊藤 環さんの器です。焼きしめの黒のように重たい色でも重くならず、軽やかに使えるのがいいところ。土の表情もあるので、素朴な料理も品よく見せてくれます。環さんの特徴は使い手のいい、おしゃれなフォルムにあります。ほどほどの薄手感もいいのです。
環さんは「かんさん」と呼んでじつは男性。福岡は葛の名産地・秋月のお生まれで、お父さんも陶芸家。今は鮪で有名な三崎に住んで作陶されています。いつも顔が笑ってて、やさしーい、人のいーいオーラが出ています。一緒にお話ししているとつられてこちらも自然に笑ってしまう…そんな素敵な雰囲気の持ち主 (*´ェ`*) もともとの知合いである奥さんも、ふんわかタイプ。二人、ぴったりなんです。
個展があるので新作をのぞきに出かけるつもりヽ(^。^)丿
伊藤 環 展 2008年6月13日(金)〜6月22日(日) KOHORO 作家在廊日は13(金)と14(土) ←やまよはその2日間、田植えなのです。残念。
お会いになるとふんわかなお人柄がすぐわかります。笑っちゃいますよ! ご興味ある人、環さんを見に行こう!(笑)
先ほどの黒の色違いの白。何入れても似合うのです。
余談。シャンツァイ(コリアンダー)は粗く刻んで密閉容器に入れ、胡麻油を回しかけておくと冷蔵庫で2〜3日風味よく持ちます。すぐ使えて納豆に、冷や奴に、鰹のタタキにと便利。
環コレクション。盃と豆皿です。
作品展でたっぷり見てくださいね。お店でも会えます。HPのイベント欄、そしてSHOP欄を参照。
秋田角館生まれのイタヤキツネ
June 6, 2008イタヤキツネくんたちです。手に入れたのは1996年。
この年に「日本を味わう新旅ガイド おいしい東北」という本を編集したのです。東北に日本の食の原点が残っている! と、作らせてもらった一冊です。その秋田県取材のおり、角館樺細工伝承館で見つけました。
俯瞰↑で見たところ。なんでも角館町の伝統的な民芸品で、イタヤカエデの木を割って、狐の形に削って姿を見立てたもの。元は玩具だったそうです。小さく作ったら首のくぼみが箸置きにちょうど良いと、人気ものに。
ぱたんと置くとこんな感じ。直径4〜5センチの枝を6つ割りにしてあります。
木の肌が美しいですね。まるで狐の背中のよう。 発想のかわいさに胸キュンです。
きゅっ〜!
そんなイタヤキツネくんたちに、16年ぶりに再会。昨日、秋田県主催の会「あきたび見本市」があり品川に出かけました。会終了後、県の新しい東京アンテナショップ「あきた美彩館」が駅前ビルのウイング高輪WESTに出来たというので立ち寄りました。
そこにイタヤキツネくんたちが棚に並んでいたのです。ひゃ〜。まだ、いたね。会いたかったよ! その昔は現地で600円くらいでしたが、品川価格!?、いえ16年後の価格、1050円でした。6組だからひとつ200円もしないからリーズナブルであります。写真は16年前に買った商品。まだまだきれい。長持ちです。「あきた美彩館」には工芸品の他、お酒、食品もいろいろ勢揃い。
こんなのも発見。納豆塩300円也。モロヘイヤ入りとか。
きれいな色の菜種油もありましたヽ(^。^)丿 700円。 がんばれ! 国産の油。
さて会の中身は「冬の秋田は魅力的」という発表会。秋田に行こうと計画中(べらぼう再び&天洋酒店in能代)なので、じっく拝聴。中でも「十和田・八幡平 黄金歴史街道コース」はイチオシの旅プランだとか。会場には黄金にちなんだ玉こんにゃく串や、黄金スイートが用意されていました。そして佃煮も
ふけのゆ温泉の女将、阿部恭子さん。 超元気です。オリジナルな↑山菜料理に自信あり!
黄金竹の子は芥子漬け。まぶしい黄色でした。「食べにきてくださいね!」
↓いぶりがっこにいぶり人参。最近は無着色が主流になりつつあって良かった。でもちょっと甘すぎるかなやまよには。「秀よし」はおだやかで美味な、いいお酒です。
↓ツヤピカな「鮭の薫製」いい具合に味がついてほどよく干されて、お酒がすすむ味。三枚卸しにしたものを調味し、冬季間の寒風で半干しにしたものを薫製したとか。由利本庄・象潟(ささかた)の特産。大正堂さんの製品です。
大きさは↓これくらいで1000円とか。秋田県由利地域振興局の岡部博喜さん。
秋田は一泊二日じゃおよそ無理だとわかりました。はい。
●秋田の観光情報はこちら
DevaDeva Cafe 吉祥寺
June 3, 2008今までまったくノーマークだったvegeカフェ DevaDeva Cafeを発見!
HPをのぞいたら
全粒粉ナチュラルピッツァ お豆とお野菜のカレー お豆腐のカツレツ の文字が! そして
Sweets & Bake (All eggless)すべて卵不使用。動物性材料・砂糖不使用のオーガニックVeganスウィーツ多数あります!
さっそく千代子さんを誘って行ってみました。吉祥寺という場所がらか、駅から離れていても、平日というのにランチタイムはお客さんでいっぱい! 皆な、おもいおもいに楽しそう。
↑上の写真は「シェフの季節のいろいろ丼 有機玄米に盛りだくさんのおかず」肉団子風の中身はすべてお野菜です。玄米ごはんもふっくら、甘みがありました。
お目当ては全粒粉を使ったピッツア。チーズはVeganにも対応可。「ベジタブル ピッツア」を注文。チーズは豆乳チーズをチョイス。
クリスピーな薄手の生地はパリッ、サクッ!とかるい食感。全粒粉ならではのおいしさです。野菜はトマトやズッキーニ、じゃがいもとカラフル。
働き者のピザカッターくん。
↓コーヒーは「ハーブ コーヒー」でコーヒー豆は不使用。ハーブティーの感覚で飲むちょっと不思議で香ばしい風味。
明るくカジュアルな雰囲気。
スタッフの姿が見えるキッチンカウンター。
レジ前でお茶やお菓子など食材の販売もしています。そそられるメニューいろいろで、また行ってみたい!かわいいお店です。
●DevaDeva Cafe
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-14-7 吉祥ビル2F 電話 0422-21-6220
11:00〜21:00(ラストオーダー20:00)木曜日 休み
澄んだ琥珀色 島根 松浦珈琲
May 29, 2008珈琲豆を碾いている時の、甘く香ばしいかおりが好きです。とはいえ、量はたくさん飲めません。だからこそ、とびきりおいしいのを、少しで充分。
「日本中の珈琲の中で最もきれいな味」だと思うのが松浦珈琲さんの珈琲豆です。教えてくれたのは島根県にある日本酒の蔵元、王祿酒造の石原丈径さん。
「僕は珈琲が飲めなかったけど、松浦さんの珈琲だけは飲めるんよ」
デリケートかつインパクトをあわせもつ美酒を醸す丈径さん。香りと味に敏感です。その丈径さんが飲める唯一の珈琲だなんて、初めて聞いた時、興味津々でした。
松浦珈琲さん最近、ブログをスタート。珈琲に対する考え方が紹介されています。
理想の珈琲とは?おいしい珈琲とは? それは「冷めても濁らない珈琲」であると松浦珈琲は考えます。
簡単に目で見てわかる「おいしい珈琲・鑑定法」を紹介しましょう。 ◎スプーンをカップに浅く入れたとき、 スプーンの金属反射が冴えている(透明感がある)かどうか。 ◎珈琲を冷まし、グラスに移して日光に透かしてみたとき、 美しく澄んだ琥珀色をしているかどうか。
松浦さんの珈琲豆はとても美しい。
家でいれてもおいしいけれど、本当の実力は松浦さんがいれる味です。格段に美味。松浦さんが超人技でゆっくり丁寧にいれるネルドリップの味は、素人ではなかなか再現不能。
松浦珈琲さん、普段は販売だけですが、土曜日の14時から18時だけ、飲む事ができます。
↑松浦珈琲の松浦哲也さん。右側に見える四角い機械がこだわりのミル。
家でいれる珈琲と、松浦さんのところで飲む珈琲で、一番違うところはミル。一般のミルは豆をひきちぎるように細かくするところ、松浦さん使用のミルは細胞を壊さず、断裁面がスパッときれいとか。
松浦さんの言葉より「松浦珈琲試飲室」で使用するミルは井上製作所リードミルRG-03SE。ローラーでゆっくり豆を割るように砕いていくので熱をもたず、微粉のきわめて少ない画期的なミルです。(注・・・粉砕時の熱、微粉は珈琲の味を落としてしまいます。)このミルで飲み頃の豆を挽き、特製のネルフィルターで丁寧にドリップします。理想の珈琲のための最高の条件が整った「松浦珈琲試飲室」でぜひ一度、極上の味を体験なさってください。
珈琲を入れたネル袋をごく微妙に回し続けます。職人芸!
澄んだ琥珀色の珈琲の完成! あたり一面、甘く香ばしい香りで包まれます。
種類も豊富。詳しくは珈琲豆リスト・ブレンド、ストレートの項を参照。マンデリン ミルキーはすこぶる美味。また、ブレンドもgood!中でもラウブレンドは不思議なブレンド。これを飲んで焼き菓子やパンを食べて、再び飲むと、うわ〜っというくらい味が変化する、いわば食中珈琲。
ひとくちにブラジルといっても「晩秋摘み樹上完熟豆」「棚干し」「ムンドノーボ」「ブルボン アマレロ」と、いろいろあります。
ごく薄手のグラスや磁器のカップなど、珈琲が最高においしく味わえる器も揃っています。松浦さんの珈琲がスタンダードになると、他で満足する味はなかなかありません。しかも値段がリーズナブル! 高品質かつロープライス。良心的な珈琲豆店です。
●自家焙煎珈琲豆販売店 松浦珈琲 matsuura coffee
〒699-0101 島根県八束郡東出雲町揖屋2686番地Tel. 0852(52)9170 Fax.0852(52)9171e-mail. matsuura_coffee@mub.biglobe.ne.jp
珈琲豆の販売 月~金 9:00~12:00 土 10:00~18:00 日曜祝日定休
*珈琲試飲室は土曜日の14:00〜18:00のみお店は道路からちょっと入ったわかりにくいところにあります。↓この看板が見えたらSTOP。
秋田 純米吟醸「山本」!
May 12, 2008純米吟醸「山本」 やまよの酒がとうとう発売に ヽ(´∀`)人(・ω・)ノワショーイ
うそぴょんです ヽ( ´ー)ノ フッ秋田の天洋酒店さんから、以下の案内あり(原文ママ)
全国の『山本さん』、お待たせしました。あなたのためのお酒が発売になりました!!そうです、白瀑というお酒を造っている蔵が『山本合名会社』で社長の名前が『山本さん』です。もちろん、今、造りに・営業に頑張っている常務も『山本さん』です。その山本さんが今造りで、精米・モト・麹・モロミ・上槽とすべての工程を手がけたお酒に『山本』と名前をつけて世に出してきました!!黒瓶に黒いラベルに金文字、派手ぇ〜〜〜〜っ!!でも目を引くのは間違いなし!秋田酒こまち、麹米50%精米、掛米55%精米、新酵母、アルコール17度の純米吟醸原酒。やや華やかな香で、白神山地の水を思わせる爽やかな味。白瀑独特の後にダレそうなところを、少しの渋が引き絞めてくれます。これから味が乗ってくれば最強でしょう。ただ、問題はそれまでお酒が残っているかどうか?全国の山本さんはもちろん、山本ファンは飲むべし!!裏張りを見ると、なんと山本常務のシルエットが・・
純米吟醸 山本四合瓶 1575円 一升瓶 2980円
山本合名会社は青森県との県境、白神山地にあります。世界遺産の白神から水をひいており県内でも最高の水質だとか。東京で音楽の仕事をしていた友文さんが蔵に入って随分たちます。いよいよ酒づくりも本番! 今季のつくりは「精米・モト・麹・モロミ・上槽とすべての工程を手がけた」とか。2月末、蔵見学した時に、人が少ないのにビックリしました。友文さんがメインであとは二人くらい。どっこいそんな状況だから、このラベルを見たときは、友文さんの笑顔がどかんと浮かびました。こうなったら買うしかないでしょう。父の誕生日もあるし、兄にもプレゼントしたい。それからえーっと、山本さんって人にプレゼントしたい!
天洋酒店の浅野さんに注文の電話を入れると「やまよさんかやまけんさんが反応すると思いました(笑)」わ、まんまとひっかかった(爆)(>ε<)
裏面の横顔のシルエット。なかなか素敵なデザイン。
画像は蔵見学した今年の2月28日。自慢のお水は水量豊富。酒の仕込から瓶洗いまですべてまかないます。市内には雪がなくても、どっこいあるよいつまでもの雪国。酒づくりには最高の環境。とはいえ激冷蔵。蔵内で氷が張っているところもあり、鳥取生まれのやまよは足元からの恐ろしい冷えに、それはぶったまげた次第です。地元の人は平気。鍛え方が違いますね。
ビートルズが大好き! 夜は蔵にたったひとりでも「ビートルズさえあれば寂しくない」とか。タンクのまわり、作業机コーナーにもビートルズが。タイムドメインのスピーカーは音が良かった。
昨年夏は顔面神経痛だった友文さん。今は思いっきり酒づくりに専念できて顔もきれいに。がんばってくださ〜い。
そしてお酒が届きました。
天洋酒店さんがユニークなのは、地元市場で食品も買ってきてくれるところです。今年の秋田は温かく、山菜の出も早いとか。右から「根曲がり竹」「ボンナ」「シドケ」。「秋田の酒には秋田の素材で」そんな思いから食材の買い物代行も。取り扱いは秋田の酒ONLYという天洋酒店さんの熱い思いが伝わってきます。
秋田の酒、伝導師を自称する天洋酒店浅野貞博さん。左は山本さんの蔵で(庭のように歩き回ってました。笑)。右は能代の店内。注いでいるのは山本さんの蔵のにごり酒「ど」。店では試飲もOK!
さっそく「根曲がり竹」をゆでました。焼くのも最高らしいですが、ゆでるとホワイトアスパラガスの風味。あま〜〜〜い。やわらか〜〜い。食べごたえあり! さすが産地直送!
ボンナはおひたしで。爽やかで、ふきのようでした。
シドケもゆでてから、菜種油+醤油であえました。菜種は卵の黄身の風味があり、醤油とあわせるとコックリ感が。血がきれいになりそうな味!
そして圧巻はじゅんさい。生姜醤油やポン酢少々で、ぬるんぷりんの食感を堪能。きれい系の純米吟醸「山本」によくあいました。秋田の春一番を満喫!
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