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京都*Vege中華で竹鶴?

May 11, 2008

GWの最後は京都に立ち寄りました。
三条近くで、へぎ蕎麦を食べ、御所まで散歩 

紅葉の新緑がまぶしいでやんす。

おじいちゃん、息子、孫と親子三代男子が横切るの図。のどかだなあ。

君も散歩か。 
 

ぐるり歩いて島津製作所「創業記念資料館」を見学。理科授業の模型をたくさん製作していたことがわかりました。レントゲン機械を見たり、田中フェローのインタビューDVDを見て遊んでいたら、あらら夕暮れ間近。
東京に帰るべきか、帰らざるべきか。もうちょっといたい。京都にいるのに、何もしっかり食べてない。しかし飲むと帰れない。宿の予約は当然してない。いつも通りの行き当たりばっ旅だ。そこで携帯で検索、GWだから当然空きはゼロ。でもあきらめきれずに駐車場に向かうまでシツコク検索したら、ぽっと空きが! 即、予約。タビマドありがとう。

そして夕食! 今出川通りを歩いていたら、中華料理店を発見。メニューブックが下がっているので見たら、やや、野菜料理がいろいろ。お酒の品種も多々あり。ワインも豊富。日本酒はなんと「竹鶴」がある! ビックリ。このお店はいったい。

店正面。右手は厨房。ガラス窓からシースルー。清潔感あり。ちゃきちゃき働いているのが丸見え。雰囲気も良い。よっしゃ決定。えっ15分待ち。あら人気店。はい待ちます。ええ、待ちます。

テーブルに座り、メニューを開くと、おぉVege〜がいろいろ!

まずはのどが乾いたので白ワイン。生き返りまーす。

素敵な品揃え。しかもリーズナブル! ゲヴェルツトラミネールも飲みたいけれど、フルボトルをあけたら竹鶴が飲めないし、ブツブツ

なすのニンニク黒酢あえ+ロゼ

じゃがいもとピーマンの塩味炒め、トマト・枝豆・豆腐のうま煮です。暑い夏に食べたいメニューでした。

煮込み料理も多数。 
 

里芋の揚げ煮 ネギ油風味
里芋が主役をはる一品! 里芋のねっとり感、こくのある熱いスープ。おいしい! これにはお燗の竹鶴でしょう。まだまだ野菜はがんばれる!とわかった料理。加えて自分の努力、発想の少なさを痛感。勉強になりました。

黄ニラともやしの塩味炒め。シャキシャキ感がよろし。

そうこうするうちに待ってましたの日本酒です。竹鶴の他に京都の地酒「澤屋まつもと」もあり、対照的なのでどちらも注文。前者は冷や、後者は燗酒で。さっぱり系とコク系。日本酒はこの純米酒が2種という店の選択に潔さあり!
手前の山吹色のお酒が竹鶴(雄町の純米)。里芋料理にぴったり! 野菜メインの中華には紹興酒よりもあう。

う〜ん、気になる料理がぞろぞろぞろ。この店は6人くらいでまた来たい! キヨノ&カワムラさんどう? ALL VEGEで。

インゲン豆のニンニクソース 

烏賊料理、いってみました。中国の発酵調味料"とうち"を使った炒め物。黒いコク。
そして最後は

イーフーめん! その昔、20年ほど前に初めて香港で食べて感激した麺です。とはいえ、卵を使っているのでveganのかたはご遠慮遊ばせ。

お茶メニュー↓も充実。

ごちそうさまでしたヽ(^。^)丿
帰りがてら「野菜料理が充実していて嬉しかったです!」とお店の方にお伝えすると「海外のお客様からリクエストが多いので、野菜メニューを揃えているんです」とのこと。なるほど!京都ですからね。「お酒も趣味が良くて目移りしました!」と加えると、キッチンを振り向きキビキビ働くシェフを見て「主人が好きなんです。喜びます!」と笑顔。あ、感じのいいこの女性は奥様! 
ラストオーダー23時。カジュアルに、わいわい楽しみたい人にぴったりのお店です。
●燕燕(えんえん)
電話 075-222-1489 京都府京都市上京区今出川通寺町西入ル大原口町211
17:00〜23:30 休日 木曜・第3水曜
そしてその翌日

日本酒BAR「よらむ」さんの昼顔「手打ち とおる 蕎麦」に。かけそばが美しい! 黒七味でね。
 
さよなら京都。いざ東京へ。
ガチョーン

高速道路降りて、した道へ。
あ〜っ、お腹ぽっこりのアニマルトピアリー軍団が! 一瞬の出来事でしたが、ゆるんだゆるんだゆるみました〜。 三重県にて。
 
ゆるんだ光景その2「焼肉 一升びん」 なぜゆえその名を(なにやら安田臭が)

やっぱりね! こうして東京へトボトボ向かうのでありました。安田さん今度行きます!営業日に。

みかん売りの少女

May 9, 2008

うららかな気持ちのいい日、ハハノンキダネと近所を散歩していると、ややっ向こうから段ボールをいっぱい積んだうら若き女性がやって来る。これから宅急便を出すのかな、大変だねえ。と思っていたら親しげに声をかけられた。
あれ、知合い? ヤマト便さんだっけか?と思ったらドッコイ違う
「すみません〜。私は町田からきていて、今、みかんを売っています。熊本の ”清見” というみかんで甘くておいしいんです。普段は6個で500円ですが、味を知ってほしくて350円で販売しています」
わー、みかん売りの少女〜だった!
 そのパフォーマンス見せてくれただけで、買うにアタイしましょう。
やまよ「町田から車でここまできたの?」みかん「いえ、電車です」
    ビックリ ど根性ですね。
や 「一箱、5kgくらいありそうだけど」み 「いえ、一箱10kgです!」と、段ボールの表記を指差すみかん売りの少女。 6個積んでいたから60kgってこと!? がんばるなあ。
 み 「箱で買われるお客さんもいます!」
    大人の箱買いか。
み「もし、1個でも傷んでいたら交換しますので、連絡ください」  と、カードをくれました。
セキネさんですか。「はい、そうです!」
ちょっと気になり質問。「どうやって販売しているの? 玄関でピンポン押したりもするの?」
み「ピンポン押すと迷惑かなと思ってしていません。道歩いている人に声かけてます。でも、声かけた人から『知合いかと思ったー』といわれます(笑)」や「遠くから販売していることがわかるように、段ボールの全面に『みかん販売中!』と書いたらどう? または垂れ幕、肩からタスキをかけるとか」
み「そうですね〜! やってみます!」
幸運を祈る
さて、清美。大丸ピーコッックで4個 480円で売っていたので確かに安い。どうやって採算とるのかと不思議でちょっぴり聞いたら、なんでも太田市場と協力して、国産のフルーツの良さを知ってもらおうと提携しているのだとかなんとか。新しいPRを含めた販売方法なのでしょうか。体力さえあれば。働こう若者!

大山・訪辺歩来 信念の蕎麦

May 7, 2008

「大山においしい蕎麦やさんがあるんだって!」とCさんからお誘いが。大山!おいしい!!蕎麦!!!いきまひょいきまひょと車でgo。大山ふもと近くに入って、じょじょに甦るやまよの記憶。
そのお店、もしかして……。
2年前に「手打ちの冷や麦がある」と聞いて一度行ったお店かも。到着し、建物を見れば、まさにあの冷や麦の店。
C「来た事あるの〜?」Y「お蕎麦は食べてないっ!」
今回は蕎麦で、再訪問とあいなりました。
前回、訪れたとき店の奥はカウンターでした。1週間前に撤去して床を延ばし(工事は店主自ら)たとかで、ぐんと広くなっていました。
本日は「豆腐」「きのこ蕎麦」「山かけ蕎麦」ができますとのこと。木の札に文字がありますが、これが本日できる全メニュー。 メニューが少ないですって? ノーノー、ひとりでやってるんです。きのこをとりにいくところから。
手書きのメニューがあったので拝見。
青大豆を使って店主が作ったお豆腐とか。では、それをひとつ。
登場! うっすらグリーンの爽やかな新緑カラーのお豆腐。青大豆のクリーミィな味わい、かつ、しっかり。
お蕎麦は、今日のおすすめの「きのこと山かけ」1つずつ注文しました。
楽しみ楽しみ!
おっ、いよいよ! 店主が厨房からタッタッタッタとやって来た。
ドカンポン
わわ! ツヤピカきのこがどっさり。そ、そばがきのこで見えません。きのこは ”ならたけ、むきたけ、なめこ” の3種類。
「どこ探してもないですよっ。こんなきのこ蕎麦は」
ぬるんぷりんとなまめかしい! 味が濃い! だしの味がほどよく効いています。本物のきのこの味わいといったら すごい! うまい!につきるでしょう。こんなきのこ蕎麦、確かに食べたことありません。
これを肴に純米吟醸、飲みたーい!
店主の川上さんいわく
「本物のきのこの味はどんなものか知ってほしくて、命がけで出している」
そうです。普通のきのこは
「あれはオガクズコっ」
と吐き捨てるよう ∑(゚д´ノ)ノ
きのこは川上さん自らが採取。その場所たるや、傾斜45度の滝を登りおりし、普通の人は行けない、行かないところとか。45度? ほんまかいなという顔をしていたら、写真帳を見せてくれました。ありゃビックリ、直角の滝じゃありませんか。ここをのぼるんですか。まるでロッククライミングの世界…ヽ(゚∀゚)ノヽ(。。 )ノ 写真を見ると、倒木した木に天然のきのこがびっしり。こりゃきのこの聖地。
誰か誘っても皆、1度きりで「2度とついてこない」と言ってました。
この店を紹介してくれた東出雲町の珈琲焙煎の名人、松浦珈琲の松浦さんいわく「僕もきのこ取り誘われたけど、話を聞いて遠慮しました。食べさせてくれるだけでいい」
きのこ蕎麦は1400円。話しを聞いていると良心的だと思います。「でも高いっていう人がいるんです。3000円ほしいくらいですが(笑)」

 そういえば、以前、冷や麦で伺った時も「どれだけ本物で上質の材料を使うか」について熱い意見を聞いたのでした。店主の川上さん、熱いです。前回は冷や麦でしたが、蕎麦も同様、熱い!!d(>_<  信念あり。
半分こずつしている間に、山かけ蕎麦が登場! ヽ(^。^)丿マッテマシタ
「おつゆのない山かけです。他じゃありませんよ。もちろんじねんじょも天然です。私が掘りました」と、取った時の写真を見せてくれました。特製の道具を手にしています。確かに長くて立派。1.5m以上はありそう。
とろとろ、もっちり。味が濃い。
さっき、厨房でものすごい勢いでシャカシャカいう音が聞こえてきましたが、あれはこの、じねんじょをすったものと出汁を混ぜていたことが判明。おいしいです。身体に響く味とはこういう味をいうのでしょう。
手書きのメニュー帳をじっくり拝見。蕎麦の食べ方についてこんな風に書かれています。

なるほど〜。
ということであります。
予約しないと危険。川上さん、ひとりですべてをこなしているため、不在多々あり。きのこやじねんじょを取りに行ったり、ヤマメを釣りにいったり、畑仕事も忙しそう。ウコッケイの世話もあり、店にいないことが多いのです。行く時は必ず電話で予約のこと。
甘いものは普段とらないやまよですが、「今日はあります!!」といわれ(良かったですねの意。ファンは蕎麦の他、これも目当てとか)、出てきたのがこのチーズケーキ。なんでも川上さんが育てているヤギの乳と、ウコッケイの卵、キビ砂糖で作るとか。ヤギの乳! ウコッケイの卵!! しかも育てるところから始まると聞いてまたビックリ。できる範囲で可能な限り自給自足がモットー。もちろん砂糖は自前でなく購入品ですが、未精白の国産キビ砂糖を使用。国産自給率100%にお釣りがくるくらい!?の勢いです。
ケーキの味わいは、ごっつく濃厚。
ただし山ならではの苦労も数多く、大切に飼っていたウコッケイは先日、キツネに襲われて全滅。泣く泣くまた購入したそうです。スキーができる山ゆえ、冬はお客さまは皆無。どうやって暮らしているのか不思議な川上さん。ご自身で「お金はない」といいきってました。商売じゃないよう!?です。でも、話を伺っていると、加工品も多々あり。「売り物ではありませんが」といって見せてくれたのがサクランボのジャム。
粒ふっくら、とってもきれいに仕上げてあります。楽しんでます!
そして、圧巻は梅干し。
 フルーティな香り、大粒でねっとりした果肉。見事です。あえて紫蘇を使わない梅干し。1個300円で販売も可。
川上さん語録。
「食育は誰かが本気でやっていかないと。中国の餃子や、赤福、吉兆の問題もわかっていたことですよ。問題はニュースになった店ばかりじゃないでしょう。お土産のまんじゅうだってみな同じですよ。例えば、世界の○○○○パンで大量に売っているメーカーが考える安心安全というのは”腐らない、色が変らない、パンが堅くならない” でしょう。それは安心ですか? 安全なんですか?」
「生きるのは、仕事するのは何が目的か、です。何か世に残して、自分が生きた証を残していきたいじゃないですか」
「消費者の意識が変らないとだめ。それを訴えているんです。全部表示しています!」
「缶コーヒー、ペットボトルのお茶だって、皆さん平気で飲んでますけど、あのお茶、いつ誰がどうやって入れたんですか」
お店で出されるお茶はクマザサやドクダミ、ゲンノショウコを川上さんが独自にブレンドしたもの。正真正銘の国産素材、天然素材100%、身体に良いものを使い、熱い思いで料理を作る川上さんの蕎麦やうどん、ぜひ一度! 熱いです! しつこいですが予約を忘れずに。電話は手短に。
●訪辺歩来(とうへんぼく)  
ヤギ、ウコッケイの他に、ワンちゃんもいます。 大山は空気が爽やかいいところ。
訪辺歩来のあとは、大山の大神山神社奥宮へお参りに。ここは埼玉県の神亀酒造の専務がお酒を毎月、贈っています。柄杓も専務がプレゼントしたもの。小川原専務、ありがとうございます。
 

いろいろあちこち(連休初日は)

May 6, 2008

昨晩の1時30分すぎ、東京へ戻ってきました。またまた行き当たりばっ旅! 今回は巡礼街道でもありましたが、大好きな2人に会えたり、島根の蔵元「開春」の若林さんが姉夫婦と同じ学部の同級生と判明したり、京都では「竹鶴 雄町純米」がお燗で飲める野菜充実の中華料理店を見つけたり、気になっていた蕎麦店に偶然行けたり、携帯をウイルコムのesにしたりと、なんやかや盛りだくさん。
連休初日は久々に自転車! 多摩川にカフェがあるというので目標設定!して行ってみると激コミで退散。後ろのライダーさん、パツンパツンのいでたち。やまよ町乗りなので普通のいでたち。でもパツンパツンにしないと根性出ないかも。

でも、結構早い。くだりは(笑)
その翌日、渋谷に行きました。別の場所の知合い(なんじゃそりゃ)、中根恵さんは東急ハンズ斜め向かいのキリンシティにお勤め。いるかな〜っと思ってガラス越しにのぞくといるいる、仕事している! ではちょっとお邪魔。「うわ〜。やまよさん久しぶり!」
久しぶりに行ったらメニューに、随分ベジものが増えていてびっくり。季節柄、筍のステーキもあり。野菜だけでかなり楽しめます。
シブイ…。 
ほほ〜、埼玉・神泉村の有機豆腐もあり。「日本酒おいたら?ってお客さんに言われます(笑)」
高野山胡麻豆腐ときな粉にアーモンドに黒蜜……。うーむ。やりますねえ。でもビールに合うのかな? しめのデザートにいいのかな。いやまてカラメル風味がある黒系ビールなら合うかもしれれない…などとあれこれチェック。ビール好きのビーガン、ベジタリアンさん、渋谷でひと休みしたいときにどうぞ。
中根さんが注いでくれたハーフアンドハーフ。工場直送のビールをひと晩寝かせ、3回注ぎの技で出してくれます。ぜひ、中根さん指名で! 店長も優しくて親切です。
なんと中根さんと右の松江出身の彼は昨秋、境港に遊びにきたとか。 千代むすび酒造で蔵見学したそうです。みんなあちこちから我が故郷へはるばるありがとう。
キリンシティは干物メニューも充実。なんと境港からはノドグロが。お〜、君もはるばる上京か。境港ではノドグロがよくとれるので干物になったり、にぎり寿司のネタでも登場します。

そして、東京〜宝塚経由でいざ境港へ向かうのでありました。

魚・港・妖怪in境港

April 26, 2008

境港に帰省しました。エアバス320から、おぉっ懐かしの大山が見えます。雪がまだありますね。

大山。地鶏で有名になってから「だいせん」と読んでもらえるようになりました。雲から顔を出した大山。剣ケ峰、天狗ケ峰がはっきり見えます。この山に一時は3000人もの僧兵がいたというのですから。

境港は妖怪の町として知られていますが、最近は「河童の泉」なるものまでが出来、また賑わっております。町を散歩すると、妖怪のブロンズ像がぞろぞろ。いや、なかなかよく出来ているんですよ! マンガに登場しない妖怪も多々あり。二次元ではなく三次元で見ると、またイメージが違うんです。

さて、キュートな妖怪ではなくヽ(^。^)丿、今宵は誘われて「ぶっこん亭」へ。こなきじじぃラベルのお酒は、境港の蔵元、千代むすび酒造「こなき純米」無濾過です。ぶっこん亭は気の利いた純米酒が各種揃い、温度も調整してくれるのが嬉しい!

ANAの機内誌「翼の王国」でも紹介された「ぶっこん亭」さんは、鮮度の良いうまい魚が人気。なんといっても押し寿司が名物で、サバ、ハタ、アナゴと各魚で揃っています。写真右はハタ。白ハタですね。

太巻きもすごいボリューム!! お刺身どんがばちょっ。魚好きにはたまらんでしょうなあ。それから境港といったらイワシが名物。青魚は鮮度が命ですから青魚ファンにも境港はパラダイスかも。
しかし、ご一緒させていただいたH田氏、K脇氏、K木氏、Hさん、よく食べ、よく飲みの健啖家。メタボに挑戦しながらアンキモまで制覇した方も。あまりにもすごい!
「皆さん、たくさん召し上がるんですね」(^.^;

一同「普通です!(笑)」  ∑(`ヮ´*ノ)ノ オソルベシ

さてやまよはメニューにあった「地ウニ」に魅かれ、注文させていただきました。ウニこそは地物でなくっちゃ。鮮度、品質がモノいいますからね、滋味深ーい味わい。

港町だからこその良心的価格!

じつは、境港市は意外なことに手打ち蕎麦やさんが多いのです。こちらにくることがあったら、ぜひお試しを! そのさいは冷たいのと、HOTなアイテム”釜揚げ蕎麦”の両方を食べてほしい。釜揚げ蕎麦は山陰地方にしかないと思います。
左から「酢屋」「みやべ」「しばた」このほかのお薦めは渡町にある「平田屋」です。ロケーション的には古い民家そのまま〜!タイムスリップできる平田屋をみてほしいd(-_☆) 蕎麦店情報はコチラ

港へ行くあいだに、味のある店や建物にたくさん出会えます! デッドストック品に会える権田陶器店。もちろん現役。

業界用語三昧の小屋。

イカ釣り船には「イカ」の業界用語がずらずらずら。

港から境水道大橋を望む。子供の頃はこんな風景ばかり見てました。やまよ原風景。

その近くにある老舗の寿司店「いろはすし」。昔から出前をとるのはコチラ。お世話になっています。旬の魚を使った味噌汁には珍しいアイテムが入ることも。以前、東京の友人とお邪魔したとはキガナの味噌汁で、あまりのおいしさにその人、お替わり頼んでました。冬は松葉蟹も名物!

「いろは寿司」は、もちろん天然の魚しか使いません。少し甘めの寿司飯、熟成した生姜。いろはならではの味です。東京の寿司とはひと味違う、港町の寿司。

イカ釣り船のライト。新旧織り交ぜ。船具店もかわいい。海岸にはこんな風景がゴロゴロしてます。潮風にあたりながらの船ウォッチング、のんびり気持ちいい〜。

商店街付近を歩くと、こんな感じ。妖怪さんが当たり前のようにひょこひょこ風景に溶け込んでいるというのは、やっぱり面白い町かもしれないサカイミナト。

座敷わらし。地ビールだって妖怪集合。

塗り壁が壁の前に立ちすくみ、一反木綿がはいつくばる。それが境港。
夏には恒例の「妖怪ジャズフェスティバル」も開催されます。日野皓正クインテット、寺井尚子カルテットをはじめとする豪華な顔ぶれ。妖怪といっても、妖怪音頭だけじゃないんですっ。w(^Д^)wWw

斎藤料理長のMacrobiotic教室

April 17, 2008

コンラッド 東京「風花」の料理長 斎藤章雄さんがマクロビオティックで初の料理教室をするというのでわくわく!しながら参加。日本料理研究会師範であり、各地で開催される日本料理の技能審査員でもある斎藤料理長。マクロビオティックでも素晴らしい腕前を発揮してくれます。
よくマクロビオティックはまずいとうい人がいますが、洋食、中華、イタリアン、どんなジャンルでも同じ。上手な人が作ればおいしいし、下手な人が作ればまずいのです。たまたま不味いのを食べて、すべてのマクロビオティックが不味いだなんて大間違い。
コンラッドではマクロビオティックを「旬野菜の素材の味を余すところなく頂ける体にやさしい調理法」と説明しています。
プロの技をじっくり見る事ができ、斎藤料理長の実際の手元がわかり、とても勉強になりました。百聞は一見にしかり。素材の味を引き出すために、大切に、丁寧に、見た目も美しく! なるほどでありました。しかし、自分でするか、そこまで!?という緻密な仕事ぶりにはため息も。
写真手前のボールに入っているのは出汁です。1つは昆布と椎茸の精進出汁で、もうひとつは煎り玄米で作った玄米出汁。ブレンドすると超絶品! 
この日は季節の新玉葱を使った野菜出汁椀で、お椀の中身はわかめ豆腐、独活、こごみ、木の芽など春満載。わかめ豆腐はごま豆腐の要領で作るというものでしたが、くずの扱い方、練り方が「あっ、そうなんですかあ〜〜〜〜」ということだらけ。プロは仕事がとにかく丁寧で驚きました。そんな丁寧の連続があの繊細な味をうむのだと痛感。
焼き物は「松葉独活板麩巻き 葱味噌焼き」。松葉独活とはアスパラガスのこと。マクロビオティックではおなじみの板麩の登場です。精進出汁でもどしたあと、塩ゆでして最低限だけ皮をむいた極太アスパラガスにくるくる巻きつけます。その上に葱味噌をのせ、グリルでこんがり。手前は空豆と大和芋のきんとん。そして酢取り新生姜の松葉刺しを添えて。
炊き合わせのひとつ「黒米飛竜頭」。豆腐、大和芋と蓮根をおろしたものと混ぜ、芯に蒸した黒米を入れて包みます。菜種油でさっと揚げて、油切り。一連の動作がスピーディ。豆腐や根菜をすったものを、もたもた扱っていては不味くなるだけ。早さも味のうち。
こちらは玄米寿司のネタです。
太巻きの具=黄色い素材はジャガイモの「インカの目覚め」。赤は人参、白は大和芋、緑は蕗、茶色は干瓢、だしをとったあとの椎茸を煮含めたもの。色合い、味のバランスともに見事。
細巻きの具=蕨、片栗。
先日お店でいただいた時に教わりましたが、炊く時に酢水にするということ。しかも土鍋で炊いてあり、もちもちもっち〜りの寿司飯でした。

玄米寿司の太巻きと細巻き、出来上がり

このあと、下準備された材料を自分たちで仕上げ、いざ試食タイム。

炊き合わせ。桜の葉で風味をつけた筍、黒米飛竜頭、さやえんどう、塩抜きした桜の花の塩漬けをふんわりのせて完成! かわいい色合わせ、形の取り合わせで盛りつけするのが楽しい!
ミルフューユのパイ皮みたいな板麩巻き  葱味噌焼き。 ボリューム満点。巻くのが快感でした。これならうちでもすぐ真似できそう。今回、改めて板麩の良さを実感。日本の食材バンザイ! 斎藤料理長、ありがとうございました。
今回、初の料理教室でしたが、これからも希望者があれば開催を予定とか。ご希望の方は風花までお問い合わせください。

しだれ桜でお蕎麦を一杯

April 7, 2008

徒歩圏内のご近所蕎麦やさん。前を通ると素晴らしいしだれ桜(枝垂桜)が目に入りました。「店の雰囲気は素晴らしい」と聞いていたので桜を見にちょっと一杯。
しだれ桜真っ最中! シダレザクラはエドヒガンザクラの変種の桜。特徴は枝がしだれていること。特徴そのままのネーミングです。冬見ると、寂しい印象があるものの、咲いたら「どうよ! これが本当のワ・タ・シ!!」という声が聞こえてきそう。本領発揮!しだれ桜の4月頭。
お庭の桜を愛でた後、ガラリと中に入ってお蕎麦を。豆腐の煮浸しに興味がわいてひとつ、大好きな牛蒡がかき揚げであるというのでそれもひとつ。そして、九条葱の温かいお蕎麦を注文(葱研究家なので) 
豆腐の煮浸しはああそうですか…という味。牛蒡は普段、パワフルな生産者のものを食べているせいか、味が薄い感じ。九条葱のお蕎麦はひたすらやさしいという印象。
先日、ガイアの香りもコシもインパクト大のお蕎麦を食べたせいか、ちょっぴりモノ足らなさも……。なのですが、それもなんだか気にならないほど、しだれ桜が見事。
日本のご馳走は、季節、地食材、和の器だと改めて。
実がかわいい! つぶら 
七味をふると上品なかけ汁が、香りも色あいも、瞬時に華やかに。 
冷たいお蕎麦はこんな感じ。常陸秋そば、福井ひきぐるみから選べます。

蕎麦湯は白濁したポタージュタイプ。これはとろりと甘く美味。 

●打心蕎庵世田谷区代沢3ー7ー14 電話 03-5431-0141
11:30~21:30  火曜日定休 

リーラズキッチン

April 6, 2008

環状七号線を歩いていたら、対岸に気になる看板が。「リーラズ キッチン」。
なに屋さんだろう…と近づいてみると
あ、カレーやさんだ!  野菜カレー、豆カレー、ムティア、ポテトバダ、オニオンバジャ……ベジメニューがいろいろ! 
ガラス窓に貼られたメニューをじっくり見ていたら、中からお店の人が出てきてくれました。「テイクアウトもできます!」
せっかくだから今、いただいちゃおうかな。こんにちは、ガラリ。
野菜カレーのセットを注文。豆のスープが出てから、レンティル豆を蒸したものが登場。ふわふわしてスパイスがきいて、へ〜、楽しいびっくり。レンティル豆大好きなので嬉しい。こんなふうに食べたことなかったです。
そして、いよいよ
うわあ、香りがいいし、見た目もキュート! 
料理を作るのはディールナ パルマーさん。イギリスで生まれ育ち、5年前に日本に来日。インドにはおばあちゃんや従姉さんがいるので遊びにはいくものの、一度も住んだ事はないそうです。イギリスで育ったとはいえ子供の頃から食べていたのはお母さんリーラさんが作るインド家庭料理。
「日本にきて、私が料理を作ると、みなさん、おいしいおいしい! こんなインド料理知らないと言ってくれます。だからお店をはじめました」とディールナさん。お店のメニューはすべてお母さん直伝のオリジナルレシピ。「美味しくて、新鮮で、栄養たっぷり!」だそうです。ハーブはフレッシュをたっぷり使い、西インドに住むおばあちゃん調合のスパイスで毎朝、手作り。
いただいた野菜カレーは野菜、豆、スパイスがやさしく調和。マスタードシードがアクセントにきいてます。よくあるインド料理にありがちなしつこい油分はみじんもありません。
「豆は味があるので複雑な調理は必要ありませんね」
この日のライスは野菜入り。ふんわり。 
かわいい容器、中身はピクルス。
甘いマンゴーのピクルス、辛いドライマンゴーのピクルス、辛い人参のピクルスの3種類。
西インドのなんという地名なんですか? と尋ねると「クジャラートです」と、ディールナさんが本の地図を見せてくれました。パキスタンの川となり。ほんとに西インドですね。
「隣りの町に行くだけで料理は変わります。それくらいインド料理の種類はたくさんありますが、日本のインド料理はほとんどデリーのものですね」
デリーという名前のカレー屋さんもあります。
「デリーだけがインド料理ではありません」
フレッシュ コリアンダーを刻むディールナさん。美人です。
他に誰もお客さんいないので、質問を
やまよ「あのー、以前から思っていたんですけど、インドの映画に出てくる女性はどの人もすごい美人なのに、男性はなんというか、太ってるし、あんまり素敵じゃないように思えるんですけど」
ディールナさん「日本と同じだと思うんです。日本もテレビに出ている女性はみんなかわいいのに、男の人は素敵じゃない人が多いでしょ」
そういわれてみると、有名な男性司会者や、ある男性タレントの顔を思い浮かべるとそうかも。同じといえば同じかも。
いやまてよ「木村拓哉なんかどうですか?」
「私、好みじゃない(笑)」 わははと二人で大笑い!
チャイのスパイスに使う生姜、カルダモンはフレッシュ、ミックススパイスはおばあちゃんが調合したものとか。普段、牛乳をとらないやまよですが、興味しんしん〜。「甘いですか?」と聞くと「普通のお店で出されるチャイはスパイスが香らず、甘すぎるものが多いですけど、うちのはあまり甘くないです」。ではお願いします! 人参のデザート「ガジャルハルワ」がついてきました。
チャイに入れるカルダモン。直前に砕くのがおいしさのコツとか。
お店は昨年の12月にOPEN。なぜ今まで気がつかなかったのか??でしたが、すぐに判明。営業時間は月曜日から金曜日の12時から17時まで。ディールナさんがひとりで作るため、朝は仕込の時間。これ以上の時間は難しいそうです。ホームページもあります。
生姜とシナモンで味つけしたじゃがいもをレンズ豆の衣で揚げたポテトバダや、タマネギ料理のオニオンバジャも興味しんしん。次回チャレンジ。っていついけるのだろう。 
●リーラズ キッチン東京都世田谷区代田 4-7-19 メゾン フクダ1階 電話&FAX 03-6659-4338
新代田、世田谷代田駅から徒歩5分。環状7号線沿い。営業時間 月曜日から金曜日の12時〜17時。

GAIA下北沢店 オープン!

April 1, 2008

ガイアさんが、お茶の水店、代々木上原店に続いて下北沢店をオープン。待望のシモキタ店は食堂つき。4月1日、開店!です。
代表の清水さん、お店のコンセプトは?「八百屋、芋コロッケ、手打ち蕎麦の3本柱!」 ハィ(^Д^)ゞ

 店の奥に6席のカウンター併設。昼はランチ(玄米のり巻き定食、米澤製油のなたねサラダ油で揚げたコロッケ定食。弁当もあり)、喫茶、夜は手打ち蕎麦とお酒、野菜料理が楽しめます。どれもおいしそう ヽ(^。^)丿
芋コロッケの具は毎日、日替わり。
蕎麦粉は新潟・津南の笛吹きタカナミさんが、無農薬栽培したものを使用。香りも味も格別! タカナミさんは八町歩をひとりでこなしています。
 
お花は農家の小泉さんから直送された無農薬の花で、これから販売を予定とか。これは嬉しい。
店内の壁はベージュ色の藁入り土佐漆喰と、白い漆喰の2色塗り、ガイアらし〜い雰囲気。内装は代々木上原店も手がけた「樹の住まい舎」佐藤良則さん。カウンターの木は北海道旭川で求めた8年間自然乾燥させたタモ材。木と木をつなぐ接着剤はボンドではなくご飯!と、どこまでもナチュラル。

今回、下北沢店オープンに合わせてガイアネットもリニューアル。「しあわせ野菜パック」など、お得なサービスセットもあるのでガイアを試すチャンスです。
●GAIA下北沢店・GAIA食堂東京都世田谷区代沢4-44-2TEL 03-03-5433-4630    FAX 03-5433-4631TIME 12:00〜22:00(食堂ラストオーダー)

MUS MUSで畔蛸の幸

March 31, 2008

新丸ビル7階 丸の内ハウス「MUS MUS」に三重県畔蛸(あだこ)の漁師、北川 聡さんの海の幸が入るようになりました。あだこ便は週2回。
この日はサザエとムール貝が到着。料理長が「すごいです。大粒で立派です!」と見せてくれました。確かにツヤがあって大きい!
北川さんは漁師であり、猟師であり、民宿北川の料理人であり、米を作り、野菜を作る百姓でもあるという八面六臂の活躍。そんな多彩で多忙な北川さんの一番の大取り組みは岩がきの養殖です。天然採苗にこだわり、地元の仲間5名で「的矢湾あだこ岩がき協同組合」を結成。岩牡蠣ひとつひとつにタグをつけ、5名でそれぞれ色を変え履歴もしっかり。
そんな畔蛸(あだこ)の海の幸をいただくからには日本酒でしょう! MUS MUSは「蒸す」が店名なだけに、お酒も「蒸し燗」あり。
蒸し燗にひかれつつも、まずはじめに飲み比べセットを注文。お酒担当の中嶋さんがセレクトした3本は、秋田清酒(株)の刈穂の山廃純米、 日の丸醸造(株)のうまからまんさく、旭酒造(株)の獺祭純米吟醸50。ALL 純米酒。
湯気とともにテーブルにきたのは、大分県「ナチュラルファーミング」から届く野菜を、セイロでアツアツに蒸したもの。春爛漫!の顔ぶれ。味噌バーニャカウダ、和タルタルソース、沖縄の塩の3種でいただきます。
北川さんのサザエの壷焼き! 登場。この磯の香り、醤油の焦げるにおい……。いきなり海の家にきた気分。
つづいてムール貝。オオツブ〜と思ったら1個だけで、あとは小粒。あれれ。次の日、北川さんに言ったら「まだ時季が早いからなあ」と。 (-_-) ナンデストッ
これは全国でも珍しい魚の塩辛。北川さんが住む畔蛸(あだこ)エリア近辺にしかないという、魚一匹丸ごとの塩辛です。現地名「しょっから」。魚(これはサバ)に一切、包丁を入れず、新鮮なうちに塩をまぶし、1〜2年漬けるというワイルドな醗酵食品。サバ以外にカツオ、サンマでも作るという家庭料理だそうです。日本版アンチョビー。
MUS MUS社長の佐藤としひろさん。普段はやさしい笑顔の佐藤さんですが     ↓
お酒を利き酒する時と、料理の味をみる時は別人格登場。気迫あり。お酒が劣化しているとすぐさまチェンジ。
獺祭の蔵直の純米吟醸50 発泡にごり酒は、バッチリ! 笑顔が出ました。
磯の香りが辺り一面。 北川さんのサザエが炊き込みご飯となって登場! お米は山形県・鳥海山の池田秋夫さんが栽培する天日干し米を使い、注文のたびに土鍋で加熱。ごはんの具材は日替わりです。
じつは佐藤社長、新丸ビルの同じフロアにもう一軒、お店を経営しています。女子専用のスナック「来夢来人(ライムライト)」。昭和30年代にトリップするレトロな雰囲気。
男人禁制の来夢来人は、お店のスタッフ全員男性。

カラオケもあり。歌の上手いママ、ミッツ・マングローブもお待ちしています。

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