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漆器を新しく

March 25, 2008

久しぶりに器を買いました。ひと目惚れです。溜の漆椀。

ガラスのような艶、そしてシャープなフォルム。ひっくり返してもスマート。これなら他の食器とも相性が良さそう。

ひと目惚れした一番の理由は、この極薄手感。天然木ならでは可能な薄手です。だからこそこのデザインが成り立つのでしょう。木の粉と樹脂を固めて形を作り、ウレタン塗装した漆風製品が氾濫していますが、品格がまるで違います。
直接、器に口をつける汁椀なので、ここまで薄いと、さぞ繊細に舌に伝わるだろうなあ…など、さまざまな想像を廻らせて購入を決意。(10%offで買える日だったことも背中を後押し)
東武百貨店池袋店の店員さんいわく「食洗機にかけても大丈夫なんですよ」。
うちには食洗機がないけれど、それくらい堅牢だということ。デザインのみならず強さも自慢のよう。
あ、商品名がまさに「堅牢 KENRO」なんですか ∑( ゚Д゚)
お椀の生産者「土直漆器」は越前のメーカー。HPもありました。

強さと美しさへのこだわりを実現させた堅牢シリーズ。食器洗浄機や熱湯などの使用への耐久性を持ちながら、天然素材だけが持つ、使えば使うほど馴染み美しさを醸し出すその風合いをぜひお楽しみください。
なるほど。そして漆にもこだわりが

漆は完璧な天然の塗料です。この漆器に使用した漆は文化財、社寺仏閣補修用に開発された特許製法の漆です。この純度が高く丈夫な漆は1000回以上の食器洗浄機テストや煮沸テストにかけても変色や艶落ちがほとんど認められませんでした(その丈夫さが買われ現在、地元の学校給食でも使用されています。)それでいて漆独特の経年変化により漆ならではの溜色が美しい飴色(赤茶色)を帯び始めてきます。こだわりはこの強さと美しさです。日常で存分に使って漆器を楽しんでください。
「誰も真似できない、新しい天然漆塗りです」

↑なのだそうです。
用の美を追求してたどりついたのがこの形であり、デザインなのだとわかりました。堅牢シリーズもいろいろあるようですが、選んだのは「堅牢やわから椀 溜」。
土直漆器 土田さんに「堅牢シリーズ」についてお聞きしました (^。^)
「堅牢シリーズは、発売してもう6年目になりますが、天然木、天然塗料でありながら食器洗浄機にも入るというまさに堅牢な椀でございます。今のところ、とくにクレームもでておりませんので弊社も自信をもっておススメいたします。また、そういう丈夫な漆を使っている為、総溜塗り(普通あまり内側は溜で塗りません)も、漆が丈夫な証拠としてださせていただいております。ガンガン使っていただいて美しい飴色を帯びるのを楽しんでください」
6年たってクレームなし ヽ(゚∀゚)ノ サスガ
ガンガン使って風合いの変化を楽しみたいと思います。
さて、やまよ。今までどんなお椀を使ってきたかといいますと
よく使うお椀を紹介します。

(左)十時啓悦さん作。個展で購入し、すでに10年近くたちますが、丈夫でびくともせず、味わいは増すばかり。大ぶりなので具だくさんの汁ものに重宝。小丼としても便利。ほぼ毎日使っています。(右)1996年刊行の「おいしい東北」の取材で訪れた会津「鈴木屋利兵衛」で購入。底が丸くふくらんだほてい形。朱と溜、どちらも捨てきれず1色ずつ購入(今なら心を鬼にして、どちらかの色にします)。

古い漆器2種。
(左)境港の実家、納戸で寝ていた超古椀。今はなきおばあちゃんの若い時代からあったとか。明治時代? (右)宮城の古道具やさんで96年に購入。どちらも重ねられて便利。きちんと作られた漆器は長持ちすることを実感。

濡れたように鮮やかな赤! うちの家宝、漆の椀KING 角 偉三郎さんのお椀です。

角さんの漆器に出会ってから漆に開眼しました。角さんの合鹿椀はつとに有名ですが、どのアイテムも今までの漆器にはない形ばかりで、いたく感動。伝統とモダンの融合。個展に行くたび。ため息ついて帰ってきたことを思い出します。残念ながら2005年に旅立たれてしまい新作を見る事はできません。これは工芸・端玉の個展で購入。和倉温泉に美術館も。本も出ています。

温かで軽い、ほっこり楽しい漆のお椀。久しぶりに一同に並べてみました。気持ちよさそう。こうしてみると、堅牢シリーズがいかに薄いかわかりますね(上から2個目の真ん中)。どれもそれぞれに味があります。
*ただし、超薄いのでアツアツの汁を注ぐと熱い…です。

CONRAD*MACROBIOTIC

March 19, 2008

今日は久しぶりにコンラッド東京「風花」に。完全予約制でマクロビオティックコースがいただけます。
とかく、まずい、かたい、暗い!? と誤解されやすいマクロビオティックですが、誰が料理するかで味が変わるのは、どんなジャンルの料理も同じ。もし、今までのマクロビオティックがおいしくなかったのなら料理人が下手だったということ。
コンラッド東京「風花」の斎藤料理長が手がけるマクロビオティック料理は、プロならではの技術と美しさがあり、総合的なクオリティの高さを感じさせてくれます。引き出しが多い料理人ならでは、の魅力があるのです。
毎回、楽しみなのが「野菜の擂り流し」。本日はブロッコリーでした。野菜の他は ”昆布だしと塩のみ” で素材の力強さがものをいうおいしさ。
シンプルながら野菜の力強い甘みとこくがありました。もちろん砂糖は一切不使用。米飴もみりんも使用せず。「ブロッコリーの甘み、うま味は芯をどう生かすかです」と斎藤料理長。
おしのぎの登場。玄米と黒米の野菜寿司です。寿司飯は酢と塩のみ。甘味料一切なしなのにコクある甘さ。酢もパンチが効いてました。そして寿司飯にはもっちり感もある。どうしてこんなに味がなじむのか、料理長におたずねすると「玄米を炊く時に味をつけている」のだとか。
これにはビックリ。炊いたあとで酢の味をつけることしか考えたことありませんでした。黒米も一緒に炊くと色がつきすぎる…とのことで、いろいろ工夫ある一品でした。
目にも鮮やか!空豆と新キャベツのお椀。 空豆はマッシュして餅粉を使い、もちもちっとおいしいクリーミィな餅状に。その下にキャベツが折り紙のように静座。独活と黄にらも加わって彩りと風味がプラス!春三昧のお椀。
 新わかめ、めかぶ、嫁菜を使った酢の物。わさびが添えられ、クリアーなおいしさ。しかも美しい! 村さんのわかめでトライしてみようっと。
めかぶの切り口はお相撲の行司が持つ軍配団扇に似ていることを発見。こんな風に飾るとなんともかわいい。
焼き物は筍と山芋。筍はじゃばらに切り込みが入り(このあたり、さすがプロの技!)表面にごま油を塗って丁寧に焼いてありました。ごまの風味と甘み+香ばしさが最高のひと皿。
葉牛蒡のきゃら煮が添えてあり、一緒に口に運ぶと野趣あふれる組み合わせ。

炊き合わせ。レタス、皮ごと葉牛蒡、ふき、油揚げ。それぞれの味がしっかり生かされ、やさしい味わい。牛蒡はだしの味がじっくりしみて、信じられないくらい柔らか。
料理長いわく「もともとの味の濃さが重要です」オーガニック栽培の野菜ならでは、なんですね。くるりと束ねられたレタスの盛りつけにいたく感動。家でトライ!
お次は揚げ物です。見た事がある草が……と思ったらカラスノエンドウ! 味じたいはあまりありませんが、なんともキュート。エンジェルヘアパスタか絹もずく!?状の細い素材は牛蒡の根です。こんなに細いのに牛蒡を凝縮したようなしっかりした味の濃さ、パリパリ感もGOOD。ほのかな苦みが楽しいふきのとう。椎茸にもちきびをつめたものも美味。素材の取り合わせが面白い揚げ物でした。
そして感心したのは天つゆです。大根を鬼おろしで皮ごとすったものが入り、歯ごたえ良く、そのままゴクリと飲みたいくらいのおいしさ! これで素麺食べたらどんなにおいしいかしら。
鬼おろしですると大根から水分が出ず、食感も良くなるとのこと。味のバランスも良いし、いいこと教わりました。メモメモ〜。
仕上げはそのつど炊いてくれる土鍋炊きの玄米ごはん。マクロビオティックの定番であるごま塩、そしてお漬物。
さらに湯桶が運ばれ、中には煎り玄米が入ったお湯が。茶碗にこれを注ぎ、お茶漬けのように食べると、また風味が違った味わい! 玄米は2段階の楽しみ方ができるようになっています。この後、水菓子のフルーツと干しいもが登場。斎藤料理長、お見事。ごちそうさまでした。
コンラッド東京のエレベーターホール。季節の花や緑が豪快に生けられ、毎回、見るのが楽しみ。本日は桜!すごいボリューム。モデルは一緒に行ったAさんです。

雪中、秋田の桧山納豆

March 6, 2008

 
秋田で有名なものは数あれど、桧山納豆はつとに有名です。秋田音頭とともについ、口ずさんでしまいますね。
♪コラ、秋田名物八森ハタハタ、男鹿で男鹿ブリコ(アーソレソレ)能代春慶、桧山納豆、大館曲げわっぱ 
秋田県庁の方に教わったおそば屋さんでも、登場していました!
秋田はいなにわうどん圏で、おそば屋さんは少ないそうです。ちょっと意外。
 「そば処 安澄」さんの一番の名物という「冷やし納豆そば」を注文すると殿方には真っ赤なプチトマトがON女性には真っ赤なイチゴがON
女性にはサービスなんですと! おそばにのったイチゴ初めてです。心づかいに嬉しくなりました。
でも、そばつゆがかかったイチゴ、納豆の味がうつったイチゴってのはどうなんだろうと、隣りの里見美香さんを見ると、すでにイチゴは漬物の小皿に移動ずみ。
「デザートにしようと思って(笑)」なるほど。すでにそばつゆかけてしまったやまよ、ちょっぴり後悔。
いろいろ思い出すにつけ、納豆が歌詞で登場するのは秋田音頭くらいじゃないかと思うのです。素晴らしいPRソングです。♪秋田音頭お忘れのかたに
コラ、秋田音頭です「ハイ、キタカサッサー、ヨイサッサ、ヨイナー」
コラ、いずれこれよりご免こうむり音頭の無駄をいう(アーソレソレ)お耳障りもあろうけれどもさっさと出しかけな「ハイ、キタカサッサー、ヨイサッサ、ヨイナー」 
コラ、秋田名物八森ハタハタ、男鹿で男鹿ブリコ(アーソレソレ)能代春慶、桧山納豆、大館曲げわっぱ「ハイ、キタカサッサー、ヨイサッサ、ヨイナー」
コラ、秋田の国では雨が降っても唐傘などいらぬ(アーソレソレ)手頃な蕗の葉さらりとからげてサッサと出て行がえ「ハイ、キタカサッサー、ヨイサッサ、ヨイナー」
コラ、秋田の女ご何どしてきれいだと聞くだけ野暮だんす(アーソレソレ)小野小町の生まれ在所おめはん知らねのげ「ハイ、キタカサッサー、ヨイサッサ、ヨイナー」
コラ、おめがたおめがた踊りコ見るならあんまり口開ぐな(アーソレソレ)今だばええども春先などだば雀コ巣コかける
 いい歌詞だな〜。「コ」 をつける秋田弁、優しくて大好き。

雪中、秋田のべらぼう

March 4, 2008

秋田第二弾。天洋酒店さんからほど近い居酒屋「べらぼう」さん「日本酒がいい!」と、噂を聞いていただけに期待で胸いっぱい!
店内に入ると、木の豚さんがお出迎え。 誰かの帽子かぶってます。
今宵のお酒ずらずらと幸せの図。全部制覇なるか!? 
まってました! がっこ盛り合わせ。いぶりがっこになた漬けに、山菜、茄子の塩漬け。そして手前の赤紫のごはん……これご存知ですか? じつはごはんの漬物で「赤寿司」といいます。能代地方の名物とか。はい、甘いです。能代のおばあさんの中には、ごはんにこの赤寿司をのせて食べる人もいるとか。ほんまかいな。甘いのでおやつみたいです。がっこ天国!
こちらじゃポピュラーな海藻「ギバサ」。たたくと、このようにぬめりが出て、とろとろ。このままアツアツごはんにかけてもおいしいんだとか。お醤油と酢とおろし生姜で、さっぱりつるんとのどごし最高!
秋田といったら鍋! 鍋の具材も盛りだくさん! 白いお団子は名物「だまっこ」! 細うどんは「片栗うどん」という乾麺。でも片栗は入っておらず、小麦粉と塩のみ。
すごい。秋田の酒のラインナップ! こんなにありんすか。天洋酒店から届きます。
「んめ”え〜 酒っこ」
めに濁点ってどう発音? 
びっくり。秋田以外の全国の銘酒もずらり勢揃いしてました。 これは天洋さん以外のお店から。
べらぼうさんの手書きオリジナルカレンダーを見つけました。
ご主人がなまはげにふんしてます。
そっくり↓
 
おつきの猫のセリフ
「なぐごはいねがー」
「ナマハーゲ ナマハーゲ」
 ゆるみました〜 ヽ(^。^)丿
カレンダー内の「2008 にがず」にもうけました。
いいなあ〜。秋田・能代 べらぼうさん。
今頃「さんがず」に変わっているでしょうね。また行かなくちゃ!

雪中、秋田でエニョ(追記あり)

March 3, 2008

雪の秋田へいってきました。天洋酒店の浅野貞博さんが、能代の駅前市場に連れて行ってくれました。そこで「エニョ」なる山菜の水煮を発見。
エニョ (’-’*)
エニョ  (*゚ー゚)
エニョ  (*´ε` *)
超かわいい名前ですが、その場に居合わせた人誰も、はえている状態を見た事がないとのこと。ふきそっくりですが、ふきのように中が空洞ではなく、みっちりつまっています。
エニョ o┤*´Д`*├o
つい口ずさんでしまう、その名前「エニョ」
その後、お会いする秋田県人さん何人かに「エニョご存知ですか?」と聞きましたが、能代の民以外は「?? エニョですか?」と目をシロクロ。どうも能代以外では知られてないようです。でも「エニョ」一度聞いたら、忘れられない名前ですよね。 
*その後、秋田県庁の佐々木一生さんに聞いたところ「エニョ」以外、「エンニョ」「ニョウサク」「サク」という言い方もあるとか。一生さんいわく「ガキの頃から食べておりまして大好物で〜す。もっぱら「みがきニシン」と一緒に煮付けにします。どんぶりご飯、いけます(笑)」とのこと。椎茸やさつま揚げとも煮付けますと浅野さん。ふむ。
詳しくはこちらそしてこちら。 

天然の生わかめ98円。「ギバサ」という名の海藻もあり。ホンダワラか? あみ茸の能代名「いくぢ」 能代では欠かせないキノコだそうです。天然で塩だけ使用の水煮とあり、こりゃいい!と思ったら中国産。あらら。てんこ小豆。黒ささげとか。秋田産は1袋180円。輸入品は105円也。
ところ変われば品変わる。楽しいですね!
おや、大袋。

な、なみしお〜〜っ :w(゚Д゚;)w:
漬物工場や、味噌屋さんの片隅で見た事ありますが、一般店舗で「並塩20kg」がどうどうと市販されているのは、やまよ初めて見ました。秋田、さすがというか、なんというか。漬物文化圏なのでしょう。
たまげた能代いろいろ

キャベツ1俵 980円で販売。
 一俵って??  ∑(`ヮ´*ノ)ノ
 
人参さんも1俵売り。(-θ-)ノ
1俵って60kgじゃないのかしらん。大量に売る事を1俵という単位で表す? 
謎を残したままの秋田路でありました。
 今回のガイド、能代博士こと天洋酒店・浅野貞博さんをご紹介します。
お店で売っているのは秋田県産の純米酒・吟醸酒のみ。しかもすべてが試飲ができるという、なんとも頼もしいお酒やさんです。

試飲したお酒です。20種類以上。オソロシヤ。

一緒に行ったdancyu別冊 編集長の里見美香さん。全部モチロン制覇です! ふらふらのやまよと違って余裕たっぷり笑顔のピース! さすが発酵研究編集長! 鍛え方が違います。
天洋酒店さんは年中無休でAM9時〜PM7時営業。ビールもナシと潔いのでありました。通信販売もOK! 詳しくはホームページをLOOK
〒016-0824
秋田県能代市住吉町9−22  電話0185-52-3722
*追記数日後、浅野さんからエニョと身欠きにしんが送られてきました。にしんはたっぷりの日本酒を使って柔らかく煮たあと、醤油、みりん、生姜を入れてコトコト。その汁でエニョを煮ました。エニョはふきの味に近く、なめらかでややほろ苦感あり。味の濃いにしんに合わせるのはなるほど!でした。
そしてエニョだけさらに、たまり醤油と味醂を足して煮たところ、赤ワイン煮のようにこっくりとした色とおいしさになりましたとさ。ごはんモッテコイの味!
思わぬ秋田の味を堪能 ヽ(^。^)丿↓浅野さんセレクトによる、今飲み時の秋田の酒3本! 

三重 農園バイキング

February 24, 2008

バイキングレストランが大流行りですね。元旦、京都で行った四条河原町・阪急百貨店内「はーべすと」も、そりゃすごい人でした。おせちはいったいどうした!? 状態。 
かくいうやまよも「ぜったい、やまよさんが好きだと思う!」と連れていかれたのでした(せっかくの京都なのにぃと思いながら。とはいえ元旦だったので賢い選択かも)
バイキングは自分の目で確認しながら選べるので、おじーちゃん、おばーちゃんから子ども、食事制限のある人には便利。お肉が苦手なやまよにも。
ただ、家で作れるようなものが多いので、外出先でなければ食べようとは思いませんなあ。
そんな事を思っていたら、とあるおかずの前でどこかのダンナが奥さんに叱られてました。「ちょっとぉ、そんなの取らないで、もっと家で作れないもの選んでよ〜」
∑(`ヮ´*ノ)ノ
えっ、いったいどれが作れないのだ?! とツッコミたくなりました。
三重県・伊賀にあるモクモク手づくりファーム直営のレストランは6カ所もあって大人気。モクモクさんは作物から手づくりです。大豆も自家製で、豆腐、豆乳が出来立てで並びます。麦も自家製でパンもビールもあります。米も自家製。野菜も自家製。豚も自家製。ぶぅぶぅ。
そのうちの一軒「農場レストラン 風にふかれて」に行きました。
ごはん、おかず、汁物、デザート……。何から始めたらいいのか、迷うほど盛りだくさん。
一緒に行ったタマちゃん。 さっそく野菜をゲット! 普段の食生活がわかりますね。
へえ〜。郷土料理「がらからおろし」ですって、バイキングにも地方性は大事。ここで郷土料理を覚える子どもも多いのかも? 鬼おろしは三重県にもあるんですね。
郷土料理もひとつ「椎茸の煮なます」。椎茸はどこ? さつまいもの方が多い?! 
メタボ人の心を打つでありましょう。玉ねぎはさらさず、辛いけど栄養そのままとか。ちゃんと表示されているので納得感ありますね。
自慢の納豆と豆腐。大豆が大粒! ツヤがあります。
ご飯は豆がミックスされた雑穀ご飯と、玄米ご飯が用意されています。お漬物も盛りだくさん。
選んだごはん。奥が玄米で手前が豆入り雑穀ご飯。 玄米はモチモチ系!
おかずは名物の豆腐、納豆、ヘルシーなひじき料理を選びました。
↓とあるかたのお皿。塩焼きそばにソーセージ、野菜スティック。好みがお皿に出ますね〜。

お皿の上が長いもの=ソーセージだけっのオジサンもいました。太っちゃうよと心でつぶやいて体型を見たら、太ってました……┌┤´д`├┐やはり
こんなにおいしそうな豆腐や野菜料理があるのにモッタイナイ…と、心底思いましたが、オジサンから見たら「こんなおいしいソーセージがたくさんあるのにモッタイナイ」と、やまよの皿を見て思うんでしょうねえ。
価値がわかってないとお互いに ヽ( ´ー)ノ フッ
お茶の種類もたくさん! 全部、日本産!
タマちゃんが選んだデザート皿。かわいいので撮影させてもらいました。右端は沖縄の黒糖を使った玄米粉のケーキ。手前は自家製ヨーグルト。ぜんざいは……あら、タマちゃん白玉ばっかで小豆がちょっぴり。そんなわがままがきくところもバイキングのいいところ。
さて、モクモクさん、レストランのレシピを公開しています。生活習慣病関係もあるので、三重県まで行けない人はおうちでトライ! 

自転車の玄米弁当やさん

February 14, 2008

青山の国連大学の前に、昼時になると自転車で玄米菜食のお弁当売りが現れる!と情報をキャッチ。翌日、さっそく行ってみると……いません。
ガクッ
雪がふりそうだからお休み? うえーん、なんのためにきたんだか……(ノД`)。
でも、あきらめきれず、しばらくたってもう一回見に行ったら、いたっ! きた! お弁当、売ってる!
やった〜。待てば海路の日和あり。ヽ(^。^)丿「待っていたんですよ〜」
「すみませ〜ん。今日は配達に寄ってからきたので、遅くなったんです〜」
お弁当の種類は4種くらい。おやきとカツの2種を購入。それぞれ700円也。 
容器は燃やしてOK のタイプ。環境に気を使っています。
玄米ごはんの上に、おやきがドン! 一瞬、ハンバーグみたいです。
で、こちらがカツ! 香ばしい揚げ物のにおいが〜。
ベジタリアン ガテン系!
車麩と大豆で作られたソイミートをカツにした揚げ物弁当。ソースもたっぷり。どちらのお弁当にもカボチャとサツマイモの温サラダがついてました。
試食中!
やまよ、寒かったのでタートルネックセーターにウールのワンピース、厚手タイツ+靴下。加えてダウンコートという防寒ウエア。で、頭はカリメロ。妙だけど暖かいんだな。ファッションは防寒が最優先。
さて、お弁当の感想です。玄米ごはんはモチモチとやわらか。ありがたく、おいしくいただきました。でも、やや量が少なめ目であっというまの出来事。体を思えばこれくらいの量でいいのでしょうね。でも普通の人は物足りないかも…とおせっかいなことを考えつつ。ビルの上から道路をみたら、あっ、ちょうどお弁当やさんの上にいました。寒いのに、まだいるってことは売れてないのかしら。
し〜ん。12時をかなり回っていたので、お弁当買う人はいなくなっちゃったのかも。
あ、人通り復活。お客さんだ。よかった〜  (o^-’)b
全部完売。店じまいです。看板も荷台に積んで、なるほど! 自転車って便利。お疲れさま!  
お店のカードをいただきました。
ロハスカフェ&セラピーサロン レインボー バード ランデブー
というのだそうです。お店は、えっ? 中目黒? 中目黒からはるばるやってきたんですね。自転車ならそう大変でもないかしら。青山でお弁当を購入する機会があれば、お試しください。電話で確認したほうが安心です(笑) 

岐阜 わらべ村の桜井祐子さん+楮

February 2, 2008

かれこれ10年近くのおつきあいをさせてもらっている岐阜県美濃加茂市の「わらべ村」桜井祐子さん。久しぶりに二人でゆっくりお食事しました!^.^ お店は祐子さん推薦の「楮 kouzo」 さん。Veganの祐子さんなので、もちろんall vegeコース!! 楽しみ楽しみ。Ψ(`∀´)Ψ
まず初めのお皿は、じゃがいも田楽、ほうれん草入りの柚子釜、エリンギの磯辺揚げの3品です。お酒は房島屋の純米吟醸(こんなお酒の会もあったようです)。
久しぶりに祐子さんに会ったので話したいこと山ほどあり。祐子さん、うるさくてごめんなさい m(。・ε・。)mスイマセ-ン
祐子さんはいつも穏やか〜っで会うだけで癒されるチャーミングな女性です。やまよとは月とスッポン(笑) 動物性のものは一切口にされない祐子さんですが、すこぶる元気! お店にイベントにがんばっています。動物性を摂らないと病気になる……ことはないと実例を前に思うのであります d(-_☆)
祐子さんのお父上は桜井食品の社長、桜井芳明さん。自然食愛好家、ベジタリアン、ビーガンならここの製品、特にインスタントラーメンを知らない人はないっ!というほど有名。岩手県には直営の有機JAS 認定農場の桜井農場もあります。原料にこだわるオーガニックの老舗。 
さて、次のお椀が到着。あつあつの揚げ出し大根入りです。心まで温まる一品。
お次の料理には、おっ料理人の市橋さん登場! おいしくいただいてまーす!ヽ(^。^)丿

「いきますよ!」 ジャ〜〜。立ち上がる湯気! いい香りが!
カンカンに焼いた石の上に海老芋がお山の大将状態。そこへ醤油餡をかけたのでアツアツの蒸気が立ち上ったのであります。柑橘の香り、せりのすがすがしさが加わってやさしいおいしさ。楽しんでもらおうという気持ちが伝わります! 嬉しいなあ〜。〜(^Д^〜)
個性的な器はご市橋さんが焼いたものだとか。にぎやかに並べられた鍋道具一式。 なにが始まるの!? 
「蕪を鍋に入れてお楽しみください。たれはくるみです」
白いかの刺身(笑)とおもいきや、蕪をほそ〜〜く切ったものでした。 鍋に入れますと蕪はしなやか。周囲が透明に輝きます。
くるみのたれに入れていただくと、ぬるんぷるんとやさしいお味。初めての食感!
なんですか! これは!! 不思議。
「蕪を桂剥きし、フィットチーネ状に切ります。 片栗粉をまぶしてお湯にさっとくぐらせて水切りし、そのあと冷水ではなく蕪と同じ温度の水につけます。つるつる麺のようになっておいしいですよ!」
丁寧に教えていただきました。このお鍋、料理名はなんというんですか? 
「蕪のお鍋、今日初めてお出ししたので名前がありません」
「蕪のとろり鍋とか?」3人でわいわい話しがはずみます。野菜だけの料理の可能性って無限だなあと思いました。
くるみだしはくるみをすったものに、りんご糖、醤油、だしを入れたのだそうです。こちらもこくがあって蕪にぴったり! 植物性だけのうま味を堪能 (^ー^* )
最後のごはんは「生のりのお茶漬け」。あつあつの汁に生のりや旬の野菜がキラキラ。ごはんをくずして、さっそくいただきます。うども入って爽やか! じゅる、サクッ。
最後はデザートタイム! 煮りんごです。白砂糖は不使用。おだやかな果物の甘みだけで皮までおいしい一物全体仕上げ。
植物性だけ、白砂糖なしで素敵なコースを仕上げてくれた「楮」さん、そしてセッティングしてくれた祐子さんに大感謝!の一日でした。
  Vegeのコースは要予約。動物性素材を使ったメニューもあります。
● 楮 kouzo
〒500-8838岐阜市八幡町35-2(岐阜市文化センター東隣り)  電話058-263-7799

熟成した日本酒だけのBAR

December 18, 2007

品川駅西口から信号が青ならすぐのウイング高輪2階に、日本酒の長期熟成酒専門のバー「酒菜論」があります。壁面一面に並んだ瓶はどれも年代物。日本酒にはビンテージという考えはないと思われていますが、どっこい時間を経たお酒はとびきりおいしいのです。

 種類がありすぎて迷う人向けに、2パターンの3種飲み比べセットが用意されています d(>_・ )

甘くとろりとした味のものや、酸味がしっかりあるものなど、個性いろいろ。お醤油色したお酒から、山吹色、透明なものまで、目でも楽しめます。

この店の塾長、上野伸弘さん。やさしくスマートな語り口。なんとやまよと同い年 (・x・)ノ 。豊富な知識で、毎回お勉強させてもらっています。塾長ブレンド酒も見逃せませんよ。
メニュー表の一部。全国の珍しい熟成酒が一同に。あの蔵の10年古酒?!などと、びっくりする名柄も。
単品をオーダーすると色や香りが楽しめるよう、こんなグラスで登場。味わいがさまざまで試したいお酒だらけに。しかし不思議なのは、なん杯飲んでも酔わないことなのです。長期熟成のなせる技? こんなラクなお酒ってどういうことなんでしょう。
バニラアイスにかけて楽しむ高級バルサミコもまっさおな古酒もあり。お米の力ってすごいなあ!を実感。
お酒はホームページから購入できます。ワインに比べると良心的価格。出会の年の記念ボトルを探してみてください。
●酒茶論 
東京都港区高輪4-10-18 ウィング高輪2階
Tel / Fax:03-5449-4455

鳥取 Mt.大山のご馳走

December 13, 2007

11月に出かけた大山の話。大山といっても神奈川の「おおやま」ではなく、鳥取県の大山です。ここに精進料理の老舗「宿坊 観証院 山楽荘 」があり、およばれしてきました。

玄関を入ると、色とりどりの葉が水鉢に。
お箸が添えられていました。理由を典座さまに伺うと「好きなように並べ変えたり、遊んでいただけたら」と。素敵です〜! 目のご馳走ですね。

標高830m。この地で採れたものをお出しするのが特徴とか。自ら山に入り、きのこや実を採取されるそうです。 なめこおろし、ぶなはりたけの辛子あえ、大山きゃらぼくの寒天よせ。

お若い典座さま、肌が透き通るほどきれい。
食事前にありがたいお話しを頂戴しました。

山いか刺し。わらび葛を練ったもの+湯葉。

いたく感動した「大山きゃらぼくの実の寒天よせ」!
生まれて初めていただきました。きゃらぼくは大山に生える樹。実が食べられるとは知りませんでした。まさにここでしか食べられない一品。はかない命をいつくしんでいただきました。種は毒なので抜いてあるそうです。細かい作業。
*キャラボクはイチイの変種で東北から中国地方にの日本海側の山地に分布。大山では「ダイセンキャラボク」の名で親しまれる。鳥取県の県木。

紅葉の葉、まいたけ、ひらたけ、ならたけ、なめこ、くりたけ、山の天ぷらづくし。

古代米(黒米)のお餅。もちもちして甘〜い。

赤米を煎ったおすまし。精進のお出汁が身体に温かくしみいります。この他に豆乳湯豆腐、ごま豆腐、ぬきたけの酢味噌あえ、桑の実のお酒、名物の大山おこわ(ぶなはりたけ入り)がでました。お気持ちが伝わる料理が並び、大満足の3150円。ご馳走さまでした。
「宿坊 観証院 山楽荘 」は、大山寺宿坊に伝わる山菜精進料理の伝統を守る静かな宿。山麓で採れる旬の素材をふんだんに生かした身体にやさしい精進料理。食事だけも可。スキー場にもなる大山だけに冬は素敵なほど寒いです
●宿坊 観証院 山楽荘
鳥取県西伯郡大山町大山14
電話 0859-52-2006
食事11時〜14時、17時〜20時 要予約
一泊二食8400円〜。食事3150円〜5250円

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