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神戸 Bistrot a Vin Les Vignes

January 17, 2020

年末の29日の深夜、神戸へ。
ビストロ・ア・ヴァン レ・ヴィーニュ田中さんのお店へ
田中さんが選ぶ泡やワインはどれも美味。お人柄も大好きです(とはいえ、なかなか神戸へ行く機会はありませんが…)
こちらのお店は、一昨年の甥っ子の結婚式の後、三宮の街を歩いて発見しました。

ロングドライブ後、落ち着いていただくサラダは、体がきれいになるよう

一杯飲んで、生き返った泡 HENRIOT
おいしいシャンパーニュは不思議な力があります✨

里芋のテリーヌ!

ブルゴーニュのピノ・ノワールをいただきました!
DOMAINE CHEVILLON

おかわりして、すみずみまでピノ・ノワールがしみわたりまして、元気快復!
こちらは、夜中の1時まで空いているのが嬉しい(休前日は23時まで)
何を頼んでもおいしく、空間が落ち着いて、こじんまり加減も好き。
なにより田中さんのお話も人柄もgooooood !!

というわけで、偶然発見した神戸三宮の貴重な一軒。ワイン好きの方におすすめです!
ビストロ・ア・ヴァン レ・ヴィーニュ
http://lesvigneskobe.com
https://www.facebook.com/LesVignes
Bistrot a vin Les Vignes
〒650-0012 神戸市中央区北長狭通2丁目10-1 天天ビル1F TEL&FAX:078-381-9419
営業時間:平日18:00~翌1:00 日曜・祝日17:00~23:00 月曜(祝日の場合は翌日休み)、第3火曜日

翌日の朝焼け。ホテルの窓からパチリ。
神戸の今は、近代的に復興しています。
私は姉や知人が兵庫に住んでおり、当時のことを聞く機会が多く、本当に今の神戸は夢のようです。

地震といえば、東日本大震災では東北の有志の酒蔵が「飲んで支援を!」と呼びかけました。
阪神大震災でも、多くの酒蔵が被災しました。
そして新しく造り直した蔵も。
全壊したこちらの蔵もそのひとつ
神戸酒心館

https://www.shushinkan.co.jp/news/本日1月16日-日本経済新聞社-朝刊にて掲載いただき.html
大手蔵が多い灘五郎ですが、こちらの蔵はコンパクトにまとまっており、蔵見学が楽しいのでおすすめ!
https://www.shushinkan.co.jp/kurakengaku/
震災後、さまざまな人生、いろいろな形が生まれました。
◉阪神大震災・東京新聞より引用 ↓
1995年1月17日午前5時46分、兵庫県淡路島北部を震源にマグニチュード(M)7・3の地震が発生。神戸市などで観測史上初の震度7を記録。死者6434人、行方不明者3人、重傷者約1万人、損壊家屋は約64万棟。県内の被害額は約10兆円に上った。多くの市民が被災地に入り「ボランティア元年」と呼ばれた。国や県、市などが総額16兆3000億円の復興事業費を投入。近年は、自治体が被災者に提供した「借り上げ復興住宅」の契約期限切れが相次ぎ、高齢者らが退去を余儀なくされている。

サバティーニ・ディ・フィレンツェ東京店の夏メニュー

July 7, 2019

カッコいい!と会うたびに思う女性が、ゴーラン三好玲子さんです。ミヨシコーポレーショングループの会長で、いつもクールかつ華やかで ”ハンサムな女性”という表現がピッタリきます。
婦人画報の取材でも登場→『理想の会食ジャケットとは?』

玲子さんのお父上、三好三郎氏の生涯を一冊にまとめた本『タキシード・サムライ 三好三郎一代記』が出版されました。
波乱万丈の生涯を、名編集者・都築響一さんがインタビューしてまとめた本で📕三郎氏の若き 松竹時代から、「砂の女」制作のことや、当時の日本にまったくなかった本格レストランの開店など、生涯を彩った数々のエピソードが当時の写真とデザインを入れて構成。

序文をちょっとご紹介↓

見応えある一冊に(市販はなし)こんな日本人がいたことに驚き、スケールの凄さにビックリしました。

『タキシード・サムライ 三好三郎一代記』編者/都築響一 編集/臼井悠 装丁/渋井史生/PANKEY (布背継表紙、小口三方金、スリーブ付きという豪華仕様!)

玲子さんが三郎さんから受け継いだお店のひとつが、イタリアの老舗 リストランテ サバティーニ・ディ・フィレンツェ の 東京店。本店は1914年の創業で、2014年に創業100周年の歴史を誇ります。
本店の雰囲気そのままという東京店は、1980年に銀座SONYビルにオープン。2018年の10月にヒューリックスクエア東京へ移転。

「トスカーナの神髄を味わう極上の正統派」というこちらの名物は、北イタリア名物のサーロインのソテー!

「ブラックアンガス牛サーロインのビステッカ フォン・ド・ヴォーとマスタードのソース」とか「トスカーナ州ヴァルディキアーナ キアニーナ牛IGP ビステッカ アッラ フィオレンティーナ1kg Lボーン」
などなど・・・

さすがトスカーナ!という豪華メニューで、お肉が好きな人には、もうたまらない御馳走でしょう・・・けれど、お肉が苦手な私には、まるで無縁ワールド。遠い目で見つめる高級店・・・と思っていました。

そしたらば!

2019年の夏のメニューは、夏野菜とお魚でいっぱいという✨ではありませんか

トマト図鑑!?

『夏を彩るイタリアンフェア開催』
https://www.miyoshi-grp.com/cardinal/sabatini/menu/index.html
トマトやズッキーニなど、夏の路地野菜が元気いっぱいのこの季節、夏素材のイタリアンメニューが楽しめるとのことで、イソイソ出かけたのでした!

サバティーニ・ディ・フィレンツェ東京店初めて伺いました〜
三好玲子さんにもお目にかかって、本を見せていただき、ワクワク★

まずは、お魚のマリネ

鹿児島産のカンパチをマリネしてオレンジ🍊風味のヴィネグレットソースなど、柑橘やハーブをきかせた一品。

そして!トマト好きにはたまりませんね〜というトマト三昧のパスタが登場🍅

真っ赤なトマトに、バジルと枝豆のグリーンがきいてます!

静岡生まれのアメーラトマトの贅沢な使いっぷりに感動。
アメーラは静岡弁で「あめえらー」でございますよ。
甘いでしょ?の意。初めて聞いたときに、イタリア語かと思いました(笑)

そして ウニ

ウニウニ祭り✨
トマトとウニがこんなに相性が良いとは・・・
バチが当たるんじゃないかと思いつつ、ウニをソースのようにリッチにいただきました。
↑この量はシェアする前で、ひとりでこの量を食べたわけではありません
取り分けてもらったの図↓はコチラ

お店は直輸入ワインもあり。特にこちら↓の白ワインが爽やかキリリ!酸味がギュッとしまって、野菜や魚介によく合いました

シチリアの Grillo ビオワイン

さらに!

お肉じゃなくて
マグロの香草パン粉焼き トマト・オリーブ・ケッパー・松の実の地中海風ソース です。中がレア状態、さすが上手な揚げ方!
というわけで……
老舗イタリアン、サバティーニ・ディ・フィレンツェ東京が手がける2019夏のメニューを楽しませていただきました🌞
季節の素材はその時期の体に必要なもの。暑い夏にはこの季節に旬を迎える素材が最高です

人柄も素敵なシェフと支配人にご説明いただきました
アラカルトメニュー

ワインも泡も、いろいろな種類が揃っています

銀座と有楽町界隈が見える、見晴らしの良い個室ものぞかせてもらいました!
じつは私、その昔、銀座7丁目のビル(昔のリッカー会館)に会社があったので、このあたりをよく歩いていたので、なんとも懐かしい〜

玲子さんの息子の桂一さんです!お世話になりました

入り口のお花もダイナミックです!

ヒューリックスクエア東京 の3階です!
老舗すぎて、敷居が高くて入りにくい感じもありますが(私がそうでした )
じ・つ・は、びっくりするほど!リーズナブルな平日のランチメニューもあるんです。ただし、人気なのでご予約くださいね。その時は、シチリアのビオワインもぜひご一緒に。
それから、こちらのお店、ウエディングでもよく使われるそうです。わかるわ〜〜!
(誰かここでパーティしてください♡)
◉サバティーニ・ディ・フィレンツェ 東京店
東京都千代田区有楽町2丁目2-3 ヒューリックスクエア3F
ランチ 11:30~15:30(L.O.14:30) ディナー 17:30~23:00(L.O.21:30)

盛岡のヌッフ・デュ・パプ

February 7, 2019

http://www.neufdupape.com/neuf_du_pape/
岩手県盛岡にあるカジュアル・レストラン「ヌッフ・デュ・パプ」のボス、伊東拓郎さんに会いにいきました!

震災の翌年、「よえもん」を醸す川村直孝さんに教わり、伺ったのが最初でした。
この日の盛岡は⛄️激寒っ🌨で冷たい泡はやめて、最初からピノ・ノワールworldへ!伊東さんが選ぶワインは間違いなくおいしいので、全幅の信頼をおいているのです!

まずは、新わかめ!海藻好きなので嬉しい一品

そしてアスパラガス!
盛岡のヌッフ・デュ・パプの魅力は、伊東さんが生産者と深くつながっていること。確かにおいしいものばかり!
生産者さんの地域と人柄を伊東さんからお話聞きながらいただくのが最高です。
今回も新ものワカメや、ほうれん草、生のアスパラガスに、パクチーと玉ねぎのサラダなど!鮮度勝負の野菜や海藻をたくさんいただきました。

そして、ずっと伊東さんに聞こう聞こう、教わろうと思っていたのが
「ほやの刺身に合うワイン」

こちらを教えてもらいました~★

ほやに、日本酒があうのはもちろん知っていますが、あえてワインで

気になるかたは、ぜひ伊東さんにお尋ねください!いろいろ考えてセレクトしてくれますよ

パクチーとオニオンサラダも

最後はピノ赤ワインに合わせて

「香茸とオオイチョウダケのパスタ」
きのこはきのこおじさんが山からとってきたもの

そして

そして、三陸といえば「牡蠣」を蒸し牡蠣で!

そのほかにも色々盛りだくさんに楽しみました。
また違う季節に!

伊東さん!

最後に伊東さんが選んでくれたのは、CLAUDE DUGATさんのピノ・ノワール

最後に伊東さんとパチリ
寒さ、つかれが吹っ飛びました〜!
行きたい行きたいと思っていても、なかなか叶わなかった伊東さんのお店。
また違う季節に伺いたいな〜と思います!

ヌッフ・デュ・パプの店内

お店は大箱で

http://www.neufdupape.com/neuf_du_pape/
結婚式の二次会にも使われる大人数カモン!OKなタイプです。深夜0時まで

ありがとうございました〜!
クラフトビールに日本酒、そしてワインの品揃えが素晴らしいのです。
ワイワイガヤガヤ、カジュアルに楽しめるお店です★

ビルは、ちょっと昭和入ってます(笑)

Grisの料理とノンアルコールワイン

July 7, 2017

~Grisの料理とノンアルコールワインのペアリング~
6月21日(水曜)、「世界唯一の“貴腐ワインビネガー”を造る 『トカイ ボル・エセット』Knotworkノットワーク – Tokaji Borecet トカイ ボル・エセット発表試食会に参加。人気若手の個性派シェフ4人がコラボする形でした。
◉そのコラボメニューは7月1日(土)から期間限定で提供
https://www.atpress.ne.jp/news/130200

そこで出会ったのが、代々木上原『Gris(グリ)』鳥羽周作シェフの料理と、ソムリエの外山 博之 (Hiroyuki Toyama)さんが考える、ペアリング対応の「ノンアルコールワイン」。自然派ワイン風だったり、シャンパン風だったり、ノンアルの日本酒風もあり。それぞれ、飲みごたえがあり!面白い。
お酒が飲める私でも、このノンアルコールワインで、鳥羽シェフの料理をペアリングさせたい!と思ったほど。
その話を白土 暁子 (白土暁子)さんに話したら、「グリに行きましょう!」とすぐ予約を。
発表会の席で、隣同士で共にノンアルコールドリンクに感激した江澤 香織 (Caori Ezawa)さんも一緒にGO!

今宵の日本酒は「長珍」
一緒のテーブルでお酒が飲めない人も、飲める人と同じ気持ち(気分?)で楽しく過ごせるよう、料理に合わせたノンアルコールドリンクが考えられているのです。

ワインの味を細かく分解して、苦味や甘み、ミネラル感など、近いものを集めて構築され、これが、とっても面白い!

(おまけに、昨晩は、渋谷のGengenanさんまでいらして、珍しいお茶をひとくち頂戴しました)

鳥羽シェフは発想も面白いけど、トークが面白い。ご自身の料理を、現代ハレンチ料理とも呼んでました。そして、これからの展開はフーゾクだそうです。なんじゃそれですよね。

地域食材を上手に取り入れてます。
日本の食を元気にするには鳥羽シェフみたいな発想を持つシェフが必要。最後のデザートはビーツに「梅干し」、緑の野菜がのったエクレアとか、いやもう、面白すぎました。
オリーブオイルは、勅使河原 加奈子 (Teshigawara Kanako)さんが紹介する、セドリック・カサノヴァの単一品種のオイル。セロリのポタージュにテーブルで垂らし、フレッシュで深いグリーンの味わいが、個性をそえていました。

力ある食材、それをうまく引立てるシンプル・クッキング。組み合わせはセンス。
昨晩は、中でも、「ハマグリと水と餃子の皮だけ」スープが、驚きの超シンプルうまい一品でした!

◉Gris
http://foodport.jp/people/27479.html
http://foodport.jp/people/27849.html

ナディア・サミュさん✕Restaurant 8ablish

May 24, 2016

フランス料理界から注目を集める南仏・エクサン・プロヴァンス在住の女性料理家ナディア・サミュさん✕Restaurant 8ablish=グルテンフリー&ヴィーガンのスペシャルディナーが開催されました。
私自身は、車麩大好き(お肉は苦手)の小麦グルテンOK人間ですが、フランス料理で小麦を使わない(しかも、ヴィーガンで!)ということで興味津々!

ナディアさんが考えるのは「キュイジーヌ・リーブル=自由な料理」といいます。

8ablishオーナーでデザイナーであり、ヴィーガン料理の著書も多い玲子さん

この夜は、坂戸屋の武笠陽一さんがセレクトした国産ワインが3種用意されていました。
最初は松岡数人さんが造るドメーヌ・ポンコツ!?(スゴイ名前)の巨峰を使った泡。しかもワイン名が「おやすみなさい」ですからね

右が料理メニュー、赤字部分が和田シェフ、紫字がナディアさんのレシピです。左はワインリスト

ナディア・サミュさんと8ablishの和田シェフとのコラボ料理は、面白さ満載!

・そら豆のグリエ ゆずのヴィネグレット・ビーツのサラダ ココナツヨーグルト風味・酒粕のサブレ、ヴィーガンナッツチーズ

通訳する勅使河原加奈子さん。加奈子さんのblogより以下引用
http://cremosso.typepad.com/blog/2016/05/nadia_sammut.html

アレルギーだからと、まわりの人と食の喜びを分かちあうことをあきらめていませんか?プロヴァンスで22年ミシュランの星を守り続ける女性シェフを母に、レストランで育ったナディア・サミュ。生まれつき小麦粉のタンパク質であるグルテンを受けつけない体質(セルリアック病)の彼女のために、料理人である母は小麦粉を使わない特別なバースデーケーキを作ってくれました。料理は愛情です。
成人したナディアは考えます。どんな人でも等しく「食べる喜び」を享受する権利があるはず。XX抜き、XXはダメ、ではなくアレルギー体質でもっと自由に安心して好きなものを選び、その美味しさをテーブルを囲む親しい人と分かち合えたら…。2012年彼女は立ち上がり、WITH LOVE, ALLERGEN FREEの旗印のもと、CUISINE LIBRE(自由な料理)という食の運動を始めました。

グルテンフリーメニューの開発、レストランのプロデュース、NYでキッチンカーを走らせ、グルテンフリーパンの製造ライン設計に携わり、そして2016年「自由な料理研究所」(Institut cuisine libre)を実家のレストランがある南フランスのプロヴァンスに設立しました。2014年世界で最も権威のあるパティスリー協会「ルレ・デセール」の国際学会にピエール・エルメより招待され、グルテンフリー・アレルゲンフリーの菓子の必要性と可能性について講義。マドリッドフュージョン、オムニヴォル他国際的な料理学会でも活動の発表を行っています。そしてこの度、ナディア・サミュを初めて日本へ招聘する運びとなりました。彼女のレシピによるグルテンフリーメニューを実際に体験いただきながら、グルテンフリー先進国のひとつであるフランスの食事情、安心しておいしいものを楽しむ「食のバリアフリー」環境について、彼女の話を聞いていただければ幸いです。※ナディアの母、レンヌ・サミュがシェフを務める「オーベルジュ・ラ・フニエール」では宿泊中グルテンフリーメニューが楽しめます。

・ズッキーニとディルのヴルテ、ソッカ
・ヴィーガンナッツチーズ<カシュー&アーモンド>のクネル 三重と高知の花

●自らセルリアック病と闘ってきた経験から「おいしい」を諦めないとても興味深いナディア・サミュのメニュー開発と研究 この試みを日本に伝えたいと思います
《ナディア・サミュのプロフィール》
Nadia Sammut 1981年 フランス生まれ 35歳。母はプロヴァンスを代表する一ツ星レストラン「オーベルジュ・ラ・フニエール」(ルールマラン村)のオーナーシェフ レンヌ・サミュ。大学では生化学を専攻。家業であるレストランのサービス、マネージメントに関わりながら、フードジャーナリストである姉ジュリアと共に食をテーマにしたオーダーメード旅行代理店「トラベル・フード」を設立。生まれつき小麦粉(グルテン)を受けつけない体質、自らのアレルギー体験を元に、グルテンフリーメニューの開発とアレルゲンフリー食の啓蒙のため、2012年WITH LOVE ALLERGEN FREEを立ち上げる。パリにて、グルテンフリーレストラン「NOGLU」(ノーグル)オープン時コンセプターとしてメニュー開発を担当。さらにブーランジェリー「エリック・カイザー」にてグルテンフリーパンのレシピ開発、製造ライン監修に当たる。2015年「オーベルジュ・ラ・フニエール」の一部を改装してINSTITUT CUISINE LIBRE(自由な料理研究所)を設立。メニュー・商品開発、研修を行う。シーズン中は母レンヌと共に「オーベルジュ・ラ・フニエール」の厨房に立ち、すべてのメニューにおいてグルテンフリー食を実現。グルテンフリー、アレルゲンフリー食のリーダーとしてフランス内外で活動する。

・ソルガムきびと葉野菜のサラダ フランボアーズのドレッシング
・ソルガムきび、米粉、ひよこ豆のフォカッチャ エスカルゴバター添え(もちろん植物性のみ)

・キヌアとソルガムきびのタリアテッレ
・ペストーソースと初夏の野菜
キヌア、ソルガムきびを使ったタリアテッレには驚愕!初めての温度、初めての食感が登場し、それは美味しかったです☆

料理説明する和田シェフ!

・テンペのクルスティアン、ドライトマトのベニエ
・ソルガムきびのタブレ、チミチュリソース

・真っ白なチーズケーキ<ガトー・トゥー・ブラン>
・秋田県産のフランボアーズ

デザートはローフードで加熱ナシ。
カシューナッツやマカダミアナッツでコクをだしたなめらかな仕上がり。

秋田県五城目町特産のラズベリーをたっぷり使っていました。これが超美味☆
(個人的には「一白水成」の「美郷錦」を合わせてみたかったです)

オーガニック・ダージリンティーで〆!

この日のためのワイン
以下は普段のワイン

普段はこんな日本酒やビールがスタンバイ!

お燗もOK!

玲子さんと明子さん Restaurant 8ablish
ナディア・サミュさん http://www.institut-cuisine-libre.fr/

HAGAREの細井くん

January 10, 2016

下北沢駅スーパーOZEKIの裏手にできたカジュアルワインの店「HAGARE」。
カルディの仲間、オーバーシーズの経営で、その名の通り!?「はがれ」たラベルのワインを安く提供するお店。 去年秋のオープン直後、10月初めて訪問。その時、担当してくれたのが細井くんです。満面笑みで一生懸命接客する彼とのやりとりが面白く、好感をもったのでした。
http://www.yohkoyama.com/archives/75052 その後、お店に立ち寄った時、彼はおらず、おすすめを飲んでも、そうでもなく…。店の雰囲気は悪くはないけど、「どうしても」感はなく、その後、店に行くことはありませんでした。 年明けて、久々に店の前を通ったら、細井くんがあの満面の笑みで、店から飛び出してきました。去りそうとしている背中に「山本さん!」と。苗字で声をかけてきたのでビックリ。
たった一度の客に、よくまあ名前を覚えていたなあと感心。
「今、一席ちょうどあきました!」と、その素直な感じのよさに、ついついつられて、笑いながら入店。「名前をよく覚えていましたね?」と聞くと
「ご注文されたワインも覚えています」と。 たった一度の客の注文を?ホントかいな?と半信半疑。 すると「これです!」とフランス語の銘柄名とともにボトルをテーブルに置きました。いや、驚きましたね。年を聞けば、まだ22歳で、今年23歳という。若い!
ワインの知識もあるので、いったい、いつから飲んでいるの?と聞けば、「僕は本当に、20歳からなんです(笑顔)」と顔をクシャクシャ。 今回は、「赤」で、「ピノ・ノワールが好き」と注文すると、イタリアの赤を推薦してくれましたが、味がドンピシャ好み!
彼がいるなら、また行こうと思いました。やはり、店は人なんだとあらためて。 誰がどう選んでくれるのか、どう快適な時間を過ごせるのか、外食はそこにつきると…。おいしい食と時間の過ごし方を、なんだかいろいろ考えた夜でした。 がんばれ細井くん!今度は私が、彼の名前をしっかり覚えました。
*この店のグラス売りワインは・・・です。
細井くんに聞いてボトルから選ぶのが正解。なんと!小売価格でそのまま売っているワインもあります。

夕食は居酒屋スタイル!?

December 2, 2015

昨晩は我が家で「居酒屋よこぽん」開店。一品ずつちょこちょこ作っては飲むことを居酒屋スタイルと呼んでます。
夜散歩でコノスルのゲヴェルツトラミネール(チリ産のゲヴェルツは初めて)を購入したため、予定の鍋をやめ、居酒屋スタイルに変更。

↑写真上のピンク色した艶っぽいものは菊の花。新潟の「おもいのほか」という菊で甘酢漬けです。大根を鬼おろしで粗くすって、あえました。下にはワカメ。
その横、パンのように見えるのは三重・横山食品の「伊勢あげ」です。

横山史子社長が「うちのお揚げは金色なんです♡」と自慢するのもわかる!上質な菜種油を、まめに取り替えるからこの金色に。
http://www.agenoyokoyama.co.jp/product/index.html

横山食品で好きなのは絹揚げ「もっちり」さん。なんともなめらかで美味!

ちなみに、がんもどきの売上は日本一なんだそうです。がんもどきは、野菜を細かくカットするなど、手間がかかる商品。ゆえに大手メーカーはそう熱心に取り組まないそうです(横山食品のがんもどきに使う野菜は国産のみ)

福井県の佐々木京美さんに、フェンネルに似た野菜を分けてもらいました。フェンネルほど香りが強くなく、おだやかな味。種類もいろいろあるもんですね。福井はカブの品種をはじめ、在来種が多いのも魅力。洋野菜にも強いようです。

ポテサラもフェンネル風の野菜で雰囲気チェンジ。柑橘は「新姫」

椎茸は秋田県産、柑橘はポテサラにも使った香酸柑橘「新姫(にいひめ)」です。ギュッと絞って爽やかに。この新姫は、私が熊野の久保 智さんの畑で

もいできたものです(^.^) 無農薬栽培で皮ごと食べても安心。いろんなものに皮ごと使っています! 塩レモンならぬ「塩新姫」も製作中。日本酒にちょっと入れるのもgood☆
●新姫 http://www.kumano-furusato.com/shop/niihime.html

ブルーチーズをのせたパンは秋田県アンテナショップ・美彩館で購入。香ばしくてワインに◎ ちょっとクセのあるパンにはブルーチーズは合います。そして個性ある蜂蜜にも合いますね。

銀杏は殻をはずしてごま油で加熱。この苦味、重ねてもいいかもとチーズに合わせてみました。黒胡椒をゴリゴリ。

思いますに、毎日、地域のいい食に囲まれた生活です!ありがたいことでございます\(^o^)/
さて

昨晩の日本酒は「福千歳」の「純米大吟醸」2014年9月出荷のもの。
驚いたのは、開けたてよりも、ググッと酸がキリッと気高く、すっきりクリアになっていたこと!ゲヴェルツトラミネールに負けない面白さです!!これはブラインドで飲んだらワインと思う人も?

福千歳さんはライスワインなど革新的な日本酒もありますが、この、山廃仕込み、40%の大吟醸の底力を感じました。=結論!福千歳の山廃はすぐ飲んではモッタイナイ!これを確信しました。開けて、チビチビ、成長を楽しむ!これが楽しいです\(^o^)/
http://www.fukuchitose.com/

香酸柑橘・熊野の新姫

November 19, 2015

熊野にしかない柑橘「新姫(にいひめ)」が届きました!
久保 智さんが育てたもので、農薬化学肥料は不使用。

久保さんいわく、今年はいろいろ忙しくて(!?)小さくなってしまったそうです。
ですが、なかなかドッコイ!
小粒でキリリとしたスパイシーな香り。まさに香酸柑橘の名の通り!青いきれいな酸が、鼻の中をスルーっと、カキーンと通りぬけて、突き抜けるような清涼感あるフレッシュ感が楽しめます。

「私は全く農薬使っていません。今年は有機肥料を2度ほど施肥しただけですので、安心してお使いください。ちなみに、近くに農薬使う畑もありませんので、もらい農薬もないと思います。
生果のまま使うことが多いので、よほどのことがない限り農薬は使いません。
ちなみに私の住んでる所は標高300mくらいです。海から直線距離で数キロですが、冬には氷点下の朝が続きます」

昨晩はまず、気になっていたAB認証・ディオニーの箱ワイン「マス・ド・ジャニーニ」をオープン!想像以上においしくて(普段飲みにgood)嬉しくなってジャージャーとグラスに注いで楽しんでしまい(箱ワインはそこが楽しい!)、頭はすっかりワインモード

そこで、冷凍庫にあった「伊勢まだい」を解凍(フィレなのですぐに解凍できて超ベンリ! )

オリーブオイル、ハーブ塩、ケッパー、にんにく薄切り+最後に新姫スライスで簡単調理。焼き目をつけてあとは蒸し煮する感じに。
いやはやワインの肴にピッタリ〜でした。その後、日本酒・日高見「弥助」を合わせたくなりトライ、極めて相性良し! 日高見「弥助」オソルベシ。ひね知らず。

この伊勢まだいは脂肪分が豊富なので、焼いてもふっくら。グリルやしゃぶしゃぶにピッタリ

冷凍庫に伊勢まだいがいる幸せを噛み締めました〜(文字通り!)
新姫も贅沢に使えて嬉しい

果汁に使ったら、残った皮は入浴剤にするつもり!
◎新姫のお取り寄せは熊野市ふるさと振興公社が便利↓
http://www.kumano-furusato.com/shop/niihime.html
たくさんあるので、これで塩レモンならぬ、塩新姫を試します!●塩レモンについてはコチラ↓を参考にしようかと。http://m3q.jp/t/2152

有機栽培の玉ねぎスライスには、杜の蔵特製「塩麹」と塩ふき昆布であえて、最後に新姫をギュッ!

↑「塩麹」はこれが一番好き!さすが酒蔵、クオリティが違います。よくある塩麹の、ひねた、なんといいましょうか、日に焼けたような古い畳の味と香りは皆無です(って畳を食べたことあるんかいな)
◎塩麹→ http://www.yohkoyama.com/archives/53359
新姫をギュッとするだけで、辛味と旨味がバランスよくなり、good★
うどんにも新姫をギュッ★

香酸柑橘・新姫があるだけでレストラン仕様になりました〜。久保さんありがとうございます!

◎三重県の伊勢まだい
http://osakana-mie.com/home/madai/
http://genki3.net/?p=18139

ワインバーHAGARE

October 19, 2015

HAGAREというちょっと不思議な名前のワインバー。
夜のスーパー帰りにちょこっと寄ってみました。

メニューを見ると「気まぐれワイン」なるグラスは、泡も白も赤も一杯300円!

細井くんという若いのに、感じのいい男の子がニコニコ顔で対応。
「どうしてこんなに安いのですか?」
と聞くと、店の経営母体が、カルディ仲間のオーバーシーズ。自社輸入ワインが中心で、安く提供できるからと
そして、ラベルがちょっと「はがれている」から…なんだそうです!

はがれているから、店名が「はがれ」!
うわ〜っ(驚)

↑細井くんです。
でも、売れすぎて「はがれ」商品が無くなったらどうなるの!?…といらぬ心配までしてしまいました(笑)
自社輸入以外のワインも少しあり、棚に置いてあった(メニューには載ってない)FAIVELEYの値段を聞いたら、細井くん、満面の笑みで「3000円です」と即答。
3000円!へ〜〜っのへ〜〜(販売価格と変わらないじゃないの)。思わず、注文しましたとさ!

こうして、この夜もまっすぐ家に帰るはずが、感じの良さと値づけの面白さに、外飲みの巻。

インポーターさんはラック・コーポレーションさん。ここのワインは、外れがありませんね。

ちなみにシャンパンの「サロン」もありました!

サロンのお値段を聞いたら「6万円」だそうです。へ〜っ、それは良心的かも!
…って、注文しませんけど

おつまみ その1玉ねぎ丸ごとロースト

その2パサンマのパン粉焼き、その3オリーブの実など
お宝探し的なところがある「ハガレ」さん

というわけで、こちらのワインバー
ラベルがはがれているから「HAGARE」なのでした!
https://www.facebook.com/hagarejp/

旅を楽しくする飲食の形

July 10, 2015

列車の旅を楽しくするのは、なんといっても景色を眺めながらの車内飲食!
大好きな日本酒でありますが、こと車内で楽しめるよう工夫された「形」は見つからないのが残念。
スマートに気分よく楽しめる形はワインに軍配上がります! 写真のワインはグラスの形そのものの容器で、容量150ml。そのままおしゃれに乾杯OK★
そしてデリ↑は、スリムなサイズが必須。何しろ車内は置く所がないからです。
JR東日本東京駅構内1階・KINOKUNIYAで見つけたオードブルセットは、幅7.5cm×19.5cmというスリム容器(しかも三分割され、味の異なるひとくちおつまみがIN)。このサイズなら窓辺にも置けます。こぼさず、落とさず、最後までスマートに楽しめます。
GRANSTA DINING店
所在地東京都千代田区丸の内1-9-1
JR東日本東京駅構内1階
旅の飲食、まだまだ工夫の余地がありそうです!
これから、そんな旅を提案していこうと思います\(^o^)/

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