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« Previous Entries Next Entries »干柿の研究
February 17, 2014干柿の歴史は古く、平安時代中期の法典「延喜式」で祭礼用のお菓子で登場。 知恵の塊というべきスーパードライフルーツ。そのままでは食べられない渋柿を極甘の保存食とし、お茶菓子として重宝、縁起物にも珍重されています。
二日酔いにならないとか。食物繊維たっぷりで整腸作用があるなど健康面でも優秀。日本が誇るスーパードライフルーツ!大谷由美子さんが小豆の甘みに砂糖ではなく、干柿を使っていたのは新鮮でした。
この天然の甘みをもっとおいしく考えてみようと思い立ちました。
ナチュラルハウスで購入した「あんぽ柿」奈良県産
●あんぽ柿
水分が50%くらいの生っぽい干し柿で、水分が多い分、実も大きく、ソフトタイプ。ジャムのようにやわらかな果肉、みずみずしい甘みが特徴。
Yさんが提案したブルーチーズとオリーブオイルの相性がすこぶるgood!
Tさんがセレクトした干柿にあうワイン。アルザス・ゲベルツトラミネール
そして、シラー
日本酒もそれはそれは各種!
愛媛県産 あんぽ柿は超やわやわソフトタイプ
そして
長野県中野市産 ころ柿
コロとはカワイイ!セミハード
●枯露柿=ころ柿
生柿の3割程度の水分になるまで干した柿。すだれの上で半乾燥の柿をころがして作ったことから「転柿(ころがしがき)」→「ころ柿」とも。
長野県産 市田柿
真っ白に粉がふいてます。同じ商品が店によっては789円で、違う店では689円。
●市田柿
ころ柿と同じくらい干したもので、ころ柿よりやや小ぶり。長野県下伊那郡高森町の「市田」地区が発祥の地とか。
新潟県産 JA羽茂 おけさ干柿
佐渡の藤井邦子さんの作です。
熊本産の干柿 やわらか系。しかもお値段お安め
宇城市の坂田保孝さんの作。
そして我が故郷の鳥取
去年購入し、美味しかったので今年も探した鳥取市河原町八日市・西村都さんの干柿。干してもBig! 道の駅かわはら内にあるアグリショップ夢菜館で購入。
ここは生産者さんが直で持ち込む店で、いろんな方の干柿が玉暖簾のようにブラブラと販売されています。迷っちゃうリンダ♪くらいあります。この店は小豆の種類も多し。
お店の人によれば都さんはお年をめしてきて、ちょっと体力に陰りがあるとのこと。
元気快復を心よりお祈りしております。
そして、兄のお嫁さん千歳さんのお母様が作った干柿。懐かしい〜スタンダードタイプ!
味の熟成が進んでいたので、日本酒の古酒とローズマリーと黒胡椒少々を煮立てた液でマリネしました。お酒のつまみに良!
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その他の干柿
●つるし柿
柿のヘタ部分に紐がけし、何十個とつないで軒先で天日干し。スダレのようにぶら下がる光景は日本の原風景。山形県上山市が有名。紅柿で作ったものを「紅つるし」、平核無柿で作ったものを「蔵王つるし」と。
●串柿
鏡餅のお飾りとして使われる串に刺した干柿。ペタンコになるまで硬く干してあり、食べるにはやや困難。
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◎その他・雑学
○白い粉は?
干柿の表面の白い粉は、果糖とブドウ糖が結晶化したもので「柿霜(しそう)」。たくさん吹くのが甘さのバロメーター。漢方では咳や喉の痛み、口内炎に効果があるとか(ないとか)
○干し柿のビタミン
生柿にはビタミンCが含まれますが、干すとなくなります。その代わり、ビタミンAがUPすると言われています。
○和菓子の甘みは干し柿が基準
「和菓子の甘さは干し柿を以って最上とする」という言い伝えも。
すぐれた日本のスーパードライフルーツ干柿!
もっといろいろ生かしたいものです。それにしても各地で多種多様にあります〜。
鳥取県には「まごころ巻」も!
●blog 馬野農園・まごころ巻
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欽久さんの「神の島 星タコ」
December 4, 2013山本 欽久
http://www.sankaiso.net/
三重県鳥羽市神島町75 Tel.0599-38-2032 Fax.05999-38-2014
名前『神の島 星タコ』
250グラム(だいたい2-3本です)で1250円。
10℃以下で2週間保存。
3月いっぱいまで購入可能。
ぶつ切りにしてトースターでアルミホイル敷いて、
3分焼くのがおすすめ。
郵便局で振込。
です!
神島は伊勢湾の入口に浮かぶ周囲4㎞弱の小さな離島です。
ゆっくり流れる島時間と激しい環境で育つ本物の魚介類が魅力です。
山海荘では神島で獲れた魚しか使わない、をモットーに60年間島で宿を続けてきました。
ぜひ、日々の喧騒を忘れに来てください!
ホームページの問い合わせフォームからでお願いします!
名前住所電話番号を明記していただければ!
三重県鳥羽市にある小さな小さな離れ島、神島で山海荘という宿を経営しとるよ。
近海で獲れる魚介類を使って色んなレシピを紹介します。
山海荘のHPはコチラ
http://www.sankaiso.net/
コレをきっかけに神島のことを好きになってくれるとええなぁ。
http://cookpad.com/kitchen/5130775
魚介類で好きなのはイカ、タコ、アワビ、サザエ、カニ、白身のお魚……。青身の魚も好きですが、そのままよりも塩や酢で何かしらしたものが好きでございます。
この中で最も食べる機会が少ないのが「タコ」。というのも、東京ではまともなタコが手に入らないからです。海外産、国内産とわず添加物が使われ、味もいまひとーつ。というわけでタコはしかるべき地でしか食べないのでした。
そんなタコ難民やまよでありますが、朗報あり。
神島・山海荘の山本欽久さんから「タコ干せました〜!」と連絡が。干しタコです! 去年食べ、素朴な風味&噛むほどに味がしみでるシンプル1番の神島干しタコにすっかりファン★ 待ってましたと、即お取り寄せ
クールで到着。今年は”封印シール”付き
タコちゃんは真空パックに
くるんと裏表をパチリ
1本そのままグリルして、薄切りにカット。柑橘の汁でいただきました! お酒のつまみに最高☆
たくさんあったのでひとつずつ包んで冷凍庫で保存。後日、お友達がきた時に自然解凍して、さっと一瞬塩茹でにしてみました。
柑橘とオリーブオイルをまわしかけて、青じそのせん切りをのせて。
も〜ぉたまりませんね。冷凍しても味が落ちなかったです。これは便利! 飲兵衛の必需品か
キリッとした白ワインを呼びます。T山さんセレクト♡
その日は
近藤けいこさんの野菜も到着し、ちょっとした三重県祭!
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欽久さんに、どんな風に干しているのか、写真を送ってもらいました。
ぷらーん、ぷらーん ♪
そのまま1本、まんま風干し!!
欽久さん ↑ いわく ↓
「三重県鳥羽市・神島は伊勢湾の入口に浮かぶ周囲4㎞弱の小さな小さな離島です。そこで、山海荘という宿を営んでます。ゆっくり流れる島時間と、激しい環境で育つ本物の魚介類が魅力ですよ。山海荘では神島で獲れた魚しか使わない、をモットーに60年間、島で宿を続けてきました。日々の喧騒を忘れに来てください〜!」
とのこと。このタコちゃん商品名をたずねると
『神の島 星タコ』です!
250gでだいたい2-3本、1250円。送料別です。10℃以下で2週間保存できます。3月いっぱいまであります。ぶつ切りにして、トースターでアルミホイル敷き、3分焼くのがおすすめ。注文はホームページの問い合わせフォームからお願いします!」
星タコですと! 星って、干し!? ★☆★
神島の魚介類を使ったレシピを紹介しています。
●山海荘
http://www.sankaiso.net/
三重県鳥羽市神島町75 Tel.0599-38-2032 Fax.05999-38-2014
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「コレをきっかけに神島のことを好きになってくれるとええなぁ」
ですって
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気持なんですよね
November 22, 2013先日、梅田阪急を覗いた時のこと。試してみたいbioワインあり。「スクリューなら新幹線で試せるのになあ」とつぶやいたら
「途中まで開けておきます」とワイン売場・外山さんという若い女性が笑顔対応(^。^) 。ではこれをお願いできますか?というと、別の冷えたワインを選び、ボトルの肩までくるっと包装。そして、コルクを三分の二まで上げ、その上からテープで三点どめ! 手提げ袋へ。試飲カップ2つも忘れない。ここまでテキパキ短時間。おかげで、楽しい新幹線タイムとなりました〜♪
帆立のヒモとへべす&ロゼ
October 30, 2013とある夜、帆立のヒモ(刺身OK)が安く売っていたので購入。じつは帆立好きです。勿論、ヒモより本体の方が好きですが(笑)。純米酒でふんわ〜り炊きあげて、大葉、塩、そしてへべす果汁をたっぷりギューっと絞り、仕上げにオーガニック・オリーブオイル「バランカ」をタラリ
●藤本真理子さんが輸入するバランカ
宮崎在住の松下亮子さんがイチオシの金丸農園のへべす。皮が薄くてやわらかい〜、種も少なく果汁たっぷり!
こんなラブリーな花をいただいたので♡
”へべす帆立”と合わせて、藤沢のロックスオフで購入したオーガニックロゼをあわせてみました。すっきり爽やかなnight★time
境港で紅蟹三昧!蒸し&坊主殺し
May 10, 2013紅ガニつづき。そして!「蒸し」
新鮮な生蟹を蒸す。これが繊細なカニの甘さがよくわかります。きれいな味わい。
身の色が白くふっくら仕上がって、これまた美味。これだけで味が完成されているので、調味料はまったく不要!
泡が進みます〜。(右)川口さんセレクトの「地ウニ」! 島根半島産でふるふるっとした舌ざわり、品のいい甘さとうまみ。これにあうお酒ってなんだろう。
こちらの出番かな!
蟹の甲羅はひとり2つずつ
ひとつは味噌、蟹味噌〜!
そしてもうひとつは出汁を味わう具なしの茶碗蒸しプルプル。茶碗じゃないから「甲羅蒸し」ですね
そして隠岐島産、春が旬の岩牡蠣です。海そのものを味わうようなクリーミィでミネラリー、ぷるぷるんとした弾力
こちらはお造り。サヨリ、猛者(もさ)エビ、鯛、マルゴ(ブリとハマチの中間) 、アジ。
そして、初めて食べた海藻! 真っ黒クロスケでツヤぴか
「バーズゴロシです」と川口さん。バーズ!?
随分、ブッソウな名前がついた海藻「坊主殺し」とは↓さてはて
http://www.pref.tottori.lg.jp/secure/646640/sakana100sen-80.pdf
なるほど!葬式が減って…坊主いらず。医者いらずじゃなくて、坊主いらずと。なになに食べ過ぎ坊主説も!?
今が旬の海藻「坊主殺し」(ネイティブは「ボーズ」ではなく「バーズ」と発音)風味も食感も抜群の季節のごちそう。まだまだ知らない日本海の幸がいっぱいです!
緑は山葵、オレンジ色の薬味は地元ウニ、針ネギ、そば出汁だそうです。凝ってます。
蟹とお酒が進んで、ベニガニ川口さん脱皮。すると新たな蟹仲間が増え、お酒を注ぐの図。
サインはVでも、ピースでもなく、蟹の手足を表現(らしい)
そして、川口さんが立ち上がった! 甲羅を持って!
王祿の「丈径」をトクトクと注ぐ
甲羅違いで注ぎ分けです。「焼き」と「蒸し」だと甲羅の風味、みそ味がまるで違い別の甲羅酒になります。
おいし〜っ!!
感激して隣の石原丈径(蔵元杜氏)さんに伝えると、目を細めてポツリ「そんないい酒を…あたりまえだがね」
「丈径(たけみち)」という酒は本人の名前をつけたほどのコダワリ酒。地元契約農家に委託した無農薬無肥料栽培の山田錦を使った純米吟醸酒。しかも、ひとタンクで数本しかとれない貴重な「直汲み」。おいしいのはアタリマエ。つくり手から言えば、甲羅酒にするには「もったいない…… 」
そのおかげでありえないほどうまい!蟹のブイヤベースかコンソメか。いや、もうおいしかったですわ。酒はいいものに限る。
宴たけなわ、料理も出し終えた美佐のオーナー料理長・濱野さん登場! 蟹ポーズでパチリ。もうお約束です。濱野さんは境港の魚食文化振興のため子供向けの料理教室をしたり、境港ベニガニ有志の会の会長をつとめ、境港ベニズワイガニ推進協議会の活動もがんばっておられます。濱野さんの想い(一部)
まずは「丈径」を一盃!
そして「王祿」も一盃!ありがとうございました
赤ワインも登場。最後は蟹雑炊!
いつのまにか蟹さんが増えて2人+脱皮中の人。そうこうするうち脱皮蟹さんからbodyの蟹Tシャツが奪われ
嬉しそうに着てる人がいて全員で記念撮影。最後にシャンシャンと〆!ごちそうさまでした
お茶をいただいたら! 甘く香ばしい茶色のお茶。蓋を開けてみるとやっぱり!「浜茶」でした カワラケツメイをブレンドしたお茶でこの地域ならではのもの。濱野さんのセンス、最後まで素敵だな〜と思いました。地の料理には地のお茶がピッタリです。
最終の境線で帰る田村さんと順子さん。電化されておらず電車ではなく列車です。目玉おやじに鬼太郎ねずみ男もありますが「ねこ娘」列車でした。さよ〜なら〜。二晩ありがとう!
おいしいは幸せだなあとあらためて。
いい人が原料から選んでつくるおいしいは幸せもイッパイつくります。おいしいイッパイ、蟹イッパイ、それに合わせたお酒もイッパイの紅蟹三昧ナイト★ 皆さまありがとうございました
●SAKE 王祿
丈径直汲 23BY
王祿純吟限定生原酒 23BY
●WINE マヴィ
Eugen Meyer クレマンダルザス Brut
Diwald ツヴァイゲルト&ポルトギーザー ロゼ (1L)
Eugen Meyer クレマンダルザス Brut (2本目)
Diwald グリューナーフェルトリーナー白
Chovin アンジュ白
Eugen Meyer アルザスピノノワール 赤
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●境港のベニズワイガニ
●川口さんの直営店 http://kani.ocnk.net/
●味処 美佐さん http://www17.ocn.ne.jp/~kuimono/
●美佐・濱野さんブログ http://ajidokoromisa.blog.ocn.ne.jp/blog/
やまよ蟹
蟹カブリの生地が意外にソフトで温か。顔にしっくりなじんでいい感じでした(笑)つけてる顔、その時は自分じゃ見ませんが〜っ
境港で紅蟹三昧!まずは焼き
May 9, 20135月2日の夜、境港へ。
じつはワタクシ「蟹にあう酒」がここ数年来のテーマなのです。先日、マヴィの田村さんと順子さんと”蟹にあうワインとは”の話になり、連休お互い近くにいることもわかり「それじゃ境港で試そう」と。ご指南いただくのは蟹の卸しの専門家、蟹博士こと川口利之さん。
すでに”ベニガニ川口”になって待っていてくれました!
場所は境港市内にある味処・美佐さんです。
川口さんにご指導いただきながら、生の新鮮!特級A・プレミアムクラスの紅ズワイガニを「焼き・蒸し・茹で」で味わいました! 調理法で風味が変わってきます。
●料理通信の取材でもお世話になりました。
●ベラビスタでも!ベニズワイガニと強力の会 at ベラビスタ
まずはマビィのオーガニック泡ワイン、Eugen Meyer家のクレマンダルザス Brutで乾杯☆
鳥取県境港で生まれ育った私にはカニはとっても身近なもの…なのですが、カニをよく知らない人の方が多いことを東京にきて知りました。東京出身の人が「家の食卓でカニが出たことはない」というのに驚き。カニの種類と地域名がごっちゃになっている人が多いのに驚き。冷凍のカニを鍋に入れる人がいてたいそう驚き(そんなのおいしいわけがないっ。冷凍カニなんて身がスカスカでっせ)
そこで、農林水産省affでも書かせてもらいました。
鳥取の松葉ガニ、京都の間人(たいざ)ガニ、福井の越前ガニと冬の日本海は百”蟹”繚乱。ところが、所変われば名も変わるで、実はこれらのカニはみんな同じズワイガニ。カニの種類は多そうで案外と少なく、日本で食べる大きめのカニは、ズワイガニ、タラバガニ、毛ガニの3種類が主流。
多くの生ガニが地味な褐色の中、唯一鮮やかな紅色なのが、その名のとおり、ベニズワイガニ。ズワイガニの近縁で、表も裏も紅色をしています。
ベニガニの多くは800m以上の深海に棲みます。そのため漁が始まったのは戦後、それ以前は獲る方法がなく、知られていなかったのです。ゆえに近年、発見されたお宝! あまり知られていないのでリーズナブル。ミッドサマーの2ヶ月間が禁漁の紅ズワイガニは生で10ヶ月間食べられます。とはいえ紅ガニもピンからキリまであり。誰が選ぶかが重要なのです。
というわけで、まずは「焼き」で!
炭火焼の網の上にアルミホイルを敷き、その上にのせて焼きます。
川口蟹博士いわく、おいしい焼き蟹とは
「透明だった身がやや白っぽくなり、ちょっとだけ、ぷっくり膨らんだ状態」
何度も「焼き過ぎ、焼き過ぎ」と注意をうけました
今の今まで、ずっと焼きすぎてましたーっ。懺悔。
それにしても、そうだったのか〜〜っと、完全焼きすぎてましたよ。
指導通りにいただくと、トロッとしたレアな部分、火が通ってプルッと弾力が出て、甘さが増した部分の両方が楽しめます。そして焼かれた殻が温まるとグンと香ばしさUP!そそられる香りとはこのこと。う〜ん、これはおいしいじゃあ〜りませんか! このままで、これだけで充分おいしい。
以前、順子さんが試して感動した”焼き蟹とアルザスのピノ・ノワールはあう”というのはおおいなる間違いで
「焼きすぎた、焼き蟹にはあう」・・・でした
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味処・美佐さん、紅カニのコースならいっぱいのいっぱい食べて5000円! ホント良心的です(美佐さんには川口さんがカニを納品しています)
素材がよければ調理はほんのちょっとで良いのですね。まったく調味料不要。便利な魚介です。
つづく
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●川口さんの直営店 http://kani.ocnk.net/
●味処 美佐さん http://www17.ocn.ne.jp/~kuimono/
●美佐・濱野さんブログ http://ajidokoromisa.blog.ocn.ne.jp/blog/
最高の2013GW★まずは京都で旬和食
May 7, 2013長期の休みはいつも車で”行き当たりばっ旅”ですが、今回は違います。目的がいっぱい! photoは京都御苑のモミジ・シャワー
まずは5月1日、京都へ
はんなりときれいな和食をいただきました。こごみ、稚鮎、ホタルイカ。お酒はマビィのワインと純米酒!
ご店主ひとりで美しい料理を提供するお店(店舗名はUPしない約束で撮影)。整理整頓美しく、店主のきれいな所作にいちいち惚れ惚れ。そしてワインもお酒も素敵なラインナップ!
酒器もお見事。勉強になりました。(右)うぐいす豆のすり流しは筍しんじょうと蕨。
鰹のたたきと金目鯛。どちらも目の前で火を通して。
瞬時の素晴らしい技を丸ごと見ることができました!カウンター席の醍醐味たっぷり。
炊合せは鯛の子と筍、わかめ。山椒がいい香り! 出汁の味だけの時と、山椒が口に入ったときと合わせるワイン、お酒が変わってくると隣の隣席に座る田村安さんのレクチャーつき(笑)
桜えびが入った白身の揚げ物と干しぜんまいの滋味。この組み合わせも初めて!
焼物は鱒です。ひとつのお皿で魅惑的な組み合わせでした。自分では思いつかない美味セットは勉強になります。
ワインはマビィの様々なタイプをいただきましたが、中でもスーパードライタイプのセガン家の白ワイン、シャランテとロゼがよく合いました。シャランテはブランデーになるワインで独特の強い辛口酸味派。そのキリッとした酸味は「フランス人は好まない」と田村さん。ですがその酸とドライさが和食には良しと。上のワインではありません。今のラベルはちょっとなあ〜と個人的に思って撮る気が起こりません〜(失礼ながら)。↑上のワインはボルドー・アントル ドゥー メール ピヴァ家です。
(右)ビックリ珍味・カラスミが入ったちまき!
和え物。最後は金目鯛ごはん!これも初めて
最後の甘味です。爽やかな香りで〆
というわけで、楽しく学んで贅沢な時間から、2013のGWがスタートしたのです。
撮影 RICOH GXR A16 24mm-85mm
カタクチイワシ120円で
January 9, 2013神奈川県産のしこいわし=カタクチイワシがこの量で120円!きれいだったのでそのままグリルすることに
カタクチイワシの丸ごとグリル!赤峰勝人さんのなずなの塩まぶし、ニンニクスライス、香菜、バランカのオリーブオイルたっぷり!すぐ火が通りました(最初アルミホイルかぶせ)超手抜き料理ともいう(笑)
そうなるとワイン。常温のワインが飲みたいことが時々あります。
ワインとなるとパスタ。非国民です。パスタは葱とニンニクをオリーブオイルでクタクタになるまで揚げ炒めし、甘みを出して味の基に。そこへトマトをたっぷり。父のキャベツもON。パスタは硬めに茹でて、トマトソースの鍋に入れ、少し煮込んで。ワインのつまみにはこれくらい味がしみ込んだのが好き! パスタもトマトもオーガニック製品。
というわけであっという間にできあがるおつまみ。これに蒸しキャベツをたっぷり添えました! 何しろ今、境港の父作、葱とキャベツが山ほどあり。
最後にピーナッツ。千葉県・成田の三里塚で40年間無農薬栽培している石井恒司さんのピーナッツです。香ばしさと甘みがもう抜群! 止まらないのが難。
顔が見える生産者の調味料や野菜…。訪問したときの海や畑が思いうかぶ素材が最高です!(パスタも見に行かないと)
●blog 2010葡萄畑に薔薇がある理由
ワインホール神田小西
April 13, 2012昨日は4月24日開催「2012 日本の酒メッセ」の打ち合わせ。会場の山の上ホテルで主催者の小島稔さんとみっちり。講演時間40分なのにお伝えしたいことてんこ盛りで「2時間分あるね(笑)」と小島さん。これから悩んで組み立てます!
打ち合わせ終了後「神田小西さんのワインホール行った?」。えっワインですか!?
●撮影リコーGXR A16 24mm-85mm
それは便利な補正機能等がついた新製品ユニットですが、まだ何ひとつ使っておりません。やみくもに撮影してこの美しさです。スゴい!リコーさん。詳しくは→やまけんレポート
そこで、行ってみることに。カウンター小島さんの右隣にはパルメジャーノ・レッジャーノチーズが鎮座!お通しは削りたてのそれ。気がきいてます。
泡☆いただきました!&ヒラメの昆布じめカルパッチョ
カウンターの真ん中には鉄板が! そそられるメニュー「野菜の鉄板焼き」を注文!
キャロットラペもあり。
ドン!野菜の鉄板焼き!
今日のメニュー↑
ワインホール神田小西
「酒屋直営だから出来る、厳選されたワインをリーズナブルに幅広くご賞味いただける本格ワインホールです」という。
野菜の鉄板焼き美味! セミドライトマトもgood!
なんとワインがフルボトルで1800円から!さすが酒屋さんの直営です。
「獺祭の2割3分もあるんだよ!」と小島さん。ワインのあとで試してみることに。
スーッと清涼感、そしてじょじょにくるおだやかで上品な甘さの波。そしてアフターに清々しいキレ。ワインの間にはさんでもどっこい!存在感あり。
値段を聞くと一杯2000円!安いワインのフルボトルより高い日本酒グラス「高いけど、そんな日本酒があってもいい!」と小島さん。確かにそうだ。
途中から、山形県・小嶋総本店 東光の小嶋健市郎さんが合流。よっ24代目!
先日行われた天満天神梅酒大会で「東光 吟醸梅酒」が日本一の梅酒に選ばれたという。
●第六回目・天満天神梅酒大会
「ワイングラスでおいしい日本酒2012 アワード」でも「最高金賞」を受賞。賞づいてます!
というわけでワインも2割3分もあるお楽しみいっぱいのワインホール神田小西さん。問題は人気ゆえ、席がすぐに一杯になること! 神田はオモシロイ!
岩手の続き 吟の酒 きぶね
January 27, 2012岩手の続き、最終回。川村酒造店、ヌッフデュパプ、海ごはん しまか、光原社、あさ開などを訪問。岩手の最後に前夜お会いした「吟の酒 きぶね」へ。お酒が見事なほどすっきり棚に収められ、種類も充実! 萩の鶴、綿屋、天遊琳、山形正宗、神亀、松の司、喜久醉etc.
温度管理もバッチリ!この部屋は日本酒室。
生酒関係は冷蔵庫!
冷蔵庫には川村酒造店さんのよえもんも!(右)おつまみとリキュール棚。
こちらはワイン室。値段が見当たらないので??と聞いたら「予算と味の好みをいっていただければ、いくつか候補をあげて選んでもらっています」とのこと。親切で的確なセレクトは好感度大!魚拓ワインにブルピノを購入。どちらも良かった。遠くてもお客さんがわざわざ来るのはわかります。
試飲会も定期的に開催。すぐに予約で一杯になるという。
日本酒の試飲をさせていただきました。日本酒多種多様。どんな好みも対応できる品揃えです。
グラスに酒蔵関連グッズの販売も。
階段を上がると、焼酎と泡盛のコーナー。2階から1階を見下ろせます。2階奥にはテーブルコーナー。ギフトラッピングもOK
大海酒造さんのくじら発見! 鹿児島から岩手まではるばるやってきました〜。
木材をふんだんに使った店内。すっきりしたレイアウトは空気もきれい! 買物しやすい。気の利いたおつまみも販売してます。
宮崎は黒木本店の焼酎も、フルラインナップでズラリ!
●尾鈴山蒸留所へ
↑店の前で。きぶねご夫妻とスタッフさん
●吟の酒 きぶね
岩手県盛岡市本宮1丁目7-22
☎019-681-4330
このお店ができる以前はショッピングモール内に店があったそうです。満を持しての単独路面店! かっこいいお店ですがもとは倉庫だったという。こちらにそのメイキングあり! この工務店さんに家を頼みたくなりました。
↓ ↓ ↓
●岩井沢工務所の現場日記
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