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« Previous Entries Next Entries »最適な形状とは?中野さんに教わるお酒のグラス
July 9, 2011グラスの師匠、木村硝子の中野さんに「王祿を飲むのにバンビもいいですが、もっとおすすめのグラスがあるんです」と。それがこの↓ブルゴーニュ用のグラス。「悦凱陣」もよくあうそうです。
ステムが細く長く、形ぽっちゃりめ。
そこで、バンビの大小、平盃、うすはり、コンパクトなどを用意して「丈径」を試飲。
比べてみると、このブルゴーニュグラスだと、お酒全体がやわらかく豊かに包まれ、まるみが出、よりおいしく感じるのです。
ステムが長いほうが飲み口への角度、液体を落とすスピードなど微調整がつくと教わりましたが、なるほどっ!でした。
それに比べると、バンビ↑グラスは酸味というか、エッジがやや強調されて印象が異なります。もちろん充分においしいですが。
お気に入りの平盃でも、うすはりでも、お酒の長所短所の出方が異なりました。こんなにも形状で違うものなのかとビックリ!
●中野さん語録
「大きいボールの方がより香りが強くとれます(とれる=キャッチの意)。ただ、悪い香りもとれてしまうので酒質が問われます」
「口径が狭いと、細く、速く、舌の1点へ届きます。酒のスピード感が早いです。口径が広いと、ゆっくり舌全体で感じとれます。酒のスピード感もゆっくりになります」
口径が狭いものはブルピノの1erの良さがひきだせる。
*ブルピノ=ブルゴーニュのピノノワールの略
口径が広いものはブルピノのGrand Cruの良さがひきだせる。
1erには1erの良さ、Grand CruにはGrand Cruの良さを生かす「役割」がある。
「王祿の場合、バンビ↑6ozだと強く感じすぎる場合もあります。余韻の楽しみや香りが感じにくいのも難。14ozだとゆったりと酒質本来の素性の良さが味わえます。また大きいグラスは温度帯の変化をも楽しむ事ができます」
なるへそ。ベラビスタ×王祿×木村硝子の会はそういうわけで毎回、お酒に合わせてグラスが選ばれていたわけです。それがお土産。最終回の3回目は14ozのバンビグランデ。「アイスコーヒーを飲んでも抜群においしい」と石原丈径さん。うむ、コーヒーに合いそうだ。本日、松浦珈琲で試したらバッツリ!
次の日、ワインで試しました。右から3番目が中野さん推薦のブルゴーニュグラス。その両端のワイングラスはうちにあったブルゴーニュ用グラス。
「小さいグラスだと、スピード感と酸が突出過ぎてしまうんですよね。 当然、Grand Cruの酒力があるのが前提ですが。ブルピノでいうと、良い1er以上でないと辛いです。。。 ヴィラージュクラスのワインを楽しむ用のグラスは別にありますから」
と中野さんがいうので、しょうがないから!? パトリスリオンさんの1erを開栓(Grand Cruはうちにはなかった…)
↑うちのお宝3本。パトちゃん本人から購入したパトちゃんワイン
やはり、中野さん推薦ブルピノグラスが一番断トツやわらかな味です。う〜む。すごい世界があるもんだ。どうせ飲むなら、よりおいしく大切に飲みたいもの。
”そうでもないお酒”の場合、なるべく口が分厚い、ストンとした形状だと欠点が出にくいようです。その意味で、お酒によっては、コップ酒や湯のみ酒は理にかなっている!というわけです。そのお酒にあった形の器が大事ということですね。
日本酒蔵さんも「我が蔵のこのお酒にはこの酒器で!」とベルギービールのように推奨グラスを提案することも必要かと。そうでないと”欠点”丸出しになる場合もあるということ。どうせならお互い幸せに飲みたいですからね。
さて、扱いが面倒と思われるワイングラス。中野さんに教わったのは、グラスを洗ったあと、ステムを持って勢いよく下にビュンビュンふりおろすようにして水を切るといいとのこと。こうするとグラスを布巾でふかずにOK。やってみたら確かに布巾いらず。
ただし、グラスを落とさぬようしかと持つことが重要です。屋外、またはテラスがないと難しいかもしれませんが。
そうこうするうち小腹がすいておつまみタイム。ライ麦パンにニンニクの切口をすりすりし、オリーブオイル、その上にトマトをのせてグリル。焼き上がったら粗挽き黒胡椒、粒マスタード。単純な深夜のおつまみ。
12月食べたもの記録3christmas
January 19, 201112月24日。うちのトノサマガエルくんの指になんと指輪がつきました。白洲千代子さんがカエルくんを見て叫んだのが「このカエルには指輪がないっ」が、きっかけです。
年内には…というので急遽12月24日(なぜか、空いていた。いや間際まで空けといたの?な)カエル作家の勇人さんとやっぱり空いていたご近所さんに声をかけ、いざ指輪はめ会。
Vin sur Vin さん取扱いのヴォーヌ・ロマネ村、ブルーノ・クラヴリエさんのブルゴーニュ・アリゴテ。
じつはこの日、岡山県から一斗缶で牡蠣が届きました!寄島の小笠原水産さんの牡蠣です。地元の酒蔵、丸本酒造の丸本仁一郎さんイチオシ。
ドカンと今年も一斗缶☆ほんとに一斗缶だから、宅急便さんもオオウケ。
その丸本さんのおめでたい「ゆく年、くる年」のセット。
むきたての牡蠣は身がぷっくりぷるぷる。海のミネラリー満点。生、茹で、蒸し、グリルといろいろ試しました。なにしろ一斗缶、食べても食べてもある。グリム童話みたい。
レーコさんとアッキー、一斗缶を見て驚く。
みずみずしい!むきたての牡蠣。
牡蠣が主役なので、おつまみはベジ中心にちょこり。
春菊とか蕪とか豆腐とか豆とか。
群馬産の原木栽培の椎茸と下仁田ネギ=の上級品で「殿様ネギ」。「ごぱん」の華代ちゃんママ・鈴木陽子さん(超☆梅干し名人)が教えてくれました。
原木椎茸は焼いても縮まないし味が濃い。その椎茸と殿様ネギをレーコさんがオリーブオイルcooking
コチラ↓珍味ベジするめ
妙なこのするめは「竹するめ」。鳥取県のアンテナショップ「食のみやことっとりプラザ」で発見。誰かきたら開けようと思っていた一品です。
○緑水園HPより
手入れがされず、広がりすぎた竹林どうしよう・・・・えーい 食べちゃえ!の発想から生まれた「竹するめ」、竹の子を食べやすい大きさにカットし味を付け、乾燥(…略)
とか「え〜い食べちゃえっ」てスゴイ。それがなかなかどうして「するめ」でした
2010は究極のデトックスyearだったアッキー。大きな手術も乗り越えました。一緒にこうして過ごせることは、ほんとうに素敵なことなんだとしみじみする年末。
というわけで、〆はcafe8のchristmas sweets。キャンドルつき。アッキーにシュッと吹いてもらいました。
パチパチ☆
もちろん純米酒もいろいろ楽しみました。
お燗酒には、それぞれが好きな器をチョイス。普段自分では選ばない器が登場し、へ〜っという感じ。そんな楽しみ方ができるのも日本の米の酒ならでは!
最近は木村硝子のグラスを使うことが増えました。器で味がぐーんと変わります。薄手の器で素材を変え、いろいろで味わってみる!これが楽しいのです。
酒器引出し(の一部)
12月食べたもの記録2+wine
January 15, 2011永福町の松坂屋酒店さんでニッポンワインを買う。四恩醸造など日本のいい和イン(獺祭、七田など日本酒も)揃ってます。この日はタケダワイナリーのサン・スフル 「山形県産ぶどう100%。良質な部分だけを発酵させてつくった酸化防止剤不使用、無濾過で仕上げたナチュラルなワイン」という応援したい個性派の微々発泡。意気込み買います!
松坂屋酒店 東京都杉並区和泉3−46−7
電話03−3323−2266
そしてもう1本は
店主・池田さんイチオシのイタリアの白!
「濃いですよ」と言われたけど本当に濃かった 濃縮りんごジュース色。ベークドした粉ものと相性良し。
↑これはちひろさんが焼いた国産小麦のシュトーレン。私には粉糖ナシで送ってくれました。心づかいありがとう! 不思議な風味のワインは和食にも良し。
12月4日暮らしのうつわ花田へ。新婚さんへのgiftを購入。
12月6日affの原稿を書き上げてからカナリアの徳田祐司さんとランチ。いろはす、サントリー、鳩カフェなど多種多用なデザインを手がけるクリエーティブディレクターの徳田さん「ポジティブなコミュニケーションデザイン」が信条。オランダでの壁を使ったメッセージ、そしてretired weaponsのストーリィをいっぱい聞く。
デザインは「救える!」が可能になる(かもしれない)。可能の可能性。デザインひとつでどうして?なぜ?というハテナが、国籍問わず瞬時に伝えることができる。デザインの力はすごいと思う。もっとも優れたデザインに限りますが!
retired weapons
そして
グリル調理をよくするので耐熱容器は必需品。こんな取手つきの白を発見!新品の器は楽しい嬉しい。ですが、イカにオイルをかけてグリラーで焼いたら、縁が一発で黒ずみましたとさ。美人薄命。丈夫さには問題ありません。ブスは強い。ちょと違う!?
12月に入るとクリスマス月間
2010のテーマはワイン!ブルゴーニュで素晴らしい生産者さんに会いました(blogで書いてません。じっくりと思うとなかなか )
好きなクリスタルも!好きなものを木の枝に飾る機会は普段ないので嬉しい。子供の時、1年中クリスマスならいいと思ってました。
12月7日三重県出張へ。こちらも、どこもかしこもツリー三昧
夜はホテル ドーミーインへ。このホテルのキャラクター、ドーミーいんこが「ボクといっしょに写真を撮ろう」だって、ばかばかしい〜っ
っと思ってましたが、夕ご飯食べて一杯飲んで楽しく戻ってきたら、撮ってました(笑)梅原真さんと。
その一杯(いっぱい!)飲んだ夜。初めてのお店で一杯だけ飲んで(はずしたらすぐ出るに限る)、もう一軒の候補だったお寿司屋さんへ。地酒で純米酒とオーダー!
伊賀の蔵元・森喜酒造場「るみ子の酒」があるという。 良かった。それお願いします! 阿波山田錦、新潟五百万石、9号酵母の四合瓶。
お店の人がボトルとグラスをドンと置いて去ってしまう。自分でつぐの?どういうシステム? 飲み放題??(な、わけない)。
手酌の2杯目が終わるころ、あのーっと聞いたら「ボトル売りです」あ、そうですか。じゃ、遠慮なくってか。
NEXT!
元坂酒造さんの酒屋八平衛。山廃純米。「ええっ?お燗するんですか?」と言われながら負けずにお燗してもらう。るみ子もお燗してもらう。
紅葉おろしの着色レッド。生姜のはじかみ着色ピンクがご愛嬌。お寿司屋さんはあぶったり、煮たり揚げたりが自由自在にオーダーできるのがいいですね。米もあるし、肉はないし。
初めてのお店でしたが何でも心よくしてもらえて助かりました。ピース!
翌日の昼。Tさん&Mさんが一生懸命考えて連れて行ってくれた(と思う)ランチの店。
おもろいな〜。
とある蒲鉾屋さんが始めたというレストラン。外観はおしゃれなシンプルモダン風。箸置きが埴輪と予想外。
その予想外は料理にも。お寿司ランチを頼んだら前菜に登場したミニ小鉢が妙。小さな器に蒲鉾と卵焼、コンニャク、昆布巻が積み木のように積み重なって登場。小さな器が安定悪いためか、見栄えのためか、白い器にのってます。
頂上にONされた目玉オヤジのような丸いもの、何かと思ったら甘い求肥 自社製品を重ねてみた?とみた。味の組み合わせはこの上なく不思議。もっとも見た目も不思議。よくこんな妙なこと考えたな〜とある意味感心。お寿司にはイクラがチャラリラ…なくてもいいと思いますだよ。ワタクシは。
イクラない方がスッキリ。太巻きは二重になってボリュームあり。具にも自社製品蒲鉾がモチロン。大きいし海苔が噛み切れないので外輪から食べることに。そこには具がないので途中、中の具をつまむ。だんだん妙な姿になる。同じものを注文した梅原さんが「どうやって食べとんねん」と私の皿を見て、笑う。年輪はバームクーヘンに限る。
夜、この日は仕事終了が遅く、試食もあってかあまりお腹がすいてない状態。居酒屋さんへ。
初めての居酒屋さん
ダークブラウンのつまみ2品。蛍イカ沖漬け。おでんよく煮しまってました。丸丸四角四角。
三重県は牡蠣が有名。鳥羽浦村産の牡蠣という。そこで牡蠣フライ、牡蠣ホイル焼きも注文。The 居酒屋つまみ!
最後は「きれいなところできれいなものが飲みたい」と、この町の最後の砦、Wine Bar「壱」へ
この夜は4年間の事業の最終日でした。
「絶対おいしいワインが飲みたい!」と意見一致でブルゴーニュをチョイス。シャンボール・ミュジニー村!
次、モレ・サン・ドニ村。ブルゴーニュ祭だ! ベリーやすみれ、ローズのような香りにうっとり。ひとくち飲むと口中から幸せがあふれてくるよう。繊細な層が積み重なってできるおいしさ。発酵することでこんな素晴らしい変化が!すごいなあ発酵。こんなワインを飲むとつかれもふっ飛び、目がさめます。
長いようで短かった4年間に乾杯!
↓ブルゴーニュで出会った生産者さんとワイン
先祖代々受け継いだ土地への誇り!愛。感動する話をたくさん聞きました。
農産物は土を食べると同じことであると言われますが。水を一滴も加えないワインだからこそ、まさにそう。
ワインの葡萄は一度も洗わない…だからオーガニックであることは絶対条件。ただ最近は売れるからオーガニックというインチキな味(濃縮果汁で造る、火入れする、ミクロフィルターを通すetc.=まずい)ワインが増えました。オーガニックは特有の香りがすると言われますが、下手な人が造ればマズいんです。日本酒も最高の山田錦を使っているのに、おいおいというお酒があります。同じです。オーガニックだらかうまいまずい論ではなく、上手な人が造ればうまい。ワインは単発酵。葡萄の質が味にイコール。ゆえに葡萄の選別、製法がとってもデリケート。スペックではなく、味で価格が決まるので値段と味が比例するのです。
売れるからではなく、土地を健全に守ること。そこで最高級のワインができれば後継者に悩むこともない。未来永劫、自分の土地が守り続けられるという事。
そんな最高のワインを仕上げるためにはオーガニック栽培が不可欠。そのための努力は最大限にする。マイナーチェンジの繰り返し。今回お会いしたスペシャルおいしいワインを造る3箇所のワイナリーの方から、「なぜ、ここで自分がワインをつくるか」という哲学を教えてもらったように思います。
となると、日本酒の「地力」とはなんだろう。味と価格はイコールになっているのか。
なんちゃって。
口にするものはなんといっても、味で感動すること! 疲れが吹っ飛ぶおいしさ! 気分がアゲアゲになる味じゃなくちゃ飲む意味なし。
「ねえ、あのお酒あけちゃう?」「あけちゃうあけちゃう!!」といってる互いの目が「へ」の字になっちゃうようなお酒 が一番。
今年も行きたいブルゴーニュ!
味噌ってエライ
November 9, 2010とあるワインバーで見つけたおつまみ。トマトの味噌漬け。
味噌ってエライな〜。
野菜をいとも簡単にワインのつまみにしてしまう、すごいな日本の発酵調味料。
味噌で世界制覇だ!
葡萄の紅葉で初めて知った事
October 19, 2010ロマネコンティの畑。摘み残しの葡萄をパチリ。
下草にはハコベもたくさん咲いていました。
今回、ブルゴーニュのワイナリーはCHOQUET・裕子さんにご案内いただきました。ワイン醸造を学びにフランスへ留学した裕子さん。ボーヌでご主人に出会って結婚し、ワイン後の人生をブルゴーニュで過ごす事に。観光ガイド出身ではなく、ワイン出身なので博識。リアルタイムのブルゴーニュ生産者情報たっぷりで、ほ〜へ〜の連続でした。また、エレガントでおだやかなお人柄、すっかりファンに♡裕子さんまたよろしくお願いします!(ブログ更新よろしくね )
畑でいろいろ教えてもらいました。
知らなかった事!
葡萄の葉は
赤ワインになる葡萄の葉は紅く紅葉、
白ワインになる葡萄の葉は黄色く黄葉すること!
白ワインで有名なモンラッシュの畑。シャルドネです。
緑から黄色へ、黄葉しています!
ガラリと変わって
ピノノワールの葡萄畑です。
西日がさしこんで
紅く紅葉がワイドに広がった瞬間。みとれてしまう美しさ。
このように徐々に紅い色素が増えてくるのです。この葡萄の木はロマネコンティのもの。樹齢相当な古木の接ぎ木です。
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その昔、大分の赤峰勝人さんに「大根の根は東西にのびる」と聞いたとき、ビックリしました。それまで全方位にのびると思っていたので。道に迷ったら大根に聞け!だそうです。根がからまるので畝を南北につくるのは、大根を知る人なら当たり前!の自然界の常識。
お恥ずかしい程、知らない事だらけ。いつも現場で勉強させてもらっています。
葡萄畑に薔薇がある理由
October 17, 2010ワインの葡萄畑に薔薇を咲かせる理由。
ジュベル シャンベルタンの畑
葡萄よりも薔薇の方が繊細。
だから病虫害が発生した時、葡萄より先に薔薇に影響があるという。薔薇を植えていれば状態がわかり、早めに対策ができる。変化をいち早く察知するため、植えたのがはじまりとか。
今は栽培技術が発達し、薔薇に頼ることはないものの、きれいであり、慣習で植えているところが多いそうです。
●余談
昔はワイナリーでは皆、鶏を飼っていたそうです。澱さげの時に、卵白を使うため。今は専門業者から粉になった卵白を買うので、鶏を飼う必要はないものの、薔薇同様、いまだに鶏を飼っているワイナリーは多いとか。
卵黄が余るので生まれたお菓子がカヌレという。
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お会いしてみたかった醸造家に会いました! パトリスリオンさんです。
有名なドメーヌ、ダニエル リオンさんの長男パトリスさん。ワインに使う葡萄はシャンボールミュジニー村とニュイサンジョルジュ村産。淡くクリアーな色の香りいいエレガントなワインです。
ワイナリーにはいくつもの薔薇が咲いていました。
お盆に家で食べたもの記録
October 10, 20108月14日。石見銀山から境港へ戻ってきた日の夕ご飯。夏は朝もいだ野菜がすでに夕方には大きくという成長の早い季節。父作、野菜のオンパレード。
オクラのゆでびたし。高野豆腐とこんにゃくの煮物。
ピーマンの煮物、茄子の揚げたの。ザ・お惣菜。
貝柱入きゅうりの酢の物。
お・ボン。
夜、お線香あげにボチへ。ゲッゲッ♪のゲゲゲの町っぽい! やっぱり墓場の鬼太郎でしょう。境港は夜また、楽し。
*
翌朝15日のごはん。
焼き茄子。白イカのあぶったの。単純なきゅうりにトマト。梅干しの紫蘇の葉巻。
白イカに、 父が好きなストローを巻いた白いカマボコ(昔から、なぜかこれが一番うまいという。そうか?)。
その夜。飲むよ〜。料理というかツマミ担当。
玉ねぎスライス、トマト、青じそのサラダ。きゅうりと青じそ生姜で塩もみ。
お盆期間中は漁がないので、新鮮な魚はスーパーには皆無(まともな魚屋さんは休業)。魚介類は冷凍を解凍して販売しています。というわけでお刺身用で売っていた解凍甘エビを素揚げにし、色の悪いカツオは煮きり酒と醤油でづけに。青じそがふんだんにあるのでせん切りしてあちこち散らすの巻。
ベビーホタテくんは下味つけて衣つけて、さくっと揚げて野菜と。鮪はタタキ風にしオリーブオイルと塩、黒胡椒で。私が作るとどれも居酒屋つまみ風ばかり!?
ビールを飲む父。
大真面目な顔で語る小学生の時に出会った「かえるぼっか」。頭がカエルで身体がぼっか=魚という。いくらでもいたという。ほんまかいな。
そして「ヘビダコ」
顔とボディがヘビで足がタコという
普段は海に浮いていて、竹の竿で叩くとぱ〜っとウロコが散った…という。死ぬと浮くという。
おとーさん、それはどうやって泳いでいたのよ。と聞くと
「泳いじょうのはみたことがない」
でも、「小学校の理科の標本室にもあった」という。
カエルボッカとヘビダコ…ご存知の方がいたら、お会いしたいです(笑)
実家の前には「パティオ」というスーパーがあります。我が家の『冷蔵庫』と呼ばれ食品庫と化し、しょっちゅう行くのであります。食前、食後にも行ったり。なんせ冷蔵庫なので。
夜に行ったら、なぜかディオニーのワインが1本、ワゴンに入って2割引。
こうしてワイワイ飲むのでありました。お盆休みだもの。ご先祖さまと一緒にワイワイダラダラ。カエルボッカとヘビダコを肴に。
20100810・Birthday eve3
September 25, 2010ありがとうございました!
8月10日の思い出アルバム
こりんちゃんビールを飲むマネ。あと7年で一緒に飲めるね。
ジャンさん持参のチーズ2種。
夜もふけた頃「新しい歳宣言」を求められて壇上に(うそ、椅子に)。酔うと高いとこ好き。
こう、客観的に1ヶ月以上もたって見直してみるにつけ、皆さんよくつきあってくださると!心底思います(笑)
宣言終了後はあらためてドリンキングタイム☆
カウンターから離れない宏子さん。同じ獅子座のレイコさん。赤飲んで白飲んで。
佐藤さん。なぜか正座してます。お行儀良いですね。
いただいたポロとジャンさんからのプレゼントのアクセサリーを身につけてパチリ。
宏子さん、口がオモシロすぎ。低燃費少女ハイジみたいです。
ここで佐藤さんが仕事に戻り、仕事が終了の清水さんが到着。
全員酒豪(じゃない)集合の最後のメンバー写真。
そして12時になり誕生日当日に。いよいよ大台の1歩手前の歳!
↑きっとこの写真はバースディの歌をうたってくれたかなんかだと。
翌日、お隣さんから「ようこさん聞こえました(笑)お誕生日おめでとうございます!」と言われましたから(汗)
そしてパーティはつづく。キッチンにスタンバイのレイコさんとこりんちゃん。
清水さん加わる。素敵なユニットでbirthdayパスタを製作。トリオdeペンネ
そして
あらかた今宵のテーマの品種ワインを飲んだところで
〆は
やっぱり
日本酒で!
みんなが普段、家では飲まないお酒がいいだろうっと。買いにくいお酒がいいでしょうっと。冷蔵庫を開けて取り出したるは
「十四代」 ん?また椅子の上に立っている!?
これをあけまーすと言ったら歓声があがりました。
喜びの声があがる日本酒はそうはない!?
「いいねえ〜」「よござんすね!」「そりゃまたけっこう」「それいきまひょっ★」というのはよくありますが。いやはや華があるお酒です。高木顕統さんに経緯を表し、一升瓶から直接つがせてもらいましょう。
わいのわいの。しかしよく飲む皆さんでした……。
ファイナルディッシュは古代小麦のペンネ!●アサクラ製品のこと
あつあつもちもち味のペンネにトマトの酸味とフルーティなオルチョサンニータのオリーブオイル合体で心身ともにHOTに!本当に何から何までいろいろわいわいごちそうさまでした!
しかし、急遽、冷房も扇風機もないわが家 によくぞ来てくださいました。狭くて座るところがないためお呼びできる人数にも限りあり。おうちがもうちょっと広かったら…と思う夏の夜。
カラスかあで夜があけて
翌朝。8月11日。カウンターに並んだ空き瓶ズラリ。壮観です。ひとつひとつが思い出の品。
心のこもったセレクト!ありがとうございました。
PLAYの黒目。でもU●I●●Oはやめられないかも。
復習。フルーリー
ROCA324 fromアルゼンチン
ひとつだけ白。ヴィオニエ。
この日の朝が瓶の回収日で良かった。
そしてこのあと、鳥取県に向けて出発するのでありました。
夏休みのはじまりはじまり!(って、もう9月も後半だっちゅうの)
20100810・Birthday eve2
September 24, 2010
前日からの続き。というわけで10日はワインnight☆
左のナパヴァレーのマホニー・ピノ・ノワールはコンちゃんから!です。ありがとう 右は勇人くんのBOURGOGNEのピノ
皆さんぞくぞく
藤田千恵子さんと胡琳ちゃん親子。泡とパンと大きな鉢入りアロマの虫除けキャンドルも 。 伊藤宏子さん(なぜかヴィオニエ)
玉田泉さんと佐藤としひろさんは泡!louise Pommery うわっ 初めてです。
比留間深雪さんは伊勢丹で選んだというROCAのナンバリング入り。なんでもこのナンバーが一番おいしいと。日本酒でいうところの「ええとこどり」「なか汲み」ではないかという話。へ〜っです
それぞれの温度帯で楽しくいただきました!
レイコさんが作ってくれた大葉を使ったジェノバソースのペンネ。ヴィーガンピザのバージョン違いその2。
そしてplain peopleのデザイナー・ジャンさん登場。
アルコールが飲めないジャンさん。今宵はシードルを用意!(→でも、ダメでした〜 次回はALC 0.000%のぶどうジュースにしよう。なにか泡がちょびっと出るもので気分を味わってほしいなあと思うのでした。探すぞ )
今宵のひるちゃんはplain peopleのドレスです。ジャンさんいかがでしょう
プレゼントも
「いつまでもU●●Q●●じゃだめよ」 とレ&アから、PLAYの黒ポロ。
そしてまだ味が開いていない赤ワインをデキャンタに(もちろん自慢のカエル!)そういえばこの子は去年の誕生日にうちにきたのです。
*なぜか大阪の山中さんも持っている!
(↓特別登場。これは佳酒真楽やまなか)
そのカエルデキャンタに
宏子さんが嬉しそう〜に注ぐ
拡大してみたら口もとが笑っていた カエルのナイスバディにどくどくと。足が赤く〜。
「私の身体は赤ワインでできている」まさにっ!
つづく
20100810・Birthday eve1
September 23, 2010夏生まれです。誕生日といっても自ら企画することはないわけで。
周りにいい人が多く「なんかしましょ!」と。前日か前々日のアナウンスにも関わらず知合いが集まることに。
ご近所の白洲千代子さんが持ってきてくれたのはハンガリーのスパークリングワイン。カメラストラップをつけてプレゼントしてくれました。
千代子さんと勇人くん。トノサマガエルの前で。勇人くん、ピノノワールのワインとルヴァンのパンを持ってきてくれました。ワインは五本木ますもとまで行ってくれたとか。なんとっ。
そしてアッキー&レイコさん。自然栽培のぶどうを使ったというシャンパン「フルーリー」。ぶどうはピノノワール100%。まんさくの花さんのヨーグルシュとブルーベリー酒も。
シャンパンはヴァン シュール ヴァンまで行ったという。きれいな泡立ち☆ 篠原さんいただいてます。
ちょっと感動したのはオリジナルデザインのBirthday card。ワイン(しかもなで肩のブルゴーニュ形!)しています。皆にメッセージを書いてもらって束ねるという仕掛け。持つべきものはデザイナーの友達。
レ&アのコンビがキッチンに。持つべきものは料理上手の友達(笑)
「あっ見つけました」と勇人くん
いや〜んノシメマダラメイガ!
まだいたの。お外へ連れ出してもらいました。ゴメンね。踏むのは趣味じゃないのです。
レイコさんが持ってきてくれた試作中という全粒粉使用のヴィーガンピザ。もちろん動物性原料不使用。
左はモロッコインゲンのソテー。右は千代子さんが作ってきてくれた夏野菜の揚げ漬け。とりあえずの食べ物が揃ったところで
泡☆を開けてかんぱ〜〜い!このシャンパン、甘さ、酸味、泡立ち感ともに素晴らしいバランス。さすが虎ノ門!
左)レイコさんが近藤けいこさんに依頼したという国産というか三重県鈴鹿産のひよこ豆。生は初めて見ました!かわいいです。ひとつのさやにひとつの豆。
右)清水さんが送ってくれた庄内産のだだ茶豆。
勇人くんが持ってきてくれたルヴァンの焼きたてパンはふんわりもっちり。ナッツコクあり。
*連続して撮ったのに、カメラの色温度がえらく違う…。
そして知合いが次々と! 今宵のテーマはワイン
ピノノワールがお題だという。
つづく
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