Archive for November, 2008
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November 30, 2008ガイア食堂で新潟県津南町で蕎麦栽培をする通称"笛吹き高波さん"の新蕎麦を味わう会がありました。高波さんは蕎麦を4町歩、大豆を4町歩栽培する農家さん。ご本人も蕎麦を打つという。
ちょっと遅れて店に行くと、ひるちゃんとcafe8のレイコさんとアッキーはすでにいい感じ。王祿酒造の山田錦80%をガイアの清水さんがお燗ガンガンつけて持ってくる。
今宵のラインナップ
清水さんお手製の白菜漬物。酸味ほどよく、ひね味なしと、上手なつけ加減。重石たっぷりとか。(右)カボチャ、カリフラワー、揚げ里芋 粒蕎麦くずあんかけ。お燗にあうあう。
そして「いい組み合わせを思いついたんだよね!」 と清水さん。熱い鍋を持って登場。
蓋をあけると蕎麦がき&湯豆腐!
とろりん、ふわんのおいしい組み合わせ! 蕎麦がき湯豆腐これはいけます。
さて↑高波さんの蕎麦現物です。実物はもっとフレッシュなグリーン色。「蕎麦が青いっていうでしょう。これを見るとわかるね!」と清水さん。(右)蕎麦打ち人、トットちゃん。超美肌です! すっぴんですよ!
香りもいい! みずみずしいきれいな味〜! さすが高波さん、さすがトットちゃん。
清水さんの弟↑やっさん。魚の卸業に長く関ってます。魚の目利きで料理上手。今宵は小柱と牡蠣の天ぷらを担当。
牡蠣天ぷらが大皿にどんっ。ひるちゃん皿を見つめて微妙な視線。牡蠣アレルギーなんです。
旬ごぼうのかき揚げ。(右)ガイア名物のコロッケ。今宵のお芋は里芋が2でさつまいもが1の割合とか。じゃがいも不使用。コロッケといえばミホさん。エプロンはご近所のfog製。
「まだ食べられる? 高波さんが打った蕎麦があるんだけど食べ比べてみる?」
すでに膨満感ありでしたが、ちょっとだけならと皆なで少しずついただきました。ごぼうの葉をつなぎに混ぜるのが津南町風とか、色が黒いです。シコシコ感があります。
…ということはごぼうの葉は食べられるってことですか。
今宵は酉の市。昨年の熊手を返しにいかねば。時計を見ると23時まわってます。一番近いお酉さまへgo!
無事滑り込みセーフ。お掃除して帰りましたとさ。熊手本来の使い方をしてきました。
豆苗2度目の一品
November 29, 2008カイワレを元祖とするスプラウト野菜が増えました。ブロッコリーや赤紫キャベツ、マスタード…。芽ねぎもこのスタイルで売られていたのをスーパーで発見。鮮度を保つには根っこつき!?が差別化ついていいのでしょうね。
中華料理でおなじみの豆苗。2度目が収穫できるのは有名です。すくすく伸びる姿は見ていて楽しい。なかなかどっこい、いいインテリアグリーン。
1度食べて、こちら2度目の収穫。コンランショップのお皿が径ぴったり。「奇跡の水」注いでます。
なごみのグリーン、新芽はきれい!
伸びきって数本だれ〜〜んと下がってきたので、刈ることに。このしろの酢漬けがあったので、レモン汁(あづさパパ作)と塩(海の精あらしお)、にんにく極薄スライス少々、オリーブオイル(ナターレ・ジニ)であえてみました〜。
柑橘の酸味が効いて爽やかなおいしさ。白ワインにぴったり。いや〜っ、小さな幸せ!(ほんとにちいせぃ)
一番好きな食べ物といえば
November 28, 2008なにが一番好きですか? という問いには、もう、迷わずコレ!!d(>_< )
玄米に黒米と小豆を入れてもちもちに炊いたごはん! これに勝る食べ物はありません。身体が欲する味といったらいいのかな。自然栽培の玄米を浸水時間たっぷりで炊くのが好みです。
この玄米にお味噌汁があれば、もう最高ヽ(^。^)丿に幸せ。そんなおうちご飯が大好き。今日のごはんはトキひかり。
地方出張でくたびれる最大の理由は食事です。ごちそう食が多く、味付けが甘すぎるのに閉口します。
宝物玄米ごはん。
やまよの食事はマクロビオティックな穀物菜食をベースにときどき魚。お肉はもともと苦手、白砂糖と乳製品は過去にさんざん摂取したので今はとりません。たまに食べると胸焼けし、普段まったく出ない目やにが出ます。拝毒?
さてその玄米ごはん、贅沢だなあと感じる食べ方は
おむすびにして海苔で包むこと!
海苔はこれを愛用。焼き加減好み、ファスナーつき袋も便利。
愛知県の鈴木さんという漁師さんが作る海苔も肉厚で香りがあって丁寧にあぶると最高に美味ですが、忙しい朝はじっくりあぶる心のゆとりがありません。海苔あぶりは慌てちゃいけない。とはいえ、この焼き海苔もいただく前にささっとあぶります。やっぱり違うんですよね、香りが、こうばしさが。
うちのキッチンはガスですが、炎が出ない電気のキッチンんちは海苔をどうやってあぶるのでしょう。
穀物が主で、野菜と海藻。この食事が運動不足のやまよにはぴったり合っているようです。肌も強くて、白髪も同年代に比べてほとんどなし。身体に負担をかけるものを控えることがいいのかも。さんざん甘いものと乳製品をとっていたから言える事。最近は塩の重要性をつとに感じています。
鳥取飯酒(藩主)、江戸城に参勤交代!
November 27, 200811月23日勤労感謝の日は、松崎晴雄先生の日本酒市民講座。第86回目は我が故郷・鳥取県の酒を飲もう!会。その名も「鳥取飯酒(藩主)、江戸城に参勤交代!」
故上原浩先生のお膝元県であり、純米酒の普及に力を入れています。鳥取飯酒の活動内容はコチラ。会の前、打ち合わせ中の松崎晴雄先生と鳥取県庁・木村敬さん。木村さんとはお酒を通じて知り合った仲。東大時代から日本酒界にどっぷり関っている強者です(酔った姿を見た事ない)
オープンしたての鳥取県アンテナショップ。その2階に開店したトットリーネで開催。県産食材オンパレードのイタリアンです。
この夜は今、注目される鳥取の蔵と酒がセレクト。米は復活栽培した「強力」のお酒が集められました。強力の水平飲み! 強力はロシアの文豪と同じく「ゴーリキ」と読みます。
オレンジ色の法被、小谷藩主も鳥取から参加! 陰の知事!? 本業は亀甲やの社長です。甘辛両党の頼もしいお方。インターネットを使った鳥取県ジゲおこしインターネット協議会 ZITの会長としても有名。
はじまりはじまり〜
なぜかメガホン。工事現場みたいです。
松崎先生から、鳥取の酒のポジションや、吟醸酒ブームで脚光を浴びているエリアであること、また、県をあげて純米酒づくりを推進している話。そして「鳥取飯酒」に託されたメッセージの説明などがありました。みっちり勉強、そしてきき酒のあとは懇親会に突入!
鳥取県出身ということで乾杯の音頭を。 妖怪酒飲みぬらりひょん。上原先生にならって「一に蒸し、二に蒸し、三に蒸しー!」ヽ(^。^)丿
鳥取酒の特徴。
代表的な辛口の産地で、新鮮な魚介類と相性が良い。山陰地方の特徴、濃醇型であること。
(右)倉吉のカリフラワー+ホタテ貝のスパイシーソテー。
優良な酒造好適米の産地でもある鳥取県。「強力」はこのような環境を背景に復活栽培されたという。
(右)網代港のタラのペースト、香草パン粉を詰めた日本海のしまめいか。
出雲杜氏、但馬杜氏の交差点である鳥取。そして米の醇味を引き出した、正攻法(まっとうな)酒づくりが特徴。「相撲に例えるなら真っ向からよつに組んで寄り切るよう」と松崎先生。
松葉蟹も解禁となりました。賀露からの松葉蟹とアサリのトロフィエパスタ。
強力の味の特徴は「酸味や苦み、渋みがきいた野趣のある風味」。和食以外にもマッチする、食中酒としての可能性があると松崎先生。確かにどの蔵のお酒もしっかりとした酸がありました。
強力を楽しむ女子グループ。肌つやぴか。女子力を上げるには純米酒に限る!?
●飲んだお酒記録
いなば鶴五割づき「強力」 中川酒造
君司「強力」 君司酒造
日置桜 純米吟醸「伝承強力」 山根酒造場
純米大吟醸強力 中井酒造
純米吟醸 鷹勇 強力 大谷酒造
純米吟醸 強力 千代むすび酒造
いなたひめ強力 稲田本店
三重県白子の酒菜屋さん
November 26, 2008三重県・津にきています。県庁職員であり神主でもある山戸さんからタカハシ酒造さんの非売品のお酒をいただく。神職関係者しか入手できない二段仕込みのお酒です。
瓶は関係ない蔵のものに詰め替えてきてくれました。
白子の「酒菜屋」さんで持ち込みさせていただき皆で試飲! 酒菜屋は安田屋の安田さん推薦のお店です。
いろいろいただきましたが、珍しいのは素麺入りのぬた(ナポリタンではない)。ご主人のふるさと、鈴鹿の平野町ではぬたには素麺が必須なんだそう。いけます! そしてつるんぷるんの冷やし納豆餃子。
もちろんこれも!
親子で見送ってくれました〜。料理も雰囲気も最高!の「酒菜屋」さんです。試験勉強に飽きて店を手伝いにきた!?息子さんも一緒(お父さんの体重と身長を超えてしまった中学二年生)
●飲んだお酒記録
1 亀治好日 亀の尾 純米吟醸 (山形県)
2 天遊琳 松風 純米吟醸 (三重県)
3 独楽蔵 山田錦 純米吟醸 (福岡県)
4 鯉川 美山錦 純米 (山形県)
5 天遊琳 山田錦 純米吟醸 (三重県)
6 松露 白麹 無濾過と濾過した焼酎2種類(宮崎県)
松崎晴雄先生の「地酒と地魚の会」
November 25, 200815日土曜の夕方!松崎晴雄先生の勉強会へふたりを連れて参加。場所は銀座の伊東屋向かいにある地下の店ぎんざ Sin
今宵の勉強会は「地酒と地魚」の研究! 海沿いの蔵のお酒をききます。
獅子の里。ものすご〜く久しぶり!
秋田の白瀑。「山本」なる酒もあるあの!蔵です。
どうですか〜?
きき酒の方法を学ぶ田中夫妻。日本酒の勉強会は初参加。
島根の若林さんの蔵、開春! 純米超辛口です。
山廃蔵の福千歳さん。「福を呼ぶ、福千歳」がキャッチフレーズ。
若林さん蔵の「寛文の雫」面白い江戸時代のつくりの酒で、精米をほとんどしないことが特徴。甘く酸味もしっかりある香ばしい風味のデザート酒です。
菊の小鉢。魚の会だけあって、こだわりの魚が各種。
氷見のぶりしゃぶ! まるでニク (;´Д`)ノ
〆はおうどん。
松崎先生はじめ皆様、お世話になりました! 銀座の街はクリスマスが始まってます。あづささん友章さん末永くお幸せに!日本酒とともにね!(笑)
あづささんと友章さん来訪 (^Д^)ゞ
November 24, 200815日の土曜日のこと。organic素材でveganのお菓子を作っている田中あづささんが、夫の友章さんと一緒に岐阜県からはるばる遊びにきてくれました。
初々しい新婚のおふたり。こちらが照れちゃうほど仲良しです (〃ω〃) ポッ
お土産にご実家のパパ作・無農薬レモンに、パパ作・ブルーベリーを使ったコンポート、レモン風味のオリーブ油を持ってきてくれました。
このオイル、HPを見たら「オリーブ農園と果樹園を併営する農園で自家畑のオリーブとレモンを同時に搾って生産。オリーブオイル、レモン共に有機認証付き」オイルとか。貴重品ありがとう!
うちでランチ!
おめでとう!なお二人に、とっておきオーガニック アルザスのピノをあけちゃうよ!ヽ(^。^)丿 かんぱ〜い
境港の実家の父から野菜が届いたばっかりだったので野菜づくし。あづささんとは食の指向が同じなので気がラクです。
届いたばかりの境港の父の野菜。無農薬は、葉ものが特に安心です。春菊はえぐみがまったくありません。
ガイアで蒸し野菜がおいしかったので真似してみました。
見るからに蒸しただけの野菜(笑)
それなのに「おいしい〜!」といっては目と目を合わせるあづささんと友章さんLOVE。なんて優しい二人なんだろう。新婚っていいな〜 (*´ェ`*)
新居を計画中とか。オープンキッチンの換気について、壁材、床暖房などいろいろ質問を受けました。なんでも聞いてちょ〜だいっ。
あづさパパのレモンをさっそく使いました。包丁を入れると爽やかな香りがぱぱ〜んと立ちあがる! 甘みがあって果汁たっぷりジューシィ!
やまよ父の葱はローストに。じっくり焼いただけであま〜くトロトロ。友章さんに、チーム畔蛸(あだこ)に先日いただいたヒオウギ貝(茹でて冷凍していたのです)、伊勢エビを解凍し、グリルで。豆苗と豆のサラダを添えてお出ししました。
素材がいいとオリーブオイルとレモン、塩にグリーンペッパーなんかでおいしい。素材が良ければそれで充分なんですね。
韓国料理屋さんで知った "春菊の柔らかな葉先だけをつんで胡麻油と塩であえる" 食べ方。血がきれいになるような味です。安心できる春菊の時だけ、できるごちそう。この日はレモン汁とシャンパンビネガー少々を入れてさっぱり仕上げに。
大根はせん切りし、塩少々でもんで愛媛産のういろう豆と合わせてみました。
あとは新漬けグリーンオリーブ、温かいトマトのパスタなどなど(後半は撮影するの忘れてました)。野菜が好きな二人なので喜んでもらえた(ふう)。
*この後、松崎晴雄先生主催の日本酒市民講座「地魚と地酒の会」へ。あづさんさん、友章さんも一緒に参加するのでありました。
●飲んだもの記録
たにもと酒店で購入したピノノワール。1回買ってあまりのおいしさに追加注文したワインです。谷本さんまた入ったらご一報を。
マカイバリ紅茶。あづさ夫妻も大ファン。お客様仕様で「Silver」です。アルザスのピノとマカイバリは味の傾向が似ていると語り合う。
あづさ夫妻も飲みにいった松浦珈琲。松浦さん話しに花が咲く!
宮崎その3 農園ぴくにっく
November 22, 2008グリーン・ツーリズムが楽しめる「農園ぴくにっく」でランチタイム。駐車場から歩けども歩けども、なかなかつかない。すきっぱらにはツライ上り坂。ようやく案内看板が! やった〜…と思いきや「もうすこし、がんばって!」ヌカヨロコビ。まだ、歩くんすか(汗)
汗をかきかき、ようやくたどりつきました! 標高100メートル。見晴らしよくていい所です。
石釜に、薪がたくさん積まれて。これが名物のピザとパンを焼く窯。
「いらっしゃ〜い」と、古谷元一さん。「あの坂大変だったでしょう。でも、お腹がすいていいんですよ!(笑)」
ウエルカムドリンクはアップルミントの水だしwater。
昆布と塩、砂糖、油以外は、ほぼ自前!
ご当地名物の「蟹まき汁」を山芋でアレンジした奥さん昌子さんの創作汁。右は、モチモチのそば豆腐。
歯触りがいいタケノコに、さっぱり青菜のおひたし、酢味噌がけ。
おばあちゃんが担当の煮しめ。皿右端の赤芋がねっとりおいしい! 右は郷土料理の「がね」。サツマイモの甘い天ぷらです。鹿児島にもありますが、ここのは生姜を入れるのが特徴。
自家製こんにゃく。ぷりぷりとろりの柔らかな食感。アクはストーブの灰を使うそうです。薪も自前。
デザートタイムに出たのはシナモンティー。根っこを天日乾燥したもので、樹皮とは香りも甘みもまるで違います。とっても甘いのにビックリしました。一緒に食事した、ホテル北郷フェニックスの深水料理長(やまよと同い年)が懐かしそうに「子供の時、学校帰りのおやつはニッキ。皮そいで口に入れて帰ったもんです」宮崎の県南地方の子供のおやつはニッキ! しかし、毎日恐怖だったでしょうね、ニッキの木∑(゚д´;ノ)ノまたきた
ブルーベリーも自家製。あつあつのジャムを出してくれました。桜の枝のフォークは元一さん作。
昔は農業兼養豚業をしていた元一さん。最盛期は豚5000頭!も手がけていたそうです。身体が悪くなり、継続が難しく……。そんな時、グリーン・ツーリズムの存在を知った昌子さんが「こんな農業もある!!」と元一さんに提案し、方向転換。
5000頭時代は目が三角に釣り上がり、人相が悪く、子供たちが怖がって近寄らなかった!?そうですが、今は「毎日が楽しい!」と笑い顔の元一さん。家族全員で野菜をつくり、豚さんも数を減らして飼い、グリーン・ツーリズムで多くの子供たちを喜ばせています。
手作りは野菜だけではありません。机も椅子も、お風呂もなんでも手作り。これは飫肥杉の板を譲り受けて作ったテーブル。
庭には気持ち良さそうなハンモックが。食事、体験のほか、宿泊もできます。一日ひと組限定です。
働き者のおばあちゃんと古谷夫妻。人間らしい暮らしがありました。
宮崎その2 合歓のはな
November 21, 2008北郷町での宿泊は以前にもお世話になった「合歓のはな」さん。台風で大変だった前回と比べ、今回は快晴に恵まれ歩くのも快適。濁流していた川もおだやかです。山はところどころ紅葉が始まりました。
スタッフの皆さん、とっても丁寧です。
森林セラピー基地、猪八重渓谷近くにあり、部屋の窓からは渓谷の自然しかみえない離れの里。自然を満喫できる静かな宿です。上の光景は食事する部屋から外を眺めたところ。
「合歓のはな」は、ひと部屋づつ独立して建っています。外扉の鍵を開けると玄関が。ちょっとした別荘感覚。
どこも、広くゆったり。洗面所もツインボウル。ベッドもふたつ。この空間にひとりで泊まるなんてもったいない。。。
庭の露天風呂から、ふわ〜〜〜んと温かな湯煙が!
この日は1月並の寒さという北郷町。
部屋から外に出た瞬間は激寒!で身が縮みましたが、お湯につかれば極楽。
さて翌朝の朝ごはん。
みかんの絞り立て果汁をいただいたあとは、おかずオンパレード!
これに納豆が、果物がつづく
にぎやかな朝ごはんでした。癒されて仕事へgo!
宮崎その1 わかめ豚の赤ちゃん
November 20, 2008宮崎県北郷町のほど高い山あいにある池田農場さんを視察しました。ここで出会った、かわいい豚の赤ちゃんを紹介。ほんとに色がピンク! 人懐っこくてすぐ近くに寄ってきます。
つぶらなひとみ。すりよる豚足。鼻をう〜〜んと近づけてくるのです。た・ま・りません〜!
赤ちゃんの仕事は大きくなること! 兄弟(性別は不明)の頭を踏みつけて、おっぱいに近づく赤ちゃん。それは戦場のごとく。小さい時から競争なのです。
うわ〜。乳首がいくつあっても足らない…。赤ちゃんとママは体重差が60倍くらいあります。
ピクン。
じっとこっちを見てる! 思わず駆け寄るやまよ。
耳がダンボかスペードか、葉っぱのごとく広がってます。キュート。「遊んで!」と目で訴えるよう。このまま連れて帰りたいほど。でも、すぐに120kgになるという(驚)。飼い主の体重超えたらコワい。
池田さん。生後20日の赤ちゃん抱いて。
池田さんは病気で胆嚢をとってから、普通の脂肪が多いお肉は食べられなくなったそう。「自分が食べられるようなヘルシーな豚をつくろう」と、大工を辞めて養豚をスタート。
池田さんが飼っている豚は「わかめ豚」と呼ばれています。ライ麦や黍、きな粉などを混ぜた飼料に海藻を加えているからです。すべての飼料は池田さんが味見をしてからブレンド。「自分が食べられるものを入れてます」
黒いの茶色いの、黒と白のぶちぶち、ピンクバディなど、ありとあらゆる豚さんに会いました。
親豚の皆さんです。みんな「わかめ配合飼料」を食べているので、どの親から生まれた子も「わかめ豚」として出荷されるそうです。人に良い健康素材が豚にもいいと気がついた池田さん。穀物と海藻です。人もこれでいこう!
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