Archive for January, 2009
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January 31, 2009
道の駅「氷見」氷見フィッシャーマンズワーフ 海鮮館
大看板には「道ある限り、どこでも発送いたします」と心強い。
この季節はなんといっても寒ぶり! ぶりぶりぶりぶりだらけ!
重量と値段が明記されたぶり。ずらり勢揃い!
氷をかけるおじさん。
ぶり以外もありとあらゆる魚介類が並びます。
お店によってはぶりを半身で買うことも可。
そしてぶりの、こんな部位も!
ぶりのフト=胃袋です。 地方名、食べ方、値段がよくわかる名コピー。
「本日は身がしっかり入ってます」
午前中だというのに、「今から5ひきで1万円」とは
昨日も、一昨日もこのコピー!?
寿司もあり。こちらにもコピーがしっかりついてます。
氷見は魚だけではありません。どっこい、はと麦も特産なんだとか。
市場の奥にはお餅やさんも。
まるめたばかりのはとむぎ餅に、はとむぎ茶いろいろ
ほ〜。
前日に食べた海藻「ながらも」を練り込んだ乾めんも。
壁面には旬の魚が大きく描かれていました。これはわかりやすい!
飲食店も併設され、なかなか楽しめます!
キトキトの魚づくし民宿 魚恵
January 29, 2009午後は有形文化財の村上家で「こきりこ節」を習い、五箇荘を見学と風情ある雪の富山を楽しみました。
↑室内なのに吐く息、真っ白という寒さにビックリ。寒さに強い当主であった。そして打ち方を皆で真剣に習うの図。結構スパルタ
村上家話しもうひとつ。柱に掛けられていた昔の暦板。大と小。月で裏返して使ったそうです。売店で販売も。里見美香さん曰く「トイレに掛けた方が役にたつかも(笑)」確かに。
さて、夕食とお泊まりは氷見の「民宿・磯料理 魚恵(ぎょけい )」さんです。
民宿と聞いていましたが、建物も器も素敵!なカジュアル割烹風。食事がメインで、お泊まりもできるという感じです。
じゃんじゃんお料理が運ばれてきました。おつくり登場。キトキトの氷見の夕食!
うっわお頭つき。無念でござる…の顔したクルマダイくん。
ぺったんこのヒラメくん。白身に透明感があります。ぶりぶりのぶりに、メジマグロ、ヤリイカ、甘えびと、氷見のキトキトが続きます。
初めていただいた海藻「ながらも」の酢の物。ぬめり感良し、しゃきしゃきと食感も良し。ホンダワラ科の海藻で正式名称は「アカモク」とか。このアカモク、海水を浄化する力があるとか。大変、役にたつ海藻のようです。
金箔が散らしてある温かなカブラ蒸し。そして、ぶりの塩焼き。
氷見の名物、海津屋のうどん。これをいただいてお腹いっぱいに。さてと〆かと思ったら、なんと、さらにぶりしゃぶが…。さすがに一同びっくり。
お休みは隣の部屋。わ〜。修学旅行みたい!
カラスかあで夜があけて。
朝食もお魚がいっぱい! 干しカレイにお刺身、煮魚…。
窓から見ると雪がしんしんと降り続いています。寒そうな一日のはじまり。
宿の前の雪つもる木。そして、
道の駅「氷見」氷見フィッシャーマンズワーフ 海鮮館へ(つづく)
廻る富山湾でエチオピア
January 29, 2009富山県訪問はALL視察です。
県のキャッチフレーズは「パノラマ キトキト 富山に来られ」
3000m級の立山連峰から富山湾にかけての雄大な自然あり。ぶりや白えび、ホタルイカと全国区で名物の新鮮な魚介類あり。
立川志の輔師匠の出身県(師匠の事務所名はオフィスほたるいか)としても有名。
今回は富山県知事政策室観光・地域振興局観光課の櫻井課長の肝いりで企画が実現!参加者は全員知合いの濃い〜メンバー。
富山空港に12時05分に到着後、真っ先に向かったのは市内で一番人気!ネタは間違いなし!という回転寿司やさん。氷見港を中心に近郊の港からあがる天然ものだけを握るとか。その名も「廻る富山湾 すし玉」
「生」「活」と赤く書いてあるのは「冷凍ではない」という意思表示。サバは酢〆ではないという意味も。「地物」とあるのは、そうではない安いネタの用意もあるための差別化らしく。
おや?
見慣れぬ文字が
エチオピアってなんですか〜?
櫻井課長もおすすめ? えっこちらじゃ定番? ではそれをまず!
「エチオピア三皿お願いします」と櫻井課長。
この店では廻っている皿を選ぶのは子供くらいで、皆な声をはりあげ注文してました。
じゃーん。どんな魚がくるのかと思いきや、ピンクベージュ色した深海魚風。見た目は味がなさそうですが、どっこいマイルドなうまみあり、ほんのり甘みもあり。
エチオピアは俗称で、スズキ目シマガツオ科のシマガツオのようです。相模湾など各地でとれることもあとでわかりました。怪しい名の由来は諸説いろいろ。どれもたいした意味はなし。
「エチオピアといえば、アベベ選手。裸足で走ったわね〜」と古い話題でわいわい。一皿157円(6人分なので三皿重ね)
そ、し、て。富山にきたら!の名物「寒ぶり」です。 富山ではぶりの刺身には大根おろしを添えるのが一般的。お寿司にもトッピングされてました。一皿399円。
ひゃ〜。カワハギです。肝のせです。一皿399円(6人分なので三皿重ね)
ノドグロ(一皿525円)、ふくらぎ(ぶりの小さいもの 一皿157円)、生サバ(一皿399円)と続く。ふくらぎを持つ↑櫻井課長です。
「ちょっとふくらんできたからふくらぎ? 大きくなってぷりっとしてぶり?!(笑)」とオヤヂ入ってますdancyu plus編集長の里見美香さん。
お味噌汁はワタリガニ。
富山といったら昆布〆文化圏。すし玉さんにもありました。クルマダイの昆布〆です。昆布をほそ〜く切ってのせてるところがgood! 一皿262円。
すし玉は薬味をのせたり、隠し包丁を入れたり、芸がなかなか細かい。
地の素材が並んだお品書き。
ホタルイカは酢みそで。
気になるナマコも。寿司でナマコは見た事なかったので、どんな風に握ってくるのか興味津々。やわらかで爽やかでぷるんとした味。ほ〜っ。一皿262円。
最後に白えびの軍艦巻きです。一皿346円(写真は三皿分)。白えびは手むきと機械むきがあるとか。
「旨いすしなら玉寿司と客がマたくる通がくる 僕もタソガレひかり物」楽しい湯のみの文句は月がわり。どの月も「タマすし」をひっかけて書いてあります。飽きさせない工夫もいっぱい。
やまよはごちそうさま! えっと皆さんはまだまだこれからのマナコで回転皿を凝視。トロ(富山産ではない)を食べたり、何かのあぶったのを食べたりとなんじゃかんじゃ食べ続ける…恐ろし胃メンバー。
お皿がどんどん高くなります。皆さん、はじめから飛ばしすぎっ。
「今、お皿40枚!」と藤田千恵子さん。数えるの早〜い。「ほら、そろばん2級だから。なんの役にもたってないけど」回転寿司では役にたってる!?
ごちそうさまでした! 感じのいい寺西さん。すし玉の顔。繁盛店には理由があると納得。
富山にきています
January 27, 2009富山へgo!
B767-300から望む、黒部湖。クロヨンダムです。プロジェクトXの世界!
五箇山です。合掌造り集落。 世界遺産です。
本当に住んでいます!
奇跡ですね。
もうひとつの日本!
沖縄で白い粉を買って帰る
January 27, 2009いわれ食(=伝統食)の聞き取り調査でわかったことは、昔の国頭村ではタピオカを常食していたこと。どこの家でも栽培し、そのままふかして食べたり、チャンプルーにしたり、粉にしてあらゆる料理に使ったそうです。もちろん今も食べられていますが、栽培はほとんどしていません。そして、さつま芋のでんぷんも頻繁に登場しました。勉強のため、スーパー国頭でそれらの白い粉を買って帰ることにしました。
スーパー国頭の↑粉の売り場です。ありますあります。タピオカといもくずの白い粉が。
↑こちら、許田の道の駅で見つけた別のいもくず。利用方法がはっきり書いてあるわかりやすいパッケージ。
タピオカはほとんどがタイ産でしたが、県内産も発見。
タピオカの天ぷら。沖縄の定番おやつです。
知らなかった魚の名称。ウキムル、ガーラ
そしてモーイ豆腐(海藻豆腐)にはシーチキンが必須
月桃の葉にくるまれた素朴系餅菓子も定番おやつ。1つ100円。
カニステールは炒めものにするのだとか。じゃがいもの味に近いとかとか。
そばといったらこの太い中華麺のこと。
じいまあみ豆腐はピーナッツの豆腐。
豆腐の種類はひとつじゃない。ところ変われば品変わる!
dancyu plus「家ごはん」発売!
January 26, 2009 『dancyu plus 家ごはん』発売になりましたヽ(^。^)丿
記事を書かせていただきました。編集長の里見美香さんに依頼を受けた ”東京のアンテナショップの商品セレクト”
やまよは地方産品大ヽ(゚∀゚)ノ大好き。道の駅、高速道路のSAPA、アンテナショップは必ず入る!という地方好き。土地のいいもの探しには自信があります d(-_^) 里見さんはそんなやまよをよ〜くご存知。
というわけで、都内のアンテナショップにあらためてくまなく廻りました! そこで見つけたとっておき商品をご紹介しています。
選択基準の条件は3つ
1、主材料は県産品
2、添加物は不使用
3、土地や伝統の技を感じること
そしてなんといってもおいしいこと! おかずに、酒の肴にぴったり!なものばかり。国産品を食べれば日本が潤い、いい商品を買うことが生産者の応援につながります!
おすすめshop!をちょこっと紹介
その1は富山県のいきいき富山館。大谷洋子さんのセレクトはすべて意味あるものばかり。
若き就農者が栽培した良質な大豆、そしてその大豆を生産者自らが使ったうまい納豆。酸化防止剤を使わない煮干しetc.
希少価値全開の八尾の胡麻! 見応えあります!
そして岩手県!いわて銀河プラザ ψ(*`ー´)ψ
銀座、歌舞伎座前に位置。広大な敷地に、ありとあらゆる面白い商品がずらり勢揃い! 企業立地観光部 主事の三浦 巧さんは超熱心。こういう担当者に会うと心打たれます。知る人ぞ知る「金のヨーグルト」を手に。
そして熊本館は小さい店ながら珍しいものがぎっしり。
↑熊本県東京事務所 広報経済課の那須博史さん。
マクロビオティックでおなじみの”寒漬け大根”も売っています。
今回見つけた大ヒット! 「ふさ子の台所」……ってなに?と思いますよね。山椒の実の塩漬けですが、細かくカットされた粗いペースト状。山椒は乾燥したパウダー状がほとんどですが、ウエットだと香りや風味が超抜群! このひと瓶、絶対買いです!
ですが、商品名は「ふさこの台所」…じゃなくて「山椒の実の塩漬け 極細みじん切り」とか、内容がわかる言葉もよろしくです!
ぷ〜ん、すがすがしい爽やか風味! 辛みもピリリ! Let’s go!熊本館
↑熊本県東京事務所 広報経済課の原田敬三さんが手に持つのは”干したけのこ”
そして熊本館でもうひとつのお薦めは、竹の箸と菜箸です。箸も菜箸も箸先がぴったりくっついて使いやすい!
品川に昨年、OPENしたあきた美彩館。
(左)物販主任の兼子友美さん、赤いコートはdancyu編集部の神吉さん。香り、旨味抜群の「もたし」の瓶づめ。
全蔵の日本酒、食器も揃います〜。
米どころだけに、精米機もあり。(右)大好きなイタヤキツネくん!も待機。
「dancyu家ごはん」誌面ではその他、地方の良品いろいろ詳しく紹介しています!(´、ゝ`)
こんな表紙です。神吉さんと!
農産物流通コンサルタントのやまけんこと山本謙治さん〜。大ファンなのです! 『dancyu plus 家ごはん』では、ためになるお話しを書いておられます。「キーワードで早わかり! 食材選び 基本のき」このページは必見ですよ。
国頭村で「命薬の宿」講座
January 24, 2009国頭村(くにがみそん)最終日は「命薬(ぬちぐすい)の宿講座」です。コーディネートはチームここひらの美女2人!。司会は金城明子さん。キャリアコーチである明子さんは、テキパキ滑舌良く進行上手。
お茶やコーヒーの用意もあり。お茶は国頭村名産の「おくみどり」宮城幸子さんが栽培しています。
あっという間に午前の部が終了。
お昼は
国頭村へ来たら1回は必ず立ち寄る「くんじゃんそば」でよもぎ麺の汁そば。今回はよもぎの他に「ハンダマ」という紫色の葉っぱも添えてありました。
ここひらの喜屋武(きゃん)睦子さん。注文は日替わりのくんじゃんそば定食をチョイス!
すんごい!ボリューム。さすがに残してました(笑) 750円也。
そして午後の部スタート。
午前中を振り返り、いざ実践編です!
パワポで説明するやまよ。
がんばる宿の皆さん。
最後は成果発表! 皆さん、上手でビックリ。宿の魅力がはっきりわかってきました。
10時に始まり、15時終了。楽しい有意義な時間。受講者の皆さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました。
村で唯一の洋菓子屋さん、お茶ができるというので、おつかれさまのティーブレイク
(左)テーブルの上に置かれたお盆。(右)お茶は沖縄の器で登場。
パインクラムに紅芋のモンブラン風。沖縄のスイートって感じですね。
薄ピンク色のバラの形をしたクリーム。懐かしいデザイン。
お店に飾られていた貝細工は90歳のおばあが製作したという。そしてレーシーなティッシュカバーもあり、なんだか和みました〜。
オクマに泊まる
January 24, 2009今回の国頭村の宿泊先はJALオクマ。その昔、米軍保養施設だったところを改装した広大な敷地のリゾートホテルです。宿タイプはコテージにヴィラの2種。オクマとは地名の「奥間」から名付けられました。アクセスこちら。
コテージは庭に面したテラスがついて、のんびりゆったりリラックス。この時期、外で過ごせるなんて冷え性さんにはパラダイス!
オクマでかわいいなあ〜っと思った植物は!
こちら↑「とっくりやし」。まさにとっくりの形で愛嬌あり!
敷地内にはハンモックも随所に。しかし今回もまた、ハンモックにも、海にも、リゾートにもまったくご縁なし〜。 その代わり、濃い人に会い、濃い経験させてもらってます!
ひとりなのにツインベッド。素足に気持ちいいフローリングの部屋。smallハウスに住んでいるやまよの日常とはかけ離れた空間。
ハイビスカスも赤、薄ピンクと咲いてます。1月ということを忘れそう。
ブーゲンビリアの濃いピンクもきれいです。花はその土地の気候、風土をそっくり反映して咲く、当たり前のことに感心。
オクマでデトックスランチ&マクロビオティックディナー
January 23, 2009go!go! 国頭村(くにがみそん)。今回はセミナーに打ち合わせ、決めごとなど盛りだくさん。
朝から役場の応接室で白熱の打ち合わせが続く
左から大城さん、う〜んと天をあおぐ平良さん、前田さん。考えるトリオ。
この日のランチはJALプライベートリゾートオクマのサーフサイドカフェ。以前から気になっていたヘルシーメニュー、デトックスランチをいただく。
まずは、きたぞ豆乳。下の赤はトマトジュース。イソフラボンにリコピン、食物繊維たっぷり作戦か。
アーサーといっても王様じゃなくて、海藻。お豆腐が入った温かなスープ。
カボチャを使った黄金色の玄米リゾット。カボチャのタネも添えられてよーくかみかみする。 クリーミィでなかなかおいしい。玄米食べるとほっとします!
オフシーズンはすいてます。奥まで見通し抜群。貸し切り状態!?
デザートは豆乳のババロア風にきな粉と黒糖シロップ添え。ぷるんとしたやわらか豆乳に、香ばしく甘いきな粉は相性抜群!親子みたいなもんですからね。これに温かなお茶がついて2000円。体すっきり!
午後また打ち合わせ。夕方は夏に訪問した、裕次郎が大好きなゴーヤ名人、たまむら農園の玉村隆利さんの畑へ。この季節はさやいんげんの出荷で忙しいよう。
ゴーヤが最近売れないとお嘆きに。最近は福島県でも栽培されてますからねえ。しばし農業談義。 役場に戻り、今度は伝統食聞き取り調査の報告会+打ち合わせ。
担当の宮城哲也さん。お世話になってます。
左側4名が「若草物語」か「細雪」かという熟女聞き取り調査隊! 頼もしいったりゃありゃしない4人です。右は事務局の山川安雄さん、谷口恭子さん。
賑やかな打ち合わせの後は、オクマ再び。今度はマクロビオティックのディナーコースにチャレンジ。8時の予約が打ち合わせが延び、時間をのばしてもらう。30分以上過ぎてようやく店へ。お客さんは誰もおらず。またまた貸し切り。
左)野菜と蟹のテリーヌ。右)全粒粉のペンネ、山芋入り。
左)粒いろいろのパン 右)小松菜のスープ。スープのだしにかつおぶしを使用。マクロビオティックとは言わない方がいいのではと老婆心。
白身魚に温野菜、カボチャソース、海ぶどう添え。
海藻アーサーを使った磯風味の玄米リゾット、ハーブ添え。
フルーツ。黒糖ソース添え。温かなお茶。
おヘルシーですが、これで6000円……。う〜ん。お昼は良かったものの、夜のコースはコストパフォーマンスがいまひとつの感あり〜っ。もうちょっとがんばってほしいですね。期待してます。はい。
めんそーれ沖縄報告その1 那覇の塩屋さん
January 23, 2009なは〜はっはと笑うシーサーたち。
めんそーれ沖縄報告その1です。牧志の市場からほど近い、平和通りにある塩屋さんを覗いてみました。塩の品揃えは全国一とか。
沖縄の塩がほぼ全種類、そして全国はもとより海外の塩も揃っています。その中から120種類が試食可能。こりゃすごい。色もカラフル。
塩屋 さんの名物はソフトクリーム
トッピングはもちろん塩! 島とうがらし、ハイビスカス、紅芋など沖縄名物を入れたフレーバー塩がずらり。好きな塩をぱっぱとかけてソフトクリームを楽しむという趣向。
ソフトじゃなくて、豆腐があったら試してみたかった。
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