Archive for March, 2009
Next Entries »ウン年ぶりにお化粧する
March 6, 2009「秋田の酒きき酒会」でパネラーをつとめることになり、ヘアカットのついでにウン年ぶりでメイクを! なぜ人に頼むかというと普段お化粧しないので道具がナイのであります。なぜ化粧するかというと、人前で話す自分の写真を見たら北京原人か単なるサルっであることが多く、ほとほとやになっていたのです。
たまにはちゃんときれいにしなくちゃと思い、いつもカットしてもらっているジャンクロードビギン 下北沢店の三浦さんに相談すると、メイクもしているという。
↑いつもヘアカットしてくれている三浦さん。いつも明るく超元気! ややオジさん入ってます(笑)そこが好き!
臭いジェル状のものや人工的なスプレーは一切使わないのを知っている三浦さんが
「今日だけは山本さんの頭に”化学”をふらせてくださいっ」
とヘアスタイルを固定するスプレーをシュー。
眉カットとメイクは大石さんが担当。まな板の鯉状態で
「ひとつよろしく」の図。
大石さんに携帯で撮ってもらいました。お化粧してもらいましたが口紅は塗っていません。お酒を飲むようになってから口紅とはホントに一切無縁になりました。
さっ、いざ赤プリへ。
*リップクリーム代わりにたまに塗っているのは、髪の毛にもつけているこのワックス。髪に良し、ひじ、ひざに良し、唇に良しと便利。携帯に便利な小さな容器もあり。ちょっと割高だけど。
秋田の酒を楽しむ会 なまはげさんと
March 5, 2009「秋田の酒を楽しむ会」が赤坂グランドプリンスホテルで開催されました。なまはげも参加。記念撮影の図。
椎茸に珍客
March 4, 2009大分県のお百姓さん、赤峰勝人さんの椎茸、立派です。
もちろん原木育ちの「木の子」で、おがくずの子ではありません。
そしてキュートな彼も大分から飛行機で一緒に。長旅おつかれさま!
夜中にピノ
March 3, 2009明日からフーデックス。参加するとある蔵のセミナーのお手伝いで蔵元と一緒に新丸ビルの21Cクラブにてパワポを一気に作るの巻。3時間みっちり(珍しく)仕事すると目と肩がショボショボ。達人の腕を借りていやしてもらった後、温かい麺をいただくのでした。今宵はふかひれ麺!
その後、おうちに帰ってお風呂に入って今日は飲まないと思っていたものの、ひと口寝酒に…と思ったピノノワールが南仏のもので、すこぶるよろしくない状態。すっかり目がさえてしまい、秘蔵っこのアルザスのピノをしばし悩んだのち、あけました。
そう! ピノの味ってこれだよね(谷本さんまた欲しい)
すっかり元気になったおいらです。って、もう3時前?! 明日はフーデックス、明後日は秋田県のお酒の会だというのに、お楽しみいっぱいですな〜。
今宵のオーガニックトリオ。
と、いえども、いろいろです。
では! おやすみなさい。
宮崎県北郷町 森林セラピー基地グランドオープン!
March 1, 2009
宮崎県北郷町は2008年4月、国土緑化推進機構の森林セラピー基地の認定を受けました(森林セラピー基地は現在、全国で35箇所あり)。そしてこの2月28日にグランドオープン!
森林セラピー基地に認定されたことをきっかけに、健康な食をプラスして北郷町の魅力アップをはかりたいと「森林セラピー料理研究会」が立ち上がりました。そして北郷町から依頼を受けて研究会のお手伝いをさせていただきました。
森林セラピーの基地、猪八重渓谷は深い緑の中に滝がいくつもあり、水しぶきの音に誘導されて歩く深い森。基地入口には飫肥杉のチップが敷き詰められて踏むたびにいい香り。森の中では苔やさまざまな樹々の香りに包まれ、なんとも癒されます。
森林セラピー料理研究会のメンバーは地元北郷町のホテル、旅館、レストランの料理長と支配人たち。全員でワークショップを行い、北郷町の森林セラピーに対する考え方を出しあいました。そしてそれぞれの考えをお弁当という形で表現することに。
地元の食材や伝統食が体にいいという考え方、四季のある日本では旬のものが一番という考え方、皮も葉も全体に栄養がある一物全体という考え方を基に、栄養面や環境面も併せて考慮した調理法で研究開発。
写真左は農園ぴくにっくさん、右はホテル北郷フェニックスさんのおむすび弁当です。森林で食べるお弁当なので、食べやすいこと、ゴミが出ないことを念頭に地元素材を使って製作。それぞれに違って面白い!
(左)お食事処 和(なごみ)さん、(中)合歓のはなさん、(右)サンチェリー北郷さん。
町長の倉岡清美さん。人望厚い人気者。この3月で日南市と合併するため今期で引退。もったいない!と皆さんが口を揃えます。できる人ほど勇退が早い?
研究会の最終回は齋藤料理長による実技指導あり。前日に準備をする(左) ホテル北郷フェニックスの深水政信料理長、(右)はサンチェリー北郷の蓑崎俊彦料理長。
春素材の下ごしらえ。美しいです。空豆、うど、じゃがいも。
齋藤料理長が考える北郷町の森林セラピー弁当を料理人有志で一緒に製作。
容器も重要。今回は竹製ですが、北郷町は飫肥杉の産地なので、いつかは地元飫肥杉を使って竹皮代わりのシート状のものを作るか、繰り返し使えるお弁当の器ができるといいなあと思います。
手元を見ながらアドバイスを聞く。
(左)それぞれの宿から想いを語ってもらいました。合歓のはなマネージャーの細元啓一郎さんの発表です。
(右)最後に役場の産業開発課の釈迦郡(しゃかごおり)さんから今後の展望、及び説明あり(釈迦郡さんは韓国語も達者!な「シャカさま」)。森林セラピー基地および料理についてはシャカさままでおたずねください。
今回、この研究会の講師を依頼してくれた後藤英一さん。3月末で県庁に戻られるそうですが、どこに行っても穏やかかつテキパキさんでがんばってくださいね。ゲゲゲの鬼太郎のファンでやまよと同い年!でお孫さんもいるという(人生早いなあ)とってもお世話になりました!
北郷町にはおいしいものがいっぱい。そのひとつだけ最後に紹介。おばちゃんパワー全開の麦味噌!で、大豆の甘いこくがあっておいしい〜お味噌です。力ある人いっぱいの北郷町です。みなさん、ありがとうございました!
●森林セラピー基地 北郷町 問い合わせ先
北郷町産業開発課 商工観光係 TEL 0987ー55ー2111
ムスムスで小諸フェア&はなゑちゃん
March 1, 2009新丸ビル7階のムスムスで2月24日から1週間『小諸の味』が開催。幻の!?白いもをひっさげて生産者の方々が来店。小諸の味を披露。
白いもは男爵系でもちもちした味。揚げて、蒸していただきました。
小諸の粘土質は白いも栽培に向いているそう。15年前にできた品種で、当時は表面が粗かったものの、今は肌すべすべになったのだとか。
大豆の産地ということで五目大豆、味噌がらめの大豆、キャベツの甘酢漬け。青大豆のひたし豆も登場。
丸の内ハウスマネージャーの玉田泉さんと、いつも元気な秋田県庁の加藤はなゑちゃん!「面白いっすな〜」今日も連発。もぉ、大好き!
小諸のお酒各種。マンズワインの白はすっきり辛口で料理にあうタイプ。
ムスムス佐藤社長を囲んで一緒に撮影。「楽しいっすな〜」はなゑちゃんといると、皆なが秋田弁うつっちゃう(笑)
玉田さんに預かってもらっていた秘密の乾物。保管ありがとう!
花豆のおこわ。 料理担当のおかあさんたちです。
小諸産の菜の花油を使ったきのこの天ぷら。ナッツのフレーバーがあり、甘い風味。くせがなく使いやすそうです。
ナタネ油は市場に出回っているほとんどの商品はカナダ産の遺伝子組換えのナタネ。この小諸のナタネ油は、エルシン酸(心臓障害を起こすと言われる)を含まない「キザキノナタネ」という東北農試(現東北農業センター)が開発、育成した品種。小諸市御牧原畑作振興組合が栽培しています。搾油にはベンジン系の薬を使わず、昔ながらの圧搾法でビタミンEも豊富。1リットル1100円。●問い合わせ先 小諸大橋直売センター 電話0267−25−6441(午前中のみ) 花の時季は「菜の花祭」もあるそうです。
トーストしたパンに菜種油をつけていただくの図。右はアシェット婦人画報社の野々山さん。蒸した白いもでも試してみました。甘い風味がいけます!
キッチンでは料理長と小諸のおかあさんたちが奮闘中!
初めていただきました小諸名物「お煮かけうどん」。小諸ではうどんはこうやって食べるのが定番とか。具をあらかじめしっかり味つけておき、ゆでたうどんにかけてからめて食べるという。
(左)ムスムスの洋食担当さん、洋食って感じ(笑)!
(中)赤石貴子さん、蕎麦打ち3段、日本酒大好き。性格抜群。字もきれい。独身!よろしくです(赤石さん、しっかり宣伝した!)
(右)佐藤社長すっかりはなゑちゃんをお気に入り。えっ、一緒につれて歩きたい?! わかります〜。その気持ち(笑)
翌日、はなゑちゃんから届いたメール「長野の小諸のとうちゃん、かあちゃんよかったっすな〜。シンプルに食材の旨さを楽しむ料理で、白いもの存在も知ることができて面白かったです。このような会で、いろんな人と出会い、楽しみ、そして次につなげられるように、また面白いことを考える面白循環がいいでっすな〜。また、やるっすべ〜」
また、やるっすべ〜!
はなゑちゃんのはじけてる写真を特別公開。
辛いことがあったらこの写真を見るっすべ〜。
「のむっすべ〜!」
はなゑちゃんの肩書きは技師。農家をまわり農業指導をしています。農に明るく頼もしい賢き女性で、やまよが疑問に思っていることを丁寧に教えてくれます。上のはじける写真の前も、米のカドミウム防止対策についてお聞きしていたのです。
●以下、やまよの個人的なメモ。
田んぼの水管理について。カドミウムは土壌中に空気がたくさん存在すると(酸化的)稲に吸収されやすくなります。出穂期をはさんで、前20日、後ろ20日の計40日間、水田に水深5cm〜10cmの水をはります。こうすることで、カドミウムが還元状態になって、土から離れない状態になります。稲が土から栄養を吸うときに、カドミウムは吸えない状態を作ることになります。この40日間は、稲が実に栄養分を貯める重要な時期となるので、カドミニウムを吸わせないような環境を作ることが重要となります。秋田県ではこのような防止技術が生まれ、そして実行されています。*他対策も細かくあり(略)
●農薬について話しあった時のはなゑちゃん語録。
「どこに幸せを感じ、どこまで欲望を追求するのか、くらしの満足度をどこに求めるのか、心の持ち方が生産現場をも走らせているのではないかなと感じます。
ひと昔前、戦前戦後直後までは、お金もありませんでしたから、手に入る肥やしなどは家畜糞尿、人糞尿など自家生産できる資源と人力、動物力でした。
それが大量の生産と、いつでもどこでも手に入れやすいということに対する時間的なプレッシャー、それに応えられるようにと機械技術革新、資材革新、生産者の初期投資、維持費増・・・積み重なっています。
そして今、なんだかかんだか目まぐるしくおこる「食」問題。
人は、どこにいくのでしょうか〜。“本当の”ってホントはなんなのでしょうか〜。っと時々、自問自答してみたりです」
↑ そういえば、なんでこれは標準語だったのか。
はなゑちゃんは日本の宝。
また、のむっすべ〜!