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Archive for December, 2009

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静岡・豊好園の出品茶を味わう会 その2 燦の煎れ方

December 11, 2009

「お茶飲み会」の主旨は、出品茶を味わうこと。

出品茶を味わうことはなかなかできません。ましてやきちんといれてというと難易度高し。
しかも! 茶産地の「水」で入れていただくことなんて不可能に近い。
だいたい知らないのです。きちんとしたいれかた。お恥ずかしながら…。コーヒーは豆をミルで挽いて温度も考え丁寧にいれるというのに。

部屋に通されると4人でひと組がセット(茶葉の量は計量ずみ)。指導は静岡県農林技術研究所から先生が3名いらしてボランティアで説明を。このあたりの連携、素晴らしいですね。
このお茶会「飲んでほしい」の気持ちからでもちろん無料。お食事も出るので近所の人はお祭りだと思っている感じ(笑)

お湯の温度もきっちりと計ります。針のように繊細で美しい茶葉。
お茶名は「燦(きらら)」。
●燦の煎れ方(4人分)
1 100ccのお湯を50℃まで冷まします(湯気が小さく上がる程度)。
2 急須にお茶10gを入れます。
3 お湯は円を描くように、ゆっくりと注ぎます。
4 茶葉が少し開きかけたら(約1分)、茶碗にゆるりと均等に、最後の一滴まで注ぎ出します。
1人で飲む場合は茶葉5g、湯量50ccで。

一煎目はまるでお出汁! 天然のアミノ酸がじゅわ〜っといっぱいあふれんばかり。上品な緑茶お出汁をいただいている感じです。そして片平のおばあちゃんmadeの栗の渋皮煮がくばられました。甘さ控えめで滋味深い味。この渋皮煮ピエールさんにもお出ししたそうです。

ダイジェストでご紹介。50℃に冷ましたお湯を急須に注ぐ。1分待つ。揺すらず円を描くようゆっくり注ぐ。

お湯が残らないように注ぎきる。2煎目は65℃で時間は20秒で注ぐ。3煎目、4煎目はお湯の温度を上げ、量も増やしてお試しを。

この会の常連さんという近所のおねえさんたちと一緒にいただきました。
「出がらしのお茶もらっていきなさいよ」と強くすすめられましたが、「今日は泊まりなので」と丁重にお断りしました。おねえさんたちは昨年、もらって帰ったそうです。
「茶がらは湯通しをして、おひたし、佃煮、油炒めにするといい」と片平さん。
このあと、感動のかき揚げ姿で茶がらと再会するのでありました!
つづく

静岡・豊好園の出品茶を味わう会 その1

December 11, 2009

今年の春から楽しみにしていた11月23日。静岡・豊好園、片平さんの「第18回 お茶飲み会」の日です。詳しくはジローさんのblogを
前回訪問したのはお茶摘みの時でした(しかし雨で中止に)。あの後、ピエール エルメさんが料理通信の取材でいらしたのです。詳しくはコチラ
片平さんちの家の前にはきれいな川が流れ、車もほとんど走っておらず、のんびりのどかないいところ!

茶葉がまぶしく輝いた秋晴れの朝。↑家の前にある品評会用の茶畑。この茶樹は機械刈りではなく手摘みされます。
東京を7時に出発してやってきました。
臨時駐車場から豊好園まで吊り橋で。手作りみたいなゆらゆら揺れる木の橋。

わはは〜い。
今回は農大生の勇人くんに片平さんちの絶景茶畑を見せたい!と。また、秋田県庁で農業技師のはなゑちゃんにもあの斜面畑での可能性をと。そして、はなえちゃんに誘われたmusmus今田さんも夜勤明けの寝ずの身体で参加。

朝からハイテンション。

片平さんちが見えてきました。
駐車場はお祭り仕様に様変わり。

森林の仕事にも関わる片平さん。テーブルも椅子も手作りです。大きなおでん鍋がいい感じ〜。

里芋も香ばしく炭火焼されてスタンバイ。お客様がどんどん集まってきました。豊好園・園主の片平豊さんです!
お土産は大根!

つづく

「どぶろくと女」阿部健さんの出版記念パーティ

December 10, 2009

どぶろく…でシャンソン!?

11月21日土曜日。有楽町の外国人記者クラブにて。

阿部健さんの『どぶろくと女』の出版記念パーティ!

酒文化研究所の山田聡昭さんが手にしているのが、御本(酒文化研究所発行)。なんとも分厚い!
「学生時代に使ったコンサイス英和辞典より厚い!」と山田さん。3サイズは 18.8 x 13.2 x 4.2 cm。
よくぞまとめましたという630ページ。気が遠くなりそうです。

『どぶろくと女 日本女性飲酒考』
じつは女性とお酒は切っても切り離せない存在。暮らしにどっぷり密着したものだった! そんな阿部氏、10月19日の日本経済新聞朝刊の文化欄で紹介あり、覚えている方も多いのでは。
●詳しくは橋本健二先生のブックレビューをどうぞ!この分厚い本の内容がするりとわかりやすくまとめてあります。

というわけで、どぶろくで乾杯! 前列、左が橋本先生。山田さん、升本屋の梅田さん。後列、左はライターの山内史子さん。
出し物もユニーク!

どぶろくを語るひとり芝居(世界初)もあり。

今宵の主役!パーティで出たどぶろく2種。左は山形のこだま工房。吟醸酒?と思えるくらいきれいな仕上がり。右は丹波で製造された「おやっさん」(→膝カックンな名前)は、いかにも昔懐かしいどぶろくの味。そして郷土の酒には郷土の料理。ひたし豆、黒豆、もってのほかの酢の物etc.

酒のつまみにぴったりな塩かりんとうが大ヒットした升本さん。都々逸好きで「どぶろく」で一首。(右)有志がつくった「どぶろく」も登場。味っていろいろ〜。本日は山形のどぶろくがグンを抜いておいしかったです。
●升本屋さん訪問記

さて、阿部氏です。明るいパーティが大好き。シャンソンはご本人のたっての希望だったと山田さんに聞く。
途中でお色直しまで(驚) しかもセクシー仕上げの白いジャケット。

指輪も。ご本人がおもいっきり楽しんでます。今後、このジャケットを着ることはあるのだろうか。

2ショット撮影。あら、先生、この顔マジメ。
パーティの最後は三本〆じゃありません。歌詞カードがくばられて

オー・シャンゼリゼを全員で歌う!という。

大合唱! オー・シャンゼリゼ〜! どぶろくで〜!

「じゃあ、まあ飲みますか〜」と山内さん。だすな。

外国人記者クラブの通路には、歴代のスピーチした各界人たちの写真が展示。懐かしいあの顔、この顔。

終了後、銀座の街を駅まで歩く。SONYビルは早くもクリスマス仕様。
寒さに負けずにがんばろう!と、口からついて出るのは
オー シャンゼリゼ〜♪ オー シャンゼリゼ〜♪
……そこしか歌詞を知らなかったと気づく。

四谷の太平山

December 10, 2009

秋田県庁はなえちゃんとアシェット婦人画報野々山さんが秋田県の共通知人の話しで盛り上がり「秋田で一杯やろう計画」が進行。
野々山さんの家庭画報時代の先輩が大の太平山好きだから誘って「太平山に行こう!」ということに。
太平山といえば小玉社長、そして壮大なるレンガ蔵!蔵の光景が頭にさ〜っと浮かんで「秋田いいですね〜。で、いつ行きますか?」と答えたら「四谷ですよ!」と笑われる。
四谷しんみち通りに太平山という居酒屋があるんだと。昔から。ほー。
*蔵情報。11月7日水中写真家・中村征夫さんの常設ギャラリー「ブルーホール」が開館。by小玉社長

太平山という店名ですが、蔵直営ではないそうです。
「津月(つづき)」純米吟醸がありました。津月いいお酒です。
この店は1本瓶売りもしています。ヒネの心配がなく、清潔でいい。お値段も2倍づけと良心的。瓶ごとじゃーんと登場。最初冷たいままいただきましたが、温度を上げて楽しみたい。お店の方にお燗をお願いしたところ
ガバッと土下座で「申し訳ございませんっ」と頭を下げた状態がしばし。
その大げさな謝り方におおいに驚くの巻。断り方が慣れている。次の言葉を言わせない手法とみました。d(>_・ )
あとでこっそり(しつこく)聞いてみると「ひとりの方がお燗しだすと周りも頼み出す」とのこと…。うーん。もったいない。そのほうが身体にやさしくおいしくたくさん!?飲むのに。もちろんお燗酒の用意もありますが、一升瓶がひっくり返ってお燗機にセットされた飲みたくないお酒1種類のみ。
秋田流「生もと純米」などはお燗したほうがはえる気がするので残念です。

鍋。ハタハタはひとり1尾ずつ。

豆腐やら根みつ葉やらきのこやら。
しょうがないから、お鍋の具がなくなってから、よくよくきれいにとっくりをふいてちゃぽんと鍋に入れて温めました。自前燗。

鍋でお燗酒。店の人が鍋にそそりたつとっくりを見て「まあこういう方法が!」と笑ってました。
でも水位が低くて温まらず、飲むスピードにちっともおいつかない。

ダブルで。いかんせん、水位が低すぎる。汁飲む禁止。

ハタハタの塩焼き。鍋の最後は稲庭うどんで〆。
とっくりのつかった汁でね。
はなえちゃん↓布製蛙をもらう。秋田のおばちゃんが作ったものだとか。キョロキョロ目、なごむ顔立ち。

お酒がまったく飲めないのに参加↓老舗和菓子Tcafeに関わる◎子嬢。飲まずとも充分楽しめるという。これからちょっとずつ飲めるようにしていこう(と、20年前はまったく飲めなかったやまよ。今は誰も信じてくれないけど)

なんとこの週は野々山さんと3日連続で飲むことに。耐久レースのようでした(笑)

来年はトラ

December 9, 2009

あっという間に12月。2009年も残りわずか…。今年は、年女だったやまよ。ウシさんありがとう。来年はトラさん。
月に1回、蕗翠先生に教わっているお習字。11月のお題は干支でした。
「トラ」とひとくちに言っても、いろ〜〜んなトラがあると先生がいろいろ見せてくれました。↑も「トラ」。かわいい! トラそのもの。まるで絵みたいですが、文字なんですと。

まずはじめは「寅」。蕗翠先生がお手本を目の前で書いてくれます。サラサラのスルスル。筆の動きがとってもなめらか。筆先がくるりと回転して生きてるみたい。見ていると簡単そうですが、これがどっこいそうは問屋が卸さない。

全員で「寅」の字を。なんとか「寅」っぽいですが、次に書いた「虎」は見た目よりも難しく、下手がまんま露呈。タイガースファンは練習するのだろうか。
こちらもトラ!

なんともトラっぽい!
いつ頃のなんという種類の文字だったか忘れてしまいましたが(生徒失格)、トラの顔そのものみたいです。もちろん先生の書です。
普段、パソコンばかりで漢字をまじめに書くことはまずありません。こうして筆でひとつの文字を丁寧に書いてみると、字の成り立ちがなんとなくでも伝わってくる気がします。
筆で文字を書くときは、背筋がまっすぐでないときれいに書けません。指先でなく、肘を動かして書く…など、姿勢が大事と先生に毎回教わります(いい加減に覚えろよってかby先生)。
文字を書いて姿勢を正す、月に1回の貴重な時間です。

「書きたいでしょ!」と嬉しそうに見せてくれた先生。その昔々、大谷ゆみこさんに教わり、言えるようにはなりましたが、書いたことはありませんでした。なんでも書いちゃう先生、チャレンジャー。

マヴィのボジョレーヌーボー「キッピス」で乾杯

December 7, 2009

すでに先月の話し。19日夜は、マヴィさんのオーガニック ボジョレー ヌーヴォー パーティへ。今年はkurkku kitchenで開催されました。

毎年のように「今年はすごい!」と言われる!?ヌーボーですが、今年のは本当にすごい!と(笑) でもその証拠に今年はあっと言う間に完売。
「ヌーボーのワインなんて…」とハナからバカにしていう人もいます。ですが、はたしてそのヌーボーはどういう発酵工程をとられたものか。
「つぶして発酵させるだけなんでしょ」
これが、魔の最新技術というものがありまして。ひとくちにヌーボーといっても天と地ほども作り方が違うのです。
ぶどうを70℃で加熱し色が出るように抽出する作り方もあるといいます。そんなことをしたらもちろん天然の酵母は死んでしまいます。その場合、酵母を別に入れるわけです。香料だって入ります。こうして安いまずい大量生産ヌーボーは出来上がり。香料ですから「今年の香り」もへったくれもないわけです。
詳しくは
こんなに違う、今のつくり方 を参照。

今年の乾杯の音頭はツルネン マルティさんです。フィンランド出身。有機農業推進派!
クルックキッチンもフィンランド語なので、「フィンランド語で乾杯を!」と呼びかけました。
「キッピス」
なんかかわいい! キッピス!

田村さんがドアットさんの畑を映しながら紹介を。草ぼうぼうの自然な畑。

マヴィ設立は1998年。その頃はオーガニックって!?という時代でしたが、今は関心がある人がグンと増えました。日本酒と同様、まずいワインはまずいし、おいしいワインはおいしい。
ことオーガニックワインというと味よりも違う面が強調されます。よくある誤解が「オーガニックのワインって酸化防止剤無添加のワインのことでしょ」というもの。
チチチのチの間違いです。基準はしかとあります。酸化防止剤無添加 イコール オーガニックではありません。
生のワインはそれでは流通できません。酸化防止剤無添加のワインというのは無添加でも流通できる方法がとられているワインのこと。熱処理、ミクロフィルター処理などさまざまな方法があります。
酸化防止剤のことだけを強調してあるワインはハッキリ言って怪しい。そのほとんどはオーガニックではなく、かりにオーガニックの場合は輸入の濃縮オーガニックジュースを使用している…なんてことも。なんでもありの世界。
酸化防止剤うんぬんの前に、伝統的な醸造方法なのかどうかです。
ワインのぶどうは1回も洗わないのです。
水も加えません。
なによりも、適切に育ったぶどうでなくちゃおいしいワインにはならないのです。
原材料が味に影響するのは、ことワインが特別でも何でもなくて、口に入れるものはみな同じだと思います。
← ドアットさんのメッセージ

田村さんの自信作!ボジョレー私家版。まともにつくられたヌーボーは2〜3年寝かせても美味の証明。
最近、オーガニック人気でオーガニックワインの数が一気に増えました。しかし、トホホな味のオーガニックワインもいっぱい輸入されているのが残念。
誰がどう選ぶかです。長くヨーロッパで暮らしていた田村さん。おいしいものが大好き。おいしいからオーガニックという選択です。スタンダードがどこにあるかが重要です。

鈴木三河屋の大熊さん、柴田さん。もちろんマヴィを扱っています。(右)ツルネンさんと。
なごんでいたら、田村さんから呼び出しあり。映し出されているのは、あーっ。

『純米酒BOOK』
ヌーボーのパーティなのに、なぜか紹介を。

びっくり。しかもその紹介を野々山さんが!
野々山さんとはマヴィつながり。マヴィ・ヌーボーの会はわれら二人が最多参加だと思います(笑)
パーティにはいろいろなゲストが。

マヴィファンというクリス智子さん、美人で華やか♡ (右)田村さんのママ(本物!)

マビィのメルマガ担当香織さんと浩代さん。おつかれさまでした。
*マビィのpartyレポートにも詳しく。

秋田県・蔵酒NOWを知る二泊三日

December 7, 2009

4〜6日は秋田・大館フリー切符で秋田県へ。まずはまんさくの花さんにお邪魔しました。まんさくさんは地元素材、地元発酵蔵とのコラボ商品が数多くあります。その1つが石孫本店さんとの共同製作である「酒蔵の味噌」。素晴らしい蔵同士が力を合わすと、こんなにも価値ある面白い商品ができるのだと感心しました。ちなみによっちゃんなんばんの醤油も石孫本店さんのものです。
そして翌日は能代の天洋酒店、浅野さんへ。その前に浅野さんがアテンドしてくれたあの!注目度No.1若手ホープ蔵 にお邪魔し、夜はべらぼうで秋田のお酒で郷土料理をいただきました。浅野さんをまじえ、あの蔵 とあの蔵 !の蔵元さんも集まってそれは楽しい一夜に!
●前回のべらぼう訪問記
泊まりは川沿いに出来たばかりの「べら」。尾道のベラビスタではなく、べらぼうの「べら」。秋田杉がふんだんに使われ、まきストーブも赤々と燃える「川どこ べら」は温かくて快適。秋田美人の女将さん、優しい人柄もnice。
秋田万歳! いい人、いい酒、いい食事。ほんといいとこっすな〜……と感激さめやらぬ状態。充実の二泊でした。山ほど写真を撮りました。そして山ほどハタハタを見ました(糸をひくハタハタも)! ごはんの真っ赤な漬物にも再会。そんな秋田の旅、おいおいupします。

新丸ビルで鳥取フェア 「だんだん」

December 5, 2009

11月18日。沖縄からの帰り、新丸ビルへ。

新丸ビル7階で鳥取県フェア「おいしい鳥取 in 丸の内ハウス」が開催されました。18日の初日はムスムスでパーティが。やまよはその終了後にお邪魔。鳥取県のお酒がずらり並んだムスムスです。
24日は「純米酒県 鳥取!酒米強力を飲み比べる」というイベントも。

秋田県東京事務所のはなえちゃんにアシェット婦人画報社野々山さん、博樹さん3人は国立演芸場帰り。そこへ合流。

鳥取県の海山畑の産物が並んだメニュー。

鷹勇・純米吟醸なかだれ。

やわらかな味の強力も。

(左)丸の内ハウス マネージャーの玉田泉さん。(右)ムスムスのこんたさんと野々山さん。
00過ぎて日付が変わり19日に。ボジョレーヌーボー解禁dayに。
一日ってあっという間!

新丸ビル7階フロアは鳥取県でいっぱい。

壁面に鳥取の方言紹介が。
「しょうから」子どもの時によく言われた記憶が…。
「しょうからげな子」と使います。意味は塩辛いなんでしょう。
そして
「だんだん」
徐々に、ではなく、ありがとうの意。
お年寄りがよく口にしていました。やわらかでいい言葉。とはいえ最近、使う人は皆無。
それから、あった、あった。
「でこ」 = 絵
最近はさすがに言う人おらしまへんで。出雲地方出身の父80歳はまだ使うかも。
ただ、この「でこ」。「おでこ」と言葉が非常に似ており、「このでこが…」と父が言った時、額がいったいどうした?と父の顔をまじまじ見て、会話が成り立たなかったこともありました。

でこってデコメールの語源!?
懐かしい言葉、楽しい! いい言葉なのに忘れてました。
方言は使ってこそ生きるもの。
話し言葉もメールも秋田弁onlyで「えがっすな〜。なぁ」を連発する、はなえちゃんの秋田弁に対抗だ!
こうして移動の多い一日が終わる。帰りはタクシー。四輪車で。

沖縄・国頭村は冬景色

December 4, 2009

11月16日月曜日。広島空港8時20分に飛び立ち那覇着10時15分。沖縄県最北端、国頭村へ。
特産品開発のお手伝いをしています。

辺戸岬から北を望む。海の向こうは鹿児島県です。
茶畑を視察。沖縄で一番高い山がある国頭村では、山を削って茶畑に。品種はオクミドリなど。

下草に、すすきを敷いていました。

お茶の花。(右)予備のすすき。
↓ 森林組合のおばあちゃんたち。沖縄では「おばあ」。バッグがキュート。

特産品いろいろ。

島バナナ、シークワーサー、ドラゴンフルーツ、煎茶。

カラフル!
↓ 村で唯一のスターバックス。米軍保養所内にあり。

英語圏。紙コップも日本と柄が違います。

カウンターも異なるアイテムが。

お菓子類も見た事ないアイテムずらり。本国からくるというアップルパイにチョコレート ラビン スプーン ケーキ。

そしてニューヨークチーズケーキにブルーベリータルト。
すごく……、まずそう。
引き続き米軍保養所内、レストランでランチ。

お肉メニューが多い中、野菜メニューもかろうじてあり。タマネギのフライ。

ギリシャ式サラダ。全部食べたら冷えちゃいそう。
お仕事しました。

盛りだくさんの内容。
今回の出張は雨つづき。どんより鉛色の空が広がる冬のJALオクマ。

JALオクマの夕ご飯 ↓

もずくの天ぷら。ひじきの餃子。

セーイカ(赤いか)の燻製。(右)食べなかったけれどさんぴん茶(ジャスミン茶)のゼリー。沖縄って感じ!
さて、帰りの那覇空港にて。ベジメニューがある回転寿司へ。

へちま。アスパラガスとこんにゃく。ともに味噌がけ。

ゴーヤの細巻、これには塩。そして小松菜。
そうですね……。という味でした。
帰りの飛行機はポケモンジェット!

B747−400の機内は

カーテンとヘッドレストカバーがポケモン柄。

辺戸岬がある最北端が国頭村。ここに空港があれば…と思いますが、ないからこそ守られた自然。わざわざに価値があると。

出版記念パーティ*ベラビスタ no.5 vege二次会

December 3, 2009

樽酒でスタートした『純米酒BOOK』出版記念パーティ一次会、お祝いのお酒の宴は最高の一夜となりました。そしてお楽しみはまだまだ続く…というわけで二次会です。
会場へいくと!
ガラリと変わって秋色に紅葉したテーブルのしつらえ。目にも鮮やかでとっても美しい。四季のある日本、そして日本酒。今日この瞬間を楽しむテーブルコーディネートにほれぼれ。日本酒はこう楽しまなくちゃといういい見本です。

盛りつけは朱の漆器、各自には溜の漆器と色を分け、コントラストも素敵。野菜を焼いて3種類のたれに漬けていただくという趣向です。

お野菜各種のラインナップ。(右)竹皮に包まれたナゾの一品。

山田料理長が楽しみ方の説明に登場!
山田料理長より

”有機ベジスティック  よしわ農園から”
お好み大根   *生姜味噌or黒豆豆乳マヨネーズ
紅芯大根     *生姜味噌or黒豆豆乳マヨネーズ
レタス        *黒豆豆乳マヨネーズ
トマト        *黒豆豆乳マヨネーズ
原木焼椎茸   *よっちゃん南蛮+黒豆豆乳マヨネーズのミックス
蒸し京芋      *よっちゃん南蛮
「純米酒BOOK」の生姜味噌、自家製黒豆豆乳マヨネーズ、よっちゃん南蛮をお好みでつけて食べて頂く料理でした。

日本酒も引き続き各種勢揃い! よりどりみどり。お燗器もスタンバイ。

気分を変えて、再スタート。

辨天娘・太田陽子ちゃん。二次会でもビューティフル!お燗上手で性格よくておうちに欲しいくらい。独身です。
再び山田料理長より
”日本海と瀬戸内、小魚” 炭火炙り焼
氷見ぬかいわし p166より。
境港カワハギ畳干し  *境港で見つけた物です
尾道干しねぶと     *別名「いしかべり」といいまして夏には鯛の味がするといわれる瀬戸内独特の小魚です、通常は頭の骨が固いので取り除いて食するのですが、干すことにより頭ごと食べれます、今回は焼き立てを三杯酢にて提供いたしました。
”合鴨農法栽培” 古代米おにぎり
白干し沢庵  竹皮にて
*謎の一品の正体は、そろそろ穀物が欲しくなる頃用の古代米に胡麻と海苔が入ったお握りでした。

神亀酒造・小川原カメラマン。デジイチでバチバチ激写。(右)富山県の柿太水産さん自慢の「ぬかいわし」。

日本酒とともに、なごやか〜なムード。この笑顔、幸せ〜!

ケニーさんが持っているのは秋田の天洋酒店・浅野さんが贈ってくれた「ヤマヨ」。新政・佐藤祐輔さんが考えた6号酵母と雄町を大正末期のレシピで醸した1本。詳しくはこのblogを。6号の底力はbar タイムにもぴったり!
夜もだんだんふけていくと

なんだか楽しい事になってきた。スペシャルなグラスでとっておきの日本酒をいただこうという趣向です。千代むすび酒造の岡空さん。

希望者がどんどん増えて獺祭の桜井さん。
獺祭では日本酒をグラスで飲む提案をしています。詳しくはこちら。

当然、ワタクシも! そしてトモアキさんも。
次は堂々たるこのお方が挙手。

山中さんのまっすぐ正しい姿勢での飲み干しかたはベテランの域。
先輩、ついていきます!という感じ。

そして

陽子ちゃん、飲むときは飲む。立ち上がる!
そしてお開きタイムに。
皆さん、ありがとうございました!!

タクシー組をお送りするやまよ。沖さんワンちゃんつきのお出迎え!?

お部屋組をエレベーターまでお見送り。

ロビーで最後の一杯をいただいて今宵の幕を閉じるのでした。

ベラビスタの皆さん、本当にお世話になりました! 料理もスタッフの心づかいも、とっても素敵なパーティに大感謝です。
日本酒って最高! と皆さんが嬉しそうに言ってくれて超happy!!
*最終の新幹線で帰ったゴリさんはサイレントカーで寝過ごして博多まで行ったという。合掌。

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