Archive for May, 2010
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May 9, 20104月18日sunday。学芸大学で会があり、Bals Tokyoやあちこちへ寄り道。とうとう池尻大橋まで歩くという。そういえばこの近くに!と思い出しスオロ(suolo)さんへ。窓から店内をのぞくとシェフがニッコリ。ちょっと遅かったのですが「どうぞ!」ということでちょっと立寄らせていただきました。
以前、ランチにお邪魔したスオロさん。きれいな味が特徴です。クリームやバター、肉ガツン系が苦手なのでとっても嬉しい一軒。グラスワインをお願いすると3種類ずつあり。白ワイン(左)ORISはファッセリーナ・ペコリーノというぶどう品種。(右)GRECOはグレコ。どちらも果実味がぎゅっとあり、するっとスムースでおいしい。両方ともオーガニック。
サイマキエビとアスパラガスのサラダ。オリーブオイルとバジルきかせて爽やかなひと皿。スオロさんはホワイトバルサミコを使ったり、オレンジオイルを使ったり調味料もきれい系。好みです。
初めていただいたMALVASIAという品種。「このぶどうを使うと白く甘い花の香りがすることが多いです」とシェフ。例外もあるのだという。難しいなあイタリアワイン。
そしてお次は赤。パスタタイムへ。(右)夜遅かったのでお店は貸切状態。贅沢な空間〜。
PINOT NERO イタリアのピノノワール。かろやかでライトベリー系のいい香り! 野菜やパスタにはこの品種はぴったりです。
ふほほ。貸切スオロ。こちらのインテリアはシンプルで清潔。カウンターからシェフの仕事が丸見えでとっても楽しい!
風味抜群!定番というあおさ海苔入りの生パスタです。浅利と菜の花で春の味わい。
最後はシチリアの赤!
お店の前で。とっても感じのいいお二人です。前もって頼めば植物性だけコースもOKとのこと。これはぜひとも見てみたい! もちろんこだわりのお肉、魚もあります。
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●suolo スオロ
電話 03-3795-1002
東京都世田谷区池尻3-18-16 ハイツ旭1F(かなりわかりにくい住宅街にあり。池尻大橋交差点OZEKIの近くです)
ランチ 11:30-14:00
ディナー 18:00-22:00(一応のラストオーダー)
定休日 火曜日
ukafe 六本木で玄米!
May 8, 2010uka代表の渡邉季穂さんがオーガニックカフェukafeを東京ミッドダウンにオープン。4月5日レセプションにいってきました。
cafe8の清野玲子さんが料理やドリンクをディレクション!どんなふうにオーガニック素材が展開するのか、楽しみ〜。
では、レセプション風景から。
(写真右)当日はアートディレクション担当の平野傑さんがまっさらな壁にペインティング。はじまりはかわいい雲。
ドリンクテーブルです。ワインはDionyのオーガニックワイン。ワインの右のグラスはアイスティー。
(左)野菜はさまざまなディップとともに。(右)ukafe限定のsweets・マママフィン。ファッションモデル橋本麗香さんのホントのママ!橋本葉子さんの手作り。
ukafeはオーガニック製品もちょっぴり販売。(左)珍しいオーガニックバニラエッセンス。(右)カラフルなオーガニックタオルなど。
そのバニラエッセンスはスプレータイプになっています。だからシュッとヒトフキするだけで!
「う〜んいい香り」
天然バニラのやさしい甘さがアイスティーにふわりと重なります。白ワインやスピリッツ、デザートにもgoodな優れものバニラミスト。渡邉弘幸さん実演ありがとうございました!
お米も販売。そしてペインティングはちゃくちゃく進行中。
レセプションのお料理です。クスクス入りのミニトマト。自慢のイクラのせアンディーブ。どれもキュート! ukafeのご飯は玄米と白米、両方あり。パンもしかり。どちら派の人もOKなように。
そして4月20日。ランチタイムにお邪魔しました。
と、ランチメニューはこんな感じ。
ukafeは「たまご」にこだわります。鶏のたまごは平飼い育ちの有精卵、そしてディナータイムには塩だけで漬けた添加物ナシ、純粋イクラを使ったイクラ丼も。
日替わり玄米ランチプレートをチョイス(こちらはall vege)。右はたまごサンドイッチプレート。2つも頼んだのかって? いえいえ。鈴木三河屋のくまじゅん&シバさんと一緒です。
この日、店内には女性客しかおらず「浮いてませんかね、われわれ」と小声で心配する二人でありました。
注文した食事が届くと黙り込む二人。
くまじゅんは生卵がつく「ごはんと具だくさんお味噌汁プレート」をチョイス。これには小鉢がつくという、選べるという。※男性は大盛がおすすめ。
ご飯は玄米と白米のハーフもOK。くまじゅんが選んだのは梅干しと海苔の佃煮。
今回、3人で行った目的は「伊勢の白酒」の様子見です。
状態を見るの図。スタッフに注ぎ方指導をするくまじゅん。伊勢の白酒はシュワシュワの発泡系純米酒です。
伊勢の白酒が氷水にチャポンの図。
およばれ外食が続くと「玄米欠乏症」になります。都心で、しかもミッドタウンでまともな玄米と野菜、海藻が食べられるというのはありがたい限り!
玄米Loveのみなさん、ノートにメモメモ。
ukafeは東京ミッドタウン2階。店内は無線LAN完備です。(右)オリジナルのukafeカップ。卵黄色のネイル。
わらびと日本酒
May 7, 2010「季節のものを食べる。旬のものは意味があって、その時季に育つ。旬を食べれば一番健康によく、かつ安い」
身土不二=身体と土(環境)は分けるべきではない…と、昔からよく言われることです。それをもっとも感じるのは八百屋さんの店先。こちらは絵に描いたようなかわいい八百屋さん。
お店の前を通ったら、わらびが初お目見え。(撮影は4月5日の出来事。ふるっ)
あれ? 茹でてある?
灰を入れて茹でるのは大変だからねえ。最近はJAで茹でてから出荷なのか、やるな〜っ。JAかしまなだ(直売所なだろう)
…と思ったら、この八百屋さんが茹でて売っているそう。出荷のJAテープを貼ったままで。
お話を聞いた手前、購入して帰りましたとさ。ちょっとドス黒いわらびさん。ちょっと茹だりすぎてふにゃりんこ気味。大量に茹でたのであらうか。それとも好みなのか。
純米酒+うす醤油などで味つけた調味液に漬けました。ぬるっとした春の味。こういう味は日本酒を呼びます。旬の野菜、とくに山菜系は日本酒があうとつくづく!思います。調理にお酒をたっぷり使うので、よけいそうかもしれませんが(笑)。
自分で茹でたわらび。4月中旬
油揚げと煮浸しに。細うどんにもあいました〜。
料理にこそ、おいしい純米酒を使っています。淡麗辛口と言われる日本酒は料理酒には不向き。香りのありすぎる日本酒は大不向き。大さじちょっとのことだから、いい日本酒が大事だと。いい純米酒を使うと、料理上手になったかな!? と、素敵な勘違いを味わわせてくれます。
純米酒はそのままで良し、燗酒でさらに良し。料理に使えば酒と肴がすこぶる相性抜群!最高に良し!!
料理長さよならコンラッドno.3
May 5, 2010前回からのつづき。朱塗りの器で焼物登場。「春野菜色々含ませ煮 湯葉掛け焼き 桜あん」
(左)蓋を開けると、湯葉が一面に。ふわとろり。桜あんのいい香り。
(右)そして湯葉の下にはタケノコをはじめとする春野菜がぎっしり。
炊き合わせは、春若芋磯辺焼き、根芋(里芋の葉柄にできる芋)、菜花。
八寸! バラエティに富んで、宝石箱みたいです。
八寸盛りだくさんの内容はこちらを ↑ 参照。細かい芸というか技があちこちに散りばめられて。齋藤料理長ワールド全開。でもよく見えないので以下に記載。
トカラ芋 木の芽田楽
松葉独活稗塗し
椎茸粟煮
スナック豌豆甘煮
インカの目覚め桜揚げ
桜蓮根酢漬け
島らっきょう金山寺味噌
酢の物は新もずく、浜防風、根三つ葉、麦とろろ。さっぱり味で〆がきました。そろそろ終盤。
最後のクライマックスは土鍋炊きの玄米ご飯+ごま塩+香の物。湯桶仕立て。
食べ物で一品だけ選んでと言われたら即答で「玄米ご飯」です。ごま塩かけたら、もう最高うれしいおいしさ。家では玄米に小豆を入れて炊きますが、食べるたびに感動しています。
最後は水菓子、季節の果物三味で幕を閉じました。
齋藤料理長+conrad ありがとうございました!
料理長さよならコンラッドno.2
May 4, 2010齋藤料理長のマクロビオティック・ラストディナー前回からのつづき。静岡の磯自慢とともに。
向付は海葡萄と嫁菜、山葵。割醤油だけというクリアーな味。
(左)そこに素材が見えるようなオニオンヌーボーの摺り流し。(右)つわぶきの飯蒸しです。葱の香り、甘さとコク、つわぶきのかすかな苦みがうつったご飯…春の風味満点!
お椀には十六島(うっぷるい=島根県)の海苔が(この地の海苔は希少性が高く、日本橋の島根館などでも売られていますが、他の海苔と比べて2倍以上の価格)。
味の要となる力強い味を堪能しました。具には掬い豆腐、巻春キャベツ、金時人参など。特製の精進出汁で。
おしのぎの寿司。わらびをたたいた軍艦巻、黄ニラ、空豆(素揚げで)。寿司飯はもちろん玄米! 玄米は味がなじみにくいので、炊く時に米酢を入れて炊きあげ、しっかり味を含ませるというテクニック。齋藤料理長に初めて教わりました。
このblogでも紹介 ↓
conrad macrobiotic 玄米寿司cooking セミナー
conrad macrobiotic お節cooking セミナー
conrad macrobiotic 12月のランチ
つづく
齋藤料理長さよならコンラッド
May 3, 20103月31日はconrad東京 風花へ。
(左)今宵の花はクリスマスローズ。(右)そして食前酒。月の井酒造店の無加糖仕立て、すっぱくてすっきりする梅酒です。
今宵のマクロビオティック献立です。じつは齋藤料理長、この日でコンラッド風花をご卒業。マクロビオティック料理もLastになってしまうのです。とっても残念ですが、今後のご活躍にとってもワクワク!
そして日本酒。
お出汁は上質の昆布と椎茸たっぷり使った極上風味。野菜や穀物を丁寧に調理し、味を重ねていく齋藤料理長のマクロビオティック料理は、きれいな日本酒にぴったりあうのです。
1皿目は「アピオス豆腐 黒米餡」。ねっとり、クリーミィなアピオスの味わいに、黒米の餡がきれいなコントラストを奏でます。揚げたアピオスのスライスはカリッとして美味。齋藤料理長が作る、さまざまな野菜の葛豆腐は毎回勉強になりました。
齋藤料理長は日本酒通。静岡で勤務されていたこともあり、特に静岡の地酒にお詳しいのです。今宵の料理は磯自慢!
つづく