Archive for June, 2010
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June 30, 2010このおつまみは!! ツブツブがいい感じ!
美川酒造場さんが持参された福井の郷土料理「からし麩」です。
からし麩という料理は滋賀県でも作りますね。麩をからしであえたという、至ってシンプルなお麩料理。さっぱりしてちょっぴり辛い精進料理のひとつです。こういう酒肴はいいですね!好感もちました〜。
お話をおうかがいすると、なんとからしが福井産! 国産のからしはほとんど「ない」のでビックリです。地元、麩市さんの商品だそうです。地からしについて。「越前がにでも有名な越前海岸や三国の漁師さんの間 ではお刺身にはワサビではなく、この「地がらし」を薬味に使うそうです」HPより
濃醇・旨口 福井の地酒 舞美人醸造元 美川酒造場の女将、美川久美子さん。
「からし麩は、自家製です。大女将が作りました。からしは麩市のもので、麩もこだわりのものを選んでいます。長年の経験とコツが必要な料理で、地元でも作れる人が減っているのが現状です(ちなみに私は作れませんが……)。舞美人では桜の木でできた木槽(きぶね)で普通酒から大吟醸まで搾っています」
昔ながらの製法を守る酒づくり。それはお料理にも通じています。
三重県浦村産の牡蠣の薫製オリーブオイル漬け!
そして豆みそ! シブい!!
加えて、きゃらぶきの佃煮と焼き海苔も!
きゃらぶきの佃煮は自家製。器は、酒蔵らしく麹蓋!
常滑の蔵元、白老(はくろう)醸造元・澤田酒造の澤田郁子さん。土管や瓶など大きなモノ(しかも超実用的な)器やお風呂!などが得意な常滑。私は常滑が大好きだけに、常滑の窯元と澤田さんが選んだシブくて素敵なつまみのことをいろいろお話ししました。
こういう酒肴をもってくる蔵元さんって素敵です。発酵は発酵を呼びますからね!
豆味噌は国産大豆を使った2年もの。塩は海の精を使用という本物の豆味噌です。独特のコクとかすかな苦みが気持ちいいうまさ! 日本酒によくあいます!
頼もしい澤田郁子さん。
さて
女性蔵人の会は今回で3回目。途中で抽選会もあり、で壇上に立つ蔵の皆さん。
手慣れた感じのるみこさん! 景品はお酒など(まったく当たりませんでした〜)。
リーガロイヤルのお料理の超一部。蔵元のブースに行くので忙しく、せっかくのお料理コーナーには行かずじまい。漬物とおろし蕎麦だけ最後にいただく…。
つづく
第3回女性蔵人の会その2
June 29, 2010三重県から多気郡大台町の元坂酒造さん。女将の桐子さんです(ご実家です )。
蔵で伊勢錦を栽培しています。
おつまみは尾鷲産・鰹の薫製。鼈甲色のテリあり「かつおくん」。お燗向きの一品!
そして同じ三重県から
伊賀上野の大田酒造さんです。銘柄は「半蔵」。皆さんディスプレーを独自に工夫していますね。
地元、宮崎屋「養肝漬」+ more
養肝漬とは「伊賀盆地特産の白瓜の芯を抜き、その中にしそ、生姜、大根、胡瓜等を細かく刻んだ物を詰め、たまり醤油にて昔味で2年、新味で1年間、自然熟成させた漬物」(HPより)
色、濃いぃです。日持ちの良さは天下一品!
「藩主藤堂高虎が陣中に食料として常備し、武士の志気を養う、つまり肝っ玉を養う漬物という事で、養肝漬と命名されました。また忍者の携帯食ともいわれています」
忍者、養肝漬を持つの図を想像…。
実の姉妹!さんだそうです。左が妹さん。右が姉の取締役・大田智洋(ちひろ)さん→この日のblog そうか忍者だったのか。
こちらは養肝漬ならぬ梅酒の梅ジャムだった!
そして伊賀上野から忍者蔵その2
伊賀上野・森喜酒造の蔵元るみこさんとロバートさん。(右)蔵人の理恵ちゃん(髪くるくる)と本日はツイン。
今宵のラインナップ。きもとづくり、7号酵母、6号酵母、自ら栽培した山田錦を使ったお酒、阿波山田錦を使った純米大吟醸などなど。
おつまみは地元モクモク手作りファームさんのハムでした(写真なし。共食いはしない!?)。
●るみ子さんと純米酒の会をした時の事blog
かつおくんに養肝漬にハム…三重県、産物多し☆人間もオモシロイ!
つづく
第3回女性蔵人の会その1
June 28, 20106月20日(日曜日)「第3回 女性蔵人の美酒を味わう夕べ ~日本酒の香り豊かに~」と題して全国から26の蔵人が女性だけで集まる日本酒の会がリーガロイヤル東京で開催されました。今年で3回目。
乾杯はプレジデント社 dancyu別冊の里見美香さん(新刊は『何度でもつくりたい 絶品おつまみ365レシピ』「定価は980円で、1レシピに換算すると2.68円(!)という」お得な一冊)。写真右側は去年、乾杯のご発声をした尾瀬あきら先生。(右)ひとりずつ用意された松花堂スタイルの酒肴。
乾杯でいただいたのは三重県伊賀上野の森喜酒造、森喜るみこさんのお酒です。純米大吟醸! 阿波山田錦100%。6号酵母、40%精白。酸度1.7。まろやかな味わい! 口あけにふさわしい味。
26も蔵元が集まると、どこから巡っていったものかと迷います。 今回は西から訪ねる事に!
一番西は広島県!
貴醸酒で有名な華鳩さんです。チャーミングな榎真理子さん☆
(左)この会の特徴は各蔵元がお酒にあうご当地つまみを持参していること。これを見るのが楽しい!華鳩さんが持参したのは『たいら』。なんでもいりこを熱した鉄板でプレスしたふわふわした食感のおつまみいりこ。平だから『たいら』?(右)『華鳩 貴醸酒の生にごり酒 中汲み』とろ〜りクリーミィな舌ざわり。甘み、酸味にフレッシュ感あり。はっきりした味は「これが日本酒?」という人多し。カクテルといいましょうか。デザート酒みたいですね。
貴醸酒の生原酒。できたては茶色ではなくほぼ透明。多酸系ならではの、くっきりとした輪郭あり。シェリーの極甘口を思わせる味。もちろん濃厚な貴醸酒もあり(写真右の右端)「バニラアイスにかけてほしくて」とアイスも用意する榎さんでした。
●貴醸酒とは
島根県から〜
ジュウジアサヒの寺田えりこさん。自家製の『なめみそ』持参! お燗でおいしい熟成酒が得意だけにね。こういうつまみは嬉しい。
プチ変化球という純米大吟醸”淡雪仕立て”。力強〜いお酒もモチロンあり。
三年熟成酒とか。お燗酒に向くものずらり。
レシピを教えてもらいました。
糀が二種類。升が単位かいっ。マネでけへんから、できたの売ってください(笑)
そして岡山県から!
御前酒の杜氏、辻麻衣子さん。(右)蔵内レストラン西蔵の名物、地鶏の酒粕漬けを。
ナインのほかにも、美作などスタンダードも持参。
友田晶子さんの取材を受けているところ。
麻衣子さん、父・均一郎さんに似てきました!?
イケメンツインズ。右)御前酒の辻総一郎さん。左)ヤエガキ酒造の長谷川雄介さん。ふたりして日本酒企画たくらみ中という。
兵庫県姫路から灘菊酒造の杜氏、川石光佐(かわいしみさ)さん。この日はお着物!
こちらのお蔵は「お酒と食文化のハーモニー」が身上。お酒もつくりますが、豆腐もつくっているのです。味が濃いしっかりしたおつまみ豆腐!→前蔵
お酒と豆腐だなんて、楽しい組み合わせの蔵元です! レストランも併設。遊びにいける蔵ですね。
つづく
お習字犬の野菜クッキー
June 26, 2010月に1回、唐沢蕗翠先生にお習字をならっています。(左)一緒に学んでいる大泉学園の荘酒店の荘さん。太い字がお得意!(右)伴さん(織と染めの作家)も太い!この2人はダイナミック太字コンビ。まずは通称”ひじき”と呼ばれるまっすぐの線を書いてウォーミングアップ。おふたりともひじきというよりは誰かの極太眉毛風。
そして本日ワタクシは
ひらがなを練習。掛け軸に書いてある書がさらりと読めたら素敵だと。
まずはこの字。「ね」!
ではありません〜。
ひらがなだというのに書き順がわからず先生に分解図を書いてもらう。
テキスト↑
で、この字は
「ね」じゃなくて「ぬ」。元となった漢字が「奴」!
ぬは奴なのです。略された形が今の「ぬ」。
「ぬ」「ぬ」「ぬ」を練習。
「山ちゃんのはどうみても『ね』!」とおおいに笑う先生。
「むっ先生、これは『ぬ』書いてます」
「『ね』にしか見えない」と先生、笑いすぎて涙目でいう。
このやり取りを聞いていた皆なが爆笑。
「どれどれ?」
「あ、これ。『ぬ』ぷっ」
皆さん、笑うと字が揺れますから!
というわけで、ひらがなは、まずはもとになった漢字を知らねば書けないというわけです。
意外な字がもとになっていることも知り、ひらがな奥がふかい。
道は遠いよ。
お手本を書く先生。合気道黒帯です。皆なまじめに書道中。伴さん先生の手を凝視ing。
2時間のお稽古が終わると、お茶タイムです。
先生の家の飼い犬、チャッピーも待ってましたとばかりに室内へ。
喜びのハイタッチ! いい子で待っていました。
パパ&ママと皆なでティータイム。
新作ファッションがあるという。秋田のおじいちゃんに洋服を買ってもろたんだと。へー。着てみてください。
このお洋服、お値段を聞いたらおいらの服より高い!うんま〜。
唐沢さんが育てているかぼちゃの苗。そしてイチゴ。
ティータイムの時に、チャッピーが好きなクッキーが下北沢のお店で売っているというのでメモして帰る。聞いていないのに洋服のサイズも教えてくれる。
「カラフルでかわいい骨の形をしたクッキーがあるの。色は野菜で」と唐沢夫妻がいうので興味しんしん。店の棚を見たら、骨の形をしたものがいっぱいあるではないですか! おいぬさまのおやつはこんなことになっているとは…。そして値段にもビックリ!!
確かにかわいい!おいぬさまのクッキー。
1種類じゃなんだからと、よさげなものをみつくろいました。
玄米粉、りんご、ごま、かぼちゃ…と、ヘルシー素材炸裂。添加物なし。幸せなワンちゃんのおやつでしたとさ。「人も食べられます」とお店のかた。そうでしょう。そうでしょうよ。骨のクッキー1000円もするんですから。
正式名称は「ベジタブルボーン」ですと。まんま!
玄米米粉とりんごのクッキー。超シンプルレシピ☆ おいぬさまだって玄米という時代。
ゴマスティック
こちらもシンプルレシピ。犬もベジという時代!
カボチャン!(ちょっとひざカックンのネーミング)
ふ〜ん、味みてみたくなりました。チャッピーにあげたら、1個ずつ分けてもらおう。
*
「ぬ」が書けるようになったら「い」を練習して「いぬ」くらい書けるようになろう。
大宇陀の山椒と生酛のどぶ
June 25, 2010奈良県大宇陀にある蔵元・久保本家酒造のきもとづくりのお酒「きもとのどぶ」。
●もとすり体験記
アツアツのお燗酒にしてもヘコタレナイ強いつくり。瓶ごとお燗に。
アルコール15度台ということもありますが、このお酒はするすると飲みやすい。どれほど飲んでも悪酔いしません。お燗で飲むせいか、はたまた、ビタミンB群、食物繊維たっぷりだからか。きもとづくりによるものなのか。
たぶん全部!なのだと思いますが、不思議なお酒です。この酒には海藻や日本のハーブ&スパイスをきかせたものがよくあいます。
最近気に入っている小松菜と油揚げの煮びたし。最後に海苔を焼いてちぎって加えてあえます。磯の味プラス、海藻のアミノ酸うまみでおつまみに最高。
山椒。ブーケの形みたいです。広がり方がカワイイ!
大宇陀の久保本家さん近辺で取れた山椒。
見事なまでの美しいグリーン。
葛の産地でもある大宇陀周辺は山深い地。山椒の木もたくさんあるようです。
特有のスパイシーな香りにしばしうっとり。季節を感じる瞬間です。今年もこの季節を迎えられて幸せだと思う。
「山椒は小粒でもピリリと辛い」といいますが、まさにその通りで、試しに1粒口に入れたら辛〜〜いのなんの。しばらく口中シビレてました。とはいえ、わかっていても試さずにはいられない(笑) そしてつぶやく「サンショウハコツブデモピリリトカライ」
まずは定番のちりめん山椒にチャレンジ!
じゃこを日本酒と水、醤油少々でふっくら炊いて、かるくアク抜きした山椒を入れてコトコト。自分で作るとおいしいな〜。香りが違う!(取れ立ての山椒のおかげです)。料理の腕はなくても調味料だけはいいですから。
ちりめん山椒はお弁当にも大活躍! ご飯手前は赤峰勝人さんの大根葉を、味噌あじウエットふりかけにしたものです。マダケと人参の組み合わせもお気に入り。甘さにコクが出ます。カロチン力!←(「かろちんか」ではなく「かろちんりょく」)
山椒と一緒に、人参とスナップえんどうが入っていたので仲良く一緒に炊きました。スナップエンドウは爽やかで甘くふくよかな味。人参から濃い甘みが出るので、油揚との3種組み合わせはいい感じです。使ったのはお酒と醤油と塩少々。油揚げ、人参は最初に炒めて水分を飛ばします。
そんなわけで週末は山椒プラスのおかげでヘルシーご飯。具だくさん味噌汁と納豆、玄米小豆ご飯と野菜づくしのランチタイムになりました。パンと珈琲も好きだけど、こういうご飯は身体の底から「おいし〜っ」と思います。おいしさを感じるところが違うといいましょうか。土地でとれたもの同士はやっぱり相性がいいですね。山と海の出会いのちりめん山椒もいいですが(って結局なんでもおいしい!?)
今だけの笹団子
June 24, 2010フレッシュな取りたての笹を使った笹団子。箱を開けたとたんに青笹のグリーンな香りが部屋中に!広がります。
生の笹を使った笹団子。
これがあるようでない!?のです。ほとんどの製品は、冷凍した笹の葉を使っているようです。風情はあるけど青笹の香りはありません。
美しいグリーン色!見事な日本のラッピングです。ほれぼれ、みとれてしまいます。
はい、それでは笹団子ちゃんが脱ぎますよ〜。
ひもをするする。
はらり。まだキャンデー包み状態。
なかなか地肌をみせません。
もう1枚笹をはらり。
みえてきました! よもぎ餅が!
はらりチラ見せ。「どうお〜っ」と言ってるみたいな笹団子嬢。
きゃ〜っ。餅に笹の筋がうつりこんで、きれい! 艶あり。色っぽいじゃありませんか。
どぅおぅ? ヌードよんの笹団子。すぼまり方シビレるぅ〜(ってヘンタイか)
* * * * *
毎年この時季に、新潟の高澤さんから届く贈り物。初夏を感じる一品です。
この笹団子があまりに素敵で お店の人に注文したことがあります。すると「これは高澤さんからのたっての願いの特別オーダー」とのこと。笹を刈る人手が足らず「勘弁してください〜」と、申し訳なさそうに言われました。
驚かせようと頼みこんでくれた特別の笹団子。ありがたいことです。
笹団子はこんな感じで届きます。たっぷりきなこつき。
2種類入っています。もうひとつは
「ちまき」くん。
帯紐をゆるめますと
エッヘンな折り紙状態。
くるくるはずしていくと、中身は白米餅。笹の香りがうつったシンプルで潔い「ちまき」くんです。常温保存で消費期限から1週間たってもモチモチOK!昔の人は偉かったと感心します。砂糖不要。笹だけの味が素敵なのです。
(ただし、時間がたつと笹から餅米がだんだん離れにくくなります。その状態も愛おしいって、ほら、ヘンタイだから(笑)。消費期限については自己責任で)
玄米や黍、粟も包んでほしい〜っと、いただくたびに思う贅沢な妄想。
ワイルドストロベリー初収穫
June 23, 2010初収穫!ワイルドストロベリー、ようやく1粒が真っ赤に完熟。
去年はどうだったかと思ってブログを見たら、5月初旬にたわわじゃありませんか。
今年は寒かった〜っ ということですね。
静岡では新茶収穫前に霜がかぶって枯れたといいます。気候だけはどうしようもできないことだけに、農家さんは大変…と小さなプランターから思います。
アブラムシも発生。ひゃーっ。
↑晴れた昨日の画像。
今朝は早くから雨がしとしと。
2008年9月の粒はやけに尖った三角錐。だんだん丸くなりつつあるよう。これはいったい…。
記録●2009年4月
記録●2008年8月
organicマンゴーとモヒート
June 22, 2010毎朝飲んでるマカイバリ紅茶。そのマカイバリジャパンの石井さんがオーガニックマンゴーの取扱いを初めて2年目になります。
「マカイバリ茶園主ラジャ・バナジーさんの夢はインド80%を占めるファーマーが、マカイバリ茶園のようにオーガニック農法に切り替え、豊かになっていくこと。マカイバリジャパンは微力ですが、インドの小さなファーマーたち支えていきたいと思っています」
インドから届いたケーサー(Kesar)種。アルフォンソとならび、インドを代表するマンゴーのひとつとか。「芳醇な香りと甘み、絹のようななめらかな食感が特徴です」。マハラシュトラ州の小さなファーマーによるオーガニック栽培で触るとすべすべなめらか〜。気持ちいいお尻みたい!
全体が黄色くなったら冷蔵庫に入れて冷やしてどうぞとのこと。しばしのウエィティング!
●マカイバリのマンゴー
19日土曜日。リッツカールトン東京のバーへ。
モヒート祭り!!!というくらいモヒートのバリエーションが。普段冷たいものはまったく飲みませんが(とたんに具合が悪くなるぅ)、マンゴーがどのような形で登場するのか見てみたいというわけでマンゴーモヒートをオーダー。
ジャズのスタンダードが流れて。大人な時間、1・2・3♩
おつまみが
ハーブオイル仕上げのオリーブ各種と「わさび豆」。このわさび豆が青色系着色剤に黄色系も加えたね!という人工的な緑色。当然、味も色にふさわしいもので、ちょっとガッカリ。海外の人を驚かせたいのかもしれないけれど、もうちょっとマシなわさび豆でお願いします。添加物ものはいけませんぜ…と、いいながら食べる。
到着!マンゴーモヒート
グラスの径に比べてみればわかりますが、小ぶりのマンゴーです。その半分を亀の甲カットにして飾ってありました。残り半分はカットされミントと一緒にグラスの中へ。
ほ〜ぉこれがマンゴーモヒート。パフェのような立体的デザイン。
右は白ワインモヒート。初めていただきました!バランスよく爽やか。こちらに一票! 暑い国の暑い午後、海かプールサイドで汗だくのところで飲んだらさぞやおいしいでございましょう。リッツのバーは冷房きき過ぎ、長袖ジャケット着ててもベリーコールド for me。この温度では飲みほしては身体を壊します。というわけで飲みきれないロングカクテルなのでした。
カクテル内の果肉はそこに見えているものの食べにくいのが難。とはいえなるほどな!という一杯でした。私が20台の頃はフレッシュミントが売っていなかったんですよ。モヒートを作りたいバーの人は自家栽培している時代でした。それがこんなに潤沢にミントがねえ…と。懐古録のおばあさんやまよ。
スタンダードカクテルも、季節のバリエーションで解釈さまざまに発展できるのは発見。
リッツではノンアルコールのモヒートも3種、揃えているのが心憎い。
そして
ようやく家のマカイバリ・ケサー種マンゴーのbody全体がオレンジがかった黄色になりました。
皮に包丁を入れたら、果肉がクリーミィでトロトロ状態。オーガニックなので皮ごとでも安全で嬉しい。皮はほろ苦。根性ある人ならマーマレード作ったらいいかもです。
キリリとした白ワインに合いそう!
ふと、蟹の甲羅酒よろしく、マンゴーに純米酒を注いでみました。スプーンで果肉ごとすくって飲んでみたら!危険すぎるほどよかったです(笑)。吟醸でおすすめ。
ふむ。
ジャパニーズ・モヒートもいいかもしれませんよ。リッツさん。
●2009年organicマンゴー日記 チョウサ種
あきた美彩館いぶりにんじん
June 21, 2010月に1回、朝日新聞のBON MARCHEでコラムを書いています。
タイトルは「東京で味わうふるさとの美味」。連載その3は秋田県です。秋田県東京事務所の佐々木一生さんに話を伺いました。佐々木さんが立っているのは、いぶりがっこ売場の前。この後ろの棚が全部いぶりがっこ。
いぶりがっことは秋田県が誇る伝統技スモーク沢庵!いぶしたがっこであります。
秋田県アンテナショップ『あきた美彩館』は品川の駅真ん前のビルという便利な立地にあり、レストランも併設しています。
ショップでは米どころ秋田らしく米関係の商品が充実。店内には精米機もあり。米、酒のほか、冷凍庫にはハタハタの漬物や、味噌もあり「商品ひとつ」を選ぶのに悩みます。調味料系よりは「すぐ食べられるものが嬉しい」という声もあり。今回は最近アイテム急増の「いぶりがっこ」に決定!
新聞の印刷は色が悪くベージュ系ですが、商品は鮮やかな人参オレンジ色です。歯ごたえがいいので、カルパッチョを提案。このお漬物はちょっぴり甘く、スモークされているせいか、フレッシュなオリーブオイル、イタリアンパセリともよくあうのです。
伊藤漬物本舗さんは添加物なし。しかも少量スライスパックあり、試してみるには嬉しい!これで120円です。
佐々木一生さんによると「掲載日当日朝から電話が鳴って、商品はいきなり売り切れです。大量生産していないので、入荷すぐの売り切れが続いています……。」とのこと。すみません。ゆっくり待って味わっていただけますと幸いです。
それ以外にもいろいろあります。名物といえば秋田音頭♪で歌われた檜山納豆も。
毎朝届くという生鮮野菜も
野菜がおさめられた冷蔵ケースを見たら、
見た事ない 小さなキノコちゃんが!椎茸の赤ちゃんだそう。ひと袋165円。マッシュルーム感覚で使えそうで購入しました。
開けてみたらこんな感じで大きさいろいろ。塩とオリーブオイルで炒めたら美味でした〜。この大きさですと椎茸の味が強調されすぎず、軸がやわらかで。しかし袋にぎゅうぎゅうと入ってきたためかちょっとお疲れさんモード? 味に影響はないようでした。
佐々木一生さんありがとうございました! 今秋田と言えば、ジュンサイの季節ですね。日本のジュンサイの9割は秋田県産なんですよ。しかもその町の名前は「山本」町。ジュンサイ取りは未だ体験したことありませんが興味しんしん。とはいえ根気のいる作業のようです。*山本町は、琴丘町、八竜町の三町が合併し、町の名前は三種町(みたねちょう)です。
●秋田県産品ショップ&ダイニング あきた美彩館 TEL03-5447-1010
東京都港区高輪4丁目10-8 京急第7ビル ウィング高輪WEST-III 1階
ANIMALIS PACIFICUS
June 20, 2010ラテン語で「平和な動物達」と名付けられた畑口勇人くんのワイヤーアート展が18日から開催(Last 22日)
像さんも、発酵をつかさどる麹菌さんもワイヤーで登場。↑ 日本酒の麹菌。美しい!
うさぎさんも。そしてモチロン、カエルさん!
思わず「ぷぷっ」となっちゃう楽しい生き物たち。勇人くんのとらえ方の面白さ!
デザイナーのママ、ジャンさん。そしてカメラマンのパパ、Kazunori Hataguchiさん。アーティスト一家です。勇人くんの足はいつものタビ(笑)
店内あちらこちらにちりばめられています。
羊のめえさんに、顔に十字架を背負った!?犬くんも
いろんな形で展開している勇人くんのアニマルワールド!
ドリンクコーナーに菌仲間!? 藤田千恵子さん、寺田本家の藤波良貫杜氏。
藤波杜氏のお酒です。甘さ+酸味+香ばしさありのワイルドティスト!味が複雑濃厚ジューシィ系。ですが、飲むと身体がどこかスカッとする感覚あり。まさに藤波杜氏そのもの!?
party foodはGAIAのケータリング。テンペ美味!清水仁司さんcookingナイスです。
(左)勇人くんのミラノ幼友達トモちゃん。TOMOKISSIMAのデザイナーです。(右)農大の同級生・田嶋くん。
田嶋くんおもしろすぎます↑お酒はモチロン福千歳。
●PLAIN PEOPLE
プレインピープル青山
港区南青山5-3-5 Phone 03-6419-0978
10:30-20:00
*200902PLAIN PEOPLEオープニングblog