Archive for July, 2010
« Previous Entries Next Entries »王祿×ベラビスタ2010・5
July 20, 2010二次会は場所を移してプールサイドへ。王祿の石原夫妻はなぜかお着替え。新作の蔵オリジナルTシャツを2人して着用。ハーレー乗りの丈さんにふさわしい「Oh ☆Rock」Tシャツです。デザインby唐沢耕さん。
夜のプールと芝生を背景にはじまりはじまり〜。
○お酒date
超辛純米 無濾過生詰 18BY 仕込み12号
初夏ならではのNight Table!
王祿の丈さん、山中酒の店の井上さん(ものすごい記憶量を持つことから、別名=丈さんの外づけハードディスク)、青島酒造の青島孝さん、ちあきさん。
宴たけなわ。
ザッブーン!
揺れるプール。
* * *
その後
温かいしじみのお雑炊が用意されていました。心くばりnice!
千恵子さんと仲良くいただきました〜。
そしてタオルで水気をふく2人です(爆)
お開きお開き〜。
…とおもいきや、ロビーにひとり、またひとりと人数が増えていき。とうとうこんなに(なぜか)集合していました。
そして泡。
こうして
熱く、濃く、長ーい王祿Nightは幕を閉じたのでありました。イヤな顔ひとつせず、イベント担当のベラビスタ西川誠さん!ありがとうございました(もっと早く解放しろってか)
王祿×ベラビスタ2010・4
July 19, 2010
前日からの続き。自分のメモ用。山田料理長のお料理ハイライト☆
先付「焼き鱧、焼き万願寺唐辛子、梅肉添え」
渓 20BY 仕込み18号
前菜「加茂茄子のやわらか煮、胡麻ポン酢」
純米吟醸 無濾過生原酒舟しぼり17BY 直汲み11号
お造り三種
・太刀魚の焼霜 ちり酢
・こち 茗荷と糸昆布
・あこう鯛と白瓜の雷干し 海苔醤油とオリーブオイル
超辛 純米無濾過生原酒 19BY 仕込み4号タンク
超辛 純米無濾過生原酒 19BY 仕込み19号タンク
揚げ物「空豆、唐墨、カマンベールチーズ、餅のかき揚げ EXV・オリーブオイルをそえて」
純米酒「丈径」無濾過生原酒
和え物「春菊、小夏、地たこの和え物」
主皿「熟々トマトの丸焼き ズッキーニソースで」
「玄米、煮穴子、冬瓜 旨味あんかけ」絶品!山田料理長は玄米や雑穀の生かし方も上手です。
デザート「いちじく&葛きり」
王祿15年熟成の古酒「琥珀のしずく」をかけて。
王祿との相性抜群!お見事でした。
〆の挨拶をするベラビスタのケニー・ワタルさん。
ベラビスタでは蔵元の会が月に1度あります。竹林・丸本酒造さんの会や、喜久酔・青島酒造さんの会や焼酎の佐藤さんの会など。そのどれもがそのお酒のために考え抜かれたメニュー構成です。
思うにつけ…。
お酒の会に行くことが多いやまよです。日本酒は何にでもあう懐の広い酒と言われますが、どっこい個性もたっぷり。甘辛酸苦のレンジ広し。温度帯の違いで印象もガラリと変化。その魅力を提案するのがお酒と料理の会だと思います。
その昔、とある”太いタイプの純米酒が自慢の店”で親しい蔵元の会があって参加したときのこと。「これ、合うのかな?」という料理が続きました。また別の蔵元の会があり、その店に再訪したら料理が前回の会の時とほとんど変わらず。しかも寒〜い豪雨の日に冷たいメニューのオンパレード(きゅうりの生とか刺身とか身体冷えまくり)。その蔵はお燗酒がおいしいのに。お酒のことも、お客さんの状態もおかまいなし!? ははーん、この店は自分の都合で料理を出すのか…と残念に思ったことがありました。今、その店はありません。
お酒と料理どちらも大事。日本の底力、発酵した食品、調味料との組み合わせは必須。
お酒のことは語るのに、醤油はいまひとつなんていう飲食店はどうでしょうか。お酒も醤油、味噌も同じ発酵! いいお酒にはそれにふさわしい周りを用意してこそすべてが感動的においしくなると思うのです。
……とベラと王祿の関係者が全力投球した会に参加して、思うのでありました。安易な肉料理は一切なし。それも嬉しかったです。
そして二次会
超辛純米 無濾過生詰 18BY 仕込み12号
つづく。次回最終。
王祿×ベラビスタ2010・3
July 18, 2010東出雲町の地で農薬不使用栽培による山田錦で仕込んだ純米酒「丈径」無濾過生原酒。
これに合わせる酒肴は、驚きの組み合わせでした。なんと、空豆、唐墨、カマンベールチーズ、餅のMIXかき揚げ! さらにエクストラヴァージン・オリーブオイルの小皿が添えられました。
カラリ、かろやか。しっとり、クリーミィ。そしてうま味ある塩気が唐墨からじわっと加わって食感も味も面白い! まさに濃い系の「丈径」によくあう。発想に拍手! 酒肴のお見本のような一品。お餅の使い方に感動。極上グリーン色のオリーブオイルは青くきれいなフレーバー。揚げ物ながら醤油のようにつけるとフレッシュな香りが添えられて、しっとり感もプラス! 口あたりがグッとよくなりました。すごい。自分では出来ない発想。プロの技、山田料理長ってすごいなあ…と。
その山田料理長です。「丈径」を手に。お人柄も抜群でファン多し。
お向かいはレーちゃんとアッキー!楽しかったね。
そして、和え物です。「春菊、小夏、地たこ」苦み、酸味、蛸の旨味がいいバランス!
今回は木村硝子店のとっておきワイングラスで、王祿の味違いを楽しむという趣向もあり。
用意された3つのグラス。左からアッキー、西坂くん、松浦立依さん。考えるの顔の図。
木村硝子店の中野さんに形状と味の変化について教わりました。
同じお酒がまるで異なってくるのが面白いところ。長所、短所をどう出すか。引くか。
山中酒の店の山中基康さん。王祿石原丈径さん。
かしましトリオ3女。右から藤田千恵子さん(新刊出ました→「おとなの常識 日本酒」)、カルラさん、やまよ。
今回もお世話になりました!ベラの古村千代子さん。なんと王祿両手に6本持ち!(中身入り☆)そんな彼女の得意技はラテアート。ベラでその一杯をぜひどうぞ。青島酒造の青島 孝さんも参加。
つづく
王祿×ベラビスタ2010・2
July 17, 2010王祿のお酒、左は乾杯の「渓」。そして次なるお酒を注ぐ丈径さん。
お料理は、前菜「加茂茄子のやわらか煮 胡麻ポン酢」。とろりと甘い胡麻のコク、柑橘の爽やかな酢味、香りよくさっぱりとした余韻が。
○お酒date
純米吟醸「限定」無濾過生原酒 舟しぼり17BY 直汲み11号
東京組で石原ちあきさんとパチリ。白いシャツはGAIAの清水仁司さん。
次の料理は「お造り三種」
太刀魚の焼霜 ちり酢
こち 茗荷と糸昆布
あこう鯛と白瓜の雷干し 海苔醤油とオリーブオイル
三種三様、味違いが楽しい!
○お酒date
超辛 純米無濾過生原酒 19BY 仕込み4号タンク
超辛 純米無濾過生原酒 19BY 仕込み19号タンク
タンク違いの呑み比べ!
山田料理長からひとこと! 待ってました。
「丈径」を手に、ケニーさん。
○お酒date
純米酒「丈径」無濾過生原酒 19BY 仕込み24号
東出雲町産、農薬および肥料とも不使用栽培の山田錦
この酒の肴には、”驚きの3種”が組み合わされて揚げてありました!
つづく
●blog「王祿酒造 × 木村硝子 × bellavista DINNER」
王祿×ベラビスタ2010・1
July 17, 20107月3日。昨年に引き続き、ベラビスタで2度目の王祿の会が開かれました。今年も木村硝子店とのコラボ。石原丈径さんが「王祿の酒にはこのグラス!」と惚れ込んでいる”バンビ”で味わおうという趣向。
木村硝子のグラスコレクション
口あけは純米吟醸「渓」の活性にごりです。仕込み18号タンク。王祿の酒は一切のブレンドをせず、濾過をかけません。とくに活性にごりはパワフル。
その「渓」で乾杯!
ひとこと添えさせていただきました。
今年も元気で皆な一緒に、ベラで王祿が飲めることに幸福を感じながら。
○お酒date
純米吟醸「渓」20BY 活性にごり。上澄みをデキャンタージュして。
引き続き石原丈径さんからのメッセージ。自分の酒について、そしてベラビスタ、木村硝子店、味わう人、すべてが信頼でつながっていることなどを語る。
先付です。「焼き万願寺と焼き鱧、梅肉添え」鱧好きなので最初から嬉しい一品。鱧はあぶるに限るとつくづく思います。
しかも、鱧と万願寺というのは初めての組み合わせ。繊細で香ばしい淡白な鱧白身に、ほろ苦い万願寺がグッと締めて。加えて香りいい梅肉の酸味が良い余韻を。あとのキレも抜群で王祿の「渓」にピッタリ! 食感の変化もいい感じ。シンプルでおいしい。山田料理長さすがです。
こうして熱い夜が始まった……。
つづく
王祿×ベラビスタ2010・0
July 17, 20107月3日。飛行機777-200の窓から翼がのぞく。到着したベラビスタの窓からは瀬戸内海が。
シンプルで清潔な室内に、ほっとくつろぎます。そして、ランチはイタリアンへ。
イタリアン・サデンはプールに隣接しています。窓の外を見ると、あいにくの雨模様。プールにも芝にも雨、雨。アウトドア用に作られた椅子はたいしたもんだと耐久性に感心したり。
プールサイドガーデンでは9月30 日までBBQが楽しめるとか。瀬戸内海が一望できる芝生の上。晴れたら最高でしょうね。
ドリンクメニューに王祿がリスト入り
仕方ないので!?
グラスsake をオーダー。
前菜は海の幸のマリネ、レモン風味。
パンにはイタリア産エクストラヴァージンオリーブオイル。リッチな風味、ナッティー感あり。
パスタは瀬戸内海のホウボウとズッキーニのAOP
ランチのお水は、イタリア・ロンバルディア州コモ県で採水された炭酸水。
ヘルシーにまとめて夜に備えるの巻。
王祿×ベラビスタ2010・1へ続く。
尾鷲ホテルフェニックス
July 15, 2010ホテルフェニックスという尾鷲のビジネスホテル。シンボルツリーはもちろん!フェニックスで、どデカイ1本植わってました。その昔、華やかし時代にできたホテル。今、市の人口は12000人減という…。フェニックスに時代を感じるの巻。
夜の町。
商店街。そそられる赤ちょうちん。
「うどん そば 天ぷら はまや」
好奇心から玉さんと、扉ガラリ
うどん、そば、おでん、串カツ、手羽先……。夜中の2時まで営業という。
「町に人が減ったから、遅くまで営業せんと」とご主人。
和歌山にて。卵焼き定食ほか
July 13, 2010和歌山話その3。とろろ庵の帰り、てくてく歩いていたら
とある蕎麦屋さんのショーウィンドウ
私の実家、境港の蕎麦店で定番の「釜揚げそば」がありました! へ〜。釜揚げそばって太平洋側にもあるんだ…と。
お蕎麦屋さん、定食も多種あり。オムライスもあり! 結構安いじゃありませんか。町の愛すべきお店なんでしょう。
おや? 黄色い定食がある。
なんと玉子焼き定食! 意外にありそうでナイ?
てくてくホテルまで夜、散歩。和歌山の夜はこうしてふけていく…。
立ち飲み?楽しそうなお店発見。和歌山なのになぜか喜多方の「奈良萬」が大きく。蔵元さんに聞いたらここは酒屋さんが経営とか。ほ〜。
外観がシブすぎる店。インフォメーションまったくナシ。これで入ったら勇気ありすぎ。
おっ。「洋子」呼ばれてる? 「ぶぶ漬けスナック たんき」すぐ怒るんかい。
韓国料理の「じゃがいも鍋」ってどんなの〜?
ひと晩じゃもったいない!? 和歌山Nightでありました。
和歌山にて。とろろ庵
July 12, 2010和歌山話その2。九重雑賀の雑賀俊光さんに食事処をいくつか教わり、予約して行った自然薯(ジネンジョ)の専門店「とろろ庵」へ。
写真はジネンジョの磯辺揚げ。ふんわりさっくり、海苔が香ばしいのです。すだちをギュッとしぼって爽やかじゅわわ食感を楽しみました。こういう野菜料理が純米酒のおつまみに最高!
お次はジネンジョの素焼き! もちろんお酒は九重雑賀の純米酒、お燗してもらって、のんびりいただきました。
自然薯料理ラインナップ↑いろいろ。自然薯定食もありますが、これら一品ものも楽しそう! 定食1つと気になる品を注文することにしました。
焼きとろろです。 関西風で、ちょっとお好み焼き風!
自然薯の蒲焼きです! 精進料理にありますね。香ばしさ満点☆ おつまみによござんす!
こちらは定食メニュー。必ず名物、とろろ汁がついてきます。
麦ご飯はおかわり OK.ベーシックな定食を食べればおなかは充分かも(豚も牛もあるので肉食系の方もOK)
〆はもちろん、とろろ汁。麦ご飯でさら〜り、そしてねばねば、つるっずるっを楽しみました。
ネギを入れたとこ。やっぱりジネンジョはこれでしょう。
定食セット、ふかん撮影。
実直なご主人が作るのは、ジネンジョ料理ばかりではありません。
なかなか気になる一品もあり!
山椒研究家なので (いつからだ)、「鮎山椒煮」も見てみたくなり、注文! 和歌山県は山椒の生産量、日本一。そして鮎も名産です。
鮎丸ごとを山椒たっぷりで、ふっくらじっくり、くずれることなく炊いた一品。佃煮風に甘かったらいやだな〜っと心配したのですが、甘さはグンと控えめで嬉しいおいしい。そのことをご主人に伝えたら「私も甘いのが苦手なんです!(笑)」よかった〜。
お酒は、奥能登の白菊もあり。雑賀の梅酒もあり。
いいお店でした! 和歌山駅から歩いて4分くらい。個室もあり。雑賀さんありがとう。
●とろろ庵
電話073-473-8772
和歌山県和歌山市太田369-11
和歌山にて。珈琲ぼへみあん
July 10, 20106月26日、和歌山に行ったときのこと。
和歌山城近く、ネットで評判が良かった喫茶店に。地図は食べログがわかりやすい。
cafe ぼへみあん
ギィっと入ると
いい雰囲気! 珈琲専門のムード満点。室内の色も珈琲カラー。
サイフォンでたててくれるという。
メニューもなんだか懐かしい。たぶん10年前から変わっていないのではと。
マンデリンを注文しました。
珈琲専門店の珈琲という登場。
パンメニューも懐かしいアイテムがずら〜り!
懐かしい、しかも良心的価格。セットにするとさらに安くなるという。
つい頼んでしまったツナトースト。サンドイッチ仕立てでした。レースペーパーがきちんと敷いてあります。最近、レースペーパーもあまり見ませんね。
メニューが楽しくて、つい読みこんじゃいました。
ソーダ水、クリームソーダ、ミルクセーキ!(子供の頃、よく作りましたなあ)。ミルクはホットorコールですと。レモンスカッシュは生!いいねえ。
ん、カルピス コーラ? 和歌山では定番メニューなのかしらん。
乳脂肪分の高いミルクが添えられて。今はポーションが当たり前なので、このステンレスのミルク入れもあらためて新鮮です。
変えない力もすばらしい。