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Archive for August, 2010

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「誉富士」全銘柄を味わう1

August 4, 2010

ずら〜〜〜り並んだのは全部、酒米「誉富士」を使ったお酒です。静岡県育成酒米新品種!
誉富士とのご縁はこの時
そして行ってきました!

誉富士田植えblog6月5日

その時のご縁で、静岡県酒造組合のドン小澤さんから「全銘柄をぜひ味わってみてください! by各蔵元 presents」と、送られてきたのです。

ドカン!と2箱

うわ〜っ。すごい★こと★でございます。
水平飲みしなくちゃ!
静岡大好きの人に飲んでもらわなくては!
そう思っていたら某結婚式あり。

左)里見美香さん、やまよ、伊藤宏子さん。右)静岡3人衆!!
絶対飲んでもらわねば!と思っていたお3人、松崎先生、藤田千恵子さん、里見美香さんとお会いしたのです。

左)千恵子さん。右)シロクロな二人。以上、スナップアルバムでした。
「誉富士全銘柄飲む会企画」を話すと「ぜひとも参加☆」となりその場で7月7日が決定。

(おまけ)松崎先生と二次会でまた飲むの図。→松崎先生の家訪問blog
◎松崎先生のとっておき会のお知らせ
第88回日本酒市民講座を記念して「飲み比べ!88種の原料米」が8月8日(日)に開催されます。88種のお酒がある??ことにびっくり。まだ若干名余裕あるとか。時間16:30~20:00。会費8088円。申し込み先はkikisake@dream.comまで。
_____________________

白隠正宗の高嶋一孝さんにそのことをいうと「偶然、その日上京してます!」という。
きていただきました。スペシャルゲストで。誉富士のこと皆なに語ってもらいましょう。ぞんぶんに!

つづく

●誉富士応援ブログ

affで和歌山の老舗蔵・九重雑賀さんを取材

August 3, 2010

農林水産省の広報誌affの連載。2回目は和歌山県の老舗蔵・九重雑賀さんを取材。
日本酒から酒粕、そして吟醸酢と、酒と酢を醸す蔵元ならではの米展開があるのです。
詳しくはここをクリック!誌面まるごと紹介あり。

和歌山は柿の葉や笹で包んだ「葉っぱ寿司」、熊野灘のサンマや川魚を使った「魚寿司」などご当地寿司が名物です。
写真上は紀州有田の太刀魚を昆布〆し、大葉と山椒の実を添えた棒寿司。シルバー色に光輝き美しい! 淡白な太刀魚に爽やかな山の香りがなんとも風流。白昆布を重ねた上品な仕上がり。
可吉(こうき)の紀州たちうおの浜ずし。もちろん雑賀の酢を使っています。945円。TEL:0737-82-2444

そしてこの生姜の甘酢漬けは俊光さんのお母様、洋子さんのお手製。ピンクベージュ色したほんのり甘いお手製酢生姜です。お寿司やさんでこれくらいの生姜が出たら素晴らしいのにな…と。酢がいいと違いますね。ぜひ商品化してください!

和歌山北部、貴志川の郷土寿司は川魚がネタ。写真上は橋豊(はしとよ)のじゃこ寿司750円と鮎寿司950円。じゃこといってもちりめんじゃこでなく、川の小魚なのです。甘辛い出汁で煮含めた独特のお寿司。この地域の寿司飯はちょっと甘めです。TEL:0736-64-7181

九重雑賀の雑賀ファミリー! 左から。お酢を使った新商品を次々と開発する料理上手のヒラメキ名人俊光さんの母・洋子さん、そして温厚なお人柄の父・正雄さん。俊光さん、奥さんの桂さんです。俊光さんは元ジュニアライト級のプロボクサー。強靭な身体の秘訣は「お酢料理!」なのだとかっ☆

日本酒蔵でしぼられた酒粕を酢蔵へ移し1〜2年間熟成させます。
その後、湯をはった桶に入れて櫂入れ作業をし、酒粕がなめらかになったら、別の発酵中のもろみ桶から酢酸菌を採取して入れます。

酢酸菌は途絶える事なく永遠に続くわけです。そして、酢を守るのは藁を編んだ特製シート。

巻いたり、かけたり温度調整に欠かせない素材。原料も道具も昔から何ひとつ変わらない作業です。

洋子ママのお酢を使った料理。左はロシア漬け。ニンニクをきかせた野菜の甘酢漬けです。俊光さんは朝のトーストにのせるとか。

海藻やちりめんじゃこには「柚子寿司召し酢」を。柚子を皮ごとすりおろした寿司飯用の合わせ酢です。洋子ママご幼少を過ごした故郷田辺では “寿司飯には柚子を皮ごとすりおろした” ことを思い出して商品化。果汁ではなく皮を利用し、とろとろ〜のとろみ感あり。ご飯とのからみも抜群。

寿司飯用の合わせ酢ですが、マリネにも良し。ドレッシングに使っても良し。しめた鯵やオニオンスライスにもかけても楽しめるそうです。

いいお米からいいお酒、そしていい酢ができる。ひとつの田んぼでお酒から酢まで。素敵な流れがここ和歌山にありました。
『酸っぱい味に土地の知恵あり。米から酒、そして木桶仕込みの吟醸酢』
* * * * *
「海ぽん山ぽん」「柚子寿司召し酢」はガイアで販売中。
横浜・中華街の一石屋酒店さん「柚子寿司召し酢」blogで紹介。
●九重雑賀
http://www.kokonoesaika.co.jp/

ウエディングにはオーガニックワイン

August 2, 2010

10年前にマビィの田村安さんに会い、オーガニックワインのおいしさを知りました。それは感激。特に泡モノ。ブランドに頼った超高い泡モノがありますが、適正価格でおいしいオーガニックの泡を飲んでしまうと、いったいなんだったの!です。
「♥とっておきのウエディング。そのときに乾杯するワインはナチュラルなものが嬉しい! そういう人が増えています。その時に選ぶ目安を教えてください」という取材が。

かわいい女子のインタビュー。日頃思っていることをお話ししました→「カラダにやさしいビオワインでおもてなし」
たくさんお話しましたが(笑)選ぶ目安の事など超ダイジェストにまとめてくれました。以下はメッセージ。
「ビオ(オーガニック)は単なる農法のことだけではなくて、自分たちも、その子供も、はたまた孫もそのまた孫たちまで(!)ずっと健康で豊かに生きていくライフスタイルであるともいえます。
ですから、ビオワインなどでエコなウエディング演出をすることは、若いふたりが ”未来のために何ができるか考えたふたりらしいスタイルを宣言すること” にもつながりますよね」

オーガニック認証を受けたものがオーガニックのワインですが、飲食店によっては認証を取得していないものでも 「オーガニックワイン」としている場合が。低農薬、減農薬も含むみたいな。自称、自然栽培のぶどうのワインは「オーガニック」ではありません(認証がすべてではありませんが、自称自然栽培は怪しいもの多々あり)
とはいえ、認証を取っているものでも「おいおいおーい」と頭ポカリとしたくなるワインもありっ。
誰がどうつくって、誰がどう選んでいるかが大事です!
マヴィの田村さんみたいに食品メーカーでヨーロッパ駐在生活が長く、個人的にかな〜り!飲み込んでいる人が選ぶワインには一定の水準があります。
いろいろ試しています。

虎ノ門のヴァン シュール ヴァンさん

声高に言っていませんが、ビオワインの品揃えが豊富です。

ひとくちにオーガニックと言っても、まずはお店を選ぶ、インポーターさんを選ぶことが重要!ということ。

オーガニック、有機という言葉
よく「ユーキだからいい」という言い方をする人がいますが、有機に対して無機という言葉が対になるように、 「有機」自体に「自然」という意味はありません。
「有機溶剤」や「有機化合物」も有機といいます。身体にいいわけではありませんよね。
いいも悪いもないのが単体の「有機」という言葉。
安全な農業やそれを使った食品につけるには、もっとふさわしい言葉があったかもしれません。
農薬や化学肥料を使った「慣行栽培」という言葉も考えさせられます。慣行=普通ですから。
今、”普通の栽培”って何?と思ってしまいます。
ウィキペディアの有機農業

きれいな和の食・馳走喜泉

August 1, 2010

宮崎で最後にいただいた食事がこちら「馳走喜泉」さん。

移転したばかりという新しい店内。すっきりとして無駄なものが一切置いてありません。すゞやかな着物姿の女将さんが感じよく、初めてでもなごんだ気持ちにさせてくれます。
まずはじめに出たのは青菜のおひたしです。上品なお出汁がきいて、青菜が透き通って爽やか。妖怪フツカヨイの身体に、じわ〜んとしみわたるおいしさ!

お刺身は、縞鯵と平目。海苔。きれいです!

そして煮穴子withさつまいも。ふっくら〜として美味。

炊き合わせ。それぞれきれいに味を煮含めた里芋、蛸、筍、かぼちゃ、茄子。青柚子がすってパラパラ。爽やか柑橘の香り。

そして!まぶしいシルバー色した鰯の有馬煮。山椒の実がそれはいい味。

器も素敵。ひとつの素材が丁寧に調理されて気持ちいい。こちらの気持ちまで清らかになるようでした。

京都で修行されたという職人気質のご主人と宮崎出身の奥様のコンビ。ふたりは福岡にある老舗オーのつく名のホテルで知りあわれたそうです。

食器のコーディネート。ご飯はきれいな甘みがあるヒノヒカリ。宮崎県が育成した品種でお店ではえびの産を使用。

最後に熱いお椀登場。海老しんじょうとハスイモの具。
日本酒の品揃えも抜群でした。
宮崎の名物というと、炭火で焼く地鶏、冷や汁、マンゴーが浮かびますが、どっこい正当派の和食もこうしてあるのですね。ただ観光客ではわかりにくいのが難。やはりその土地のエキスパート(食いしん坊さん!)に教わるのが一番です。亮子お姉さまお世話になりました。

最後にお見送りしてくださったところを店の前でパチリ。いかにもおいしいものが出てきそう!な二人の笑顔。
この日、最終便のANA8時10分発を予約。こちらのお店を出たのが7時半。それで間に合うという亮子姉。空港まで中心市街地から15分!宮崎は空港アクセスが本当に近いです。見どころ味どころパワースポットも満載。行ってみてねの宮崎の旅。

●馳走喜泉(喜は七が3つと書きます)
〒880-0001
宮崎県宮崎市橘通西3丁目3−15−1F
電話 0985-29-7706(予約を)

帰りはA320。7月の全日空寄席は立川志の輔師匠の『井戸の茶碗』都合3回聴きましたが、こなれていて面白い!登場人物の個性分けがなんとも上手。

コエドビール。ついてくるおつまみのチーズ鱈、添加物が減るといいですなあ。

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