Archive for October, 2010
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October 30, 2010パリから戻り、家が温まる間もなく、出張三昧。
三重県では海へ行き、雨と寒さに震えながらヒオウギ貝を見て食べて、
天然ウバメガシの山を見て歩いて深呼吸して、惨状にも驚いて
ミカン畑に行って見て食べて…と
大雨の中、濃い〜二泊三日を過ごしたあと、
昨晩、船に乗って常滑入り。
またまた素敵な出会いが山ほど!!
魅力的なもの作りの人たちにいっぱい会いました。素材の生かしようは本当にさまざまを痛感。
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出張前夜はRL秋冬展示会へ。その後、藤原謙次さんと六本木で日本酒。酒友→さかなのさけさんへ。
さかなのさけご夫妻と、カウンターつながりの徳田祐司さんと。撮影by細川美和子さん!
日本酒はいいな〜。
藤原さんがいきつけの六本木の酒友さん
そして「さかなのさけ」へ
翌朝7時10分の新幹線だったので早々に失礼するの巻。
26日にお会いした蔵元さんです。丸本酒造の鈴木さん!
石川県は福光屋さんと岡山の御前酒さんです。どちらも純米酒をありえない安さで提供。革新ですね。
田中さ〜ん!またゆっくりお邪魔します。
色も形もさまざま
October 26, 2010ビオマルシェで並んでいたリンゴ各種。色も形もさまざま、木箱に入ってかわいい!
けれど、よく見たら傷んだもの多し。
買い物客は、1個を手に持つと360度にらむように眺めてから、買うか買わないか決めていました。
少々の傷はガマンできても腐ってたらねえ…。量り売りで同じ値段ですから。
しかし、アバウト! 選別しないで持ってくるようです。客が選別するというわけ。自己責任。
マルシェで買うには視力、嗅力、気力が肝心!
アーティチョークの食べ方
October 25, 2010パリ在住の角野恵子さんと会いました!メトロ内でパチリ
『パリで「うちごはん」そして、おいしいおみやげ―暮らすように過ごす旅レシピ』という本を加藤郷子さん(=カトキョンは私の出版社時代の後輩)と2人で編集。2人はユニットを組んで ソシエテ・ボンヌのパリ⇔東京往復書簡ブログも。
2人の本は”パリでアパートを借りて、マルシェに行ってパリジェンヌ気分で料理を実践”する内容。アパート情報、レシピ、お土産、地図を掲載。「ハムを買ったときに”真空パックで包装をお願いします”をフランス語でいうには?」など。今回はホテル4泊、アパート4泊だったので後半はまさにそれ。
恵子さんのご実家に遊びに行った事も→●山梨訪問blog/2008
スーパーの酒売場でおすすめのBIOワインを教えてもらう。安くておいしいディリータイプという。「農産物が安くておいしい。そこにフランスの底力を感じます」と恵子さん。
最近パリで流行っているという鉢ではなく特製布バッグを使った野菜作り。
おのぼりさんなので
老舗のカフェ。フロールに行く。
cafeですがワインの種類も豊富。ボトルメニュー。
グラス売りのワイン。いろいろありますね。ちょい高めな観光地価格。
テーブルマットは紙製。パリで人気のイラストレーターが描いたものとか。店の様子がみっちり!
恵子さんと2ショット!私はお肉を食べないので食べられるものを恵子さんに選んでもらう。こういう昔ながらのカフェではサンドイッチはハム、チーズ、卵の選択肢しかありません。
これは↑恵子さん注文のチコリ、ブルーチーズ、くるみのサラダ。フランス〜っという組み合わせ!
恵子さんとパリ最終日の夜にも会う。
今宵の2本(ブルゴーニュから戻ったばかりなので ( ^o) 。おまけに日本のレストランで飲む半額!)
右から恵子さん、オビさん、やまよ。ここの店名は恵子さんのblogを。
cafe8の清野玲子さん、川村明子さんたちと合流。
外気温が5℃くらいと寒い夜でスープ。右は恵子さんの一押し野菜料理。
マダム風な玲子さん!
ここで「アーティチョークの正しい食べ方講座」!
どかんと登場したアーティチョーク。フランスではお馴染みの野菜。とはいえ、いったいどこを食べるの!?かはよく知られていません。私も「食べるとこがない野菜だな〜」と思っていました。
葉を1枚ずつ取り、中身をしごくようにして食べる。好みでオイルやマヨネーズを。
葉をすべて取ると、こんな姿に。
さて、ここまで食べたら!いよいよ!!
ナイフでひとくちだいに切り分け、そしてオイルやハーブでいただくという。
なるほど! 葉だけじゃなくて、芯がごちそうなんだと合点! いそぎんちゃくみたいな部分は食べないそうです。
こちらはアーティチョークの残骸。食べた後のカサが多いので別名「貧乏人の食べ物」といわれているそうですヽ(´o`
生年月日がまったく同じだった恵子さんと玲子さん。
メトロでさよなら女子の図。
600円程度のBIOワインですが、まるくやさしい味わい!ぶどうが地球になっていました。
こんにちは寿司!?
October 24, 2010サンタンヌ通り=通称”日本人通り”には、日本食の店がたくさん。面白いのでウォッチング★
虎屋。といっても甘くはない
ラーメン屋もたくさん。こちらはラーメンひぐま。日本にいるみたいです。
夜もふけたというのに、にぎわってます。日本人以外で。
こちらは( ゜3゜)ノ
お寿司屋さん。店名が
「こんにちは寿司」!
ひざかっくん ヽ( ´ー`)ノ
日本人通りからちょっとはずれたエリアを歩いたら
日本語表記がある中華料理屋さんのメニュー発見。
イタメモノですと! 懐かしの日本語だ。
はいはい、チャーハンに
42番、半チーハン!
まぬけだよっ  ̄O ̄)ノ
そして48番
「特別でしたのチャーハン」
ヽ( ̄∀ ̄)ノあちゃ
さぞやスペシャル!
ブロシェットとは焼鳥のこと。その説明が
「刺し連ねて燃やします」
(´□`)/ 燃やしちゃいかんよ
16番「ギ味噌ラーメン hot」
ん?
「ネ」はどうしたっ!?
店の名前は「稲の香」という。
なんと、日本食レストランを名乗っていた(驚)
パリには、こうした日本人不在の日本食店がとっても多いそうです。焼肉寝てるし。
ぽってり陶器にヨーグルト
October 23, 2010GRAND HOTEL du PALAIS ROYALの朝食会場にて。さてこれは!
なんとヨーグルトの器。
ダノン謹製。こんなパッケージがあるとは。
意外にカッコいい!というわけで、ぽってりデザインの陶製入れ物にプレーンヨーグルトが入っていたのでした。
しかし…。
チーズありすぎっ。
乳製品、ハムありすぎっ。
卵は茶色ばかり見ました。
自分でゆでます。
リプトンのアールグレイは布袋のティーパック。初めてみましたが超ラフなつくり。葉が出ちゃうんじゃないかと。糸がお茶に浮かぶんじゃないかと。
日本人が作るティーパックは完璧というほど美しいことを実感。
ゆで卵で
October 21, 2010ゆで卵で思い出した話
高校時代の親友・トクちゃんが新婚旅行に行ったときの話を思いだしました。
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素敵なホテルで夢のような朝食タイムだったという。そこへゆで卵がエッグスタンドにのって登場。
トクちゃんは、おもむろに卵を取り出し、テーブルの角でコンコンと割った。いつものように。
それを見たご主人が「あ”〜っ」と、ため息に近い言葉を。
エッグスタンドの卵はスプーンの背でコンコンと叩いて少し割り、そこからすくって食べる。それを夢みていたという。
ご主人が…。
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「そんなこと知るわけないよね」といったトクちゃんの話を25年ぶりくらいに思い出し、ホテルの朝食で珍しく卵をチョイス。コンコンとしてみたらハードボイルドだったため、スプーンでかろうじて開いたものの堅いのですくうどころではなく…。やっぱりテーブルでコンコンは早くて便利。
さて、そのトクちゃん。
お嬢さんが学校を卒業し銀行に就職したものの「本当にやりたいことは違った」と親の期待をかるく裏切り、夢を追いかけてアメリカへ行ってしまった。
とある卵の彼女は、アメリカでどんな卵を割るのかな。ちょっと楽しみ。
屋上に素焼き鉢!?
October 21, 2010ルーブルのホテル5階の部屋から見えたのは、あちこちの屋上の煙突というか排気口。素焼きの鉢みたいなのがぽこぽこ並んでいました。
日本では素焼きはまず、植木鉢でしか見られませんから、ホホーッと思った次第です。
葡萄の紅葉で初めて知った事
October 19, 2010ロマネコンティの畑。摘み残しの葡萄をパチリ。
下草にはハコベもたくさん咲いていました。
今回、ブルゴーニュのワイナリーはCHOQUET・裕子さんにご案内いただきました。ワイン醸造を学びにフランスへ留学した裕子さん。ボーヌでご主人に出会って結婚し、ワイン後の人生をブルゴーニュで過ごす事に。観光ガイド出身ではなく、ワイン出身なので博識。リアルタイムのブルゴーニュ生産者情報たっぷりで、ほ〜へ〜の連続でした。また、エレガントでおだやかなお人柄、すっかりファンに♡裕子さんまたよろしくお願いします!(ブログ更新よろしくね )
畑でいろいろ教えてもらいました。
知らなかった事!
葡萄の葉は
赤ワインになる葡萄の葉は紅く紅葉、
白ワインになる葡萄の葉は黄色く黄葉すること!
白ワインで有名なモンラッシュの畑。シャルドネです。
緑から黄色へ、黄葉しています!
ガラリと変わって
ピノノワールの葡萄畑です。
西日がさしこんで
紅く紅葉がワイドに広がった瞬間。みとれてしまう美しさ。
このように徐々に紅い色素が増えてくるのです。この葡萄の木はロマネコンティのもの。樹齢相当な古木の接ぎ木です。
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その昔、大分の赤峰勝人さんに「大根の根は東西にのびる」と聞いたとき、ビックリしました。それまで全方位にのびると思っていたので。道に迷ったら大根に聞け!だそうです。根がからまるので畝を南北につくるのは、大根を知る人なら当たり前!の自然界の常識。
お恥ずかしい程、知らない事だらけ。いつも現場で勉強させてもらっています。
葡萄畑に薔薇がある理由
October 17, 2010ワインの葡萄畑に薔薇を咲かせる理由。
ジュベル シャンベルタンの畑
葡萄よりも薔薇の方が繊細。
だから病虫害が発生した時、葡萄より先に薔薇に影響があるという。薔薇を植えていれば状態がわかり、早めに対策ができる。変化をいち早く察知するため、植えたのがはじまりとか。
今は栽培技術が発達し、薔薇に頼ることはないものの、きれいであり、慣習で植えているところが多いそうです。
●余談
昔はワイナリーでは皆、鶏を飼っていたそうです。澱さげの時に、卵白を使うため。今は専門業者から粉になった卵白を買うので、鶏を飼う必要はないものの、薔薇同様、いまだに鶏を飼っているワイナリーは多いとか。
卵黄が余るので生まれたお菓子がカヌレという。
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お会いしてみたかった醸造家に会いました! パトリスリオンさんです。
有名なドメーヌ、ダニエル リオンさんの長男パトリスさん。ワインに使う葡萄はシャンボールミュジニー村とニュイサンジョルジュ村産。淡くクリアーな色の香りいいエレガントなワインです。
ワイナリーにはいくつもの薔薇が咲いていました。
パリの味噌、海苔
October 16, 2010味噌汁で育ってこなかった人に味噌を提案する。その時に、どんな味かどう使うといいのかがわかるとイメージできて親切です。このパッケージはその点すべてクリア。味噌を使わなくなっているという日本人にこそ必要な要素かもしれません。
玄米ポンセンも各種あり!
海藻は……。おいしくなさそうです。
きちんと伝わるもの、そうでなく伝わるもの。誰が誰にどう知ってほしいかですね。
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