Archive for December, 2010
« Previous Entries Next Entries »鳥取県の豆腐ちくわ
December 23, 2010鳥取県が誇るオリジナルちくわ「豆腐ちくわ」を朝日新聞のBON MARCHE 11月号『東京で味わうふるさとの美味』で紹介。豆腐ちくわのバリエーションは今、かなりあり、プレーンのほか、ネギ、生姜、カレーなんてのも!鳥取県東京本部の浅見さんに一部を持ってもらいました。
豆腐ちくわとは豆腐7割、魚肉3割のちくわのこと。江戸時代に殿様が奨励したと言われるヘルシーちくわ。鳥取名物といっても私の出身・境港市ではなく、鳥取市の名物です。
食のみやこ鳥取プラザは小さな店舗ですが、生鮮、日本海の幸、らっきょう、お酒などが勢揃い。この日は西条柿の試食販売も。西条柿は溝が特徴。この溝に沿って上から包丁を縦横に入れ、4等分してから皮をむくといいという。
それを干したあんぽ柿も。
さばの燻製が人気。みりん味にプレーン、片身が350とは安い。そしてバイヤーおすすめが鯖寿司で有名な米吾の燻製鯖!こちらは980円。
らっきょうの棚。はっきりいって種類ありすぎ。甘くないのも作ってほしい(笑)
冷凍ケースには海の幸。イカ、ハタハタ、マグロの唐墨!まで
紅ズワイガにの棒肉。こりゃ便利。でも、パッケージがそそられまへん。
お酒、梅酒、ワインは冷蔵庫と常温棚にいろいろ。
というラインナップ(ってちっともわからない!?)ズームアップ
でもあんまりわからない。ラベルが見えないからかも。数は結構あります。知っているのや知らないのや。興味あるのやないのやら。
そしてお店の2階は鳥取食材を使用したイタリアン トットリーネ!ここがなかなか大人気で夜は予約しないと入れないほど。鳥取のお酒もモチロン! 黒板に手書きの県地図
久しぶり〜だったので浅見さんとランチ!浅見さんとも久しぶり。
というお品書き
鳥取の野菜や大山地鶏。
パスタにスープ。こんなに食べた…じゃなくて、別のものを頼んだので2人分を撮影したという。
いつもテキパキ!お酒もワインも詳しくて頼もしい店長兼ソムリエの山崎尚宏さん。
10月25日はひやおろしが揃っていました。今は新酒でしょうね。ブログUP遅すぎ。
鳥取が生んだ酒米「強力(ゴーリキ)」は定番です!
*山根酒造場の「強力」説明
強力は、そこいらの居酒屋さんより揃ってます。このほか、鳥取県のワインに、モチロン!イタリアワインも。
豆腐ちくわ1本250円。このままでよし、温めてよし。7割豆腐のやさしい味。庶民のちくわですな〜。
●食のみやこ鳥取プラザ
東京都港区新橋2-19-4SNTビル
電話 03-5537-0575
新政さん「1日1合 純米酒」
December 23, 2010六号酵母発祥蔵の新政酒造さん。『赤ヤマユ』と呼ばれる岡山県産雄町米を使ったお酒、そして85%のお酒。ともに純米酒が10月に発売されました。
●2009Dec蔵訪問
今年も『純米酒BOOK』でメッセージした「1日1合 純米酒」推進カードが。本文抜粋なので意味がわからへんという人は本を読んでください。
あわわ、オイラの丸文字まで…。習字をならっているとは口がさけても言えないす。蕗翠先生に「だからあ〜」と言われそう。すでに言われてる。
新政の佐藤祐輔さんはお酒のコンセプトが明快。それを裏ラベルに。こちらは『85%』の2010年バージョン。2009と違います。2年目には2年目のメッセージがあるということ。酒造りは常に進化しているとすれば、毎度、メッセージすべきと私は思います。なにしろ、エンドユーザーまでハッキリ届きますから。
前回のシリーズ+他のことを書いた2009 Augのブログ
85%というと、どっしり重たい…とおもいきや、爽快です! 日本酒の重たさが苦手な人にはぴったんこ。(この重たさとは、ヘタな造りによって生まれる(であろう)ヨーグルトを真夏に常温放置して1ヶ月たったような容器のふちの匂い+いや〜なくどいアミノ酸たっぷりの意)
6号酵母+秋田酒こまちの底力!ライトにするするっと飲めるタイプに仕上げています。しかも安い! 四合瓶で1000円出してお釣りがくるという。あまりに安いので酒屋さん泣かせとも。
天洋酒店さんの『市販酒品評会』(←すごいまっとうな品評会!)でも、評価が高かったという→佐藤祐輔さんblog
そしてこちらは『赤ヤマユ』
こちらは甘さも酸味も厚みがあるジューシィタイプ。でも、重くない。造り手の年代で味の方向が出ますね。
若き農大の学生、勇人くんも飲んだという。
料理通信1月号はジェネレーションで飲み分けるという特集。さすが!と思った切口です。
『2011年、知らなきゃいけない自然派ワイン、日本ワイン、日本酒は、コレだ!
家飲みも外飲みもこの1冊がバイブルです』
気に入っているお鍋。具を用意し、つゆを作って、スタンバイ。好きな素材を少しずつ入れては、薬味をつけて、つまみ的に楽しむという。寄せ鍋とはまた違う個性がわかる小鍋仕立て。しかも超スピーディ、超easy(笑)
マカイバリ@plain people
December 22, 2010青山のplain peopleでマカイバリ紅茶を販売する石井道子さんの話を聞く会がありました。ナチュラルなスイートも一緒。
マカイバリ紅茶は私が毎朝、一番に飲むお茶です→2009april*blog
マカイバリ紅茶を販売していますが、紅茶は味わってみなくちゃわからない。そこでデザイナーのジャンさんが試飲イベントを開いたのです。石井さん指導のもと、紅茶をいれるスタッフ。
石井さんの話を聞きながら味わいました。ダージリン・マカイバリ茶園は「自然との調和」を理念に30年以上、化学肥料、農薬を一切使わわず茶葉を栽培。もちろんall手摘み。フェアトレードにも力が入ってます。
インドの伝統的な木版プリントの袋に入ったヴィンテージ・マスカテル。
夏摘みの説明が入った裏ラベル。
中身はアルミ袋に。プリント柄は色違いもあります。
お菓子はGAIAよりTANTO矢島さん手作りのオーガニックスイーツ。卵・乳製品・白砂糖不使用。やさしいおいしさ同士。(→彼女は私の出版社時代、編集アルバイトにきてくれたことが。10年以上たって、またこうして近いところにいるのが面白い)
…と、plain peopleがカフェではないかと思った方へ。ファッションブランドです。店長!お写真HPから拝借しました。
すでに春のコレクションが…。
特別紹介。旅立った三郎くん。
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オテル ドゥ ミクニのオーナーシェフ三國清三さんは昔からマカイバリのファン!
●ミクニゴーゴーゴー! で石井さん親子の詳しい紹介あり。
10月に飲んだもの記録その2
December 20, 2010「日本酒の日」フェアが新丸ビルの7階、丸の内ハウスで開催されていました。10月6日の夜に行ったらこのような美酒一升瓶がズラズラ〜★とテーブルに(撮影するといったらハウス中のお酒を集めてくれたのでありますが)
「さあ、どれからいきますか〜。これから?(笑)」と瓶を差し出すmus mus佐藤としひろさん。なんたるちあ〜さんたるちあな状態(なんじゃそりゃ)。
すごいのがありすぎても人間、迷うものです。
あの○○○、いや、知らないあの○○○…
3秒ほど(それだけかっ)悩んだ末に、口あけは、やっぱりあのあれ!をいただきました(幸せ)
ラインナップの一部を紹介
安定した美味しさを感じる九平次。「日本酒ダメなんですぅ」という人を開眼させるにはバッチリな1本。飲ませると「なんですかっこれ日本酒ですか!?水みたい!」とクイクイ飲み干す現場を何度もみています。いわば”日本酒嫌いを返上する酒”。きれいなのに味の層あり。炭濾過バンババンした薄い酒とは異なります。蔵の清潔感も伝わってきます。
田酒の純米大吟醸!
宝剣の純米吟醸!
磯自慢の特選!
さて、どれをいただいたでしょう。はたまた拡大写真にはないあの酒か。ぷふふ。
じつは出張帰りでハラペコ到着。
今宵のmus mus野菜。蒸す蒸すした野菜をいただいてから
近藤けいこさんの無農薬生姜、サツマイモを菜種油で揚げた天ぷら。
油揚げの味噌漬け焼き、ネギの塩炒め。
左は牡蠣ごはん。右は初めて見ました。小指の先ほどの小さな小さな牡蠣の塩辛。広島の「かなわ」の社長さんが来店中で、牡蠣もいろいろあることを教わりました。
かなわの社長さん熱く語るため顔ぶれぶれ。服部先生と玉田泉さん、佐藤さん。こちらもぶれてますが。
おいしい日本酒がちょっぴりあれば、その日が幸せにしめくくれます!
*この日のラインナップは「日本酒フェア」の銘柄です。
mus musは定番のお酒のほかに、おぉ〜っという酒もあり。この時は白瀑 純米にごり生酒「ど黒 」も! ○白瀑さん蔵訪問
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●近藤けいこさん情報!
けいこさんとお姉さん。けいこさんの段ボールが新しくなりました。
今までは近所のスーパーでもらってきたバナナの箱でした…。
10月に飲んだもの記録その1
December 19, 2010ある晩のおつまみ。いかごろ丸干し、自家製のちりめん山椒と、山葵の茎の醤油漬け。こんな何でもないつまみがおいしい。
柿太水産の逸品です!
グリルも大活躍した季節。
ブルゴーニュに行く前に予習。AMIOT SERVELLE!
これは9月末だった。広島からオコノミタロウさんが上京。ウナギさんも勉強兼ねて日本酒三昧。
トップバッターは王祿と喜久醉。↑RICE BURNERウナギさんです。
らっきょうの塩漬けと味噌漬け。
オコノミタロウさんが愛する賀茂金秀。そして七田!
十四代の本丸。そして而今。キレイ系いきます。
引き続き而今。
きたよ〜濃い系。と、お勉強はまだまだつづく。
オコノミタロウさんとウナギさん2ショット。
もくもくと仕事するとおるさん。お酒はお店が終わったあとの作業が重要。酸化しないよう詰め替えしたり、味をみて温度帯を変えた冷蔵庫へ収納するのです。「酒は育てるもの」 byとおるさん
ありがとうございました!
おうち飲み! 敦巳さんが作ってくれたサンマ寿司。そして新政の85%
開運の木桶貯蔵! OKE’ 09 濃醇な味わい。
お鍋にしました。杜氏、山口竜馬さんの渾身の作.プロデュースby山中酒の店で販売!
桶貯蔵に85%など、
特徴的なお酒がいろいろ出てきました!
ちょっと三重県へ。
スタバでお茶を買って乗車。
近鉄乗り換え〜。
とある庁舎のセルフカフェ。おしぼり入れの意外な使い方。カップウォーマーとして。ただ、扉が閉まっているとカップのありかがわかりにくいす。
おかげ横丁付近。塩バニラに、味噌ソフトと、ほ〜。
移動してgo go静岡へ!
大にぎわい!日本酒の日
誰も知合いはいないとおもいきや、RLの某氏。
新婚さん♥ 開運の美人!お嫁さんです〜。
せっかくなので一緒に撮影してもらいました。パパとも。
新婚♥若旦那。
スペシャル磯自慢登場!
すくっていれてくれるという。
いいな〜「海藻ラベル」白隠正宗の高嶋くん。
せりざわファミリー。静岡県地酒祭でも会いました!かわいい日本酒キッズ。
しょうせつ〜♪ ぽんしゅが最高!
正雪の弟さんは Mystic Waters「日本酒(ぽん)酒が最高!」のドラマー!ここで→聴けます♪姿も
ホテル特製おもしろ料理もいろいろ。
臥龍梅さん、法被裏面に注目。
杉錦さん
杉井酒造の杉井均乃介さんです。
●2010 June 5 杉井酒造蔵訪問 blog
そしてホテル特製料理。珍味もいろいろ。チケット1枚は500円。
などなど。
そして、カワリダネ、森本酒造さん!
おもしろすぎる!
じっくり読んでみてください。
喜久醉の青島孝さん。東京都押上の日本酒バー・酒庵 酔香さん。
珍味をあらためて紹介。カツオの酒盗、イカの塩辛。
閉会の挨拶をする初亀・橋本謹嗣さん。穏やかなお人柄。お話がとっても上手です。
酒造組合事務局の小澤康弘さんたちとパチリ
静岡県育成酒米新品種「誉富士」を開発した静岡県農林技術研究所栽培技術部・宮田祐二さんも。高嶋くんが入ると小さくみえます。みんな。
静岡県は酒力が確か。美酒揃い!を実感。
久しぶりにこだまに乗車。終電まで時間があったので
駅構内の居酒屋さんに。富士山静岡鍋!? 鍋がタジン鍋風。
背中にメッセージが! 店名物の「静岡割」は静岡の緑茶で割った焼酎とか。富士山におでんに緑茶に黒はんぺんに、静岡名物はいろいろあるを実感した夜。
富久長100年
December 17, 201010月2日。広島県の蔵元「富久長100周年」を祝う会がありました。
スタンダードのラインナップに加え、1985年の古酒も!
こちらのお店の名物酒となった「とおるスペシャル」ラベルは杜氏の今田美穂さん!
発起人ひるちゃんこと比留間深雪嬢がメッセージボードを用意。皆でサイン。
とおるさんに引き続き、お母さん。そこに、おばあさんのイラストを追加する息子。
「………。」 (右)苦楽をともにした3人記念ショット!
そしてひるちゃんがサイン!ふたりは同い年です。
そしてワタクシも同い年〜。お店の入口に富久長の古い看板を飾りました。
今宵のお品書き
ベスベさんに発注した花束!美穂さんのイメージで。
ポンポンダリア、トルコキキョウ、スカビオサ、コスモス、ヘデラベリー、ミント、アジサイ、エノコログサと、各種入ってボリュームいっぱい。
はじまりはじまり★ 挨拶する美穂さん。
みんながお祝いを!
塩らっきょうと栗の渋皮煮。
お祝いメッセージ。ご親族のかたも参加。
メインディッシュは天然鯛のしゃぶしゃぶ。
柑橘果汁もたっぷり用意。
巽醤油です。こちらの蔵元さんも参加。いい醤油があるとなお楽しい!お野菜もたっぷり用意!
富久長でニッコリの女子。美穂さんは女子ファン多しです。
お酒は売るほど、ある。
そして鯛ごはん! 部室で使うようなお鍋が登場。
鍋炊きご飯ならではのおこげも!食べてみると炊飯器よりもおいしい。ふーむ。(右)梅酢でさくっともんだ野菜の浅漬け。
今田周三さんでーす!
珍しくマイクを持ったとおるさん。富久長100年ありがとうございました。家業が自分の代で100年記念というのはめったにない偶然。
美穂さん、今季のつくりもがんばってくださいね!
●今田酒造 富久長
復活栽培している「八反草」。広島八反系のルーツの酒米。この米を使った酒は世界中で富久長だけ!
八反草のお酒
氷見の宝もの
December 16, 2010氷見の話地元の宝もの紹介もれで続きです。この風景は鎧高さんに案内してもらったhimming の2階から。
加藤チャコさんのスローアートを開催中。himmingだからか、作品は〜ing!? まだ未完成。
himmingの建物は、醤油屋さんの蔵だったとか。
未完成ってどういうこと? アーティストの加藤チャコさんHPより「私が下書をして氷見のみなさんに託してきた、草のドローイングによる壁絵作品の制作過程がブログで閲覧できます。アート系の学生さんから漁師のおじさん達まで、地元の方々の底力で着々と制作が続けられています。息の長い、細かい仕事です。いやはや本当に感激です」
チャコさんが下書きをし、完成させるのは地元の皆さんというわけです。
下書きされた絵にそってピンを立て、草をまきつけていきます。絵は氷見の風景。
絵の具ならぬ、画材はこの草! 壁面いっぱいのアートになる予定。
お題は『草と花の氷見』なるほど。
himmingにはカフェスペースも。地元の麩屋さんとコラボしたスイーツ。
醤油蔵の面影が残ります。そして町へ。
藤子不二雄A先生の出身地とあって
にんにんにも会える〜。
民家を改造したというかわいいアクセサリーやさんeMu.
ボッシーニグッズも製作。
にんにんとは違う世界も着実に。
そして前回も行った、フィッシャーマンズワーフ海鮮館
魚だけじゃなくてお餅やさんも。前回2009も買ったアンコが入っていない、まったく甘くない豆餅。できたてやわやわ。行動が変わらん。
もちろん魚三昧!
イキのいい日本海の幸!あっ川の幸、鮎もいる。
お刺身も充実しているのは便利。醤油が20円で売っている!すぐ食べられますわ。
焼き魚もあった。いたれりつくせり。人気の理由わかります。
漁港の前を通り、町歩き(人通りはほとんどありません)。とあるレストランの前で目が止まる。
ややっ
随分詳しい〜情報が! プライスカードの上に料理内容が箇条書きに!氷見うどん定食、地元自給率高し!
そしてミートソース!
「ボルカノスパゲティ」知らんなあ、と思ったら下の段に「昔懐かしい太麺」と。なるほど。そして「デミグラ、トマトソース、ケチャップをブレンドしたコクのあるソース」ふむ。650円。安っ。
興奮してガラスにぺたりと張り付き(怪しいですよ。まったく。人がいないのをいいことに)撮影していたら同行の鎧高さんが「あ〜、こんにちは!」と声を出す。出前から戻ったお店のご主人が!
こんにちはっ! 「面白いので撮らせていただきました!」正直に言う。笑ってくれました。地元をとことん愛するごよしだや本店主人です。氷見に行ったらぜひどうぞ!
(左)カツ定食。(右)コーヒー。ただのカツ定食ちゃいまんよ。ただのコーヒーちゃいまんのよ…がよくわかります。
信号待ちした車からふと角の店を見ると「ぶり」看板!
情報出すのは大事です。ナニ売ってるかわかりますからね。
鎧高さんが是非!というお麩やさんへ。
「ふ」大館屋さんです。麩がずら〜り。
上品な奥さま。
生麩もあります。
ベーグルじゃありません。車麩の端っこ。ベリーキュートです。そしてごま麩も。お麩大好き!氷見の宝いろいろ。
対面からhimmingを望む。柿太水産の皆さんありがとう。
柿太の加工場。3匹のイワシのモニュメントが目印。
もちろんイワシの種類が違います!
サカナくんさんも!
江戸蕎麦手打処 あさだ
December 14, 2010浅草橋にほど近い鳥越の伊勢宇本店・若旦那こと宮澤さんが「お客さんのお蕎麦屋さんで、おいしい店があるんです」と誘われてGO。お蕎麦大好き!穀物好きです。
江戸蕎麦手打処あさだ
定番メニューのほかに、本日のお品書き!そそられる文字ずらり。旬の野菜料理、嬉しい。冷酒1合、燗酒1合のラインナップもへ〜ほぉ、そお!
ぜんまいの白あえ。よござんすね。まず初めにはこういう料理がよござんす!
こちらは定番メニュー。
そしてお蕎麦のメニュー。頭の中で組み立てが始まる。
若旦那が納品しているという郷の誉「山桜桃」。一世を風靡した銘酒です。久しぶりにいただきました。お蕎麦を胡麻油でカラリと揚げた「揚げ蕎麦」カリポリおいしい。
蕎麦屋の定番、焼き味噌は「あさだ味噌杉板焼き」。しゃもじよりずっと清潔感あって香ばしい。そして旬の新サンマの刺身。添えてあるものが凝ってます。
こちらが伊勢宇本店の若旦那。あさだの若旦那とパパ友なんだとか。
サンマに添えられていた菊の花の寒天寄せ。美しい〜!おいしい! う〜む。ただものではないよ。こちらの若旦那。
大好きな蕎麦がき。蕎麦の味が違います!こちらで石臼碾きでそうですかあ。そしてあさだの若旦那・九代目の粕谷育功さん。笑顔が素敵。料理もいい、お酒もいい、人柄もいい!
蕎麦の実。なめこも入ってとろ〜り、アツアツあん状態。燗酒に最高。
日本酒の定番メニュー。選べるお酒がいろいろ揃ってます。
つけ汁がおいしくて嬉しい。
そして「鮎の山椒煮」好きなんですが、甘すぎるのは苦手です。買ってきたものを出すケースもあるので、若旦那に失礼を承知でいかなる山椒煮か聞いたところ、ご自身でたいたものという。そして甘すぎるのは苦手という。さっそく注文してテーブルに届いたものは!
美しい!包丁のエッヂまでも美しい。若旦那、ただものじゃない!
牛蒡と舞茸の天ぷら。カリッ!ジュワ!香ばしい。お蕎麦屋さんの域を越えてます。料亭の味。若旦那っていったい!?
宮澤さんが頼んだ鍋焼きうどん。かけそば。潔いです。
あさださんのお酒冷蔵庫。お酒はときどきで変わります。
料理通信1月号で「あさだ」さんのお酒選びの考え方についての紹介あり。必読の書!
甘味も手を抜いてません。
粕谷さんです。ただものではない…と経歴を聞いたら、あの「青柳」で修行したそうです。どおりでっ。(右)甘味の品書き。そそられる書です。こんな字さらっと書けたらな。
味のある絵とお店の案内。メニューの文字もみな良いです。これも聞けば、お父上がすべて書かれているという。絵も字も達者!すごいです。8代目。
こちらも父画伯によるという。
●江戸蕎麦手打処あさだ
東京都台東区浅草橋2-29-11 TEL03-3851-5412
JR総武線浅草橋駅東口 徒歩3分
地下鉄都営浅草線浅草橋駅A4出口 徒歩2分___________________________
伊勢宇本店 若旦那の名刺です。こんな品揃え。blog 『飲むならやっぱり旨い酒!』
まだつづく(笑)_______
11月2日。料理通信の八木さんと曽根さんと再訪!
きぬかつぎ〜。八木さん。
青菜と油揚げの煮びたし。白焼き。
小柱と野菜のかきあげ。「開運」ひやおろし。
しめさば。
蕎麦のからすみあえ!!!
白海老、はぜの天ぷら。
温かいお蕎麦2種。
お蕎麦。iphoneのカメラでは限界あり…。もっと美しい色あいです。
デザート。(右)曽根さん、若旦那、八木さん。この続きは『料理通信 1月号』を。
九頭龍の「お燗酒用大吟醸」初めてみました。
季節毎に通いたくなるあさださんです!
柿太水産でお月見BBQ
December 13, 2010というわけでひとつ前の続き。柿太水産のへなちょこ店長こと、せっちゃんです。駐車場に飛んできてくれました。『純米酒BOOK』を手に。その後、取材に突入。かっこいいロングのエプロンは「ボッシーニ」ロゴ入オリジナル新製品という。Tシャツも背中にロゴ入。
取材と同時に進行していたのはBBQ!今宵は氷見を愛する(濃い)メンバーが集まるとのこと。そこに便乗!?
BBQは室内で(雨の心配なし)。無農薬のお野菜も準備されていました。
カラフル野菜もBBQ要員。
満月の夜で、お月見準備。もちろん製品の煮干しも!
お団子も。煮干しは輝くシルバー色!
サツマイモご飯。(右)富山のゴッドマザーこと物産地酒アドバイザーの大谷洋子さん(この日、自分の田んぼの稲刈りを)。
柿太ぬかイワシは朝日新聞のボンマルシェでも紹介しました。
なんと! せっちゃんのお友達の鎧高さんです。編集者時代に手がけた雑誌『心地いい暮らしがしたい』シリーズずらり。「シリーズの大ファンがいる!」とせっちゃんから聞いていましたが、鎧高さん本当に全種類を持っていました。証拠に!?ご持参くださったのです。重版した改訂版まで(すなわち同じ号2冊)まで持っていたのには恐れいりました。というわけで2ショット。ありがたいことです。しかもとってもきれいに保存(涙)
せっちゃんパパ。マサナリさん。重たい石もひょいひょい。イワシに愛♥をいっぱい感じました。
せっちゃんファミリーとお仲間プラスが集まって。(右)説明用の「煮干しの出来るまで」ボード。わかりやすい!
お料理大好き。宴会大好きの柿太一家!三世代。
お母さんは料理上手!自慢の煮干しを使った極上田作り。煮物。
キンピラごぼうも煮干し入り! 里芋の茎の梅酢漬け。さっぱり爽やか!
富山県庁の櫻井さんも駆けつけてくれました。
●櫻井課長にお世話になった富山視察→ 廻る富山湾でエチオピアの話200901
自慢のカマスも〜。舟盛りも〜。
すっごい舟盛り。記念に撮影(笑)富山の海の幸三昧。
なんと地ビールがビールサーバーで。せっちゃんのお姉さんのあつこさん。
せっちゃんのお嬢さん、つーさん。
富山といったら「満寿泉」。純米大吟醸!
「AKEBONO」を持つ大谷さん。そしてマサナリ氏と乾杯。
ボッシーノTシャツで勢揃い。
イカに味噌をつけて焼くとおいしいと(味噌もマサナリさん製作)。富山の塩。
パチパチ。
自慢の煮干しと自慢の味噌。
氷見を愛するメンバーでわいわい。
せっちゃんの息子TOKIOくん。飲んでいるのは「お〜っとっとっと」
うわ〜〜っ。初めて見ました!
こどもの晩酌 サイダー
「おちょこで飲もう」だって。
香りをかいだら、私の苦手な ”香り系の日本酒”のにおい。よくできてます。もちろん日本酒は入っていません〜。アルコールフリー。
今宵はお月見。おばあちゃんとお孫さんで詩吟を。
つーさん。氷見の子はすごいな。真似する大人。飲んだあとは危険です。体重も考えよう。
氷見をどうするか!新聞社各社の方も集まってワイワイにぎやか。ここは氷見のコミュニティ!だった。
煮干しを干す部屋にご案内いただきました。ふる〜い木の壁に描かれた絵は
仕事中の両親の横で絵を描いて待って遊んでいたという。(左)せっちゃんとあつこさんの落書き。(右)その20数年後。つーさんとTOKIOくんの落書き。「私の絵にはご飯茶碗が多かった」とせっちゃん(爆)
なぜかmus musのコンタさんも(笑)大谷さんの稲刈り要員だったという。
夜もふけて自己紹介タイム。燗酒の時間。「睡龍」の瓶燗! 糠漬けイワシの炙ったのとあいます。
お刺身した後の骨状態の平目と鯛が焼かれるの図。その後、これらはお汁になって登場。(右)氷見市は藤子不ニ雄A先生の出身地。役場の職員さんは皆、描ける(らしい)。
せっちゃんは煮干しを広める「ボッシーニ」運動をしています。12月にボッシーニお楽しみ袋発売開始♪
(写真はブログから拝借。楽しい「ボッシーニ」詰め合わせ。こうこなくっちゃね!)
○affを紹介してくれたせっちゃんblog(マサナリ氏そうだったのか)
柿太水産の糠漬けイワシ
December 11, 2010ずっしり。
これはイワシの入った樽。
柿太水産さんの糠漬けイワシの取材へ。
aff お宝!日本の「郷土」食 5 富山県氷見市
『地魚+伝統の発酵技 糠漬けイワシ』
加工場の一角にずらり並んだ木桶。中身はすべてカタクチイワシの糠漬けです。「寒中になると、イワシの身がしまる」という柿太水産社長の柿谷正成さん。
自分の分身のように大切にしています。糠漬けは発酵するとガスが出るため、漬かり初めは重石がごろごろ落ちるとか。それを拾っては載せ、落ちては拾ってを繰り返すこと数十回。
発酵が落ち着くと、水分が上がり、脂が浮いてきます。蒸発する水分の補充は海洋深層水を使い、脂は丁寧にすくう。こうして手をかけながら、3〜6 カ月熟成させ、夏の盛りに食べ頃に。良質のイワシと塩の力で、じっくり、ゆっくり。「上がってきた汁がまたうまい!」と正成さん。
お奨めの食べ方を尋ねると「糠ごと炙って三杯酢が万人うけするがな、わしは糠を落として生で食べるのがおいしいな」
糠ごと焼いて表面クリスピーに香ばしくするのもまたうまし!
糠ごと炙ると表面カリッと香ばしく、中はジュワッと塩けがきいた複雑なうまさが広がります。これには純米酒の燗酒ぴったり!
1尾あれば1合いけるうま味。
6代目政希子さんと5代目正成さんです。詳しくはaffを。そして夜、BBQ宴会と月見の会へ突入! つづく
○柿太水産
富山県氷見市北大町3-37
TEL.0766-74-0025
●2009年1月末 仕込み時期に行った時の話
●2010年6月 せっちゃん上京